JP5479275B2 - 機械式駐車場 - Google Patents

機械式駐車場 Download PDF

Info

Publication number
JP5479275B2
JP5479275B2 JP2010193619A JP2010193619A JP5479275B2 JP 5479275 B2 JP5479275 B2 JP 5479275B2 JP 2010193619 A JP2010193619 A JP 2010193619A JP 2010193619 A JP2010193619 A JP 2010193619A JP 5479275 B2 JP5479275 B2 JP 5479275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
pallet
motorcycle
entry
parking lot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010193619A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012052304A (ja
Inventor
隆 宮▲崎▼
聡 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Parking Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Parking Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Parking Co Ltd
Priority to JP2010193619A priority Critical patent/JP5479275B2/ja
Publication of JP2012052304A publication Critical patent/JP2012052304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5479275B2 publication Critical patent/JP5479275B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

本発明は、方向転換装置を内蔵したエレベータ方式等の機械式駐車場に係り、特に、自動車用及び自動二輪車用の車両用パレットが混在する機械式駐車場に関する。
従来、狭い土地を有効に活用できることから、エレベータ方式、垂直循環方式、多層循環方式及び水平循環方式等の機械式駐車場が普及している。このような機械式駐車場は、入庫した自動車を車両用パレットに搭載し、車両用パレットとともに駐車位置まで移動させて収容する装置である。
このような機械式駐車場においては、近年の道路交通法改正により自動二輪車の駐車場需要が高まっていることから、従来の自動車に加えて自動二輪車の駐車も可能にすることが求められている。
また、従来の機械式駐車場には、方向転換装置を内蔵し、自動車の前進入庫及び前進出庫を可能にして利便性を高めたものが多く存在する。この場合の方向転換装置は、入出庫方向と格納方向との間で車両用パレットを回転させるターンテーブルが一般的である。
上述したターンテーブルの一般的な入出庫時動作には、自動車の前後方向と格納方向とが平行になる場合(以下、「180度乗入方式」と呼ぶ)と、自動車の前後方向と格納方向とが直交する場合(以下、「90度乗入方式」と呼ぶ)とがある。
ここで、180度乗入方式における自動車の入出庫手順について、ターンテーブルの入庫時動作とともに簡単に説明する。
自動車の入庫時には、駐車可能な空パレットを搬器に横行移動させる取出を行った後、自動車の乗入階まで昇降移動する。自動車が前進して空パレットに入庫し、定位置に停車して利用者(運転者)が退出した後には、ターンテーブルの動作により、自動車を搭載した搭載パレットを180度回転させ、自動車を前進での退出が可能な向きとする。この後、搭載パレットは、搬器により格納階まで昇降移動し、さらに、搬器から格納位置まで横行移動して格納が完了する。
自動車の出庫時には、出庫したい自動車が搭載されている搭載パレットを搬器に横行移動させる取出を行った後、自動車の乗入階まで昇降移動する。この後、自動車に利用者が乗車し、前進により搭載パレットから出庫する。そして、自動車が出庫した後の空パレットは、搬器により格納階まで昇降移動し、さらに、搬器から格納位置まで横行移動することで出庫が完了する。
一方、90度乗入方式の場合、入庫時のターンテーブルは、乗入階で空パレットを90度回転させた後に入庫し、さらに、昇降移動前に搭載パレットを再度90度回転させる点が異なっている。また、出庫時のターンテーブルは、乗入階で搭載パレットを90度回転させた後に出庫し、さらに、昇降移動前に空パレットを再度90度回転させる点が異なっている。このようにすれば、前進で空パレットに入庫した自動車は、出庫時には180度回転して前進出庫が可能となる。
自動車及び自動二輪車を混在させて収容可能な機械式駐車場としては、たとえば下記の特許文献1において、車両用パレットに自動二輪車専用パレットを重ねて載置する方式のミックス型駐車装置が提案されている。この自動二輪車専用パレットは、車両用パレットの長手方向に移動自在とされ、自動二輪車の前輪を保持する係留ホルダーを備えている。さらに、特許文献1の自動二輪車専用パレットは、1台の車両を搭載可能な1つの車両用パレットに、左右2台の自動二輪車用パレットを裁置できるようになっている。
なお、この特許文献1では、自動車及び自動二輪車を混在させる場合において、方向転換装置及びその制御に関する記載はない。
特開2009−257071号公報
ところで、上述した方向転換装置を備えている機械式駐車場においては、自動車用及び自動二輪車用の車両用パレットが混在している場合、自動車と同じターンテーブル動作を行うと、自動二輪車の入出庫時に下記の問題が生じてくる。
自動二輪車を格納する車両用パレットには、格納時等に自動二輪車が転倒することを防止するため、前輪用保持具や固定具等が設けられている。この結果、自動二輪車については、前輪保持具及び固定具等が妨げとなり、ターンテーブル動作の有無に係わらず、前進で出庫させることはできないため、後進での出庫を余儀なくされている。
すなわち、自動車の前進入庫及び前進出庫を可能にするのと同様に、自動二輪車の入出庫時にも180度の回転を行うターンテーブル動作を行うと、自動二輪車の出庫時には車体が前向きとなるため、前輪保持具に阻まれて前進方向への出庫ができなくなる。このように、自動二輪車の車体が入出庫口の方向を向いた前向きの状態では、一般的には後退方向に入出庫口がなく、しかも、車両用パレット周辺のスペースも限られているので、特に自動二輪車が大型になる程出庫は困難になる。
このため、方向転換装置を内蔵した機械式駐車場においては、自動車の場合及び自動二輪車の場合で異なる方向転換装置の入出庫時動作(制御)が必要になる。
このような背景から、自動車用及び自動二輪車用の車両用パレットが混在し、方向転換装置を内蔵している機械式駐車場においても、自動車は勿論のこと、自動二輪車についてもスムーズな入出庫を可能にした機械式駐車場が望まれる。すなわち、自動車及び自動二輪車の入出庫毎に異なる方向転換装置の入出庫時動作(制御)を採用することにより、自動車及び自動二輪車のスムーズな入出庫を可能にした機械式駐車場の開発が望まれる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、自動車及び自動二輪車の入出庫毎に異なる方向転換装置の入出庫時動作を採用し、自動車及び自動二輪車のスムーズな入出庫を可能にした機械式駐車場を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係る機械式駐車場は、自動車または自動二輪車を駐車させる専用の車両用パレットが混在し、該車両用パレットを回転させて入出庫方向の選択を可能とする方向転換装置を内蔵している機械式駐車場において、各種制御を行う駐車制御装置が、これから入出庫する車両の種別を判断する車両種別判定部と、前記方向転換装置の動作を制御して入出庫方向を設定する方向転換制御部とを備え、前記駐車制御装置は、前記車両種別判定部が入出庫車両を自動車と判断した場合、前記方向転換装置により前進入庫及び前進出庫を可能にする自動車用動作を選択して前記方向転換制御部に出力し、前記車両種別判定部が入出庫車両を自動二輪車と判断した場合、前記方向転換装置により前進入庫及び後退出庫を可能にする自動二輪車用動作を選択して前記方向転換制御部に出力することを特徴とするものである。
このような機械式駐車場によれば、各種制御を行う駐車制御装置が、これから入出庫する車両の種別を判断する車両種別判定部と、方向転換装置の動作を制御して入出庫方向を設定する方向転換制御部とを備え、この駐車制御装置は、車両種別判定部が入出庫車両を自動車と判断した場合、方向転換装置により前進入庫及び前進出庫を可能にする自動車用動作を選択して方向転換制御部に出力し、車両種別判定部が入出庫車両を自動二輪車と判断した場合、方向転換装置により前進入庫及び後退出庫を可能にする自動二輪車用動作を選択して方向転換制御部に出力するので、自動車については、従来と同様の前進入庫及び前進出庫が可能である。そして、自動二輪車については、自動車とは異なる方向転換の動作が選択されるため、前進入庫及び後退出庫によるスムーズな入出庫が可能になる。
なお、方向転換装置による自動車用動作及び自動二輪車用動作は、180度乗入方式や90度乗入方式等に応じて異なるものとなる。
上記の発明において、前記車両種別判定部は、いずれか一方の車両用パレットに設けた認識手段と、前記認識手段の有無を車両乗入位置で検出するセンサとを備え、該センサで検出する前記認識手段の有無から入出庫車両の種別が判断されることが好ましく、これにより、入出庫する車両の種別を正確に判断することができる。すなわち、方向転換装置によりこれから方向転換させる車両用パレットについて、自動車用または自動二輪車用のどちらであるかを正確に判断することができる。
この場合、前記車両用パレットの自動二輪車用に前記認識手段を設けるとともに、入出庫方向の認識手段を併設することが好ましく、これにより、自動二輪車の対面入庫が可能になる。なお、ここでの対面入庫は、一つの車両用パレット上に自動二輪車用パレットが並列に2台分配置され、それぞれの入出庫方向が逆向きとなる場合を言う。
上記の発明において、前記車両種別判定部は、前記車両用パレットに車両種別とともに予め定めたパレット番号を設けておき、入出庫時に入力を受ける前記パレット番号から入出庫車両の種別を判断してもよい。
この場合、前記パレット番号は、前記車両用パレット上に2台分配置されている自動二輪車用パレット毎に設けられていることが好ましく、これにより、自動二輪車の対面入庫が可能になる。
上述した本発明によれば、自動車用及び自動二輪車用の車両用パレットが混在し、方向転換装置を内蔵している機械式駐車場において、自動車及び自動二輪車の車両種別を正確に判断し、入出庫毎の車両種別に応じて異なる方向転換装置の入出庫時動作(制御)を実施するようにしたので、自動車及び自動二輪車のスムーズな入出庫が可能になる。
本発明に係る機械式駐車場について、自動二輪車用を搭載した車両用パレットが乗入階にある状態を示す斜視図である。 本発明に係る機械式駐車場について、自動車を搭載した車両用パレットが乗入階にある状態を示す斜視図である。 機械式駐車場の一例として、180度乗入方式のエレベータ式駐車場を示す概略斜視図である。 機械式駐車場の一例として、90度乗入方式のエレベータ式駐車場を示す概略斜視図である。 180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動車入庫時の工程説明図である。 180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動車出庫時の工程説明図である。 180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動二輪車入庫時の工程説明図である。 180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動二輪車出庫時の工程説明図である。 90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動車入庫時の工程説明図である。 90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動車出庫時の工程説明図である。 90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動二輪車入庫時の工程説明図である。 90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動二輪車出庫時の工程説明図である。 自動二輪車用の車両用パレットに対し、2台の自動二輪車を対面入庫した状態を示す平面図である。 180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、図13に示した対面入庫時の自動二輪車搭載例を示すフローチャートである。 90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、図13に示した対面入庫時の自動二輪車搭載例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る機械式駐車場の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図3に示す機械式駐車場Paは、一般的に180度乗入のエレベータ方式と呼ばれるものである。この機械式駐車場Paは、たとえばタワーTの内部に、自動車を駐車させて保管する複数の車両用パレットCpを備えている。各車両用パレットCpは、図示しないパレット昇降装置やパレット横行装置により、乗入階の乗入位置と、格納階の格納位置との間を移動可能となっている。
そして、本実施形態の機械式駐車場Paには、図1及び図2に示すように、自動車または自動二輪車を駐車させる専用の車両用パレットCpc,Cpmが混在するとともに、この車両用パレットCpc,Cpmを回転させて入出庫方向の選択を可能とする方向転換装置が内蔵されている。なお、以下の説明において、自動車用及び自動二輪車用の区別が不要の場合には、両パレットを総称して車両用パレットCpと呼ぶことにする。
また、図4に示す機械式駐車場Pbは、90度乗入のエレベータ方式と呼ばれるものであり、内蔵する方向転換装置の入出庫時動作が異なっている。
すなわち、180度乗入方式の機械式駐車場Paは、入出庫する際に自動車が移動する方向と格納方向とが平行になり、90度乗入方式の機械式駐車場Pbは、入出庫する際に自動車が移動する方向と格納方向(車両の前後方向)とが直交している。
方向転換装置は、パレット昇降装置とともに乗入位置と格納位置との間を昇降する搬器として、ターンテーブル(不図示)を備えている。このターンテーブルは、車両用パレットCpを裁置して回転することにより、車両用パレットCpの方向を変化させるものである。この方向転換装置は、その回転方向を一方向のみとするのが一般的であるが、特に限定されることはない。
なお、各車両用パレットCpは、横行装置により格納位置とターンテーブル上の所定位置との間を移動する。
図1及び図2は、車両用パレットCpが乗入階10にある状態を示しており、図1の車両用パレットCpmは自動二輪車MBの専用となり、図2の車両用パレットCpcは自動車Cの専用となる。
図1に示す車両用パレットCpmは、たとえば1台の自動二輪車MBを搭載可能な自動二輪車用パレット30や自動二輪車用スタンド等を用いることにより、2台の自動二輪車MBを平行に並べて搭載可能である。また、自動二輪車MBは、4輪の自動車Cと異なり、安定した自立が困難であるから、たとえば前輪保持具31等のように、自動二輪車専用の用固定治具を備えている。従って、この車両用パレットCpmには自動車Cの搭載が不可であり、同様に、前輪保持具31等のない車両用パレットCpcには自動二輪車MBの搭載が不可である。
乗入階10は、機械式駐車場Pa,PbのタワーTにおいて地上部に設けられ、自動車C及び自動二輪車MBの入出庫を行うための場所である。
乗入階10には、車両用の出入口扉11が設けられており、その内部には、昇降した車両用パレットCpが存在している。従って、自動車C及び自動二輪車MBは、出入口扉11から真っ直ぐに前進して車両用パレットCp上に搭載可能となっている。
なお、図中の符号12は、前進入庫する正面の壁面に取り付けられた停止位置確認用の鏡、13は入庫時の指示を表示する入庫指示灯、14は使用者等が出入りするための補助出入口扉、15は非常停止用スイッチである。
また、乗入階10には、たとえば図2に示すように、光電管センサ等を用いた安全装置として、全長センサ16、車幅センサ17、高さ制限センサ18及び危険境界センサ19が設けられている。
このような機械式駐車場Pa,Pbには、各種制御を行うため、駐車制御装置20が設けられている。
本実施形態の駐車制御装置20は、入出庫時に所望の車両用パレットCpを呼び出す操作部に加えて、これから入出庫する車両の種別を判断する車両種別判定部と、方向転換装置の動作を制御して入出庫方向を設定する方向転換制御部とを具備して構成される。
なお、図示の構成例では、駐車制御装置20を出入口扉11の近傍のタワー外壁に設置したが、この位置には操作部のみを備えた操作盤を設置し、車両種別判定部及び方向転換制御部等については、タワー内部の適所等に別置きしてもよい。
上述した駐車制御装置20は、車両種別判定部が入出庫車両を自動車Cと判断すると、方向転換装置により前進入庫及び前進出庫を可能にする自動車用動作を選択して方向転換制御部に出力する。しかし、車両種別判定部が入出庫車両を自動二輪車MBと判断した場合には、方向転換装置により前進入庫及び後退出庫を可能にする自動二輪車用動作を選択して方向転換制御部に出力する。
図5は、180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動車入庫時の工程を示す説明図である。なお、この説明図において、上段の左端が第1工程となり、以下上段の左から右へ工程が進んだ後に下段の左から右へ進むので、下段の右端が最終の第10工程となる。
この工程では、最初に自動車Cを搭載可能な空の車両用パレットCpcを取り出す必要がある。従って、第1工程では、駐車制御装置20の操作部に必要事項を入力することにより、格納位置にある車両用パレットCpcから空パレットを探して取り出すことになる。そして、空パレットが見つかると、昇降装置が作動して搬器となるターンテーブルを空パレットの格納位置まで昇降させる。
続く第2工程では、パレット横行装置を作動させることにより、空パレットをターンテーブルまで水平移動させる。この結果、第3工程では、空パレットがターンテーブル上の所定位置に移動した状態で固定支持される。
この後、第4工程に進んで昇降装置を作動させ、空パレットを乗入階まで移動させる。この結果、自動車Cの入庫が可能になるので、次の第5工程に進み、出入口扉11を開いて入庫を開始する。なお、出入口扉11を開く前には、駐車制御装置20で全ての入庫条件が整い、安全に入庫できることの確認が行われる。
こうして入庫した自動車Cは、第6工程に示すように、車両用パレットCpcの所定位置に停車する。
続く第7工程では、利用者が乗入階10の出入口扉11から退出し、さらに出入口扉11を閉じた後、方向転換装置によりターンテーブルを180度回転させる。この回転により、自動車Cを搭載した車両用パレットCpcも反時計回りに180度回転し、自動車Cの前後が入庫時と逆の状態になって第8工程の旋回が完了した状態となる。
この後、第9工程に進んで昇降装置を作動させると、自動車Cを搭載した車両用パレットCpcは格納階まで昇降する。さらに、格納階では、自動車Cを搭載した車両用パレットCpcを横行装置により水平移動させ、所定の格納位置に移動させることにより、第10工程において格納完了及び入庫完了の状態となる。
図6は、180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動車出庫時の工程を示す説明図である。なお、この説明図において、上段の左端が第1工程となり、以下上段の左から右へ工程が進んだ後に下段の左から右へ進むので、下段の右端が最終の第9工程となる。
この工程では、出庫したい自動車Cが搭載されている車両用パレットCpcを指定して取り出す必要がある。従って、第1工程では、駐車制御装置20の操作部に必要事項を入力することにより、格納位置にある車両用パレットCpcから自動車搭載パレットを探して取り出すことになる。そして、自動車搭載パレットが見つかると、昇降装置が作動して搬器となるターンテーブルを空パレットの格納位置まで昇降させる。
続く第2工程では、パレット横行装置を作動させることにより、自動車搭載パレットをターンテーブルまで水平移動させる。この結果、第3工程では、自動車搭載パレットがターンテーブル上の所定位置に移動した状態で固定支持される。
この後、第4工程に進んで昇降装置を作動させ、自動車搭載パレットを乗入階まで移動させる。この結果、自動車Cの出庫が可能になる。
次の第5工程では、出入口扉11を開いて利用者が出庫する自動車Cに乗り込む。このとき、出庫する自動車Cは、入庫時の向きから180度回転しているので、前進出庫が可能なように出入口扉11の方向を向いた状態にある。
続く第6工程では、自動車Cが前進出庫を開始し、第7工程では、自動車Cが完全に乗入階10の外へ出て出庫を完了する。なお、自動車Cが出庫を完了すると、出入口扉11は閉じられる。
この後、第8工程に進んで昇降装置を作動させると、自動車Cを出庫させた空の車両用パレットCpcが格納階まで昇降する。さらに、格納階では、空パレットを横行装置により水平移動させ、所定の格納位置に移動させることにより、第9工程において格納完了及び出庫完了の状態となる。
図7は、180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動二輪車入庫時の工程を示す説明図である。なお、この説明図においても、上段の左端が第1工程となり、以下上段の左から右へ工程が進んだ後に下段の左から右へ進むので、下段の右端が最終の第9工程となる。
この工程では、最初に自動二輪車MBを搭載可能な空の車両用パレットCpmを取り出す必要がある。従って、第1工程では、駐車制御装置20の操作部に必要事項を入力することにより、格納位置にある車両用パレットCpmから空パレットを探して取り出すことになる。そして、空パレットが見つかると、昇降装置が作動して搬器となるターンテーブルを空パレットの格納位置まで昇降させる。
続く第2工程では、パレット横行装置を作動させることにより、空パレットをターンテーブルまで水平移動させる。この結果、第3工程では、空パレットがターンテーブル上の所定位置に移動した状態で固定支持される。
この後、第4工程に進んで昇降装置を作動させ、空パレットを乗入階まで移動させる。この結果、自動二輪車MBの入庫が可能になるので、次の第5工程に進み、出入口扉11を開いて入庫を開始する。なお、自動二輪車MBの入庫は、利用者が車体を引いて前進移動させるものである。
こうして入庫した自動二輪車MBは、第6工程に示すように、車両用パレットCpmの所定位置に停車する。なお、所定位置に停車した自動二輪車MBは、前輪保持具31等により転倒防止に必要な処置が利用者によって施される。
続く第7工程では、利用者が乗入階10の出入口扉11から退出し、さらに出入口扉11を閉じる。しかし、自動二輪車MBの入庫時には、自動車Cの入庫時に実施していた方向転換装置によるターンテーブルの180度回転を実施せず、前進入庫した向きのままとなる。
この後、第8工程に進んで昇降装置を作動させると、自動二輪車MBを搭載した車両用パレットCpmは格納階まで昇降する。さらに、格納階では、自動二輪車MBを搭載した車両用パレットCpmを横行装置により水平移動させ、所定の格納位置に移動させることにより、第9工程において格納完了及び入庫完了の状態となる。
図8は、180度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動二輪車出庫時の工程を示す説明図である。なお、この説明図においても、上段の左端が第1工程となり、以下上段の左から右へ工程が進んだ後に下段の左から右へ進むので、下段の右端が最終の第9工程となる。
この工程では、出庫したい自動二輪車MBが搭載されている車両用パレットCpmを指定して取り出す必要がある。従って、第1工程では、駐車制御装置20の操作部に必要事項を入力することにより、格納位置にある車両用パレットCpmから自動二輪車搭載パレットを探して取り出すことになる。そして、自動車搭載パレットが見つかると、昇降装置が作動して搬器となるターンテーブルを空パレットの格納位置まで昇降させる。
続く第2工程では、パレット横行装置を作動させることにより、自動車搭載パレットをターンテーブルまで水平移動させる。この結果、第3工程では、自動二輪車搭載パレットがターンテーブル上の所定位置に移動した状態で固定支持される。
この後、第4工程に進んで昇降装置を作動させ、自動二輪車搭載パレットを乗入階まで移動させる。この結果、自動二輪車MBの出庫が可能になる。
次の第5工程では、出入口扉11を開いて利用者が乗入階10に入り、出庫する自動二輪車MBの転倒防止処理を解除する。このとき、出庫する自動二輪車MBは、入庫時の向きと同方向になっているので、前輪保持具31等が出庫の妨げとなるようなことはなく、そのままスムーズな後退出庫が可能となる。
続く第6工程では、利用者が引き出すことにより、自動二輪車MBが後退出庫を開始する。この結果、第7工程では、自動二輪車MBが完全に乗入階10の外へ出て出庫を完了する。なお、自動二輪車MBが出庫を完了すると、出入口扉11は閉じられる。
この後、第8工程に進んで昇降装置を作動させると、自動二輪車MBを出庫させた空の車両用パレットCpmが格納階まで昇降する。さらに、格納階では、空パレットを横行装置により水平移動させ、所定の格納位置に移動させることにより、第9工程において格納完了及び出庫完了の状態となる。
図9は、90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動車入庫時の工程を示す説明図である。なお、この説明図において、上段の左端が第1工程となり、以下上段の左から右へ工程が進んだ後に下段の左から右へ進むので、下段の右端が最終の第11工程となる。
90度乗入方式の自動車入庫時工程は、上述した180度乗入方式を採用した場合と比較して、旋回装置(ターンテーブル)の動作が異なっているだけであり、他の工程は基本的に同じである。従って、以下の説明では、旋回装置の動作についてのみ説明する。
90度乗入方式の場合、出入口扉11を通って入庫する方向と、車両用パレットCpを格納する車両前後方向とが直交する関係にあるので、図9の第4工程においては、乗入階10に移動した空パレットを反時計回りに90度回転させている。この結果、旋回が完了した第5工程の状態となり、この状態は図5の第4工程と同じであるから、自動車Cの前進入庫が可能となる。
また、図9の第8工程においては、自動車Cを搭載した車両用パレットCpcを反時計回りに90度回転させることにより、車両用パレットCpcが格納方向を向くようになる。
図10は、90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動車出庫時の工程を示す説明図である。なお、この説明図においても、上段の左端が第1工程となり、以下上段の左から右へ工程が進んだ後に下段の左から右へ進むので、下段の右端が最終の第12工程となる。
90度乗入方式の自動車出庫時工程は、上述した180度乗入方式を採用した場合と比較して、旋回装置(ターンテーブル)の動作が異なっているだけであり、他の工程は基本的に同じである。従って、以下の説明では、旋回装置の動作についてのみ説明する。
図10の第5工程においては、乗入階10に移動した自動車搭載パレットを反時計回りに90度回転させている。この結果、前進入庫した自動車Cは、入庫時の第8工程における90度回転との合計により180度回転したことになる。
従って、第6工程の自動車Cは、図6において乗入階10に着床した第4工程と同じ状態になるため、自動車Cの前進出庫が可能となる。
また、図10の第9工程においては、自動車Cが出庫した空パレットを90度回転させているので、空パレットは格納方向を向くようになる。
図11は、90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動二輪車入庫時の工程を示す説明図である。なお、この説明図において、上段の左端が第1工程となり、以下上段の左から右へ工程が進んだ後に下段の左から右へ進むので、下段の右端が最終の第11工程となる。
90度乗入方式の自動二輪車車入庫時工程は、上述した180度乗入方式を採用した場合と比較して、自動車入庫時と同様に、旋回装置(ターンテーブル)の動作が異なっているだけであり、他の工程は基本的に同じである。従って、以下の説明では、旋回装置の動作についてのみ説明する。
90度乗入方式の場合、出入口扉11を通って入庫する方向と、車両用パレットCpを格納する車両前後方向とが直交する関係にあるので、図11の第4工程においては、乗入階10に移動した空パレットを反時計回りに90度回転させている。この結果、旋回が完了した第5工程の状態となり、この状態は図7の第4工程と同じであるから、自動二輪車MBの前進入庫が可能となる。
また、図11の第8工程においては、自動二輪車MBを搭載した車両用パレットCpmを反時計回りに270度回転させることにより、車両用パレットCpmが格納方向を向くようになる。
図12は、90度乗入方式を採用した機械式駐車場について、自動二輪車出庫時の工程を示す説明図である。なお、この説明図においても、上段の左端が第1工程となり、以下上段の左から右へ工程が進んだ後に下段の左から右へ進むので、下段の右端が最終の第12工程となる。
90度乗入方式の自動二輪車出庫時工程は、上述した180度乗入方式を採用した場合と比較して、自動車入庫時と同様に、旋回装置(ターンテーブル)の動作が異なっているだけであり、他の工程は基本的に同じである。従って、以下の説明では、旋回装置の動作についてのみ説明する。
図12の第5工程においては、乗入階10に移動した自動二輪車搭載パレットを反時計回りに90度回転させている。この結果、前進入庫した自動二輪車MBは、入庫時の第8工程における270度回転との合計により360度回転したことになる。
従って、第6工程の自動二輪車MBは、図8において乗入階10に着床した第5工程と同じ状態になるため、自動二輪車MBの後退出庫が可能となる。
また、図12の第9工程においては、自動二輪車MBが出庫した空パレットを270度回転させているので、空パレットは格納方向を向くようになる。この270度回転は、入庫時の90度回転との合計により360度回転になるので、入庫時の車両用パレットCpmに自動二輪車MBの直進入庫が可能になる。
このように、方向転換装置の動作については、入出庫する車両の種別判断に応じて、自動車Cの自動車用動作及び自動二輪車MBで自動二輪車用動作が選択されるので、自動車Cについては、従来と同様の前進入庫及び前進出庫が可能となり、自動二輪車MBについては、自動車Cとは異なる方向転換の動作が実施されることにより、前進入庫及び後退出庫によるスムーズな入出庫が可能になる。
また、上述した方向転換装置の自動車用動作及び自動二輪車用動作は、180度乗入方式や90度乗入方式に応じて、回転時の回転角度等が異なるものとなる。
また、上述した説明では、旋回装置が反時計回りの一方向に回転するものとしたが、時計回りの一方向回転や両方向回転を採用してもよい。
また、180度乗入方式の場合、入庫時、利用者が乗入階10の出入口扉11から退出し、さらに出入口扉11を閉じた後、方向転換装置によりターンテーブルを180度回転させるものとしたが、回転させるタイミングはそれに限定されることはなく、出庫時、自動車搭載パレットが乗入階10に移動したタイミングで180度回転させてもよい。
ところで、上述した車両種別判定部は、自動車用の車両用パレットCpcまたは自動二輪車用の車両用パレットCpmのいずれか一方に認識手段を設けておき、認識手段の有無を車両乗入位置で検出するセンサを設けたものである。
具体的に説明すると、たとえば図1に示すように、自動二輪車用の車両用パレットCpmに識別手段の反射板40を取り付けておき、反射板40の有無を確認センサ41で検出する。図示の構成例では、車両用パレットCpmの側面適所に対して、左右(前後)一対の異なる反射板40a,40bを設けてあり、これらの反射板40a,40bを識別可能な一対の確認センサ41a,41bで検出するように構成されている。なお、反射板40a,40bの有無を検出するのに好適な確認センサ41a,41bとしては、たとえば反射型光電センサ等がある。
このような車両識別判定部を設けておけば、乗入階10に移動してきた車両用パレットCpがこれから入出庫する車両の種別と一致しているか否かの確認が可能となる。
すなわち、駐車制御装置20の操作部から呼び出された車両用パレットCpの種別と、実際に乗入階10に着床した車両用パレットCpの種別が一致しているか否かの確認に加えて、入出庫時に行う方向転換装置の動作について、自動車用動作または自動二輪車用動作からいずれか一方を正確に選択することができる。換言すれば、方向転換装置によりこれから方向転換させる車両用パレットCpについて、自動車用動作または自動二輪車用動作のどちらを選択するか正確な判断が可能になる。
特に、自動二輪車用の車両用パレットCpmに対し、たとえば白黒のように異なる左右一対の反射板40a,40bを設けておき、異なる反射板40a,40bを識別できる確認センサ41a,41bを設けておけば、車両用パレットCpmの入出庫方向に関する認識手段を併設したものとなる。
すなわち、車両用パレットCpmの両側面について左右を確実に識別することができる。換言すれば、車両用パレットCpmのように入出庫の方向が問題となる場合において、前進入庫及び後退出庫が可能な正常方向を向いているか、あるいは、180度回転した逆方向を向いているかについて、反射板40a,40bがある条件と、反射板40a,40bの並び順が一致している条件とがともに満たされる場合にのみ、正常方向を向いていると判断することができる。
このような判断が可能になると、車両用パレットCpmに対する自動二輪車MBの対面入庫が可能になる。この対面入庫は、図13に示すように、一つの車両用パレットCpm上に自動二輪車用パレット30が並列に2台分配置され、それぞれの入出庫方向を逆向きとする入庫方向のことである。なお、図示の対面入庫は90度入庫時の場合を示しており、図11の第9工程及び図12の第4工程に対応している。
このような対面入庫は、使用する自動二輪車用パレット30により、上述した入出庫時に方向転換装置により回転させるターンテーブルの回転角度を低減できる場合がある。
また、上述した車両種別判定部は、車両用パレットCpに車両種別とともに予め定めたパレット番号を設けておき、すなわち、車両種別と関連づけたパレット番号を予め設けておき、入出庫時に操作部から入力を受けたパレット番号から入出庫車両の種別を判断してもよい。
この場合のパレット番号は、自動二輪車MBの対面入庫を可能にするため、自動二輪車2台分の自動二輪車用パレット30が配置されている車両用パレットCpmの対し、各自動二輪車用パレット30に対して個別に設けられていることが望ましい。なお、パレット番号による種別の判断は、上述した反射板40及び確認センサ41と併用してもよい。
以下、上述した方向転換装置の入庫時動作(制御)について、対面入庫時の自動二輪車用動作を図14及び図15のフローチャートに基づいて説明する。なお、図14に示すフローチャートは180度乗入の場合、図15に示すフローチャートは90度乗入の場合である。
図14において、スタートS1で制御が開始された後、ステップS2で使用者が操作部に暗証番号を入力する。この場合の暗証番号は、使用者と使用者に対応する車両用パレットCpmとの関連づけがなされたものであり、さらに、自動二輪車用パレット30との関連づけもなされている。
この入力を受けた後、次のステップS3に進んで該当する車両用パレットCpmを取り出し、ステップS4で乗入階10へ下降させる。
次のステップS5では、車両用パレットCpmの向きを確認センサ41でチェックする。この結果を次のステップS6で判断し、前進入庫及び後退出庫が可能な方向(正方向)を向いていると判断された「YES」の場合には、ステップS7に進んで旋回なしを選択及び実行する。しかし、ステップS6の判断がNOの場合には、ステップS8に進んで180度旋回を選択及び実行する。
この結果、使用者が自動二輪車MBを入庫する車両用パレットCpm上の自動二輪車用パレット30は、前進入庫及び後退出庫が可能な方向を向いていることになるので、次のステップS9で出入口扉11を開き、ステップS10で自動二輪車MBを乗り入れる。このとき、自動二輪車MBに対し、必要な転倒防止処理を実施する。
こうして自動二輪車MBの乗入が完了すると、次のステップS11では、使用者が乗入階10から外に出て「扉閉」のボタンをONとする。この結果、次のステップS12に進み、出入口扉11が閉じられる。
次のステップS13では、車両用パレットCpmが格納階まで上昇するとともに、所定の格納位置まで横行移動してパレット格納が完了し、さらに、ステップS14に進んで自動二輪車MBの入庫が完了により制御は終了となる。
図15に示す90度乗入は、ステップS1〜S6まで図14の180度乗入と同様の制御が行われる。
そして、次のステップS6で正方向か否かを判断し、乗入階10で90度回転した後、前進入庫及び後退出庫が可能な方向(正方向)を向いていると判断された「YES」の場合には、ステップS21に進んで90度旋回を選択及び実行する。しかし、ステップS6の判断がNOの場合には、ステップS22に進んで270度旋回を選択及び実行する。
この結果、使用者が自動二輪車MBを入庫する車両用パレットCpm上の自動二輪車用パレット30は、前進入庫及び後退出庫が可能な方向を向いていることになるので、次のステップS9で出入口扉11を開き、ステップS10で自動二輪車MBを乗り入れる。このとき、自動二輪車MBに対し、必要な転倒防止処理を実施する。
こうして自動二輪車MBの乗入が完了すると、次のステップS11では、使用者が乗入階10から外に出て「扉閉」のボタンをONとする。この結果、次のステップS12に進み、出入口扉11が閉じられる。
そして、90度乗入の場合には、車両用パレットCpmを格納方向に向けるため、ステップS23において90度旋回させる。
この後、次のステップS13に進むことにより、車両用パレットCpmが格納階まで上昇するとともに、所定の格納位置まで横行移動してパレット格納が完了し、さらに、ステップS14に進んで自動二輪車MBの入庫完了により制御は終了となる。
上述した本実施形態によれば、自動車用及び自動二輪車用の車両用パレットCpが混在し、方向転換装置を内蔵している機械式駐車場Pa,Pbにおいては、自動車C及び自動二輪車MBの車両種別を正確に判断し、入出庫毎の車両種別に応じて異なる方向転換装置の入出庫時動作(制御)が実施可能となるので、自動車C及び自動二輪車MBはいずれもスムーズに入出庫することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
10 乗入階
11 出入口扉
20 駐車制御装置
30 自動二輪車用パレット
40,40a,40b 反射板(識別手段)
41,41a,41b 確認センサ
Pa,Pb 機械式駐車場
Cp,Cpc,Cpm 車両用パレット
C 自動車
MB 自動二輪車

Claims (5)

  1. 自動車または自動二輪車を駐車させる専用の車両用パレットが混在し、該車両用パレットを回転させて入出庫方向の選択を可能とする方向転換装置を内蔵している機械式駐車場において、
    各種制御を行う駐車制御装置が、これから入出庫する車両の種別を判断する車両種別判定部と、前記方向転換装置の動作を制御して入出庫方向を設定する方向転換制御部とを備え、
    前記駐車制御装置は、前記車両種別判定部が入出庫車両を自動車と判断した場合、前記方向転換装置により前進入庫及び前進出庫を可能にする自動車用動作を選択して前記方向転換制御部に出力し、前記車両種別判定部が入出庫車両を自動二輪車と判断した場合、前記方向転換装置により前進入庫及び後退出庫を可能にする自動二輪車用動作を選択して前記方向転換制御部に出力することを特徴とする機械式駐車場。
  2. 前記車両種別判定部は、いずれか一方の車両用パレットに設けた認識手段と、前記認識手段の有無を車両乗入位置で検出するセンサとを備え、該センサで検出する前記識別マークの有無から入出庫車両の種別が判断されることを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車場。
  3. 前記車両用パレットの自動二輪車用に前記認識手段を設けるとともに、入出庫方向の識別マークを併設したことを特徴とする請求項2に記載の機械式駐車場。
  4. 前記車両種別判定部は、前記車両用パレットに車両種別とともに予め定めたパレット番号を設けておき、入出庫時に入力を受ける前記パレット番号から入出庫車両の種別が判断されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の機械式駐車場。
  5. 前記パレット番号は、前記車両用パレット上に2台分配置されている自動二輪車用パレット毎に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の機械式駐車場。
JP2010193619A 2010-08-31 2010-08-31 機械式駐車場 Active JP5479275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010193619A JP5479275B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 機械式駐車場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010193619A JP5479275B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 機械式駐車場

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012052304A JP2012052304A (ja) 2012-03-15
JP5479275B2 true JP5479275B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=45905924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010193619A Active JP5479275B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 機械式駐車場

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5479275B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6277516B2 (ja) * 2014-01-31 2018-02-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 塗装ライン
JP2017089123A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 Ihi運搬機械株式会社 機械式駐車駐輪装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012052304A (ja) 2012-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5984613B2 (ja) エリア検知装置、これを備えた機械式駐車設備、その制御方法
JP4615572B2 (ja) 機械式駐車場
KR100775853B1 (ko) 원형주차타워
KR20130114735A (ko) 차량 원격 조작 장치
US10472842B2 (en) Automated parking lot turntable
JP2010138542A (ja) 立体駐車場の監視システム
JP5479275B2 (ja) 機械式駐車場
JP2009180005A (ja) 多目的機械式駐車設備
JP2009214957A (ja) エレベータのかご上点検作業安全確認装置
JP4656026B2 (ja) 機械式自転車駐輪設備
JP6336502B2 (ja) 車幅検知装置、これを備えた機械式駐車場設備
JP3524695B2 (ja) 荷物積載時の位置決め装置
JP5083562B2 (ja) 立体駐輪設備
JP4707113B2 (ja) 二輪車用スタンド装置
JP2019035209A (ja) 駐車装置と発進禁止方法
JP6401643B2 (ja) 駐車設備
GB2584783A (en) Dock leveler with warning system, docking station and distribution center provided therewith and method there for
KR101856596B1 (ko) 철도차량을 이용한 승용차 운송 시스템 및 방법
JP3462513B2 (ja) 車両運搬船における車両格納装置
JP2019203360A (ja) 機械式駐車装置
JP5900987B2 (ja) 荷役車両
JP2012241345A (ja) 機械式駐車場
JP7317596B2 (ja) 誘導装置、機械式駐車設備、及び、誘導方法
JP2870624B2 (ja) 立体駐車場
JP3192600B2 (ja) 機械式立体駐車装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5479275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350