JP5477697B2 - シリコンウェーハの表面または表層評価方法 - Google Patents

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この発明は、シリコンウェーハの表面または表層評価方法、詳しくはシリコンウェーハの表面または表層に存在する欠陥および汚染を光励起分光法により評価可能なシリコンウェーハの表面または表層評価方法に関する。
シリコンウェーハの表面または表層の欠陥および汚染を評価する技術として、光励起分光法の一種であるフォトルミネセンス(Photoluminescence)法が知られている。この方法は、バンドギャップ(禁制帯)より高エネルギの光をシリコンウェーハに照射し、励起された電子・正孔対(過剰キャリア)が再結合する際に放出された光(ルミネセンス)を計測し、シリコンウェーハの表面または表層に存在する欠陥および不純物を検出し、評価するものである。
従来、シリコンウェーハの表面において、微小な領域でのフォトルミネセンスの発光強度分布を得ることで、電気的に活性な欠陥や局所的な汚染を検出し、それを評価する方法は知られていた(例えば、特許文献1)。
特表2004−511104号公報
しかしながら、評価されるシリコンウェーハにあっては、その表面に自然酸化膜(SiO)が形成されている場合がある。そのため、従来、フォトルミネセンス法によるシリコンウェーハの表面の評価は、自然酸化膜を通して測定された過剰キャリアの濃度分布(フォトルミネセンスの発光強度分布)に基づくもので、信頼性に乏しいものであった。
すなわち、自然酸化膜にはシリコンの表面準位が局在しており、この表面準位が過剰キャリアの濃度分布の測定精度に悪影響をおよぼす。そのため、従来法では、濃度分布の測定視野内での無欠陥領域の発光強度と、欠陥領域の発光強度との差は小さく、濃度分布のコントラストが明瞭でなかった。その結果、濃度分布から得られた電気的に活性な欠陥の検出結果および局所的な汚染の検出結果も信頼性が低かった。
そこで、発明者は、鋭意研究の結果、上述したフォトルミネセンス法によりシリコンウェーハの表面における欠陥や汚染の評価を実施する直前に、シリコンウェーハの表面に対して、例えばフッ酸などによるHF処理を施せば、上述の問題は解消されることを知見し、この発明を完成させた。
この発明は、シリコンウェーハの表面または表層の欠陥および汚染を高感度に測定し、評価結果の信頼性を高めることができるシリコンウェーハの表面または表層評価方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、シリコンウェーハの表層に光励起により過剰キャリアを発生させ、前記シリコンウェーハの表面の微小な領域内における前記過剰キャリアの濃度分布をフォトルミネセンス法にて測定し、前記シリコンウェーハの表面または表層の電気的に活性な欠陥、局所的な汚染を評価するシリコンウェーハの表面または表層評価法であって、前記シリコンウェーハの表面に形成された自然酸化膜を含む酸化膜を除去し、その後、前記シリコンウェーハの表面に新たに自然酸化膜が形成されるまでの間に、前記電気的に活性な欠陥、局所的な汚染の評価を行うシリコンウェーハの表面または表層評価法である。
請求項1に記載の発明によれば、シリコンウェーハの表面または表層の領域において、過剰キャリアの濃度分布を測定する直前に、シリコンウェーハの表面に存在する自然酸化膜を含む酸化膜(熱酸化膜など)を、例えばHF処理により除去する。
一般に、結晶中に欠陥または汚染が存在すれば、それらに対応した電子準位がバンドギャップ中に形成される。これらの電子準位がバンドギャップ中に存在すれば、励起された過剰キャリアがこの電子準位を介して再結合する。そのため、相対的に、バンド間での直接再結合によるバンド端発光の割合が低下する。これにより、欠陥または汚染が存在した場合には、これらが存在しない場合に比べて、バンド端発光強度が下がることになる。
酸化膜、特に自然酸化膜には、例えばシリコンの表面の表面準位が局在しており、この表面準位(熱酸化膜の場合には、酸化膜とシリコンとの界面準位)が過剰キャリアの濃度分布の測定精度に悪影響をおよぼす。そのため、例えばHF処理によりシリコンウェーハの表面を水素終端状態とすれば、表面準位の影響を低下させることができる。
その後、シリコンウェーハの表面に新たに自然酸化膜が形成されるまでの間に、光励起によりシリコンウェーハの表面近傍に過剰キャリアを発生させ、シリコンウェーハの表面または表層の微小な領域内での過剰キャリアの濃度分布を測定する。その結果、シリコンウェーハの表面または表層での電気的に活性な欠陥、局所的な汚染を評価することができる。
このように、過剰キャリアの濃度分布の測定前に、シリコンウェーハの表面から自然酸化膜を含む酸化膜を除去するので、濃度分布の測定視野内における無欠陥領域上と欠陥領域上での発光強度の差が増大する。その結果、電気的に活性な欠陥や局所的な汚染を、自然酸化膜を含む酸化膜を除去しない従来法に比べて、明瞭なコントラストで高感度に検出し、よって高い信頼性のもとで、その評価を行うことができる。
シリコンウェーハとしては、単結晶シリコンウェーハ、多結晶シリコンウェーハを採用することができる。
シリコンウェーハの口径としては、例えば200mm、300mm、450mmが挙げられる。
欠陥、汚染を評価可能な領域は、シリコンウェーハの表面またはシリコンウェーハの表層である。
ここでいう「シリコンウェーハの表層」とは、シリコンウェーハの表面から1μm程度の深さ領域をいう。
酸化膜としては、例えば、自然酸化膜が挙げられる。その他、シリコンウェーハを熱酸化炉での酸化性ガス雰囲気での加熱を伴うドライ酸化で得られたドライ酸化膜、塩酸などの酸性溶液に接触させるウエット酸化で得られたウエット酸化膜、および、自然酸化膜が挙げられる。自然酸化膜を含む酸化膜はシリコン酸化膜である。
自然酸化膜の場合の厚さは、0.2〜1nmである。
自然酸化膜を含む酸化膜の除去方法としては、例えば、フッ酸などによるHF処理を採用することができる。フッ酸には、フッ酸水蒸気が含まれる。
「自然酸化膜を含む酸化膜を除去し、その後、新たに自然酸化膜が形成されるまでの間」とは、例えば、シリコンウェーハの表面から自然酸化膜を含む酸化膜を除去した直後をいう。その他、自然酸化膜を含む酸化膜が除去されてから1週間以内が好ましい。1週間を超えれば、シリコンウェーハの表面に自然酸化膜が形成され、その影響によりシリコンウェーハの表面または表層に形成された欠陥および汚染を明瞭なコントラストで高感度に検出することができない。ただし、自然酸化膜を含む酸化膜の除去から長時間が経過しても、その評価時まで、シリコンウェーハの表面に自然酸化膜を含む酸化膜が存在しない状態で保管(例えば不活性ガス雰囲気中での保管)されていれば問題はない。
「過剰キャリアの濃度分布」は、例えば、シリコンウェーハの表面または表層において、励起光が照射される位置を変更しながら、ルミネセンスの測定を行うことで得られる。
ここでいう「電気的に活性な欠陥」としては、例えば、結晶欠陥を採用することができる。
ここでいう「局所的な汚染」としては、例えば、金属汚染を採用することができる。
評価されるのは、電気的に活性な欠陥と、局所的な汚染とのうち、少なくとも1つである。
過剰キャリアの濃度分布の測定法に、フォトルミネセンス法を採用した場合には、空間分解能が高く、微小な欠陥を検出することができる。
フォトルミネセンスは、浅い準位の不純物に対して高感度に測定することができる。例えば、1×1011atoms/cm程度の微量分析は、多くの不純物において実施することができる。
フォトルミネセンス法による過剰キャリアの濃度分布の測定条件は任意である。
また、フォトルミネセンス測定装置の装置構成も任意である。一般的には、励起光源、半導体ウェーハがセッティングされるクライオスタット、収束レンズ、分光器、光検出器を備えている。励起光源としては、各種のレーザ(アルゴンレーザ、ヘリウム・ネオンレーザ、クリプトンレーザなど)を採用することができる。その他の励起光源として、キセノンアークランプ、タングステンランプなどでもよい。
請求項に記載の発明は、前記自然酸化膜を含む酸化膜の除去が、フッ酸洗浄およびその後の純水リンスにより行われる請求項1に記載のシリコンウェーハの表面または表層評価方法である。
請求項に記載の発明によれば、表面に自然酸化膜を含む酸化膜が形成されたシリコンウェーハをフッ酸洗浄し、その後、純水リンスすることで自然酸化膜を含む酸化膜を除去することができる。
フッ酸中のフッ化水素の濃度は任意である。例えばHF:HO=1〜20:100のものを採用することができる。
フッ酸洗浄(フッ酸によるエッチング)の時間は、自然酸化膜を含む酸化膜の厚さに応じて変更される。
純水とは、物理的または化学的な処理によって不純物を除去した純度の高い水をいう。具体的には、1〜10MΩ・cmまたは1.0〜0.1μS/cmの水を採用することができる。また、純水に代えて、超純水を使用してもよい。超純水としては、水に含まれる不純物の量が、例えば0.01μg/リットル以下のものを採用することができる。
純水によるリンス時間は、例えば浸漬法の場合で5分程度である。純水リンス後は、半導体ウェーハを例えばスピン乾燥、窒素ブローなどで乾燥させる。
請求項1に記載の発明によれば、過剰キャリアの濃度分布の測定前に、シリコンウェーハの表面から自然酸化膜を含む酸化膜を除去するので、濃度分布の測定視野内における無欠陥領域上と欠陥領域上での発光強度の差が増大する。その結果、電気的に活性な欠陥および局所的な汚染を、自然酸化膜を含む酸化膜を除去しない従来法に比べて高感度に検出し、評価することができる。
また、過剰キャリアの濃度分布の測定法としてフォトルミネセンス法を採用したので、空間分解能が高く、微小な欠陥を検出することができる。
請求項に記載の発明によれば、表面に自然酸化膜を含む酸化膜が形成された半導体ウェーハをフッ酸洗浄し、その後、純水リンスすることで自然酸化膜を含む酸化膜を除去することができる。
この発明の実施例1に係るシリコンウェーハの表面または表層評価方法のフローシートである。 この発明の実施例1に係るシリコンウェーハの表面または表層評価方法が使用されるフォトルミネセンス測定装置の全体構成図である。 この発明の実施例1に係るシリコンウェーハの表面または表層評価方法に基づく、ウェーハ表面の欠陥部位の酸化膜除去前後における過剰キャリアの濃度分布図である。 この発明の実施例1に係るシリコンウェーハの表面または表層評価方法に基づく、ウェーハ表面の欠陥部位の酸化膜除去前後における過剰キャリアの濃度分布図である。 この発明の実施例1に係るシリコンウェーハの表面または表層評価方法における過剰キャリアの検出信号のラインプロファイルを示すグラフである。 この発明の実施例1に係るシリコンウェーハの表面または表層評価方法が適用されるウェーハ表面の欠陥部位の顕微鏡写真である。 この発明の実施例1に係るシリコンウェーハの表面または表層評価方法に基づく、ウェーハ表面の欠陥部位の酸化膜除去における経時的変化を示す過剰キャリアの濃度分布図である。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。ここでは、半導体ウェーハとしてシリコンウェーハを採用する。そのため、自然酸化膜はシリコン酸化膜(SiO膜)となる。
以下、図1のフローシートに基づき、この発明の実施例1に係る半導体ウェーハの表面または表層評価方法を説明する。
シリコンウェーハは、CZ法により引き上げられたシリコン単結晶を加工して得られた直径が300mm、ボロンドープによる比抵抗が1.0Ω・cmのもので、その露出面全域に厚さ1nm前後のシリコン酸化膜が形成されている。
次に、シリコンウェーハを洗浄槽に貯液されたフッ酸(25℃)に1分間だけ浸漬し、自然酸化膜を除去(フッ酸洗浄)する。フッ酸中のHF濃度は1%である。
自然酸化膜の除去後、純水によりシリコンウェーハをリンスする。具体的には、シリコンウェーハをリンス槽に貯液された純水に5分間だけ浸漬する。
その後、純水リンス後のシリコンウェーハをスピン乾燥機の回転テーブルに固定し、所定の回転速度で所定時間だけスピン乾燥し、シリコンウェーハの表面に水滴が残らないようにする。スピン乾燥に代えて、窒素ブロー乾燥でもよい。
次に、乾燥直後のシリコンウェーハをフォトルミネセンス測定装置に移送し、シリコンウェーハの表面の欠陥の評価を行う。
まず、図2を参照して、フォトルミネセンス測定装置を具体的に説明する。このフォトルミネセンス測定装置は、強励起顕微フォトルミネッセンス法に基づく欠陥検出装置である。具体的にはnanometrics社製の商品名SiPHERを採用している。フォトルミネセンス測定装置10は、シリコンウェーハ11の表面にレーザ光を照射するレーザ光源12,13と、ハーフミラー14,15と、出力計16と、表面散乱光用検出器17と、オートフォーカス用検出器18と、可動ミラー19と、白色光源20と、CCDカメラ21と、顕微鏡対物レンズ22と、長波パスフィルタ23と、フォトルミネセンス光用検出器24と、オートフォーカス用のミラー25とを備えている。
レーザ光源12,13から照射されたレーザ光は、出力計16により出力測定されながらハーフミラー14,15を経て、顕微鏡対物レンズ22からシリコンウェーハ11の表面に照射され、フォトルミネセンスが発生する。発生したフォトルミネセンスの一部は、ハーフミラー15を透過し、長波パスフィルタ23を経てフォトルミネセンス光用検出器24により検出される。検出された光は、出力が増幅されて記録計に記録され、シリコンウェーハ11の欠陥評価に用いられる。
シリコンウェーハ11に自然酸化膜が存在する場合、シリコンの表面には表面準位が局在し、この表面準位が過剰キャリアの濃度分布の測定精度に悪影響をおよぼす。そこで、シリコンウェーハ11をフッ酸洗浄し、シリコンウェーハ11の表面を水素終端状態としたので、過剰キャリアの濃度分布の測定の際、表面準位の影響を抑えることができる。
ここで、図3〜図5を参照し、実際に実施例1のフォトルミネセンス測定装置10を用いて、同一のシリコンウェーハに対して、自然酸化膜の除去前と除去後における過剰キャリアの濃度(バンド端発光強度)の分布を比較した結果を報告する。
図3に示すように、自然酸化膜を除去する前は微小であった欠陥が、自然酸化膜の除去後は明瞭なコントラストで高感度に検出できた。これを、図5のグラフを用いて検出信号の強度差で表示すれば、自然酸化膜を除去する前の欠陥は、幅が10nm程度、ウェーハ表面の平坦領域の検出信号を基準強度1.00とした場合、欠陥の信号強度が0.99程度であった。これに対して、自然酸化膜除去後の欠陥は、幅が10nm程度、欠陥の信号強度が0.93程度と、欠陥の存在が明瞭となった。
また、図4に示すように、自然酸化膜を除去する前は無欠陥とされたウェーハ表面の別の部位について、シリコン酸化膜の除去後、新たに欠陥が検出された。このように、自然酸化膜を通して表面欠陥を評価する従来法に比べて、自然酸化膜を除去する実施例1の方法では、シリコンウェーハの表面の欠陥を高感度に検出することができ、その結果、欠陥の評価に高い信頼性が得られることが判った。
次に、図6および図7を参照し、実施例1のフォトルミネセンス測定装置10を使用し、シリコンウェーハの表面の欠陥に関して、実際に自然酸化膜の除去前から自然酸化膜の除去後、77日間が経過するまでの過剰キャリアの濃度分布の経時変化を報告する。
図6の顕微鏡写真から明らかなように、評価試料となる自然酸化膜が形成されたシリコンウェーハの表面(HF処理前)には、幅1μm、長さ2μm程度の欠陥が存在した。
図7に示すように、この欠陥が、過剰キャリアの濃度分布図では直径2〜3μm程度の点として表れた。HF処理直後、この欠陥が直径10μm程度まで拡大し、HF処理から3〜4日後はさらに20μm程度まで拡大した。これが、HF処理から26日後には10μm程度まで縮小し、さらにHF処理から77日後には自然酸化膜を除去する前の直径2〜3μm程度まで戻った。これにより、HF処理から77日後にはシリコンウェーハの表面に新たな自然酸化膜が形成されることが判明した。図7のデータから明らかなように、自然酸化膜を除去後、26日以内であれば、従来法の場合に比べて、ウェーハ表面の欠陥を数倍に拡大して判定することができることが判った。特に、自然酸化膜の除去後1週間以内、さらに好ましくはHF処理後3〜4日間は、この欠陥の拡大倍率を高めて、より高感度な欠陥評価を行えることが判明した。
この発明は、半導体ウェーハの表面または表層に存在する欠陥、汚染の評価に有用である。
10 フォトルミネセンス測定装置、
11 シリコンウェーハ(半導体ウェーハ)。

Claims (2)

  1. シリコンウェーハの表層に光励起により過剰キャリアを発生させ、前記シリコンウェーハの表面の微小な領域内における前記過剰キャリアの濃度分布をフォトルミネセンス法にて測定し、前記シリコンウェーハの表面または表層の電気的に活性な欠陥、局所的な汚染を評価するシリコンウェーハの表面または表層評価法であって、
    前記シリコンウェーハの表面に形成された自然酸化膜を含む酸化膜を除去し、その後、前記シリコンウェーハの表面に新たに自然酸化膜が形成されるまでの間に、前記電気的に活性な欠陥、局所的な汚染の評価を行うシリコンウェーハの表面または表層評価法。
  2. 前記自然酸化膜を含む酸化膜の除去が、フッ酸洗浄およびその後の純水リンスにより行われる請求項1に記載のシリコンウェーハの表面または表層評価方法。
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