JP2016225029A - 光源ホルダー、光源ユニット、及び照明器具 - Google Patents

光源ホルダー、光源ユニット、及び照明器具 Download PDF

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拓未 富田
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Abstract

【課題】光源の発した熱を効果的に放散できる照明器具を提供する。【解決手段】光源ホルダー60は、光源設置部70と、電源収納部80とを備える。光源設置部70は、光源45が設置される設置部62を含む。電源収納部80には、電源部100が収納される。設置部62は、電源収納部80に対向するとともに、電源収納部80に対して所定間隔D1をあけて配置される。光源設置部70は、設置部62に対して段差Lを有する段差部72を含む。【選択図】図7

Description

本発明は、光源ホルダー、光源ユニット、及び照明器具に関する。
特許文献1に記載されたLEDランプは、光源としての複数のLED素子と、基板と、電源部とを備える。
特開2015−64947号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたLEDランプでは、1つの基板に、LED素子と電源部とが実装される。そして、電源部は熱を発する。従って、電源部は、LED素子が発した熱の放散を妨げる。その結果、LED素子の温度が大きく上昇する可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光源の発した熱を効果的に放散できる光源ホルダー、光源ユニット、及び照明器具を提供することにある。
本願に開示する光源ホルダーは、光源設置部と、電源収納部とを備える。光源設置部は、光源が設置される設置部を含む。電源収納部には、電源が収納される。前記設置部は、前記電源収納部に対向するとともに、前記電源収納部に対して所定間隔をあけて配置される。
本願に開示する光源ホルダーにおいて、前記光源設置部及び前記電源収納部のうちの少なくとも一方は、熱を放散する放熱部を含むことが好ましい。
本願に開示する光源ホルダーにおいて、前記光源設置部及び前記電源収納部のうちの少なくとも一方は、前記設置部に対して段差を有する段差部を含むことが好ましい。
本願に開示する光源ホルダーにおいて、前記電源収納部は、前記電源が収納される収納室と、気体を対流させる対流室とを含むことが好ましい。
本願に開示する光源ホルダーにおいて、前記電源収納部は、壁部を含むことが好ましい。前記設置部の厚みは、前記壁部の厚みよりも大きいことが好ましい。
本願に開示する光源ユニットは、上記光源ホルダーと、前記光源と、前記電源とを備える。
本願に開示する光源ユニットにおいて、前記電源は、電源電圧を前記光源に印加する電源回路と、前記電源回路が実装される基板とを含むことが好ましい。前記基板は、前記光源ホルダーの前記設置部に沿って配置されることが好ましい。
本願に開示する光源ユニットにおいて、前記光源を覆うカバーをさらに備えることが好ましい。
本願に開示する照明器具は、上記光源ユニットを備える。
本発明によれば、光源の発した熱を効果的に放散できる。
本発明の実施形態に係る照明器具を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源ユニットを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源ホルダーを光源部の設置される側から示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源ホルダーを光源部の設置される側から示す平面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源ホルダーを電源部の収納される側から示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の光源ホルダーを電源部の収納される側から示す底面図である。 図4のA−A線に沿った断面図である。 図4のB−B線に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具を示す断面図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係る光源ホルダーを光源部の設置される側から示す斜視図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係る光源ホルダーを光源部の設置される側から示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係る照明器具1を示す側面図である。図1に示すように、照明器具1は、例えば、ポーチ灯である。照明器具1は、光源ユニット10と、保持部15と、セード20と、グローブ25とを備える。光源ユニット10は、照明器具1の内部に配置される。光源ユニット10は、グローブ25の側に光を出射する。光源ユニット10は、カバー30と、光源部40と、光源ホルダー60と、電源部100(電源)とを備える。
保持部15は光源ユニット10を保持する。セード20は、略傘状であり、光源ユニット10が出射した光を拡散、反射、又は吸収する。グローブ25は、略壺状であり、光源ユニット10を覆う。グローブ25は、光源ユニット10が出射した光を透過させる。
図2は、光源ユニット10を示す分解斜視図である。図2では、図面の簡略化のため電源部100を省略している。図2に示すように、光源ホルダー60は、略円板状の設置部62を備える。設置部62には、光源部40が設置される。設置部62は、2つのネジ孔66と、2つの貫通孔68とを有する。
光源部40は、光源45と、ソケット46と、2つの爪部52と、2つのネジ54とを含む。光源45は、LED(Light Emitting Diode)群42と、基板44とを含む。
ソケット46は光源45を保持する。ソケット46は、絶縁体により形成される。ソケット46の表面には略円形の開口部50が形成される。開口部50からLED群42が露出している。ソケット46には、開口部50を挟むように、2つの貫通孔48が形成される。貫通孔48にはネジ54が通される。そして、ネジ54が、光源ホルダー60のネジ孔66に螺合される。その結果、光源部40が光源ホルダー60に設置される。具体的には、設置部62に光源部40が設置される。また、図面の簡略化のため図示を省略したが、基板44から延びる2本の電源線が、光源ホルダー60の貫通孔68に通され、光源ホルダー60の内部に導かれる。そして、電源線は、電源部100に接続される。電源線は、電源部100が生成した電源電圧を、基板44を介してLED群42に印加する。
光源45は光を出射する。具体的には、LED群42は光を出射する。LED群42は複数のLEDを含む。LED群42は、略円形状又は略多角形状の発光領域を持つ。LED群42は、略円形状又は略多角形状の基板44の実装面に実装される。LED群42は、COB(Chip on Board)タイプである。COBタイプは、複数のLEDを蛍光体で封止することによりLED群42を形成するタイプである。なお、LED群42は、SMD(Surface Mount Device)タイプであってもよい。SMDタイプは、LEDと蛍光体とを1ユニット化してLEDチップを形成し、複数のLEDチップを基板44の実装面に載置して基板44の導電パターンに電気的に接続することによりLED群42を形成するタイプである。また、LED群42に代えて、1つのLEDを基板44に実装してもよい。
カバー30は、略ドーム状であり、光源45を覆う。カバー30は、透明又は半透明であり、光源45が出射した光を透過させる。ただし、カバー30は、光源45が出射した光を拡散して出射してもよい。例えば、カバー30は、光拡散材料を混ぜた樹脂を略ドーム状に成形することによって形成される。例えば、カバー30は、透明又は半透明の略ドーム状の部材の光出射面又は光入射面に微小な凹凸を設けることによって形成される。例えば、カバー30は、乳白色のような色彩を有していてもよい。さらに、カバー30は、略ドーム状に限定されず、任意の形状であってもよい。例えば、カバー30は、レンズ機能を有する形状を有していてもよい。レンズ機能とは、光を屈折させて、光を発散又は収束させる機能のことである。
カバー30には、2つの係合孔34が形成される。係合孔34には、光源部40の爪部52が係合される。その結果、カバー30が光源部40に装着される。
図3〜図6を参照して、光源ホルダー60について説明する。図3は、光源ホルダー60を光源部40の設置される側から示す斜視図である。図4は、光源ホルダー60を光源部40の設置される側から示す平面図である。図5は、光源ホルダー60を電源部100の収納される側から示す斜視図である。図6は、光源ホルダー60を電源部100の収納される側から示す底面図である。
図3及び図4に示すように、光源ホルダー60は、光源設置部70と、電源収納部80とを備える。光源ホルダー60は、例えば、金属製であり、熱伝導性が良く軽量である点でアルミニウム製であることが好ましい。光源ホルダー60は、光源設置部70と電源収納部80とを金型により一体成形することにより形成される。
光源設置部70は、略有底円筒状であり、設置部62と、第1壁部64と、段差部72とを含む。第1壁部64は、略円筒状であり、設置部62の円周から電源収納部80に向かって段差部72まで延びている。段差部72は、略円環状であるとともに、略平板状である。段差部72は、設置部62と略平行である。段差部72は、設置部62に対して段差Lを有する。段差部72には、例えば、4つの貫通孔74が形成される。貫通孔74は、電源収納部80の内部まで貫通している。なお、段差部72を電源収納部80に含めてもよい。
電源収納部80には電源部100(図1)が収納される。電源収納部80は、第2壁部76(壁部)と、2つの凹部78とを含む。第2壁部76は略円筒状である。第2壁部76は、設置部62から離れるように、段差部72の外縁から延びている。第2壁部76の外径R1は、第1壁部64の外径R2よりも大きい(図7)。凹部78は、第2壁部76に形成され、第2壁部76の基端部から段差部72まで延びている。凹部78の長手方向の一方端部には、貫通孔77が形成される。凹部78の長手方向の一方端部は、凹部78の長手方向の両端部のうち、第2壁部76の基端側の端部である。なお、段差部72の一対の貫通孔74は、凹部78の長手方向の他方端部を挟むように、段差部72に形成されている。凹部78の長手方向の他方端部は、凹部78の長手方向の両端部のうち、段差部72の側の端部、つまり、段差部72において略U字状の切り欠きを形成している端部である。
第1壁部64と段差部72と第2壁部76とは、例えば、配光の設計に応じて、光の反射率の高い色彩(例えば、白色)又は光の吸収率の高い色彩(例えば、黒色)に塗装される。設置部62は、塗装しないことが好ましい。光源45が発した熱を、設置部62に伝達し易くするためである。
図5及び図6に示すように、電源収納部80は、収納室84と、4つの対流室86と、2つの第1仕切壁88aと、2つの第2仕切壁88bとを含む。また、電源収納部80の基端は略円形に開口されている。つまり、電源収納部80の基端には略円形状の開口部91が形成される。
2つの第1仕切壁88aは、略板状であり、互いに略平行に配置される。2つの第1仕切壁88aは、電源部100の位置決めを行う。第1仕切壁88aは、段差部72の裏面から開口部91に向かって延びている。そして、第1仕切壁88aの先端部は開口部91に対向している。第1仕切壁88aの先端部にはネジ孔90が形成されている。第1仕切壁88aの一対の側端部は、第2壁部76の内面に接続されている。
第2仕切壁88bは、第1仕切壁88aから突出し、凹部78の裏面に接続される。第2仕切壁88bは、段差部72の裏面から開口部91に向かって延びている。そして、第2仕切壁88bの先端部は開口部91に対向している。
電源収納部80の内部空間は、2つの第1仕切壁88aと2つの第2仕切壁88bとによって仕切られる。その結果、電源収納部80には、収納室84と4つの対流室86とが形成される。
図7を参照して、電源部100について説明する。図7は、図4のA−A線に沿った断面図である。図7に示すように、電源部100は収納室84に収納される。電源部100は、供給される商用電源電圧から、光源45(具体的にはLED群42)を点灯させるための電源電圧を生成する。具体的には、電源部100は、電源回路101aと、基板101bと、ケース101cとを含む。ケース101cは、電源回路101a及び基板101bを収納する。
電源回路101aは、商用電源電圧から、光源45を点灯させるための電源電圧を生成する。そして、電源回路101aは、電源線を介して電源電圧を光源45に印加する。基板101bには、電源回路101aが実装される。基板101bは、設置部62に沿って配置される。具体的には、基板101bは、設置部62に略平行に配置される。つまり、基板101bは、光軸中心線LAに略直交するように配置される。従って、本実施形態によれば、基板を光軸中心線に略平行に配置する場合と比較して、光軸中心線LAに沿う方向のサイズを小さくでき、光源ホルダー60を低背化できる。光軸中心線LAは、LED群42に直交し、LED群42の中心を通る。
引き続き、図7を参照して、光源ホルダー60の放熱について説明する。図7に示すように、光源45が発した熱は、例えば、次のようにして放散される。本明細書において、熱の放散とは放熱のことであり、発熱または蓄熱している物体から、その物体の周囲の空気へ熱が伝わることである。また、光源45が発した熱の大部分は、LED群42が発した熱である。
光源45が発した熱は、設置部62に伝達される。設置部62は、伝達された熱を第1壁部64に伝達する。第1壁部64は、伝達された熱の一部を放散する。従って、第1壁部64は放熱部として機能する。第1壁部64に伝達された熱の他の一部は、段差部72と第2壁部76と第1仕切壁88aと第2仕切壁88b(図6)とに伝達される。段差部72と第2壁部76と第1仕切壁88aと第2仕切壁88bとは、伝達された熱を放散する。従って、段差部72と第2壁部76と第1仕切壁88aと第2仕切壁88bとは、放熱部として機能する。また、第1壁部64と段差部72と第2壁部76と第1仕切壁88aと第2仕切壁88bとは、電源部100の発した熱を放散する。
特に、本実施形態によれば、段差部72を設けることによって、光源ホルダーを円筒状に形成する場合と比較して、光源ホルダー60の表面積を拡大できる。その結果、光源ホルダー60による放熱効果を更に向上できる。
引き続き、図7を参照して、光源ホルダー60の内部構造について説明する。図7に示すように、設置部62に光源45が設置される。そして、設置部62は電源収納部80に対向する。具体的には、設置部62は収納室84に対向する。そして、設置部62は、電源収納部80に対して所定間隔D1をあけて配置される。
従って、本実施形態によれば、光源45と電源部100との間での熱の相互干渉を低減できる。具体的には、電源部100が発した熱が光源45に伝達され難い。その結果、電源部100が光源45の発した熱の放散を妨げることを抑制できる。つまり、光源45が発した熱を効果的に放散できる。また、光源45が発した熱が電源部100に伝達され難い。従って、電源部100が発した熱を効果的に放散できる。
また、所定間隔D1をあけているため、設置部62と電源収納部80との間に空間65が形成される。つまり、設置部62と収納室84との間に空間65が形成される。本実施形態によれば、空間65の存在によって、光源45が発した熱が電源部100に更に伝達され難いし、電源部100が発した熱が光源45に更に伝達され難い。その結果、光源45が発した熱を更に効果的に放散できるし、電源部100が発した熱を更に効果的に放散できる。
さらに、設置部62は電源部100に対向する。設置部62は、電源部100に対して所定間隔D2をあけて配置される。光源45の光軸中心線LAは、設置部62と電源収納部80と電源部100とに交差している。具体的には、光軸中心線LAは、設置部62と空間65と収納室84と電源部100とに交差している。
さらに、設置部62の厚みt1及び第1壁部64の厚みt2の各々は、第2壁部76の厚みt3よりも大きい。本実施形態によれば、設置部62の厚みt1が大きいため熱抵抗率が高くなり、光源45が発した熱が電源部100に更に伝達され難いし、電源部100が発した熱が光源45に更に伝達され難い。その結果、光源45が発した熱を更に効果的に放散できるし、電源部100が発した熱を更に効果的に放散できる。加えて、第1壁部64の厚みt2が大きいため熱抵抗率が高くなり、光源45が発した熱が電源部100に更に伝達され難いし、電源部100が発した熱が光源45に更に伝達され難い。その結果、光源45が発した熱を更に効果的に放散できるし、電源部100が発した熱を更に効果的に放散できる。
図8を参照して、光源ホルダー60の内部構造について説明する。図8は、図4のB−B線に沿った断面図である。図8に示すように、貫通孔74は、光源ホルダー60の外部から内部まで貫通しており、対流室86の一部として機能する。つまり、対流室86は貫通孔74を含む。また、電源収納部80には2つの連通路89が形成される。具体的には、連通路89は、対流室86と収納室84との間に形成され、対流室86と収納室84とを連通させる。連通路89は、第1仕切壁88aの先端部に対向する。図8では、説明の便宜上、対流室86と連通路89との境界を破線A2で示し、収納室84と連通路89との境界を破線A3で示し、収納室84と空間65との境界を破線A1で示している。
光源45の点灯時及び点灯直後では、光源ホルダー60の外部は、光源ホルダー60の内部よりも温度が低い。従って、空間65から貫通孔74に向けて対流が発生する。その結果、光源45が発した熱は、対流によって、空間65から収納室84に運ばれ、さらに収納室84から連通路89を通って対流室86に運ばれる。そして、さらに、熱は、対流によって、貫通孔74を通って、光源ホルダー60の外部に運ばれる。従って、光源45が発した熱及び電源部100が発した熱の放散を促進できる。すなわち、本実施形態によれば、気体を対流させる対流室86を設けることによって、熱の放散を促進できる。なお、貫通孔74を通して、光源ホルダー60の内部の水分を外部に蒸発させることができる。また、光源ホルダー60を設置部62が下方を向く姿勢にすることで、貫通孔74を通して光源ホルダー60の内部に溜まった水分を排出することができる。
以上、図1〜図7を参照して説明したように、本実施形態によれば、光源ホルダー60の設置部62は、電源収納部80に対して所定間隔D1をあけて配置される。その結果、光源部40が発した熱及び電源部100が発した熱を効果的に放散できる。
また、図1〜図3を参照して説明したように、本実施形態によれば、光源ホルダー60は、光源設置部70と電源収納部80とを備えている。従って、光源部40と電源部100と光源ホルダー60とを1ユニットとして形成できる。その結果、様々なバリエーションの照明器具(照明器具1を含む。)の設計を効率化できる。また、光源部40と電源部100と光源ホルダー60とを1ユニット化したものと、それ以外の構造物(例えば、セード及び/又は取付部品)とを、各々独立して製造できるため、組立作業の分業化ができ作業効率を向上できる。さらに、カバー30と光源部40と電源部100と光源ホルダー60とを1ユニットとして形成できる。その結果、様々なバリエーションの照明器具(照明器具1を含む。)の設計を効率化できる。また、カバー30と光源部40と電源部100と光源ホルダー60とを1ユニット化した光源ユニット10と、それ以外の構造物(例えば、セード及び/又は取付部品)とを、各々独立して製造できるため、組立作業の分業化ができ作業効率を向上できる。
さらに、図7を参照して説明したように、光源ホルダー60は、光源設置部70と電源収納部80とを備えている。従って、光源設置部70の長さH2及び/又は電源収納部80の長さH3を調整することによって、光源ホルダー60の長さH1、つまり、光源ホルダー60の基端から光源部40までの距離H1を調整できる。その結果、発光位置の大きな変更を伴うことなく、照明器具1において、LEDランプを光源ユニット10へ交換することができる。
具体例を挙げて説明する。一般的に、LEDランプは、光源と、半球状の光源カバーと、円筒状の筐体と、口金とを備えている。筐体の一方端部には、口金が取り付けられている。一方、筐体の他方端部には、光源が取り付けられるとともに、光源を覆うように光源カバーが取り付けられる。
照明器具に、光源ユニット10ではなく、LEDランプが装着されている場合がある。そして、照明器具の製造者がLEDランプを光源ユニット10へ交換した照明器具1を製造する場合、光源ホルダー60の基端から光源部40までの距離H1が、LEDランプの口金から光源までの距離と略等しくなるように、光源設置部70の長さH2及び/又は電源収納部80の長さH3を設定する。従って、LEDランプと光源ユニット10との間で、発光位置が略等しくなる。その結果、LEDランプの装着時と光源ユニット10の装着時とで、配光が大きく異なることを抑制できる。なお、LEDランプの発光位置は光源の位置を示し、光源ユニット10の発光位置は光源45の位置を示す。
次に、図9を参照して、照明器具1の内部構造について説明する。図9は、照明器具1を示す断面図である。図9に示すように、照明器具1は、保持部材17をさらに備える。保持部材17は、保持部15の内部に固定され、略ハット状である。ネジ81は、光源ホルダー60の貫通孔77を介して保持部材17に螺合される。その結果、光源ホルダー60が保持部材17に固定される。つまり、保持部材17は光源ユニット10を保持する。特に、本実施形態によれば、段差部72を設けているため、工具(例えば、ドライバー)によってネジ81を保持部材17に螺合させる作業が容易になる。
また、光源ユニット10は蓋部材87をさらに備える。蓋部材87は、略矩形状であるとともに、略板状である。蓋部材87は電源部100を覆う。蓋部材87は、ネジ83を蓋部材87を介してネジ孔90(図6)に螺合させることによって、光源ホルダー60に取り付けられる。
(第1変形例)
図1及び図10を参照して、本発明の実施形態の第1変形例に係る照明器具1について説明する。図1及び図10に示すように、第1変形例に係る照明器具1は、図1を参照して説明した光源ホルダー60に代えて、光源ホルダー60Aを備える。以下、光源ホルダー60Aが光源ホルダー60と異なる点を主に説明する。
図10は、光源ホルダー60Aを光源部40の設置される側から示す斜視図である。図10に示すように、光源ホルダー60Aは、光源設置部70と、電源収納部80とを備える。
光源設置部70は、複数のフィン110(複数の放熱部)を含む。複数のフィン110は、略板状であり、第1壁部64の周方向に沿って、第1壁部64に形成される。フィン110は、熱を放散する。具体的には、フィン110は、光源部40が発した熱及び電源部100が発した熱を放散する。
電源収納部80は、複数のフィン112(複数の放熱部)を含む。複数のフィン112は、略板状であり、第2壁部76の周方向に沿って、第2壁部76に形成される。フィン112は、熱を放散する。具体的には、フィン112は、光源部40が発した熱及び電源部100が発した熱を放散する。
以上、図1及び図10を参照して説明したように、第1変形例によれば、本実施形態と同様に、光源部40の発した熱及び電源部100の発した熱を効果的に放散できる。その他、第1変形例は、本実施形態と同様の効果を有する。
また、第1変形例によれば、フィン110及びフィン112を備えているため、光源部40の発した熱及び電源部100の発した熱を更に効果的に放散できる。
(第2変形例)
図1及び図11を参照して、本発明の実施形態の第2変形例に係る照明器具1について説明する。図1及び図11に示すように、第2変形例に係る照明器具1は、図1を参照して説明した光源ホルダー60に代えて、光源ホルダー60Bを備える。以下、光源ホルダー60Bが光源ホルダー60と異なる点を主に説明する。
図11は、光源ホルダー60Bを光源部40の設置される側から示す斜視図である。図11に示すように、光源ホルダー60Bは、略有底円筒状である。光源ホルダー60Bは、光源設置部70と、電源収納部80とを備える。光源ホルダー60Bには、図3に示すような段差部72は形成されていない。図11では、説明の便宜のため、破線A4によって、光源設置部70と電源収納部80とを区別している。
光源設置部70は、設置部62と、第1壁部64とを含む。設置部62は、2つのネジ孔66と、2つの貫通孔68と、4つの貫通孔74とを有する。貫通孔74の機能は、図8を参照して説明した貫通孔74の機能と同じである。電源収納部80は第2壁部76を含む。第1壁部64と第2壁部76とは連続して形成されている。
また、第2壁部76から第1壁部64にわたって凹部78が形成される。凹部78は、第2壁部76の基端部から設置部62まで延びている。凹部78の長手方向の一方端部には、貫通孔77が形成される。凹部78の長手方向の一方端部は、凹部78の長手方向の両端部のうち、第2壁部76の基端側の端部である。なお、設置部62の一対の貫通孔74は、凹部78の長手方向の他方端部を挟むように、設置部62に形成されている。凹部78の長手方向の他方端部は、凹部78の長手方向の両端部のうち、設置部62の側の端部、つまり、設置部62において略U字状の切り欠きを形成している端部である。
光源設置部70は、複数の凹部116(複数の放熱部)を含む。複数の凹部116は、断面略半円状であり、第1壁部64の周方向に沿って、第1壁部64に形成される。凹部116は、熱を放散する。具体的には、凹部116は、光源部40が発した熱及び電源部100が発した熱を放散する。
電源収納部80は、複数の凹部118(複数の放熱部)を含む。複数の凹部116は、断面略半円状であり、第2壁部76の周方向に沿って、第2壁部76に形成される。凹部118は、熱を放散する。具体的には、凹部118は、光源部40が発した熱及び電源部100が発した熱を放散する。凹部116と凹部118とは連続して形成されている。
以上、図1及び図11を参照して説明したように、第2変形例によれば、本実施形態と同様に、光源部40が発した熱及び電源部100が発した熱を効果的に放散できる。その他、第2変形例は、本実施形態と同様の効果を有する。
また、第2変形例によれば、凹部116及び凹部118を備えているため、光源部40が発した熱及び電源部100が発した熱を更に効果的に放散できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(5))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態(以下、第1変形例及び第2変形例を含む。)において、第1壁部64及び第2壁部76は、略円筒状であったが、任意の形状であってもよい。例えば、第1壁部64及び/又は第2壁部76は、略角筒状であってもよい。また、1つの段差部72を設けたが、複数の段差部72を設けてもよいし、段差部72を設けなくてもよい。さらに、厚みt1及び/又は厚みt2は、厚みt3以下であってもよい。
(2)本実施形態において、空間65を形成したが、空間65に吸熱体を配置してもよい。その結果、光源45の発した熱をより速く放散できる。
(3)本実施形態において、電源部100の基板101bは、設置部62に沿って配置されていたが、設置部62に対して略直交するように配置されていてもよい。その結果、光源ホルダー60(60A、60B)の幅を小さくできる。例えば、基板101bは、光軸中心線LAに沿って配置される。つまり、基板101bは、光軸中心線LAに略平行に配置される。
(4)第1変形例において、フィン110及びフィン112は略板状であったが、任意の形状であってもよい。また、フィン110を設け、フィン112を設けなくてもよい。一方、フィン112を設け、フィン110を設けなくてもよい。
(5)第2変形例において、凹部116及び凹部118は断面略半円状であったが、任意の形状であってもよい。また、凹部116を設け、凹部118を設けなくてもよい。一方、凹部118を設け、凹部116を設けなくてもよい。さらに、凹部116及び凹部118を設けなくてもよい。さらに、第1変形例のフィン110に代えて、凹部116を設けてもよいし、フィン112に代えて、凹部118を設けてもよい。
(6)照明器具1は、ポーチ灯であったが、任意の照明器具であってもよい。例えば、照明器具1は、ペンダントライトである。
本発明は、光源ホルダー、光源ユニット、及び照明器具を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。
1 照明器具
10 光源ユニット
30 カバー
40 光源部
44 基板
45 光源
60 光源ホルダー
62 設置部
64 第1壁部(放熱部)
70 光源設置部
72 段差部(放熱部)
76 第2壁部(放熱部、壁部)
80 電源収納部
84 収納室
86 対流室
100 電源部(電源)
101a 電源回路
101b 基板
101c ケース
110 フィン(放熱部)
112 フィン(放熱部)
116 凹部(放熱部)
118 凹部(放熱部)

Claims (9)

  1. 光源が設置される設置部を含む光源設置部と、
    電源が収納される電源収納部と
    を備え、
    前記設置部は、前記電源収納部に対向するとともに、前記電源収納部に対して所定間隔をあけて配置される、光源ホルダー。
  2. 前記光源設置部及び前記電源収納部のうちの少なくとも一方は、熱を放散する放熱部を含む、請求項1に記載の光源ホルダー。
  3. 前記光源設置部及び前記電源収納部のうちの少なくとも一方は、前記設置部に対して段差を有する段差部を含む、請求項1又は請求項2に記載の光源ホルダー。
  4. 前記電源収納部は、前記電源が収納される収納室と、気体を対流させる対流室とを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光源ホルダー。
  5. 前記電源収納部は、壁部を含み、
    前記設置部の厚みは、前記壁部の厚みよりも大きい、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光源ホルダー。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光源ホルダーと、
    前記光源と、
    前記電源と
    を備える、光源ユニット。
  7. 前記電源は、電源電圧を前記光源に印加する電源回路と、前記電源回路が実装される基板とを含み、
    前記基板は、前記光源ホルダーの前記設置部に沿って配置される、請求項6に記載の光源ユニット。
  8. 前記光源を覆うカバーをさらに備える、請求項6又は請求項7に記載の光源ユニット。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の光源ユニットを備える、照明器具。
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