JP5485773B2 - 電球形ランプ及び照明装置 - Google Patents
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Description
このような場合、放熱性を向上させるためには、ヒートシンクのサイズを大きく、つまり、基板を載置している外郭部材等を大きくし、熱容量を高める必要があるが、外郭部材等を大きくすると、照明装置としての小型化・軽量化が困難となる。
さらに、回路格納部材と、ヒートシンク及び熱伝導部材との間に存在する空気層は、ヒートシンクの内面全体と回路格納部材との間に存在しても良いし、ヒートシンクの内面の一部と回路格納部材との間に存在しても良いし、同様に、熱伝導部材の裏面全体と回路格納部材との間に存在しても良いし、熱伝導部材の裏面の一部と回路格納部材との間に存在しても良い。
<第1の実施の形態>
1.構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電球形ランプの縦断面図である。図2は、図1のX−X線における断面を矢印方向から見た図である。
(1)LEDモジュール3
図3は、LEDモジュールの断面図である。
(2)載置部材5
載置部材5は、LEDモジュール3を装着すると共に、後述の筒状をしたケース7の他端を塞いでいる。載置部材5は、図1及び図2に示すように、例えば円盤状をし、ケース7の他端に内嵌され、ケース7の外部側(図1では、上側である。)に位置する面(この面を表面とする。)にLEDモジュール3が装着されている。ここでは、ケース7が円筒状をしているため、載置部材5は円盤状をしている。
(3)ケース7
ケース7は、図1に示すような筒状をし、他端から一端にかけて徐々に外径が小さくなっており、他端に上記の載置部材5が取着され、一端に口金部材15が設けられている。ケース7は、内部に回路ホルダ13を収納し、この回路ホルダ13内に点灯回路11が保持(格納)されている。
筒壁39は、筒壁39の中心軸に沿って移動しても内径が略一定なストレート部45と、中心軸に沿って移動した(他端から一端に移動した)ときに、内径が徐々に小さくなるテーパ部47とを有している。
(4)回路ホルダ13
回路ホルダ13は、点灯回路11を内部に格納するためもので、ホルダ本体49と蓋体51とから構成され、蓋体51はホルダ本体49の格納口を塞いでいる。
なお、同図の(a)では、基板の装着方法が分かるように、基板に実装されている電子部品65等の図示は省略している。
具体的には、複数(2個以上、例えば、4個である。)の規制腕69a,69b,69c,69dと、複数(2個以上、例えば、4個である。)の係止爪71a,71b,71c,71dとが、蓋体51の蓋部59から点灯回路11側へと突出するように、それぞれ設けられている。
(5)点灯回路11
点灯回路11は、口金部材15を介して供給される商業用電力を利用してLED19を点灯させる。点灯回路11は、基板63に実装されている複数の電子部品65,67等から構成され、例えば、整流・平滑回路、DC/DCコンバータ等から構成されている。なお、複数の電子部品の符号は、便宜上「65」と「67」で表している。
(6)グローブ9
グローブ9は、例えばドーム状をし、LEDモジュール3を被覆する状態で、ケース7等に設けられている。ここでは、グローブ9の開口側の端部37が、ケース7の内周と載置部材5の小径部33との間に挿入されて、その端面が大径部35に当接する状態で、ケース7と小径部33との間に配された接着剤(図示省略)によりグローブ9がケース7側に固着されている。
(7)口金部材15
口金部材15は、灯具のソケットに取着され、このソケットから給電を受けるためのもので、ここでは、エジソン式の口金部73と、当該口金部73の開口側の端部から径方向の外方に延出する鍔部75とを有している。なお、図1では、点灯回路11と口金部73とを電気的に接続する接続線の図示は省略している。
2.組立
図5は、第1の実施の形態に係るLED電球の組み立て方法を説明する図である。
3.熱特性
(1)伝熱性
第1の実施の形態に係るLED電球1では、LEDモジュール3が点灯(発光)したときに、LEDモジュール3に発生した熱は、当該LEDモジュール3から載置部材5へと伝わり、さらに、載置部材5からケース)7へと伝わる。
具体的には、載置部材とケースとの接触面積及びLEDモジュールと載置部材との接触面積を一定にして、載置部材におけるLEDモジュールの載置面における厚みの異なるLED電球を製作して(図6(a)参照。)、投入電力を変化させたときのLEDの温度(ジャンクション温度)を測定した。
試験に用いた載置部材は、外径(同図の(a)の「c」である。)が直径38(mm)の円盤状をし、その材質はアルミニウムである。また、試験に用いたケースは、載置部材が組み込まれる部分の内径が38(mm)、外径が40(mm)、その肉厚が1(mm)、包絡体積が約42(cc)であり、その材質はアルミニウムである。
上記構成のLED電球を点灯させたときのLEDの温度は、図6の(b)に示すように、載置部材5の厚みbに関係なく、すべての載置部材5の厚みで、投入電力の増加に伴って増加する傾向にあるのが分かる。なお、試験に用いたLED電球で想定されている実投入電力範囲は、4(W)〜8(W)である。
以上のことから、載置部材5の厚みは、装置としての軽量化を図る観点からは、なるべく薄い方が好ましい(厚みについては後述する。)。
(2)放熱性
第1の実施の形態に係るLED電球では、LEDモジュールが点灯(発光)したときに、LEDモジュールに発生した熱は、当該LEDモジュールから載置部材へと伝わり、さらに、載置部材からケースへと伝わり、ケースから外気へと放熱される。
試験では、所定の投入電力(2種類)でLED電球を点灯させた際のLEDモジュールのLEDの温度(ジャンクション:Tj)を測定して評価している。
図7では、投入電力が6(W)で点灯させた場合、4(W)で点灯させた場合とも、投入電力に関係なく、接触面積の比S1/S2が大きくなるに従って、LEDの温度が低くなっているのが分かる。
以上のことから、放熱特性は、接触面積の比S1/S2が0.5以上であることが好ましく(LEDモジュールの発熱に対し、載置部材に十分なキャパシティがある場合である。)、1.0以上であることがより好ましい(LEDモジュールの発熱に対し、載置部材に十分なキャパシティがない場合である。)と言える。
なお、接触面積の比S1/S2を1.1以上にするのが好ましいが、載置部材の小型化、そしてLED電球の装置自体の軽量化を考慮すると、接触面積の比S1/S2を3.0以下とするのが好ましく、2.5以下とするのがより好ましく、そして、さらに軽量化したい場合は、接触面積の比S1/S2を2.2以下とするのが好ましい。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、LEDモジュール3から発せられた熱を載置部材5からケース7へと伝え、ケース7に伝わった熱の大部分が外気へと放出され、ケース7に伝わった熱の一部がケース7内の空気へ伝わり、空気に蓄熱されている。
第2の実施の形態に係るLED電球101は、第1の実施の形態に係るLED電球1の構成に対してケースと回路ホルダの構成が異なり、それ以外の構成と略同じである。したがって、第1の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を使用し、また、その説明を省略する。
なお、ケース103に通気孔107a,109a等を形成することで、点灯回路11を構成している電子部品・基板等に水分が付着するおそれが生じるため、回路ホルダ105の内部は、密閉状態に保持されている。
<その他>
1.載置部材
(1)位置決め
第1の実施の形態では、載置部材のケースに装着する際の載置部材のケースに対する位置決めは、ケース内周面に設けられたストッパーにより行っていたが、他の方法で載置部材の位置決めを行っても良い。
なお、ここでも、第1の実施の形態に係るLED電球1の構成と同じ構成については、同じ符号を使用し、また、その説明を省略する。
そして、載置部材5のケース211への組込みの際に、ケース211内で載置部材5が圧入されていくと、やがて、載置部材5の圧入方向に位置する端縁5aがストレート部213の終点位置、つまり、テーパ部215の開始位置に達し、載置部材5の進入が止まる。これにより、ケース211内の所定位置に載置部材5が位置決めされる。
なお、ここでも、第1の実施の形態に係るLED電球1の構成と同じ構成については、同じ符号を使用し、また、その説明を省略する。
なお、図11は、本変形例の特徴部分を示したものであり、第1の実施の形態に係るLED電球1の構成と基本的に同じ構成部分についての説明を省略する。
LED電球270は、LEDモジュール271、載置部材272、ケース273、点灯回路(図示省略)、回路ホルダ274、グローブ275、口金部材15(仮想線で一部図示)を備える他、外嵌部材276、連結部材277を備える。
載置部材272の外周は、大径部272cと小径部272dとを有する段状をしており、大径部272cがケース273の内周面273aに当接し、小径部272dとケース273の内周面273aとの間に形成されている空間に、第1の実施の形態と同様に、グローブ275の開口側の端部275aが挿入され、接着剤282等により固着されている。
上記図11で示した変形例では、回路ホルダ274を構成する筒体280と蓋体281とが筒体280の中心軸方向(蓋体281の筒体280への挿入方向である。)に移動自在に取着され、蓋体281が載置部材272に連結部材277により連結されている。
図12〜図16に記載の変形例では、上記の変形例と同様に、回路ホルダ291を構成する筒体295と蓋体297とが固定状態で直接取着され、蓋体297が載置部材293に対して筒体295の中心軸方向に移動自在に取着している。
回路ホルダ291は、上記実施の形態や変形例と同様に、筒体295と蓋体297とを備える。
本体部315の他端には、回路ホルダ291内に格納されている点灯回路(11)とLEDモジュール361とを接続する給電路(31)を外部に引き出すと共に引き出された給電路(31)の位置決めをする導出部321が形成されている。ここでは、導出部321は、本体部315の周縁から中心軸方向に突出する一対の突出部321a,321bにより構成されている。
まず、図15を使って説明する。
最初に、点灯回路(11)を回路ホルダ291の内部に格納し、回路ホルダ291の蓋体297を載置部材293の内部へと挿入して、回路ホルダ291と載置部材293とを装着する。
載置部材293及び回路ホルダ291がケース296に格納され、絶縁リング355及び口金353が装着されたものに対し、LEDモジュール361、端子部材363,363、押さえ部材365を順次装着する。
端子部材363は、基板367上における封止体369が形成されていない領域であって、端子部371が形成されている側の辺(封止体369の長辺である。)に沿って延伸している領域を押圧すると共に、端子部371と電気的に接触する。
押さえ部材365は、平面視円形状の平板により構成され、その中央部にLEDモジュール361の封止体369に対応して矩形状の開口373を有し、また、端子部材363に対応する領域は、載置部材293に装着される領域よりも高く(載置部材293から離れている。)なっており、基板367上に配される端子部材363を押さえるようになっている。なお、押さえ部材365の載置部材293への装着は、ネジ375により行われる。
(2)形状
第1の実施の形態では、載置部材5は、円盤状をし、外径の異なる小径部33と大径部35と有する。しかしながら、本願発明に係る載置部材は、第1の実施の形態に係る載置部材5の形状に限定するものではない。
図17は、円盤状の載置部材の変形例を示す図である。
なお、ここでも、第1の実施の形態に係るLED電球1の構成と同じ構成については、同じ符号を使用し、また、その説明を省略する。
本例では、第1の実施の形態の載置部材5と異なり、上記の載置部材413と同様に、載置部材423の裏面が厚み方向に凹入する形状(この凹入している部分を凹部427としている。)となっている。これにより、LEDモジュール3からの熱をケース7側に伝導させる機能を低下させずに、載置部材303と比べて軽量化を図ることができる。なお、この載置部材323を備えるLED電球を、符号「421」として図示している。
なお、ここでも、第1の実施の形態に係るLED電球1の構成と同じ構成については、同じ符号を使用し、また、その説明を省略する。
図19は、板材から製作された載置部材の他の例を示す図である。
2.ケース
第1の実施の形態において、ケース7における載置部材5が挿入する部分の形状は、ストレート状をしていたが、他の形状であっても良い。
ケース501,511,521,531は、同図の(a),(b),(c),(d)に示すように、グローブ側が拡がるラッパ状をしている。
ケース501,511,521の内周面505,517,525と、載置部材503の外周面とは、互いに対応した形状をし、ケース501,511,521の内径と、載置部材503の外径とが一致するところで、載置部材503,513が位置決めされる。
ケース511,521は、同図の(a)に示すケース401と、基本的に同じ構造を有しているが、図9で説明した、載置部材の抜け防止用の張出部515や表側ストッパー523を有する。張出部515はケース511の内面517から二等辺三角状に突出してなり、表側ストッパー523は、ケース521の内面525から、載置部材503の上面に当接する辺を有する三角状に突出してなる。
3.ケースと載置部材との関係
(1)装着(結合)方法
第1の実施の形態において、載置部材5のケース7への装着は、載置部材5をケース7の内部へと圧入することで行っていたが、載置部材やケースの形状を変更して、他の方法で両者を結合させても良い。
同図に示すLED電球541は、第1の実施の形態と同様な、LEDモジュール3、載置部材542、ケース543、グローブ9、点灯回路(11)、回路ホルダ(13)、口金部材(15)を備える。
0.5 ≦ S1/S2
の関係を満している。
同図に示すLED電球551は、第1の実施の形態と同様な、LEDモジュール3、載置部材552、ケース553、グローブ9、点灯回路(11)、回路ホルダ(13)、口金部材(15)を備える。
(2)厚み
実施の形態では、載置部材とケースとの厚みの関係について特に説明しなかったが、載置部材におけるLEDモジュールを搭載する領域部分の厚みの方が、ケースの厚みよりも厚いことが好ましい。これは、載置部材におけるLEDモジュールを搭載する領域部分の機能と、ケースの機能との相違により生じる。
4.LEDモジュールとケースとの位置関係
第1の実施の形態では、LEDモジュール3の基板17のLED実装面が、例えば、図1に示すように、ケース7の載置部材5側の端面よりも内側(口金部材15がある側である。)に位置している。
同図に示すLED電球601は、第1の実施の形態と同様に、LEDモジュール3、載置部材603、ケース7、グローブ9、点灯回路(11)、回路ホルダ(13)、口金部材(15)を備える。なお、図23では、点灯回路(11)、回路ホルダ(13)、口金部材(15)の図示を省略する。
同図に示すLED電球611は、LEDモジュール613,615、載置部材617、ケース7、グローブ9、点灯回路(11)、回路ホルダ(13)、口金部材(15)を備える。なお、図24でも、点灯回路(11)、回路ホルダ(13)、口金部材(15)の図示を省略する。
5.配光特性
上記の4.LEDモジュールとケースとの位置関係の項目では、LEDモジュール(LED実装面)とケースとの位置関係について説明したが、これに関連して、両者の位置関係を調整することでLED電球のビーム角を調整できる。
同図の(a)は、載置部材654におけるLEDモジュール653のLED実装面がケース655の端面からグローブ657の頂部側へと張り出している位置にあるLED電球651を示す。
同図の(b)は、載置部材664におけるLEDモジュール663の実装面がケース665の端面と略面一の位置にあるLED電球661を示す。
同図の(c)は、載置部材674におけるLEDモジュール673の実装面がケース675の端面から口金部材側(グローブ677の頂部と反対側)へと凹入しているLED電球671を示す。
6.口金部材
実施の形態では、口金部材15はEタイプの口金部77を有していたが、他のタイプ、例えば、GタイプやPタイプ等の口金部を有していても良い。
7.通気孔
第2の実施の形態では、ケース103のA領域及びB領域で、周方向に等間隔をおいて4個形成された通気孔107,109を有するLED電球101を説明した。これは、ケース103内の空気をケース外に流出させるものである。
8.照明装置
実施の形態等では、LED電球として半球状(正確には、半球状部と筒状部とからなる形状)のグローブ9を備えていたが、他の形状、具体的は、電球形蛍光ランプのグローブと同様に、所謂、A形、G型等の形状をしていても良いし、さらには、これらの形状と全く異なる形状であっても良い。
9.最後に
上記で説明したLED電球(例えば、第1の実施の形態に係るLED電球1である。)を光源とした照明装置の一例について説明する。
照明装置751は、LED電球1と照明器具753とを備え、ここでの照明器具753は、所謂、ダウンライト用照明器具である。
なお、本発明に係る照明装置は、上記ダウンライト用に限定するものでないのは言うまでもない。
3 LEDモジュール(発光モジュール)
5 載置部材(熱伝導部材)
7 ケース(ヒートシンク)
9 グローブ
11 点灯回路
13 回路ホルダ
15 口金部材(口金)
17 基板
19 LED(発光素子)
S1 載置部材とケースとの接触面積
S2 LEDモジュールの基板と載置部材との接触面積
Claims (14)
- 基板に発光素子が実装されてなる発光モジュールと、
前記発光素子の発光時の熱を放熱する筒状のヒートシンクと、
前記ヒートシンクの一端側に設けられた口金と、
前記発光モジュールを表面に搭載し且つ前記ヒートシンクの他端開口を塞いで前記発光時の熱を前記ヒートシンクに伝える熱伝導部材と、
前記口金を介して給電を受けて前記発光素子を発光させる回路と、
前記ヒートシンク内に配され且つ内部に前記回路を格納する回路格納部材と
を備え、
前記回路格納部材は、前記ヒートシンクに取着され、
前記熱伝導部材は、前記回路格納部材に連結され、
前記回路格納部材は、少なくとも他端が開口し且つ前記ヒートシンクに装着される本体部と、当該本体部の開口を塞ぎ且つ前記熱伝導部材と連結された蓋部とを有し、
前記熱伝導部材は、前記ヒートシンクの他端から挿入されることにより前記ヒートシンクに装着され、
前記回路格納部材の蓋部が、前記熱伝導部材の前記ヒートシンクへの挿入方向に移動可能に前記本体部に装着されている
ことを特徴とする電球形ランプ。 - 基板に発光素子が実装されてなる発光モジュールと、
前記発光素子の発光時の熱を放熱する筒状のヒートシンクと、
前記ヒートシンクの一端側に設けられた口金と、
前記発光モジュールを表面に搭載し且つ前記ヒートシンクの他端開口を塞いで前記発光時の熱を前記ヒートシンクに伝える熱伝導部材と、
前記口金を介して給電を受けて前記発光素子を発光させる回路と、
前記ヒートシンク内に配され且つ内部に前記回路を格納する回路格納部材と
を備え、
前記回路格納部材は、前記ヒートシンクに取着され、
前記熱伝導部材は、前記回路格納部材に連結され、
前記回路格納部材は、少なくとも他端が開口し且つ前記ヒートシンクに装着される本体部と、当該本体部の開口を塞ぐ蓋部とを有し、
前記熱伝導部材は、前記ヒートシンクの他端から挿入されることにより前記ヒートシンクに装着され、
前記回路格納部材の蓋部が、前記熱伝導部材の前記ヒートシンクへの挿入方向に移動可能であって前記挿入方向と直交する方向に移動が規制される状態で、前記熱伝導部材と連結されている
ことを特徴とする電球形ランプ。 - 前記熱伝導部材は凹部を表側に有し、当該凹部に前記発光モジュールの基板が配されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電球形ランプ。 - 前記熱伝導部材は、円盤状をし、その外周面が、前記ヒートシンクの内周面に全周に亘って接触している
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電球形ランプ。 - ヒートシンクの厚みが1mm以下である
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電球形ランプ。 - 前記熱伝導部材における前記基板と接触している部分の厚みが、前記基板の厚みに対し、1倍以上3倍以下の範囲内にある
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電球形ランプ。 - 前記熱伝導部材における前記発光モジュールを搭載する領域部分の厚みの方が、前記ヒートシンクの厚みよりも厚い
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電球形ランプ。 - 前記ヒートシンクに貫通孔を有する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電球形ランプ。 - 前記基板における前記発光素子を実装している面が、前記ヒートシンクの他端開口側の端縁のなす仮想端面に対して、前記口金と反対側に位置している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電球形ランプ。 - 前記熱伝導部材における少なくとも前記発光モジュールを搭載している面が、前記ヒートシンクの他端開口側の端縁のなす仮想端面に対して、前記口金と反対側に位置している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電球形ランプ。 - 前記基板における前記発光素子を実装している面が、前記ヒートシンクの他端開口側の端縁のなす仮想端面に対して、前記口金側に位置している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電球形ランプ。 - 前記熱伝導部材は凹部を有すると共に当該前記凹部に前記発光モジュールが搭載され、
前記熱伝導部材の前記発光モジュールを搭載している面が、前記ヒートシンクの他端開口側の端縁のなす仮想端面に対して、前記口金側に位置している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電球形ランプ。 - 前記凹部はその内周面に反射機能を有する
ことを特徴とする請求項12に記載の電球形ランプ。 - 電球形ランプと、当該電球形ランプを着脱自在に装着する照明器具とを備える照明装置において、
前記電球形ランプが請求項1から13のいずれか1項に記載の電球形ランプである
ことを特徴とする照明装置。
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