JP5465527B2 - 乾式ひげそり器用のシェービング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文による乾式ひげそり器用のシェービング装置に関する。
このタイプのシェービング装置はDE-C 29 49 301により知られている。ここにおいて開示されたシェービング組立体は、一端がコイルばねに支持されるとともに他端が下刃に圧力を付与するベース板を有し、ベース板に固定されたシェービングフォイル(shaving foil)に下刃を接触させている。このシェービング組立体は、シェービング組立体の中央位置において、コイルばねがベース板と下刃との間に垂直方向に設けられるという不利益を有している。この結果、ベース板に対して下刃が移動する際、コイルばねが、垂直方向に最大に圧縮される初期位置を毎回乗り越えながら、左側および右側に移動する。合計で2つのコイルばねが中央位置において最大圧力を下刃に付与するように設けられ、移動した位置では生じる接触圧力が大幅に小さくなっている。このように、フォイルと下刃との間の圧力を常に高く維持するようにはなっていない。また、このシェービング組立体は、振動運動がその方向を変える瞬間に下刃の一端が引き込まれる傾向を有し、その結果、フォイルに対する接触が短い時間の間、完全に失われことがある。
このことにより、本発明は、これらの欠点を回避して、従来タイプではあるが、常に一定の接触圧力で外刃に下刃を確実に係合して摺動するシェービング組立体を提供することを目的とする。この目的は、特許請求の範囲の請求項1の特徴によって得られる。
本発明の解決手段により、振動運動を行っている間、下刃は外刃に対して常に一定に近接して確実に接触する。本発明のようにばねを配置することにより、力の垂直成分と力の接線(tangential)成分とを有する付勢力が、接触領域において常に下刃に作用する。
ばね部材が下刃の長手方向対称面に沿って設けられることが好ましく、このことにより、ばねの付勢力による力の垂直成分を、ひげそりを行っている間、使用者によって与えられれる主荷重の方向に常に向けることができる。
本発明の好ましい実施の形態によれば、2つのばね部材が、各力の接線成分が互いに対抗する関係になるように設けられる。この結果、一方のばね部材が圧縮される間、他方のばね部材は常に解放される。モータまたは駆動トルクによって与えられる駆動力は、移動の実際の方向に関わらず一定に維持され、スムースな操作をもたらす。特に、この実施の形態によれば、外刃と下刃との間の接触領域における接触力の大きさを、下刃の位置に関わらず確実に等しくすることができる。
少なくとも一つのばね部材は、下刃との第1連結点と、外刃に対して固定された第2連結点とを有し、各連結点が操作中に互いに行き過ぎる(overtravel)ことがないことは好都合である。また、ばね部材は圧縮ばね、とりわけコイルばねとして構成されていることが好ましい。
本発明の好ましい実施の形態によれば、外刃はフレームに固定され、ばね部材は、その一端が下刃を支持するとともに、他端がフレームを支持している。このように構成することにより、機能的なカッター装置を前工程で完全に組み立てることができ、その後必要なことは歯車装置および駆動機構に連結することだけである。このような構成は、引込自在なおよび/または揺動自在なシェービング組立体として使用する場合に特に適しており、外刃を支持し、弾性部材によって付勢されるフレームが、乾式ひげそり器のハウジングまたはこのハウジングに連結された構成部材に摺動自在に支持される。このような構造の場合、ばね部材により、外刃と下刃との間を常に確実に係合することができ、この間、弾性部材は使用者によって与えられる接触圧力に応じて引き込み動作を行うか、または揺動動作を行うかを決定する。このことによりひげそりシステムは、操作されるシェービング組立体を把持している間、剃られる皮膚輪郭に最適に追従することができる。これに関連して、本発明の更に有利な構成により弾性部材のばね定数がばね部材のばね定数よりも小さくなっている。下刃と外刃との間の相対的な振動運動は直線運動とすることができるが、回転または揺動運動も可能である。
本発明によるシェービング装置を製造している間、外刃と下刃との間の接触関係を簡単な方法で同じレベルに常に確実に維持するために、本発明の有利な実施の形態においては、ばね部材の連結点のうち少なくとも一つが調整自在なばね台座として構成される。特に、このことはフレームに連結されたばね台座に適用される。この調整を容易に行うために、下刃にばね台座の調整のための肩部が設けられることが好都合である。
本発明は、短い毛と長い毛の両方のカッター組立体に適用可能であることがわかる。このため、本発明による好ましい実施の形態によれば、外刃は多数のブレードを含む下刃に協働するシェービングフォイルを含むように構成される。一方、他の実施の形態によれば、外刃は、多数の切歯を有するブレードとして構成され、下刃に協働する長毛トリマー(long-hair trimmer)のくし部を含むように構成される。
本発明の更なる目的、特徴、利点、および適用可能性が、後述する実施の形態の記述から明らかになる。図に示され、または表された特徴は、単一でまたは組み合わされて使用される場合においても、特許請求の範囲または背景技術に関わることなく、本発明の対象を形成することがわかる。
図1は、乾式ひげそり器の基本構造を示す図である。 図2は、本発明のカッター装置の上面図である。 図3は、本発明のカッター装置の正面図である。 図4は、本発明のカッター装置の側面図である。 図5は、本発明のカッター装置の底面図である。 図6は、下刃を示すシェービング組立体の断面図である。 図7は、図6のシェービング組立体の断面図において、下刃の位置が図6とは異なる図である。 図8は、カッター装置を示す本発明の更なる構造を示す図である。 図9は、図8の本発明の更なる構造において、カッター装置の引込位置が図8とは異なる図である。 図10は、シェービング装置のばね部材の調整工程を示す図である。 図11は、シェービング装置のばね部材の調整工程を示す図である。 図12は、シェービング装置のばね部材の調整工程を示す図である。 図13は、シェービング装置のばね部材の調整工程を示す図である。
図1は、電気モータと、使い捨てまたは再充電可能な電池等とを収納する場合があるハウジング1とを備えた乾式ひげそり器を示す斜視図である。このハウジング1に、電源スイッチが設けられ、さらに比較的長い毛を短くするためのトリマー(trimmer)が設けられる場合もある。モータに連結された駆動部材4がハウジング1の上端から突出している。
シェービングヘッドハウジング5は下刃6を収容し、この下刃6は、振動方向に対して横方向に延びる複数のブレードを有するカッターブロックを含むように構成されている。下刃は、駆動部材4に順に連結されている連結部材7によって保持されている。外刃8は、穴が開けられたフォイルとして構成され、留め具部材10を介してシェービングヘッドハウジングに連結されたフレーム9内に保持されている。このシェービングヘッドハウジング5は、ハウジング1の保持アーム11に順に取り付けられ、X−X軸まわりに揺動運動する。駆動機構が起動すると、下刃6は駆動されてその長手方向軸に沿って振動し、外刃8と協働して穴が開けられたフォイルを通って延びる毛を切断する。このことを達成するために、下刃6は外刃8に係合するように永続的に押し付けられていることが必要である。
モジュール構造として図2乃至図7に示されたシェービング装置は、略矩形状のモジュールフレーム13を有し、このモジュールフレーム13に、カッターブロック15の輪郭に対応してその周りにアーチ状に形成されたシェービングフォイル14が固定されている。カッターブロック15は、コイルばねとして構成された2つの圧縮ばね16、17によってシェービングフォイル14に係合するように押し付けられている。この効果を得るために、圧縮ばね16、17は、モジュールフレーム13の2つの長手方向部材20の間においてブリッジ状に延びて連結されたばね台座18、19に支持され、このことにより、モジュールフレームの端部部材21に略平行になっている。
各ばね台座18、19に、長手方向部材内に設けられた対応する凹部に対して遊びを有する許容差をもって延びる2つの保持腕部22が設けられている。これらは後述する調整工程により配置され、スポット溶接を行うことによって各長手方向部材に堅固に連結される。とりわけ図6において明らかなように、カッターブロック15は、ブレード部25とカッター支持部26とから構成され、このうちブレード部25は、多数のブレードを有し、アーチ状に形成された金属薄板片が横溝を形成するように構成されている。カッター支持部26は、モータがオンになると往復移動して振動運動(図3および図5参照)を行う駆動部材24に連結して係合する取付部23を有している。振動方向は、カッターブロック15の長手方向軸に一致している。
モジュールフレーム13は、ガイドピン28を有するサポート部材27に取り付けられている。このため、図3から明らかなように、ガイドピン28に沿って垂直方向に摺動自在になっている。長手方向に駆動部材24に対して作用する、またはモジュールフレーム13とサポート部材27との間に作用する支持ばね29との組み合わせにより、引込自在なシェービング組立体は常に任意の顔の輪郭に追従するように設けられている。サポート部材27は、揺動自在なシェービングヘッドハウジング5の構成の一部であることが好ましく、このことにより、剃られる皮膚の輪郭に追従することができるよう、引き込まれることかつ揺動することが可能になる。しかしながら、このサポート部材27はハウジング1の構成の一部であってもよい。シェービング組立体の下方向への引込移動は、支持ばね28またはサポート部材27上に設けられたストッパー32の固有の長さ(solid length)によって制限される。当然のことながら、シェービング組立体の上方向への移動は、図示しない適切なストッパーによって制限される。
図6は、本発明のシェービング装置の長手方向断面を示す図であり、ここでは、下刃、すなわちカッターブロック15が中央に位置している。操作中、カッターブロック15はこの中央位置から左側および右側におよそ1.1mm移動し、このことにより下刃の全移動行程はおよそ2.2mmになっている。図7は、左側に移動した下刃を示しており、ここではカッターブロック15すなわちそのカッター支持部26とモジュールフレーム13の左側境界部との間に所定のギャップaが残っている。
長手方向中心面に位置する2つの圧縮ばね16、17は、傾斜して取り付けられ、本実施の形態においては、その上端部は、互いに向き合うように傾斜している。このため、カッターブロック15に連結された各第1連結点30間の距離は、モジュールフレーム13に連結された各第2連結点31間の距離よりも大幅に小さくなっている。直線振動運動がその方向を逆にする瞬間の圧縮ばね16、17の方向については、カッターブロック15の一部の慣性により引き起こされる引込運動が、後端部が逆転した後、相殺される。しかしながら、圧縮ばね16、17の上端が互いに離れて傾斜する逆転された弾性シートも考えられる。
第1連結点30と第1および第2ばね台座18、19に設けられた第2連結点31はいずれも、コイルばねの円筒状の内部スペースにその一部が係合するとともにコイルばねを案内するカップ形状のばね取付部として構成されている。
図7は、振動している間、その行程の外側端に移動した場合のカッターブロック15を示しており、この状態においてでさえも、第1圧縮ばね16の上端部がいまだに内側に向かって傾斜して延びていることが明瞭に示されている。したがって、シェービング装置は、いずれの動作状態においても、カッターブロック上の第1連結点30が各第2連結点31間の距離によって形成されるスペース内に配置されるように形成されている。
中心位置(図6参照)において、水平線と第1圧縮ばね16および第2圧縮ばね17の各長手方向軸線との間の角度は、およそ65°になっている。付勢された圧縮ばね16、17からの2つの力が、ベクトルとして図に隣接して示されており、各ベクトルは、対応する垂直成分および水平成分を有するF1およびF2として表されている。垂直方向における圧縮ばねから生じる合力は、Fとして示され、カッターブロック15とシェービングフォイル14との間の係合する力を表している。図7の外側に移動した状態においては、第1圧縮ばね16の圧縮力は、圧縮されていることにより増大しているが、第2圧縮ばね17の力は減少している。また、モジュールフレーム13またはシェービングフォイル14に対してカッターブロック15が外側に移動したことにより、水平線と各圧縮ばねの長手方向軸線との間の角度が変化する。第1圧縮ばね16についての角度はおよそ75°に増大するが、第2圧縮ばね17の長手方向軸線と水平線との間の角度はおよそ55°に減少する。このことにより、図に隣接して示された力の平行四辺形の力の成分F1およびF2が変化する。力の図から明らかなように、カッターブロック15が外側に移動した位置における力の成分F1およびF2の垂直成分の合計である合力Fは、中心位置にある場合の合力とほぼ等しくなっている。このことは、カッターブロックが振動移動している間はどの位置においても、カッターブロックとシェービングフォイルとの間の係合する力は一定であることを意味している。力の成分F1およびF2の水平成分、すなわち接線成分は常に互いに対抗している。
図8および図9は、シェービングフォイル14と、サポート部材27にガイドピン28を介して設けられ、圧縮ばね16、17によって付勢されたカッターブロック15とを有するモジュールフレーム13の浮上サスペンション(floating suspension)を再び示している。図8は、完全に延びた場合、すなわちサポート部材27とモジュールフレーム13との間の距離が最大となる場合におけるシェービング装置を示している。この場合、カッターブロック15のカッター支持部26の底縁とサポート部材27上に形成されたストッパー32との間の距離は、およそ3mmになっている。モジュールフレーム13は、振動駆動部材24に対して圧力Pを垂直方向に与える支持ばね29によって上方に押圧されている。適度な荷重Lが与えられている場合、シェービング装置は全体として、カッター支持部26の底縁がサポート部材27上に形成されたストッパー32に当接するまで下方向に引き込まれる。モジュールフレーム13が引っ掛かることなくガイドピン28に対して確実に摺動可能とするために、右側のガイドピン28に、これを完全に取り囲むようにガイドリングが取り付けられ、一方、左側のガイドピン28に、その一部分のみを取り囲むガイドフォーク34が設けられている。
図10および図12、並びにそれらの部分拡大図(図11および図13)において、カッターブロック15とシェービングフォイル14との間の遊びの最大量の調整、すなわちカッターブロックの引込移動の制限が詳細に示されている。図10および図12において、図を明瞭にするために、図の右半分のみが断面として示され、これに対して左半分は、シェービング装置の外形として示されている。シェービング装置を組み立てる際、まず、シェービングフォイル14がモジュールフレーム13に固定され、その後、ストッパーに当接するまで操作中に生じる振幅を超えて横方向に、全ての下刃、すなわちカッターブロック15を移動する。この結果、カッター支持部26は、モジュールフレーム13の構成部材に横方向に係合する。
この横方向の係合は、カッターが振動して操作されている場合に達することができない位置を画定する。図10に、右端部に移動してモジュールフレーム13に当接するカッターブロック15が示されている。この位置において、カッター支持部26に設けられた肩部35のうちの一方は、第2ばね台座19のうちの弓形状の端部36の領域に移動している。各カッター支持部26の下面に、全部で4つの肩部35が設けられ、このうち2つが第1圧縮ばね16および第2圧縮ばね17の左側に、残りの2つが第1および第2圧縮ばね16および17の右側に設けられている。これらの肩部は、カッター支持部26の表面37に対しておよそ0.03mm突出している。この表面37は、操作時、ばね台座19および18上を振動運動する間に、往復移動する領域を形成している。
上述した組立位置に達した場合、すなわち、カッターブロック15が長手方向に移動してモジュールフレーム13に当接する場合、内側に傾斜する方向に向く所望の圧力FAがばね台座18および19に付与される。このことにより、アーチ形状の両矢印によって示されるように、ばね台座は、保持腕部22によって画定される軸について揺動する。この結果、ばね座板18および19は、強制的に肩部35に押し付けられ、この位置において保持腕部22は対応する長手方向部材20に溶接結合される。第2ばね台座19の端部36が左側、すなわち2つの肩部35のうちの内側の肩部に支えられ、第1ばね台座18のうちの対応する端部36は、上述した調整工程の間、カッターブロックの2つの対称的に配置された半分部分のうちの左半分部分に設けられた2つの肩部35のうちの外側の肩部に支えられている。
その後、図12および13に示すようにカッターブロック15がその中央位置に戻ると、カッター支持部26の表面37とばね台座18および19との間に、0.03mmである所望のギャップSが形成される。この寸法Sは、モジュールフレームに対してカッターブロック15が引込移動する可能性のある最大値を表している。この寸法Sが小さいため、シェービングフォイル14とカッターブロック15との間に形成された最大ギャップに引き込まれて、切断される代わりに固定される毛をなくすことができる。カッターブロック15とシェービングフォイル14との間の遊びの量が小さいことにより、長手方向中央平面に直交する方向に付与される荷重によって使用中に発生する横方向の力、特に摩擦力の作用を受けて、シェービングフォイルが下刃から離れて持ち上げられることを確実に防止することができる。

Claims (14)

  1. モータによって駆動され、振動運動時に相互に移動自在な少なくとも一つの外刃(8)と、少なくとも一つの下刃(6)とを備え、
    下刃(6)および外刃(8)は、二つのばね部材(16、17)によって付勢され、互いに係合して共通の接触面に沿って摺動し、
    ばね部材(16、17)は、それらの付勢力(F1、F2)が振動方向に対して所定の角度で常に作用するように設けられ、
    ばね部材(16、17)は、各力の接線成分が互いに対抗する関係となるように設けられ、
    二つのばね部材(16、17)のうちの一方のばね部材が圧縮される際、他方のばね部材は解放されることを特徴とする乾式ひげそり器用のシェービング装置。
  2. ばね部材(16、17)は、シェービング装置の長手方向対称面内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシェービング装置。
  3. ばね部材(16、17)は、下刃(6、15)との第1連結点(30)と、外刃(8)に対して固定された第2連結点(31)とを有し、各連結点(30、31)は、操作中に互いに行き過ぎることがないことを特徴とする請求項1または2に記載のシェービング装置。
  4. ばね部材は、圧縮ばね(16、17)として構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシェービング装置。
  5. ばね部材は、コイルばね(16、17)として構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシェービング装置。
  6. 外刃(8)はフレーム(13)に固定され、ばね部材(16、17)は、その一端において下刃(6)を支持するとともに、他端においてフレーム(13)を支持することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシェービング装置。
  7. 外刃(8、14)を支持するフレーム(13)は、弾性部材(支持ばね29)によって付勢され、乾式ひげそり器のハウジング(1)またはこのハウジング(1)に連結された構成部材(シェービングヘッドハウジング5)に摺動自在に支持されていることを特徴とする請求項6に記載のシェービング装置。
  8. 弾性部材(29)のばね定数は、ばね部材(16、17)のばね定数よりも小さいことを特徴とする請求項7に記載のシェービング装置。
  9. 下刃(6)と外刃(8)との間の相対的な振動運動は、直線運動であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のシェービング装置。
  10. ばね部材(16、17)の第2連結点は、調整自在なばね台座(18、19)として構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のシェービング装置。
  11. 下刃(6、15)に、ばね台座(18、19)の調整を行うための少なくとも一つの係合面(肩部35)が設けられていることを特徴とする請求項10に記載のシェービング装置。
  12. 外刃(8)はシェービングフォイル(14)を含むように構成されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のシェービング装置。
  13. 外刃(8)は、長毛トリマーのくし部を含むように構成されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のシェービング装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれかに記載の少なくとも一つのシェービング装置を含む乾式ひげそり器。
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