JP5480292B2 - 多機能型テープ貼着装置 - Google Patents

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Description

<発明の分野>
本発明は、多機能型テープ貼着装置(multi-functional tape applicator)に関し、LクリップやCクリップなどの異なる形状の閉封用テープを選択的に貼り付けることができる多機能型テープ貼着装置に関する。
<本発明の背景>
テープをCクリップ形状に貼り付ける装置は非常によく知られており、文献及び産業では一般的である。Cクリップ形状(C-clip configuration)とは、通常、連続的に繰り出されるリボン状テープが、ケース又はカートンの先行面を出発点として、機械の中を通過し、テープ貼着装置に面するケース表面に沿って、少なくとも途中まではケースの後続面に沿って移動することでテープを貼り付けるもので、連続的なリボン状テープがC型形状を形成する。
Lクリップ形状(L-clip configuration)とは、通常、ケースの隣接する2つの面、例えばケースのコーナー部の周りにリボン状テープを貼り付けるもので、リボン状テープはL型形状になる。
“L”クリップのテープ貼着は、“C”クリップ貼着に比べ、材料及び費用節減の点で、パッケージング条件の持続可能性を充足する。Lクリップのテープ貼着の概念は米国特許第4,640,731号に記載されており、そこでは、2つの別個の貼着装置が用いられ、そのうち、一方の装置がケースの先行側端面に、他方の装置がケースの後続側端面にLクリップを取り付けるものである。米国特許第4,642,157号のLクリップは、貼着ロールを用いてケースのひとつの壁にテープを貼り付けた後、別個のワイプダウンロールを用いてケースの隣接面にテープを貼り付けるものである。この装置では、ケースの先行側端面にLクリップを形成することしかできない。同様に、米国特許第5,227,002号の装置は、ケースの先行側端面にのみ、Lクリップ形状にテープを貼り付けるものである。
カートンを閉封する場合、連続的Cクリップのテープ貼着のようにフラップ全長の封止を必要としない場合が殆んどである。特に、国内での業務市場間で行われるカートン包装の場合、テープ止めされたカートンは積み重ねられ、パレットに載せられ、プラスチックフィルムで包まれたパレットが出荷され、保管されるからである。
Lクリップ形状のテープ封止を行なうことは、軽量カートン、片開き式フラップカートン、上蓋付きトレイカートン、半細長溝付きケースなどには理想的である。
Lクリップは、一般的には、箱用カッターナイフを用いなくても容易に手で剥がすことができるため、カートンをナイフで開けたときに起こり得る怪我や製品損傷の問題がない。
一般に、粘着テープ材料は、カートンの上面又は底面に貼着される前面部及び後面部のLクリップだけで、カートンの内容物の重量に十分耐え得る接着性と強度を有している。
Cクリップのテープ貼着により、より強固で、塵埃/挿入物/異物などの混入が防止される包装が可能である。これは、ハンドリング回数が多い個人消費者用包装や海外発送の場合に理想的である。
“L”クリップ貼着がもつ利点は自明であるが、“C”クリップ用のテープ貼着装置の方がはるかに簡易で、信頼性が高く、使い勝手もよい。また、その多くは、動力駆動ではなく機械的に作動する。また、テープを補充する場合、道具を使わなくても機械から取り外すことができる。その単純さ、低コスト、使い易さ、低メンテナンス、その貼着方法の長い歴史などから、Cクリップ式テープ貼着の人気は産業界では未だ非常に根強い。現在産業界で用いられているLクリップ用テープ貼着装置は、Lクリップテープ貼着専用であり、その多くは、電気制御された空気シリンダにより作動するもので、これは、外部センサー配線と2つの電源を必要とすることを意味する。前ユニットと後ユニットを別個に有し、動力駆動でない機械式のLクリップテープ貼着装置は、2つの個々のテープロールと他の複製装置(前記米国特許第4,640,731号を参照)を有するのであまりに複雑すぎる。これらの装置は、特に使い勝手が悪い。
一般的に、Lクリップ用テープ貼着装置は、従来のCクリップ用装置に比べてサイズが大きいため、テープ貼着装置を収容するのに、広い取付けスペース、追加配線、特別な設備及び長い駆動システムを必要とする。既知のLクリップテープ貼着装置は単一機能の専用装置であるため、カートン密封機械は“L”クリップテープ貼着専用となる。そのため、テープの貼着形状を変える必要がある場合、テープ貼着装置全体を交換しなければならない。既存のユニット及び設備の取外し、また、別のテープ貼着装置の接続及設定を行なうのに、機械を停止させねばならない。
テープをCクリップ形状又はLクリップ形状に選択的に貼着できる(微調整は必要)多機能型テープ装置という概念はどの文献にも開示されていないことを、出願人は見出した。
<本発明の簡単な説明>
本発明の目的は多機能型テープ貼着装置を提供することであり、該多機能型テープ貼着装置は、カートンの封止条件に応じて、Cクリップから、単一のLクリップ、若しくは先行側及び後続側両方のLクリップへの変更、又はその逆の変更を行なうことができる点において多機能である。Lクリップを一対にして貼着することのみが所望される場合、貼着装置の多機能性を犠牲にして、そのような貼着だけを行なう位置にシステムを固定することもできる。
広義において、本発明は、閉封用リボン状テープをカートンに選択的に貼り付ける多機能型テープ貼着装置に関するもので、該多機能型テープ貼着装置は、テープ源と、該テープ源からテープの先行端を繰り出し、テープ貼着装置に関して移動するカートンの先行面、エッジ部、及び前記先行面に隣接する隣接面へテープを貼着する貼着ロールを含む貼着ロールアッセンブリと、前記カートンの先行面から離れた後続面に沿ってカートンに貼着されたテープをワイプするワイプダウンロール(wipe down roll)を含むワイプダウンアッセンブリと、前記貼着ロールアッセンブリと前記ワイプダウンアッセンブリとを相互連結する押し棒リンクと、前記貼着ロールをカートンの前記隣接面からオーバトラベル位置まで移動させるオーバトラベルシステムと、オーバトラベルシステムにより貼着ロールが前記オーバトラベル位置まで移動したとき、移動したテープに当接してテープをカットするカットオフブレードを含むカッティングアッセンブリと、を具えている。
前記オーバトラベルシステムは、好ましくは、選択的に作動可能である。
ワイプダウンロールは、好ましくは、ワイプダウンアームの自由端及びそれに隣接して取り付けられ、前記ワイプダウンアームはワイプダウンリンクに回動可能に接続されており、前記ワイプダウンロールはカートンに向けて付勢される。
押し棒リンクは、好ましくは、ピンとスロットの接続形態で、ワイプダウンアッセンブリに空動き可能に接続されることが好ましい。
幾つかの実施例において、ワイプダウンロールは圧縮可能であり、圧縮可能なストッパがワイプダウンアッセンブリに当接するように配置され、前記圧縮可能なワイプダウンロールと前記圧縮可能なストッパは、貼着ロールのオーバトラベル位置への移動によって圧縮される。
オーバトラベルシステムは、好ましくは、アクチュエータによって選択的に作動され、該アクチュエータは、アクチュエータカムは、カム要素が取り付けられたスライドプレートと共に前記カム要素をオーバトラベル位置に移動させるアクチュエータカムと、前記押し棒リンクに設けられ、前記カム要素に当接して貼着ロールを前記オーバトラベル位置へ移動させるカムフォロワーとを具えている。
前記カムフォロワーは、好ましくは、カムフォロワーが当接し前記カムプレートにより移動される動作位置と、カムフォロワーが前記カムプレートと相互作用できない非動作位置との間で、選択的に移動可能である。
前記アクチュエータカムは、好ましくは、先行面当接脚部と後続脚部とがブリッジ部によって相互接続されたU字状要素を具えており、前記アクチュエータカムは、カートンがテープ貼着装置に対して移動してスライドプレートがそのオーバトラベル位置まで移動するとき、先行面当接脚部がカートンの先行面に当接し、次に、カートンの前記先行面に隣接する隣接面に当接するように配置される。
他のシステムにおいて、前記オーバトラベルシステムはセンサーとアクチュエータを更に含んでおり、前記センサーは、カートンが前記貼着装置に対して移動するときのカートンの位置を検知し、前記アクチュエータは、カートンが前記位置にあることを前記センサーが検知したときにセンサーによって作動し、好ましくはカム要素が取り付けられたスライドプレートにより、前記オーバトラベルアッセンブリを選択的に配置して作動させて、前記アクチュエータが前記スライドプレートに接続される。
他の実施例において、押し棒は、該押し棒の有効長さを調節する調節手段を含み、前記アクチュエータは、押し棒の有効長さを調節する調節手段を提供する。
好ましくは、前記切取りナイフの刃先は、前記リボン状テープの各サイドエッジで始まるリボンを切ることができる形状に作られる。
貼着装置は、好ましくは、テープ制御システムを更に具えており、該テープ制御システムは、ブレーキアッセンブリに取り付けられたブレーキパッドを具える。ブレーキアッセンブリは、出口ロールに隣接する貼着ロールアッセンブリの貼着アームに回動可能に取り付けられており、テープは出口ロールから貼着ロールに進む。テープ制御システムはまた、押し棒リンクに取り付けられた圧縮カムピンを具える。圧縮カムピンは、貼着ロールがオーバトラベル位置に移動したときにブレーキアッセンブリに当接する位置に取り付けられ、テープはブレーキパッドと出口ローラとの間に張られる。
好ましくは、前記テープ制御システムにおいて、テープ源から貼着ロールに到るテープ経路では、テープは、入口ロールとワンウェイクラッチロールを経て、貼着ロールアッセンブリに進む。入口ロールとワンウェイクラッチロールとの間には、ダンサーロールがテープ経路のテープに当接するように取り付けられており、貼着ロールアッセンブリがオーバトラベル位置に移動するとき、テープの追加長さ分が繰り出される。
好ましくは、前記テープ制御システムは、固定エクステンションローラを更に具えている。該エクステンションローラは、貼着ロールがオーバトラベル位置に移動するとき、テープ案内ローラと出口ローラとの間でテープ経路が交差するよう配置されており、テープがブレーキパッドに挟まれているとき、ブレーキパッドとワンウェイクラッチロールとの間で余分長さのテープを進ませることができる。
更なる特徴、目的及び利点は、添付図面と共に本発明の望ましい実施例についての以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
図1aは、本発明の多機能型テープ貼着装置の概略図であって、明確化のために一部を省略して示している。 図1bは、本発明で用いるカッティングアッセンブリの詳細側面図である。 図1cは、動作位置にあるカムフォロワーの断面図であって、動作位置と非動作位置との間で移動可能であることを示している。 図1dは、オーバトラベル位置にある貼着装置を一部省略して示す概略図であって、カートンに貼着される第1のLクリップがテープカットされる状態を示している。 図1eは、図1dに対して前進した位置にある貼着装置を一部省略して示す概略図であって、第2のLクリップの先行端をカートンに貼着する状態を示している。 図1fは、貼着装置の動作中における貼着ロールとワイプダウンロールとの位置を示す概略図であって、ピンとスロットを用いて、押し棒リンクと、貼着アッセンブリ及びワイプダウンアッセンブリとを相互接続する状態を示している。 図1gは、貼着アッセンブリとワイプダウンアッセンブリとを相互接続し、貼着アッセンブリのオーバトラベル位置を確保するための押し棒リンクの一形態を示している。 図1hは、貼着アッセンブリとワイプダウンアッセンブリとを相互接続し、貼着アッセンブリのオーバトラベル位置を確保するための押し棒リンクの一形態を示している。 図1iは、貼着アッセンブリとワイプダウンアッセンブリとを相互接続し、貼着アッセンブリのオーバトラベル位置を確保するための押し棒リンクの一形態を示している。 図1jは、貼着アッセンブリとワイプダウンアッセンブリとを相互接続し、貼着アッセンブリのオーバトラベル位置を確保するための押し棒リンクの一形態を示している。 図1kは、貼着アッセンブリとワイプダウンアッセンブリとを相互接続し、貼着アッセンブリのオーバトラベル位置を確保するための押し棒リンクの一形態を示している。 図1lは、固定ローラを用いて、オーバトラベル位置でワイプダウンロールを使用する方法を示している。 図1mは、図1lと同様の固定ローラと、通常は伸長状態でスプリングリターン式の単動空気シリンダーを有するオーバトラベルリンケージとを示している。
図2aは、図1aと同様の図であり、貼着カムの一形態を示している。 図2bは、アクチュエータカムの他の態様を示す側面図である。 図2cは、先行面が1つだけの“L”クリップテープをカートンに貼着するのに用いられるねじ込み式のストップピンを示しており、テープ貼着装置のカムアクチュエータは図6cに示されている。 図2dは、アクチュエータカムの作動とカートンの移動経路を示している。 図2eは、アクチュエータカムの作動とカートンの移動経路を共に示している。 図2fは、アクチュエータカムの作動とカートンの移動経路を共に示している。 図2gは、カムが次のカートンに備えて原位置に戻された状態を示している 図2hは、個々の脚部を有するカムを示す。 図2iは、他のアクチュエータカム構造で2つのカムを有する例を示している。
図3aは、アクチュエータカムを用いた機械システムの代わりに、ソレノイド式アクチュエータとセンサーで作動させる多機能型テープ貼着装置の概略図である。 図3bは、図3aに示すシステムの概略配線図であり、リミットスイッチの接点が簡略化して示されている。 図3cは、Lクリップテープの先行部又は後続部のテープカットを行なうためにソレノイド及びセンサーを作動させた多機能型テープ貼着装置を示している。 図3は、図3cに示されるLクリップテープの先行部をテープカットした後、Lクリップテープの後続部を貼着する状態を示している。
図4a‐4hは、本発明を適用できるテープ貼着カートンの種々の例を示している。
図5aは、貼着されたテープのカットオフ形態の一例を示している。 図5bは、貼着されたテープのカットオフ形態の他の例を示している。 図5cは、本発明で用いるのに適したカットオフナイフの形状の一例を示している。 図5dは、本発明で用いるのに適したカットオフナイフの形状の他の例を示している。 図5eは、本発明で用いるのに適したカットオフナイフの形状のさらに他の例を示している。
図6a−1は、上面及び底面が“C”クリップテープで封止されたカートンを示している。 図6a−2は、Cクリップテープのセットアップ状態を示しており、カムフォロワーは非係合位置にある。 図6a−3乃至図6a−7は、多機能型テープ貼着装置について、図6a−2に示されるセットアップ状態でカム作動によるCクリップテープ貼着動作のシーケンスを示している。 図6b−1は、上面及び底面がLクリップテープの先行部及び後続部で封止されたカートンを示している。 図6b−2は、Lクリップテープの先行部及び後続部のセットアップ状態を示しており、カムフォロワーは係合位置にある。 図6b−3乃至図6a−8は、Lクリップテープの前部(先行部)及び後部(後続部)のテープ貼着動作のシーケンスを示している。 図6c−1は、上面及び底面がLクリップテープの先行部のみで封止されたカートンを示している。 図6c−2及び図6c−3は、Lクリップテープの先行部のみを貼着するセットアップ状態を示している。 図6c−4乃至図6c−8は、多機能型テープ貼着装置について、図6c−2及び図6c−3に示されるセットアップ状態でカム作動により先行部だけをLクリップテープ貼着する動作シーケンスを示している。 図6d−1は、上面の一部がテープで封止されたカートンを示している。 図6d−2及び図6d−3は、カートンの上面の一部をテープで封止するセットアップ状態を示している。 図6d−4は、2つのスイッチ又はセンサーを有する代表的な制御回路を示している。 図6d−5乃至図6d−8は、カートンの上面の一部をテープで封止する動作シーケンスを示している。
<発明の詳細な説明>
図1aを参照すると、本発明の多機能型テープ貼着装置(10)が、明確化のために、部分的に省略して示されている。図示の貼着装置(10)は、主要フレームプレート又は構造(12)から成り、該主要フレームプレート又は構造(12)には様々な部品及び/又はアッセンブリが取り付けられる。テープ支持体(14)はテープロール(16)を担持し、該テープロール(16)からリボン状テープ(18)が繰り出される。リボン状テープ(18)はロール(14)からテープ通路(20)に沿って移動し、入口案内ロール(22)、ダンサーロール(24)を通り、ワンウェイクラッチロール(26)でロール(16)からのリボン供給方向を変えて、案内ロール(27)、出口案内ロール(28)を通って貼着ロール(30)へ移動する。
貼着ロールアッセンブリ(32)は、貼着アーム(34)から構成され、該貼着アームは、一方の端部近傍がフレーム(12)の軸(36)に取り付けられ、反対側の端部、即ち自由端が貼着ロール(30)に取り付けられる。案内ロール(27)及び出口ロール(28)もまた、図1aに示すように、ピボット(36)及び貼着ロール(30)の間でアーム(34)に取り付けられる。
ダンサーアーム(38)もまた、フレーム(12)の軸(36)に回動可能に取り付けられ、ダンサーロール(24)とワンウェイクラッチロール(26)を搭載する。ダンサーアーム(38)は、ダンサーアーム(38)とフレーム(12)との間に接続されたスプリング(40)により、図1aの紙面左側の方へ付勢される。ストップアーム(42)は、図1aのアームから左側に突出し、調節可能なアバットメント(abutment)(44)が配備され、該アバットメント(44)は、貼着ロールアッセンブリ(32)がオーバトラベル(over-travel)位置にあるとき(図1dに示す)に、アーム(34)に当接するよう配置されており、これについては後で説明する。
ワイプダウンアッセンブリ(50)はV字型のワイプダウンアーム(52)から成り、該ワイプダウンアーム(52)は、フレーム(12)のピボットピン(54)に回動可能に取り付けられており、図1aに示されるように、アーム(52)とフレーム(12)との間に接続されたスプリング(56)により時計回りの方向に付勢される。この時計回りの移動は、側部機構(200)(後述する)とアッセンブリ(50)との間で、ピン(61)がリンク(60)に係合することによって制限される。ストップピン(61)(或いはそれと同等物)が、ワイプダウンロール(70)(後述する)及び押し棒リンク(60)のカートン(500)への移動を停止させる作用を有することは、明らかであろう。
アーム(52)の第1脚部(57)は、符号(58)にて示すように、押し棒リンク(60)の一端に回動可能に接続され、該押し棒リンク(60)の反対側の端部は、符号(62)で示すように貼着ロールアッセンブリ(32)の貼着アーム(34)に回動可能に接続される。アーム(52)の第2脚部(63)は、その自由端部近傍が、ピン(64)により、ワイプダウンロール取付アーム(66)の一端部近傍に回動可能に取り付けられる。アーム(66)には、ピン(68)で示されるように、ワイプダウン又はワイプダウンロール(70)の自由端部近傍で、該ワイプダウン又はワイプダウンロール(70)が回転可能に取り付けられる。アーム(66)は、一端がアーム(63)、他端がアーム(66)に接続されたスプリング(72)により、ピン(64)の周りを反時計方向に付勢されており、アーム(66)は、アーム(63)のストッパ(74)に当接した状態で、解放可能に保持されることができる。
ブレーキアッセンブリ(76)は、リンク(60)が接続されたピン(62)を介してアーム(34)に回動可能に取り付けられている。ブレーキアッセンブリ(76)はV字形状に形成されたブレーキアーム(78)を有し、そのV字形状の頂部近傍がピン(62)に取り付けられ、一方の脚(80)が、その自由端部近傍でブレーキパッド(82)を担持し、他方の脚部(84)は、その自由端がカム(86)となっている。ブレーキパッド(82)は、出口ロール(28)との協同作用により、リボン状テープ(18)をその間で挟んで、リボン(18)の動きにブレーキをかける。ストップピン(85)は、ブレーキパッド(82)から離れた脚(80)の側面と協同して、ブレーキパッド(82)がテープ(18)の経路(20)から遠ざかる方向、即ち、出口ロール(28)から離れる方向に移動するのを制限する。脚(84)のカム(86)は、アッセンブリ(32)がオーバトラベル位置にあるとき(図1dに示す)、リンク(60)の適当な位置に設けられたカムピン(88)と協同作用する。これについては、後で説明する。
固定されたエクステンションローラ(96)は、エクステンションローラアーム(92)の自由端に取り付けられ、その反対側の端部は、ボルト(94)によりフレーム(12)に固定される。このエクステンションローラ(90)の作用については、後で説明する。
カットオフナイフアッセンブリ(96)(図1bに示す)はナイフ(97)を有し、フレーム(12)のピボットピン(98)に取り付けられる。ナイフアッセンブリの自由端はカム表面(100)が形成され、テープが貼着されるカートンの隣接面に当接して、スプリング(102)の圧力に抗してカットオフアッセンブリ(96)を保持する。これにより、カットオフナイフは上昇位置に保持されるので、Lクリップのテープ貼着が行われているときに、先行するLクリップの後端をカットする。なお、スプリングによって移動されるカム表面(100)は、テープが貼着されるケースの隣接面から離れると自由であるので、後続するLクリップ(又はCクリップ)の完了後にテープをカットすることができる。
貼着アッセンブリを、図1dに示されるオーバトラベル位置まで移動させる機構(200)の一部分を、図1aに示している(貼着アッセンブリをそのように移動させるアクチュエータは、図2及び図3に示されており、これについては後で説明する)。図1aに示される機構(200)の一部分は、フレーム(12)に、矢印(204)で示されるように摺動可能に配備されたスライドプレート(202)を含んでおり、該スライドプレート(202)は、スプリング(206)により、処理されるカートンの方に向けて付勢されている。スライドプレート(202)にはカムプレート(208)が固定されており、該カムプレート(208)は、貼着アームアッセンブリ(32)がオーバトラベル位置まで移動したときに、リンク(60)に配備されたカムローラ(210)に当接するように配置されている。ピン(212)により、スライドプレート(202)は、図2に示す作動カムに接続される。また、適当なカムストッパ(213)が配備され、該ストッパにより、作動カム(400)が停止する。これについては後で説明する。
カムローラ(210)は、ローラ(210)がリンク(60)の一方の側部から延出して当接する作動位置(active position)(図1c参照)と、ローラ(210)がポケット(214)の中に引き込まれて収容される非作動位置(inoperative position)との間を移動可能である。なお、ローラを選択された位置に保持するために適当な係止ピンが用いられる。ローラが作動位置にあるとき、ローラはカムプレート(208)に当接し、処理されるカートンから離れる方向に移動するとき、スライド部材と共に移動するので、貼着システムは、図1dに示されるオーバトラベル位置まで移動することができる。
ここで図1dを再び参照すると、図示の貼着アッセンブリ(32)は、オーバトラベル位置(300)にある。この位置は、スライドプレート(202)が、以下に記載する機構又はシステムにより、処理されているカートン(500)から離れる方向に移動した位置であり、カムプレート(208)及びローラ(210)、ひいてはリンク(60)が、同じ方向に移動される。リンク(60)のこの移動により、アッセンブリ(32)は軸又はピボットピンの周りを更に時計回りに回動するので、貼着ロール(30)が上昇して、カートン(500)の隣接面(502)から十分に離間するので、図1dに示されるように、その間にクリアランスが設けられる。オーバトラベル位置(300)へ移動すると、次のことが起こる。まず、アバットメント(44)がアーム(34)に当接し、アーム(38)とダンサーローラが移動してテープが繰り出され、貼着アッセンブリがオーバトラベル位置から移動するときに、テープにたるみ(slack)が生じる。また、ブレーキアッセンブリのカム(86)がカムピン(88)に当接して、テープは、パッド(82)と出口ローラ(28)との間でクランプされる。エクステンションローラ(90)が、テープ(18)の正常経路の横方向に移動し、案内ロール(27)と出口ロール(28)との間でテープ長さが延びるので、テープ(18)のたるみはさらに大きくなる。リボン状テープ(18)はナイフ(97)と接触し、切断される。
次に、機構(200)がオーバトラベル位置(300)から移動させられ、ダンサーロールは引き込められて、ブレーキ(80)が解放される。その結果、エクステンションロール(90)はテープ経路の反対側まで戻ってとどまり、テープ(ロール(30))はナイフ(97)から離れる。オーバトラベル位置(300)から移動するとロール(30)が移動し、これにより、カートン(500)の隣接面(502)に当接するテープ(18)の自由端が移動して、テープの次の長さ部分がカートンの隣接面に取り付けられる(図1eを参照)。通常、テープは、この次の長さ部分がLクリップの後続部を形成する。
カートン(500)の先行面(leading face)(506)に施される先行側Lクリップ(504)の脚部が、貼着ロール(30)により、従来の方法によって貼着され、また、カートンの後続面(trailing face)(508)に沿って延びる後続側Lクリップの脚部は、この脚部から延出するテープがカットオフ機構(96)によって切断されるときに、従来の方法にて、ワイプダウンロール(70)によってワイプダウンされることは理解されるであろう。
貼着アッセンブリがオーバトラベル位置にあるとき、ワイプダウンロール(70)がカートン(500)の隣接面(502)上のテープと当接状態にあることが望ましいことは明らかであろう。これは、図1aの実施例において、スプリング(72)がアーム(66)をアバットメント(74)から離れる方向に移動させることによって行なわれ、オーバトラベル位置への移動によってロール(70)が表面(502)から離れる方向に移動する場合でも、ロール(70)は表面(502)に向けて押圧される。
押し棒リンク(60)は、ワイプダウンロール(70)を所定位置に維持しつつ、貼着アッセンブリ(32)のオーバトラベル位置(300)への移動に適合させるために様々な異なる形態をとることができる。幾つかの代替例を、図1f乃至図1hに示す。図1fにおいて、ピン(58)はスロット(65)に収容されるので、リンク(60)とアッセンブリ(50)との間で空動きが可能となる。図1gにおいて、スロット(67)が、リンク(60c)(リンク(60)と同等)の端部にアッセンブリ(32)に隣接して設けられ、ピン(62)との協動作用により空動きが可能である。或いは、ピン(62)がリンク(60)の端部に固定され、スロット(67a)がアーム(34)に設けられることにより、同じ結果をもたらすことができる(図1hを参照)。図1iでは、リンク(60)は拡張可能リンク(60d)に置き換えられており、該拡張可能リンク(60d)は、スプリング(69)により拡張位置に付勢され、アッセンブリ(32)は圧縮されてオーバトラベル位置(300)へ僅かに移動する。
貼着アッセンブリがオーバトラベル位置(300)にあるとき、ロールと表面(502)の接触状態は維持されるが、これは、様々な方法により達成することができ、それらの例を図1j及び図1kに示す。
図1jでは、アーム(63)(66)が一体化された1つのアーム(63a)を用いて行われ、圧縮可能なストッパ(310)により表面(502)に圧力が作用する。圧縮可能なストッパは、ローラ(70)がカートンの表面(502)に接触しているとき、アーム(63a)内のポケット(312)に当接して、圧縮可能ロール(70a)に弾性作用を及ぼし、ロール(70)が表面(302)に押し当てられる。実線位置では、ロール(310)が図1aのストップピン(61)の代わりにストッパとして作用し、破線位置では、ポケット(312)内で当接し、ロール(70a)を表面(502)に当てて保持する。所望により、ストッパ(61)を置き換える必要はない。すなわち、ロール(310)は実線位置ではストッパとして作用させる必要はなく、ピン(61)等のストッパの位置は、所望により選択されることができる。
図1kでは、押し棒リンク(60)に代えて、収縮性(或いは伸張性)の押しリンク(60a)が用いられており、該リンクは、様々な長さのアクチュエータ(320)を含んでいる。アクチュエータ(320)は、好ましくは、作動空気接続部(322)(324)を有する空気圧シリンダーであり、その長さは所望により収縮又は伸張させることができる。図1kに示される実線位置は、アクチュエータ(320)が伸張された状態であり、破線位置はその長さが収縮された引込み位置であり、オーバトラベル位置(300)に対応する。適当なセンサを設けることにより、カートン(500)の位置を検知し、アクチュエータ(320)を作動させて、システムを適当な時にオーバトラベル位置(破線で示す)に行ったり来たりさせることができる。ロックカラー(lock collar)(53)は通常、シリンダーロッド(55)に固定されており、シリンダーを後退させることにより、テープの切取り又はLクリップ貼着のためにオーバトラベル位置への移動が可能になる。また、Cクリップテープ貼着のための伸張位置にそのロック位置を移動させることにより、オーバトラベル位置への移動を防ぐためにも用いられることができる。これは、シリンダーが伸張位置に維持されている限り、空気作動又はオーバトラベル位置への移動は何ら必要としない。
図1lは、図1jと同様な一体型ワイプダウンアーム(63)を用いた別の実施例を示している。図1lにおいて、ロール(70)は、図示された破線位置まで、表面(502)のはるか上方を移動されるので、ロール(70)が表面(502)を圧迫することはない。代わりに、フレーム(12)の軸(73)に回転可能に配備された圧縮可能ローラ(71)により、テープは表面に当てられて保持される。一体型アーム(63a)は、移動自由であり、オーバトラベル位置まで移動し、それでも、テープの後続側端部をぬぐって、カートン(500)の後続面(508)(図1dを参照)上に貼着する機能を有している。この実施例では、ストップピン(61)が取り除かれることで、ワイプダウンリンクはカートン(500)の隣接面(502)から離れる方向に移動する。一般的に、ストップピン(図示せず)は、ロール(30)(70)の移動を制限するのに好都合な位置に必要に応じて設けられ、ロールの動作を作用を容易にすることができる。
図1mは、図1kについて上述したのと同じように、センサにより作動される他の作動システムが示しているが、図1mでは、シリンダー(320)の代わりに同様なシリンダー(320a)が用いられており、該シリンダー(320a)の一方の端部は、アーム(34)とリンク(60)を繋ぐピン(62)に接続され、反対側の端部は、基部(12)に配備されたピン(321)に接続される。所望により、一方の端部は、リンク(32)、ワイプダウンリンク(63a)、又は押し棒(60)に接続されることができる。シリンダー(322a)は、シリンダー(320)と同じ要領で作動されて、アッセンブリ(32)は適当な時にオーバトラベル位置(300)まで移動することができる。
図2a及び図2bに、単純形態のアクチュエータカム(400)を示しており、該アクチュエータカム(400)は、略U字型の形状であり、カートン(500)のテープが貼着される前面(後記する先行側エッジ部(501))に当接するように配置された前面当接脚部(402)と、ブリッジ部(406)により相互接続された後続側脚部(404)とを有する。図2aにおいて、アクチュエータカムは、図1a、図1d及び図1eに示され上記したスライド(202)に回動可能に接続され、脚部(402)が先行面(504)の上をカートン(500)の隣接面(502)まで移動するとき、カムを移動させてスプリングに当接する。一方、他方の脚部端部は隣接面(502)によって支持されるので、スライドを隣接面(502)から離間する方向に移動させ、貼着アッセンブリ(32)をオーバトラベル位置まで移動させることができる。スプリング(408)がカム要素(400)を付勢することにより、ストップピン(411)はスライドプレート(204)のストップカム(213)に当接し、脚(402)は、カートン(500)がテープ貼着装置(10)に供給される前に停止しているとき、フレーム(12)から最も遠く離れた位置にある。
図2bの実施例では、スライド(202)に代えてレバー(410)が用いられており、該レバー(410)の一方の端部は、ピン(412)によってフレーム(12)に回動可能に取り付けられ、他方の端部は、スライドが接続されるのと同じ方法で、カム(400)に回動可能に接続される。カムプレート(208)はレバー(410)の上に配備され、上述したようにカム(210)と相互作用する。スプリング(206)の代わりに適当なスプリング(206a)が用いられる。
図2cには取外し可能なピンが示されており、その二つのピン(438)(440)は、通常、カートンに貼り付けられる形状に応じて用いられる。符号(438)で示される一つのピンは、作動カムの後続側脚部(404)下部のテープ貼着装置(10)の基部プレート(12)に螺合されて揺動運動を制限するので、先行部Lクリップだけの貼着が行われるとき、つまり後部Lクリップ(図6d(1)を参照)の貼着が行われないとき、カートンが完全にカムから完全に離れて排出されるまで、貼着アッセンブリをオーバトラベル位置に維持することができる。第2のピン(440)は、使用時に基部(12)に螺合され、カッティングブレードカム(96)を通って穴(442)の中に配置されることによって、図6dに示すようにカットオフナイフアッセンブリ(96)が凹部位置に保持されるが、これは、貼着装置(10)を制御するために、センサー及びソレノイドシステム(図3aを参照)を用いて片のみが面(502)に貼着されるときであり、これについては、図6dを参照して後で説明する。
ストップピン(438)(440)が取り除かれると、装置は、図2d乃至図2gにて示されるように機能することは自明であろう。
図2d乃至図2gに順序を記載しており、第1は、図2dに示されるとおり、カム(400)は、矢印(503)で示される方向に移動するカートン(500)の先行側エッジ部(501)に当接することにより、矢印(450)で示される時計回りの方向に回転する。先行面の当接脚部(402)がカートン(500)の隣接面(502)の上に乗り、後続側脚部(404)も前記表面(502)の上に置かれているとき、スライド機構(200)と貼着アッセンブリ(32)はオーバトラベル位置(300)にあり、スプリング(206)は伸張状態にある(図2eを参照)。後続側端部(404)が後続側コーナー(505)を通過すると、スプリング(206)により、スライド(202)はカートンの隣接面(502)に向けて移動し、カム(400)は矢印(452)で示されるように時計回りに回転する。カートン(500)がカム(400)を通過した後、スプリング(208)によりカム(400)をピン(212)の周囲を回転し、図2gに示される開始位置まで戻す。
図2hにおいて、単純なU字型カム(400)に代えて、複雑なU字型カムが用いられており、これは、別個の構成部品、すなわち先行面当接脚部(402a)から作られ、該脚部は、符号(420)で示されるテープ長さ調節用の選択可能な取付け穴を有する別個のブリッジ部(406a)にボルト留めされており、同様に、後続側脚部(404a)は、符号(422)で示されるテープ長さ調節用の選択可能な穴を有するブリッジ部(406a)に接続されている。選択可能な取付け穴系(420)(422)により、脚(402a)(404a)の長さを選択的に調節することが可能となり、異なるテープ長さを用いることで、カートン(500)の隣接面(502)に沿って前“L”クリップテープ及び後“L”クリップテープを形成することができる。
脚部(402a)(404a)は各々の自由端に、夫々、ローラ(405)(407)が配備され、カートン(500)の表面(502)上にあるとき、摩擦が軽減される。
後続側脚部(404a)は、取付け部(424)と、ピボットピン(428)により回動可能に相互接続されたカム部(426)との2つの別個の部品から構成される。部品(426)(428)は、スプリング(430)により互いに接近する方向に付勢されており、スプリング(430)の一方の端部は部品(424)に、他方の端部は部品(426)に接続される。ストッパ(432)は、ピボットピン(428)に隣接する部品(426)の端部に形成され、部品(424)のストップピン(434)と係合して、部品(424)に対する部品(426)の開口運動を制限する。部品(426)が図2hに示される実線位置にあるとき、カム(400a)が作動して、貼着ロールアッセンブリはオーバトラベル位置に移動する。作動中のテープ貼着サイクルが完了する前に別のカートンが到着した場合、カートンの詰まり(jamming)を防止するために、破線位置で示される折畳み位置に移動する。間違ったカートンによって破線位置に向けて力が作用しない限り、スプリング(430)は、脚(404a)を実線位置に維持するのに十分な強度を有する。
図2iは、2部品アクチュエータカム構造(400b)の他の例を示しており、カムは一体型であって、先行側脚部(402)と、先行側L字型部材(450)を形成するように延在する改良ブリッジ部(406b)とから構成され、後続側脚部(404)の代わりにローラ(451)が用いられている。スプリング(408)はL字型部材(450)を付勢するので、その上にあるストップピン(411)はカムストップ(213)に係合する。第2の“L”型カム(452)は、基部プレート(12)の前部でピボットピン(454)に軸支され、スプリング(456)は、カム(452)の第1アーム(458)を付勢し、カム(452)は、基部(12)のストップピン(460)に当接する。第2アーム(462)は、アーム(458)がストッパ(460)に当たって静止する位置にある。この位置は、テープが貼着される次のカートンの先行側の面に当接する位置であり、入ってくるカートンによって時計回りに回転し、第2アーム(462)の端部とアームの円形チップ(464)が、処理中のカートン(500)の表面(502)の上に位置する。この位置では、ローラ(451)はアーム(458)の上にあり(破線で示す)、貼着アッセンブリはオーバトラベル位置に維持される。第2カム(452)は、カートン詰まりの防止のための折畳み脚として機能する。
図3aの実施例において、カム(400)に代えて、センサー(S1)(S2)と、ソレノイドによって作動するソレノイドアクチュエータ(600)が用いられ、センサー(S1)(S2)は、アクチュエータつまりテープ貼着装置(10)がカートン(500)を通過する際にカートン(500)を検知し、ソレノイド(600)が作動する。
図3bは、2つの2位置セレクタースイッチを備えた3つの異なる選択可能な貼着構造を有する電気制御回路を示している。図面では、破線で示されるように、第1のスイッチ(700)が開くと電力供給装置が遮断され、システムによってCクリップ貼着が行われる。図3bの実線で示されるように、スイッチ(700)が閉じて、第2のスイッチ(702)が破線のように開くと、先行側及び後続側のLクリップが生成され、スイッチ(700)及び(702)が両方閉じると、前部つまり先行側のLクリップのみが生成される。
制御回路は、セレクタースイッチ(700)(702)の入力装置、常時開(normally open)の接点又はセンサー(図3において、S1にはSW1、S2にはSW2)を有するリミットスイッチ、及びソレノイド(600)出力から構成され、ソレノイドは、標準の電気記号で表している。スイッチとソレノイドは、符号(706)及び(708)で示される2本の電力線の間で、直列回路となるよう配線されている。
S2は、テープ貼着装置(10)の前部に配置され、S1は、テープ貼着装置(10)の下流に配置される。これらの位置はバー(704)上で調節されることができ、所望されるカートン表面(502)における前部及び後部Lクリップのテープ長さを、異なる長さにすることができる。これらスイッチは、テープ長さが等しい場合、カッティングブレード(97)の間で等間隔に取り付けられる。カッティングブレード(97)から各スイッチまでの測定距離は、カートン上面に取り付けられるテープ長さに直接比例する。
図3cは、貼着装置を示しており、センサーS1がカートン(500)を検知し、ソレノイド(600)を励磁して、図示のオーバトラベル位置(300)に移動した後のもので、テープ(18)はナイフ(97)により切り取られる。また、上述したオーバトラベル位置におけるテープの制動/張力制御移動も示している。
図3dは、貼着装置(10)の貼着開始時における様々な部分の位置を示しており、この開始時とは、カートンに先行側Lクリップと後続側Lクリップとが施されるとき、図3に示された前部“L”クリップに対するテープ切取り動作が行われ、その後に行われる後続部のLクリップテープ貼着動作の開始時である。センサー(S2)は、カートン(500)の後部すなわち後続面(508)の通過を検知し、センサー(S2)を作動させてソレノイド(600)を消磁してオーバトラベル位置から解放し、またロール(30)を、後部Lクリップテープを表面(502)に作用させる。この図はまた、テープの張力が緩い状態を示しており、これは矢印(750)と反対側のカートンへの接着接触を容易にするためである。
図4a乃至図4hには、本発明を用いて行われるテープ貼着の変更例が幾つか示されている。図4aは、Cクリップテープ(520)がカートン(500)の上面及び底面に貼着される最も一般的なケース封止装置を示している。図4bは、カートン(500)(上面及び底面)に貼着された先行側Lクリップ(522)と後続側Lクリップ(524)とを示す。図4cは、上面及び底面に貼着された先行側Lクリップ(522)を示しており、後続側Lクリップは無い。一方、図4dは後続側Lクリップを示しており、先行側Lクリップは貼着されない。図4eは、一つの面(上面又は底面)に貼着されたCクリップと、先行Lクリップ及び後続Lクリップとを示している。図4fは、異なる形状のカートンにおいて、一つの面(上面)に各々取り付けられた先行Lクリップ(522)と後続Lクリップ(524)と、底面に貼着されたCクリップとを示す。図4gは、一対(522)(524)の先行Lクリップ及び後続Lクリップを用いて、更に別の形状のカートンに貼着したものを示しており、図4hは、互いに離間したテープパッチ(526)(528)(539)が、カートンの同じ面に貼着されたものを示す。
図5cは、テープ貼着装置において通常用いられる従来の鋸歯を示しており、図5aはそのようなナイフを用いたカットしたLクリップ(622)を示している。符号(624)で示されるように、この種の刃先を使うと、スプリットがたびたび生じる。この課題を克服するために出願人は、図5d及び図5eに符号(626)(628)にて示すようにテープ(18)のエッジ部近傍のみをカットする鋸歯カッターを用いて、鋸歯部(626)と(628)との間の部分に直線又は湾曲した刃(630)(632)でカットすることにより、スプリットの発生を著しく減少させられることを見出した。図5bに示されたLクリップ(634)は、図5dに示すナイフを用いて作られたものである。
図6a−1は、符号(520)にて示されるとおり、上面と底面がCクリップテープで封止されたカートン(500)を示している(図4aも参照)。図6a−1に示されるこの封止されたカートンは、図1及び図2で示した本発明の機械的態様によって作られたものであり、図6a−2に示されるセットアップを使用し、カムフォロワー(210)は、リンク(60)のポケット(214)の中、即ち非作動位置にある。
図6a−3、4、5、6、7は、作動カム(400)が動作する多機能型テープ貼着装置(10)における、Cクリップテープ貼着の動作順序を示している。カートン(500)は、図6a−3及び図6a−4に示す従来の方法でロール(30)に向けて移動し、ロール(30)の位置を移動させ、先行面(504)にテープを貼着し、次に面(502)に沿って貼着し、従来の方法で動作を続け、図6a−5、図6a−6及び図6a−7で示す順でテープ貼着が完了する。カムローラ(210)はカムプレート(208)に係合できないため、カム(400)は動作しない。
図6b−1は、図4bを参照して説明したように、上面と底面の前部及び後部にLクリップテープで封止されたカートンを示している。図6b−1に示される封止されたカートンは、図1及び図2に示された本発明の機械的態様によって作られたものであり、そこで用いる構成が示されている図6b−2では、カムフォロワー(210)は、リンク(60)のポケット(214)外、即ち作動位置にある。
図6b−3、4、5、6、7、8は、多機能型テープ貼着装置について、図6b−2に示されるセットアップ状態でカム作動による前部及び後部のLクリップテープ貼着動作のシーケンスを示している。カム(400)の作用によりスライド(202)が上昇してカムロール(210)が作動位置にあるとき、ロール(210)とプレートカム(208)との係合により、貼着アッセンブリ(32)はオーバトラベル位置(300)まで移動し(図6b−5を参照)、テープ(18)は面(502)から離れて、ナイフ(97)で切り取られる。装置は、カム(400)の後続側脚部(404)がカートン(500)の後面(508)を通過するまでこのオーバトラベル位置のままであり、カム(400)を時計回りに回転させでスライド(202)を解放する。スライド(202)は、スプリング(206)によりカートンの方へ引っ張られて、ロール(30)が表面(502)を押圧するので、後続Lクリップの先行端は、先行するLクリップとは間隔を存して表面(502)に貼着されることができる。後続側Lクリップの残りの貼着については、従来のCクリップと同様である。
図6c−1は、上面と底面が前部即ち先行側Lクリップテープのみで封止されたカートンを示している。図6c−1に示されるこの封止されたカートンは、図1及び図2で示される本発明の機械的態様によって作られたものであり、図6c−2及び図6c−3に示されたセットアップを使用しており、カムフォロワー(210)は、リンク(60)のポケット(214)から出て作動位置にあり、ピン(438)はプレート(12)の中に設けられている。このセットアップでは、ピン(438)が脚部(404)のカートンへの移動を妨げるので、オーバトラベル位置は、図6c−4乃至図6c−8に示されるように、カートンが脚(402)を解放するまで維持され、後部Lクリップテープの貼着が防止される。
図6d−1は、図4hに示されるような、フラットテープ部(528)だけで封止されたカートンを示している。図6d−1に示されるこの封止されたカートンは、図3aで示される本発明のセンサー及びソレノイド態様によって作製されたものであり、図6d−2及び図6d−3で示されたセットアップを使用しており、カムフォロワー(210)は、リンク(60)のポケット(214)から出て作動位置にあり、ピン(438)はプレート(12)の中に設けられ、ナイフアッセンブリ(96)の孔(442)に収容される。第2ピン(438)は、図示されるようにテープ貼着装置の基部プレート(12)に取り付けられ、貼着ロールアーム(34)は、貼着ロール(30)がカートンの表面(502)で保持される。ストップピン(438)を基部プレート(12)に挿入するために、貼着ロールアーム(34)は手で持ち上げられなければならない。表面(502)がカートンの上面であるとき、ストップピン(438)により、貼着ロール(30)及びワイプダウンロール(70)の表面(502)より下方への移動が制限される。表面(502)が底面であるとき、貼着ロール(30)及びワイプダウンロール(70)の表面(502)より上方への移動が制限されることになる。
図6d−4は、2つのスイッチSW1及びSW2を有する代表的な制御回路(センサーS1及びS2として記載することもあり、センサーS1及びS2の一部でもある)を示しており、前記SW1及びSW2は両方とも、常時開、常時閉の接点がソレノイドSOL(600)に接続され、電源(706)(708)に配線されている。SW2スイッチは、電源(706)に接続され、常時閉接点がSW1スイッチの常時開接点に接続される。SW1スイッチは、ソレノイド(600)に配線され、常時閉接点がSW2スイッチの常時開接点に接続される。他の電源配線(708)は、ソレノイド(600)に接続されている。この制御回路により、ソレノイド(600)が作動する。このとき、図6d−6に示されるように、SW2スイッチがオン、SW1スイッチがオフとなり、また、図6d−8に示されるように、SW2スイッチがオフ、SW1スイッチがオンとなる。制御回路はまた、ソレノイド(600)の作動を停止する。このとき、SW1スイッチ及びS2スイッチがオン(図6d−7に示される)、また、図6d−5に示されるように、SW2スイッチ及びS1スイッチはいずれもオフとなる。
SW2スイッチはテープ貼着装置の前部に取り付けられ、SW1スイッチはテープ貼着装置の下流に取り付けられており、両方とも、スイッチ又はセンサーからカッティングブレード(97)までの距離を等しくすることで、カートンの中央をテープ貼着部分とすることができる。
図6d−5は、表面(502)にテープが貼着されるときの正常なホームポジションを示しているが、例えばセンサーS2により検知される機械にカートンが最初に供給されるとき、ソレノイド(600)が作動してロール(30)をオーバトラベル位置まで移動させるので、図6d−6に示されるように、テープの先行端は表面(502)と接触することができなくなる。また、センサーS1がカートン(500)の先行端を検知したときは、ソレノイド(600)はスライドプレート(202)を解放し、図6d−7に示されるように、ロール(30)はテープを表面(502)に貼着する。センサーS2がカートン(500)の後続端の通過を検知すると、ソレノイド(600)は再び作動して、装置は、図6d−8に示されるオーバトラベル位置まで移動し、パッチ(528)の長さに合わせてテープ(18)が切断される。センサーS1がカートン(500)の後続端の通過を検知すると、ソレノイド(600)は停止し、図6d−5に示されるように、貼着装置がホームポジションに戻る。
発明を説明してきたが、当該分野の専門家であれば、添付の特許請求の範囲に記載された発明から逸脱することなく改良を加えることができることは、明らかであろう。

Claims (10)

  1. 閉封用リボン状テープ(18)をカートン(500)に貼着する多機能型テープ貼着装置(10)であって、前記テープは、前記カートンの先行面(504)に配置される先行Lクリップ(522)と、該先行Lクリップ(522)とは間隔を存して前記カートン(500)の後続面(508)に配置される後続L−クリップ(524)とで一対のL−クリップ(522)(524)の形態に貼着されるものであって、
    フレーム(12)と、
    該フレーム(12)に設けられたテープ源(16)と、
    前記フレーム(12)に回動可能に設けられ、前記テープ源(16)から繰り出されたテープ(18)の先行端を、テープ貼着装置(10)に対して移動するカートン(500)の先行面(504)、エッジ部の周囲及び前記先行面(504)に隣接する隣接面(502)へ貼着するテープアプリケータ(30)を含むテープ貼着ロールアッセンブリ(32)と、
    前記フレーム(12)に回動可能に設けられ前記先行面(504)から離れた前記カートン(500)の後続面(508)に沿ってカートン(500)に貼着されたテープをワイプするワイプダウン手段(70)を含むワイプダウンアッセンブリ(50)と、
    前記テープ貼着ロールアッセンブリ(32)と前記ワイプダウンアッセンブリ(50)とを相互連結して一緒に移動させる押し棒リンク(60)と、
    カートン(500)の前記隣接面(502)から、該隣接面(502)から離れたオーバトラベル位置まで前記テープアプリケータ(30)を移動させるオーバトラベルシステムと、
    前記テープアプリケータ(30)がオーバトラベルシステムにより前記オーバトラベル位置まで移動したときテープ(18)に当接するよう配置されたカットオフナイフを含むカッティングアッセンブリと、を具えており、
    前記オーバトラベルシステムは、前記テープ貼着ロールアッセンブリ(32)を移動させてテープアプリケータ(30)をオーバトラベル位置まで移動させるアクチュエータ(400)(400a)(400b)(420)(450)(452)を含み、前記オーバトラベル位置からカートン(500)までテープアプリケータ(30)を戻して前記後続L−クリップ(524)貼着するようになし、
    前記アクチュエータ(400)(400a)(400b)(420)(450)(452)は、先行面当接脚部(402)(402a)、後続脚部(404)(404a)(458)、及びそれらの脚部間にあるブリッジ部(406)を有するアクチュエータカム(400)(400a)(400b)(420)(450)(452)の形態であり、前記ブリッジ部(406)は、接続部(200)(208)(210)(410)を介して前記押し棒リンク(60)に接続されており、先行面当接脚部(402)(402a)及び後続脚部(404)(404a)(458)は、通過するカートン(500)の表面(502)(504)に当接して、前記ブリッジ部(406)の移動を制御するように配置される、多機能型テープ貼着装置(10)
  2. 先行面当接脚部(402)(402a)及び後続脚部(404)(404a)は、ブリッジ部(406)の両端に位置する、請求項1に記載の多機能型テープ貼着装置(10)
  3. 先行面当接脚部(402)(402a)は、ブリッジ部(406)と一体であり、後続脚部(458)はフレーム(12)に回動可能に設けられた別個の脚部であり、前記後続脚部(458)はブリッジ部(406)と係合してブリッジ(406)部を位置決めする、請求項1に記載の多機能型テープ貼着装置(10)
  4. 前記接続部(200)(208)(210)(410)は、フレーム(12)に取り付けられた可動部材(202)を含んでおり、該可動部材にはカム要素(208)が設けられ、前記アクチュエータカム(400)(400a)(400b)(420)(450)(452)が可動部材(202)を移動させ、これによってカム要素(208)をそのオーバトラベル位置に移動させ、押し棒リンク(60)上のカムフォロワー(210)をカム要素(208)に係合させて、テープ貼着ロールアッセンブリ(32)をオーバトラベル位置に移動させる、請求項1乃至3の何れかに記載の多機能型テープ貼着装置(10)
  5. 押し棒リンク(60)を、テープ貼着ロールアッセンブリ(32)及びワイプダウンアッセンブリ(50)の一方に接続する空動き可能な接続部(65)(57)(67a)をさらに具えている、請求項1乃至4の何れかに記載の多機能型テープ貼着装置(10)
  6. テープ制御システムを更に具えており、
    前記テープ制御システムは、ブレーキアッセンブリ(76)に取り付けられたブレーキパッド(82)を具え、前記ブレーキアッセンブリ(76)は、出口ロール(28)に隣接するテープ貼着ロールアッセンブリ(32)の貼着アーム(34)に回動可能に取り付けられ、テープ(18)は出口ロール(28)の上を通って前記テープアプリケータ(30)に進むようになし、
    前記テープ制御システムは、押し棒リンク(60)に取り付けられたカムピン(88)を具え、ムピン(88)は、テープ貼着ロールアッセンブリ(32)がオーバトラベル位置に移動したときに回動したブレーキアッセンブリ(76)に当接する位置に取り付けられ、テープ(18)はブレーキパッド(82)と出口ローラ(28)との間に挟まれる、請求項1乃至5の何れかに記載の多機能型テープ貼着装置(10)
  7. テープ制御システムは、前記テープ源(16)と前記テープアプリケータ(30)との間にテープ経路(20)を含み、テープ(18)は、入口ロール(22)とワンウェイクラッチロール(26)を経て、テープ貼着ロールアッセンブリ(32)に進み、入口ロール(22)とワンウェイクラッチロール(26)との間には、ダンサーロール(24)が前記テープ経路(20)のテープ(16)に当接するように取り付けられておりテープ貼着ロールアッセンブリ(32)がオーバトラベル位置に移動するとき、テープ(16)の追加長さ分が繰り出される、請求項に記載の多機能型テープ貼着装置(10)
  8. テープ制御システムは、固定エクステンションローラ(90)を更に具えており、該エクステンションローラ(90)は、テープ貼着ロールアッセンブリ(32)がオーバトラベル位置に移動するとき、貼着アーム(34)に設けられたテープ案内ローラ(27)と出口ローラ(28)との間でテープ経路(20)が交差するよう配置され、テープ(18)がブレーキパッド(82)に挟まれているとき、ブレーキパッド(82)とワンウェイクラッチロール(26)との間で余分長さのテープを前進させることができるようにしている、請求項又はに記載の多機能型テープ貼着装置(10)
  9. カムフォロワー(210)は、テープ貼着ロールアッセンブリ(32)を移動させるためのアクチュエータカム(400)(400a)(420)(450)(452)が動作しないようにする手段を含んでいる請求項乃至8の何れかに記載の多機能型テープ貼着装置(10)
  10. 前記オーバトラベルシステムは、前記フレーム(12)に移動可能な機構(200)(410)に配備されたカムプレート(208)を含み、前記押し棒リンク(60)に取り付けられた前記カムフォロワー(210)と前記アクチュエータカム(400)(400a)(400b)(420)(450)(452)(600)とにより、前記カムプレート(208)を、カートン(500)に近接する通常位置から、カートン(500)から離れたオーバトラベル位置へ移動させ、これによって、カムプレート(208)とカムフォロワー(210)とが係合すると、押し棒リンク(60)はカートン(500)から離れてオーバトラベル位置に移動する、請求項1乃至9の何れかに記載の多機能型テープ貼着装置(10)。
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