JP5465464B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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本発明は左右の床躯体間の目地部を覆う目地プレートを用いた床用目地装置に関する。
従来の床用目地装置は、一方の床躯体に反目地部側が傾斜面に形成された目地プレートスライド支持凹部と、他方の床躯体に目地プレートの後端部を支持する目地プレート支持凹部を形成し、該目地プレート支持凹部および前記目地プレートスライド支持凹部とに浅皿状の目地プレートを支持させている。
このように構成された床用目地装置は、地震によって左右の床躯体が不等沈下した場合、目地プレートの中央部側の底面が目地プレートスライド支持凹部の目地部側端部と当接して浮き上がった状態となってガタ付くという欠点があった。
特許3500337
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、地震で左右の床躯体が不等沈下しても、目地プレートがガタ付いたりするのを効率よく阻止でき、長期間安全に使用することができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は左右の床躯体間の目地部を、地震で目地部が狭くなるように揺れ動くと、一方の床躯体あるいは両方の床躯体上へ乗り上げて、その揺れ動きを吸収する目地プレートを備えた床用目地装置において、前記目地プレートの遊端部である先端部の底面にのみ下方へ等脚台形状に突出するガタ付き防止用支持突片を設けて床用目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)左右の床躯体間の目地部を、地震で目地部が狭くなるように揺れ動くと、一方の床躯体あるいは両方の床躯体上へ乗り上げて、その揺れ動きを吸収する目地プレートを備えた床用目地装置において、前記目地プレートの遊端部である先端部の底面にのみ下方へ等脚台形状に突出するガタ付き防止用支持突片を設けたので、地震で左右の床躯体が不等沈下しても、目地プレートの遊端部の底面のガタ付き防止用支持突片によって、目地プレートの中央部側が床躯体の目地部側端部と当接するのを効率よく阻止することができる。
したがって、目地プレートが浮き上がるのを阻止して、ガタ付くのを効率よく防止することができる。
(2)前記(1)によって、目地プレートの遊端部である先端部の底面にのみ下方へ等脚台形状に突出するガタ付き防止用支持突片を設けるだけでよいので、容易で、かつ安価に製造することができる。
(3)前記(1)によって、目地プレートの遊端部である先端部の底面にのみ下方へ等脚台形状に突出するガタ付き防止用支持突片によって、目地プレートのスライド移動時の床躯体との接触はガタ付き防止用支持突片だけであるため、抵抗が小さく、スムーズに目地プレートをスライド移動させることができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
本発明を実施するための第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 本発明を実施するための第1の形態の目地プレートの斜視図。 本発明を実施するための第1の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 左右の床躯体が不等沈下した状態の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図7の8−8線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の目地プレートの斜視図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図10の11−11線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の目地プレートの斜視図。 本発明を実施するための第4の形態の平面図。 図13の14−14線に沿う断面図。 本発明を実施するための第4の形態の目地プレートの斜視図。 本発明を実施するための第5の形態の平面図。 図16の17−17線に沿う断面図。 本発明を実施するための第5の形態の目地プレートの斜視図。 本発明を実施するための第6の形態の平面図。 図19の20−20線に沿う断面図。 本発明を実施するための第6の形態の目地プレートの斜視図。 本発明を実施するための第7の形態の平面図。 図22の23−23線に沿う断面図。 本発明を実施するための第7の形態の目地プレートの斜視図。 本発明を実施するための第8の形態の平面図。 図25の26−26線に沿う断面図。 本発明を実施するための第8の形態の目地プレートの斜視図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図6に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は左右の床躯体2、2間の目地部3を覆う本発明の床用目地装置で、この床用目地装置1は前記左右の床躯体2、2の一方の床躯体2に反目地部が傾斜面4に形成された目地プレートスライド支持凹部5と、この目地プレートスライド支持凹部5に先端部が左右方向にスライド移動可能に支持され、後端部が該目地プレートスライド支持凹部5と対応する部位の目地部側の他方の床躯体2に固定されたアングル状の支持金具6に支持され、かつ先端部が上方へ回動可能に該支持金具6に形成された貫通孔7を通過して螺合固定されたスプリング8を介装したボルト9で取付けられた目地プレート10とで構成されている。
前記目地プレート10は金属材で形成された浅皿状の目地プレート本体11と、この目地プレート本体11の遊端部である先端部の底面にのみ下方へ等脚台形状に突出するガタ付き防止用支持突片12と、前記目地プレート本体11内に充填されたモルタルやコンクリート13および、このモルタルやコンクリート13の上面を覆う床化粧板14と、前記目地プレート本体11の先端上部にヒンジ部材15を介して取付けられたカバープレート16とで構成されている。
上記構成の床用目地装置1は、通常時には図2に示すように一方の床躯体2、目地プレート10および他方の床躯体2の上面はほぼ同一面となっている。
地震で目地部3が広くなるように揺れ動くと、図4に示すように目地プレート10の先端部の底面のガタ付き防止用支持突片12が目地プレートスライド支持凹部5内をスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
この時、目地プレート10のガタ付き防止用支持突片12だけが目地プレートスライド支持凹部5と接触するため、接触面積が小さく、スムーズにスライド移動させることができる。
地震で目地部3が狭くなるように揺れ動くと、図5に示すように目地プレート10の先端部のガタ付き防止用支持突片12が傾斜面4や一方の床躯体2上をスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
地震により左右の床躯体2、2が不等沈下した場合、図6に示すように目地プレート10の先端底面のガタ付き防止用支持突片12を支点として回動した状態となり、目地プレート10の底面中央部が目地プレートスライド支持凹部5の目地部側端部と当接して、目地プレート10がガタ付くのを効率よく阻止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図7ないし図27に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図7ないし図9に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、目地プレートスライド支持凹部5と対応する部位の他方の床躯体2の目地部側に目地プレート10の後端部を支持する目地プレート支持凹部17を形成するとともに、該目地プレート支持凹部17に上部が反目地部側に傾斜する目地プレート10の両側部寄りに位置する係止ピン18、18を固定し、この係止ピン18、18が挿入される係止ピン係合ボックス19、19を目地プレート10の後部両側寄りの部位に取付けた点で、このように構成した床用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、山形状のガタ付き防止用支持突片12Aを形成した目地プレート10Aを用いた点で、このような目地プレート10Aを用いて構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図13ないし図15に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、台形状のガタ付き防止用支持突片12Bを形成した目地プレート10Bを用いた点で、このような目地プレート10Bを用いて構成した床用目地装置1Cにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図16ないし図18に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、半円弧状のガタ付き防止用支持突片12Cを形成した目地プレート10Cを用いた点で、このような目地プレート10Cを用いて構成した床用目地装置1Dにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図19ないし図21に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、四角形状のガタ付き防止用支持突片12Dを形成した目地プレート10Dを用いた点で、このような目地プレート10Dを用いて構成した床用目地装置1Eにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図22ないし図24に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、目地プレート10の後端部の上部にヒンジ部材20を介してカバープレート21を取付けた点で、このように構成した床用目地装置1Fにしても、前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られる。
図25ないし図27に示す本発明を実施するための第8の形態において、前記本発明を実施するための第7の形態と主に異なる点は、左右の床躯体2、2の目地部側に目地プレートスライド支持凹部5、5を形成するとともに、両遊端部の底面にガタ付き防止用支持突片12、12を形成した目地プレート10Eを用い、かつこの目地プレート10Eの中央部を常時目地部3の中央部に位置させる中央維持機構22、22を用いた点で、このように構成された床用目地装置1Gにしても、前記本発明を実施するための第7の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、前記中央維持機構22、22は現在考えられている構造であれば、どんな構造であってもよい。
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
1、1A、1B、1C、1D、1F、1G:床用目地装置、
2:床躯体、 3:目地部、
4:傾斜面、
5:目地プレートスライド支持凹部、
6:支持金具、 7:貫通孔、
8:スプリング、 9:ボルト、
10、10A、10C、10D、10E:目地プレート、
11:目地プレート本体、
12、12A、12B、12C、12D:ガタ付き防止用支持突片、
13:モルタルやコンクリート、 14:床化粧板、
15:ヒンジ部材、 16:カバープレート、
17:目地プレート支持凹部、 18:係止ピン、
19:係止ピン係合ボックス、 20:ヒンジ部材、
21:カバープレート、 22:中央維持装置。

Claims (2)

  1. 左右の床躯体間の目地部を、地震で目地部が狭くなるように揺れ動くと、一方の床躯体あるいは両方の床躯体上へ乗り上げて、その揺れ動きを吸収する目地プレートを備えた床用目地装置において、前記目地プレートの遊端部である先端部の底面にのみ下方へ等脚台形状に突出するガタ付き防止用支持突片を設けたことを特徴とする床用目地装置。
  2. 目地プレートの遊端部は反目地側が傾斜面に形成された目地プレートスライド支持凹部が形成された床躯体に支持され、左右の床躯体が地震で不等沈下しても、目地プレートの中央部が前記目地プレートスライド支持凹部の目地部側端部と当接しないようにガタ付き防止用支持突片が形成されていることを特徴とする請求項1記載の床用目地装置。
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