JP5469883B2 - カード処理装置 - Google Patents

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本発明は、カードゲーム機で使用されるカードや各種施設のチケットなどに使用されるカードなどに対する処理を行うカード処理装置に関する。
従来、蓄光材含有記録用紙に印刷を行うインクジェット記録装置が考えられている(特許文献1参照)。例えば、タクシーなどの車両に装備されて使用されることを想定している。
特許文献1に記載されたインクジェット記録装置は、給紙トレイ上に紫外線含有光源を設け、給紙面上全体を照光できるように構成されている。インクジェット記録装置は、蓄光材含有記録用紙面に、記録時前に光源を用い照光して励起状態としておき、そこにインクジェット印字を行い、印字記録完了する。これにより、排紙されてきたハードコピーは、蓄光材の励起状態による発光により、直ちに視認性の良いものとすることができる。
特開2001−315404号公報
このように従来では、印刷が行われる記録用紙に蓄光材を含有させておくことにより、紫外線を照射することにより励起状態にして発光させて視認性を良くすることができる。
しかしながら従来技術では、蓄光材を発光させることによって視認性を良くすることが目的であるため、印刷開始前に用紙全体に紫外光を照射するだけに過ぎなかった。
本発明は前述した事情に考慮してなされたもので、その目的は、蓄光塗料が塗布されたカードに対して紫外光を照射する照射パターンを制御することにより、任意のパターンでカードに塗布された蓄光塗料を発光させることが可能なカード処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、蓄光塗料が塗布されたカードを搬送路において搬送する搬送機構と、前記カードに記録されたデータを読み取るデータ読み取り手段と、前記データ読み取り手段によって読み取られたデータをもとに、予め決められた処理を実行する処理手段と、前記搬送機構によって搬送される前記カードに対して紫外光を照射する紫外光発光手段と、前記処理手段による処理結果に基づいて、前記紫外光発光手段によって照射される紫外光の照射パターンを制御する照射パターン制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、蓄光塗料が塗布されたカードに対して紫外光を照射する照射パターンを制御することにより、任意のパターンでカードに塗布された蓄光塗料を発光させることができる。
本実施形態におけるカード処理装置として、カードゲーム機10の構成を示すブロック図。 カード搬送ユニット21の搬送機構の概略を示す図。 カード搬送ユニット21の搬送路31を搬送されるカード12と紫外光発光部21eとの対応関係を示す図。 紫外光発光部21eを駆動する照射パターンの一例を示す図。 カードゲーム機10(記憶部25)において予め設定される照射パターンデータ25aの一例を示す図。 本実施形態におけるカードゲーム機10の動作について示すフローチャート。 カード搬送ユニット21におけるカード12の状態を説明するための図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるカード処理装置として、カードゲーム機10の構成を示すブロック図である。図1に示すカードゲーム機10は、例えばゲームセンターなどの遊技施設に設置して使用されるもので、カード12に記録されたデータを読み込み、このデータを用いてゲーム処理を実行するものである。カード12には、例えば磁気的にデータが記録可能となっており、ゲーム内で用いられる各種データ、プレーヤに関するデータ(ニックネームやIDコードなど)、過去のゲーム結果(各種設定データや獲得ポイントなど)などデータが記録される。
本実施形態におけるカードゲーム機10(カード処理装置)で使用されるカード12には、表面に蓄光塗料が塗布されている。蓄光塗料は、紫外光が照射されることにより自発光励起状態となり、紫外光の照射が終了した後も発光状態が継続する。本実施形態のカードゲーム機10は、ゲームで使用されたカード12に対して、ゲーム結果に応じた照射パターンを用いて紫外光を照射することにより、ゲーム結果に応じたパターンで発光するカード12をユーザに提供することができる。
図1に示すように、カードゲーム機10には、制御部20、カード搬送ユニット21、入力部22、表示部23、音声部24、及び記憶部25が設けられている。
制御部20は、カードゲーム機10全体を制御するもので、CPUやメモリなどにより構成される。制御部20は、メモリに記憶された基本プログラム(OS)の他、ゲームを制御するためのゲームプログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。制御部20は、カード搬送ユニット21に設けられた制御基板21aを介して、カード搬送ユニット21に設けられた各機能を制御する。制御部20では、例えばカード搬送制御部20a、読み取り制御部20b、ゲーム処理部20c、及び照射パターン制御部20dの機能が実現される。
カード搬送制御部20aは、カード搬送ユニット21におけるカード12の搬送を制御する。カード搬送制御部20aは、カード搬送ユニット21のモータ駆動部21fを通じて、カード搬送ユニット21の搬送路に沿って配設された複数のカード送りローラ32の回転方向(カード12の搬送方向)及び回転速度を制御する。
読み取り制御部20bは、カード搬送ユニット21において搬送されるカード12に記録されたデータの読み取りを制御する。例えば、カード12に対して磁気的にデータが記録されている場合、読み取り制御部20bは、カード搬送ユニット21に設けられたデータ読み取り部21dによって、カード12に記録されたデータを読み出すための制御を行う。
ゲーム処理部20cは、ゲーム処理を実行するもので、例えば読み取り制御部20bの制御によってカード12から読み取られたデータを用いてゲーム処理を実行する。
照射パターン制御部20dは、カード搬送ユニット21における紫外光発光部21eによって照射される紫外光のパターンを制御するもので、ゲーム処理部20cによるゲーム処理の結果に応じて照射パターンを設定し、この照射パターンに応じて制御基板21aを通じて紫外光発光部21eを駆動する。
カード搬送ユニット21は、制御部20の制御によりゲームに使用されるカード12に対する処理を行うもので、制御基板21a、カード挿入センサ21b、カード端検出センサ21c、データ読み取り部21d、紫外光発光部21e、及びモータ駆動部21fとを有している。
制御基板21aは、カード搬送ユニット21の各機能部を制御するためのプロセッサやメモリなどのユニットが実装されたもので、制御部20との間でデータやコマンドなどを送受信し、制御部20からの指示に応じて、カード搬送ユニット21を構成する各部を制御する。
カード挿入センサ21bは、カード搬送ユニット21の筐体に設けられたカード挿入口30からカード12が挿入されたこと、及び処理済みのカード12が排出されたことを検出するためのセンサである。
カード端検出センサ21cは、カード挿入口30から挿入されたカード12が、カード搬送ユニット21の筐体内部の予め決められた位置まで搬送されたことを検出するためのセンサである。
データ読み取り部21dは、読み取り制御部20bの制御のもとで、カード搬送ユニット21に設けられた搬送路31を搬送されるカード12に記録されたデータを読み取る。カード12に対して磁気的にデータが記録されている場合、データが記録された位置(例えば磁気テープが付された位置)に合わせて、磁気読み取りヘッドが設けられているものとする。
なお、カード12には磁気的にデータが記録されているものとして説明するが、バーコードやQR(Quick response)コードなどによる印刷によってデータが記録されていたり、ICタグをカード12に埋め込むことによりデータが記録されていても良い。印刷によりデータが記録されている場合、データ読み取り部21dは、光学的にコード読み込む機能を有するものとする。またICタグが記録されている場合には、データ読み取り部21dは、例えばRFID(Radio Frequency Identification)の技術を用いて無線通信によりデータを読み取る機能を有するものとする。
紫外光発光部21eは、照射パターン制御部20dの制御のもとで、照射パターン制御部20dにより設定された照射パターンに応じて駆動され、カード搬送ユニット21に設けられた搬送路31を搬送されるカード12に対して紫外光を照射する(詳細を図3に示す)。
モータ駆動部21fは、カード搬送ユニット21に設けられた搬送路31に沿って配設された、カード12を搬送させるための複数のカード送りローラ32を駆動して回転させる。モータ駆動部21fは、カード搬送制御部20aの制御により、カード送りローラ32の回転方向、回転速度を調整することができる。
入力部22は、ユーザによって操作されるボタン、スイッチ、レバーの他、各種センサによる検出を入力して制御部20に通知する。
表示部23は、制御部20の制御によりディスプレイやランプ等による表示を行う。
音声部24は、制御部20の制御によりスピーカからの音声出力、及びマイクからの音声入力を行う。
記憶部25は、制御部20において処理される各種プログラムやデータを記憶するためのもので、基本プログラムやゲームプログラムの他、カード12に対して紫外光を照射する照射パターンを示す照射パターンデータ25aが予め記録されているものとする。照射パターンデータ25aは、例えばゲーム処理部20cによるゲーム処理の結果に応じた複数の照射パターンのそれぞれに応じたデータが含まれているものとする。
図2は、カード搬送ユニット21の搬送機構の概略を示す図である。
カード搬送ユニット21には、カード12を挿入するためのカード挿入口30が設けられており、このカード挿入口30からユニット筐体内部にカード12を搬送させるための搬送路31が形成されている。カード挿入口30の近傍には、搬送路31を挟んで上下に対向する位置にカード挿入センサ21bが設けられている。カード挿入センサ21bは、カード挿入口30からカード12が挿入されたことを検出し、また処理済みのカード12が排出されたことを検出するためのセンサである。
カード挿入センサ21bが設けられた先の搬送路31に沿って複数のカード送りローラ32が設けられている。カード送りローラ32は、搬送路31の上下に対向するように配置されており、カード12に接触しながら回転することにより、カード12を搬送路31において搬送させることができる。カード送りローラ32は、モータ駆動部21fによって順方向/逆方向に回転可能となっている。
また、搬送路31に沿ってデータ読み取り部21dと紫外光発光部21eが設けられている。データ読み取り部21dは、前述したように、カード12から例えば磁気的に記録されたデータを読み取るもので、搬送路31を搬送されるカード12と近接(あるいは接触)する位置に設けられている。紫外光発光部21eは、前述したように、カード12に対して紫外光を照射するもので、搬送路31を搬送されるカード12と近接する位置に設けられている(詳細を図3に示す)。
また、カード搬送ユニット21には、搬送路31の先端部近傍にカード端検出センサ21cが設けられており、カード12が搬送路31の予め決められた位置まで搬送されたことを検出する。カード搬送ユニット21によってカード12の先端部が到達したことが検出されると、データ読み取り部21d及び紫外光発光部21eが設けられた位置を通過するまで、カード12が搬送されたことを判別できるものとする。
図3は、カード搬送ユニット21の搬送路31を搬送されるカード12と紫外光発光部21eとの対応関係を示す図である。
図3に示すように、紫外光発光部21eは、カード搬送ユニット21によるカード12の搬送方向(図3中の矢印によって示す)と垂直な方向に配列された複数の発光素子が設けられている。発光素子は、例えばラインLED(Light Emitting Diode)によって構成されるもので、紫外光を発光することができる。
紫外光発光部21eは、搬送されるカード12の蓄光塗料が塗布された範囲(蓄光塗料の塗布範囲12a)に対して、全面に紫外光を照射可能に構成/配置されているものとする。図3に示すカード12では、全面に蓄光塗料の塗布範囲12aが形成されているため、紫外光発光部21eによって、カード12の全面に対して紫外光を照射可能となっている。これにより、カード12の全面を使って、任意のパターンで発光させることが可能となる。
なお、カード12に対して一部の範囲において蓄光塗料の塗布範囲12aが形成されている場合には、この塗布範囲12aに対して紫外光を照射可能な紫外光発光部21eを設ければ良い。例えば、カード12の右側半分にのみ蓄光塗料の塗布範囲12aが形成されている場合には、カード12の右側半分に対して紫外光を照射可能な紫外光発光部21eを設ければ良い。
図4(a)(b)は、紫外光発光部21eを駆動する照射パターンの一例を示す図である。
カードゲーム機10においては、カード12から読み出したデータを用いたゲーム処理をした結果に応じて、それぞれ異なる照射パターンに応じて紫外光発光部21eを駆動することにより、カード12に塗布された蓄光塗料が発光するパターンを変更することができる。
図5は、カードゲーム機10(記憶部25)において予め設定される照射パターンデータ25aの一例を示す図である。
図5に示すように、照射パターンデータ25aでは、ゲーム処理部20cによって実行されるゲーム処理の結果(A,B,…)のそれぞれに対応して、図4(a)(b)に示すような、照射パターン(パターン1,2,…)が設定されている。また、照射パターンデータ25aでは、さらにゲーム処理の結果(A,B,…)のそれぞれに対応して、紫外光発光部21eから照射する紫外光の照射強度を示すデータを設定しておくことができる。すなわち、紫外光発光部21eから照射する紫外光の照射強度を強くするほど、カード12に塗布された蓄光塗料の発光時間をより長くすることができる。
このため、例えばゲーム処理結果がユーザにとって良い内容であった場合には、カード12において所定のパターンで発光させる時間を長くするなど、状況に合わせてパターンの発光時間を調整することができる。
次に、本実施形態におけるカードゲーム機10の動作について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。図7は、カード搬送ユニット21におけるカード12の状態を説明するための図である。
ユーザは、カードゲーム機10によりゲームをする場合、持参したカード12に記録されたデータをカードゲーム機10によって読み取らせる。ユーザは、カードゲーム機10のカード搬送ユニット21に対して、図7(a)に示すように、カード挿入口30からカード12を挿入する。
図7(b)に示すように、カード12の先端部がカード挿入センサ21bの位置まで到達することで、カード12が挿入されたことが検出されると、制御部20のカード搬送制御部20aは、制御基板21aを介して、モータ駆動部21fによりカード送りローラ32を順方向に回転するように駆動させて、カード12をユニット筐体内に収納する方向に搬送させる(ステップA2)。
また、読み取り制御部20bは、データ読み取り部21dによるカード12に記録されたデータの読み取りを開始させる(ステップA3)。カード12は、カード送りローラ32の回転によって搬送路31を搬送されることにより、図7(c)に示すように、データ読み取り部21dの下部を通過される。これにより、データ読み取り部21dは、カード12に例えば磁気的に記録されたデータを読み取ることができる(ステップA4)。データ読み取り部21dに読み取られたデータは、制御基板21aを介して制御部20に出力される。
さらに、カード送りローラ32が順方向に回転されることにより、図7(d)に示すように、カード12の先端がカード端検出センサ21cの位置まで到達することで、カード端検出センサ21cによりカード12が予め決められた位置まで搬送されたことが検出されると(ステップA5、Yes)、制御部20のカード搬送制御部20aは、モータ駆動部21fによるカード送りローラ32の回転駆動を停止させる(ステップA6)。すなわち、本実施形態におけるカードゲーム機10では、カード搬送ユニット21にカード12を収納した状態でゲーム処理に移行する。
ゲーム処理部20cは、カード12から読み取られたデータを利用してゲーム処理を実行する(ステップA7)。なお、カードゲーム機10において実行されるゲームは、どのような内容であっても良い。
ゲーム処理部20cによるゲーム処理が終了すると、照射パターン制御部20dは、ゲーム処理の結果に応じて、記憶部25に予め用意されている照射パターンデータ25aを参照して、紫外光発光部21eから紫外光を照射する際に用いる照射パターン、及び照射強度を設定する(ステップA8)。
カード搬送制御部20aは、制御基板21aを介して、モータ駆動部21fによりカード送りローラ32を逆方向に回転するように駆動させて、カード12をユニット筐体外に排出する方向に搬送させる(ステップA9)。
一方、照射パターン制御部20dは、ゲーム結果に応じて設定した照射パターンと照射強度に応じて、紫外光発光部21eの発光素子を駆動して紫外光をカード12に対して照射する(ステップA10)。すなわち、カード12が搬送路31において搬送されるタイミングに合わせて、紫外光発光部21eの紫外光の照射対象とする位置の発光素子を駆動することで、カード12に対して照射パターンに応じた領域に紫外光を照射できる。
カード12が搬送路31を搬送されることによりカード12の後端がカード挿入センサ21bにより検出され、紫外光発光部21eを完全に通過したと判別されると、カード搬送制御部20aは、図7(e)に示すように、カード12を排出位置まで搬送させた後に、モータ駆動部21fによるカード送りローラ32の回転を停止させる(ステップA12)。これにより、ユーザは、カード搬送ユニット21からカード12を取り出すことができる。カード搬送ユニット21から取り出されたカード12は、ゲーム処理結果に応じたパターンで発光しているため、ユーザは、単にカード12を回収するだけではなく、どのように発光しているか興味を持ってカード搬送ユニット21から取り出すことができる。
例えば、ゲーム処理によってユーザにとって良い結果(例えば、高得点)が得られた場合には、使用される頻度が少ない(レアな)照射パターンが選択されるものとする。この場合、ユーザは、特別なパターンで発光するカード12を獲得することができるので、カードゲーム機10においてゲームをする挑戦意欲が向上される。
また、ゲーム処理結果に応じてカード12に対して照射される紫外光の照射強度が設定されるので、カード12が発光している時間をも調整される。従って、同様にして、ゲーム処理の結果が良かった場合には、例えば特別に長時間発光するカード12を取得するといったこともできる。
本実施形態のカードゲーム機10では、例えば全面に蓄光塗料が塗布されたカード12を用い、ゲーム処理を実行する毎に異なる照射パターンに応じて紫外光を照射してパターンを発光させるので、同じカード12を何度でも使用することができる。
なお、前述した説明では、紫外光発光部21eから照射される紫外光の照射強度を調整することにより、蓄光塗料の発光時間を調整しているが、紫外光発光部21eによる照射強度が一定である場合、カード12の搬送時間を調整することで、カード12に対する紫外光の照射時間を変えることにより、蓄光塗料の発光時間を調整するようにしても良い。例えば、カード搬送速度を半分にすることにより、紫外光発光部21eから照射される紫外光が照射される時間を倍にすることができる。これにより、紫外光発光部21eによる照射強度が一定であっても蓄光塗料の発光時間を長くすることができる。なお、カードの搬送速度を変化させる場合には、搬送速度に応じて紫外光発光部21eの各発光素子に対する駆動のタイミングを制御することで、搬送速度が変更される前と同様のパターンで紫外光が照射されるようにする。
また、前述した説明では、カード処理装置としてカードゲーム機10を例にしているが、他のカードを取り扱う装置に適用することが可能である。例えば、映画館や劇場などの入場券(カード)に対する処理を行うカード処理装置として構成することができる。この場合、入場券に対して蓄光塗料が塗布されているものとする。例えば、入場時に入場券をチェックするためにカード処理装置を用いる場合において、カード処理装置に挿入された入場券に記録されたデータを読み取ってチェックした後、入場券に対して例えば座席番号に対応する照射パターンによって紫外光を入場券に照射してから排出する。例えば、図4(c)に示すような、座席番号「A−15」であることを表す照射パターンによって、蓄光塗料が塗布された入場券に対して紫外光を照射する。これにより、利用者は、自分の座席番号のパターンにより発光された入場券を受け取ることができるので、薄暗い会場内であっても入場券を見て自分の座席番号を容易に確認することができる。なお、本実施形態におけるカード処理装置は、様々な使用形態が可能であり、前述した以外の使用方法も可能である。
また、カード12に紫外光を照射することで、パターンか発光する時間を調整するとしているが、照射する紫外光の強度を変更することで、カード12のパターンの発光輝度がを調整したり、発光色を変えられるようにしても良い。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…カードゲーム機、12…カード、20…制御部、20a…カード搬送制御部、20b…読み取り制御部、20c…ゲーム処理部、20d…照射パターン制御部、21…カード搬送ユニット、21a…制御基板、21b…カード挿入センサ、21c…カード端検出センサ、21d…データ読み取り部、21e…紫外光発光部、21f…モータ駆動部、22…入力部、23…表示部、24…音声部、25…記憶部、25a…照射パターンデータ、30…カード挿入口、31…搬送路、32…カード送りローラ。

Claims (3)

  1. 蓄光塗料が塗布されたカードを搬送路において搬送する搬送機構と、
    前記カードに記録されたデータを読み取るデータ読み取り手段と、
    前記データ読み取り手段によって読み取られたデータをもとに、予め決められた処理を実行する処理手段と、
    前記搬送機構によって搬送される前記カードに対して紫外光を照射する紫外光発光手段と、
    前記処理手段による処理結果に基づいて、前記紫外光発光手段によって照射される紫外光の照射パターンを制御する照射パターン制御手段とを具備したことを特徴とするカード処理装置。
  2. 前記紫外光発光手段によって紫外光を照射する時間を制御する照射時間制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のカード処理装置。
  3. 前記紫外光発光手段は、
    前記搬送機構による前記カードの搬送方向と垂直な方向に配列された複数の発光素子が設けられ、
    前記搬送機構により搬送されている前記カードに対して、前記照射パターン制御手段により制御された前記照射パターンに応じた発光素子発光させることを特徴とする請求項1記載のカード処理装置。
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