JP5481805B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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本発明は、電気光学装置および電子機器に関する。
有機EL(ElectroLuminescent)素子や発光ポリマー素子などと呼ばれる有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、以下「OLED」という)素子などの電気光学素子を用いた電気光学装置が従来から広く普及している。このような電気光学装置を駆動する方式のひとつとしてマルチプレクサ方式が知られている(例えば特許文献1参照)。図11は、特許文献1に係る電気光学装置10の概略構成を示す図である。図11に示す電気光学装置10は、複数の走査線102と、3本毎に複数(N個)のブロックBに区分された複数(3N本)のデータ線104との各交差に対応して配置される複数の画素回路11と、走査線駆動回路20と、データ線駆動回路30とを具備する。
図11に示すデータ線駆動回路30は、各ブロックBに対応するN個の導通部(デマルチプレクサ)50と、各ブロックBに対応する複数の画像信号線106とを含む。第k段目(1≦k≦N)の導通部50における3個のスイッチ51の各々は、第k段目の画像信号線106とデータ線104との間に介在して両者の電気的な接続を制御する。各ブロックBの第f番目(f=1〜3)のスイッチ51はサンプリング信号Sfで制御される。
図12に示すように、走査線102が選択される走査期間H内の期間T1〜T3にて3系統のサンプリング信号(S1、S2、S3)が順番にアクティブレベルに遷移する。これにより、各導通部50の3個のスイッチ51が順番にオン状態になる。各画像信号線106に供給される階調信号dは、各ブロックBにおける3本のデータ線104に対してデータ電位として時分割に供給(分配)される。
2006−154745号公報
各画素回路11は、例えば走査線102の選択時にデータ線104に供給される電位に応じて両端間の電圧が設定される容量素子と、容量素子の両端間の電圧に応じた階調になる電気光学素子とを含む構成とすることができる。ここで、各走査期間Hにおいて、選択された走査線102に対応する画素回路11の容量素子の両端間の電圧を高い精度で目標値に設定するためには、その直前に当該容量素子の両端間の電圧を初期化することが好ましい。
このため、例えば図12に示すように、各走査期間Hにおいて、期間T1の直前の第1リセット期間Tr1では各ブロックBのデータ線104[1]に初期化電位Vpを一斉に供給し、期間T1の経過後であって期間T2の直前の第2リセット期間Tr2ではデータ線104[2]に初期化電位Vpを一斉に供給し、期間T2の経過後であって期間T3の直前の第3リセット期間Tr3ではデータ線104[3]に初期化電位Vpを一斉に供給することが考えられる。これにより、各走査期間において、各画素回路11の容量素子の電位が、データ電位の書き込み前に初期化される。
しかしながら、上記構成では、各走査期間H内において、各画素回路11の容量素子の両端間の電圧を初期化するための期間を各ブロックB内の各データ線104について個別に設ける必要があるため、データ電位の書き込み期間(T1〜T3)を十分に確保することができないという問題がある。
以上の事情に鑑みて、本発明は、画素回路の容量素子の電位をデータ電位の書き込み前に初期化する構成のもとで走査期間内におけるデータ電位の書き込み期間を十分に確保するという課題の解決を目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、複数の走査線と、複数本を単位として複数のブロックに区分された複数のデータ線との各交差に対応して複数の画素回路が配置された素子部であって、複数の画素回路の各々は、走査線の選択時にデータ線に供給される電位に応じて両端間の電圧が設定される容量素子と、容量素子の両端間の電圧に応じた階調になる電気光学素子とを含む素子部と、複数の走査線の各々を走査期間ごとに順次選択する走査線駆動回路と、複数のブロックの各々に対応する複数の画像信号線と、各走査期間内の初期化期間においては各画像信号線に初期化電位を一斉に出力する一方、初期化期間後の書込期間においては走査線駆動回路にて選択された走査線と、各ブロックに属する複数のデータ線との各交差に対応する画素回路の階調を時分割で指定する階調信号をブロックごとに生成して各画像信号線に出力する信号出力回路と、複数のブロックの各々に対応する複数の導通手段と、を具備し、各導通手段は、各走査期間内の初期化期間において、各ブロックに属する各データ線を当該ブロックに対応する画像信号線に一斉に導通させ、各走査期間内の書込期間において、各ブロックに属する各データ線を時分割で当該ブロックに対応する画像信号線に導通させる。
この態様によれば、各水平走査期間内の初期化期間において、選択された走査線に対応する画素回路の容量素子の両端間の電圧が一斉に初期化されるから、各走査期間内において各画素回路の容量素子の両端間の電圧を初期化するための期間を各ブロック内の各データ線について個別に設ける態様と比べてデータ電位の書き込み期間を十分に確保できるという利点がある。
本発明に係る電気光学装置として、各ブロックには、異なる表示色の画素回路に各々が対応する複数のデータ線が含まれ、一の走査線が選択される第1走査期間(例えば図4に示す垂直走査期間V1内における走査信号Gw[i]がハイレベルに設定される走査期間H)において一のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番と、第1走査期間とは別の期間であって一の走査線が選択される第2走査期間(例えば図4に示す垂直走査期間V2内における走査信号Gw[i]がハイレベルに設定される走査期間H)において一のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番とは異なる態様とすることもできる。この態様によれば、各表示色間で輝度特性がばらつくことが観察者に知覚され難くなるという利点がある。
本発明に係る電気光学装置として、各ブロックには、異なる表示色の画素回路に各々が対応する複数のデータ線が含まれ、各走査期間内の書込期間において、互いに隣接するブロックのうちの一方のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番と、他方のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番とは異なる態様とすることもできる。この態様においても、各表示色間で輝度特性がばらつくことが観察者に知覚され難くなるという利点がある。
本発明に係る電気光学装置として、各ブロックには、異なる表示色の画素回路に各々が対応する複数のデータ線が含まれ、相前後する2つの走査期間のうちの最初の走査期間において一のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番と、次の走査期間において一のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番とは異なる態様とすることもできる。この態様においても、各表示色間で輝度特性がばらつくことが観察者に知覚され難くなるという利点がある。
ところで、ブロック内の各データ線に階調信号が供給される時点の相違が維持されることによってデータ線毎の輝度特性(指定階調と実際の輝度との関係)のばらつきが観察者に知覚され易くなるという問題が起こる。
このような問題を解決するために、本発明に係る電気光学装置の他の態様として、複数の走査線と、複数本を単位として複数のブロックに区分された複数のデータ線との各交差に対応して複数の画素回路が配置された素子部であって、複数の画素回路の各々は、走査線の選択時にデータ線に供給される電位に応じて両端間の電圧が設定される容量素子と、容量素子の両端間の電圧に応じた階調になる電気光学素子とを含む素子部と、複数の走査線の各々を走査期間ごとに順次選択する走査線駆動回路と、複数のブロックの各々に対応する複数の画像信号線と、各走査期間内の初期化期間においては各画像信号線に初期化電位を一斉に出力する一方、初期化期間後の書込期間においては走査線駆動回路にて選択された走査線と、各ブロックに属する複数のデータ線との各交差に対応する画素回路の階調を時分割で指定する階調信号をブロックごとに生成して各画像信号線に出力する信号出力回路と、複数のブロックの各々に対応する複数の導通手段と、を具備し、各ブロックには、異なる表示色の画素回路に各々が対応する複数のデータ線が含まれ、一の走査線が選択される第1走査期間において一のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番と、第1走査期間とは別の期間であって一の走査線が選択される第2走査期間において一のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番とは異なる態様とすることもできる。
また、各ブロックには、異なる表示色の画素回路に各々が対応する複数のデータ線が含まれ、各走査期間内の書込期間において、互いに隣接するブロックのうちの一方のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番と、他方のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番とは異なる態様とすることもできる。さらに、各ブロックには、異なる表示色の画素回路に各々が対応する複数のデータ線が含まれ、相前後する2つの走査期間のうちの最初の走査期間において一のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番と、次の走査期間において一のブロックの複数のデータ線の各々を画像信号線に導通させる順番とは異なる態様とすることもできる。
本発明に係る電気光学装置は各種の電子機器に利用される。この電子機器の典型例は、電気光学装置を表示装置として利用した機器である。この種の機器としては、パーソナルコンピュータや携帯電話機などがある。もっとも、本発明に係る電気光学装置の用途は画像の表示に限定されない。例えば、光線の照射によって感光体ドラムなどの像担持体に潜像を形成する構成の画像形成装置(印刷装置)においては、像担持体を露光する手段(いわゆる露光ヘッド)として本発明の電気光学装置を採用することもできる。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置10の構成を示すブロック図である。この電気光学装置10は、画像を表示するための手段として各種の電子機器に採用される装置であり、複数の画素回路11が面状に配列された素子部100と、走査線駆動回路20と、データ線駆動回路30と、制御回路40とを有する。
図1に示すように、素子部100には、X方向に延在するm本の走査線102と、X方向に直交するY方向に延在する3n本のデータ線104とが設けられる(mおよびnは自然数)。各画素回路11は、走査線102とデータ線104との交差に対応する位置に配置される。従って、これらの画素回路Pは縦m行×横3n列のマトリクス状に配列する。
走査線駆動回路20は、複数の画素回路11を走査期間(1H)ごとに行単位で選択するための回路である。走査線駆動回路20は、順次アクティブになる走査信号G1〜Gmをm本の走査線102の各々に出力する。第i行(1≦i≦m)の走査線102に出力される走査信号Giのアクティブレベルへの遷移は、第i行の選択を意味する。
本実施形態においては、3n本のデータ線104は、相隣接する3本(104[1],104[2],104[3])を単位としてn個のブロックB(B1,B2,・・・Bn)に区分される。図1に示すように、各ブロックBに含まれる3本のデータ線104のうち左から数えて第1列目のデータ線104[1]に対応する各画素回路11の表示色は「R(赤色)」である。また、左から数えて第2列目のデータ線104[2]に対応する各画素回路11の表示色は「G(緑色)」である。さらに、左から数えて第3列目のデータ線104[3]に対応する各画素回路11の表示色は「B(青色)」である。
図1に示す制御回路40は、電気光学装置10の全体の動作を制御するための回路である。制御回路40は、走査線駆動回路20やデータ線駆動回路30に対してクロック信号などの制御信号を出力するほか、サンプリング信号S1〜S3を生成して各々をサンプリング信号線41a〜41cに出力する。
データ線駆動回路30は、各ブロックBに対応するn個の導通部50と、信号出力回路32と、各ブロックBに対応するn本の画像信号線106とを有する。図1に示すように、各導通部50は画像信号線106とデータ線104との間に各々が配置される3つのスイッチング素子51を備える。各スイッチング素子51のゲートは、サンプリング信号線41に接続される。より具体的には、各ブロックBのデータ線104[1]に対応する各スイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41aに並列的に接続され、データ線104[2]に対応する各スイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41bに並列的に接続され、データ線104[3]に対応する各スイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41cに並列的に接続される。
サンプリング信号Sf(f=1〜3)がアクティブレベルに遷移すると、各ブロックBのデータ線104[f]に対応するn個のスイッチング素子51が一斉にオン状態になり、各ブロックBのデータ線104[f]と当該ブロックBに対応する画像信号線106とが導通する。例えばサンプリング信号S1がアクティブレベルに遷移すると、各ブロックBのデータ線104[1]に対応するn個のスイッチング素子51が一斉にオン状態になり、各ブロックBのデータ線104[1]と当該ブロックBに対応する画像信号線106とが導通する。
信号出力回路32は、各ブロックBに対応するn系統の階調信号dを生成して各画像信号線106に出力する。第k段目(1≦k≦n)のブロックBkに対応する画像信号線106に供給される階調信号d[k]は、当該ブロックBkの3列分のデータ線104と走査線駆動回路20が選択した走査線102との各交差に対応する3つの画素回路11の階調を時分割で指定する電圧信号である。
図2は、ひとつの画素回路11の回路図である。図2においては、第i行の走査線102[i]に対応する画素回路11のうちブロックBkのデータ線104[f]に接続される画素回路11を例にして説明するが、他の画素回路11の構成も図2に示す構成と同じである。
図2に示すように、素子部100には、制御線110および発光制御線112がm本の走査線102の各々に対応して設けられる。各配線には、走査線駆動回路20から所定の信号が供給される。制御線110には初期化信号GINI[i]が供給され、発光制御線112には発光制御信号GEL[i]が供給される。各信号の具体的な波形やこれに応じた画素回路11の動作については後述する。
図2に示すように、画素回路Pは、高位側電位VELが供給される高位側電位線と低位側電位VCTが供給される低位側電位線との間に介挿された電気光学素子12を含む。電気光学素子12は、陽極と陰極との間に有機EL材料の発光層を介在させたOLED素子である。
図2に示すように、高位側電位線から電気光学素子12の陽極に至る電流経路上には、Pチャネル型の駆動トランジスタTdとNチャネル型の発光制御トランジスタTeとが設けられる。駆動トランジスタTdは、ゲートの電位に応じた駆動電流Ielを生成するための手段である。駆動トランジスタTdのソースは高位側電位線に接続されるとともにドレインは発光制御トランジスタTeのドレインに接続される。
発光制御トランジスタTeは、電気光学素子12に対する駆動電流Ielの供給の可否を決定する手段である。発光制御トランジスタTeのソースは電気光学素子11の陽極に接続されるとともにゲートは発光制御線112に接続される。発光制御信号GEL[i]がローレベルを維持する期間においては発光制御トランジスタTeがオフ状態となって電気光学素子12に対する駆動電流Ielの供給が遮断される一方、発光制御信号GEL[i]がハイレベルを維持する期間においては発光制御トランジスタTeがオン状態となって駆動トランジスタTdのゲートの電位に応じた駆動電流Ielが電気光学素子12に供給される。なお、発光制御トランジスタTeは駆動トランジスタTdと高位側電位線との間に配置されてもよい。
駆動トランジスタTdのゲートとドレインとの間には、駆動トランジスタTdのゲートとドレインとの導通および非導通を切り替えるNチャネル型のトランジスタTr1が介在する。トランジスタTr1のゲートは制御線110に接続される。従って、初期化信号GINI[i]がハイレベルに遷移するとトランジスタTr1はオン状態になって駆動トランジスタTdのゲートとドレインとが導通する。すなわち、駆動トランジスタTdがダイオード接続される。一方、初期化信号GINI[i]がローレベルに遷移するとトランジスタTr1はオフ状態になって駆動トランジスタTdのダイオード接続は解除される。
容量素子C0は、データ線104[f]に供給される階調信号d[k]に応じて駆動トランジスタTdのゲートの電位を設定および保持するための手段である。図2に示すように、容量素子C0は、第1電極L1と第2電極L2とを有する。第1電極L1は、駆動トランジスタTdのゲートに接続される。容量素子C0の第2電極L2とデータ線104[f]との間には、第2電極L2とデータ線104[f]との導通および非導通を切り替えるNチャネル型のトランジスタTr2が介在する。トランジスタTr2のゲートは走査線102[i]に接続される。従って、走査信号Gw[i]がハイレベルに遷移するとトランジスタTr2はオン状態となってデータ線104[f]と容量素子C0の第2電極L2とが導通する。一方、走査信号Gw[i]がローレベルに遷移するとトランジスタTr2はオフ状態になってデータ線104[f]と第2電極L2とは非導通となる。
次に、図3を参照して、走査線駆動回路20が生成する各信号の具体的な波形を説明する。図3に示すように、各走査期間Hは、初期化期間PINIと書込期間PWRTとを含む。初期化期間PINIは、各画素回路11の容量素子C0の両端間の電圧を初期化するための期間である。書込期間PWRTは、各画素回路11に対して階調信号dを書き込むための期間である。
走査信号Gw[1]ないしGw[m]は、走査期間(1H)ごとに順番にハイレベルとなる。走査信号Gw[i]は、1垂直走査期間(1V)のうちの第i番目の走査期間Hの始点から所定の時間が経過するまでの初期化期間PINIにおいてハイレベルになり、初期化期間PINIの終点で一旦ローレベルになった後、初期化期間PINIの経過後の書込期間PWRTにおいて再びハイレベルに遷移する。その他の期間においては走査信号Gw[i]はローレベルを維持する。
図3に示すように、初期化信号GINI[i]は、走査信号Gw[i]がハイレベルになる初期化期間PINIにおいてハイレベルに設定され、その他の期間においてローレベルに設定される信号である。
図3に示すように、発光制御信号GEL[i]は、走査信号Gw[i]がハイレベルになる書込期間PWRTの経過後から、走査信号Gw[i]および初期化信号GINT[i]が再びハイレベルになる初期化期間PINTの開始前までの期間(以下「発光期間」という)PELにてハイレベルになり、それ以外の期間(すなわち初期化期間PINTと書込期間PWRTとを含む期間)にてローレベルになる信号である。
次に、図3を参照しながら、電気光学装置10の動作を初期化期間PINIと書込期間PWRTと発光期間PELとに区分して説明する。
(a)初期化期間PINI
図3に示すように、初期化期間PINIにおいては初期化信号GINI[i]および走査信号Gw[i]はハイレベルに設定され、発光制御信号GEL[i]はローレベルに設定される。従って、図2に示すトランジスタTr1とTr2とはオン状態になる一方、発光制御トランジスタTeはオフ状態になる。
図3に示すように、初期化期間PINIにおいて、サンプリング信号S1ないしS3は一斉にハイレベルに遷移する。従って、各ブロックBの3つのスイッチング素子51は一斉にオン状態になる。このとき、データ線駆動回路30から各画像信号線106へ出力される階調信号dは初期化電位Vpに設定される。従って、総てのデータ線104に対して初期化電位Vpが一斉に供給される。初期化期間PINIにおいては、選択された走査線102に対応する画素回路11の容量素子C0の第2電極L2とデータ線104とがトランジスタTr2を介して導通するから、容量素子C0の第2電極L2の電位は初期化電位Vpに設定される。本実施形態において、初期化電位Vpは、初期化期間PINIの直前の時点で容量素子C0に蓄積されていた電荷をデータ線104側へ放電(リセット)させて除去できる程度の値に設定される。
また、初期化期間PINIにおいては、図2に示すトランジスタTr1がオン状態になって駆動トランジスタTdがダイオード接続されることで、第1電極L1の電位(すなわち駆動トランジスタTdのゲートの電位)が、高位側電位VELよりも閾値電圧Vthだけ低い電位に設定される。以上に説明したように、初期化期間PINIにおいては、画素回路11の容量素子C0の両端間の電圧は、表示画像の階調とは無関係な電圧Vp−(VEL−Vth)に初期化される。
なお、走査信号Gw[i]がローレベルに変化する時点よりも前にサンプリング信号S1ないしS3が一斉にローレベルに遷移すると、容量素子C0の第2電極L2の電位は、データ線104に供給される電位の変化に応じて初期化電位Vpから変動する。本実施形態においては、走査信号Gw[i]がローレベルに変化してトランジスタTr2がオフ状態に変化した後にサンプリング信号S1ないしS3が一斉にローレベルに遷移するから、初期化期間PINIにおける第2電極L2の電位は初期化電位Vpに維持される。
(b)書込期間PWRT
書込期間PWRTにおいては、図3に示すように、走査信号Gw[i]はハイレベルに設定される一方、初期化信号GINI[i]および発光制御信号GEL[i]はローレベルに設定される。従って、図2に示すトランジスタTr2がオン状態になるとともにトランジスタTr1および発光制御トランジスタTeはオフ状態になる。
図3に示すように、書込期間PWRTは、当該書込期間PWRTの開始時点から所定期間が経過するまでの第1期間T1と、第1期間T1の経過後の第2期間T2と、第2期間T2の経過後の第3期間T3とを有する。図3に示すように、第1期間T1〜第3期間T3にて3系統のサンプリング信号S(S1〜S3)が順番にアクティブレベルに遷移する。
図3に示すように、第1期間T1においては、サンプリング信号S1がハイレベルに遷移する一方、サンプリング信号S2およびS3はローレベルを維持する。従って、各ブロックBのデータ線104[1]に対応するスイッチング素子51がオン状態に遷移して、各ブロックBのデータ線[1]と当該ブロックBに対応する画像信号線106とが導通する。第1期間T1において、信号出力回路32から各画像信号線106に供給される階調信号dは、各ブロックBのデータ線104[1]と、選択された走査線102との交差に対応する画素回路11の階調に応じた電位VRに設定され、当該電位VRが各データ線104[1]に供給される。
このとき、データ線104[1]と第2電極L2とはトランジスタTr2を介して導通するから、第2電極L2の電位は、初期化期間PINIにて設定された初期化電位Vpから電位VRに変化する。書込期間PWRTにおいては、トランジスタTr1はオフ状態にあり、また、駆動トランジスタTdのゲートのインピーダンスは充分に高い。したがって、第2電極L2が電位Vpから電位VRへ変化すると、第1電極L1の電位は容量カップリングによってその直前の電位(VEL−Vth)から変化する。このときの第1電極L1の電位の変動量は、容量素子C0とその他の寄生容量(例えば駆動トランジスタTdのゲート容量やその他の配線に寄生する容量)との容量比に応じて定まる。すなわち、駆動トランジスタTdのゲートの電位は、データ線104[1]に供給される階調信号d(=VR)に応じた電位に設定され、当該電位が容量素子C0によって保持される。このとき、駆動トランジスタTdのゲートの電位は閾値電圧Vthに依存しない値に設定されるから、各駆動トランジスタTdの閾値電圧Vthのバラツキが補償される。
同様に、第2期間T2においては、各導通部50の第2段目のスイッチング素子51がハイレベルのサンプリング信号S2によってオン状態に遷移することで、各ブロックBのデータ線104[2]に電位VGの階調信号dが供給される。また、第3期間T3においては、各導通部50の第3段目のスイッチング素子51がハイレベルのサンプリング信号S3によってオン状態に遷移することで、各ブロックBのデータ線104[3]に電位VBの階調信号dが供給される。
(c)発光期間PEL
発光期間PELにおいては、図3に示すように、走査信号Gw[i]および初期化信号GINI[i]がローレベルに設定されるとともに発光制御信号GEL[i]がハイレベルに設定される。従って、図2に示すトランジスタTr2およびTr1はオフ状態になるとともに発光制御トランジスタTeはオン状態になる。
発光期間PELにおいては、発光制御トランジスタTeがオン状態になるから、駆動電流Ielの経路が形成される。したがって、駆動トランジスタTdのゲートの電位に応じた駆動電流Ielが高位側電位線から駆動トランジスタTdおよび発光制御トランジスタTeを経由して電気光学素子12に供給される。これにより、電気光学素子12は駆動トランジスタTdのゲートの電位(容量素子C0の両端間の電圧)に応じた階調になる。
以上に説明したように、本実施形態においては、各走査期間H内の初期化期間PINIにおいて、各ブロックB内の3本のデータ線104[1]〜[3]を当該ブロックBに対応する画像信号線106に一斉に導通させるとともに各画像信号線106に初期化電位Vpを一斉に供給することで、各画素回路11の容量素子C0の電位を一斉に初期化する。これにより、各走査期間H内において、各画素回路12の容量素子C0の電位を初期化するための期間をブロックB内の各データ線104について個別に設ける必要がないから、図12に示す態様と比べて書込期間PWRTの時間長を十分に確保できるという利点がある。
<B:第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態に係る電気光学装置10の動作を示すタイミングチャートである。本実施形態においては、ブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々を画像信号線106に導通させる順番(サンプリング信号S1〜S3がアクティブになる順番)が、同じ走査線102が選択される各走査期間H内の書込期間PWRTで異なる。本実施形態では、走査信号Gw[i]がハイレベルに設定される走査期間H内の書込期間PWRTでは、第1期間T1にて各ブロックBの第1列目のデータ線104[1]を画像信号線106に導通させ、第2期間T2にて各ブロックBの第2列目のデータ線104[2]を画像信号線106に導通させ、第3期間T3にて各ブロックBの第3列目のデータ線104[3]を画像信号線106に導通させる。同じ走査線102が次に選択される走査期間H内の書込期間PWRTでは、第1期間T1にて各ブロックBの第3列目のデータ線104[3]を画像信号線106に導通させ、第2期間T2にて各ブロックBの第1列目のデータ線104[1]を画像信号線106に導通させ、第3期間T3にて各ブロックBの第2列目のデータ線104[2]を画像信号線106に導通させる。さらに、同じ走査線102が次に選択される走査期間H内の書込期間PWRTでは、第1期間T1にて各ブロックBの第2列目のデータ線104[2]を画像信号線106に導通させ、第2期間T2にて各ブロックBの第3列目のデータ線104[3]を画像信号線106に導通させ、第3期間T3にて各ブロックBの第1列目のデータ線104[1]を画像信号線106に導通させるという具合である。以下、その具体的な内容について説明する。
図4に示すように、垂直走査期間V1のうち走査信号Gw[i]がハイレベルに設定される走査期間H内の書込期間PWRTでは、第1期間T1にてブロックB内のデータ線104[1]を画像信号線106に導通させ、第2期間T2にてブロックB内のデータ線104[2]を画像信号線106に導通させ、第3期間T3にてブロックB内のデータ線104[3]を画像信号線106に導通させる。つまり、垂直走査期間V1のうち走査信号Gw[i]がハイレベルに設定される走査期間H内の書込期間PWRTでは、データ線104[1]に対する電位VRの供給とデータ線104[2]に対する電位VGの供給とデータ線104[3]に対する電位VBの供給とがこの順番で順次に実行される。
垂直走査期間V2のうち走査信号Gw[i]がハイレベルに設定される走査期間H内の書込期間PWRTでは、データ線104[3]に対する電位VBの供給とデータ線104[1]に対する電位VRの供給とデータ線104[2]に対する電位VGの供給とがこの順番で順次に実行される。さらに、同じ走査線102が次に選択される走査期間H(垂直走査期間V3内)内の書込期間PWRTでは、データ線104[2]に対する電位VGの供給とデータ線104[3]に対する電位VBの供給とデータ線104[1]に対する電位VRの供給とがこの順番で順次に実行される。ブロックB内の3本のデータ線104に対する階調信号dの供給の順番は、3個の垂直走査期間(V1〜V3)を単位として繰り返される。
第1実施形態の構成では、図5に示すように、ブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々を画像信号線106に導通させる順番が、同じ走査線102が選択される各走査期間H内の書込期間PWRTにおいて共通する。具体的には、図5に示すように、走査信号Gw[i]がハイレベルに設定されるいずれの走査期間H内の書込期間PWRTにおいても、データ線104[1]に対する電位VRの供給とデータ線104[2]に対する電位VGの供給とデータ線104[3]に対する電位VBの供給とがこの順番で順次に実行される。
図5に示す第1実施形態では、初期化期間PINIにおいて各画素回路11の容量素子C0に初期化電位Vpを一斉に書き込んだ後、書込期間PWRTにおいてブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々に時分割で階調信号dを供給する。したがって、初期化期間PINIの終点t1からブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々に対する階調信号dの供給が開始される時点(図5に示す時点tr、tg、tb)までの時間長(図5に示すTr、Tg、Tb)は、ブロックB内の3本のデータ線104[f]ごとに相違する。
ここで、初期化期間PINIの終点t1からデータ線104[f]に対する階調信号dの供給が開始されるまでの期間(Tr、Tg、Tb)にて当該データ線104[f]に対応する画素回路11の容量素子C0から電流がリークする場合がある。この場合、初期化期間PINIの終点t1からデータ線104[f]に対する階調信号dの供給が開始されるまでの時間長が大きいほど当該データ線104[f]に対応する画素回路11の容量素子C0からリークする電流の量が大きい。容量素子C0のリーク電流量が大きいほど、駆動トランジスタTdのゲート電位は、初期化期間PINIにて設定された電位から大きく変化する。駆動トランジスタTdのゲート電位は、初期化期間PINIで設定された電位を基準(変化の基点)として書込期間PWRTにて設定されるから、初期化期間PINIで設定されたゲート電位が所期の値から大きく変化するほど、その後の書込期間PWRTにて設定されるゲート電位は目標値から大きくずれてしまう。
図5に示す第1実施形態においては、ブロックB内の各データ線104[f]に対する階調信号dの供給の順番が変化しないから、初期化期間PINIの終点t1から各データ線104[f]に対する階調信号dの供給が開始される時点までの時間長のデータ線104[f]毎の長短の関係(Tr<Tg<Tb)は、同じ走査線102が選択される各走査期間Hにて常に維持される。したがって、初期化期間PINIの直後における駆動トランジスタTdのゲート電位の変動量は、データ線104[3]に対応する画素回路11にて最大になるとともにデータ線104[1]に対応する画素回路11にて最小になるという不均衡は変化しない。これにより、図5に示す第1実施形態においては、ブロックB内の各データ線104[f]に対応する画素回路11の輝度特性(指定階調と実際の輝度との関係)のばらつきが観察者に知覚され易くなるという問題が起こる。
本実施形態においては、ブロックB内の各データ線104[f]を画像信号線106に導通させる順番が、同じ走査線102が選択される各走査期間H内の書込期間PWRTで異なる。つまり、初期化期間PINIの終点t1から各データ線104[f]に対する階調信号dの供給が開始される時点までの時間長のデータ線104[f]毎の長短の関係は、同じ走査線102が選択される走査期間Hごとに変化する。これにより、ブロックB内の各データ線104[f]に対応する画素回路11の輝度特性のばらつきは観察者に知覚され難くなる。
特に、初期化期間PINIの終点t1からデータ線104[f]に対する階調信号dの供給が開始されるまでの時間長を3個の垂直走査期間(V1〜V3)にわたって合計した総和が、ブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々について同等になるように設定すれば、上記効果を最大限に得ることができる。
以上においては初期化期間PINIの直後の期間に着目したが、画素回路11に対する階調信号dの供給の終了から電気光学素子12の発光が開始される時点(発光期間PELの始点t2)までの時間長もデータ線104[f]ごとに相違する。容量素子C0の電荷のリークは階調信号dの供給の終了後にも発生するから、階調信号dの供給の終了から発光期間PELの始点t2までの時間長がデータ線104[f]ごとに相違することも、各画素回路11の容量素子C0におけるリーク量(駆動トランジスタTdのゲート電位)が相違する原因となり得る。第1実施形態においては、ブロックB内の各データ線104[f]に対する階調信号dの供給の順番が変化しないから、各データ線104[f]に対する階調信号dの供給の終了から発光が開始される時点までの時間長のデータ線104毎の長短の関係は、同じ走査線102が選択される走査期間Hにて常に維持される。これにより、ブロックB内の各データ線104[f]に対応する画素回路11の輝度特性のばらつきが観察者に知覚され易くなるという問題が起こる。
これに対して、本実施形態では、ブロックB内の各データ線104[f]を画像信号線106に導通させる順番が、同じ走査線102が選択される各走査期間H内の書込期間PWRTで異なるから、各データ線104[f]に対する階調信号dの供給の終了から発光が開始される時点までの時間長のデータ線104[f]毎の長短の関係は、同じ走査線102が選択される走査期間Hごとに変化する。これにより、ブロックB内の各データ線104[f]に対応する画素回路11の輝度特性のばらつきは観察者に知覚され難くなる。
特に、データ線104[f]に対する階調信号dの供給の終了から発光が開始される時点までの時間長を3個の垂直走査期間(V1〜V3)にわたって合計した総和が、ブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々について同等となるように設定すれば、上記効果を最大限に得ることができる。
<C:第3実施形態>
図6は、本発明の第3実施形態に係る電気光学装置10の構成を示すブロック図である。本実施形態では、各走査期間H内の書込期間PWRTにおいて、互いに隣接するブロックBのうちの一方のブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々を画像信号線106に導通させる順番と、他方のブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々を画像信号線106に導通させる順番とが異なる。本実施形態では、第3k−2番目(k=1、2、・・・、n)のブロックB3k−2では、各走査期間H内の書込期間PWRTの第1期間T1にて第1列目のデータ線104[1]を画像信号線106に導通させ、第2期間T2にて第2列目のデータ線104[2]を画像信号線106に導通させ、第3期間T3にて第3列目のデータ線104[3]を画像信号線106に導通させる。一方、第3k−2番目のブロックB3k−2に隣接する第3k−1番目のブロックB3k−1では、第1期間T1にて第3列目のデータ線104[3]を画像信号線106に導通させ、第2期間T2にて第1列目のデータ線104[1]を画像信号線106に導通させ、第3期間T3にて第2列目のデータ線104[2]を画像信号線106に導通させる。さらに、第3k−1番目のブロックB3k−1に隣接する第3k番目のブロックB3kでは、第1期間T1にて第2列目のデータ線104[2]を画像信号線106に導通させ、第2期間T2にて第3列目のデータ線104[3]を画像信号線106に導通させ、第3期間T3にて第1列目のデータ線104[1]を画像信号線106に導通させるという具合である。以下、具体的な内容について説明する。
図6に示すように、導通部50内の各スイッチング素子51とこれを制御するサンプリング信号Sとの組合せ(各スイッチング素子51のゲートとその接続先となるサンプリング信号線41との組み合わせ)が、相隣接するブロックBに対応する各導通部50で相違する。例えば図6に示すブロックB1に対応する導通部50においては、第1番目のスイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41aに接続され、第2番目のスイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41bに接続され、第3番目のスイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41cに接続される。一方、ブロックB1に隣接するブロックB2に対応する導通部50においては、第1番目のスイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41bに接続され、第2番目のスイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41cに接続され、第3番目のスイッチング素子51のゲートはサンプリング信号線41aに接続される。
図7は、本実施形態に係る電気光学装置10の動作を示すタイミングチャートである。図7に示すように、各走査期間H内の書込期間PWRTの第1期間T1〜第3期間T3にてサンプリング信号S1〜S3が順番にアクティブレベルに遷移する。前述のように導通部50内の各スイッチング素子51とサンプリング信号線41との関係は相隣接するブロックBごとに異なるから、ブロックB内の3本のデータ線104[f]を画像信号線106に導通させる順番は、相隣接するブロックBで相違する。すなわち、各走査期間H内の書込期間PWRTにおいて、第3k−2番目(k=1、2、・・・、n)のブロックB3k−2では、データ線104[1]に対する電位VRの供給とデータ線104[2]に対する電位VGの供給とデータ線104[3]に対する電位VBの供給とがこの順番で順次に実行される。同様に、ブロックB3k−1では、データ線104[3]に対する電位VBの供給とデータ線104[1]に対する電位VRの供給とデータ線104[2]に対する電位VGの供給とがこの順番で順次に実行される。さらに、ブロックB3kでは、データ線104[2]に対する電位VGの供給とデータ線104[3]に対する電位VBの供給とデータ線104[1]に対する電位VRの供給とがこの順番で順次に実行される。
第1実施形態においては、初期化期間PINIの終点t1からブロックB内の各データ線104[f]に階調信号dが供給され始める時点までの時間長のデータ線104[f]毎の長短の関係は、相隣接するブロックBにて同じである。これに対して、本実施形態においては、初期化期間PINIの終点t1からブロックB内の各データ線104[f]に階調信号dが供給され始める時点までの時間長のデータ線104[f]毎の長短の関係は、相隣接するブロックBにて異なる。従って、本実施形態によれば、ブロックB内の各データ線104[f]に対応する画素回路11の輝度特性のばらつきは第1実施形態に比べて観察者に知覚され難くなる。
特に、初期化期間PINIの終点t1からひとつの表示色に対応するデータ線104[f]に階調信号dが供給され始める時点までの時間長を相隣接するブロックB総てにわたって合計した総和が、ブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々について同等となるように設定すれば上記効果を最大限に得ることができる。
また、第1実施形態においては、ブロックB内の各データ線104[f]に対する階調信号dの供給の終了から発光が開始される時点までの時間長のデータ線104[f]毎の長短の関係は、相隣接するブロックBにて同じである。これに対して、本実施形態においては、ブロックB内の各データ線104[f]に対する階調信号dの供給の終了から発光が開始される時点までの時間長のデータ線104[f]毎の長短の関係は、相隣接するブロックBにて異なるから、ブロックB内の各データ線104[f]に対応する画素回路11の輝度特性のばらつきは第1実施形態に比べて観察者に知覚され難くなる。
特に、ひとつの表示色に対応するデータ線104[f]に対する階調信号dの供給の終了から発光が開始される時点までの時間長を相隣接するブロックB総てにわたって合計した総和が、ブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々について同等となるように設定すれば上記効果を最大限に得ることができる。
<D:変形例>
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の変形が可能である。また、以下に示す変形例のうちの2以上の変形例を組み合わせることもできる。
(1)変形例1
上述の各実施形態においては、ブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々を画像信号線106に導通させる順番は、ひとつの垂直走査期間V内の複数の走査期間H内の書込期間PWRTにおいて同じであるが、これに限らず、ブロックB内の3本のデータ線104[f]の各々を画像信号線106に導通させる順番が、ひとつの垂直走査期間V内の相前後する走査期間H内の書込期間PWRTにおいて異なる態様とすることもできる。例えば図4に示す垂直走査期間V1内において、走査信号Gw[i]がハイレベルに設定される走査期間H内の書込期間PWRTでは、データ線104[1]に対する電位VRの供給とデータ線104[2]に対する電位VGの供給とデータ線104[3]に対する電位VBの供給とがこの順番で順次に実行され、走査信号Gw[i+1]がハイレベルに設定される走査期間H内の書込期間PWRTでは、データ線104[3]に対する電位VBの供給とデータ線104[1]に対する電位VRの供給とデータ線104[2]に対する電位VGの供給とがこの順番で順次に実行される態様であってもよい。
(2)変形例2
上述の各実施形態においては、3本のデータ線104ごとにブロックBに区分される態様が例示されているが、ブロックBに属するデータ線104の本数は任意である。また、ブロックB内の複数のデータ線104の各々に対応する画素回路11の表示色の種類や数も任意である。
例えば、4本のデータ線104ごとにブロックBに区分し、各ブロックBにおいて、第1列目のデータ線104[1]に対応する画素回路11の表示色は「R(赤色)」であり、第2列目のデータ線104[2]に対応する画素回路11の表示色は「G(緑色)」であり、第3列目のデータ線104[3]に対応する画素回路11の表示色は「B(青色)」であり、第4列目のデータ線104[4]に対応する画素回路11の表示色は「W(白色)」である態様とすることもできる。
この態様を上述の第2実施形態に適用した場合、ブロックB内の4本のデータ線104[g](g=1〜4)の各々を画像信号線106に導通させる順番が、同じ走査線102が選択される各走査期間H内の書込期間PWRTで異なる。例えば一の垂直走査期間V1のうち走査信号Gw[i]がハイレベルに設定される走査期間H内の書込期間PWRTでは、「R」に対応するデータ線104[1]→「G」に対応するデータ線104[2]→「B」に対応するデータ線104[3]→「W」に対応するデータ線104[4]の順番で画像信号線106に導通する。
また、同じ走査線102が次に選択される走査期間H(一の垂直走査期間V1の次の垂直走査期間V2内)の書込期間PWRTでは、「W」に対応するデータ線104[4]→「R」に対応するデータ線104[1]→「G」に対応するデータ線104[2]→「B」に対応するデータ線104[3]の順番で画像信号線106に導通する。
そして、同じ走査線102が次に選択される走査期間H(垂直走査期間V2の次の垂直走査期間V3内)の書込期間PWRTでは、「B」に対応するデータ線104[3]→「W」に対応するデータ線104[4]→「R」に対応するデータ線104[1]→「G」に対応するデータ線104[2]の順番で画像信号線106に導通する。
さらに、同じ走査線102が次に選択される走査期間H(垂直走査期間V3の次の垂直走査期間V4内)の書込期間PWRTでは、「G」に対応するデータ線104[2]→「B」に対応するデータ線104[3]→「W」に対応するデータ線104[4]→「R」に対応するデータ線104[1]の順番で画像信号線106に導通するという具合である。
また、この態様を上述の第3実施形態に適用した場合、互いに隣接するブロックBのうちの一方のブロックB内の4本のデータ線104[g]の各々を画像信号線106に導通させる順番と、他方のブロックB内の4本のデータ線104[g]の各々を画像信号線106に導通させる順番とは異なる。例えば第4k−3番目(k=1、2、・・・、n)のブロックB4k−3では、各走査期間H内の書込期間PWRTにおいて、「R」に対応するデータ線104[1]→「G」に対応するデータ線104[2]→「B」に対応するデータ線104[3]→「W」に対応するデータ線104[4]の順番で画像信号線106に導通する。一方、ブロックB4k−3に隣接する第4k−2番目のブロックB4k−2では、各走査期間H内の書込期間PWRTにおいて、「W」に対応するデータ線104[4]→「R」に対応するデータ線104[1]→「G」に対応するデータ線104[2]→「B」に対応するデータ線104[3]の順番で画像信号線106に導通する。また、ブロックB4k−2に隣接する第4k−1番目のブロックB4k−1では、各走査期間H内の書込期間PWRTにおいて、「B」に対応するデータ線104[3]→「W」に対応するデータ線104[4]→「R」に対応するデータ線104[1]→「G」に対応するデータ線104[2]の順番で画像信号線106に導通する。さらに、ブロックB4k−1に隣接する第4k番目のブロックB4kでは、各走査期間H内の書込期間PWRTにおいて、「G」に対応するデータ線104[2]→「B」に対応するデータ線104[3]→「W」に対応するデータ線104[4]→「R」に対応するデータ線104[1]の順番で画像信号線106に導通するという具合である。
(3)変形例3
初期化電圧Vpや「R」「G」「B」に対応するデータ電位(VR,VG,VB)を画像信号線106に供給する際に、初期化電圧Vpとデータ電位との間や各データ電位の間に「黒」に相当する電圧を挟んだり、初期化電圧Vpを挟んだりして供給することもできる。この態様によれば、サンプリング信号S1〜S3がアクティブになるタイミングと、階調信号dが画像信号線106に供給されるタイミングとの同期がずれたとしても、誤って発光するのを防止でき、黒浮きを防止できるという利点がある。
(4)変形例4
第2実施形態および第3実施形態においては、各走査期間H内の初期化期間PINIにおいて、各画素回路11の容量素子C0の電位を一斉に初期化するという第1実施形態の構成を前提としているが、そのような第1実施形態の構成を前提としない態様とすることもできることは勿論である。
(5)変形例5
上述の各実施形態においては、電気光学素子12の一例として、OLED素子を取り上げたが、これに限らず、例えば液晶素子や無機発光ダイオードなどであってもよい。要は、印加される電気エネルギに応じた発光輝度で発光するのであれば、どのような素子であってもよい。
<E:電子機器>
次に、本発明に係る電気光学装置10を利用した電子機器について説明する。図8は、以上に説明した何れかの形態に係る表示装置10を採用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、電気光学装置10と本体部2010とを備える。本体部2010には、電源スイッチ2001およびキーボード2002が設けられている。
図9に、本発明に係る電気光学装置10を適用した携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002、ならびに表示装置を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置(表示装置)10に表示される画面がスクロールされる。
図10に、本発明に係る電気光学装置10を適用した携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002、ならびに表示装置10を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置(表示装置)10に表示される。
なお、本発明に係る電気光学装置が適用される電子機器としては、図8から図10に示したもののほか、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、プリンタ、スキャナ、複写機、ビデオプレーヤ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。また、本発明に係る電気光学装置の用途は画像の表示に限定されない。例えば、光書込み型のプリンタや電子複写機といった画像形成装置においては、用紙などの記録材に形成されるべき画像に応じて感光体を露光する書込みヘッドが使用されるが、この種の書込みヘッドとしても本発明の電気光学装置は利用される。
第1実施形態に係る電気光学装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る画素回路の回路図である。 同実施形態に係る電気光学装置の動作を示すチャート図である。 第2実施形態に係る電気光学装置の動作を示すチャート図である。 第1実施形態に係る電気光学装置の動作を示すチャート図である。 第3実施形態に係る電気光学装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る電気光学装置の動作を示すチャート図である。 本発明に係る電子機器の具体例を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の具体例を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の具体例を示す斜視図である。 従来の電気光学装置の概略構成を示すブロック図である。 従来の電気光学装置の動作を示すチャート図である。
符号の説明
10……電気光学装置、11……画素回路、12……電気光学素子、20……走査線駆動回路、30……データ線駆動回路、40……制御回路、41……サンプリング信号線、50……導通部、51……スイッチング素子、100……素子部、102……走査線、104……データ線、106……画像信号線、B……ブロック、C0……容量素子、d……階調信号、Gw……走査信号、GINI……初期化信号、H……走査期間、PINI……初期化期間、PWRT……書込期間、PEl……発光期間、s……サンプリング信号、T……期間、Td……駆動トランジスタ、V……垂直走査期間。

Claims (5)

  1. 第1データ線と、
    第1電極及び第2電極を有する第1容量素子と、
    前記第1データ線に電気的に接続された一方の電流端と、前記第2電極に電気的に接続された他の電流端とを備える第1トランジスターと、
    第1陽極を備える第1電気光学素子と、
    電位線から前記第1陽極に至る電流経路上に設けられ、前記第1電極にゲートが電気的に接続された第2トランジスターと、
    前記第2トランジスターのゲートに電気的に接続された一方の電流端と、前記第2トランジスターのドレインに電気的に接続された他方の電流端とを備える第3トランジスターと、
    前記第2トランジスターのゲート電位に応じた第1駆動電流の前記第1電気光学素子への供給可否を決定する第4トランジスターと、
    第2データ線と、
    第3電極及び第4電極を有する第2容量素子と、
    前記第2データ線に電気的に接続された一方の電流端と、前記第4電極に電気的に接続された他の電流端とを備える第5トランジスターと、
    第2陽極を備える第2電気光学素子と、
    電位線から前記第2陽極に至る電流経路上に設けられ、前記第3電極にゲートが電気的に接続された第6トランジスターと、
    前記第6トランジスターのゲートに電気的に接続された一方の電流端と、前記第トランジスターのドレインに電気的に接続された他方の電流端とを備える第7トランジスターと、
    前記第6トランジスターのゲート電位に応じた第2駆動電流の前記第2電気光学素子への供給可否を決定する第8トランジスターと、
    前記第1データ線及び前記第2データ線に信号を出力するデータ線駆動回路と、
    前記第1トランジスター及び前記第5トランジスターのゲートに電気的に接続された第1制御線と、
    前記第3トランジスター及び前記第7トランジスターのゲートに電気的に接続された第2制御線と、
    前記第4トランジスター及び前記第8トランジスターのゲートに電気的に接続された第3制御線と、
    前記第1制御線に第1制御信号を供給し、前記第2制御線に第2制御信号を供給し、前記第3制御線に第3制御信号を供給する走査線駆動回路と、
    を具備し、
    第1期間において、
    前記走査線駆動回路は、
    前記第1制御信号により、前記第1データ線と前記第2電極とが前記第1トランジスターを介して導通させるとともに、前記第2データ線と前記第4電極とが前記第5トランジスターを介して導通させ、
    前記第2制御信号により、前記第2トランジスターのゲートとドレインとが前記第3トランジスターを介して導通させるとともに、前記第6トランジスターのゲートとドレインとが前記第7トランジスターを介して導通させ、
    前記第3制御信号により、前記第4トランジスターをオフ状態として前記第1電気光学素子に対する前記第1駆動電流の供給を遮断するとともに、前記第8トランジスターをオフ状態として前記第2電気光学素子に対する前記第2駆動電流の供給を遮断し、
    前記データ線駆動回路は、
    前記第1データ線及び前記第2データ線に初期化電位を供給し、
    前記第1期間の後の第2期間において、
    前記走査線駆動回路は、
    前記第1制御信号により、前記第1データ線と前記第2電極とが前記第1トランジスターを介して導通させるとともに、前記第2データ線と前記第4電極とが前記第5トランジスターを介して導通させ、
    前記第2制御信号により、前記第3トランジスターをオフ状態とするとともに、前記第7トランジスターをオフ状態とし、
    前記第3制御信号により、前記第4トランジスターをオフ状態として前記第1電気光学素子に対する前記第1駆動電流の供給を遮断するとともに、前記第8トランジスターをオフ状態として前記第2電気光学素子に対する前記第2駆動電流の供給を遮断し、
    前記データ線駆動回路は、
    前記第1データ線に第1階調信号を供給し、
    前記第2期間の後の第3期間において、
    前記走査線駆動回路は、
    前記第1制御信号により、前記第1データ線と前記第2電極とが前記第1トランジスターを介して導通させるとともに、前記第2データ線と前記第4電極とが前記第5トランジスターを介して導通させ、
    前記第2制御信号により、前記第3トランジスターをオフ状態とするとともに、前記第7トランジスターをオフ状態とし、
    前記第3制御信号により、前記第4トランジスターをオフ状態として前記第1電気光学素子に対する前記第1駆動電流の供給を遮断するとともに、前記第8トランジスターをオフ状態として前記第2電気光学素子に対する前記第2駆動電流の供給を遮断し、
    前記データ線駆動回路は、
    前記第2データ線に第2階調信号を供給し、
    前記第3期間の後の第4期間において、
    前記走査線駆動回路は、
    前記第1制御信号により、前記第1トランジスターをオフ状態とするとともに、前記第5トランジスターをオフ状態とし、
    前記第2制御信号により、前記第3トランジスターをオフ状態とするとともに、前記第7トランジスターをオフ状態とし、
    前記第3制御信号により、前記第4トランジスターをオン状態として前記第1電気光学素子に前記第1駆動電流を供給するとともに、前記第8トランジスターをオン状態として前記第2電気光学素子に前記第2駆動電流を供給する、
    電気光学装置。
  2. 前記データ線駆動回路は、
    画像信号線と、
    前記第1データ線と前記画像信号線との間の導通状態を制御する第1スイッチング素子と、
    前記第2データ線と前記画像信号線との間の導通状態を制御する第2スイッチング素子と、
    を備え、
    前記第2期間には、前記画像信号線に前記第1階調信号が供給されるとともに、前記第1スイッチング素子を介して前記画像信号線が前記第1データ線と導通し、
    前記第期間には、前記画像信号線に前記第2階調信号が供給されるとともに、前記第2スイッチング素子を介して前記画像信号線が前記第2データ線と導通する、
    請求項1の電気光学装置。
  3. 前記データ線駆動回路は、前記第2期間終了時から前記第3期間開始時までの期間に、前記初期化電位もしくは黒階調に相当する電位を供給する、
    請求項1または請求項2の電気光学装置。
  4. 前記データ線駆動回路は、前記第1期間終了時から前記第2期間開始時までの期間に、前記初期化電位もしくは黒階調に相当する電位を供給する、
    請求項1または請求項2の電気光学装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れかの電気光学装置を具備する電子機器。
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