JP5782304B2 - 無励磁作動ブレーキ - Google Patents
無励磁作動ブレーキ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5782304B2 JP5782304B2 JP2011137455A JP2011137455A JP5782304B2 JP 5782304 B2 JP5782304 B2 JP 5782304B2 JP 2011137455 A JP2011137455 A JP 2011137455A JP 2011137455 A JP2011137455 A JP 2011137455A JP 5782304 B2 JP5782304 B2 JP 5782304B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field core
- release lever
- manual release
- brake
- armature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 42
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 23
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 230000005281 excited state Effects 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
前記手動解放レバーは、前記アームを貫通する状態でフィールドコアに回動自在に支持されており、アームを貫通する部分にカム部を備えている。このカム部は、アーマチュアが制動状態にあるときに手動解放レバーがフィールドコアに対して手動解放方向に回されることによって、アームをブレーキディスクとは反対側に押すように構成されている。
また、手動解放レバーは、自らの弾性でフィールドコアに支持されるから、手動解放レバーをフィールドコアに支持させるための部品は不要である。
したがって、本発明によれば、アーマチュアを単純な形状に形成でき、しかも手動解放レバーを支持する部品が不要であるから、経済的で生産性が高い無励磁作動ブレーキを提供することができる。
図1に示す無励磁作動ブレーキ1は、円柱状を呈する形状に形成されたフィールドコア2に後述する各部材を組み付けることによって形成されている。この無励磁作動ブレーキ1は、図3に示すように、モータ3のリアハウジング4にこのモータ3の回転軸5が貫通する状態で装着されている。前記無励磁作動ブレーキ1は、モータ3の駆動が停止されたときや、停電時、故障により通電が絶たれたときなどに前記回転軸5を制動するためのものである。
前記制動ばね12は、後述するアーマチュア13をブレーキディスク7に押し付けるためのもので、フィールドコア2を周方向に3等分する位置に配置されている。
この手動解放レバー21は、フィールドコア2の径方向、言い換えれば前記回転軸5の軸線方向とは直交する方向の一端部と他端部とをフィールドコア2の外側から挟むように形成されている。この手動解放レバー21は、両端部どうしの間隔が拡がるように弾性変形できるものである。
前記支持孔22は、開口形状が円形で、フィールドコア2を貫通しないように形成された、いわゆる非貫通孔である。
前記支持軸24は、手動解放レバー21を両端部どうしの間隔が拡がるように弾性変形させることによって、前記支持孔22に挿入したり抜き出したりできるように形成されている。すなわち、手動解放レバー21は、両端部どうしの間隔が拡がるように弾性変形されることによりフィールドコア2に対して着脱可能に形成されている。
前記押圧部26は、アーマチュア13におけるフィールドコア2とは反対側の端面13a(図3参照)と所定の間隔をおいて対向するように位置付けられている。また、この押圧部26は、図2に示すように、回転軸5の軸線方向から見て回転軸5を指向するU字状に形成されている。すなわち、押圧部26の屈曲部分と両端部分とは、図3に示す制動時や、励磁コイル11が励磁状態である非制動時にアーマチュア13の前記端面13aと平行か平行に近い平面に沿って並ぶようになる。
前記第2の連結部27は、図2に示すように、正面から見て(回転軸5の軸線方向から見て)サイドプレート17の外側で前記押圧部26の一端から支持軸24とは反対側に延びている。また、この第2の連結部27は、図3に示すように、側方から見て(手動解放レバー21が回動するときの軸線の方向から見て)前記押圧部26の一端からサイドプレート17の径方向の外側を通ってサイドプレート17に対してフィールドコア2とは反対側に延びている。
このように手動解放レバー21が回されることによって、押圧部26がアーマチュア13を押してフィールドコア2側に移動させるために、制動が解放される。
したがって、この実施の形態によれば、アーマチュア13を単純な形状に形成でき、しかも手動解放レバー21を支持する部品が不要であるから、経済的で生産性が高い無励磁作動ブレーキ1を提供することができる。
Claims (3)
- 回転軸と一体に回転するブレーキディスクと、
励磁コイルを有しかつ前記ブレーキディスクを指向するように磁極面が形成されたフィールドコアと、
前記ブレーキディスクと前記フィールドコアとの間に位置付けられ、前記磁極面に対して接離可能に前記フィールドコアに支持されたアーマチュアと、
前記アーマチュアを前記ブレーキディスクに向けて押圧する制動ばねと、
前記フィールドコアにおける前記回転軸の軸線方向とは直交する方向の一端部と他端部とを前記フィールドコアの外側から挟むように形成されかつこれらの一端部と他端部とが回動中心となるようにフィールドコアに回動自在に支持された手動解放レバーとを備え、
前記手動解放レバーは、両端部どうしの間隔が拡がるように弾性変形されることによりフィールドコアに対して着脱可能に形成され、
この手動解放レバーにおける前記フィールドコアに支持される両端部の近傍には、手動解放レバーが回されることによって、前記アーマチュアをフィールドコアに向けて押圧する押圧部が設けられ、
前記手動解放レバーの回動端部は、前記回転軸の軸線方向から見てフィールドコアの外側に位置するように形成され、
前記フィールドコアにおける前記手動解放レバーを支持する部分は、手動解放レバーの両端部を構成する支持軸が挿抜自在に挿入される軸孔と、
この軸孔より浅く形成されてこの軸孔からフィールドコアの外表面に沿って延びる凹溝とによって構成され、
前記凹溝は、前記手動解放レバーが回動するときの軸線の方向から見て、前記フィールドコアにおける手動解放レバーの前記回動端部と近接する端部に向かうにしたがって次第に前記アーマチュアから離間するように形成されていることを特徴とする無励磁作動ブレーキ。 - 請求項1記載の無励磁作動ブレーキにおいて、前記ブレーキディスクは、前記回転軸に軸方向へ移動自在に支持され、
前記フィールドコアは、制動時に前記アーマチュアによって押された前記ブレーキディスクの軸線方向への移動を規制するサイドプレートを更に備え、
前記手動解放レバーの前記押圧部と回動端部との間には、前記励磁コイルが励磁状態であるときに前記サイドプレートにおける前記フィールドコアとは反対側の端面と対向する回動規制部が設けられていることを特徴とする無励磁作動ブレーキ。 - 請求項1または請求項2記載の無励磁作動ブレーキにおいて、前記手動解放レバーは、1本の線材を曲げて所定の形状に形成されたものであることを特徴とする無励磁作動ブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011137455A JP5782304B2 (ja) | 2011-06-21 | 2011-06-21 | 無励磁作動ブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011137455A JP5782304B2 (ja) | 2011-06-21 | 2011-06-21 | 無励磁作動ブレーキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013002617A JP2013002617A (ja) | 2013-01-07 |
JP5782304B2 true JP5782304B2 (ja) | 2015-09-24 |
Family
ID=47671398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011137455A Active JP5782304B2 (ja) | 2011-06-21 | 2011-06-21 | 無励磁作動ブレーキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5782304B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10132370B2 (en) | 2014-06-24 | 2018-11-20 | Harmonic Drive Systems Inc. | Non-excitation operative brake and motor with non-excitation operative brake |
DE102019109654B3 (de) * | 2019-04-11 | 2020-01-23 | Kendrion (Villingen) Gmbh | Betätigungseinrichtung sowie elektromagnetische Federdruck-Zweikreisbremse |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2562031Y2 (ja) * | 1992-06-15 | 1998-02-04 | 小倉クラッチ株式会社 | 無励磁作動形電磁ブレーキ |
JP2001032867A (ja) * | 1999-07-19 | 2001-02-06 | Ogura Clutch Co Ltd | 無励磁作動ブレーキ |
-
2011
- 2011-06-21 JP JP2011137455A patent/JP5782304B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013002617A (ja) | 2013-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6301901B2 (ja) | 電磁ブレーキ付きモータ | |
JP5608965B2 (ja) | ブレーキ付電磁クラッチ | |
JP5782304B2 (ja) | 無励磁作動ブレーキ | |
JP2011058584A (ja) | 無励磁作動ブレーキ | |
JP5390886B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JP5878755B2 (ja) | ブレーキ装置 | |
JP6305534B2 (ja) | 無励磁作動ブレーキおよび無励磁作動ブレーキ付きモータ | |
JP2013234723A (ja) | 電磁クラッチ | |
JP2020125794A (ja) | 無励磁作動形電磁ブレーキ | |
US8973727B1 (en) | Electromagnetic clutch | |
JP6402057B2 (ja) | 電磁クラッチ | |
JP2013245768A (ja) | 電磁連結装置 | |
JP6219583B2 (ja) | 機械式ディスクブレーキ | |
WO2007108489A1 (ja) | 無励磁作動形電磁ブレーキ | |
JP5481616B2 (ja) | ブレーキ装置 | |
JP6814611B2 (ja) | 多板式無励磁作動ブレーキ | |
JP3168811U (ja) | 電磁ブレーキ | |
JPH0511385Y2 (ja) | ||
JP2011112060A (ja) | 電磁連結装置 | |
JP6219584B2 (ja) | 機械式ディスクブレーキ | |
JP2005054907A (ja) | 無励磁作動型の電磁ブレーキ | |
JP6684692B2 (ja) | 無励磁作動ブレーキ | |
JPH0141852B2 (ja) | ||
JP2005069391A (ja) | 無励磁作動型の電磁ブレーキ | |
JP6233380B2 (ja) | ブレーキ装置及び回転電機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140513 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5782304 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |