JP2014146509A - Ledランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のLEDから発生する熱を効率的に放熱することができ、かつ、一般的な回転曲面で規定された光反射面を有する凹面鏡を用いても配光の問題が少ないLEDランプを提供する。
【解決手段】LEDランプ10を、光反射面26および出光開口27を有する凹面鏡12と、凹面鏡12の内側に収容されたLEDユニット14とで構成する。さらに、LEDユニット14を、複数のLED28と、複数のLED28が互いに背中合わせで取り付けられた複数のLED取付面31を有しており、一端部30aが凹面鏡12の内側底部に取り付けられることによって複数のLED28を凹面鏡12の内側における所定の位置で保持するLED保持部材30とで構成し、複数のLED取付面31を、LED保持部材30の一端部30aから他端部30bに向けて互いの間隔が狭まるように形成することにより上記課題を解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハロゲン照明に代表される白熱電球の代替として使用されるLEDランプに関する。
従来の電球に比べて、消費電力が低く、かつ、長寿命といった長所を有する発光ダイオード(以下、「LED」という。)は、需要者のエコロジー意識の高まりとともに、省エネ対策のひとつとしてその使用範囲が急速に広まっており、白熱電球の代替としてLEDを使用することは一般的になりつつある。
このような流れを受けて、例えば、白熱電球の一種であるハロゲン電球に対しても、代替としてLEDを使用したいという要望が高まってきている。従来は自動車のヘッドライトにも採用されていたことからもわかるように、ハロゲン電球から放射される全光束は一般的な白熱電球に比べて非常に多い。このため、ハロゲン電球を備えるハロゲン照明の代替となり得るようなLEDランプを構成するためには、複数のLEDを用いることによってLEDランプから放射される全光束を増加させる必要がある。
そこで、2つのLEDの背面(光が放射される面とは反対の面)同士を互いに向かい合わせにして、凹面鏡の内側空間に配置したLEDランプが開発されている(例えば、特許文献1の図2および図4)。
特開2007−101732号公報
しかしながら、このような従来のLEDランプには大きく2つの問題があった。1つ目の問題は、複数のLEDを同時に点灯させることによって発光中のLEDから生じる熱量が多くなることから、効率的な放熱が求められるという問題である。2つ目は、凹面鏡の光反射面を回転放物面や回転楕円面といった「焦点」を有する一般的な回転曲面で規定する場合、すべてのLEDの位置を当該焦点に応じて配置することができなくなり、ハロゲン電球を当該焦点に一致させた従来のハロゲン照明の配光と大きく異なった配光になるおそれがあるという問題である。
特許文献1に記載された技術は、上記2つ目の問題に着目したものである。すなわち、凹面鏡の光反射面を複数の分割回転曲面で規定し、各分割回転曲面の焦点がそれぞれ対応するLEDの位置に一致するように各分割回転曲面を形成することにより、LEDの位置が焦点に応じた位置からずれてしまう問題を回避している。
ところが、特許文献1に記載されているような光反射面を有する凹面鏡を実際に加工形成することは非常に難しく、仮に加工形成できたとしても、コストが割高になってしまうという別の問題を誘引するおそれがあった。また、上記1つ目の問題を解決することができていなかった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて開発されたものである。それゆえに本発明の主たる課題は、複数のLEDから発生する熱を効率的に放熱することができ、かつ、一般的な回転曲面で規定された光反射面を有する凹面鏡を用いても配光の問題が少ないLEDランプを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、
内側表面に形成された光反射面および出光開口を有する凹面鏡と、
前記凹面鏡の内側に収容されたLEDユニットとを備えるLEDランプであって、
前記LEDユニットは、
複数のLEDと、
前記複数のLEDが互いに背中合わせで取り付けられた複数のLED取付面を有しており、一端部が前記凹面鏡の内側底部に取り付けられることによって前記複数のLEDを前記凹面鏡の内側における所定の位置で保持するLED保持部材とを有しており、
前記複数のLED取付面は、前記LED保持部材の前記一端部から他端部に向けて互いの間隔が狭まるように形成されているLEDランプである。
このように、凹面鏡の内側底部に取り付けられたLED保持部材の一端部から他端部に向けて互いの間隔が狭まるように複数のLED取付面を形成することにより、LED保持部材の断面形状における幅(厚さ)が他端部から一端部にかけて厚く形成されることになる。LED保持部材の一端部は、凹面鏡の内側底部に取り付けられているので、各LEDの発光中に生じた熱は厚く形成された当該一端部を経由して凹面鏡に伝達され易くなることから、放熱がより効率的に実施される。
ところで、図6に示すように((a)は面発光型LEDを示し、(b)は砲弾型LEDを示す)、一般に、LEDから放射される光は所定の放射角θを有しており、この放射角θは、現実の発光位置Rではなく、当該発光位置Rよりも背面側に位置する仮想発光点Vをあたかも基点とするような角度である。すなわち、LEDから放射される光は、あたかも当該仮想発光点Vを光源として放射された光であるかのように見える。
LED取付面を上述のように形成することにより、各LED取付面に取り付けられた各LEDの仮想発光点が互いに同一の位置、あるいは、互いにより近い位置に寄せ集められる(図3の(a)[従来のもの]、および(b)[本発明を適用したもの]に示した両LEDの仮想発光点V1、V2の間の距離は、LED保持部材の一端部側の厚さを同じにした場合、従来のもの(D1)よりも本発明を適用したもの(D2)の方が短い(D1>D2))。これにより、複数のLEDからの光があたかも1つの仮想発光点から放射されているような状態に近づくので、光反射面が「一般的な回転曲面」で規定されている場合であっても、互いにより近い位置に寄せられた各仮想発光点V1、V2の中心に当該回転曲面の焦点Fが位置するように各LEDを位置決めすることにより、従来のハロゲン電球を焦点に一致させた場合の配光により近い配光を得ることができる。
なお、本明細書の全体を通して、「複数のLEDを互いに背中合わせで取り付ける」とは、互いの背面を正対させる態様だけに限定されるものではなく、背面側に伸ばした各LEDの光軸線が互いに交差するような位置関係をも包含する。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載のLEDランプに関し、
前記LEDは、面発光型であることを特徴とする。
図6(a)に示す面発光型LEDの放射角θは、例えば、図6(b)に示す砲弾型LEDの放射角θと比較して大きい(つまり、広放射角)傾向にあることから、面発光型LEDの仮想発光点Vは、砲弾型LEDの仮想発光点Vに比べて、現実の発光位置Rにより近い位置に形成されることになる(つまり、D3<D4)。
このため、図3(a)に示すような従来のLEDランプの場合、面発光型LEDが採用されたときは、砲弾型LEDが採用されたときに比べてそれぞれの仮想発光点V1、V2がより遠く離間した状態となり、ハロゲン照明からの配光との違いがより大きくなる傾向にあった。この点、本発明では、図3(b)に示すように仮想発光点V1、V2をより近くに寄せることができることから、面発光型LEDを用いた場合の方が、砲弾型LEDを用いた場合に比べて、より大きな「配光の改善効果」を得ることができる。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載のLEDランプに関し、
前記複数のLEDはそれぞれ仮想発光点を有しており、前記各仮想発光点の位置は互いに一致していることを特徴とする。
各LEDの仮想発光点Vを互いに一致させることにより、各LEDから放射される光をあたかも1つの点光源から放射された光であるかのような状態にすることができるので、さらにハロゲンランプに近い配光を得ることができる。また、光反射面を規定する回転曲面の焦点Fに仮想発光点Vを一致させることにより、より精度の高い平行光(回転曲面が回転放物面である場合)や収束光(回転曲面が回転楕円面である場合)を得ることができるようになる。
本発明によれば、複数のLEDから発生する熱を効率的に放熱することができ、かつ、一般的な回転曲面で規定された光反射面を有する凹面鏡を用いても問題の少ないLEDランプを提供することができた。
本発明が適用されたLEDランプの例を示す断面図である。 図1に示すLEDランプの分解断面図である。 本発明を適用することにより(b)、従来のもの(a)に比べてLEDの仮想発光点が互いに近づくことを説明する拡大断面図である。 他の実施例にかかるLED取付部材の拡大断面図である。 LEDの数を変化させた場合におけるLED取付部材の形状例を示す図である。 面発光型LED(a)および砲弾型LED(b)の放射角を説明する図である。
以下、本発明が適用されたLEDランプの実施例について、図面を用いて説明する。なお、説明では、各符号に関し、各部位を上位概念で示す場合にはアルファベットの枝番をつけずアラビア数字のみで示し、各部位を区別する必要がある場合(すなわち下位概念で示す場合)にはアルファベット大文字の枝番をアラビア数字に付して区別する。
本実施例にかかるLEDランプ10は、図1および図2に示すように、大略、凹面鏡12と、LEDユニット14と、前面カバー16と、放熱部材18と、ソケット20と、口金22と、給電回路24とで構成されている。
凹面鏡12は、その内側表面に光反射面26が形成された椀状の部材であり、LEDユニット14から放射された光を外部へ放出する出光開口27を有している。また、本実施例の凹面鏡12の底部には、LEDユニット14のネジ部34(後述)を挿通させるLEDユニット挿通孔29が形成されている。
光反射面26の形状は特に限定されるものではないが、内側に焦点Fを有する回転楕円面や回転放物面(パラボラ)にするのが好適である。また、凹面鏡12の材質も特に限定されるものではないが、LEDユニット14からの熱を効率的に放熱する観点から、熱伝導率の高い材質(例えば、アルミニウム)を用いるのが好適である。
さらに言えば、図1および図2に示す凹面鏡12は、その外形状も光反射面26と同様に湾曲したものになっているが、凹面鏡12の外形状は特に限定されるものではなく、例えば、凹所を有する直方体(ブロック)を使用し、その凹所を光反射面26としてもよい。また、ファセットを用いて光反射面26を多面形成してもよい。
LEDユニット14は、大略、複数(本実施例では2つ)のLED28と、LED保持部材30とで構成されている。
複数のLED28は、給電回路24からの電力を受けて光を放射する半導体である。本実施例では、COB(=Chip On Board)タイプの面発光型LEDが使用されており、凹面鏡12の内側に収容されているとともに、互いの背面を向け合うようにしてLED保持部材30のLED取付面31に取り付けられている。もちろん、LED保持部材30の表面に回路パターンを形成してLED素子を実装してもよいし、例えば、砲弾型LEDといった他の種類のLEDを使用してもよい。ただし、より大きな「配光の改善効果」を得ることができる点で、COBタイプの面発光型LEDを用いるのが好適である(この理由については後述する)。
本実施例におけるLED保持部材30(2つのLED28を使用)は、2つのLED28が互いに背中合わせで取り付けられる複数のLED取付面31を有する矩形の板状材であるLED取付部材33と、必要に応じて使用されるマウント部材32とで構成されている。
また、LED保持部材30は、その一端部30a(図2参照。本実施例では、マウント部材32の端部)が凹面鏡12の内側底部に取り付けられることによって2つのLED28を凹面鏡12の内側における所定の位置で保持するようになっている。このとき、光反射面26を規定する回転面の焦点Fが複数のLED28同士(より正確にいえば、各LED28の仮想発光点V同士)の間に位置するようにLED保持部材30の寸法やLED保持部材30に対するLED28の取り付け位置を設定するのが好適である。
さらに、2つのLED取付面31は、LED保持部材30(具体的にはLED取付部材33)の一端部30aから他端部30bに向けて互いの間隔が狭まるように傾斜して形成されている(図3(b)参照)。
また、当該LED保持部材30を熱伝導率の良い材料(例えばアルミニウム)で構成することにより、LED28で生じた熱を効率よく放熱できる点で好適である。
なお、LED保持部材30(LED取付部材33)の形状は、上述のように2つのLED取付面31が互いの間隔が狭まるように傾斜して形成されていれば、どのようなものであってもよく、例えば、図4に示すように、LED取付面31以外の一端部30a側表面が互いに平行であってもよいし(a)、一端部30a側の厚さをより大きくするために、LED取付面31と一端部30a側との間に段48を設けてもよい(b)。
また、1つのLEDランプ10に使用されるLED28の数に関しては、本実施例のように2つのLED28に限定されるものではなく、ハロゲン照明の代替として用いることができる程度の光束を放射するため、必要に応じて適切な数が選択される。例えば、図5に示すように、2つのLED28を使用する場合(a)、3つのLED28を使用する場合(b)、あるいは4つのLED28を使用する場合(c)、それぞれLED28の数に対応した数のLED取付面31が形成されたLED保持部材30が使用するのが好適である。
マウント部材32は、LED取付部材33の一端部33a(他端部30bとは反対側の端部)に、必要に応じて取り付けられる部材であり、LED取付部材33が取り付けられた側とは反対側に延びるネジ部34を有している。このマウント部材32も熱伝導率の良い材料で構成するのが好適である。なお、LED保持部材30とマウンド部材32とを本実施例のように一体的ではなく、互いに別個に形成してもよい。また、マウント部材32を省略して、LED取付部材33を直接、凹面鏡12の内側底部に取り付けてもよい(このとき、LED取付部材33=LED保持部材30となる)。この場合、LED取付部材33から凹面鏡12への熱伝導が良好となるように考慮した取付方法を採用するのが好適である。
前面カバー16は、必要に応じて凹面鏡12の出光開口27に配設される部材であり、本実施例では、出光開口27の全体を覆うようになっているが、出光開口27の一部を占めるだけの前面カバー16であってもよい。前面カバー16は、LED28からの光を拡散させつつ透過させる半透明なものであってもよいし、透明なものであってもよい。このような前面カバー16の具体例としては、表面に摺り加工を施したり、内部に拡散材を配合したり、表面に光拡散フィルムを貼り付けたり、あるいは透明なガラスや樹脂が考えられる。
放熱部材18は、一方側に凹面鏡12の底部を受け入れる凹面鏡用凹所36が形成され、当該凹面鏡用凹所36が形成されているのとは反対の他方側にソケット20の先端部が嵌め込まれるソケット用凹所38が形成されているとともに、周縁部に複数のフィン40が形成された略椀状の部材であり、熱伝導率の良い材料で構成されている。また、凹面鏡用凹所36の底部には、LEDユニット14のネジ部34がねじ込まれるネジ穴42が形成されている。
ソケット20は、その先端部が放熱部材18のソケット用凹所38に嵌め込まれる略円筒状の部材であり、その内部空間44に給電回路24を収容するようになっている。なお、本実施例において、ソケット20は、ネジ46によって放熱部材18に固定されている。
口金22は、ソケット20の先端部とは反対側の端に取り付けられた部材であり、E17やE11といった所定の形式/形状にて形成されており、既存の照明器具にねじ込まれる。
給電回路24は、口金22に供給された一般電力をLED28に適した電圧/電流に変換した上で同LED28に供給するための回路であり、口金22およびLED28との間は、図示しないリード線等によってそれぞれ電気的に接続されている。
本実施例にかかるLEDランプ10の組み立て方法を簡単に説明すると、LEDユニット14のネジ部34を、凹面鏡12のLEDユニット挿通孔29に挿通した上で、放熱部材18における凹面鏡用凹所36の底部に形成されたネジ穴42にねじ込んでLEDユニット14と凹面鏡12とを放熱部材18に固定する。然る後、口金22を取り付けておいたソケット20の内部空間44に給電回路24を収容した状態で口金22およびLED28を給電回路24に電気的に接続しておき、当該ソケット20の先端部を放熱部材18のソケット用凹所38に嵌め込んで固定する。また、凹面鏡12の出光開口27に前面カバー16を取り付ける。
このようにして組み立てたLEDランプ10の口金22を既存の照明器具に取り付けると、口金22から給電回路24を経由してLED28に給電されて、LED28が発光する。LED28から放射された光の大部分は、凹面鏡12の光反射面26で反射した後、前面カバー16を透過し、透過の際に拡散された上でLEDランプ10から出光する。
本実施例のLEDランプ10によれば、凹面鏡12の内側底部に取り付けられたLED保持部材30の一端部30aから他端部30bに向けて互いの間隔が狭まるように複数のLED取付面31が形成されているので、LED保持部材30の断面形状における幅(厚さ)が他端部30bから一端部30aにかけて厚く形成されることになる。LED保持部材30の一端部30aは、凹面鏡12の内側底部に取り付けられているので、各LED28の発光中に生じた熱は、厚く形成された当該一端部30aを経由して凹面鏡12に伝達され易くなることから、放熱がより効率的に実施される。
ところで、図6に示すように((a)は面発光型LEDを示し、(b)は砲弾型LEDを示す)、一般に、LEDから放射される光は所定の放射角θを有しており、この放射角θは、現実の発光位置Rではなく、当該発光位置Rよりも背面側に位置する仮想発光点Vをあたかも基点とするような角度である。すなわち、LEDから放射される光は、あたかも当該仮想発光点Vを光源として放射された光であるかのように見える。
LED取付面31を上述のように形成することにより、各LED取付面31に取り付けられた各LED28の仮想発光点V1、V2が互いに同一の位置、あるいは、互いにより近い位置に寄せ集められる(図3の(a)[従来のもの]、および(b)[本発明を適用したもの]に示した両LED28の仮想発光点V1、V2の間の距離は、LED保持部材の一端部側の厚さを同じにした場合、従来のもの(D1)よりも本実施例のもの(D2)の方が短い(D1>D2))。これにより、複数のLED28からの光があたかも1つの仮想発光点から放射されているような状態に近づくので、光反射面が「一般的な回転曲面」で規定されている場合であっても、互いにより近い位置に寄せられた各仮想発光点V1、V2の中心に当該回転曲面の焦点Fが位置するように各LED28を位置決めすることにより、従来のハロゲン電球を焦点に一致させた場合の配光により近い配光を得ることができる。
これにより、複数のLED28から発生する熱を効率的に放熱することができ、かつ、一般的な回転曲面で規定された光反射面26を有する凹面鏡12を用いても問題の少ないLEDランプ10を構成することができる。
また、図6(a)に示す面発光型LEDの放射角θは、例えば、図6(b)に示す砲弾型LEDの放射角θと比較して大きい(つまり、広放射角)傾向にあることから、面発光型LEDの仮想発光点Vは、砲弾型LEDの仮想発光点Vに比べて、現実の発光位置Rにより近い位置に形成されることになる(つまり、D3<D4)。
このため、図3(a)に示すような従来のLEDランプの場合、面発光型LEDが採用されたときは、砲弾型LEDが採用されたときに比べてそれぞれの仮想発光点V1、V2がより遠く離間した状態となり、ハロゲン照明からの配光との違いがより大きくなる傾向にある。この点、本発明では、図3(b)に示すように仮想発光点V1、V2をより近くに寄せることができることから、面発光型LEDを用いた場合の方が、砲弾型LEDを用いた場合に比べて、より大きな「配光の改善効果」を得ることができる。
さらに、各LED28の仮想発光点V1、V2を互いに一致させるようにすれば、各LED28から放射される光をあたかも1つの点光源から放射された光であるかのような状態にすることができるので、さらにハロゲンランプに近い配光を得ることができる。また、光反射面26を規定する回転曲面の焦点Fに仮想発光点V1、V2を一致させることにより、より精度の高い平行光(回転曲面が回転放物面である場合)や収束光(回転曲面が回転楕円面である場合)を得ることができるようになる。
10…LEDランプ、12…凹面鏡、14…LEDユニット、16…前面カバー、18…放熱部材、20…ソケット、22…口金、24…給電回路、26…光反射面、27…出光開口、28…LED、29…LEDユニット挿通孔、30…LED保持部材、31…LED取付面、32…マウント部材、33…LED取付部材、34…ネジ部、36…凹面鏡用凹所、38…ソケット用凹所、40…フィン、42…ネジ穴、44…内部空間、46…ネジ、48…段、F…焦点

Claims (3)

  1. 内側表面に形成された光反射面および出光開口を有する凹面鏡と、
    前記凹面鏡の内側に収容されたLEDユニットとを備えるLEDランプであって、
    前記LEDユニットは、
    複数のLEDと、
    前記複数のLEDが互いに背中合わせで取り付けられた複数のLED取付面を有しており、一端部が前記凹面鏡の内側底部に取り付けられることによって前記複数のLEDを前記凹面鏡の内側における所定の位置で保持するLED保持部材とを有しており、
    前記複数のLED取付面は、前記LED保持部材の前記一端部から他端部に向けて互いの間隔が狭まるように形成されているLEDランプ。
  2. 前記LEDは面発光型であることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ。
  3. 前記複数のLEDはそれぞれ仮想発光点を有しており、前記各仮想発光点の位置は互いに一致していることを特徴とする請求項1または2に記載のLEDランプ。
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