JP5481616B2 - ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
間隔調節部は、第一摩擦部材又は入力軸の支持部に形成された突出部と、支持部又は第一摩擦部材に形成され、突出部に係合する溝部とを有し、溝部は、支持部又は第一摩擦部材の回転方向に沿って深さが変化してもよい。
第一摩擦部材は、出力軸に対して軸方向に相対移動可能であってもよい。
実施の形態
この発明の実施の形態に係るブレーキ装置101の構成を説明する。
図1を参照すると、ブレーキ作動状態のブレーキ装置101が示されている。
ブレーキ装置101は、図示しないモータ等の回転電機に連結されて回転電機の回転駆動力が入力される入力軸1と、入力軸1に連結され且つ入力軸1に入力された回転駆動力を図示しない他の装置に伝達し出力する出力軸2とを有している。
ここで、第一フランジ部1cは、支持部を構成している。
脚部2cはそれぞれ、湾曲した板状の形状を有し、円筒を軸方向に沿って分割して形成される円筒の一部である。複数の脚部2cは、互いの間に間隙2dを有して円筒状に配置されている。
また、第二フランジ部2bにおける第二軸部2aと反対側の表面2b1の中央には、円柱状の連結凹部2eが形成されている。連結凹部2eは、第二軸部2aの内部にわたって延在している。
第二軸部2a、第二フランジ部2b、脚部2cが形成する円筒、及び連結凹部2eは、同心状に配置されている。
ここで、出力軸2の脚部2cは、係合部を構成している。
中心線CLに沿った係合溝1c2の断面を示す図5を参照すると、係合溝1c2は、中心線CLに沿う延在方向の中央部1c3で最も深くなっており、中央部1c3の両側に、中央部1c3を表面1c1に連結し且つ係合溝1c2の深さを徐々に浅くするテーパ部1c4を有している。
ここで、鋼球10及び係合溝1c2は、間隔調節部を構成し、さらに、鋼球10は突出部を構成している。
第一カバー7は、有底円筒状の形状を有して入力軸1の第一フランジ部1c側に配置される。第一カバー7は、入力軸1の第一フランジ部1c及びブレーキ板4に対向する円板状の端部7aと、第一フランジ部1c及びブレーキ板4の外周を囲む円筒部7bとを有している。そして、第一カバー7は、端部7aに形成された軸穴7cから入力軸1の第一軸部1aを突出させる。
そして、第二カバー8のフランジ部8bが第一カバー7の円筒部7bに結合されることによって、第一カバー7及び第二カバー8が一体化される。
なお、入力軸1の第一軸部1a及び出力軸2の第二軸部2aは、第一カバー7及び第二カバー8に対して軸方向に移動しないように固定されている。
ここで、第一ブレーキパッド5及びブレーキ板4は、第一摩擦部材を構成し、第二ブレーキパッド6は、第二摩擦部材を構成している。
よって、ブレーキ板4の受入凹部4f内の鋼球10は、コイルバネ11によって、第一フランジ部1cに押し付けられている。
ここで、コイルバネ11は、押圧部材を構成している。
図1を参照すると、ブレーキ装置101では、入力軸1に連結された回転電機が停止し回転駆動力が入力軸1に付与されないとき、ブレーキ板4の第一ブレーキパッド5が第二ブレーキパッド6に押し付けられ、ブレーキ作動状態となる。
その詳細を説明すると、図2における入力軸1の第一フランジ部1cの中心線CL(図4参照)を通るVII−VII線に沿った断面を示す図7を参照すると、回転電機から回転駆動力が付与されることによって入力軸1と共に第一フランジ部1cが回転する。このとき、回転電機が正逆のいずれの方向に回転する場合であっても、第一フランジ部1cの係合溝1c2が鋼球10に対して摺動し、鋼球10が係合溝1c2の中央部1c3からテーパ部1c4に移動する。それにより、ブレーキ板4は、第一フランジ部1cによって、鋼球10と共にコイルバネ11(図2参照)の付勢力に抗して出力軸2の脚部2cに向かって軸方向に移動させられる。そして、ブレーキ板4は、その凹部4dの底部4d1が出力軸2の脚部2cに当接すると軸方向の移動を停止する。また、ブレーキ板4が軸方向に移動することによって、第一ブレーキパッド5(図2参照)が第二ブレーキパッド6(図2参照)から引き離され、それにより、出力軸2は、ブレーキが解除され回転可能になる。なお、受入凹部4f内に回転可能に設けられた鋼球10を用いることによって、第一フランジ部1cのブレーキ板4に対する摺動抵抗が低減される。
また、実施の形態のブレーキ装置101では、入力軸1の第一フランジ部1cに係合溝1c2が形成され、ブレーキ板4に受入凹部4fが形成されていたが、これに限定されるものでなく、係合溝及び受入凹部はそれぞれ、逆の部材に形成されていてもよい。
Claims (4)
- ブレーキ装置において、
回転駆動力が入力される軸部及び前記軸部と一体に回転する支持部を有する入力軸と、
前記入力軸に入力された回転駆動力を出力する出力軸と、
前記出力軸と一体に回転するように設けられ、前記入力軸の前記支持部と対向するように配置された第一摩擦部材と、
該ブレーキ装置に固定され、前記第一摩擦部材と対向するように配置された第二摩擦部材と、
前記第一摩擦部材及び前記入力軸の前記支持部の間で係合し前記第一摩擦部材と前記支持部との間隔を調節する間隔調節部と、
前記第一摩擦部材を前記入力軸の前記支持部に向かって押圧するコイルバネと
を備え、
回転駆動力が前記入力軸に入力されないとき、前記間隔調節部は、前記コイルバネにより前記第一摩擦部材を介して押圧されることによって、前記コイルバネが前記第一摩擦部材を前記第二摩擦部材に押し付けるように前記入力軸の前記支持部及び前記第一摩擦部材を互いに近づけ、
回転駆動力が入力され前記入力軸が回転すると、前記間隔調節部は、前記第一摩擦部材を前記第二摩擦部材から離すように前記入力軸の前記支持部及び前記第一摩擦部材を互いにひき離し、
前記出力軸は、前記第一摩擦部材に形成された凹部内に嵌り且つ前記第二摩擦部材に対する前記第一摩擦部材の移動方向に沿って前記凹部内で摺動可能である係合脚部を有し、
前記間隔調節部が前記入力軸の前記支持部から離すように前記第一摩擦部材を移動させたとき、前記凹部の底部が前記係合脚部に押し付けられ、前記係合脚部及び前記入力軸の前記支持部は、前記係合脚部、前記第一摩擦部材及び前記支持部が一体回転するように圧縮状態で前記第一摩擦部材を前記間隔調節部を介して挟持するブレーキ装置。 - 前記第一摩擦部材は、前記凹部の底部から延びて前記第二摩擦部材側の表面に開口する空気穴を有する請求項1に記載のブレーキ装置。
- 前記間隔調節部は、
前記第一摩擦部材又は前記入力軸の前記支持部に形成された突出部と、
前記支持部又は前記第一摩擦部材に形成され、前記突出部に係合する溝部と
を有し、
前記溝部は、前記支持部又は前記第一摩擦部材の回転方向に沿って深さが変化する請求項1または2に記載のブレーキ装置。 - 前記第一摩擦部材は、前記出力軸に対して軸方向に相対移動可能である請求項1〜3のいずれか一項に記載のブレーキ装置。
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