JP4453340B2 - カードホルダ - Google Patents

カードホルダ Download PDF

Info

Publication number
JP4453340B2
JP4453340B2 JP2003373460A JP2003373460A JP4453340B2 JP 4453340 B2 JP4453340 B2 JP 4453340B2 JP 2003373460 A JP2003373460 A JP 2003373460A JP 2003373460 A JP2003373460 A JP 2003373460A JP 4453340 B2 JP4453340 B2 JP 4453340B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
rectangular
sleeve
game
cards
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003373460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005104121A (ja
JP2005104121A5 (ja
Inventor
裕輝 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Corp
Sega Games Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sega Corp, Sega Games Co Ltd filed Critical Sega Corp
Priority to JP2003373460A priority Critical patent/JP4453340B2/ja
Publication of JP2005104121A publication Critical patent/JP2005104121A/ja
Publication of JP2005104121A5 publication Critical patent/JP2005104121A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4453340B2 publication Critical patent/JP4453340B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、遊戯装置に使用する遊戯カードを収納するとともに、該遊戯装置に該遊戯カードに記録されたデータを入力するための遊戯カードを収納するカードホルダに関する。
遊戯用カードとしてトランプカードが一般的であり、近年ではトレーディングカードなどの各種遊戯用カードが大人を中心に人気を集めている。
トレーディングカードの中には、所謂レアカードと称されるその中に1枚あるかないかの僅かしか存在しないカードがあり、希少価値があるカードとされている。
そのため、使用にあたり傷等をつけないようにカードスリーブと呼ばれるビニールケースに一枚ずつ入れて大事に取り扱われるのである(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、カード類を収納する場合に、カードケースに厚手の素材を用いるものでは、出し入れが容易なカードケースとして、台座シートと、台座シートに取りつけられて同シートにポケット部を形成するカバーシートよりなり、かつ前記台座シートとカバーシートのうち少なくとも一方は、指を挿入できる程度の窓部と、ポケット部内側に隆起する隆起部を有しているカードケースがある(例えば特許文献2参照。)。
また磁気カード等の複数のカードを携帯に便利なようにするために、1枚ずつカードホルダに入れて、複数枚のカードホルダを扇状に開くようにしたカードホルダが提案されている(例えば特許文献3、4、参照。)。
近年ではトレーディングカードとゲーム機を組合せて遊べるようにしたシステムが登場している。
これは遊戯カードを使用したゲームシステムに用いられる遊戯カードとして、複数の遊戯カードは、各カードを使用してカード遊戯を行うものであって、それの一方面にそれぞれにキャラクタの図柄と能力データが印刷され、異なるキャラクタの図柄が描かれたカード別に、少なくとも当該キャラクタの識別コードと当該キャラクタの個性を表現するための個性表現データとを幾何学的読出可能に記録し、前記個性表現データが前記外部情報読取手段によって読み取られて、前記ゲーム機によるゲームに使用される遊戯カードがある(例えば、特許文献6参照。)。
こうした状況を背景に本願出願人から、甲虫の対戦をテーマにした遊戯カードを用いて、カード入力して遊ぶ遊戯装置が発表されている。この遊戯装置では、甲虫をコンピュータグラフィックス技術により、ディスプレイモニター上に映し出し、甲虫をあらゆる角度から動画表示して遊ぶようになっている。
遊戯の内容は、甲虫同士を闘わせるカード格闘ゲームであり、ムシカードとわざカードを組み合わせて、遊戯装置に設けたカードリーダからこれらのカードを入力し、ジャンケン方式で格闘させるもので、本物そっくりに再現された世界の甲虫と、それらが繰り出す必殺技が醍醐味となっている。
わざカードは、打撃わざ、はさみわざ、投げわざを一枚つ全部で三枚まで同時に使え、ムシとは思えないプロレスばりの名前がついたわざで攻撃要素が盛りだくさんで昨今のカブトムシブームを背景にして男児を中心に人気を博している。
この遊戯装置に用いるカードはトレーディングカード同様に裏面は同一の模様であり、表面のみにそのカード特有の絵柄が設けてあり、カードの表裏の左右側辺にはバーコードが印刷してある。
特開2002−62807号公報(第3頁、図1) 特開2000−325128号公報(第3頁、図1) 特開2002−362079号公報(第3頁、図1) 特許第3084019号公報(第5頁、図1) 特開2001−334012(第14頁、図2)
本願出願人の開発した甲虫対戦の遊戯装置では、2人で対戦する場合には、遊戯者は予め自分の持っているカード群の中から最強の組み合わせとなるようにムシカード1枚とわざカード3枚の合計4枚のカードを用意しておき、カードをカードリーダにスキャンするのであるが、対戦相手にどのカードを入力するか見られると、手の内を悟られる恐れがあるのであった。
最強の組合せとするために入力すべきカード4組は事前に決まっており、スキャン時に手の内を対戦相手に悟られることなく、またカードをめることなくいち早く入力することができるカードホルダが望まれており、本願出願人はいろいろ試行錯誤をした。
例えば特許文献1のカードスリーブでは、通常、材質が薄くて、カードリーダに何度もスキャンするうちに損傷してしまうのである。
特許文献2のカードケースでは、材質は不明なものの厚手の材質を用いており、例えば硬質プラスチック製なら、スキャン時に割れてしまう危険があり、何よりも硬質プラスチック製では折り返し部ののりしろ部が大きくとられ、スキャン時にカードリーダの読取センサから外れてしまって読取れないことになりかねないのである。
特許文献3では、カードをスキャンさせる際に、カード入れの回転支点が隅にあるので、カードリーダの左右位置によってはカードホルダを逆さにしなければならず、こうすると対戦相手との同一の操作性とならならず、使いらいのである。
特許文献4では、カードケースのカード挿入口がヒンジの反対側にあり、各カードケースを回転させると、カードが抜け出る可能性がある。何よりこの構成ではカードケースがカードホルダの中で回転しているので、カードケースをスライドさせきってスキャンすることができないのである。
本願出願人は上述した従来技術の課題を踏まえつつ、独自に本願遊戯装置に適用する4
枚組のカードをスキャンさせる遊戯カードホルダの開発を進めることにした。
その条件としてはカードの出し入れや、カードのスキャンの際に、カードは勿論、カードホルダが損傷しないようにする必要がある。本願は上記に記載した課題を解決することを目的として発明された。
本願では上記の目的を達成するために、略長方形のカードを1枚ずつ長手方向から収納するカードスリーブを複数枚重ね合わせたカードホルダであって、前記カードスリーブは、前記カードより若干大きい略長方形状の長方形部及び前記長方形部の長手方向に連接する舌片部を備えた略透明の素材からなる台座部と、前記長方形部と同一大きさであり、前記長方形部の3辺の縁に溶着して前記舌片部方向に開口を形成し、前記長方形部に配した前記カードをカバーする略透明の素材からなるカバー部から構成され、前記舌片部の略中央位置で回転可能に留められた複数枚の前記カードスリーブを回転させた場合に、前記舌片部の上側の左右頂点が重なりあうカードスリーブの前記長方形部に接しない距離にあるカードホルダとした。
これにより、カードスリーブを回転させた際に、カードスリーブの舌片部が重なりあうカードスリーブに収容されている遊戯カードに接することがないので、遊戯カードに引っ掛けることがなく、遊戯カードを傷めることなく、滑らかにカードスリーブを回転させることができる。
さらに本願発明では上記目的を達成するために、略長方形のカードを1枚ずつ長手方向から収納するカードスリーブを複数枚重ね合わせたカードホルダであって、前記カードより若干大きい略長方形状の長方形部及び前記長方形部の長手方向に連接する舌片部を備えた略透明の素材からなる台座部と、前記長方形部と同一大きさであり、前記長方形部の3辺の縁に一体に接着して前記舌片部方向に開口を形成し、前記長方形部に配した前記カードをカバーする略透明の素材からなるカバー部から構成されるカードスリーブと、前記舌片部の略中央位置で複数枚の前記カードスリーブを回転可能に留める留め部を有し、前記舌片部の上側の頂点から前記留め部までの距離が、前記カードスリーブ内に収納された際の前記カードの上辺から前記留め部までの距離よりも短い距離にあるカードホルダとした。これによりカードスリーブを回転させた際に、カードスリーブの舌片部が重なりあうカードスリーブに収容されている遊戯カードに接することがないので、遊戯カードに引っ掛けることがなく、遊戯カードを傷めることなく、滑らかにカードスリーブを回転させることができるのである。
さらに本願発明では上記目的を達成するために、前記したカードホルダにおいて、前記台座部と前記カバー部は前記長方形部の辺近傍に沿って点線状に溶着したカードホルダとした。これによりカードリーダにカードスリーブをスライドさせてスキャンさせる際に、カバー部の溶着部はのりしろを小さくでき、必要最小限にカードをカードリーダのスライド溝の底面から持ち上げるのみで、カードリーダの読取センサから外れることなく、遊戯カードの入力ができる。
さらに加えて、本願発明では上記目的を達成するために、前記したカードホルダにおいて、前記カバー部は前記カードが前記カードスリーブに収納された際に前記長方形部に沿って保持するようにカードの外形寸法より若干内側位置に前記カバー部の表面に線状の小溝を溶着部に並行に設けたカードホルダとした。これにより、カードスリーブに収納されたカードに対し、カバー部がケガキ線から溶着部までの縁部が帯び状になってカードの縁に斜めに一様に当接して押圧する。これにより、カードがカードスリーブに斜めに入ることが防止され、カードスリーブに正確に配置されるのでスキャン時に、カードスリーブの両長辺の何れの側をカードリーダの底面に当接してスキャンしても同一の条件でスキャンでき、正確に読み取れる。
本発明のカードホルダは、遊戯装置に対峙して対戦者同志で中央にあるカードリーダを用いて、手持ちのカードをスキャンしてカードの内容を入力する際に、複数枚のカードをスキャンすることができ、かつカードスリーブを複数枚閉じ合わせてあるのでカードホルダ1つで相手と対戦でき非常に便利であり、またカード自体を保護することができる。
以下、本発明に係る遊戯カードホルダを遊戯装置との関連とともに、その実施形態を図面に示した実施例を参照して詳細に説明する。
図1にはカード入力可能な遊戯装置の一例を示す。図1(A)は正面図であり、図1(B)は側面図である。
遊戯装置1は、高さ130cmほどの縦型の筺体の中央手前に張出した操作卓2を設け、操作卓2の中央にはカードリーダ3がカードを縦方向にスキャンできるように取り付けられている。カードリーダ3の左右両側の操作卓上にはそれぞれ3つの入力ボタン4が設けてある。操作卓2の上側にはディスプレイモニター5が正面向きに筺体に取り付けモニターカバーで覆われている。筺体の下部中央にはカード取り出し口が設けてあり、筺体内のカードベンダーから遊戯カードが払い出されるようになっている。操作卓2の左下にはコインセレクターがあり、カード取り出し口の左側にはキャッシュボックス10がある。さらに操作卓の右下にはスピーカ11があり、ゲーム中の様々な効果音が出力される。
本実施例に係る遊戯カードについて説明する。本遊戯カードはトランプサイズと呼ばれる縦88mmで横63mmのカードである。いずれのカードも厚手の紙製である。
本遊戯装置1が遊戯時にカード取り出し口に払い出すカードには2種類あり、ムシの種類そのものを表す「ムシカード」と、ムシの種類に関係なく、ムシが繰り出す技を表す「わざカード」とがある。
図2にはムシカードの一例を示し、ムシカードのなかのカブトムシのカードである。
図2(A)はムシカードの表面である。ムシカード20の裏表の両長辺側の四つの長辺にはそのカード固有の同一のバーコード21が印刷されており、そのムシのコードが記録されている。このバーコードの配置は、長辺を床に付けた際に一方の側からみて手前側に引いた際にいずれの側でも同じバーコードの配置となるように印刷されている。カード中央には虫の絵22が描かれ、そのムシのなまえ23や、そのムシの説明がなされている。
カードの上側にはこのカードがムシカードであると記載されており、上左側にはグー,チョキ、パーのいずれかの絵があり、その虫の必殺わざ24を表している。これは打撃、挟み、投げの中で特に攻撃力の大きいわざを示している。さらにバトルデータ25としてそのムシの体力、各わざの攻撃力、テクニックのデータが記載されている。さらに超必殺わざ26が記載されており、右下にはムシの強さ27が数値で記載されている。
カードの下側の短辺に沿って相性早見表28が配されており、6つの小四角が並び、そのうちの一つの小四角に色がついている。
図2(B)は裏面を示しており、バーコード21のバーの内容を除き、いずれのムシカードも同一の模様となっている。内容は表面の説明である。
図3にはわざカードの一例を示す。図3(A)はわざカードの表面である。わざカード30は、ムシカード同様に表裏の両長辺側の四つの長辺にはそのカード固有の同一のバーコード31が印刷されている。このバーコードの配置は、長辺を床に付けた際に一方の側からみて手前側に引いた際にいずれの側でも同じバーコードの配置となるように印刷されている。
カード中央には虫がわざを出している絵32が描かれ、そのわざの名前33やわざの説明がなされている。
カードの上側にはこのカードがわざカードである旨が記載されており、上左側にはグー,チョキ、パーのいずれかの絵があり、そのわざの種類34を表している。これはグーなら打撃、チョキなら挟み、パーなら投げわざを示している。さらにわざデータ35としてそのわざの出し方、破壊力、効き目が記載されている。さらに下にはテクニックデータ36が記載されており、そのわざを出すのに必要なテクニックの条件が記載され、そのテクニック値37が右下に記載されている。
カードの下側の短辺に沿って相性早見表38として、6つの小四角が並んでおり、それぞれの小四角内に、二重丸、丸、三角形が記載されている。この相性早見表38はムシカードの相性早見表28と重ねることで、ムシカードとの相性が判るようになっている。つまりムシカードの相性早見表28の色の付いている小四角がわざカードの相性早見表38の何れの位置にくるかで、相性が二重丸、丸、三角の順に良いことが簡単に判るのである。
図3(B)はわざカードの裏面を示しており、バーコード31のバーの内容を除き、いずれのわざカードも同一の模様となっている。内容は表面の説明である。
ゲームをするには図1に示す遊戯装置1のコインセレクター9に硬貨を入れると、カードがカード払出口7から1枚払出され、ディスプレイモニター5の画面がアドバタイズ画面から切替わり、ゲーム選択画面になる。この選択画面では1人用か2人用かを選択するように案内され、遊戯者はカードリーダ3の左右のいずれかの入力ボタン4を押していずれかを選ぶ。
遊戯は1人用と2人用があり、1人用では遊戯者とコンピュータとの対戦となり、2人用では2人の遊戯者が遊戯装置に対峙して左右に並びジャンケン方式で対戦することになる。いずれのゲームも甲虫のキャラクタ同士を闘わせ、制限時間内に相手の虫の体力を無くすることで、相手を負かしたことになり、勝ちとなる。闘いは虫ことにグー、チョキ、パー、の各攻撃力が異なるので、ジャンケンの読み合いが勝敗を決めることになる。
図4は遊戯装置のカード入力時の正面略図である。画面40はカード入力を促している。
この遊戯装置1は遊戯時に遊戯者の手持ちのカードをカードリーダ3にスキャンさせることで、そのカードに記載されたムシやわざをゲームに用いることができるようになっている。画面では遊戯者側にムシカードをスキャンするように案内表示41(きみのムシカードをスキャンしてね。みどりのカードだよ。)するともとにカード入力の制限時間42が表示されている。
図5は、カードをスキャンしている状態を示す斜視図を示す。遊戯者はカード20を手に持ってカードリーダ3の手前側からカードを斜め横にして手前下側に引きカードをスキャンする。無論、手前側から向側へスキャンしてもよい。
一度に使えるカードは「ムシカード20」1枚と「わざカード30」が3枚までである。遊戯者はこられのカード20、30をカードリーダ3に順次スキャンさせて遊戯装置1に入力させる。両カード20、30の組合せ方により虫の強さが変化する。
二人で対戦する際には、最初の遊戯者がムシカード、わざカードをスキャン後に次の遊戯者がムシカード、わざカードを入力した後、お互いの手の内を紹介する紹介画面となり、お互いのムシ、及び各わざの紹介をして互いに相手の手の内を知ることになる。
図6は遊戯装置での対戦時の正面略図である。
遊戯装置1の操作卓にあるグー、チョキ、パーの入力ボタン4のうち、1つのボタンを押してジャンケンをする。ジャンケンで相手に勝ったなら、そのジャンケンで勝ったわざにより相手の虫を攻撃でき、相手の体力を消耗させることができるのである。
全てのムシは「打撃」、「はさみ」、「なげ」のわの中で特に攻撃力の大きいわざを持っており、それが必殺わざである。
画面40には左右に対戦するムシ43の絵とそのムシの体力メータ44がそれぞれ表示されている。画面下側にはそれぞれのムシの攻撃力(打撃、挟み、投げ)の大きさ45が押しボタンの3つの配置に対応して配置された3つの円の大きさの大小として画面表示されている。ここで攻撃力はカード入力したムシカードとそのわざカードとの相性関係で攻撃力が決まるのである。
攻撃力の大きさ表示45は、グー(打撃)、チョキ(挟み)、パー(投げ)のいずれかのわざを選択した場合の相手に対する攻撃力を示しており、これは、ムシカードの入力時のムシの得意わざにより決まる。そのわざが決まれば、相手のムシの体力メータ44からその攻撃力分、体力を奪うことを示している。
図7は画面に表示される攻撃力の大きさ表示を示す。ここではチョキの円が大きくなっており、この場合は、はさみわざでジャンケンに勝ったら必殺わざが決まり、相手に大きなダメージを与えることを示している。
画面上には相手の攻撃力の大きさ表示45も同時に表示されており、相手の攻撃力と自分の攻撃力を見比べ、相手が何を出すかを考えながら、自分の出す攻撃を入力ボタン4を押して決める。つまり、ここでは、グー、チョキ、パーの何れのかの入力ボタン4を対戦相手に悟られないようして押す。ここで相手にジャンケンで勝てば、その入力した攻撃が相手にできるのである。
負けた場合は、相手の攻撃力に相当する攻撃力を自分の体力メータ44から引かれ、何度かジャンケンを繰り返し、体力メータ44がゼロになると負けとなる。ここは対戦相手がどのわざを出して来るかを見極める駆け引きが重要となる。
相手の入力するムシカード、わざカードの組合せにより、相手が強くてもそれを打ち負かすカードの組合せがあり、相手にどのカードを入力したかは、対戦が始まるまで、悟られないようにすることが肝要となる。特に最初に入力する側がどのムシカードを入力したかが後から入力する側に判ってしまうと、後から入力する側はそれに対抗する必殺わざを有するムシカードを入力することが可能となり、有利になるからである。
そこで、二人で対戦する際には、対戦相手、特に後から入力する者に、何れのカードを入力したかを悟られないようにカードをスキャンする必要がある。
図8に遊戯装置の制御ブロックの一例を示す。制御回路50は、CPU51、プログラムメモリ52、データメモリ53(RAMやフラッシュメモリ)、入力インターフェス54、ディスプレイ回路部55、サウンド回路部56、出力インターフェス57により構成されている。
カードリーダ3は、遊戯者がスキャンする遊戯カード20のバーコードを読取り、入力インターフェス54に供給し、その情報はデータメモリ53に蓄積される。
CPU51はこの情報を基にプログラムメモリ52のプログラムに従ってゲームを進行し、メモリプログラム52に予め記録されている複数の甲虫のキャラクタの中からカードリーダ3でスキャンされたカードに対応する甲虫のキャラクタを選択し、ディスプレイ回路部55に送り、ディスプレイモニター5に映像として出力する。
押しボタン4からのグー、チョキ、パーの操作信号は入力インターフェス54に供給され、これらの操作信号はデータメモリ53に一時保存される。
データメモリ53の所定のメモリアドレスには各種のゲームパラメータを一時保存したり、遊戯者の入力データをバッファリングするための図示しないワーク領域が設定される。
例えば遊戯者の入力データとして、ジャンケン種別選択情報、攻撃オプション設定情報、ムシのダメージ量を表す変数パラメータ値、等が書き込まれる。CPU51では、これらの情報を基にしてジャンケンの判定を行い、ダメージを演算し、プログラムメモリ52に予め登録されているデータをもとにディスプレイ回路部55、サウンド回路部56に生成信号をおくり、それぞれディスプレイモニタ5、スピーカ11に出力信号を出す。これよってモニターディスプレイ5では戦闘場面を動画表示し、体力メータ44のレベルを変えながらゲームを進行するである。
図9には、本願の遊戯カードホルダを示す。図10は、カードホルダにカードを収納した状態を示している。さらに図11はカードホルダに二枚目のカードを収納する状態を示す。
遊戯カードホルダ80は4枚1組のカードスリーブ81から構成され、各カードスリーブ81の上方中央でハトメ82により回動自在に留められている。
カードスリーブ81は、台座部83とカバー部84から構成され、台座部83にカバー部84が袋状に構成され、遊戯カード(ムシカード20またはわざカード30)が収納できるようになっている。
台座部83は長方形の遊戯カードを1枚つ長手方向から収納できるようになっていて、遊戯カードより若干大きい形状の長方形と、該長方形に連接して該長方形の長手方向中央に台形を設けた舌片とを一体としてある。カバー部84は、前記台座部83に該遊戯カードを配置して該遊戯カードをカバーする前記台座部の長方形と同一の大きさで、該台座部の前記舌片方向のみ開口して袋状に前記長方形の3辺の縁を溶着してある。
台座部83はカードの大きさを包含する長方形とその上側に舌片部として台形を有する腰の強い素材である略透明性を有するポリプロピレン製である。
カバー部84は透明なある程度滑りやすい素材である塩化ビニール製であり、遊戯カードを覆う長方形の上側が緩やかな谷状に開いたV字開部85を有し、さらに長方形の中央から下方にかけて長孔86を有する。この長孔86は収納したカードを取出す際に指を当ててカードを押し出ようになっている。
図12はカードスリーブの一部拡大図を示す。
カバー部84の左右側辺及び下辺は台座部83の辺に沿って点線で熱着された溶着部87となっている。V字開部85においては、溶着部87が必ずカバー部84の端84aに掛かるようになっている。これより、カバー部84が台座部83から容易に剥がれないようになっている。
ここでは溶着部87が通常では強度を保つために横ミシン目(キャタピラ状)で接着するのであるが、縦ミシン目(点線状)としたことで、溶着部87ののりしろの幅を狭くすることに成功している。
図13は各カードスリーブをハトメで回転させた平面図を示す。
4枚1組のカードホルダは、各カードスリーブを遊戯装置のカードリーダにスキャンさせる際に、一枚ずつカードスリーブを回転させて選び出す必要があり、その際に、カードスリーブが重なっているカードスリーブとの摩擦等によりカバー部が剥がれないようしてある。
図13(A)乃至図13(D)ではカードを上から2枚目のカードスリーブ81bに入れるため上側のカードスリーブ81aを反時計方向に回転する状態を示している。
図13(A)では、上側のカードスリーブ81aを45度ほど反時計方向に回した状態を示している。この状態では白い矢印で示す位置で上側のカードスリーブの台座部83の上側の台形の左斜辺83aが下側のカードスリーブのカバー部のV字開部の斜辺85aに対し何ら引っ掛かることなく摺動することができる。
図13(B)では上側のカードスリーブ81aが水平状態になっており、この場合も(A)同様に白い矢印で示すように上側のカードスリーブ81aの台座部の台形の左斜線83aが下側のV字開部の右側斜辺85aに対し引っ掛かることなく摺動している。
さらに図15(C)になると上側のカードスリーブ81aは120度ほど回転している。この状態では白い矢印が示すように上側のカードスリーブの台座部の台形の左斜辺83aは下側のカードスリーブのカバー部のV字開部の右端85bを超えており、この位置では下側のカードスリーブ81bにカード20を入れられる最小回転角度になっている。
次に図13(D)ではさらに上側のカードスリーブ81aを150度ほど回転させている。この状態まで来ると、下側のカードスリーブ81bに楽にカードを収納することが可能な位置である。
次に(D)に示す状態から逆に(A)の状態へ逆回転させる場合について説明する。(C)の状態では、上側のカードスリーブの台座部の台形の右上頂点83bが収納されているカードの上辺20aに掛かって食い込むことない距離Lbで回転している。さらに上側のカードスリーブの台座部83が下側のカードスリーブのカバー部の右側の溶着部の端面87bに当接しても端面87bが確実に溶着されているので、V字開部85がめくり上がることがない。
さらに(B)の状態に時計廻りに上側のカードスリーブ81aを回転させても、上側のカードスリーブの台座部の台形の左斜辺83aは下側のカードスリーブのV字開部の右斜辺85aを摺動して回転し、収納されているカードの上部20aに引っ掛かることがないのである。この状態は(A)の状態になっても同様である。
図14は、上側のカードスリーブの連続した回転状態を示す。この図から判ることはハトメ82の位置から、下側のカードスリーブのV字開部の溶着部87の端部87aまでの距離Laが常にV字開部85の外側を摺動回転している(点線の円で示す)ので、V字開部85を回転の際に掘り起こして引っ掛けることなくスムーズに回転する。さらに図13()で示すようにハトメ82から台座部の台形の頂点までの距離Lbが、ハトメ82から収納されているカードの上側までの距離Lcよりも短いので、回転の際に台座部の台形部の頂点が収納されているカード20に掛かることが無くスムーズに摺動回転出来るのである。
上記説明ではカードスリーブの台座部の上側を台形として説明してあるが、カードスリーブを回転させる際に上記した条件をクリアするものであれば、カードスリーブの台座部の上側の舌片部は台形状から略半円状から三角形状の範囲であればよい。
またカバー部のV字開部85は収納したカードを引き出すのに都合がよいようにしてあるが、長孔86で押し出すことでも対応できるのでカードの上側が露出している必要がなければ、水平であっても差し支えはない。
図15はカードスリーブの横縦断面図を示す。図15(A)はカードを入れる前の断面であり、図1(B)はカードを入れた状態の端部の拡大断面図である。
カバー部84の表面で溶着部87の内側には図12に示すように溶着部に並行でカードの外形の縁の内側になる位置にケガキ線88が設けてあり、カバー部84の厚さ方向に対し、小溝が設けてある。
図15(B)に示すようにカードがカードスリーブに挿入されると、カード20の厚みでカバー部84は台座部83から離れ、その際にはケガキ線88による小溝が外側に向かって開き、ケガキ線と溶着部87との間のカバー部の縁部84bにてカードの縁20aを押さえことになる。このケガキ線88は、カバー部84の左右下側にあるので、カードを定位置で固定することが可能となり、カードスリーブ内のカード20の収納位置が左右に偏らず、斜めにならずにカードスリーブの中央位置にカードを固定する働きをする。
これにより、カードスリーブ81に収納された遊戯カード20に対し、カバー部84がケガキ線から溶着部までの縁部84bが帯び状になってカードの縁20aに斜めに一様に当接して押圧するので、遊戯カード20がカードスリーブ81に斜めに入ることが防止され、カードスリーブ81に正確に配置されるのでスキャン時に、カードスリーブの両長辺の何れの側をカードリーダの底面に当接してスキャンしても同一の条件でスキャンでき、正確に読み取れるのである。
さらに、カードを収納する際に、ケガキ線88がカバー部84の表面にあることからカバー部のケガキ線88の内側全体が外側(台座部から離れる方向)に向かって浮きやすくなっており、図11に示すようにカードの出し入れが容易にできるのである。
本願のカードホルダは、ムシカード1枚と、わざカード3枚の1組4枚で使用するのであり、各遊戯者毎に自分の手持ちの多数のカードの中から予めお気に入りの組合せが存在しており、毎回、カードを入れ替えるということはない。
また遊戯者同志で対戦する際には、遊戯装置1のカードリーダ3に入力する際に対戦相手にどのカードを入力中かを見せることは相手に自分の手の内を事前に知られることになるので、常に対戦相手にはカードの裏側を見せながらスキャンすることが必要である。スキャンする順番が後からであっても、自分が何を入力するかを相手に知らせることは、その分対戦者に対策を考える時間を与えることになるので好ましくない。
従って、カードホルダには、カードの表面を揃えて収納しておき、遊戯装置の右側ではカードホルダのカードの表面を右側にしてスキャンすると相手にカードの表面が見えず、あるいは左側の席では、カードホルダのカードの表面を左側にしてスキャンすると相手にカードの表面が見えないのである。この場合、カードホルダは左右が逆になるのであり、その場合でもカードのハトメがカードホルダの舌片部の中央にあるので、使わないカードを直角位置にしてスキャンする際に同一条件となるのである。
図16はカードホルダに入れたカードをスキャンする状態を示している。この場合には自分のスキャンするカード1枚と他の3枚のカードを選り分けて、選んだカードスリーブ1枚と他のカードスリーブ3枚をハトメ82で回転させて略直角位置にしてカードリーダのスキャンの際に邪魔にならない位置に他のカードスリーブを動かしておき台座部の台形部を手に持ち、選んだカードのカードスリーブ1枚をカードリーダに通してスキャンする。この際に対戦相手にカードの表面が見えないように遊戯カードホルダ80を持つことが肝要である。
従って、対人におけるカードの入力の際には、最初に入力する左側の遊戯者は右側にいる対戦相手に入力カードの表面を見せないように裏面を相手側にしてカードリーダ3にスキャンする。右側の遊戯者では、同様に側にいる対戦相手に見えないように裏面を左側にしてカードリーダ3にスキャンする。
図17はカードリーダ本体の三面図を示す。図17(A)はカードリーダ本体の平面図であり、(B)は正面図であり、(C)は側面図である。
カードリーダ本体60は、カードを通すためのカード通路溝61が一定の深さで設けられ各端面62に貫通し、ケーブル63により外部に信号を送ることができる。カード通路溝61の溝幅は、両端面62ほど幅が広くなっており、どちら側からでもカードを挿入しやすくなっている。
カードのバーコードはカード通路溝61の底面64にカードの側片を垂直に立ててそのままスライドすることにより、読み取ることができる。この際にカードがカード通路溝の底面64に接して正しい姿勢でスキャンするのであるが、手でカードを持ってスライドさせているので、スキャン時にカードが多少傾いても、各図に示すとおり、各方向の傾きがアルファ、ベータ、シータの範囲内であれば許容される仕様になっている。
図18はカードリーダ本体の内部構造の一例を示す平面図である。基板65に取り付けられたカード検出用光センサ66とカード検出用投光LED67がそれぞれ対となって、カード通路溝に設けた小穴61aを挟んで、カード通路溝61が貫通する各端面近傍に設けられており、カード通路溝61にカードが有ると検出する。何れの端面62からカードが挿入されても検出することができる。
カード通路溝61の中ほど位置の片側壁は開口61bしており、カード通路溝の内側には発光ランプ68と読取用光センサ69が基板65に設けられている。発光ランプ68の光は前記カード検出用光センサ66がカード通路溝にカードがあることを検出している間、前記開口61bからカード通路溝61内に照射される。そしてスキャンされたカードのバーコードに発光ランプ68の光が照射され、その反射光が読取用光センサ69に入力され、基板65の図示しない解析回路にてバーコードのデータをデジタル情報に変換してケーブル63して遊戯装置側の制御回路に解析した出力信号を送信する。
上記説明ではカード検出光センサ66とカード検出投光LED67を2対取り付けてあり、カードがスキャンしている間のみ読取センサを動作させるのであるが、これらは無くても発光ランプ68と読取用光センサ69のみの構成として、発光ランプ68が常時発光し、スタンバイさせるようにしておくことでカードのバーコードが読み取れるようにしてもよい。
図19はカードリーダの内部側面とカードスリーブをスキャンする状態示す。
図20はカードリーダがカードのバーコードを確実に読むためのカードの仕様の一例を示している。
カードスリーブ81に収納したカードのバーコード21の位置はカードスリーブの長辺位置から上側に位置してスキャンされてしまう。この際にカードがカード通溝61に挿入されたのを検出するためのカード検出用センサ67が反応する必要があり、さらにバーコードを検出するための読取センサ69がバーコードを読み取るためには一定の条件がおのずとあり、カードスリーブに装着されたカードがこの条件を満たす必要がある。
バーコードリーダがカードのバーコードを正確に読むためには、カードのバーコードに照射した照射光の反射光が確実に読取センサ69に入力されることが必要である。
従ってカードスリーブ81に収納されたカードのバーコード21の位置がバーコードリーダの読取れる範囲内に治めることが必要であり、本願ではカードスリーブの長辺位置からの距離をカードスリーブの溶着部87の長辺に沿って点線状にしたことで、この範囲に治めることに成功している。勿論、カードスリーブの厚みもカード通路溝の幅の仕様内にまることが必要である。バーコードへ照射された光の反射率もカードスリーブの材質により劣化して分解能の低下を招く要因となる。本願で採用した材質はこの仕様の範囲内になっておりカードスリーブに収容されたカードをスキャンしても何ら問題なく、バーコードを読めるようになっている。
上記説明ではカードスリーブの台座部としてポリプロピレンを用い、カバー部として塩化ビニールを用いている。これらの素材なるものにしたのは、次の理由がある。
例えば、両方を塩化ビニールで作ると、強度が弱く、張りがないので、カードをスキャンする際に曲がってしまって、対戦相手に不用意に他のカードの内容を見られてしまう恐れがあるのである。
また、両方の素材としてポリプロピレンで作ると、強度が強すぎてしまい、カードの出し入れが困難になってしまうのである。
また、両方の素材として厚手のビニール素材を採用すると、透明性はクリアでき、さらに張り合わせの際に溶着部はライン状にして、のりしろの幅を狭くすることが出来るのであるが、カードリーダでスキャンする際に、カードリーダのカード通路溝の硬質樹脂性の壁面をスライドする際にビニール質では粘性があり素早くスキャンできず、操作性に問題が生じてしまうのである。
従って上記した説明では、カードを回転させてスキャンする際に、カードスリーブの台紙が曲がって相手側にカードを見られない様にするために台座部には腰の強い素材のポリプロピレンを採用したが、この材質以外にも同等の効果、すわなち、腰の強さとある程度の透明性を有する素材であればよいのは勿論である。さらにカバー部としてはスキャンする際にスライドさせるので、ある程度滑りやすい素材として塩化ビニールを採用しているが、同等の滑りやすさがあり、ある程度の透明性があれば他の素材でもよいのは勿論である。
カードホルダを複数綴じているので、遊戯カード以外にも銀行カード、磁気カード、JR東日本のスイカ(Suica:登録商標:ICカード)、等の携帯にも便利である。特にSuicaのように非接触式のカードならカードスリーブから取出す手間がいらず、いろんな用途にも適用できる。
カード入力可能な遊戯装置の一例である。 ムシカードの一例である。 わざカードの一例である。 遊戯装置のカード入力時の正面図である。 カードをスキャンしている状態を示す斜視図である。 遊戯装置での対戦時の正面略図である。 画面に表示される攻撃力の大きさ表示である。 本遊戯カードを用いたゲーム装置の制御ブロック図である。 本願の遊戯カードホルダである。 カードホルダにカードを収納した状態である。 二枚目のカードをカードスリーブに収納する状態を示す図である。 カードスリーブの一部拡大図である。 上側のカードスリーブをハトメで回転させた平面図である。 上側のカードスリーブの連続した回転状態を示す図である。 カードスリーブの横縦断面図である。 カードホルダに入れたカードをスキャンする状態を示す図である。 カードリーダ本体の三面図である。 カードリーダ本体の内部構造の一例を示す平面図である。 カードリーダの内部側面とカードスリーブをスキャンする状態示す図である。 カードリーダがカードのバーコードを確実に読むためのカードの仕様の一例を示す図である。
符号の説明
1…遊戯装置
20…ムシカード
30…わざカード
40…画面
50…制御回路
60…カードリーダ本体
80…遊戯カードホルダ
81…カードスリーブ
82…ハトメ
83…台座部
84…カバー部
85…V開部
86…長孔
87…接着部
88…ケガキ線

Claims (4)

  1. 略長方形のカードを1枚ずつ長手方向から収納するカードスリーブを複数枚重ね合わせたカードホルダであって、
    前記カードスリーブは、
    前記カードより若干大きい略長方形状の長方形部及び前記長方形部の長手方向に連接する舌片部を備えた略透明の素材からなる台座部と、
    前記長方形部と同一大きさであり、前記長方形部の3辺の縁に溶着して前記舌片方向に開口を形成し、前記長方形部に配した前記カードをカバーする略透明素材からなるカバー部と、
    から構成され、
    前記舌片部の略中央位置で回転可能に留められた複数枚の前記カードスリーブを回転させた場合に、前記舌片部の上側の左右頂点が重なりあうカードスリーブの前記長方形部に接しない距離にあることを特徴とするカードホルダ。
  2. 略長方形のカードを1枚ずつ長手方向から収納するカードスリーブを複数枚重ね合わせたカードホルダであって、
    前記カードより若干大きい略長方形状の長方形部及び前記長方形部の長手方向に連接する舌片部を備えた略透明の素材からなる台座部と、
    前記長方形部と同一大きさであり、前記長方形部の3辺の縁に一体に接着して前記舌片部方向に開口を形成し、前記長方形部に配した前記カードをカバーする略透明素材からなるカバー部と、
    から構成されるカードスリーブと、
    前記舌片部の略中央位置で複数枚の前記カードスリーブを回転可能に留める留め部と、
    を有し、
    前記舌片部の上側の頂点から前記留め部までの距離が、前記カードが前記カードスリーブ内に収納された場合の前記カードの上辺から前記留め部までの距離よりも短い距離にあることを特徴とするカードホルダ。
  3. 請求項1または2において、前記台座部と前記カバー部は前記長方形部の辺近傍に沿って点線状に溶着したことを特徴とするカードホルダ。
  4. 請求項1または2において、前記カバー部は前記カードが前記カードスリーブに収納された際に前記長方形部に沿って保持するようにカードの外形寸法より若干内側位置前記カバー部の表面に線状の小溝を溶着部に並行に設けた、ことを特徴とするカードホルダ。
JP2003373460A 2003-09-26 2003-09-26 カードホルダ Expired - Fee Related JP4453340B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003373460A JP4453340B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 カードホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003373460A JP4453340B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 カードホルダ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005104121A JP2005104121A (ja) 2005-04-21
JP2005104121A5 JP2005104121A5 (ja) 2006-11-09
JP4453340B2 true JP4453340B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=34544128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003373460A Expired - Fee Related JP4453340B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 カードホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4453340B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311965A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Sega Corp カードフォルダ
JP4916287B2 (ja) * 2006-11-27 2012-04-11 株式会社タイトー カード移動用ハードスリーブ
JP5332433B2 (ja) * 2008-09-17 2013-11-06 株式会社セガ 情報読み取り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005104121A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI235081B (en) Game card for game system using a game machine
US7128651B2 (en) Card game for displaying images based on sound recognition
US7118482B2 (en) Game system using game cards and game machine
JP2003236032A (ja) 電子ゲーム機と連動可能な収集カード及びその収集カードを使用したゲームシステム
JP2008212208A (ja) ゲーム装置及び仮想カメラの制御方法、並びにプログラム及び記録媒体
JP2008212209A (ja) ゲーム装置、キャラクタ及び仮想カメラの制御方法、並びにプログラム及び記録媒体
JP5325311B2 (ja) ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法、ならびに、プログラム
TWI622421B (zh) Game device
JP2008220914A (ja) ビデオゲーム用遊戯カード
JP5165905B2 (ja) ゲーム装置
JP5658386B1 (ja) ゲーム装置用記録媒体
JP4453340B2 (ja) カードホルダ
JP2008246149A (ja) ゲーム機用記憶媒体
WO2010073868A1 (ja) ゲーム装置
JP2005104121A5 (ja)
FR2663767A1 (fr) Appareil de jeu video et cartouche de memoire associee.
EP2402064B1 (en) Game, method of play, and stackable members such as cards which may be used for a game
US7429214B2 (en) Electronic game with real feel interface
JP2004229836A (ja) カードゲーム用遊技台
JP2000167108A (ja) コイン遊技機
JP2008246242A (ja) ゲームシステム
JP2007075265A (ja) ゲーム機、記憶媒体及びゲーム機本体
JP2004261603A5 (ja)
JP2004261603A (ja) 遊戯カード
JP2008272458A (ja) ゲーム装置、及び、カード束装着ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060926

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees