JP5480726B2 - 電池用ケースの製造方法 - Google Patents

電池用ケースの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5480726B2
JP5480726B2 JP2010133873A JP2010133873A JP5480726B2 JP 5480726 B2 JP5480726 B2 JP 5480726B2 JP 2010133873 A JP2010133873 A JP 2010133873A JP 2010133873 A JP2010133873 A JP 2010133873A JP 5480726 B2 JP5480726 B2 JP 5480726B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fusion
heat
manufacturing
roller
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010133873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011258501A (ja
Inventor
教昌 三浦
修一 杉田
信之 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Nisshin Co Ltd filed Critical Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Priority to JP2010133873A priority Critical patent/JP5480726B2/ja
Publication of JP2011258501A publication Critical patent/JP2011258501A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5480726B2 publication Critical patent/JP5480726B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

この発明は、電池用ケースの製造方法に係り、特に、2つのラミネート鋼板を貼り合わせて形成される電池用ケースの製造方法に関する。
2つのラミネート鋼板を貼り合わせて形成される従来の電池用ケースが、特許文献1に記載されている。この電池用ケースのラミネート鋼板は、発電要素を収容するための窪みが形成されたアルミニウム箔製の金属芯材の表面に樹脂をコーティングしたものである。この電池用ケースは、樹脂がコーティングされた表面同士が重なり合うように、窪みの周囲の融着代を貼り合わせてヒートシールすることにより、2つのラミネート鋼板を融着させた後、融着代の周縁を折り曲げることによって製造される。
電池用ケースの材質は、現在のところアルミニウムが主流であるが、アルミニウムは柔らかいので成形中にしわが生じやすく、また、発電要素を収容するための窪みの深さを深くしようとすると、強度不足のため限界があるといった問題点があった。そのため、ステンレス鋼製の電池用ケースの開発が期待されている。
特開2001−325925号公報
しかしながら、特許文献1に記載の製造方法によってステンレス鋼製の電池用ケースを製造すると、ラミネート鋼板同士をヒートシールした後に融着代の占有体積の低減等を目的として周縁を折り曲げるので、アルミニウムよりも強度の高いステンレス鋼では、曲げ加工時の負荷が大きく、折り曲げたときに、融着面により大きなせん断力が生じ融着した部分が剥がれてしまうおそれがあるといった問題点があった。ただし、この問題点は、ステンレスだけに生じるものではなく、アルミニウムの場合でも少なからず同様の問題が生じる可能性がある。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、2つのラミネート鋼板同士の融着性を向上した電池用ケースの製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る電池用ケースの製造方法は、2つのラミネート鋼板を貼り合わせて形成される電池用ケースの製造方法であって、ラミネート鋼板は、窪み部と、窪み部の周囲の平坦な融着部とを備え、融着部の一方の表面である融着面には、ヒートシール用の樹脂がコーティングされており、この製造方法は、2つのラミネート鋼板を準備して、融着面同士を重ね合わせる工程と、融着部の周囲を曲げながら融着部に熱を加えて融着部同士をヒートシールする工程とを含む。
ヒートシールする工程は、融着部の周囲をカール状に曲げながら融着部に熱を加えて融着部同士をヒートシールすることにより行ってもよい。
ヒートシールする工程は、曲げヒートシール装置を用いて行われ、曲げヒートシール装置は、回転方向に沿って半円形状の断面を有する溝部が形成されたローラ部と、ローラ部を加熱する加熱手段とを備え、溝部に融着部を挿入してローラ部を融着部に押しあてながら、ローラ部を融着部の周囲に沿って転がすと共に、加熱手段がローラ部を加熱してローラ部の熱が融着部に伝わることにより、融着部同士を曲げながらヒートシールする。
曲げヒートシール装置は、溝部の曲率半径が異なる前記ローラ部を複数備えてもよい。
ヒートシールする工程の前に、融着部の周縁部を予備曲げする工程を含んでもよい。または、溝部の断面の半円形状が偏心していてもよい。
ヒートシールする工程の後に、曲げられた融着部の周囲を押し付ける工程を含んでもよい。
ラミネート鋼板はステンレス鋼であってもよい。
この発明によれば、融着部の周縁部を曲げながら融着部に熱を加えて融着部同士をヒートシールして、2つのラミネート鋼板を貼り合わせることにより、融着した融着部間を曲げによって剥がしてしまうことがないので、2つのラミネート鋼板同士の融着性を向上することができる。
この発明の実施の形態に係る製造方法によって製造された電池用ケースの斜視図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 この実施の形態に係る電池用ケースの製造方法において、ラミネート鋼板を準備して、融着部の融着面同士を重ね合わせる工程を説明するための図である。 この実施の形態に係る電池用ケースの製造方法において使用される曲げヒートシール装置の構成を示す図である。 この実施の形態に係る電池用ケースの製造方法において、2つのラミネート鋼板の融着部の周縁部をカール状に曲げながら融着部同士をヒートシールする工程を説明するための図である。 この実施の形態に係る電池用ケースの製造方法における、曲げられた融着部の周縁部の押し付け工程を説明するための図である。 この実施の形態に係る電池用ケースの製造方法において使用されるローラ部の変形例を示す正面図である。 この実施の形態に係る電池用ケースの製造方法の変形例において使用される金型の上型の斜視図である。 この実施の形態に係る電池用ケースの製造方法の変形例を説明するための図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施の形態に係る製造方法によって製造された電池用ケースの斜視図を図1に示す。電池用ケース1は、内部に発電要素を収容するための矩形の収容部2と、収容部2の周囲の平坦な融着部3とを備えている。融着部3の周縁部3aは、一対の長辺部3a1,3a1と、長辺部3a1よりも短い一対の短辺部3a2,3a2との4つの直線状の部分を有している。一方の長辺部3a1及び両方の短辺部3a2,3a2は、カール状に曲げられている。
図2に示されるように、電池用ケース1は、2つのラミネート鋼板4,4を貼り合わせることにより形成されている。ステンレス鋼製のラミネート鋼板4は、中央部に、収容部2を構成するための矩形の窪み部5を形成したものであって、窪み部5の周囲には、平坦な融着部3が構成されている。融着部3の一方の表面である融着面3bには、ポリプロピレン等のヒートシール用の樹脂がコーティングされている。2つのラミネート鋼板4,4は、それぞれの融着面3bを互いに重ね合わせて、コーティングされている樹脂を融着することにより、貼り合わされている。
次に、この電池用ケース1の製造方法について説明する。
図3に示されるように、矩形板状のステンレス鋼製ラミネート鋼板10にプレス加工を施して、中央部に矩形の窪み部5を形成する。これにより、窪み部5の周囲には、平坦な融着部3が構成される。この際、融着部3の2つの表面のうち、窪み部5が突出する方とは反対側の表面である融着面3bに、ポリプロピレン等のヒートシール用の樹脂がコーティングされていることとなる。このようにして形成されたラミネート鋼板4を2つ準備し、それぞれの窪み部5によって収容部2が構成されるようにして、それぞれの融着部3の融着面3bを互いに重ね合わせる。前述したように、融着部3の一方の長辺部3a1及び両方の短辺部3a2,3a2(図1参照)は、カール状に曲げられるが、そのための予備曲げとして、融着部3の一方の長辺部3a1及び両方の短辺部3a2,3a2をカール状に曲げられる方向である上方に向けて曲げる。これにより、所望の方向にかつ安定したカール状の曲げを行うことができる。また、カール状の曲げを行う際に重ね合わせたラミネート鋼板がずれるのを防止する効果もある。
次に、融着部3の周縁部3aをカール状に曲げながら融着部3同士をヒートシールするが、これには、図4に示される曲げヒートシール装置11を用いる。曲げヒートシール装置11は、曲げヒートシール装置11の動作を制御する本体部12と、融着部3の周縁部3aをカール状に曲げながら融着部3同士をヒートシールする作用部13と、本体部12の制御に基づいて作用部13を動かすアーム部14とを備えている。
作用部13は、フレーム15と、フレーム15に回転可能に設けられたローラ部16とを有している。フレーム15には、加熱手段であるヒータ17が埋め込まれ、ヒータ17は電源装置18に接続されている。また、フレーム15には、上方に向かって突出するように被把持部19が設けられており、アーム部14の端部に設けられた把持部20が被把持部19を掴むことにより、作用部13は、本体部12の制御に基づいてアーム部14によって動かされるようになっている。
さらに、フレーム15には、上下方向に間隔をあけて、2つの矩形の平板部15a及び15bが互いに平行に設けられている。平板部15a及び15bをそれぞれ貫通するように鉛直方向に延びる回転軸21がボルト22,23によって固定されている。ローラ部16には、その回転中心位置に貫通穴24が形成されており、回転軸21が貫通穴24内に挿入するようにして、ローラ部16は、回転軸21を中心として回転可能にフレーム15に設けられている。ローラ部16は、回転軸21が挿入可能なベアリング25を有している。また、ローラ部16には、半円形状の断面形状を有する溝部26が、回転方向に沿って形成されている。尚、図示しないが、溝部の断面の半円形状の曲率半径(以下、単に「溝部の曲率半径」という)が異なるローラ部を含む作用部を複数準備しておき、フレーム15の把持部20が、任意の作用部を交換可能に把持できるようになっている。各作用部は、ローラ部に形成された溝部の曲率半径が異なるだけであり、その他の構成は全て同一である。
次に、この曲げヒートシール装置11を用いて、融着部3の周縁部3aをカール状に曲げながら融着部3同士をヒートシールする工程を説明する。
まず、アーム部14の把持部20は、最も大きな曲率半径rを有する溝部26が形成されたローラ部16を含む作用部13を把持する。次に、電源装置18を起動しヒータ17に電力を供給して、ヒータ17を加熱する。すると、ヒータ17によりフレーム15が加熱され、フレーム15の熱が回転軸21及びベアリング25を介してローラ部16に伝達され、ローラ部16も加熱される。ローラ部16は、ヒートシールに必要な温度になるように加熱される。
ローラ部16がヒートシールに必要な温度にまで加熱されたら、図5に示されるように、上方に向けて曲げられた融着部3の周縁部3aを、ローラ部16の溝部26内に挿入し、ローラ部16を周縁部3aに押しあてながら、ローラ部16を周縁部3aに沿って転がしていく。すると、周縁部3aは、予備曲げされた上方に向かって溝部26に沿ってカール状に曲げられ、溝部26の曲率半径rを有するようになる。また、これとともに、ローラ部16の熱が融着部3に伝えられることにより、融着面3bにコーティングされた樹脂は溶けた状態になる。周縁部3aがカール状に曲げられている間、融着部3,3間の樹脂は溶けた状態であるので、周縁部3aの曲げによって、融着していた部分が剥がれてしまうことはない。
次に、アーム部14の把持部20(図4参照)は、溝部26の曲率半径rよりも小さな曲率半径r’を有する溝部26’が形成されたローラ部16’を有する作用部を把持する。ローラ部16によってカール状に曲げられた周縁部3aを溝部26’に挿入し、ローラ部16’を周縁部3aに押しあてながら、ローラ部16’を周縁部3aに沿って転がしていく。すると、周縁部3aは、曲率半径r’を有するようになる。以下、同様にして、溝部26’の曲率半径r’よりも小さな曲率半径r”を有する溝部26”が形成されたローラ部16”によって、周縁部3aは、曲率半径r”を有するようになる。カール状の曲げ加工が進むにつれてローラ溝部の曲率半径を小さくすることにより、加工後のスプリングバックを抑制し所望の曲げ形状が得られる。尚、ローラ部16’及び16”によって周縁部3aを曲げる最中も、ローラ部16’及び16”の熱が融着部3に伝わるので、融着部3,3間の樹脂は溶けた状態にあり、周縁部3aの曲げによって、融着していた部分が剥がれてしまうことはない。そして、ローラ部16,16’,16”による周縁部3aの曲げ及び加熱が終了することにより、融着部3,3間の樹脂が固化し、融着部3同士が融着される。すなわち、融着部3同士は、その周縁部がカール状に曲げられながらヒートシールされることとなる。
この発明に係る製造方法は、融着部を曲げながら熱を加えてヒートシールするため、温間加工による加工負荷の低減効果により、強度の高いステンレス鋼製ラミネート鋼板を用いる場合でも優れた融着性が得られる。特に、加工硬化し易いSUS304等のオーステナイト系ステンレス鋼においては、温間加工により加工中に発生する加工誘起マルテンサイトの生成が抑制されるため、加工後のスプリングバック低減や加工ローラの摩耗低減の効果が得られる。
次に、図6に示されるように、表面に溝部が形成されていない通常のローラ30を、カール状に曲げられた周縁部3aに押しあてながら周縁部3aに沿って転がしていく。これにより、カール状に曲げられた周縁部3aが窪み部5の縦壁に向けて折り曲げられ、融着部3の幅を低減することができる。この際、周縁部3aはカール状に曲げられ強固に融着しているため、折り曲げによって融着部が剥がれることはない。
このように、融着部3の周縁部3aをカール状に曲げながら融着部3に熱を加えて融着部3同士をヒートシールして、2つのラミネート鋼板4,4を貼り合わせることにより、融着した融着部3,3間を曲げによって剥がしてしまうことがないので、2つのラミネート鋼板4,4同士の融着性を向上することができる。
この実施の形態では、溝部26内において、融着部3の周縁部3aが確実に上方に向けてカール状に曲げられるように、周縁部3aを上方に予備曲げしていたが、上方に限定するものではない。予備曲げなしに周縁部3aを溝部26に挿入してローラ部16を周縁部3aに沿って転がすと、周縁部3aが溝部26内においてカール状に曲げられる方向が上方又は下方のどちらになるかがわからないので、この実施の形態では、曲げる方向を上方に確定するために予備曲げを上方に向けて行ったに過ぎない。従って、溝部26内においてカール状に曲げる方向を下方にする場合には、予備曲げの方向を下方にすることとなる。
一方、この発明に係る製造方法において、必ずしも予備曲げが不可欠な工程であるわけではない。図7に示されるように、断面の半円形状が上方に偏心した溝部36を形成したローラ部37を用いることにより、溝部36に挿入された周縁部は確実に上方に向けて折り曲げられるようになる。図示しないが、断面の半円形状を下方に偏心した溝部を形成したローラ部用いると、この溝部に挿入された周縁部は確実に下方に向けて折り曲げられるようになる。
この実施の形態では、曲率半径の異なる溝部が形成されたローラ部を3つ使用したが、3つに限定するものではなく、電池用ケース1の材質、大きさ等により、適宜変更することができる。また、電池用ケース1の材質は、ステンレス鋼に限定するものではなく、アルミニウム等、任意の材質であってもよい。
この実施の形態では、ヒータ17がフレーム15を加熱し、その熱が回転軸21及びベアリング25を介してローラ部16に伝わり、ローラ部16の熱によって融着部3同士をヒートシールしているが、この形態に限定するものではない。任意の公知手段によって直接ローラ部16のみを加熱してもよい。また、ローラ部16によって融着部3の周縁部3aをカール状に曲げながら、ローラ部16を加熱することなしに、任意の公知手段によって融着部3同士を直接ヒートシールしてもよい。
さらに、ヒートシール工程でのカール状の曲げを、ローラではなく、電池用ケース1の融着部3の各辺に沿って半円形状の断面を有する溝部を形成した金型を用いて行なってもよい。この方法に使用される金型のうち、上金型41を図8に示す。上金型41には、周縁部3aの一方の長辺部3a1及び両方の短辺部3a2,3a2(図1参照)が挿入される溝部40が形成されている。
金型による方法を、図9に基づいて説明する。周縁部3aの先端部分を僅かに上方に向けて折り曲げた後、さらに、融着部3の任意の個所を上方に約90°の角度で折り曲げる(予備曲げ工程)。次に、下金型42の上に融着部3を載置し、予備曲げされた周縁部3aが上金型41の溝部40内に挿入されるようにして上金型41を下金型42に向けて押し付ける。上金型41には、ヒータ17が埋め込まれると共にヒータ17は電源装置18に接続されているので、上金型41をヒートシールに必要な温度にして下金型42に向けて押し付けるようにすれば、溝部40内で周縁部3aがカール状に曲げられながら、融着部3同士がヒートシールされる。その後は、実施の形態で説明したのと同様の方法で、ローラ30を周縁部3aに押しあてながら周縁部3aに沿って転がすことにより(図6参照)、融着部3の幅を低減する。
1 電池用ケース、3 融着部、3a (融着部の)周縁部、3b (融着部の)融着面、4 ラミネート鋼板、5 窪み部、11 曲げヒートシール装置、16,16’,16”,37 ローラ部、17 ヒータ(加熱手段)、26,26’,26”,36 ,40 溝部 41 上金型、42 下金型。

Claims (8)

  1. 2つのラミネート鋼板を貼り合わせて形成される電池用ケースの製造方法であって、
    前記ラミネート鋼板は、窪み部と、該窪み部の周囲の平坦な融着部とを備え、該融着部の一方の表面である融着面には、ヒートシール用の樹脂がコーティングされており、
    前記製造方法は、
    前記2つのラミネート鋼板を準備して、前記融着面同士を重ね合わせる工程と、
    前記融着部の周囲を曲げながら該融着部に熱を加えて該融着部同士をヒートシールする工程と
    を含む電池用ケースの製造方法。
  2. 前記ヒートシールする工程は、前記融着部の周囲をカール状に曲げながら該融着部に熱を加えて該融着部同士をヒートシールすることにより行われる、請求項1に記載の電池用ケースの製造方法。
  3. 前記ヒートシールする工程は、曲げヒートシール装置を用いて行われ、
    該曲げヒートシール装置は、
    回転方向に沿って半円形状の断面を有する溝部が形成されたローラ部と、
    該ローラ部を加熱する加熱手段と
    を備え、
    前記溝部に前記融着部を挿入して前記ローラ部を前記融着部に押しあてながら、前記ローラ部を前記融着部の周囲に沿って転がすと共に、前記加熱手段が前記ローラ部を加熱して該ローラ部の熱が前記融着部に伝わることにより、該融着部同士を曲げながらヒートシールする、請求項1または2に記載の電池用ケースの製造方法。
  4. 前記曲げヒートシール装置は、前記溝部の曲率半径が異なる前記ローラ部を複数備える、請求項3に記載の電池用ケースの製造方法。
  5. 前記ヒートシールする工程の前に、前記融着部の周縁部を予備曲げする工程を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池用ケースの製造方法。
  6. 前記溝部の断面の半円形状が偏心している、請求項3または4に記載の電池用ケースの製造方法。
  7. 前記ヒートシールする工程の後に、曲げられた前記融着部の周囲を押し付ける工程を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の電池用ケースの製造方法。
  8. 前記ラミネート鋼板はステンレス鋼からなる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の電池用ケースの製造方法。
JP2010133873A 2010-06-11 2010-06-11 電池用ケースの製造方法 Expired - Fee Related JP5480726B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010133873A JP5480726B2 (ja) 2010-06-11 2010-06-11 電池用ケースの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010133873A JP5480726B2 (ja) 2010-06-11 2010-06-11 電池用ケースの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011258501A JP2011258501A (ja) 2011-12-22
JP5480726B2 true JP5480726B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=45474455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010133873A Expired - Fee Related JP5480726B2 (ja) 2010-06-11 2010-06-11 電池用ケースの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5480726B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101460637B1 (ko) * 2013-03-15 2014-11-11 (주)오렌지파워 전지 케이스 실링용 실런트 부재, 및 이를 이용하여 제조되는 전지
KR101603074B1 (ko) * 2013-09-27 2016-03-14 주식회사 엘지화학 가열 부재를 포함하는 전지셀 절곡 장치
KR101832010B1 (ko) * 2013-11-28 2018-02-23 주식회사 엘지화학 파우치 폴딩 방법 및 이를 이용한 이차 전지
KR20200024652A (ko) * 2018-08-28 2020-03-09 주식회사 엘지화학 원통형 전지 및 이의 제조 방법
JP7303458B2 (ja) 2019-10-03 2023-07-05 日本製鉄株式会社 電池セルケースおよびそれを用いた電池の製造方法
KR102280757B1 (ko) * 2020-03-04 2021-07-22 주식회사 클레버 이차 전지용 파우치 폴딩 장치
WO2024049096A1 (ko) * 2022-08-29 2024-03-07 주식회사 엘지에너지솔루션 전극 조립체 제조 방법 및 전극 조립체

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000223083A (ja) * 1999-01-27 2000-08-11 Toshiba Battery Co Ltd ポリマー電池の外装成形加工方法、外装成形加工装置
JP2001110375A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Sony Corp バッテリーフラップの接着方法
JP2001118606A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Toshiba Battery Co Ltd リチウム二次電池及び電池用封口装置
JP4148458B2 (ja) * 2002-04-17 2008-09-10 日立マクセル株式会社 電池
JP2006172911A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Nissan Motor Co Ltd 電池モジュールとその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011258501A (ja) 2011-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5480726B2 (ja) 電池用ケースの製造方法
JP6341292B2 (ja) プレス成形品の製造方法
US9718265B2 (en) Method for producing a composite sheet metal part having a metallic region, and corresponding molding tool
CN102085537B (zh) 摩擦搅拌成形方法
CN107167870B (zh) 一种导光板制作装置及制作方法
JP6734432B2 (ja) フィルム成形体及びそれを用いたフィルム包装体、フィルム成形体の製造方法及びフィルム包装体の製造方法
TWI579085B (zh) The method of manufacturing heat transfer plate and the joining method thereof
JP2012094374A5 (ja) ラミネート式電池の外装材、ラミネート式電池の外装材製造方法及びラミネート式電池の製造方法
JP5480737B2 (ja) 電池用ケースの製造方法及び電池用ケース
JP2007237419A (ja) 合成樹脂製中空板の端面処理方法および処理装置
JP6416049B2 (ja) L字型角管の製造方法、l字型角管の製造装置およびl字型角管
JP2013248646A (ja) ローラへミング加工装置
JP2015020305A (ja) ラッピング化粧板
US20150059427A1 (en) Die for reducing springback and process thereof
JP2006503737A (ja) プラスチックまたは金属プラスチック製軟質チューブの製造方法
KR20190067571A (ko) 핫스탬핑 강판의 접합방법
JP2007319877A (ja) 積層した金属板体の端面部接合方法と、該端面部接合方法を使用した端面部接合装置
JP4764015B2 (ja) 接合金属板の製造方法
JP6098607B2 (ja) 金属部材と樹脂部材との接合方法
JP4675823B2 (ja) 端部拡径鉄筋の製作方法
JP2007021501A (ja) 深絞り成形方法
JP6961159B2 (ja) 金属部材と合成樹脂成形部材との接合法およびその接合体
JP5262303B2 (ja) 金属板のプレス成形方法
JP5336807B2 (ja) 筐体へのフィルム圧着方法
WO2022163614A1 (ja) 成形ブランクを製造するためのデュアルヒーティングシステム熱間成形

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5480726

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees