JP3447272B2 - カードゲームシステム及びカード - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はカードゲームシステ
ム及びカードに関し、特に肉眼で判別し難い状態で機械
読み取り可能な情報を印刷したカード、及びそれを用い
るカードゲームシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】トレーディングカードなどの各種ゲーム
用カードが子供達の人気を集めている。こうしたゲーム
用カードの中には、カードのＩＤ番号が小さく印刷され
ていて、このＩＤ番号を該ゲーム用カードに関連したゲ
ームソフトウェア（ゲーム機）に入力することで、例え
ばカードに印刷されているゲームキャラクタを同ゲーム
ソフトウェアに登場させるようにするなど、ゲームソフ
トウェアに特別な動作をさせることができるようになっ
たものがある。こうしたシステムによれば、ゲーム用カ
ード或いはゲームソフトウェアの遊び方の幅を広げるこ
とができ、ゲームの魅力をさらに高めることができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにゲーム用カードに印刷されたＩＤ番号をゲームソ
フトウェアに入力するのは煩雑である。また、ＩＤ番号
を不正に知り得た者までが、ゲームソフトウェアに特別
な動作をさせることができるようになってしまうという
問題もある。この点、ゲーム用カードにバーコードを印
刷し、それをバーコードリーダによって読み取ってゲー
ムソフトウェアに入力できるようにすれば、こうした問
題をある程度解消することができる。しかしながら、バ
ーコードをゲーム用カードに印刷すると、ゲーム用カー
ドからゲームキャラクタなどの印刷領域が狭まってしま
い、カードのデザイン性を損なうという問題がある。

【０００４】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、デザイン性を損なうことなく情報
を印刷したカード、及び同カードをゲーム用カードとし
て用いたカードゲームシステムを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るカードゲームシステムは、プレイヤが
肉眼で判別し難い状態でゲーム用情報が印刷されている
ゲーム用カードと、前記ゲーム用カードに印刷された前
記ゲーム用情報を読み取り、それをゲーム機に入力する
ためのカードリーダと、を含むことを特徴とする。

【０００６】本発明によれば、ゲーム用カードに例えば
紫外線インク（ブラックランプ（紫外線）をあてると蛍
光を発する特殊インク）などにより肉眼で判別し難い状
態でゲーム用情報が印刷される。ゲーム用情報は例えば
バーコード形式などで印刷される。そして、このゲーム
用情報はカードリーダにより読み取られ、ゲーム機に入
力される。こうすれば、デザイン性を損なうことなくゲ
ーム用情報をゲーム用カードに印刷することができる。

【０００７】本発明の一態様では、前記ゲーム用カード
は、３辺以上を有し、そのうち少なくとも１辺には、そ
の辺に沿って少なくとも２箇所に前記ゲーム用情報が印
刷されていることを特徴とする。こうすれば、ゲーム用
カードからゲーム用情報をより確実に読み出すことがで
きるようになる。

【０００８】この態様においては、前記ゲーム用カード
の前記少なくとも２箇所は、全て前記ゲーム用カードの
同じ面に位置するようにしてもよいし、前記ゲーム用カ
ードの表面及び裏面に分かれて位置するようにしてもよ
い。

【０００９】また、前記ゲーム用カードの前記少なくと
も１辺に沿う前記少なくとも２箇所には、読み取り方向
が異なるよう前記ゲーム用情報が印刷されるようにして
もよい。こうすれば、いずれの方向に読み取らせたとし
ても、ゲーム用カードから正しくゲーム用情報を読み取
ることができるようになる。

【００１０】或いは、前記ゲーム用カードの前記少なく
とも１辺に沿う前記少なくとも２箇所には、読み取り方
向が同じとなるよう前記ゲーム用情報が印刷されるよう
にしてもよい。こうすれば、読み取りの開始位置がずれ
たとしても、ゲーム用カードから正しくゲーム用情報を
読み取ることができるようになる。

【００１１】また、本発明の一態様では、前記ゲーム用
カードは、３辺以上を有し、そのうち少なくとも２辺に
は、それらの辺に沿ってそれぞれ少なくとも１箇所に前
記ゲーム用情報が印刷されていることを特徴とする。こ
うすれば、ゲーム用カードからゲーム用情報をより確実
に読み出すことができるようになる。

【００１２】この態様においては、前記ゲーム用カード
の前記少なくとも２辺に沿う前記少なくとも１箇所は、
全て前記ゲーム用カードの同じ面に位置するようにして
もよいし、前記ゲーム用カードの表面及び裏面に分かれ
て位置するようにしてもよい。

【００１３】また、本発明の一態様では、前記ゲーム用
カードには、少なくとも２つの異なる情報が前記ゲーム
用情報として印刷されていることを特徴とする。こうす
れば、読み取り箇所によって異なるゲーム用情報がゲー
ム機に入力されるようになり、ゲームの面白さを増すこ
とができる。

【００１４】また、本発明に係るカードは、３辺以上を
有し、そのうち少なくとも１辺には、その辺に沿って少
なくとも２箇所に肉眼で判別し難い状態で機械読み取り
が可能な情報が印刷されていることを特徴とする。本発
明によれば、例えば紫外線インクなどにより肉眼で判別
し難い状態で情報が印刷される。この情報は例えばカー
ドリーダによって機械的に読み取り可能である。このカ
ードは３辺以上を有し、そのうち少なくとも１辺に沿っ
て少なくとも２箇所に情報が印刷されているので、より
確実にカードから情報を読み取ることが可能となる。

【００１５】また、本発明に係るカードは、３辺以上を
有し、そのうち少なくとも２辺には、それらの辺に沿っ
てそれぞれ少なくとも１箇所に肉眼で判別し難い状態で
機械読み取りが可能な情報が印刷されていることを特徴
とする。本発明によれば、例えば紫外線インクなどによ
り肉眼で判別し難い状態で情報が印刷される。この情報
は例えばカードリーダによって機械的に読み取り可能で
ある。このカードは３辺以上を有し、そのうち少なくと
も２辺に沿ってそれぞれ少なくとも１箇所に情報が印刷
されているので、より確実にカードから情報を読み取る
ことが可能となる。

【００１６】また、本発明に係るカードは、肉眼で判別
し難い状態で少なくとも２箇所に異なる情報が機械読み
取りが可能なよう印刷されていることを特徴とする。本
発明によれば、例えば紫外線インクなどにより肉眼で判
別し難い状態で情報が印刷される。この情報は例えばカ
ードリーダによって機械的に読み取り可能である。この
カードには少なくとも２箇所に異なる情報が印刷されて
いるので、読み取り箇所によって異なる情報を読み出す
ことができるようになり、例えばゲーム用カードなどに
好適な意外性のあるカードとすることができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面に基づき詳細に説明する。

【００１８】図１は本発明の一実施の形態に係るカード
ゲームシステムに用いられるカードリーダの上面図であ
り、図２はその正面図、図３はその右側面図である。ま
た、図４は図３のＡ−Ａ線における断面図であり、図５
は図１のＢ−Ｂ線における断面図である。図５には、カ
ードリーダ１１にゲーム用カード４２を挿入する様子も
示されている。

【００１９】これらの図に示すように、カードリーダ１
１の上面には対向するカード通路壁４６，４８によって
カード通路１４が形成されており、同カード通路１４に
ゲーム用カード４２を通すことができるようになってい
る。カード通路１４の両端にはカード挿入部１０，１２
が設けられており、ゲーム用カード４２を挿入し易いよ
う通路幅が他の部分よりも広く形成されている。同カー
ドリーダ１１にはコントローラケーブル１６の一端が取
り付けられており、図示しない他端にコネクタが取り付
けられていて、周知の家庭用ゲーム機に接続可能となっ
ている。カード通路１４にゲーム用カード４２が通され
ると、そこに印刷されたゲーム用情報が読み取られ、コ
ントローラケーブル１６を介して家庭用ゲーム機に入力
されるようになっている。家庭用ゲーム機ではゲーム用
カード４２の関連ゲームソフトウェアが実行されてお
り、同ソフトウェアによってゲーム用カード４２に印刷
されているゲーム用情報を用いたゲーム処理が実行され
る。なお、ゲーム用情報とは、例えば同カードの種類等
の情報である。

【００２０】カードリーダ１１の筐体内部には基板３０
が取り付けられており、同基板３０にはカード検知用光
センサ１８，２０と、カード検知用投光ＬＥＤ２２，２
４と、情報読み取り用光センサ２６と、紫外線ランプ
（ブラックランプ）２８とが載置されている。カード検
知用光センサ１８とカード検知用投光ＬＥＤ２２はカー
ド挿入部１０に近い位置に対向配置されており、カード
通路壁４６及び４８の対向位置にそれぞれ開設されてい
る小孔３２，３６を通し、カード検知用投光ＬＥＤ２２
から発せられる光がカード検知用光センサ１８によって
検知されるようになっている。そして、ゲーム用カード
４２が小孔３２，３６の前方を通過するとき、カード検
知用投光ＬＥＤ２２からカード検知用光センサ１８に入
射する光が遮られ、それにより同位置にゲーム用カード
４２が存在することが検知されるようになっている。同
様に、カード検知用光センサ２０とカード検知用投光Ｌ
ＥＤ２４はカード挿入部１２に近い位置に対向配置され
ており、カード通路壁４６及び４８の対向位置にそれぞ
れ開設されている小孔３４，３８を通し、カード検知用
投光ＬＥＤ２４から発せられる光がカード検知用光セン
サ２０によって検知されるようになっている。そして、
ゲーム用カード４２が小孔３４，３８の前方を通過する
とき、カード検知用投光ＬＥＤ２４からカード検知用光
センサ２０に入射する光が遮られ、それにより同位置に
ゲーム用カード４２が存在することが検知されるように
なっている。

【００２１】また、カードリーダ１１には図示しない制
御回路が設けられており、同回路により、カード検知用
光センサ１８及びカード検知用投光ＬＥＤ２２のペアに
よってゲーム用カード４２がカード挿入部１０からカー
ド通路１４に差し入れられたこと、又はカード検知用光
センサ２０及びカード検知用投光ＬＥＤ２４のペアによ
ってゲーム用カード４２がカード挿入部１２からカード
通路１４に差し入れられたことが検知されると、紫外線
ランプ２８が点灯するようになっている。紫外線ランプ
２８は点灯してから所定時間後に消灯するようになって
いる。カード検知用光センサ１８及びカード検知用投光
ＬＥＤ２２のペア、又はカード検知用光センサ２０及び
カード検知用投光ＬＥＤ２４のペアによってゲーム用カ
ード４２がカード通路１４から引き抜かれたことが検知
されると、紫外線ランプ２８を消灯させるようにしても
よい。

【００２２】ゲーム用カード４２には図５に示すように
１辺に沿ってゲーム用情報が印刷されている。ゲーム用
情報は、例えば周知のバーコード印刷技術を用い、ゲー
ム用カード４２に印刷することができる。また、ゲーム
用情報は紫外線を照射すると蛍光（可視）を発する特殊
インキ（例えば十条ケミカル株式会社製のコロセルＢＬ
（商標）などの機能性色素インキ）により、肉眼では判
読不能なようにして印刷されている。なお、同図では説
明のためゲーム用情報を可視的に描いている。

【００２３】上述のようにゲーム用カード４２がカード
通路１４に進入すると、紫外線ランプ２８が点灯する。
そして、紫外線ランプ２８から発せられる紫外光は、通
路壁４６に開設された開口４０を通し、カード通路１４
における開口４０の前方まで進入してきたゲーム用カー
ド４２のゲーム用情報を印刷した箇所に照射される。

【００２４】カード用情報の印刷箇所に紫外光が照射さ
れると、上述したインクの特殊機能によってゲーム用情
報（バーコード）が蛍光を発する。この蛍光は情報読み
取り用受光センサ２６によって検知され、その出力は基
板３０に載置された図示しない処理回路により、例えば
２値情報に変換するなどの処理が施され、コントローラ
ケーブルを介して家庭用ゲーム機に入力される。

【００２５】次に、ゲーム用カード４２にゲーム用情報
を印刷するときの印刷箇所について説明する。

【００２６】図６は、最も簡素な態様を示している。同
図に示すゲーム用カード４２では表面に、下辺に沿って
中央より左側にゲーム用情報の印刷箇所５０ａが設けら
れている。印刷箇所５０ａに印刷されるゲーム用情報
は、ゲーム用カード４２の左下隅から下辺中央に向かっ
て読み取り方向が設定されたものである。同図において
矢印はゲーム用情報の読み取り方向を示している（以
下、同じ。）。なお、表面と同様にして、裏面にも印刷
箇所５０ａ（場所は異なってもよい）を設けるようにし
てよい。

【００２７】同図において、ゲーム用情報の印刷箇所５
０ａ以外の箇所には、ゲームキャラクタの絵やそのゲー
ムキャラクタに関する情報など、様々な絵柄や文字が印
刷される。また、絵や文字をゲーム用カード４２の印刷
箇所５０ａに印刷した後、同じ箇所にゲーム用情報を上
書き印刷するのであれば、印刷箇所５０ａにも絵や文字
等を印刷してもよい。

【００２８】次に示す図７は、図６に示す印刷箇所５０
ａに加え、ゲーム用カード４２の表面に、下辺に沿って
中央より右側にゲーム用情報の印刷箇所５０ｂが設けら
れている。印刷箇所５０ｂに印刷されるゲーム用情報
は、ゲーム用カード４２の右下隅から下辺中央に向かっ
て読み取り方向が設定されたものである。同図に示すよ
うに、ゲーム用カード４２の１辺に沿って、読み取り方
向が異なるゲーム用情報を２箇所に印刷するようにすれ
ば、ゲーム用カード４２をカードリーダ１１にいずれの
向きから（カード挿入部１０又は１２のいずれから）進
入させても、正しくゲーム用情報を読み取れるようにな
り、確実にゲーム用情報をゲーム機に入力させることが
できるようになる。このとき、印刷箇所５０ａと印刷箇
所５０ｂとに同じ情報を印刷すると（バーコードの場
合、両者は線対称となる）、ゲーム用カード４２をカー
ドリーダ１１にいずれの向きから進入させても、同じ情
報をゲーム機に入力させることができる。逆に、印刷箇
所５０ａと印刷箇所５０ｂとに異なる情報を印刷する
と、ゲーム用カード４２をカードリーダ１１に差し入れ
る向きにより、異なる情報をゲーム機に入力させること
ができる。例えば、このようにゲーム用カード４２に異
なる情報が印刷されていることをプレイヤに秘して同ゲ
ーム用カード４２を配布すれば、差入れ方向によってゲ
ーム機に入力される情報が異なるので、カードゲームシ
ステムに意外性を与えることができ、ゲームの楽しさを
増加させることができる。なお、表面と同様にして、裏
面にも印刷箇所５０ａ又は５０ｂのうち少なくとも一方
を設けるようにしてもよい。

【００２９】また、図８に示すように、さらにゲーム用
カード４２の上辺にゲーム用情報の印刷箇所５０ｃ及び
５０ｄを設けるようにしてもよい。こうすれば、ゲーム
用カード４２を逆さまにして上辺がカードリーダ１１の
カード通路１４に通されたとしても、ゲーム用情報を読
み取ることができる。このとき、印刷箇所５０ａ〜５０
ｂには同じ情報を印刷してもよいし、異なる情報を印刷
してもよい。上辺と下辺とで異なる情報を印刷した場
合、ゲーム用カード４２を普通にカードリーダ１１に差
し入れたときと、逆さまに差し入れたときとで、異なる
情報がゲーム機に入力されるようになり、例えばタロッ
トカード占いを題材としたゲームシステムに好適なカー
ドとすることができる。また、図９に示すように、印刷
箇所５０ａと印刷箇所５０ｂに読み取り方向が同じゲー
ム用情報を印刷してもよい。同様に、印刷箇所５０ｃと
印刷箇所５０ｄに読み取り方向が同じゲーム用情報を印
刷してもよい。こうすれば、ゲーム用カード４２を四隅
からカードリーダ１１に進入させなくても、ゲーム用情
報を読み取ることができるようになる。なお、表面と同
様にして、裏面にも印刷箇所５０ａ〜５０ｄのうちいず
れか少なくとも１つを設けるようにしてもよい。

【００３０】さらに、図１０に示すように、ゲーム用カ
ード４２の左辺及び右辺にもそれぞれゲーム用情報の印
刷箇所５０ｅ、５０ｆを設けるようにしてもよい。ま
た、図１１に示すように、左辺及び右辺にも、下辺及び
上辺と同様、ゲーム用情報の印刷箇所を複数（印刷箇所
５０ｅ〜５０ｈ）設けるようにしてよい。この場合も,
表面と同様にして,裏面にも印刷個所５０ａ〜５０ｈの
うちいずれか少なくとも１つを設けるようにしてもよ
い。

【００３１】以上のようにすれば、特殊インキによって
ゲーム用情報がプレイヤの肉眼で判別し難いように印刷
されるので、ゲーム用カード４２のデザイン性を損なわ
ないようにできる。また、ゲーム用カード４２の複数箇
所にゲーム用情報を印刷すれば、肉眼で判別し難くて
も、ゲーム用情報を確実にカードリーダ１１に読み取ら
せることができるようになる。また、１枚のゲーム用カ
ード４２に複数ゲーム用情報を印刷し、そのうちいくつ
かを異なるものとしておけば、読み取り箇所によって異
なる情報をゲーム機に入力できるようになり、ゲーム性
をさらに高めることができるようになる。

【００３２】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではない。

【００３３】例えば、ゲーム用カード４２にゲーム用情
報を印刷するインクは肉眼で判別が困難であるものであ
れば、どのようなものでも利用可能であり、紫外線や赤
外線などの入射光に対して可視又は不可視の蛍光や反射
光を発するインクなど、様々なものが利用可能である。
カードリーダ１１の紫外線ランプ２８及び情報読み取り
用センサ２６はインクの種類に応じて取り替えられる。

【００３４】さらに、ゲーム用カード４２にゲーム用情
報を磁気的に記録するようにしてもよい。この場合、ゲ
ーム用カード４２にゲーム機等からデータ書き込みも可
能となる。こうすれば、例えばロールプレイングゲーム
におけるゲームキャラクタの成長や各種ゲームの進行状
況を記録することが可能となる。また、ゲーム用カード
４２の元々の記録内容を更新することもできる。さら
に、ゲーム用カード４２の使用回数を記録することもで
き、使用回数に制限を設けることも可能となる。

【００３５】また、以上の説明ではゲーム用カード４２
に肉眼での判別が困難な状態でゲーム用情報を印刷する
例を取り上げたが、クレジットカード、会員カード、ポ
イントカードなど、あらゆるカードに本発明は適用可能
である。

【００３６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明では肉眼で
判別し難い状態で情報がカードに印刷されるので、例え
ばゲームなどに用いられる各種カードのデザイン性を損
なわないようにできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施の形態に係るカードリーダの上
面図である。

【図２】 本発明の実施の形態に係るカードリーダの正
面図である。

【図３】 本発明の実施の形態に係るカードリーダの右
側面図である。

【図４】 図３のＡ−Ａ線における断面図である。

【図５】 図１のＢ−Ｂ線における断面図である。

【図６】 ゲーム用カードにおける情報印刷箇所を説明
する図である。

【図７】 ゲーム用カードにおける情報印刷箇所を説明
する図である。

【図８】 ゲーム用カードにおける情報印刷箇所を説明
する図である。

【図９】 ゲーム用カードにおける情報印刷箇所を説明
する図である。

【図１０】 ゲーム用カードにおける情報印刷箇所を説
明する図である。

【図１１】 ゲーム用カードにおける情報印刷箇所を説
明する図である。

【符号の説明】

１０，１２ カード挿入部、１１ カードリーダ、１４
カード通路、１６コントローラケーブル、１８，２０
カード検知用光センサ、２２，２４ カード検知用投
光ＬＥＤ、２６ 情報読み取り用光センサ、２８ 紫外
線ランプ、３０ 基板、３２，３４，３６，３８ 小
孔、４０ 開口、４２ ゲーム用カード、４４ 不可視
バーコード（ゲーム用情報）、４６，４８ カード通路
壁、５０ａ〜５０ｆ 情報印刷箇所（図中、矢印は情報
の読み取り方向である。）。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平８−185313（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−127178（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−205115（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−324995（ＪＰ，Ａ) 特開 平11−34564（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−54811（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−239081（ＪＰ，Ａ) 特開2001−334012（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−48576（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−8269（ＪＰ，Ｕ) 特許2880309（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A63F 1/00 - 13/12 B42D 15/10 G06K 17/00 G06K 19/06

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ４つの辺を有し、所定光を照射すると可
   視光を発する機能性色素インキを用いて、同一面内の少
   なくとも１辺に、当該辺に沿って少なくとも２箇所に、
   読み取り方向が異なるようにしながらゲーム用情報が印
   刷されているゲーム用カードと、 前記ゲーム用カードに印刷された前記ゲーム用情報を読
   み取り、それをゲーム機に入力するためのカードリーダ
   であって、対向する第１カード通路壁及び第２カード通
   路壁によって、前記ゲーム用カードを差し入れ、そのい
   ずれか一辺を通して引き抜くために、その所定面に形成
   されたカード通路と、当該カード通路両端に設けられた
   第１カード挿入部及び第２カード挿入部と、前記第１カ
   ード挿入部及び第２カード挿入部に対応してそれぞれ設
   けられ、前記ゲーム用カードが差し入れられたことを検
   出する光センサと、前記所定光をカード通路内のゲーム
   用カードに照射するために前記第１カード通路壁側に設
   けられるランプ及び、情報読み取り用光センサと、を具
   備し、前記光センサによりゲーム用カードが前記カード
   通路に差し入れられたことが検知されると前記ランプを
   点灯させるカードリーダと、 を含むカードゲームシステム。
2. 【請求項２】 ４つの辺を有し、所定光を照射すると可
   視光を発する機能性色素インキを用いて、同一面内の少
   なくとも１辺に、当該辺に沿って少なくとも２箇所に、
   読み取り方向が同じになるようゲーム用情報が印刷され
   ているゲーム用カードと、 前記ゲーム用カードに印刷された前記ゲーム用情報を読
   み取り、それをゲーム機に入力するためのカードリーダ
   であって、前記ゲーム用カードを差し入れ、そのいずれ
   か一辺を通して引き抜くためにその所定面に形成された
   カード通路と、前記カード通路に、前記ゲーム用カード
   が差し入れられたことを検出する光センサと、前記所定
   光をカード通路内のゲーム用カードに照射するランプ及
   び、情報読み取り用光センサと、を具備するカードリー
   ダと、 を含む カードゲームシステム。