JP5469328B2 - 印刷制御装置及び印刷制御方法 - Google Patents

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本発明は、印刷制御装置及び印刷制御方法に関するものである。
従来、上位装置としてのホストコンピュータと画像形成装置としてのプリンタとを接続する印刷システムにおいては、ホストコンピュータからプリンタに送られる印刷形式によって表される印刷設定とプリンタにおける推奨印刷設定とが比較され、前記印刷設定と推奨印刷設定とが異なる場合、プリンタからホストコンピュータに印刷設定の変更を促すメッセージが送られるようになっている。したがって、ホストコンピュータの操作者であるユーザは、メッセージが送られると、プリンタの推奨印刷設定に基づいて印刷設定を変更することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−217878号公報
しかしながら、前記従来の印刷システムにおいては、節約モードで印刷を行う場合、印刷設定と推奨印刷設定とが異なるたびにプリンタからホストコンピュータにメッセージが送られるので、そのたびにユーザは印刷設定を変更する必要があり、ホストコンピュータの操作が煩わしい。
また、ユーザがプリンタの各機能を知らずに印刷設定を作成すると、例えば、両面印刷機能を有するプリンタにおいて印刷ジョブについて印刷を行うに当たり、片面印刷機能の印刷設定で印刷が行われることがあり、その場合、用紙、トナー等の消耗品の使用量が多くなってしまう。
本発明は、前記従来の印刷システムの問題点を解決して、消耗品の使用量を少なくすることができる印刷制御装置及び印刷制御方法を提供することを目的とする。
そのために、本発明の印刷制御装置においては、印刷データからユーザ情報及び印刷形式を抽出し、抽出されたユーザ情報によって表されるユーザと、印刷形式によって表される印刷設定とを対応させ、ユーザ履歴として記憶部に記録する抽出部と、連続する複数のユーザ履歴において、所定の印刷設定がすべて同じであるか、又は複数回連続して同じ印刷条件が成立する場合に、消耗品の使用量が少なくなる印刷設定を推奨するメッセージを生成するメッセージ生成部と、生成されたメッセージをユーザに通知する通知部とを有する。
本発明によれば、印刷制御装置においては、印刷データからユーザ情報及び印刷形式を抽出し、抽出されたユーザ情報によって表されるユーザと、印刷形式によって表される印刷設定とを対応させ、ユーザ履歴として記憶部に記録する抽出部と、連続する複数のユーザ履歴において、所定の印刷設定がすべて同じであるか、又は複数回連続して同じ印刷条件が成立する場合に、消耗品の使用量が少なくなる印刷設定を推奨するメッセージを生成するメッセージ生成部と、生成されたメッセージをユーザに通知する通知部とを有する。
この場合、記憶部に記録されたユーザ履歴に基づいて印刷設定の変更を促すメッセージが生成されるので、用紙、トナー等の消耗品の使用量を少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における印刷制御装置のブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態における印刷データの構成を示す図である。
図1において、20は外部装置としての、かつ、上位装置としてのホストコンピュータ、10は該ホストコンピュータ20から印刷データを受信して画像処理を行い、印刷を行うプリンタである。なお、前記ホストコンピュータ20に代えて上位装置としてワークステーションを使用することもできる。
前記印刷データは、図2に示されるように、ユーザID、ユーザネーム等の印刷データを作成した操作者としてのユーザを特定するためのユーザ情報30a、及びNup設定、面設定等の印刷設定を表す印刷形式30bから成るヘッダ部30、並びに実際の印刷内容を表す実印刷データ40aから成るデータ部40によって構成される。前記Nup設定においては、1枚の媒体としての用紙にNページ分の印刷、すなわち、Nup印刷を行うかどうかの設定がされ、本実施の形態においては、1up印刷又は2up印刷を行う設定がされる。また、面設定においては、用紙に対して片面印刷を行うか、又は両面印刷(Duplex印刷)を行うかの設定がされる。
前記プリンタ10は、印刷データを受信するデータ受信部11、第1の記憶部としての、かつ、履歴情報記憶部としてのメモリ12、前記データ受信部11から送られた印刷データからユーザ情報30a及び印刷形式30bを抽出する抽出部としてのユーザ情報/印刷形式抽出部15、前記メモリ12からユーザごとの印刷の履歴を表す履歴情報としてのユーザ履歴を読み出し、該ユーザ履歴に基づいてメッセージを生成するメッセージ生成部13、メッセージを受けてホストコンピュータ20にメールで送信する送信制御部14、前記印刷データに基づいて画像データを生成する印刷制御部16、及び該印刷制御部16から送られた画像データに基づいて印刷を行う印刷部17を備える。
次に、前記ユーザ履歴を参照して印刷設定の変更を促す動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザがホストコンピュータ20を操作することによって、ホストコンピュータ20からプリンタ10に印刷ジョブについて印刷データが送信されると、プリンタ10においてデータ受信部11が印刷データを受信する。続いて、ユーザ情報/印刷形式抽出部15は、受信された印刷データからユーザ情報30a及び印刷形式30bを抽出し、ユーザ情報30aによって表されるユーザと、印刷形式30bによって表される印刷設定とを対応させて、メモリ12の履歴情報テーブルにおけるユーザの記録領域に記録する。なお、履歴情報テーブルにユーザの記録領域がない場合は、特定されたユーザの記録領域を新たに作成する。
次に、前記印刷制御部16は、前記実印刷データ40aに基づいて画像データを生成し、生成された画像データを印刷部17に送り、該印刷部17は、画像データに基づいて印刷を行う。そして、印刷が終了すると、印刷部17は、ユーザ情報に基づいてユーザと、実印刷データ40aによって設定された色設定、印刷枚数(ページ数)等の印刷設定とを対応させて、ユーザ履歴として履歴情報テーブルにおけるユーザの記録領域に記録する。なお、色設定においては、モノクロ印刷(白黒印刷)を行うか、又はカラー印刷を行うかの設定がされ、印刷枚数においては、用紙の枚数が設定される。
続いて、前記メッセージ生成部13の図示されない履歴情報取得処理手段は、履歴情報取得処理を行い、履歴情報テーブルにおけるユーザの記録領域を参照し、該ユーザの記録領域に複数のユーザ履歴、本実施の形態においては、連続する過去3回分のユーザ履歴があるかどうかを判断し、3回分のユーザ履歴がある場合、ユーザ履歴を履歴情報テーブルから読み出す。そして、前記メッセージ生成部13の図示されないメッセージ生成処理手段は、メッセージ生成処理を行い、読み出したユーザ履歴に基づいて推奨される印刷設定を作成し、印刷設定の変更を促すメッセージを生成し、送信制御部14に送る。
該送信制御部14は、メッセージをメールでホストコンピューター20に送信し、推奨される印刷設定をユーザに通知する。なお、前記ホストコンピューター20において、表示部の所定の画面に前記メッセージが表示される。
そして、前記メッセージ生成部13の図示されない履歴情報管理処理手段は、履歴情報管理処理を行い、前記ユーザの記録領域において3回分のユーザ履歴のうちの所定の数のユーザ履歴、本実施の形態においては、最も古い1回目のユーザ履歴を削除し、プリンタ10の動作を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 印刷データを受信する。
ステップS2 ユーザと印刷設定とを対応させて、履歴情報テーブルに記録する。
ステップS3 画像データを生成する。
ステップS4 印刷を行う。
ステップS5 ユーザと色設定及び印刷枚数とを対応させて、履歴情報テーブルに記録する。
ステップS6 履歴情報テーブルに3回分のユーザ履歴があるかどうかを判断する。履歴情報テーブルに3回分のユーザ履歴がある場合はステップS7に進み、履歴情報テーブルに3回分のユーザ履歴がない場合は処理を終了する。
ステップS7 ユーザ履歴をメモリ12から読み出す。
ステップS8 メッセージ生成処理を行う。
ステップS9 ホストコンピュータ20にメッセージを送信する。
ステップS10 最も古い1回目のユーザ履歴を削除し、処理を終了する。
次に、前記メッセージ生成処理について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージ生成処理のサブルーチンを示す第1の図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージ生成処理のサブルーチンを示す第2の図、図6は本発明の第1の実施の形態における基本メッセージの例を示す図である。
まず、メッセージ生成部13の図示されない印刷設定取得処理手段は、印刷設定取得処理を行い、前記履歴情報取得処理において読み出されたユーザ履歴における印刷設定を読み込む。続いて、前記メッセージ生成部13の図示されない印刷設定判断処理手段は、印刷設定判断処理を行い、読み込まれた印刷設定のうちの印刷枚数を読み込み、3回分のユーザ履歴の印刷枚数がすべて1であるかどうかを判断し、3回分のユーザ履歴がすべて1である場合、前記メッセージ生成部13の図示されない推奨印刷設定作成処理手段は、推奨印刷設定作成処理を行い、推奨される印刷設定を作成しない。
また、印刷枚数が複数であるユーザ履歴が1回分でも存在する場合、印刷設定判断処理手段は、複数のユーザ履歴における所定の印刷設定がすべて同じであるかどうかを判断する。そのために、前記印刷設定判断処理手段は、印刷設定のうちのNup設定を読み込み、3回分のユーザ履歴のNup設定がすべて1up設定であるかどうかを判断し、3回分のユーザ履歴がすべて1up設定である場合、推奨印刷設定作成処理手段は、推奨される印刷設定としてNup印刷を行うための印刷設定を作成し、Nupフラグをオンにする。
さらに、印刷設定判断処理手段は、印刷設定のうちの面設定を読み込み、3回分のユーザ履歴の面設定がすべて片面設定であるかどうかを判断し、3回分のユーザ履歴がすべて片面設定である場合、推奨印刷設定作成処理手段は、推奨される印刷設定として両面印刷を行うための印刷設定を作成し、Duplexフラグをオンにする。
そして、印刷設定判断処理手段は、印刷設定のうちの色設定を読み込み、3回分のユーザ履歴の色設定がすべてカラー設定であるかどうかを判断し、3回分のユーザ履歴がすべてカラー設定である場合、推奨印刷設定作成処理手段は、推奨される印刷設定としてモノクロ印刷を行うための印刷設定を作成し、モノクロフラグをオンにする。なお、前記Nupフラグ、Duplexフラグ、モノクロフラグ等によって、推奨される印刷設定が作成されたことを表す印刷設定作成指標が構成される。
次に、前記メッセージ生成部13の図示されないメッセージ作成処理手段は、メッセージ作成処理を行い、Nupフラグがオンであるかどうかを判断し、Nupフラグがオンである場合は、図6に示される基本メッセージ50の可変部分50aに“2up”を挿入することによってメッセージを作成する。また、前記メッセージ作成処理手段は、Duplexフラグがオンであるかどうかを判断し、Duplexフラグがオンである場合は、基本メッセージ50の可変部分50aに“両面印刷”を挿入することによってメッセージを作成する。
さらに、前記メッセージ作成処理手段は、モノクロフラグがオンであるかどうかを判断し、モノクロフラグがオンである場合は、基本メッセージ50の可変部分50aに“モノクロ印刷”を挿入することによってメッセージを作成する。
このようにして、印刷設定の変更を促すメッセージを生成することができる。
続いて、メッセージ生成部13は、生成されたメッセージを送信制御部14に送り、設定されたフラグをすべてオフにし、処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS8−1 印刷設定を読み込む。
ステップS8−2 印刷枚数がすべて1であるかどうかを判断する。印刷枚数がすべて1である場合は、処理を終了する。印刷枚数がすべて1でない場合はステップS8−3に進む。
ステップS8−3 Nup設定がすべて1up設定であるかどうかを判断する。Nup設定がすべて1up設定である場合はステップS8−4に、Nup設定がすべて1up設定でない場合はステップS8−5に進む。
ステップS8−4 Nupフラグをオンにする。
ステップS8−5 面設定がすべて片面設定であるかどうかを判断する。面設定がすべて片面設定である場合はステップS8−6に、面設定がすべて片面設定でない場合はステップS8−7に進む。
ステップS8−6 Duplexフラグをオンにする。
ステップS8−7 色設定がすべてカラー設定であるかどうかを判断する。色設定がすべてカラー設定である場合はステップS8−8に、色設定がすべてカラー設定でない場合はステップS8−9に進む。
ステップS8−8 モノクロフラグをオンにする。
ステップS8−9 Nupフラグがオンであるかどうかを判断する。Nupフラグがオンである場合はステップS8−10に、Nupフラグがオンでない場合はS8−11に進む。
ステップS8−10 可変部分50aに“2up”を挿入する。
ステップS8−11 Duplexフラグがオンであるかどうかを判断する。Duplexフラグがオンである場合はステップS8−12に、Duplexフラグがオンでない場合はS8−13に進む。
ステップS8−12 可変部分50aに“両面印刷”を挿入する。
ステップS8−13 モノクロフラグがオンであるかどうかを判断する。モノクロフラグがオンである場合はステップS8−14に、モノクロフラグがオンでない場合はS8−15に進む。
ステップS8−14 可変部分50aに“モノクロ印刷”を挿入する。
ステップS8−15 メッセージを送信制御部14に送る。
ステップS8−16 すべてのフラグをオフにし、処理を終了する。
次に、履歴情報テーブルの例について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態における履歴情報テーブルの例を示す図である。
図に示されるように、履歴情報テーブルにおいては、ユーザごとに最大で3回分のユーザ履歴が記録され、各ユーザ履歴は、ユ−ザ情報30aに対応させてユーザ履歴の番号、Nup設定、面設定、色設定及び印刷枚数から成る。
次に、メッセージの例について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第1の図、図9は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第2の図、図10は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第3の図、図11は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第4の図、図12は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第5の図、図13は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第6の図、図14は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第7の図、図15は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第8の図、図16は本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第9の図、図17は本発明の第1の実施の形態におけるユーザ履歴の例を示す図である。
図8に示されるように、3回分のユーザ履歴がすべて1up設定である場合、基本メッセージ50の可変部分50a(図6)に“2up”が挿入されたメッセージ1が生成され、図9に示されるように、3回分のユーザ履歴がすべて片面設定である場合、基本メッセージ50の可変部分50aに“両面印刷”が挿入されたメッセージ2が生成され、図10に示されるように、3回分のユーザ履歴がすべてカラー設定である場合、基本メッセージ50の可変部分50aに“モノクロ印刷”が挿入されたメッセージ3が生成される。
また、図11に示されるように、3回分のユーザ履歴がすべて1up設定であり、かつ、片面設定である場合、基本メッセージ50の可変部分50aに“2up、両面印刷”が挿入されたメッセージ4が生成され、図12に示されるように、3回分のユーザ履歴がすべて1up設定であり、かつ、カラー設定である場合、基本メッセージ50の可変部分50aに“2up、モノクロ印刷”が挿入されたメッセージ5が生成される。図13に示されるように、3回分のユーザ履歴がすべて片面設定であり、かつ、カラー設定である場合、基本メッセージ50の可変部分50aに“両面印刷、モノクロ印刷”が挿入されたメッセージ6が生成される。
そして、図14に示されるように、3回分のユーザ履歴がすべて1up設定であり、片面設定であり、かつ、カラー設定である場合、基本メッセージ50の可変部分50aに“2up、両面印刷、モノクロ印刷”が挿入されたメッセージ7が生成される。
また、図15に示されるように、Nup設定、面設定及び色設定のうちのいずれの設定において、3回分のユーザ履歴のうちの一つのユーザ履歴の印刷設定と他の二つのユーザ履歴の印刷設定とが異なる場合、メッセージは生成されない。そして、図16に示されるように、3回分のユーザ履歴の印刷枚数がすべて1である場合、用紙、トナー等の消耗品の使用量が多くなることがないので、メッセージは生成されない。
したがって、例えば、図17に示されるようなユーザ履歴が形成された場合、ユーザ履歴1〜3においては、すべて1up設定であるので、メッセージ1が生成され、ユーザ履歴2〜4においては、Nup設定、面設定及び色設定のうちのいずれの設定においても、一つのユーザ履歴の印刷設定と他の二つのユーザ履歴の印刷設定とが異なるので、メッセージは生成されず、ユーザ履歴3〜5においては、すべて片面設定であるので、メッセージ2が生成される。
このように、本実施の形態においては、前記メッセージ生成部13(図1)において、ユーザごとの印刷の履歴を表すユーザ履歴に基づいて推奨される印刷設定が作成され、作成された印刷設定に基づいてメッセージが生成され、印刷設定の変更が促される。したがって、ユーザはホストコンピュータ20の操作を簡素化することができる。また、用紙、トナー等の消耗品の使用量を少なくすることができる。
また、ユーザ履歴が変更されると、メッセージもそれに対応させて生成されるので、ユーザに常に最適な印刷設定を通知することができる。したがって、用紙、トナー等の消耗品の使用量を一層少なくすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図18は本発明の第2の実施の形態における印刷制御装置のブロック図である。
図において、12は第1の記憶部としての、かつ、履歴情報記憶部としてのメモリ、18は第2の記憶部としての、かつ、メッセージ記憶部としてのメモリである。前記メモリ12においては、ユーザごとの印刷の履歴を表す履歴情報としてのユーザ履歴が、前記メモリ18においては、ユーザごとに、各印刷設定に対応させてあらかじめ作成されたメッセージが記録される。
次に、前記ユーザ履歴に基づいて印刷設定の変更を促す動作について説明する。
図19は本発明の第2の実施の形態における印刷動作を示すフローチャートである。
この場合、前記メッセージ生成部13の前記履歴情報取得処理手段は、履歴情報テーブルにおけるユーザの記録領域を参照し、該ユーザの記録領域に複数のユーザ履歴、本実施の形態においては、連続する過去3回分のユーザ履歴があるかどうかを判断し、3回分のユーザ履歴がある場合、ユーザ履歴を履歴情報テーブルから読み出す。
続いて、前記メッセージ生成部13の図示されないメッセージ判定処理手段は、メッセージ判定処理を行い、メッセージ送信条件が成立するかどうかを判断し、メッセージ送信条件が成立しない場合、処理を終了し、メッセージ送信条件が成立する場合、前記メッセージ生成部13の図示されないメッセージ取得処理手段は、メッセージ取得処理を行い、メモリ18からメッセージを読み出すことによって、印刷設定の変更を促すメッセージを生成し、送信制御部14に送る。
該送信制御部14は、メッセージをメールで外部装置としての、かつ、上位装置としてのホストコンピュータ20に送信し、推奨される印刷設定をユーザに通知する。
続いて、前記メッセージ生成部13の前記履歴情報管理処理手段は、前記ユーザの記録領域において3回分のユーザ履歴のうちの所定の数のユーザ履歴、本実施の形態においては、最も古い1回目のユーザ履歴を削除し、プリンタ10の動作を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 印刷データを受信する。
ステップS22 ユーザと印刷設定とを対応させて、履歴情報テーブルに記録する。
ステップS23 画像データを生成する。
ステップS24 印刷を行う。
ステップS25 ユーザと色設定及び印刷枚数とを対応させて、履歴情報テーブルに記録する。
ステップS26 履歴情報テーブルに3回分のユーザ履歴があるかどうかを判断する。履歴情報テーブルに3回分のユーザ履歴がある場合はステップS27に進み、履歴情報テーブルに3回分のユーザ履歴がない場合は処理を終了する。
ステップS27 メッセージ送信条件が成立するかどうかを判断する。メッセージ送信条件が成立する場合はステップS28に、メッセージ送信条件が成立しない場合はステップS29に進む。
ステップS28 メッセージを読み出す。
ステップS29 ホストコンピュータ20にメッセージを送信する。
ステップS30 最も古い1回目のユーザ履歴を削除し、処理を終了する。
次に、メッセージの判定方法について説明する。
図20は本発明の第2の実施の形態におけるユーザ履歴の例を示す図、図21は本発明の第2の実施の形態におけるメッセージ記憶部に記録されたメッセージの例を示す図である。
この場合、メッセージ生成部13の前記メッセージ判定処理手段は、メモリ18の履歴情報テーブルを参照し、ユーザ履歴を読み出し、3回分のユーザ履歴の印刷枚数がすべて10以上であるかどうかによってメッセージの送信条件が成立するかどうかを判断する。3回分のユーザ履歴の印刷枚数がすべて10以上であり、メッセージの送信条件が成立する場合、前記メッセージ取得処理手段は、メモリ18から印刷枚数が多いときのための、図21に示されるようなメッセージ11を読み出し、メッセージ生成部13の前記メッセージ作成処理手段は、メッセージ11を作成する。
このようにして、印刷設定の変更を促すメッセージを生成することができる。
続いて、前記メッセージ作成処理手段は、生成されたメッセージを送信制御部14に送る。
したがって、例えば、図20に示されるようなユーザ履歴が形成された場合、ユーザ履歴1〜3においては、印刷枚数がすべて10以上であるので、メッセージ11が生成され、ユーザ履歴2〜4及び3〜5においては、少なくとも一つのユーザ履歴の印刷枚数が10以上ではないので、メッセージは生成されない。
このように、本実施の形態においては、各印刷設定に対応させてメッセージがあらかじめ作成され、メモリ18に記録されるので、例えば、消耗品の使用量を少なくするためのメッセージが作成された場合、媒体としての用紙だけではなく、他の消耗品についても使用量を少なくすることができる。
前記各実施の形態においては、メモリ12に記録されたユーザ履歴の印刷設定に基づいてメッセージが生成されるようになっているが、これから印刷を行おうとする現在の印刷ジョブの印刷設定及びメモリ12に記録されたユーザ履歴の印刷設定に基づいてメッセージを生成することができる。
また、前記各実施の形態においては、ホストコンピュータ20からプリンタ10に送信された印刷データに基づいてプリンタ10に配設されたユーザ情報/印刷形式抽出部15及びメッセージ生成部13によって、メッセージが生成され、ホストコンピュータ20に送られるようになっているが、該ホストコンピュータ20において、プリンタ10に送信する前の印刷データに基づいて、ホストコンピュータ20に配設されたユーザ情報/印刷形式抽出部15及びメッセージ生成部13によって、メッセージを生成することができる。
前記各実施の形態においては、画像形成装置としてのプリンタに適用した例について説明しているが、本発明を、複写機、ファクシミリ装置、複合機等に適用することもできる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における印刷制御装置のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における印刷データの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージ生成処理のサブルーチンを示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージ生成処理のサブルーチンを示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態における基本メッセージの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における履歴情報テーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第3の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第4の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第5の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第6の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第7の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第8の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメッセージの例を示す第9の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるユーザ履歴の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における印刷制御装置のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるユーザ履歴の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるメッセージ記憶部に記録されたメッセージの例を示す図である。
符号の説明
12、18 メモリ
13 メッセージ生成部
15 ユーザ情報/印刷形式抽出部
16 印刷制御部
30a ユーザ情報
30b 印刷形式

Claims (5)

  1. (a)印刷データからユーザ情報及び印刷形式を抽出し、抽出されたユーザ情報によって表されるユーザと、印刷形式によって表される印刷設定とを対応させ、ユーザ履歴として記憶部に記録する抽出部と、
    (b)連続する複数のユーザ履歴において、所定の印刷設定がすべて同じであるか、又は複数回連続して同じ印刷条件が成立する場合に、消耗品の使用量が少なくなる印刷設定を推奨するメッセージを生成するメッセージ生成部と、
    (c)生成されたメッセージをユーザに通知する通知部とを有することを特徴とする印刷制御装置
  2. (a)奨される印刷設定の変更を促すメッセージが記録されたメッセージ記憶部を有するとともに、
    (b)前記メッセージ生成部は、前記ユーザ履歴に基づいて推奨される印刷設定への印刷設定の変更を促すメッセージをメッセージ記憶部から取得する請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記抽出部及びメッセージ生成部は上位装置に配設される請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記抽出部及びメッセージ生成部は画像形成装置に配設される請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  5. (a)印刷データからユーザ情報及び印刷形式を抽出し、抽出されたユーザ情報によって表されるユーザと、印刷形式によって表される印刷設定とを対応させ、ユーザ履歴として記憶部に記録し、
    (b)連続する複数のユーザ履歴において、所定の印刷設定がすべて同じであるか、又は複数回連続して同じ印刷条件が成立する場合に、消耗品の使用量が少なくなる印刷設定を推奨するメッセージを生成し、
    (c)生成されたメッセージをユーザに通知することを特徴とする印刷制御方法。
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