JP5465343B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池モジュールに関する。
近年の環境保護の気運の高まりに伴い、環境負荷の少ない太陽光発電システムが注目されている。そして、このような太陽光発電システムの普及拡大のために、太陽光発電システムを構成する太陽電池モジュールの生産性を向上させることが求められている。
太陽電池モジュールの生産性を向上させる一手段として、太陽電池モジュールの大型化がある。太陽電池モジュールを大型化することによって、単位面積あたりの製造工数などを低減することができる。しかし、大型の太陽電池モジュールは面積が大きくなるため、風荷重,積雪荷重を大きく受けることになり、太陽電池モジュールの破損が生じやすくなる。
この問題を解決するために、太陽電池モジュールの中央を支持する角柱状の補強部材を配置することが提案されている(例えば、特開2009−57757号公報を参照)。
上記のように構成された太陽電池モジュールに積雪荷重等による正圧荷重が加わると、角柱状の補強部材の角部において太陽電池モジュールに強い曲げ応力およびせん断応力がかかる。これらの応力は、太陽電池モジュールの設計寿命である期間(例えば20年間)にわたって繰り返し太陽電池モジュールにかかる。このように、長期にわたって繰り返し太陽電池モジュールに応力が加わることによって、太陽電池モジュールを構成する複数の太陽電池素子およびこれらを覆っているガラスにクラックが発生したり、複数の太陽電池素子と、これらを電気的に接続しているインナーリードとの間に剥離(デラミネーション)が生じるおそれがある。
また、ユーザーの要望に応じて、風の強い地域,多雪地域等においても太陽光発電システムを利用可能とするために、太陽電池モジュールの耐荷重性能を向上させることが求められている。
そこで、本発明の目的の一つは、簡易な構造で耐荷重性能に優れた太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明の一形態に係る太陽電池モジュールは、受光面および該受光面の裏面に相当する非受光面、ならびに前記受光面と前記非受光面との間に位置し且つ互いに同一面にない第1側部および第2側部を有する太陽電池パネルと、該太陽電池パネルの前記第1側部を保持している第1保持部材と、前記太陽電池パネルの前記第2側部を保持している第2保持部材と、前記非受光面側において前記第1保持部材と前記第2保持部材との間に架設されている長尺状の補強部材と、前記非受光面と前記補強部材との間に配置された接着剤とを備えており、該補強部材は、前記太陽電池パネルの前記非受光面を支持する支持部を有し、該支持部は、前記非受光面に平行な水平部と、該水平部の端部側に位置し且つ前記水平部から離間するにつれて前記非受光面から離間するように傾斜している傾斜部とを有し、前記接着剤を介して前記非受光面を支持しており、前記接着剤は、前記水平部と前記非受光面との間に充填されている。
上述の太陽電池モジュールによれば、太陽電池モジュールに正圧荷重が加わったときに、補強部材の水平部で圧縮方向の応力を分散して支持することができるとともに、水平部の端部側に位置する傾斜部によって、せん断応力を低減することができる。そのため、簡易な構造で耐荷重に優れた太陽電池モジュールを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュールを示す図であり、図1(a)は太陽電池モジュールを非受光面側から見た斜視図、図1(b)は図1(a)のA−A’断面を示す断面図、図1(c)は図1(a)のB−B’断面を示す断面図、図1(d)は太陽電池モジュールを構成する補強部材の斜視図である。 図1に示す太陽電池モジュールを構成する太陽電池パネルの積層構造を分解して示す斜視図である。 図1(a)のC−C’断面において、太陽電池パネルに荷重がかかって湾曲した様子を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュールを構成する補強部材の接着方法を説明するための図であり、図4(a)は補強部材に接着剤を塗布した様子を示す斜視図、図4(b)は補強部材を太陽電池パネルの非受光面に接着する直前の様子を示す断面図、図4(c)は補強部材を太陽電池パネルの非受光面に接着剤で接着した様子を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る太陽電池モジュールの一部を示す図であり、第1実施形態の図1(b)に相当する位置における断面図である。 本発明の第3実施形態に係る太陽電池モジュールの一部を示す図であり、第1実施形態の図1(b)に相当する位置における断面図である。 本発明の第4実施形態に係る太陽電池モジュールを説明する図であり、図7(a)は太陽電池モジュールを構成する補強部材の斜視図であり、図7(b)は図1(c)に相当する位置における断面図である。 本発明の第5実施形態に係る太陽電池モジュールの一部を示す図であり、太陽電池パネルと補強部材と第1保持部材とを組み合わせる様子を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る太陽電池モジュールの一部を示す図であり、第1実施形態の図1(b)に相当する位置における断面図である。 本発明の第7実施形態に係る太陽電池モジュールを示す図であり、太陽電池パネルと補強部材と第1保持部材とを組み合わせる様子を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態に係る太陽電池モジュールの一部を示す図であり、太陽電池パネルと補強部材と第1保持部材とを組み合わせる様子を示す斜視図である。 本発明の第9実施形態に係る太陽電池モジュールの一部を示す図であり、第1実施形態の図1(b)に相当する位置における断面図である。 図13(a),(b),(c)は、それぞれ本発明のその他の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部を示す図であり、第1実施形態の図1(b)に相当する位置における断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールについて、図面を参照しつつ説明する。なお、太陽電池モジュールを構成する同一名称の部材については同一符号を付すものとする。また、図面は模式的に示したものであり、各図における構成要素のサイズおよび位置関係等は必ずしも正確に示したものではない。
<第1実施形態>
図1乃至図3を用いて、第1実施形態に係る太陽電池モジュール101について説明する。
図1(a),(c)に示すように、太陽電池モジュール101は、基本的には、例えば平面視して矩形状の太陽電池パネル2、太陽電池パネル2の周縁部を保持する保持部材3および補強部材4を備えるものである。保持部材3は、例えば、太陽電池パネル2の互いにほぼ平行な一対の側部2c(第1側部2c1,第2側部2c2)を保持する第1保持部31,第2保持部材32、および、太陽電池パネル2の互いにほぼ平行なもう一対の側部を保持する第3保持部材33,第4保持部材34からなる。なお、太陽電池モジュール101は、太陽電池パネル2の受光面2aの裏面に相当する非受光面2bに、太陽電池パネル2の出力を取り出すための端子ボックス10をさらに備えていてもよい。
このように、太陽電池モジュール101は、受光面2aおよび非受光面2b、ならびに受光面2aと非受光面2bとの間に位置し且つ互いに同一面にない第1側部2c1および第2側部2c2を有する太陽電池パネル2と、太陽電池パネル2の第1側部2c1を保持している第1保持部材31と、太陽電池パネル2の第2側部2c2を保持している第2保持部材32と、非受光面2b側において第1保持部材31と第2保持部材32との間に架設されている長尺状の補強部材4とを備えている。
ここで、補強部材4は、図1(b),(d)に示すように、太陽電池パネル2の非受光面2bを支持する支持部4aを有しており、該支持部4aは、非受光面2bに平行な水平部4bと、水平部4bの端部側に位置し且つ水平部4bから離間するにつれて非受光面2bから離間するように傾斜している傾斜部4cとを有している。また、補強部材4の長手方向における一端は第1保持部材31の取付部3aに連結されて、他端は第2保持部材32の取付部3aに連結されている。
次に、太陽電池モジュール101を構成する各部材について詳細に説明する。
太陽電池パネル2は、例えば図2に示すように、受光面2a側から順に、透光性基板5、受光面2a側の第1充填材61、複数の太陽電池素子8、非受光面2b側の第2充填材62、裏面保護フィルム9および端子ボックス10を備える。なお、第1充填材61と第2充填材62とで太陽電池素子8等を封止する充填材6を構成する。
透光性基板5は、太陽電池モジュール101の基板として機能し、例えば、ガラスまたはポリカーボネート樹脂などの光透過率の高い材料からなる。充填材6は、太陽電池素子8を封止する機能を有し、例えば熱硬化性樹脂からなる。複数の太陽電池素子8は、充填材6に周囲を保護されてインナーリード7で電気的に接続されている。裏面保護フィルム9は、太陽電池パネル2の非受光面2b側を保護する機能を有し、例えば、ポリビニルフルオライド(PVF)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、または、これらの2種以上を積層した樹脂からなる。端子ボックス10は、裏面保護フィルム9に接着されて、太陽電池パネル2の出力を外部に取り出す機能を有している。
また、太陽電池パネル2の受光面2a(透光性基板5の一主面)は、主として受光する面である。受光面2aの裏面に相当する非受光面2b(裏面保護フィルム9の一主面)は、全く受光しないわけではなく、例えば、裏面保護フィルム9、および太陽電池素子8と裏面保護フィルム9との間に位置する充填材6を透光性材料で形成することによって、非受光面2b側から入射される光の一部を受けるような形態であってもよい。
太陽電池素子8は、例えば、単結晶シリコンまたは多結晶シリコン等からなる平板状の部材が用いられる。このようなシリコン基板を用いる場合は、上述したように、インナーリード7で隣接するシリコン基板同士が電気的に接続されている。
なお、太陽電池素子8として、例えば薄膜太陽電池を用いてもよく、結晶シリコン基板上に薄膜アモルファスを形成した太陽電池等を用いてもよい。また、太陽電池素子8として、シリコン系以外の太陽電池を用いてもよく、例えば、カルコパイライト系(例えば、CIGS(Cu(In,Ga)Se)、CISS(Cu(In,Ga)(Se,S)およびCIS(CuInS)などを含む)太陽電池またはCdTe太陽電池等の種々の材料の太陽電池を用いることができる。本実施形態を含め以下の実施形態では、太陽電池素子8として多結晶シリコン基板を用いた形態について説明する。
図1(c)に示すように、第1保持部材31および第2保持部材32は、太陽電池パネル2の側部に配置されており、太陽電池パネル2の側部を保持する機能を有する。具体的には、第1保持部材31は太陽電池パネル2の第1側部2c1を保持しており、第2保持部材32は太陽電池パネル2の第2速部2c2を保持している。
この一対の保持部材3は、太陽電池パネル2が嵌合される嵌合部3bと、太陽電池パネル2の主面に対してほぼ垂直な壁部3cと、該壁部3cから保持部材3で囲まれる空間に向けて、太陽電池パネル2の非受光面2b側および補強部材4の両端部の一部を覆うように突出した板状の部分である取付部3aを有する。なお、図1(c)は、第1保持部材31と太陽電池パネル2の第1側部2c1の連結状態を示しているが、第2保持部材32と太陽電池パネル2の第2側部2c2の連結状態も同様である。
保持部材3は、例えば、アルミニウムを押し出し成形したり、鋼板をロール成形したりするなどの方法によって製造することができる。
なお、本実施形態において、保持部材3は、太陽電池パネル2の全周の側部を保持するような枠状体であるが、これに限らない。保持部材3は、太陽電池パネル2を保持できれば、少なくとも太陽電池パネル2の互いに同一面にない一対の側部を保持する一対の棒状体であってもよい。
補強部材4の支持部4bと太陽電池パネル2の非受光面2bとの間に介在させる接着剤12としては、例えば、シリコン系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤またはエポキシ樹脂系接着剤等を用いることができる。
補強部材4は、太陽電池パネル2に対する耐荷重性能を高める機能を有する。この補強部材4は、図1(a),(c),(d)に示すように長尺状であり、太陽電池パネル2の非受光面2b側において、第1保持部材31と第2保持部材32との間に架設されている。
そして補強部材4は、図1(b)に示すように、平板状の支持部4a、垂直部4dおよびフランジ部4eを有しており、これらの部分を例えば略H字型に連結した断面形状を有する。支持部4aは、太陽電池パネル2の非受光面2bを保持する部分であり、フランジ部4eは保持部材3と結合する部分であり、垂直部4dは支持部4aとフランジ部4eとを連結する部分である。
また支持部4aは、非受光面2bに平行な水平部4bと、水平部4bの端部側に位置し且つ水平部4bから離間するにつれて非受光面2bから離間するように傾斜する傾斜部4cとを有する。具体的には、図1(b),(d)に示すように、水平部4bは板状で平坦であり、傾斜部4cは水平部4bの両側に水平部4bからなだらかに連続的に配置されている。このような、水平部4bと傾斜部4cとが連結する部分の、太陽電池パネル2と当接する側の主面は、太陽電池パネル2に加わるせん断力をより低減する観点から、なだらかな湾曲面とすることができる。
このような補強部材4は、例えば、アルミニウムの押し出し成形によって、または鋼板のロール成形等によって製造することができる。ここで、補強部材4の断面形状は、支持部4aの形状が上記形状である限り、例えば、I字型、H字型、T字型またはL字型など、用途に合わせて適宜選択するとよい。
そして補強部材4は、図1(c)に示すように、その長手方向の両端を保持部材3の取付部3aにネジ11などで固定される。このとき、本実施形態においては、補強部材4は接着剤12によって太陽電池パネル2の非受光面2bに接着されて固定される。より詳細には、補強部材4の水平部4bと非受光面2bとの間および傾斜部4cと非受光面2bとの間が、接着剤12で充填されて、補強部材4は太陽電池パネル2に固定される。
これにより、太陽電池モジュール101(特に太陽電池パネル2)に対して正圧荷重が加わったときにも、補強部材4の水平部4bで正圧方向の圧縮応力を分散しつつ、太陽電池パネル2を補強部材4で好適に支持することができる。また図1(b)に示すように、傾斜部4cの端部(補強部材4の短手方向における端部)に向かうにつれて、接着剤12の厚みが大きくなる。このことから、補強部材4の外縁部に向かうにつれて接着剤12がより小さい力で圧縮方向の変形が生じやすくなり、補強部材4の外縁部が太陽電池パネル2に加えるせん断応力を低減することができる。
さらに、図3に示すように、太陽電池パネル2に大きな正圧荷重が加わったときに、太陽電池パネル2は保持部材3と補強部材4との間で非受光面2b方向に凸に撓む。このとき、補強部材4が上記構成を有することによって、傾斜部4cが正圧荷重によって湾曲した太陽電池パネル2に沿いつつ支持することができることから、せん断応力を好適に緩和することができる。
また、補強部材4は、傾斜部4cにおいて端部(補強部材4の短手方向における端部)に向かうにつれて太陽電池パネル2の裏面から徐々に離間する形状である。このことから、図4に示すように、補強部材4に接着剤12を塗布して接着するときに、傾斜部4cと非受光面2bとで形成される空間が広く、該空間が接着剤12が補強部材4からはみ出さないようにする空間として働く。これにより、補強部材4の外縁部から接着剤12がはみ出さないようにして外観に優れた太陽電池モジュール101とすることができる。
なお、上記の「補強部材4の短手方向」とは、例えば、補強部材4の長手方向に対して垂直な方向である。
また、本実施形態におけるように、傾斜部4cは、水平部4bに対して垂直ではなく、上述のように傾斜している。このような形態により、支持部4aは、短手方向において角部を有しない形状であるため、該角部によって生じる太陽電池モジュールへの強い曲げ応力やせん断応力を低減することができる。
さらに、本実施形態では、図4(c)に示すように、補強部材4の短手方向において、接着剤12の端部は水平部4bの端部よりも外方に位置しており、傾斜部4cの端部よりも内方に位置している。このような構成によって、接着剤12の端部が紫外線による劣化が生じにくく、接着剤12と裏面補強部材15との接着強度が高まる。その結果、接着剤12と裏面補強部材15との剥離が低減できて、耐荷重性能に優れた太陽電池モジュールとすることができる。
なお、補強部材4は、接着剤12以外の部材によって太陽電池パネル2の非受光面2bに接着されていてもよい。このような構成によっても、上述したように、水平部4bによって正圧方向の圧縮応力を分散するとともに、傾斜部4cにとってせん断応力の低減が図れる。補強部材4と非受光面2bとの間に配置される接着剤12以外の部材としては、例えば、シール付のウレタンフォームまたはEPDM(Ethylene Propylene Diene Monomer)などの発泡材などを用いることができる。
また、本実施形態においては、接着剤12の配置は、補強部材4の水平部4bと非受光面2bの間および傾斜部4cと非受光面2bの間に充填されている形態であるが、これに限らない。例えば、接着剤12は、水平部4bと非受光面2bとの間にのみ配置されていてもよい。このような形態によれば、接着剤12で接着される水平部4bの外方に傾斜部4cがあるため、補強部材4の断面係数が増加し、耐荷重性能の向上が図れる。
なお、本実施形態においては、傾斜部4cは、平坦な板状である形態を例示したが、これに限らない。例えば、傾斜部4cは湾曲した曲面を有する板状であってもよい。このような形態では、太陽電池モジュール101が非常に厳しい環境下に設置される場合など、太陽電池パネル2に非常に大きな正圧荷重が負荷されて太陽電池パネル2が大きく湾曲したときに、局所的に荷重が負荷されることを低減することができる。
また、本実施形態は、傾斜部4cが、支持部4aのうち、補強部材4の短手方向における端部に設けられた形態を示すが、支持部4aは、傾斜部4cよりも外方に他の板状の部分を有していてもよい。これにより、断面係数が向上する。
<第2実施形態>
次に、図5を用いて、本発明の第2実施形態に係る太陽電池モジュール102について説明する。
本実施形態に係る太陽電池モジュール102においては、補強部材4の形状が、第1実施形態に係る太陽電池モジュール101と異なる。具体的には、図5に示すように、補強部材4は水平部4bと傾斜部4cとを連結する連結部4fをさらに有している。そして、この連結部4fの厚みが水平部4bの厚みよりも小さく、傾斜部4cの厚みよりも小さい。すなわち、補強部材4において、水平部4bと傾斜部4cの連結部分で薄くして撓みやすくした点で第1実施形態と相違する。
このような形態は、例えば、図5に示すように、補強部材4に、水平部4bと傾斜部4cの連結部分の非受光面2側を切り欠いて薄板化した部分(連結部4f)を設けるとよい。これにより、補強部材4の水平部4bと傾斜部4cの連結部分での撓みが生じやすくなる。このことから、太陽電池モジュール102に高い正圧荷重が加わったときに、支持部4aが傾斜部4cから先の部分で撓むことで、せん断応力を緩和して透光性基板5および太陽電池素子8のクラックの発生を抑制して、太陽電池素子8とインナーリード7との間の剥離を低減することができる。
なお、このような薄板化した連結部4fを有する補強部材4構造は、切り欠きを設けて形成される構造に限られるものではない。このような連結部4fは、補強部材4をアルミニウムの押出し成型、または押出し成型後の加工等によって製造することができる。
また、図5に示すように、連結部4fを有する本実施形態では、接着剤12は連結部4fと非受光面2bとの間にも配置させてもよい。これにより、支持部4aを撓みやすくするとともに、接着剤12によるせん断応力の低減が図れる。
なお、本実施形態のように、連結部4fは、非受光面2bに向かって凸状に湾曲しているとともに、水平部4bと傾斜部4cとを連続的に連結している。すなわち、図4に示すように、連結部4fの非受光面2bに対向する主面は曲面であり、該主面は、水平部4bの非受光面2bに対向する主面と、傾斜部4cの非受光面2bに対向する主面とを連続的に接続している。このような形態によって、太陽電池パネル2に加わるせん断力を低減する効果がより高まる。
<第3実施形態>
次に、図6を用いて、本発明の第3実施形態に係る太陽電池モジュール103について説明する。本実施形態に係る太陽電池モジュール103は、補強部材4の形状において、第1実施形態と相違する。
具体的には、図6に示すように、本実施形態に係る太陽電池モジュール103においては、傾斜部4cの厚みは水平部4bの厚みよりも小さい。なお、このような形態も、第2実施形態と同様に、水平部4bと傾斜部4cとの連結部分が薄板化されているともいえる。すなわち、本実施形態においては、水平部4bと傾斜部4cとの連結部分から先で、支持部4aの板厚が薄くなる形状を有している。
このような形態においても、第2実施形態と同様、補強部材4の水平部4bと傾斜部4cの連結部分での撓みが生じやすくなる。このことから、支持部4aが傾斜部4cから先の部分で撓むことで、せん断応力を緩和して透光性基板5および太陽電池素子8のクラックを抑制して、太陽電池素子8とインナーリード7との間の剥離を低減することができるといった効果を奏する。
さらに、本実施形態では、上記効果に加えて、補強部材4の長手方向における断面形状において、局所的に厚みの薄い部分がないため、補強部材4そのものへの応力集中に伴う強度の低下を低減することができる。
<第4実施形態>
次に、図7を用いて、本発明の第4実施形態に係る太陽電池モジュール104について説明する。図7(a),(b)に示すように、本実施形態に係る太陽電池モジュール104は、補強部材4の長手方向の両端側に、各々位置する第1端部4i1および第2端部4i2を設けた点で第1実施形態と相違する。
具体的には、支持部4aは、補強部材4の長手方向の両端側に、各々第1端部4i1および第2端部4i2を有している。そして、この第1端部4i1および第2端部4i2は、両端に近づくにつれて非受光面2bから離間するように傾斜している。すなわち、第1端部4i1を例に説明すると、図7(b)に示すように、第1端部4i1は、第1保持部材31に近づくにつれて、非受光面2bから離間するように傾斜している。
このような第1端部4i1および第2端部4i2は、水平部4bを長手方向に延伸して非受光面2b方向に曲げることによって形成することができる。
このような形態により、補強部材4の長手方向の両端でもせん断応力を低減して太陽電池モジュール104の耐荷重性能を高めることができる。
なお、このような形態においては、図7(b)に示すように、補強部材4と保持部材3との連結状態は、第1端部4i1の長手方向における端部が、嵌合部3bを一部覆うように配置されていてもよい。そして、第1端部4i1と非受光面2bとの間にも接着剤12が充填されて、補強部材4と保持部材3とが連結されている。
また、本実施形態においては、図7(a)に示すように、傾斜部4cの太陽電池パネル2の非受光面2b(または水平部4bの水平面)に対する傾斜角度αは、第1端部4i1および第2端部4i2の太陽電池パネル2の非受光面2b(または水平部4bの水平面)に対する傾斜角度βよりも大きくてもよい。太陽電池パネル2は、補強部材4の短手方向の端部は、図7(b)に示すように保持部材3に近接している。すなわち、補強部材4の短手方向の端部は、太陽電池パネル2と保持部材3と嵌合する部分の近傍であるため、第1端部4i1の傾斜角度βは小さくすることができる。したがって、傾斜角度αおよびβが上記関係を有する場合、第1端部4i1側における接着剤12のはみ出しを抑制しつつ、補強部材4の長手方向に沿う撓みに沿って支持することができる。
なお、傾斜角度αおよび傾斜角度βは、上述したように水平部4bの水平面に対する各部の傾斜角度とすることができる。第1端部4i1の傾斜角度β1および第2端部4i2の傾斜角度β2は、同じであっても異なっていてもよいが、製造の容易性や補強部材4の剛性の観点から、傾斜角度β1および傾斜角度β2は同じとすることができる。
<第5実施形態>
次に、図8を用いて、本発明の第5実施形態に係る太陽電池モジュール105について説明する。本実施形態に係る太陽電池モジュール105は、保持部材3と補強部材4との係合構造において、第1実施形態と相違する。
具体的には、図8に示すように保持部材3に係合孔3dを設け、この係合孔3dに、補強部材4のフランジ部4eに設けられた係合突起4gを挿入することで、保持部材3と補強部材4とが係合する。すなわち、補強部材4はフランジ部4eを有する。フランジ部4eは、第1保持部材31と連結する第1フランジ部4e1と、第2保持部材32と連結する第2フランジ部4e2とを有しており、第1フランジ部4e1および第2フランジ部4e2は、各々係合突起4gを有している。そして、第1フランジ部4e1および第2フランジ部4e2の係合突起4gは、第1保持部材31および第2保持部材32に設けられた係合孔3dと各々係合する。なお、図8は、第1保持部材31と第1フランジ部4e1との連結の状態を示しているが、第2保持部材32(不図示)と第2フランジ部4e2(不図示)との連結の状態も同様である。
このように、係合突起4gが係合孔3dと嵌合することで、補強部材4の取り付け強度を高めることができる。また係合突起4gと係合孔3dの位置関係から、支持部4aと太陽電池パネル2の非受光面2bとの距離を規定することができる。これにより、接着剤12を所望の厚みに管理することができる。このような太陽電池モジュールを組み立てる場合には、先に補強部材4を太陽電池パネル2に接着してから、保持部材3を太陽電池パネル2に取り付けるとよい。これにより、太陽電池モジュールの耐荷重性能を高めることができる。
<第6実施形態>
次に、図9を用いて、本発明の第6実施形態に係る太陽電池モジュール106について説明する。本実施形態に係る太陽電池モジュール106は図8に示すように補強部材4の支持部4aの非受光面2b側に補強突起4hを設けた点で第1実施形態と相違する。
すなわち、本実施形態においては、支持部4aは、水平部4bからまたは傾斜部4cから、非受光面2bから遠ざかる方向に向って伸びる補強突起4hを有している。このような補強突起4hを設けたことによって、補強部材4が長手方向に対して撓むのを低減することができる。これにより、太陽電池モジュール106の耐荷重性能をさらに高めることができる。
本実施形態においては、補強突起4hは、非受光面2bに対して垂直な方向に沿って設けられており、このような補強突起4hを、支持部4aは4つ有している。このように補強突起4hが、非受光面4bに対して垂直に伸びることで、補強部材4の長手方向に対する撓みを低減する効果が高まる。補強突起4hの数は、補強部材4の形状,材質に応じて適宜選択すればよい。また、補強突起4hを設ける部分も、水平部4bのみであっても傾斜部4cのみであってもよい。
<第7実施形態>
次に、図10を用いて、本発明の第7実施形態に係る太陽電池モジュール107について説明する。図10に示すように、本実施形態に係る太陽電池モジュール107は、補強部材4の水平部4bに貫通孔4jを設けた点で第1実施形態と相違する。
具体的には、図10に示すように、支持部4aは、非受光面2bに対して略垂直に伸びる貫通孔4jを有している。このような形態では、このような貫通孔4jを有する補強部材4の支持部4aと太陽電池パネル2の非受光面2b(裏面保護フィルム9)とを間隙を空けて配置し、保持部材3と補強部材4とをネジ11で固定する。その後、支持部4aの貫通孔4jから接着剤12を注入することによって、補強部材4の支持部4aと裏面保護フィルム9とを接着することができる。なお、この場合には、支持部材4aと裏面保護フィルム9との間隙を、最適な厚みの接着剤層を形成できるような間隙にするとよい。このように貫通孔4jから接着剤12を注入することによって、接着剤12の少なくとも一部は、貫通孔4j内に位置する。
本実施形態では、このような貫通孔4jを設けることによって、補強部材4と太陽電池パネル2の非受光面2bに相当する裏面保護フィルム9との間隙に接着剤12を容易に配することができるようになる。これにより、太陽電池モジュールの組み立てにおける作業効率の向上が図れる。
また、本実施形態では、貫通孔4jから接着剤12を注入するのに伴って、接着剤12は傾斜部4c側に沿って広がる際に、傾斜部4cと非受光面2bとの間隙は、外方に向かうにつれて徐々に広がる構成である。このことから、接着剤12がその間隙に溜まりやすく、接着剤12が補強部材4からはみ出すのを低減することができる。
なお、本実施形態においては、貫通孔4jは、支持部4aのうち水平部4bに設けられているが、これに限らない。貫通孔4jは、接着剤12が注入できるように設けられていればよく、例えば傾斜部4cに設けてもよい。
<第8実施形態>
次に、図11を用いて、本発明の第8実施形態に係る太陽電池モジュール108について説明する。図11に示すように、本実施形態に係る太陽電池モジュール108は補強部材4の支持部4aにアーチ部4kを設けて、アーチ部4kに貫通孔4jを設けた点で第1実施形態と相違する。
具体的には、図11に示すように、本実施形態においては、支持部4aは、補強部材4の短手方向において中央から順に、アーチ部4kと、水平部4bと、傾斜部4cとを有している。そして、アーチ部4kに貫通孔4jが設けられている。アーチ部4kは、非受光面2bに対して凹状に湾曲した形状であり、水平部4bは、その一端においてアーチ部4kと連結しており、他端において傾斜部4cと連結している。
このような形態では、第7実施形態で説明したように、貫通孔4jから接着剤12が注入される。このとき、貫通孔4jから注入した硬化前の接着剤12は粘性を有することから、狭い隙間から広い隙間の方に流れ込みやすい。本実施形態では、上述したように、支持部4aがアーチ部4kを有することで、アーチ部4kの内側、すなわちアーチ部4kと非受光面2bとの間に、広い接着剤12の通路が形成される。そのため、貫通孔4jから注入された接着剤12は、この通路に沿って、まず補強部材4の長手方向に優先して広がる。次に、接着剤12は、補強部材4の短手方向に広がることとなる。このようにして広がった接着剤12は、支持部4aと非受光面2bの間隙を充填して、支持部4aと非受光面2bとを接着する。これにより、貫通孔4jから遠い位置まで、接着剤12をスムーズに注入することができる。その結果、本実施形態においては、貫通孔4jの数を低減することもできるため、接着剤12を注入する作業の効率化が図れる。
また貫通孔4jから接着剤12を注入するのに伴って、接着剤12は傾斜部4c側に、すなわち、補強部材4の短手方向に沿っても広がるが、本実施形態においては、上述した実施形態と同様、補強部材4の短手方向において外方に向かうにつれて、傾斜部4cと非受光面2bとの間隙は徐々に広がる構成である。このことから、接着剤12がその間隙に溜まりやすく、接着剤12が補強部材4からはみ出すのを低減する効果も奏することができる。
さらに、本実施形態では、図11に示すように、アーチ部4kは、支持部4aのうち、補強部材4の短手方向における中央部分に位置している。このような形態によれば、接着剤12をより一層スムーズに注入することができるため、注入作業の効率化がさらに図れる。
なお、ここでいう支持部4aのうち短手方向における中央部分とは、例えば、次のように定義してもよい。すなわち、支持部4aの短手方向における寸法をL4aとした場合、前記中央部分は、支持部4aの短手方向における中間点を中心として、L4a/2の領域としてもよい。
<第9実施形態>
次に、図12を用いて、本発明の第9実施形態に係る太陽電池モジュール109について説明する。図12に示すように、太陽電池モジュール109は、補強部材4の傾斜部4cの外縁部に、非受光面2bに近づくように伸びる補強突起4hを設けた点で第6実施形態と相違する。
具体的には、支持部4aは、傾斜部4cから非受光面2bに近づくように伸びる補強突起4hを有している。本実施形態において、補強突起4hは、傾斜部4cに対して略垂直な方向に伸びている。
本実施形態では、このような補強突起4hを設けたことによって、接着剤12に入射しようとする紫外線から接着剤12を保護して、接着剤12の紫外線劣化を低減することができる。そのため、接着剤12が端部から剥離するのを低減することができる。さらに、このような形態では、補強部材4の断面係数も高まるため撓みにくく、太陽電池モジュール109の強度を高めることもできる。
なお、このような形態においても、支持部4aが補強突起4hを有することによって、第6実施形態と同様、補強部材4の長手方向における撓みを低減する効果も奏することができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の目的を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。例えば、本発明の他の実施形態は、上述した実施形態の如何なる組合せであってもよい。
例えば補強部材4の場合、図13(a)に示すように、第1実施形態の太陽電池モジュール101等において、補強部材4の長手方向に沿った傾斜部4cの両端部に水平端部4gを設けたり、この両端部に鋭角状の角部を形成するなど種々の変更が可能である。
また、図13(b)に示すように、補強部材4の長手方向の中央部にビス(不図示)おおよびビス固定用のビスホール4hを設けてもよく、補強部材4に荷重が加わった場合に、太陽電池パネル2を堅固に支持することができる。
また、図13(c)に示すように、補強部材4の長手方向の中心部と支持部と壁部との間に補強棒4iを設けるようにしてもよい。これにより、トラスト構造を形成することができ、補強部材4の断面係数を向上させて、補強部材4に過度な荷重が加わっても、太陽電池パネル2を堅固に支持することができる。
また、本発明を適用できる太陽電池モジュールとしては、上述の実施形態で説明したスーパーストレート構造のものに限られるものではなく、ガラスパッケージ構造またはサブストレート構造などの種々の構造のものに適用可能である。
101、102、103、104、105、106、107、108、109:太陽電池モジュール
2:太陽電池パネル
2a:受光面
2b:非受光面
2c:側部
2c1:第1側部
2c2:第2側部
3:保持部材
31:第1保持部材
32:第2保持部材
3a:取付部
3b:嵌合部
3c:壁部
3d:係合孔
4:補強部材
4a:支持部
4b:水平部
4c:傾斜部
4d:垂直部
4e:フランジ部
4e1:第1フランジ部
4e2:第2フランジ部
4f:連結部
4g:係合突起
4h:補強突起
4i1:第1端部
4i2:第2端部
4j:貫通孔
4k:アーチ部
5:透光性基板
6:充填材
61:第1充填材
62:第2充填材
7:インナーリード
8:太陽電池素子
9:裏面保護フィルム
10:端子ボックス
11:ネジ
12:接着剤

Claims (11)

  1. 受光面および該受光面の裏面に相当する非受光面、ならびに前記受光面と前記非受光面との間に位置し且つ互いに同一面にない第1側部および第2側部を有する太陽電池パネルと、
    該太陽電池パネルの前記第1側部を保持している第1保持部材と、
    前記太陽電池パネルの前記第2側部を保持している第2保持部材と、
    前記非受光面側において前記第1保持部材と前記第2保持部材との間に架設されている長尺状の補強部材と
    前記非受光面と前記補強部材との間に配置された接着剤とを備えており、
    該補強部材は、前記太陽電池パネルの前記非受光面を支持する支持部を有し、
    該支持部は、前記非受光面に平行な水平部と、該水平部の端部側に位置し且つ前記水平部から離間するにつれて前記非受光面から離間するように傾斜している傾斜部とを有し、前記接着剤を介して前記非受光面を支持しており、
    前記接着剤は、前記水平部と前記非受光面との間に充填されている、太陽電池モジュール。
  2. 前記支持部は、前記水平部と前記傾斜部とを連結する連結部をさらに有しており、
    前記接着剤は、前記連結部と前記非受光面との間にも充填されている、請求項に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記連結部は、前記非受光面に向かって凸状に湾曲しているとともに、前記水平部と前記傾斜部とを連続的に連結する、請求項に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記接着剤は、前記傾斜部と前記非受光面との間にも充填されている、請求項またはに記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記補強部材の長手方向に垂直な方向において、前記傾斜部の端部は、前記接着剤の端部よりも外方に位置している、請求項乃至のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記支持部は、前記水平部と前記傾斜部とを連結する連結部をさらに有しており、
    該連結部の厚みは、前記水平部の厚みよりも小さい、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記連結部の厚みは、前記傾斜部の厚みよりも小さい、請求項に記載の太陽電池モジ
    ュール。
  8. 前記傾斜部の厚みは、前記水平部の厚みよりも小さい、請求項1乃至のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  9. 前記支持部は、前記補強部材の長手方向における両端側に各々位置する第1端部および第2端部をさらに有しており、
    前記第1端部および前記第2端部は、前記両端に近づくにつれて前記非受光面から離間するように傾斜している、請求項1乃至のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  10. 前記傾斜部の前記非受光面に対する傾斜角度は、前記第1端部および前記第2端部の各々における前記非受光面に対する傾斜角度よりも大きい、請求項に記載の太陽電池モジュール。
  11. 前記補強部材は、前記第1保持部材および前記第2保持部材と各々結合する第1フランジ部および第2フランジ部をさらに有しており、
    前記第1フランジ部および前記第2フランジ部は、前記第1保持部材および前記第2保持部材に設けられた孔と各々係合する、請求項1乃至10のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
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