JP2015020305A - ラッピング化粧板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】板状の基材1の表面ないし周囲のサイド側面1b及びエンド側面1cにシート20′を接着一体化して化粧シート層20を形成し、化粧シート層20の周縁部に、基材1における側面1b,1cに接着された折曲げ部20aを設け、基材1の隣接する2辺の隅角部に、2辺の化粧シート層20の両折曲げ部20a,20aの基材1から食み出した余剰部分を同時に切除した切除部21を切除の痕跡として設け、この切除部21は加熱により軟化して基材1外面に沿うように馴染まされたものとする。
【選択図】図2
Description
図1は本発明の実施形態1に係るラッピング化粧板Aを示し、この化粧板Aは例えば床材等として使用される。ラッピング化粧板Aは、板状の基材1と、この基材1の表面1aないし周囲側面1b,1b,1c,1cに接着剤を介して接着一体化されたシート20′からなる化粧シート層20とを備えている。
実加工工程では、基材1周囲のサイド側面1b,1b及びエンド側面1c,1cに雌実4及び雄実12を加工する。
接着剤塗布工程では、シート20′の裏面に接着剤(湿気硬化型ウレタン樹脂系ホットメルト接着剤)を塗布する。尚、接着剤は、シート20′の裏面に塗布するのに代えて、基材1の表面1a及び側面1b,1cに塗布してもよい。
シート表面接着工程では、図4(a)及び(b)に示すように、上記シート20′を基材1の表面1aに接着剤で接着する。このとき、シート20′と基材1とを幅方向に正確に位置合わせして接着する。
第1シート接着工程では、図5(a)及び(b)に示すように、上記シート20′の幅方向の両縁部を折り曲げて基材1のサイド側面1b,1bにおける雌実4の雌実側面8及び雄実12の雄実側面16に加圧しかつ接着剤を固化させて接着することで、基材1のサイド側面1b,1bに位置する化粧シート層20の周縁部に折曲げ部20a,20aを形成する。
シート切断工程では、シート20′の周縁部のうち、基材1において互いに長さ方向に対向するエンド側面1c,1cの2辺に対応する縁部を、該縁部が基材1のエンド側面1c,1cに折り曲げられたときに面取り部2を経て雌実側面8及び雄実側面16まで雌実凹部5の表側内面5a及び雄実凸部13の表側外面13aに到達しないように延びる所定長さになるように切断する。この切断は、例えば基材1の先端をセンサーで検知し、連続搬送される基材1の全長に応じて上記所定長さで切断する。
第2シート接着工程も、上記第1シート接着工程と基本的に同じで、シート切断工程で切断されたシート20′の長さ方向の両縁部を接着することのみが異なる。すなわち、この工程では、図6(a)及び(b)に示すように、上記第2シート切断工程で切断されたシート20′の両縁部を折り曲げて基材1のエンド側面1c,1cにおける雌実4の雌実側面8及び雄実12の雌実側面16に加圧しかつ接着剤を固化させて接着することで、基材1のエンド側面1c,1cに位置する化粧シート層20の周縁部に折曲げ部20a,20aを形成する。
余剰部クランプ工程では、図7(a)及び(b)に示す如く、上記のように、基材1の隣接する2辺の隅角部に形成された化粧シート層20の食み出し部21′(両余剰部分)をクランプして挟圧することで、その食み出し部21′を化粧シート層20の2辺の折曲げ部20a,20aが裏面同士を重ね合わせた状態となるように成形する。
余剰部切除工程では、図8(a)及び(b)に示すように、上記シート20′の各食み出し部21′を基材1の間際部分で両余剰部分が同時となるように重なった状態で切除することで、切除部21を形成する。
角部成形工程では、上記各切除部21を加熱により軟化させて基材1外面に沿うように馴染ませる。この工程では、図13に示す角部成形機構45が用いられる。この角部成形機構45は、図外のアクチュエータにより、基材1の隣接する2辺の隅角部に向かって前進後退するベース部材46を備えている。ベース部材46の先端部には加熱プレート47が取り付けられ、この加熱プレート47の前面には内面が互いに直交するように略L字状に直角に切り欠かれた加熱凹部47aが形成されており、ベース部材46の前進により加熱プレート47の加熱凹部47aを切除部21に押し当てて加熱することで、切除部21を溶融状態として基材1外面に沿うように馴染ませる。
図14は本発明の実施形態2を示し(尚、図1〜図13と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、上記実施形態1では、周囲側面の各辺に雌実4又は雄実12が形成された板状の基材1を用いているのに対し、雌実4又は雄実12のない基材1を用いたものである。
上記実施形態では、化粧シート層20の食み出し部21′をカットするためにニッパー41を用いているが、レーザー等、他の切断手段を用いることができる。
1 基材
1a 表面
1b サイド側面
1c エンド側面
2 面取り部
4 雌実
5 雌実凹部
5a 表側内面
8 雌実側面
12 雄実
13 雄実凸部
13a 表側外面
16 雄実側面
20 化粧シート層
20′ シート
20a 折曲げ部
21 切除部
21′ 食み出し部
24 折り曲げプレス機構
25 折り曲げ治具
25a 折り曲げ加圧面
25b 傾斜面
26 ヒータプレート
27 加圧プレート
30 クランプ機構
31 ベース部材
32 切欠部
33 押し付け定規
35 クランプ部材
40 角部カット機構
41 ニッパー
45 角部成形機構
47 加熱プレート
47a 加熱凹部
Claims (6)
- 板状の基材と、該基材の表面ないし周囲側面に接着一体化されたシートからなる化粧シート層とを備え、
上記化粧シート層の周縁部には、基材の周囲側面に接着された折曲げ部が設けられ、
基材の隣接する2辺の隅角部には、該2辺の化粧シート層の両折曲げ部の基材から食み出した余剰部分を同時に切断して除去した切除部が設けられていることを特徴とするラッピング化粧板。 - 周囲側面の各辺に雌実及び雄実が形成された板状の基材と、該基材の表面ないし周囲側面に接着一体化されたシートからなる化粧シート層とを備え、
上記基材の雌実は、基材の裏側又は厚み方向中間部に位置する雌実凹部と、該雌実凹部の表側に隣接する雌実側面とを有する一方、上記雄実は、基材の裏側又は厚み方向中間部に位置する雄実凸部と、該雄実凸部の表側に隣接する雄実側面とを有しており、
上記化粧シート層の周縁部には、基材の雌実側面及び雄実側面に接着された折曲げ部が設けられ、
基材の隣接する2辺の隅角部には、該2辺の化粧シート層の両折曲げ部の基材から食み出した余剰部分を同時に切断して除去した切除部が設けられていることを特徴とするラッピング化粧板。 - 請求項1又は2において、
切除部は、裏面同士を重ね合わせた状態で基材から食み出している、化粧シート層の2辺の両折曲げ部の余剰部分を同時に切断して除去したものであることを特徴とするラッピング化粧板。 - 請求項2において、
基材は長方形板材からなり、
上記基材の少なくとも長さ方向に対向するエンド側面に接着された化粧シート層の折曲げ部は、基材の雌実凹部の表側内面及び雄実凸部の表側外面に到達しないように雌実側面及び雄実側面まで延びていることを特徴とするラッピング化粧板。 - 請求項1〜4のいずれか1つにおいて、
切除部が加熱により軟化して基材外面に沿うように馴染んでいることを特徴とするラッピング化粧板。 - 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、
基材に、湿気硬化型ウレタン樹脂系ホットメルト接着剤を介して化粧シート層が接着一体化されていることを特徴とするラッピング化粧板。
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