JP3194017U - ワンウェイクラッチ - Google Patents

ワンウェイクラッチ Download PDF

Info

Publication number
JP3194017U
JP3194017U JP2014004418U JP2014004418U JP3194017U JP 3194017 U JP3194017 U JP 3194017U JP 2014004418 U JP2014004418 U JP 2014004418U JP 2014004418 U JP2014004418 U JP 2014004418U JP 3194017 U JP3194017 U JP 3194017U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
way clutch
hole
short side
side portion
circular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014004418U
Other languages
English (en)
Inventor
▲イ▼財 林
▲イ▼財 林
Original Assignee
連總興有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 連總興有限公司 filed Critical 連總興有限公司
Priority to JP2014004418U priority Critical patent/JP3194017U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3194017U publication Critical patent/JP3194017U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

【課題】特に車に用いられて動力を伝達したり遮断したりするワンウェイクラッチを提供する。【解決手段】ワンウェイクラッチは、軸穴11、及び該軸穴11の周囲に斜めに形成され、短辺部及び長辺部を有する複数の収容穴12を備えた円形盤10と、それぞれ前記円形盤10における複数の収容穴12の短辺部の近傍にそれぞれ設置される永久磁石20と、磁性材料からなり、それぞれ回転可能に円形盤10の収容穴12に設置され、永久磁石20の磁気誘導により収容穴12の短辺部へ移動する複数のローラ30と、を含むものを提供する。【選択図】図1

Description

本考案は、特に車に用いられて動力を伝達したり遮断したりするワンウェイクラッチに関するものである。
既存の、車を駆動するための伝動装置に組み合わされるワンウェイクラッチは、図8に示すように、円形盤50及び複数のローラ60を備え、該円形盤50の中心に軸穴51が形成され、該軸穴51の周囲に複数の収容穴52が斜めに且つ間隔をおいて形成され、更に、該円形盤50の外周面より、複数の貫通穴53を該収容穴52と連通するように斜めに間隔をおいて形成され、該収容穴52にローラ60が装着され、該貫通穴53に押圧部材61、ばね62をこの順で設置され、該ばね62の後方から該貫通穴53を封止するための固定ブロック54が取り付けられ、そのばね62の付勢力によって押圧部材61をローラ60に当接させるものである。
上述したワンウェイクラッチを車に組み込む時は、円形盤50を、軸穴51を介して伝動装置の出力端に取り付け、その伝動装置を稼動させると、円形盤50が駆動され、ローラ60がばね62の付勢力により伝動軸に押し付けられて回転することにより、エンジンを駆動する。そして、そのエンジンの回転スピードがワンウェイクラッチの回転スピードよりも速くなると、押圧部材61がばね62を圧縮して伝動軸からローラ60が離間して、動力の伝達を遮断する。
既存のワンウェイクラッチを車に組み込むと、伝動軸を回転させてエンジンを駆動することはできるが、そのワンウェイクラッチには、円形盤、ローラ、押圧部材、ばねなどの多くの部材を有することから、構造が複雑で組み込み作業に時間がかかってしまい、また、ばねにより押圧部材が頻繁にローラと接触、離間を繰り返すので、大きな騒音を引き起こすと共に、押圧部材の磨耗によりワンウェイクラッチの使用寿命も短くなる。
さらに、円形盤は、その内周面に複数の収容穴を斜めに形成する設計であることから、形成角度の制限により多くとも三つの収容穴しか形成することができなく、それ以上のローラを設置することができないので、ワンウェイクラッチにかかる負荷はそれら三つのローラにかかるため、それぞれの負荷が大きい。
本考案に係るワンウェイクラッチは、
軸穴、及び該軸穴の周囲に斜めに形成され、短辺部及び長辺部を有する複数の収容穴を備えた円形盤と、
それぞれ前記円形盤における複数の収容穴の短辺部の近傍にそれぞれ設置される永久磁石と、
磁性材料からなり、それぞれ回転可能に円形盤の収容穴に設置され、永久磁石の磁気誘導により収容穴の短辺部へ移動する複数のローラと、を含むものである。
かかるワンウェイクラッチにおいて、前記収容穴は、軸穴と連通する開口、及び該開口と反対する側に設けられた内壁面を備え、該内壁面は軸穴に対して傾斜するように設けられていることが好ましい。
かかるワンウェイクラッチにおいて、前記円形盤は非磁性材料からなり、前記収容穴は、軸穴と連通する開口、及び該開口と反対する側に設けられた内壁面を備え、該内壁面は軸穴に対して傾斜するように設けられていることが好ましい。
かかるワンウェイクラッチにおいて、前記ローラが球状を呈してもよい。
かかるワンウェイクラッチにおいて、前記ローラは、円柱状を呈し、その中心軸が円形盤の中心軸と平行していることが好ましい。
かかるワンウェイクラッチにおいて、前記円形盤における、収容穴の短辺部の近傍に嵌合溝が形成され、該嵌合溝に前記永久磁石が設置されていることが好ましい。
かかるワンウェイクラッチにおいて、前記嵌合溝が、円形盤の径方向に沿って収容穴の短辺部の近傍に形成されていることが好ましい。
かかるワンウェイクラッチにおいて、前記嵌合溝が、円形盤における、収容穴の長辺部と反対する短辺部の近傍に形成されていることが好ましい。
かかるワンウェイクラッチにおいて、前記円形盤は収容穴の軸方向の一側に底部が形成され、前記嵌合溝は、前記円形盤の底部における収容穴の短辺部の近傍に形成されていることが好ましい。
本考案に係るワンウェイクラッチは、上述の構造を有することから、部材を既存のクラッチよりも減らすことができる。故に、クラッチの稼動時の騒音が抑えられると共に、組み込み作業が容易となり、クラッチの部材の磨耗も抑えられるので、クラッチの使用寿命を延ばすことができる。
また、永久磁石の磁気誘導によりローラを吸着することによって、動力の伝達や遮断を制御する設計であることから、場合に応じて好適な数量のローラを設置することができるので、既存のクラッチにおける問題を解決することができる。
本考案に係るワンウェイクラッチの第一実施例の平面図である。 本考案に係るワンウェイクラッチにおいて、図1より多くの収容穴及びローラを設置した実施例の平面図である。 本考案に係るワンウェイクラッチにおいて、短辺部の近傍に嵌合溝及び永久磁石を設置した状態を示す実施例の平面図である。 本考案に係るワンウェイクラッチの他の実施例の平面図である。 図4の5−5の部分拡大断面図である。 図1の実施例の使用状態を示す説明図である。 図1の実施例の使用状態を示す他の説明図である。 既存のクラッチを示す平面図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1に示すように、本考案に係るワンウェイクラッチの実施例は、円形盤10と、複数の永久磁石20と、複数のローラ30とを有する。
その円形盤10は、非磁性材料からなることが好ましく、軸穴11及び該軸穴11の周囲に複数の収容穴12が形成され、それぞれの収容穴12の軸方向の一側に底部14が形成され、更に、該収容穴12は、軸穴11と連通する開口と、該開口と反対する側に設けられ、軸穴11に対して傾斜角を有する内壁面とを備えているため、該収容穴12に短辺部121及び短辺部121より長い長辺部122が設けられている。
図1及び図2に示すように、好ましくは前記円形盤10に少なくとも3つの収容穴12が形成され、また、ワンウェイクラッチの負荷に応じて収容穴12の数を適宜増加して、例えば、3つ、4つ、5つ、若しくは6つ以上の収容穴12を設置してもよい。
図1に示すように、本実施例において、その円形盤10における収容穴12の短辺部121の近傍に嵌合溝13が形成されている。該嵌合溝13は、円形盤10の径方向に沿って収容穴12の短辺部121の近傍に形成されてもよい。図3に示すように、該嵌合溝13は、収容穴12の長辺部122と反対側にある短辺部121の近傍に形成されてもよい。また、図4及び図5に示すように、円形盤10には収容穴12の軸方向の一側に底部14が設けられ、該嵌合溝13は、円形盤10の底部14における収容穴12の短辺部121の近傍に形成されている。
図1、図3、図4に示すように、前記永久磁石20はそれぞれ、円形盤10の嵌合溝13に設置され、磁性を継続的に長期にわたって提供できる。それら永久磁石20は、円形盤10の一部を磁化して構成されてもよく、独立する磁性部品として円形盤10の嵌合溝13に嵌合されてもよい。
また、図1、図3、図4に示すように、前記ローラ30は、磁性材料からなり、球状または円柱状を呈し、それぞれ円形盤10の収容穴12に配置され、収容穴12の短辺部121と長辺部122との間を自由に移動することができるものである。該ローラ30は、永久磁石20の磁気誘導により収容穴12の短辺部121へ移動する。そのローラ30の直径は、収容穴12の短辺部121より大きく、収容穴12の長辺部122より小さいことから、ローラ30が収容穴12の短辺部121まで移動すると、そのローラ30の一部が軸穴11に係合することができる。そのローラ30が円柱状である場合には、その中心軸が円形盤10の中心軸と平行するように設けられる。
また、図1、図6、図7に示すように、本考案に係るワンウェイクラッチを車に組み付ける時には、まず円形盤10を駆動機構の出力端に組み付け、更に円形盤10の軸穴11に伝動軸40を通すことにより組立てる。その駆動機構が作動して回転すると、ワンウェイクラッチがそれに連動して回転し、ローラ30が円形盤10の永久磁石20の磁気誘導によって収容穴12の短辺部121へ移動して伝動軸40を挟持する。伝動軸40が回転することによりエンジンが駆動される。エンジンが駆動され、伝動軸40の回転スピードがワンウェイクラッチの回転スピードより速くなると、伝動軸40が永久磁石20の磁性によって吸着されていたローラ30から離れると共に、伝動軸40が遠心力によってローラ30を滑り越え、エンジンからの動力が駆動機構に伝達されることを遮断することにより、一方向のみへの動力伝達を実現することができる。
10 円形盤
11 軸穴
12 収容穴
121 短辺部
122 長辺部
13 嵌合溝
14 底部
20 永久磁石
30 ローラ
40 伝動軸

Claims (9)

  1. 軸穴、及び該軸穴の周囲に斜めに形成され、短辺部及び長辺部を有する複数の収容穴を備えた円形盤と、
    前記円形盤における複数の収容穴の短辺部の近傍にそれぞれ設置される永久磁石と、
    磁性材料からなり、それぞれ回転可能に円形盤の収容穴に設置され、永久磁石の磁気誘導により収容穴の短辺部へ移動する複数のローラと、を含むことを特徴とするワンウェイクラッチ。
  2. 前記収容穴は、軸穴と連通する開口、及び該開口と反対する側に設けられた内壁面を備え、該内壁面は軸穴に対して傾斜するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチ。
  3. 前記円形盤は非磁性材料からなり、
    前記収容穴は、軸穴と連通する開口、及び該開口と反対する側に設けられた内壁面を備え、該内壁面は軸穴に対して傾斜するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチ。
  4. 前記ローラが球状を呈することを特徴とする請求項3に記載のワンウェイクラッチ。
  5. 前記ローラは、円柱状を呈し、その中心軸が円形盤の中心軸と平行していることを特徴とする請求項3に記載のワンウェイクラッチ。
  6. 前記円形盤における、収容穴の短辺部の近傍に嵌合溝が形成され、該嵌合溝に前記永久磁石が設置されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のワンウェイクラッチ。
  7. 前記嵌合溝が、円形盤の径方向に沿って収容穴の短辺部の近傍に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のワンウェイクラッチ。
  8. 前記嵌合溝が、円形盤における、収容穴の長辺部と反対する短辺部の近傍に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のワンウェイクラッチ。
  9. 前記円形盤は収容穴の軸方向の一側に底部が形成され、前記嵌合溝は、前記円形盤の底部における収容穴の短辺部の近傍に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のワンウェイクラッチ。
JP2014004418U 2014-08-20 2014-08-20 ワンウェイクラッチ Expired - Fee Related JP3194017U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014004418U JP3194017U (ja) 2014-08-20 2014-08-20 ワンウェイクラッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014004418U JP3194017U (ja) 2014-08-20 2014-08-20 ワンウェイクラッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3194017U true JP3194017U (ja) 2014-10-30

Family

ID=51901604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014004418U Expired - Fee Related JP3194017U (ja) 2014-08-20 2014-08-20 ワンウェイクラッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3194017U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6412293B1 (ja) * 2017-04-27 2018-10-24 バンドー化学株式会社 蛇行防止プーリ用ワンウェイクラッチ、それを備えた蛇行防止プーリ、及びそれを備えた平ベルト伝動システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6412293B1 (ja) * 2017-04-27 2018-10-24 バンドー化学株式会社 蛇行防止プーリ用ワンウェイクラッチ、それを備えた蛇行防止プーリ、及びそれを備えた平ベルト伝動システム
WO2018198546A1 (ja) * 2017-04-27 2018-11-01 バンドー化学株式会社 プーリ用ワンウェイクラッチ、それを備えたプーリ、及びそれを備えた平ベルト伝動システム
CN110546404A (zh) * 2017-04-27 2019-12-06 阪东化学株式会社 带轮用单向离合器、包括该带轮用单向离合器的带轮及包括该带轮的平带传动系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6423959B2 (ja) 後部ドアを作動するための駆動装置
US20150285318A1 (en) Unidirectional clutch device
JP6304124B2 (ja) 係合システム及びそれを用いたブレーキシステム及びクラッチシステム
KR101289750B1 (ko) 압축기용 전자클러치
JP3194017U (ja) ワンウェイクラッチ
JP2008075712A (ja) 駆動力伝達装置
RU2008116386A (ru) Устройство, выполненное с возможностью зацепления упругими средствами и выведения из зацепления электромагнитными средствами, для передачи вращательного движения ведомой части
JP2009092094A (ja) 電磁ブレーキ装置
KR102048003B1 (ko) 압축기용 클러치
US20190345994A1 (en) Switchable roller one-way clutch
JPWO2006033149A1 (ja) 電磁ブレーキ装置
JP2010019309A (ja) オルタネータ用のクラッチ内蔵プーリユニット
JP4952238B2 (ja) 駆動力伝達装置
JP2013245755A (ja) ブレーキ装置
JP2005233326A (ja) 伝達機構
JP5432408B1 (ja) 互いに逆回転する複数の大口径薄型の回転電機を電気自動車の駆動用モーターとして使う場合に適する変速装置
TWI522545B (zh) One-way clutch
JP2009144737A (ja) 回転伝達装置
JP3138150U (ja) 電磁クラッチ
JP2008007981A (ja) シャッタ駆動装置
JP2008144949A (ja) 回転伝達装置
JP2006342874A (ja) トルクリミッタ
JP2009162326A (ja) 動力伝達装置
KR20110136611A (ko) 워터펌프용 동력전달장치
JP2007303507A (ja) ハイブリッド車用動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3194017

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees