JP5478325B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を採用した複写機、プリンタ、ファクシミリ或いはこれらの複合機等の画像形成装置に組み込まれてトナー像をシートに定着させる定着装置に関し、特に定着ベルトを用いた定着装置及び画像形成装置に関する。
ベルト方式の定着装置は、加熱ローラと定着ローラとの間に掛け渡されて走行する定着ベルトと、定着ベルトに圧接する加圧ローラとを有して形成されており、定着ベルトは加熱ローラからの熱によって所定温度まで昇温される。
定着ベルトを用いた定着装置では、トナー像が形成された記録紙等のシートが定着ベルトに向かって搬送されるため、シートが定着ベルトと加圧ローラとが圧接するニップ部に達するまでに定着ベルトからの輻射熱によってある程度加熱される。このため、定着ベルトのニップ部における温度をローラ定着方式に比べて低く設定でき、省エネルギー化及びクイックプリントに対して良好となるメリットがある。
一方、一対のローラ間に掛け渡されて走行する定着ベルトが斜行した場合、定着ベルトが破損したり、定着画像にノイズが発生する問題が発生する。このため、定着ベルトの斜行を補正する必要があり、定着ベルトの幅方向の両端側にセンサを設けて定着ベルトの斜行を監視し、定着ベルトの斜行があると、ベルト移動速度を検出後、定着ベルトを逆回転させる定着装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−237187号公報
しかしながら、上述した従来の定着装置では、ローラにセンサを取り付ける必要がある。このため、ローラへの特別な加工が必要となり、ローラが特定の構造となるため、汎用性のある構造とならない問題がある。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、定着ベルトの斜行を補正するために、定着ベルトが掛け渡されるローラへの加工を不要とし、しかも簡単な構造で汎用性のある構造の定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、一対のローラ間に掛け渡されて走行する定着ベルトと、この定着ベルトに圧接する加圧ローラとの間のニップ部にシートが供給されることによりシート上のトナー像をシートに定着させる定着装置において、前記一対のローラにおける一方のローラのローラ軸の両端部を回転可能に支持する一対の支持部材と、少なくとも一方の支持部材を前記ローラ軸の軸方向と交差する方向に移動可能に保持するベース部材と、前記一方の支持部材に当接するとともに回転操作が可能なカムを有し、前記カムへの回転操作によって前記一方の支持部材をローラ軸と交差する方向に移動調整するベルト斜行補正手段とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る定着装置において、前記ベルト斜行補正手段は、前記一対のローラのローラ軸を結んだ直線と交差する方向へ前記一方のローラのローラ軸が移動するように前記一方の支持部材を移動調整することが好ましい。
又、本発明に係る定着装置において、前記カムは、前記一方の支持部材に当接する複数の調整面が周方向に沿って形成され、前記複数の調整面はカムの回転中心からの距離が異なっていることが好ましい。
又、本発明に係る定着装置において、前記カムは、前記ベース部材と前記一方の支持部材との間に挟まされた状態で回転操作可能となっていることが好ましい。
又、本発明に係る定着装置において、前記ベルト斜行補正手段は、前記一方の支持部材を前記カムに当接する方向に付勢する付勢部材を有していることが好ましい。
又、本発明は前記定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、定着ベルトが掛け渡されるローラへの加工を不要とし、しかも簡単な構造で汎用性のある構造とする等、種々の優れた効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を搭載した画像形成装置を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置を外側から示す正面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置を外側から示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る定着装置に用いられるカムを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る定着装置に用いられるカムの平面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の反対側から示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係る定着装置を搭載した画像形成装置を示す正面図、図2は本発明の実施形態に係る定着装置を示す正面図、図3は本発明の実施形態に係る定着装置を示す平面図、図4は本発明の実施形態に係る定着装置を外側から示す正面図、図5は本発明の実施形態に係る定着装置を外側から示す斜視図、図6は本発明の実施形態に係る定着装置に用いられるカムを示す斜視図、図7は本発明の実施形態に係る定着装置に用いられるカムの平面図、図8は本発明の実施形態に係る定着装置の反対側から示す斜視図である。
(画像形成装置1の外観構成)
図1に示すように、本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、装置本体2の上部に配置されて複写機・ファクシミリ・スキャナの各種機能として原稿を読み取る自動原稿送り装置(ADF)3と、装置本体2の正面側上部に配置された液晶モニタ等の表示画面4と併用して各種機能等の設定・選択操作を行う操作部5と、を備えている。
尚、この画像形成装置1の形状や構成・機能等は図示例のものに限定されるものではなく、また、例えば、ADF3やソーター(図示せず)等の公知のオプション機器等の設置を妨げるものではない。
(画像形成装置1の内部構成)
画像形成装置1は、装置本体2の正面から引き出し可能となるように装置本体2の内部下方に配置されて印刷前のシート(図示せず)が積載収容される3段の給紙カセット6と、各給紙カセット6に積載収納されたシートを最上位のものから1枚ずつ分離搬送する給紙搬送部7と、給紙カセット6とは別に装置本体2の側壁面から起倒可能に設けられてシート(図示せず)が積載収容可能な手差トレイ8と、手差トレイ8に積載収納されたシートを最上位のものから1枚ずつ分離搬送する手差給紙搬送部9と、装置本体2の底面に設置されたオプション等の給紙カセット(図示せず)に積載収納されたシートが搬送される給紙搬送部10と、各給紙搬送部7,9,10から搬送されたシートに転写するための画像を形成する画像形成部11と、画像形成部11で形成された画像をシートに転写する二次転写部12と、二次転写部12よりもシート搬送方向上流側に配置されて二次転写部12へと搬送するシートの突き当て整合並びに搬送タイミングを制御するレジストローラ対13と、転写後のトナー像をシートに定着させる定着装置14と、定着後のシートを排出する排出部15と、排出部15から排出された定着後のシートを積載する積載部16と、シートの裏面に画像形成を行う場合に二次転写部12へとシートをスイッチバックする反転経路17と、を備えている。
定着装置14は、定着ベルト31と、定着ベルト31に圧接する加圧ローラ32とを備えている。シートは定着ベルト31と加圧ローラ32の間に供給されることにより加熱加圧されてトナー像がシートに定着する。
(画像形成部11の構成)
画像形成部11は、ADF3を利用して読み取った原稿画像の画像データや外部コンピュータ(図示せず)等から送信された印刷データに含まれる画像データに基づいてレーザ光Lを照射する露光デバイス18と、ベルト状の中間転写体19と、中間転写体19の下方にタンデム方式で配置された複数の画像形成デバイス20と、を備えている。
中間転写体19は、複数のローラに巻き掛けられて支持され、図示しない駆動装置により所定方向に回動移動(図1の矢印参照)する。また、中間転写体19は、合成樹脂等からなる基層表面にゴム層を積層した弾性ベルトで構成される。
画像形成デバイス20は、中間転写体19の回動移動方向に沿うように、回動移動方向上流側から下流側に向けて一列にタンデム方式で配置されている。この4台の画像形成デバイス20は、例えば、上流側から順に、マゼンタ用、シアン用、イエロー用、ブラック用の順に配置され、これらの画像形成デバイス20には、各色に対応するトナーコンテナ21から現像剤(トナー)が補給される。尚、画像形成デバイス20並びにトナーコンテナ21には公知のものが用いられており、図示例のものに限定されるものではない。
また、各画像形成デバイス20は、露光デバイス18によって照射されたレーザ光Lにより原稿画像の静電潜像が形成される感光体ドラム22を備え、この静電潜像から感光体ドラム22にトナー像が現像される。また、そのトナー像は、各画像形成デバイス20の上方に備えられた一次転写部23で中間転写体19に表面に一次転写される。そして、中間転写体19の回動移動によって、所定のタイミングで各画像形成デバイス20のトナー像が中間転写体19に転写されることにより、中間転写体19表面には画像データに応じたマゼンタ・シアン・イエロー・ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
一方、二次転写部12は二次転写ローラ24を備え、中間転写体19の表面に形成されたカラートナー像は、中間転写体19と二次転写ローラ24との圧接に伴うシートのニップ搬送時の転写バイアスの印加によってシートの表面に転写される。
この際、二次転写後の、中間転写体19の表面に残留する未定着トナー等の付着物は、二次転写部12とは反対側に配置されたクリーニングデバイス25によってクリーニングされる。
(定着装置14の構成)
図2に示すように、定着装置14は、一対のローラとしての加熱ローラ33と定着ローラ34との間に無端状に掛け渡された定着ベルト31と、定着ベルト31と対向するように配置された加圧ローラ32とを備えている。加熱ローラ33と定着ローラ34との間の中間にはテンションローラ35が配置されており、定着ベルト31はテンションローラ35に対しても掛け渡されている。これにより、定着ベルト31には一定の張力が付与されている。
加熱ローラ33は、加圧ローラ32との間で定着ローラ34を挟むように設けられている。加熱ローラ33には、電磁誘導加熱体36が定着ローラ34の反対側に位置するように対向しており、加熱ローラ33は電磁誘導加熱体36により所定の温度に加熱される。加熱ローラ33の加熱は、電磁誘導加熱体36に限らず、加熱ローラ33の内部にハロゲヒータを設けて行っても良い。
加圧ローラ32は、モータ(図示省略)に連結されており、モータの駆動により所定の速度で回転する。加圧ローラ32は、定着ベルト31を介して定着ローラ34に圧接しており、加圧ローラ32が回転することにより定着ローラ34が追従回転する。これにより、定着ベルト31がシート搬送方向に走行する。加圧ローラ32が定着ローラ34に圧接することにより、加圧ローラ32と定着ベルト31との間には、シートへのトナー像の定着を行うニップ部37が形成される。
以上に加えて、この実施形態の定着装置14は、一対の支持部材38,39と、ベース部材40と、ベルト斜行補正手段41とを備えている。
一対の支持部材は、加熱ローラ33のローラ軸42の両端部を回転可能に支持するものであり、図3〜図5に示す第1支持部材38と、図8に示す第2支持部材39とを有している。これらの支持部材38,39はいずれも板状に形成されている。第1支持部材38は、図5に示すように、ローラ軸42の一方の端部が挿通することにより同軸42を軸方向の一方側で回転可能に支持する。第2支持部材39は、図8に示すように、ローラ軸42の他方の端部が挿通することにより同軸42を軸方向の他方側で回転可能に支持する。
第1支持部材38は、加熱ローラ33のローラ軸42の軸方向と交差した直交方向に移動可能となっている。一方、第2支持部材39は、定着装置14の外殻を構成するフレームの一部を構成しており、定位置での固定状態でローラ軸42を支持している。
ベース部材40は、加熱ローラ33の長さ方向において第1支持部材38側に位置するように設けられている。ベース部材40は、第2支持部材39と同様に定着装置14のフレームを形成するものであり、第1支持部材38よりも大きな板状に形成された状態で第1支持部材38と加熱ローラ33との間に配置されている。又、ベース部材40には、加熱ローラ33のローラ軸42が貫通しており、ローラ軸42を回転可能としている。第1支持部材38は、ベース部材40に保持された状態でローラ軸42の軸方向と直交する矢印Aで示す往復方向に移動可能となっている。ベース部材40による第1支持部材38の保持は、第1支持部材38との対向部位に保持片43,44を切り起こし、この保持片43,44を第1支持部材38に係止させることによりなされている。
ベルト斜行補正手段41は、定着ベルト31の斜行を補正するために設けられるものであり、カム45とコイルばねからなる付勢部材46とを有している。カム45及び付勢部材46は、ローラ軸42を挟むように設けられており、この実施形態では、カム45がローラ軸42の左側に、付勢部材46がローラ軸42の右側に設けられている。
図6及び図7に示すように、カム45は、カム凸部47と、フランジ部48と、軸部49とが一体に形成されることにより構成されている。カム凸部47は、変形した多角形状に形成されることにより、複数の調整面50a、50b、50c、50d、50e、50fを周方向に沿って連続的に有している。
フランジ部48は、図3に示すように、第1支持部材38とベース部材40との間に挟まれる。軸部49は、フランジ部48が第1支持部材38とベース部材40とに挟まれた状態でベース部材40を貫通している。フランジ部48が第1支持部材38とベース部材40とに挟まれることにより、カム45が抜け止め状態でこれらに保持される。軸部49がベース部材40を貫通することにより、カム45が軸部49を中心に回転可能となっている。この回転は、カム凸部47に形成された十字状の操作穴51に対し、十字ドライバー等の操作部材(図示省略)を挿入して回転操作することにより行うことができる。
カム凸部47の調整面50a〜50fは、カム45の回転中心からの距離が異なるように形成されている。この実施形態では、調整面50aがカム45の回転中心から最も離れた距離となっており、調整面50bが次に離れた距離となっており、以下、順次、調整面50cから50fに向かうにつれてカム45の回転中心に徐々に近づく距離となっている。隣接する調整面においては、カム45の回転中心からの距離が0.2mmずつ変化するようになっているが、0.2mm以外の距離で変化するようにしても良い。
図4及び図5に示すように、カム45のカム凸部47は、第1支持部材38に形成されたカム穴52を貫通して第1支持部材38の外側に抜き出ている。カム穴52には当接面部53が切り起こされており、カム凸部47の調整面50a〜50fが当接面部53に当接するようになっている。従って、カム45を回転操作して調整面50a〜50fの切り換えが行われることにより、第1支持部材38はローラ軸42と直交した矢印A方向に移動することができる。
付勢部材46は、図4及び図5に示すように、カム45との反対側でベース部材40及び第1支持部材38に掛け渡されている。これにより、付勢部材46は第1支持部材38の当接面部53がカム45の調整面50a〜50fに当接する方向に付勢している。
(定着装置14の作用)
定着装置14においては、付勢部材46の付勢力によりいずれかの調整面50a〜50fが当接面部53に当接している。この当接状態で、第1支持部材38及び第2支持部材39がローラ軸42の回転を支持している。これにより、加熱ローラ33が回転して定着ベルト31が走行する。この場合、定着ローラ34は、そのローラ軸34a(図4参照)がベース部材40に掛け渡されて回転が支持されている。定着ベルト31の走行により、シートが定着ベルト31と加圧ローラ32との間のニップ部37に供給され、シートへのトナー像の定着が行われる。
画像形成装置1の稼働によって定着ベルト31に斜行が生じた場合、操作部材を操作穴51に挿入してカム45を回転操作する。この回転は、定着ベルト31の斜行を補正するためのいずれかの調整面50a〜50fが当接面部53に当接するように行われる。例えば、調整面50cが当接面部53に当接している状態で定着ベルト31の斜行が生じた場合、カム45を時計方向又は反時計方向に回転させることにより、隣接した調整面50b又は50dを当接面部53に当接させる。第1支持部材38は当接した調整面50b又は50dに応じてローラ軸42と直交した左右方向(図4及び図5における矢印A方向)に移動する。
かかるベルト斜行補正手段41による調整は、図4に示すように、加熱ローラ33のローラ軸42と、定着ローラ34のローラ軸34aとを結ぶ直線Fに対し、加熱ローラ33のローラ軸42が直線Fと交差する矢印A方向に移動するように行われる。これにより、ベルトに対して伸長する方向へのストレスを抑えつつ、(伸長方向で調整するよりも)より効果的なベルトの斜行調整を実現することができる。
そして、この移動により、定着ベルト31の斜行を補正することができる。このような構造では、カム45を設けるだけで定着ベルト31の斜行を補正できるため、加熱ローラ33への加工が不要となると共に、斜行の補正を小型化した状態で行うことができる。又、カム45の回転操作では、調整面50a〜50fが当接面部53に当接する都度、クリック感が発生するため、操作性を向上させることができる。
このような本発明の実施形態に係る定着装置14によれば、加熱ローラ33のローラ軸42を支持する第1支持部材38と、第1支持部材38の当接面部53に当接するカム45とを設け、カム45を回転操作することにより第1支持部材38をローラ軸42の軸方向と直交する方向に移動させて定着ベルト31の斜行を補正するため、定着ベルト31が掛け渡される加熱ローラ33への加工が不要となると共に汎用性のあるものとすることができる。又、カム45によって定着ベルト31の斜行を補正する構造のため、小型で簡単な構造とすることができる。
又、ベルト斜行補正手段による第1支持部材38の移動調整は、加熱ローラ33のローラ軸42と定着ローラ34のローラ軸34aとを結ぶ直線と交差する方向に沿ってなされるため、ベルトに対して伸長する方向へのストレスを抑えつつ、より効果的なベルトの斜行調整を実現することができる。
又、第1支持部材38の当接面部53に当接する調整面をカム45の周方向に沿って形成しているため、カムの回転の都度、クリック感が発生するため、操作性が向上する。
又、カム45が第1支持部材38とベース部材40とに挟まれて保持されるため、カムの抜け止めを簡単に行うことができる。
又、第1支持部材38をカム45に当接する方向に付勢する付勢部材46を有しているため、カム45の回転操作で第1支持部材38を確実に移動させることができる。
以上の実施形態では、第1支持部材38側にベルト斜行補正手段41を設けているが、第2支持部材39をローラ軸42と直交する方向に移動可能とし、この第2支持部材39側にもベルト斜行補正手段41を設けても良い。この場合には、第1支持部材38側のベルト斜行補正手段41又は第2支持部材39側のベルト斜行補正手段41を選択的に用いて定着ベルト31の斜行を補正することができる。
14 定着装置
31 定着ベルト
32 加圧ローラ
33 加熱ローラ
34 定着ローラ
37 ニップ部
38 第1支持部材
39 第2支持部材
40 ベース部材
41 ベルト斜行補正手段
42 ローラ軸
45 カム
46 付勢部材
50a〜50f 調整面

Claims (2)

  1. 一対のローラ間に掛け渡されて走行する定着ベルトと、この定着ベルトに圧接する加圧ローラとの間のニップ部にシートが供給されることによりシート上のトナー像をシートに定着させる定着装置において、
    前記一対のローラにおける一方のローラのローラ軸の両端部を回転可能に支持する一対の支持部材と、
    少なくとも一方の支持部材を前記ローラ軸の軸方向と交差する方向に移動可能に保持するベース部材と、
    前記一方の支持部材に当接するとともに回転操作が可能なカムを有し、前記カムへの回転操作によって、前記一対のローラのローラ軸を結んだ直線と交差する方向へ前記一方のローラのローラ軸が移動するように前記一方の支持部材を移動調整するベルト斜行補正手段とを備え
    前記ベルト斜行補正手段は、前記一方の支持部材を前記カムに当接する方向に付勢する付勢部材を有し、
    前記カムは、前記一方の支持部材に当接する複数の調整面が周方向に沿って形成され、前記複数の調整面はカムの回転中心からの距離が異なっており、前記ベース部材と前記一方の支持部材との間に挟まされた状態において、操作部材によって回転操作されることで前記一方の支持部材に当接する前記調整面が切り換えられるようになっていることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置
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