JP5475545B2 - 木竹系被解砕物の解砕処理システム - Google Patents

木竹系被解砕物の解砕処理システム Download PDF

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Description

本発明は、木竹系の被解砕物の解砕処理を行う解砕装置と、解砕処理された被解砕物の分離選別を行う選別装置とから構成される、木竹系被解砕物の解砕処理システムに関する。更に詳しくは、山林、竹林等を造成する際などに発生する樹木根や竹根等の木竹系被解砕物を一対のロータにより回転する解砕歯で解砕し、解砕処理された被解砕物から木竹片を取り出し土壌等の粒体物との分離選別を行い、効率的に解砕処理を行えるようにした木竹系被解砕物の解砕処理システムに関する。
山林、竹林、雑木林等を維持管理するとき、又は平地、宅地に造成するような場合には、樹木等の伐採には必然的に木竹等の樹根あるいは竹根を含めて樹木等を取り除く必要がある。これらの伐採工事には、通常の土壌やコンクリート廃材等の除去解砕工事と異なり、樹根、竹根の処理が伴ってくる。この処理は、樹根、竹根を地盤から掘り起こすとともに、これらの掘り起こした樹根、竹根から土壌、石などチッパーでは刃を痛めるものを分離する作業が生じる。
掘り起こしたときに発生する伐採樹木、樹木根、竹根、根株等は、枝葉、根が放射状に張り出している等、形状が特定されていないことに加え、又、根回りには多量の土壌が付着しており、そのままでは解砕処理のし難い被解砕物である。掘り起こされた樹根、竹根等を解砕すること自体は従来から行われており、その方法として、ドラムカッターやハンマーミル等の解砕手段でかじり取りながら解砕することが行われている。この解砕技術については他に種々の提案がなされているが、多くの根は石を巻き込んでおり、これを取り除くのに手間がかかる固定的に設置された専用の解砕装置によっている。
その他の解砕装置としては、例えば移動タイプとして、バックホーのアームのアタッチメントとして、地中に深く伸びた根を切る機能を有し果樹木を掘りあげるバケットも用いるもの、或いはバックホーに取り付けられた伐採樹木の切り株除去装置を装備したものも知られている。更に、バケットに設けられたドラムカッターで、廃材を小片に破砕する木材破砕機、及びこの木材破砕機による木材破砕方法に関する技術も知られている。
本出願人は、木竹系被破砕物の解砕処理のために、バックホーのアーム先端に回転する解砕歯を有するバケットで解砕する技術を提案した(特許文献1参照)。又、選別装置については、土壌の材料を粒度別に篩い選別する一般的な技術が知られている。この選別に伴い振動を与えて篩い選別を行う技術も知られている。また、本出願人は、建設残土等を振動により篩うバイブレーティンググリッドの振動篩い技術や自走式の選別機とその選別技術も提案した(例えば、特許文献2,3参照)。
特願2009−133319号 特開2002−263580号公報 特開2007−301484号公報
これら従来から解砕技術は多く提案されているが、その多くはコンクリート廃材や土石類等の硬質材料に適用されるものであったが、近年は樹木等の軟質材料用の解砕技術が前述の文献で示されるように多く提案され実用化されている。これらの多くの解砕は、山林、竹林等の造成地で伐採した樹木等をチップ化するものである。また、その技術の多くは、ドラムカッターの使用や破砕バケットの使用により解砕させるものである。
しかしながら、木材、根株を破砕することは、解砕対象が軟質のものであることから、樹木根や竹根等は、周囲の各方向に根が伸びたり、根同士が絡まったりしており扱いの難しいものである。又、根の先端側には、細根が多く形成されており、その樹木根や竹根等には、泥、土砂、石が大量に付着し絡み付いていて、処理し難いものであり、更に樹木根や竹根等の形状も一定していない等の問題点もある。このように木竹系の材料は軟質の材料であり、容易に解砕処理することが難しい被解砕物の一つであるということから、従来どおりに解砕処理が容易に行えないものであった。
解砕後も被解砕物から樹木片等を分離選別処理を行うという作業が生じ、現状は、カミカミ(小割り圧砕装置)等で根と泥、土砂とを分離したり、手作業の選別も多く行われている。しかしこのように、軟質の材料であることから、この作業は時間と手間とを要する作業であり、作業者の負担も大きく、コストも高くなるなどの問題点があり、必ずしも効率のよい作業とはいえない状態である。
既存の多くの一貫した解砕処理システムは、コンクリート廃材等のものに対応しており、使用が限定され専用的なものが多く、解砕現場に固定されたものが大半である。これらのものに対し、前述したように木竹系のものは、対象地の多くは山林地帯、又はその近傍であり、その場で処理することが多く、地形に左右され作業性が悪いことから、その目的に合うシステムは開発されていなかった。
このようなことから、林間等の地面のように凹凸の激しい現場であっても、その現場、又はその近傍で、伐採された樹木、竹、或いは掘り出された樹木根、竹根等の解砕処理を容易に行うと同時に、解砕処理された被解砕物を樹木根片、竹根片と泥、土砂との分離処理を容易に行い、各々を分別して回収できる解砕処理システムの開発が望まれている。又、そのシステムは、一貫した処理が同時に行え、簡易で低コストのものが望まれていた。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたもので、下記の目的を達成する。本発明の目的は、伐採された樹木、竹、或いは掘り出された樹木根、竹根等の解砕処理を行うと同時に解砕された被解砕物の樹木根片、竹根片と泥、土砂との分離選別処理をも共に行い、各々の選別された被解砕物を個別に回収できるようにした解砕処理システムを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
本発明1の木竹系被解砕物の解砕処理システムは、木竹系の被解砕物を解砕処理するための解砕処理システムであって、前記木竹系の被解砕物を正逆回転駆動する一対のロータを有し、この一対のロータを回転駆動させる回転駆動装置を有し、前記一対のロータ外周に断面がT字状で、先端側が鋭利な凸部が形成された凹凸状歯部を構成した形状の木竹解砕専用で交換可能な複数の解砕歯を有し、この解砕歯により被解砕物を解砕し下方向に自然落下させる解砕装置と、前記解砕装置の下方向に離間して設置され、被解砕物を篩い体の篩い動作で木竹系解砕片と土壌等の粒体物とに分離選別する選別装置と、からなっている。
本発明2の木竹系被解砕物の解砕処理システムは、本発明1において、前記解砕装置は、前記選別装置と一体的に固定設置される定置解砕装置であることを特徴とする。
本発明の木竹系被解砕物の解砕処理システムは、本発明1において、前記選別装置は、傾斜面を有する篩い体に一定方向の篩い動作をさせ被解砕物を篩うための往復駆動機構であるクランク機構装置を有していることを特徴とする。
本発明の木竹系被解砕物の解砕処理システムは、本発明1において、前記解砕装置は、本体内壁に前記被解砕物の通過が可能に複数のロストルを設けていることを特徴とする。
本発明の木竹系被解砕物の解砕処理システムは、本発明1において、前記選別装置の下部の支柱体内に、選別された粒体物を回収するための回収装置を有していることを特徴とする。
本発明の木竹系被解砕物の解砕処理システムは、本発明1において、前記解砕装置は、前記選別装置上部の支柱体定位置に位置決め固定装置を介して着脱自在に設置される分離型解砕装置であることを特徴とする。
本発明の木竹系被解砕物の解砕処理システムは、本発明1において、前記選別装置を支持する支柱体下部に、装置の移動を可能とする移動部材を設けていることを特徴とする。
本発明の木竹系被解砕物の解砕処理システムは、木竹系被解砕物の解砕処理と選別処理を簡易な構成で同時に行えるようにした。この結果、木竹系被解砕物の処理が短時間で容易に行え、しかもその装置は簡素化され低コスト構成の装置となった。解砕処理そのものも、樹木根、竹根等の細根の多い軟質系の被解砕物等個々の形状が異なる被解砕物を一括して一対のロータの解砕歯で噛み込むようにして取り込み、根をほぐし、高能率に、かつ、容易に解砕片に解砕できる解砕処理装置とすることができた。
又、一対のロータは正逆回転できるため、解砕動作、戻し動作を繰り返すことで、解砕異常が生じてもトラブルなく安全にかつ容易に被解砕物を解砕することができる。更に、解砕された解砕片と、泥、土砂等の粒体物とを容易に分離できる処理装置とすることができた。この解砕片と粒体物とは解砕過程で同時に、分離選別することができる。この結果、能率的に解砕処理と選別処理を同時に行うことができ、かつ解砕片と土壌等の粒体物とを個別に回収ができ、木竹系被解砕物の解砕処理の効率的なシステムとなった。
図1は、本発明の木竹系被解砕物の解砕処理システムの全体図である。 図2は、木竹系被解砕物の解砕処理装置の解砕構成を示す断面図である。 図3は、図2のA−A断面図である。 図4は、図1のB部詳細を示す部分断面図である。 図5は、他の実施の形態を示し、解砕装置を着脱自在の装置とした例の木竹系被解砕物の解砕処理システムの全体図である。 図6は、他の実施の形態を示し、装置を移動可能とする構成の部分図である。
本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。本システムは、基本的に解砕装置1と、この下段に配置された選別装置2とから主として構成されている。本システムは、木竹系の材料を主に現場で解砕と選別を同時に処理する簡易タイプのシステムである。図1は、本発明の解砕装置1と選別装置2を一体的に固定した構成例を示すものであり、システムの全体図である。図2は、解砕装置1の解砕構成を示す部分断面図で、図3は、図2のA−A断面図である。
選別装置2は、解砕装置1の下部にこれと離間して配置されており、本システムの本体フレームである支柱体3により、解砕装置1と一体化し固定されている。選別装置2は篩いタイプのもので、篩われた被解砕物Xの残渣物、即ち解砕片Yは傾斜面を介して下方向に徐々に移動して選別装置2の外に排出され、篩われた粒体物Zは網目を通して下方向に落下する構成になっている。
図4は、選別装置2の篩い動作を行う駆動装置4を部分的に示した部分図である。解砕装置1の上方には、被解砕物である木竹系の材料を投入するためのホッパー5が設けられている。又、解砕装置1は選別装置2より上部に位置しているので、被解砕物の材料をホッパーに投入するため、或いは点検のために作業者が作業できるように地面との間に梯子Cが設けられている。更に、選別装置の下部にはこのシステムを制御する制御装置Dも組み込まれている。
[解砕装置1]
解砕装置1の底部は開放された底部開口部6となっている。この底部開口部6は、ホッパー5側から被破砕物が投入され、解砕装置本体1a内で解砕処理されたとき、解砕された被解砕物Xを排出する排出部となっている。解砕装置本体1aは、概ね外形が箱形状をなしており、この解砕装置本体1aの内壁は耐摩耗性を付与するために硬質材で被覆されている。図2に示したように、一対のロータ軸7(第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7b)が、解砕装置本体1aに軸受により回転可能に設けられ、解砕装置本体1aの外部に配置される2つのロータ駆動装置、即ち第1ロータ駆動装置8aと第2ロータ駆動装置8bにより、一対のロータ軸7はチェーンを介して駆動される。
第1ロータ駆動装置8aは、第1ロータ軸7aの回転駆動を行い、第2ロータ駆動装置8bは第2ロータ軸7bの回転駆動を行う。この2つのロータ駆動装置8a,8bは、電動モータ或いは油圧モータである。このロータ駆動装置8a,8bは正転方向、逆転方向の2方向に回転制御可能なものである。このロータ駆動装置8a,8bは、変速装置(例えば、減速装置)を備えたものであるが、第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bに、それぞれロータ軸7に直結する装置であってもよい。又、Vベルト等を介して一対のロータ軸7を回転駆動する構成のものであってもよい。
この解砕装置本体1aは、底部側も開口されていて前述のように底部開口部6を構成している。解砕装置本体1aの壁部には、軸受である支持部9が設けられ(図3参照)、解砕装置本体1a内部に一対のロータ軸7を支持部9で回転自在に支持している。この一対のロータ軸7は、前述のように中心軸線が相互に平行に対向して配置された第1ロータ軸7aと第2ロータ軸7bで構成されている。
解砕装置本体1aは、前述のように上部に被解砕物の材料取り込み口としてのホッパー5が、底部に被解砕物Xの排出口としての底部開口部6が形成されている。又、解砕装置本体1aの内部は、ロストル10を有し、解砕装置本体1aの壁部等により囲まれた空間により解砕室11を構成している。本実施の形態は、前述のように、第1ロータ軸7aと第2ロータ軸7bに、各々個別に2つのロータ駆動装置8a,8bを配しているが、第1ロータ軸7aと第2ロータ軸7bとは、相互に連結ギヤで連結した構成であってもよい。
この場合は、一対のロータ軸の一方の回転駆動によりこの連結ギヤを介して一対のロータ軸の他方も回転駆動するようになっている。連結ギヤの歯数比を変えることにより一対のロータ軸(2つのロータ軸)の回転比を変えることができる。ロータ駆動装置が作動すると、例えば矢印R1方向(図2に示す反時計回り方向)、矢印R2方向(図2に示す時計回り方向)に、一対のロータ軸7a,7bの各々が同期して回転することになる。
この第1ロータ軸7aと第2ロータ軸7bの外周には、複数の解砕歯12からなる一対の複数の解砕歯12(以下、「一対の解砕歯」と称す。)が着脱自在に設けられている。この実施の形態においては、円周に4つの一対の解砕歯12が各々に等間隔に配置され、この4つの一対の解砕歯12が、第1ロータ軸7aと第2ロータ軸7bの長手方向(軸線方向)に複数列にわたって配置されている。即ち、円周方向に4つ、かつ、軸線方向に複数列配置された複数の一対の解砕歯12がセット単位の形で取り付けられている。
尚、この実施の形態では、円周方向に配置される解砕歯の個数を4個として説明を行っているが、取り込む木竹系の被解砕物の材料状態によっては、他の個数の構成にしてもよい。又、この解砕歯12の個数により、解砕、排出される解砕片の大きさの調整を行うことができる。例えば、解砕片の大きさを小さくする場合には、円周方向に配置する解砕歯の個数を多くするとよい。回転時には第1ロータ軸7aの解砕歯12と第2ロータ軸7bの解砕歯12は、交互に相手解砕歯の間に入り込むようになっている。
又、2つのロータ軸7a,7bの相対回転数が異なるときは、相互に解砕歯12の取り付け位置を長手方向にずらし、回転時の干渉を避けるようにする。この解砕歯12は第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bの支持板14に2本のボルト/ナット13で固定されている。このボルト/ナット13は、被解砕物の解砕処理時に異常な過負荷が生じたときに、この過負荷によるせん断力で破断される強度となる直径のものが使用されている。このように一対のロータ軸7a,7bと一対の解砕歯12とで一対のロータが構成されている。
支持板14間は溝部を構成しており、解砕処理時に、解砕している被解砕物Xが滞留し詰まるおそれがあるのでこれを避けるため、この溝部の被解砕物Xはロストル10により除去するようになっている。解砕歯12は、樹木、根株、廃木材等の被解砕物の材料解砕に適する形状に形成されている。解砕歯12は、図に示するように断面視において略T字形状をなし、フランジ部分12aがロータ軸の外側に張り出し、樹木、根株、廃木材等被解砕物の材料に直接接触し解砕処理する。
このフランジ部分12aは、図示していないが、平面視において第1ロータ軸7a(又は、第2ロータ軸7b)の軸線に対して直交する方向に、複数個について先端側が鋭利な形状になっている凸部が形成された歯部(変形した星形状の歯部)である凹凸状歯部を構成した形状となっている。この凹凸状歯部の凸部は、先端側が、被解砕物へ食い込み可能な鋭利な角度になっている凸部である。
言い換えると、凹凸状歯部は、第1ロータ軸7a(又は、第2ロータ軸7b)の軸線方向と直交する方向に、中央部が一番高い中央凸部、その中央凸部の両端に中央凸部より低い凸部が形成されたものである。即ち、凹凸状歯部は、3つの凸部が形成された凹凸状歯部である。解砕歯12は、各々のロータ軸7a,7bの所定位置に設けられており、解砕処理時の負荷変動が少なくなるように構成されている。
このように構成することで、解砕歯12は捩れたのこぎり歯のような構成になる。又、解砕歯12は、第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bの複数の支持板14に長手方向に角度位置をずらして配置されている。樹木、根株、廃木材等被解砕物の材料は、解砕歯12の凹凸状歯部に触れることにより、押しつぶされると同時に切り裂かれる。又、解砕歯12は、断面視がT字状になっているため、切り裂いた根の裏側に入り込み、根をほぐすような作用もする。
更に、解砕歯12の支持部分の下部は、ロータ軸の支持板14が挿入可能な溝の形成された支持溝形状となっている。解砕歯12は、支持部分の溝が第1ロータ軸7a、及び第2ロータ軸7bの支持板14に挿入された後、ボルト穴に2本のボルトが挿通され、ボルトのねじ部にナットをねじ込むことで固定できる。このことにより、解砕歯12が、第1ロータ軸7a、及び第2ロータ軸7bの支持板14にボルト/ナット13を介して締結される。このボルトは、前述したように解砕歯12に過負荷が生じたとき、このボルトはこの負荷のせん断力で破断する強度に相当する直径のものとしている。
この破断により解砕歯12は、第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bから無傷のまま、又は、解砕処理に影響を与えない軽微な損傷の状態で外れることになる。このボルトの破断で、解砕歯とともに、第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7b、ロータ駆動装置8a,8b、解砕装置本体1a等に損傷が生じることを防止できる。破断したボルトは、新しいボルトに交換し、解砕歯12の再取り付け(再固定)を行えば、元の状態の作業環境にすぐ復帰させることができる。
即ち、メンテナンスが容易であり、メンテナンス時間も短縮でき生産効率を低下させることがない。被解砕物の材料が、ホッパー5から破砕室内のロータ側に投入された場合、投入された被解砕物の材料は、一対のロータ軸7a,7bに設けられた一対の解砕歯12間に押し込まれ、第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bの回転に伴い解砕処理される。即ち、図3において、第1ロータ軸7aは反時計回り方向(矢印R1方向)に、第2ロータ軸7bは時計回り方向(矢印R2方向)に、解砕歯12とともに回転して、被解砕物の材料を解砕する。
解砕された被解砕物Xは、底部開口部6を介して解砕装置本体1a外に排出される。更に、解砕装置本体1aには、第1ロータ軸7a(又は第2ロータ軸7b)の軸線と直交する方向の底部開口部6を挟んだ両側に、ロストル10が設けられている。このロストル10は、第1ロストル10a、第2ロストル10b、大ロストル10cで構成され、板状の硬質部材で、本体の全幅にわたって設けられ、解砕歯12は、これらロストル10の板と板との間を通過するようになっている。
これらの第1ロストル10a、第2ロストル10b、第3ロストル10cは、複数の板を併設させた構成になっていて、この板間の空間が被解砕物X及び解砕歯12の通過路となっている。即ちこれらロストル10は、第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bの支持板14の間を相対的に通過する構成になっている。従って、一対のロータ軸7a,7bの支持板14間等に滞留した被解砕物Xは、これらロストル10の板間を通過することにより除去される。従って、一対のロータ軸7a,7bと一対の解砕歯12からなる一対のロータに、解砕途中の被解砕物X、解砕された解砕片Yが詰まってしまうことは生じない。
次に、解砕方法について説明する。図1に示した本システムは、解砕装置本体1aが選別装置2上に固定された状態になっているので、地面にまとめて置かれた樹木根、竹根等の被解砕物の材料をクレーン等でホッパー5に投入する。被解砕物の材料は、先ず解砕装置本体1aの一対のロータ軸7a,7b間に取り込まれる。第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bを、各々、矢印の方向に回転させる。即ち、図において、第1ロータ軸7aを反時計回り方向(矢印R1方向)に、第2ロータ軸7bを時計回り方向(矢印R2方向)に回転させる。
ホッパー5側にある被解砕物の材料が一対のロータ軸7a,7b側に寄り、被解砕物の材料自重と、一対のロータの前述した回転方向側への回転で生じる噛み込み動作により、被解砕物の材料が一対のロータ軸7a,7bに、各々、固定された一対の解砕歯12に噛み込まれた状態になる。被解砕物の材料は、解砕歯12により解砕処理されるとともに、被解砕物の材料に付着していた泥、土壌が分離される。解砕された被解砕物Xは、樹木根、竹根等の絡まりが解かれ、かつ、ほぐされるとともに細断化されて解砕装置本体1a下方に底部開口部6を介して落下する。このとき被解砕物Xは、解砕片Yと、泥、土壌等の粒体物Zとが混在した状態となっている。
もし、被解砕物Xが一対のロータ等に詰まって、過負荷状態になりそうな場合には、第1ロータ軸7aを時計回り方向に、第2ロータ軸7bを反時計回り方向に回転させる。即ち、第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bを、各々、解砕処理時の回転方向の反対方向に逆回転させた後、再度、第1ロータ軸7aを反時計回り方向(矢印R1方向)に、第2ロータ軸7bを時計回り方向(矢印R2方向)に回転させて解砕処理を行うとよい。又、第1ロータ軸7a、第2ロータ軸7bを、交互に時計回り方向、反時計回り方向の正逆回転方向への回転動作を繰り返すことで更に容易な解砕処理が行える。
前述のように、この解砕装置本体1aは、山林、竹林等の造成地現場、伐採樹木、伐採枝葉を減容する現場等で使用する構成に特化している。又、この解砕装置本体1aは、ホッパー5、底部開口部6、第1ロストル10a、第2ロストル10b、第3ロストル10cとを備えているとともに、一対のロータ(ロータ軸及び解砕歯)を正転、逆転させ広範囲の解砕処理作業を行うことができるようにし、各種解砕処理作業を高能率で行えるようにしている。更に、この解砕装置本体1aは、簡素な構成で低コストになっており、信頼性の高いものとなっている。この解砕装置1で解砕処理された被解砕物Xは、下部方向に自然落下し、下部に設置された選別装置2で、主に木竹系の解砕片Yと主に土壌の粒体物Zとに分離選別され、装置外に排出され回収される。
[選別装置2]
次に、選別装置2について説明する。選別装置2の基本構成は、受け入れる被解砕物Xの台である。この台は傾斜させた構成になっている。この台の傾斜面に沿って篩い網目板(一定の粒度のもののみ通過させるための複数の穴の形成された金属製の網板、図示せず)を有する移動台2aが、固定台2bにその動作方向をローラで規制され傾斜面に沿って往復移動可能に設けられている。固定台2bに対し、網目板を有する移動台2aでの篩い構成の基本形態は公知であるので、細部説明は省略する。
固定台2bには、傾斜上方に位置して回転駆動体15が固定されている。この回転駆動体15の軸端に、プーリ16が固定されている。このプーリ16には回転駆動体15の軸端取り付け部に離間して支持部17が設けられていて、回転駆動体15の軸端の回転動作に伴い、支持部17が偏心した状態で矢印のように回転する。
一方、この支持部17には、コネクティングロッド18の一端が相対的に回動自在に設けられている。又、このコネクティングロッド18の他端は、支軸を介して移動台2aに回動自在に支持されている。従って、回転駆動体15が回転すると、プーリ16の回転に伴いコネクティングロッド18が揺動し往復動作する。即ち、このプーリ16及びコネクティングロッド18は、クランク機構を構成している。このクランク機構により、移動台2aは回転駆動体15の回転動作で、固定台2bのローラ案内部で規制されて往復移動する。
即ち、選別装置2上に落下した移動台2aの被解砕物Xは、この往復動作で篩われることになる。この篩い動作は、往復動作のみの構成としており簡略化を図っている。篩いは被解砕物Xを木竹系の解砕片Yと土壌を主とする粒体物Zに分離するものであるが、木竹系の解砕片Yは軽量であるので、篩い動作で浮き上がり網目板を通さず移動台2aの上方に集合し傾斜面に沿って移動する。比較的重い土壌等の粒体物Zは、移動台2aの下方向に集中し、網目板を介して下方向に自然落下する。
このように一般の場合に適用される土壌の粒度別に選別する場合に比べると、対象物が軽量であるので、この性質を考慮し往復動作のみの篩い方式としたものである。浮き上がった解砕片Yは、篩い動作で徐々に移動台2aの傾斜面に沿って下方向に移動する。移動台2aの下方向端部は、開放状態になっているので、解砕片Yは矢印で示す方向に排出され落下する。落下した解砕片はまとめてボックス等により回収される。
一方、粒体物Zは、移動台2aの網目を通して選別装置2下に自然落下する。選別装置2の下部には、粒体物回収のためのコンベア19が配置されている。このコンベア19は一般的なベルトコンベアであり、落下する粒体物Zを受けて連続的に搬送し、コンベア19上部でこの粒体物Zを排出させ回収する。実施の形態は、回収装置としてコンベア19を設置した構成にしているが、粒体物Zの回収装置としてキャスター付のボックスであってもよい。
[他のシステムの例]
以上説明したように、本発明は木竹系の被解砕物Xを解砕と選別を同時に行って処理するシステムであるが、次に解砕装置に関わる他の実施の形態を説明する。図5に示す例は、解砕装置を選別装置と一体固定の形態に対し、着脱自在の形態としたものである。図5は、解砕装置をバックホー等のバケット20とした場合の例である。解砕装置をバケット20内に組み込んだ場合である。バケット20を適用するバックホーは、パワーショベルと同系統の掘削機であるが、選別装置2を支持している支柱体3上にバケット支持台21を設け、取り付けられたバケット20をこのバケット支持台21に着脱自在に位置決め固定しシステム構成としたものである。
この場合のバケット20は、解砕機能を有するバケットに限定されるが、バケット20の機能は前述の場合と全く同様であって、解砕はバケット20で行い、その解砕された被解砕物をバケット20の下部より選別装置2上に自然落下させ、前述同様の選別動作を行う。解砕機能を有するバケット20について各種の構造を有するものが公知であり、詳述は省略するが、例えば本出願人の発明に係る特開2005−177613号、特許文献1等で示す構成のものを適用する。
即ち、本実施の形態のバケット20は、木竹系被解砕物の材料解砕処理を対象とするもので、上部に被解砕物の材料を取り込み可能な投入開口部が設けられ、底部にも被解砕物Xを排出可能な排出開口部の設けられているタイプのものである。バケット20は、位置決め固定装置であるバケット支持台21の所定位置に位置決め固定される。このバケット20を連続的に使用する場合には、この位置決めされた状態で材料を繰り返し投入すればよい。また、バケット20をバケット支持台21から取り外し新たな材料をバケット20に取り込み再セットを繰り返し連続して作業を行うことも可能である。バケット20の場合は、容量が小さいので大量の被解砕物Xを同時に処理する場合には不向きであるが、現場で応急処置的に適用するのには有効である。
次に、更に他の実施の形態を説明する。この例は、このシステムの構成体を移動可能とするものである。図6は、選別装置2下部の支柱体3にキャスター22を取り付けた部分図である。平地に限定されるが、このキャスター22を取り付けることで、システムの全体装置を任意の位置に移動させることができる。以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこの形態に限定されることはない。本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能なことはいうまでもない。例えば、被解砕物の対象を樹木根、竹根を中心に説明したが、伐採された樹木や竹、廃木材、伐採された枝葉等の被解砕物の材料であってもよいことはいうまでもない。
1…解砕装置
2…選別装置
3…支柱体
4…駆動装置
5…ホッパー
6…底部開口部
7…ロータ軸
8…ロータ駆動装置
9…支持部
10…ロストル
12…解砕歯
14…支持板
15…回転駆動体
16…プーリ
18…コネクティングロッド

Claims (7)

  1. 木竹系の被解砕物を解砕処理するための解砕処理システムであって、
    前記木竹系の被解砕物を正逆回転駆動する一対のロータ(7)を有し、この一対のロータを回転駆動させる回転駆動装置(8)を有し、前記一対のロータ外周に断面がT字状で、先端側が鋭利な凸部が形成された凹凸状歯部を構成した形状の木竹解砕専用で交換可能な複数の解砕歯(12)を有し、
    この解砕歯により被解砕物を解砕し下方向に自然落下させる解砕装置(1)と、
    前記解砕装置の下方向に離間して設置され、被解砕物(X)を篩い体(2a)の篩い動作で木竹系解砕片(Y)と土壌等の粒体物(Z)とに分離選別する選別装置(2)と
    からなる木竹系被解砕物の解砕処理システム。
  2. 請求項1に記載された木竹系被解砕物の解砕処理システムにおいて、
    前記解砕装置は、前記選別装置と一体的に固定設置される定置解砕装置(1)であることを特徴とする木竹系被解砕物の解砕処理システム。
  3. 請求項1項に記載された木竹系被解砕物の解砕処理システムにおいて、
    前記選別装置は、傾斜面を有する篩い体(2a)に一定方向の篩い動作をさせ被解砕物(X)を篩うための往復駆動機構であるクランク機構装置(15)を有していることを特徴とする木竹系被解砕物の解砕処理システム。
  4. 請求項1に記載された木竹系被解砕物の解砕処理システムにおいて、
    前記解砕装置は、本体内壁に前記被解砕物の通過が可能に複数のロストル(10)を設けていることを特徴とする木竹系被解砕物の解砕処理システム。
  5. 請求項1に記載された木竹系被解砕物の解砕処理システムにおいて、
    前記選別装置の下部の支柱体(3)内に、選別された粒体物(Z)を回収するための回収装置(19)を有していることを特徴とする木竹系被解砕物の解砕処理システム。
  6. 請求項1に記載された木竹系被解砕物の解砕処理システムにおいて、
    前記解砕装置は、前記選別装置上部の支柱体(3)定位置に位置決め固定装置(21)を介して着脱自在に設置される分離型解砕装置(20)であることを特徴とする木竹系被解砕物の解砕処理システム。
  7. 請求項1に記載された木竹系被解砕物の解砕処理システムにおいて、
    前記選別装置を支持する支柱体(3)下部に、装置の移動を可能とする移動部材(22
    )を設けていることを特徴とする木竹系被解砕物の解砕処理システム。
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