JP2015068033A - 太陽電池モジュールの支持体および太陽電池装置 - Google Patents

太陽電池モジュールの支持体および太陽電池装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構造と施工によって折板屋根に係る負荷を低減して変形を抑制しつつ、種々の形状の折板屋根に適用することができる太陽電池モジュールの支持体および太陽電池装置を提供すること。【解決手段】 平坦な頂面を有する長尺の山部と、該山部の隣に位置する長尺の谷部とが繰り返し設けられた折板屋根において、前記山部の上に配置する太陽電池モジュールの支持体であって、前記太陽電池モジュールが載置される第1面と、該第1面に対して反対側に位置して前記山部の前記頂面の幅よりも広い第2面とを有し、前記山部の前記頂面に配置される支持部材と、前記折板屋根に固定される固定部材と、前記支持部材と前記固定部材とをつなぐ連結部材と、を備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽電池モジュールの支持体および太陽電池装置に関する。
近年の環境保護の機運の高まりに伴い、環境負荷の少ない太陽光発電が注目されている。そして、太陽光発電の普及拡大のために、屋根に設置される太陽電池装置が注目されている。このような太陽電池装置は、屋根に葺かれた屋根材の特徴に適した構造であることが求められる。
例えば、屋根の一種として折板屋根がある。折板屋根とは金属板を山部と谷部に交互に折り曲げて形成した金属屋根材を葺いた屋根のことである。太陽電池装置を折板屋根に設置するために、一般に折板屋根のハゼ部を挟持して固定する構造の金具が用いられる。なお、折板屋根は、ハゼ部を有する形状に限られるものではなく、ハゼ部を持たない重ね式折板屋根と呼ばれるものなどがある。
折板屋根は、1mm前後の板厚の金属屋根材で葺かれていることから、太陽電池装置に積雪による正圧荷重、または地震による横揺れの荷重などが加わった場合、折板屋根のハゼ部に応力が集中して変形を生じるおそれがある。
そこで、折板屋根の変形を抑止することができる太陽電池装置が求められている。
例えば、太陽電池装置から折板屋根に加わる応力を分散させることで、屋根材の変形を抑制する技術が提案されている(例えば、下記の特許文献1を参照)。
特開2009−52278号公報
しかしながら、上記特許文献の太陽電池装置は、折板屋根の山部の側端に外側へ突出するように設けられた被嵌合部を有する屋根材にしか用いることができない。このため、例えば重ね式折板屋根のようなハゼ部を有しない折板屋根には適用することができない。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは簡易な構造と施工とによって、折板屋根に加わる負荷を低減して折板屋根の変形を抑制しつつ、種々の形状の折板屋根に適用することができる、太陽電池モジュールの支持体および太陽電池装置を提供することである。
本発明の一形態に係る太陽電池モジュールの支持体は、平坦な頂面を有する長尺の山部と、該山部の隣に位置する長尺の谷部とが繰り返し設けられた折板屋根において、前記山部の上に配置する太陽電池モジュールの支持体であって、前記太陽電池モジュールが載置される第1面と、該第1面に対して反対側に位置して前記山部の前記頂面の幅よりも広い第2面とを有し、前記山部の前記頂面に配置される支持部材と、前記折板屋根に固定される固定部材と、前記支持部材と前記固定部材とをつなぐ連結部材と、を備えている。
また、本発明の一形態に係る太陽電池装置は、上記太陽電池モジュールの支持体と、該支持体の上に配置された太陽電池モジュールとを備えている。
上記構成の太陽電池モジュールの支持体および太陽電池装置によれば、支持部材の第2面が折板屋根の頂面に当接して載置されることによって、折板屋根の頂面と当接している広い範囲に応力が分散されるため、折板屋根の変形を低減することができる。
さらに、連結部材が支持部材および固定部材の双方に連結されているので、折板屋根の形状に応じて支持体の形態を適宜調整することが可能である。これにより、支持部材が頂面に当接するようにしつつ、固定部材を折板屋根の山部に沿って固定することができて、折板屋根の頂面の幅、山部の斜面の角度等によらず支持体を堅固に固定することができる。
ひいては、支持体からの折板屋根に加わる応力を分散して、折板屋根の変形を抑制することができるとともに、施工性のよい太陽電池モジュールの支持体および太陽電池装置を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る太陽電池装置を折板屋根に設置した様子を示す斜視図である。 図2は本発明の一実施形態に係る太陽電池装置を構成する太陽電池モジュールを示す図であり、図2(a)は太陽電池モジュールを受光面側から見た平面図であり、図2(b)は図2(a)のA−A’線で切断した断面を示す断面図である。 図3は本発明の一実施形態に係る太陽電池装置の図面であり、(a)は図1のB−B’線から見た側面図であり、(b)は図3(a)をC−C’線から見た断面図である。 図4は本発明の他の実施形態に係る太陽電池装置を示す図面であり、(a)は図3(a)に相当する側面図であり、(b)は図3(b)に相当する断面図である。 図5は本発明の他の実施形態に係る太陽電池装置を示す図面であり、(a)は図3(a)に相当する側面図であり、(b)は図3(b)に相当する断面図である。
以下、本発明に係る太陽電池装置の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面は模式的に示されたものであり、各図における各種構造のサイズおよび位置関係等は適宜変更し得る。
<<第1実施形態>>
<太陽電池装置>
図1に示すように、太陽電池装置1は、例えば傾斜した折板屋根2上に固定される。折板屋根は山部2aと谷部2bを交互に折り曲げて形成した金属屋根材を葺いた屋根である。
なお、以下において、山部2aの頂上の平坦な部分を頂面2a1と呼び、頂面2a1につながる傾斜している面を斜面2a2と呼ぶものとする。
太陽電池装置1は、折板屋根2上に固定された支持体21と、支持体21の上に配置された太陽電池モジュール10とを備えるものである。
また以下では、折板屋根2の傾斜方向をy軸方向、折板屋根2に対する法線方向をz軸
方向、y軸方向およびz軸方向と直交する方向をx軸方向という。また、折板屋根2の傾斜の高い側を+y軸方向、折板屋根2の傾斜の低い側を−y軸方向といい、屋根2から太陽電池装置1へ向かう方向を+z軸方向または上といい、その逆の方向を−z軸方向または下という。
<太陽電池モジュール>
図1,図2を用いて、太陽電池装置1の構成要素である太陽電池モジュール10について説明する。図1に示すように、複数の太陽電池モジュール10は、x軸方向に沿って配列されているとともに、y軸方向にも沿って配列されている。そして、図2に示すように、各太陽電池モジュール10は、太陽電池パネル11と、この太陽電池パネル11の外縁部を補強するフレーム12とを有している。
図2(b)に示すように、太陽電池パネル11は、主として光を受光する第1主面(受光面)11a(透光性基板13の一主面)と、この第1主面11aの裏面に相当する第2主面(非受光面)11b(裏面保護部材17の一主面)とを有している。そして、太陽電池パネル11は、第1主面11a側から順に、太陽電池モジュール10の基板を兼ねる透光性基板13と、熱硬化性樹脂よりなる一対の封止材14と、封止材14に周囲を保護されインナーリード15とによって、電気的に接続された複数の太陽電池素子16とを備えている。
さらに、太陽電池パネル11は、太陽電池モジュール10の裏面を保護する裏面保護部材17と、太陽電池素子16で得られた出力を外部に取り出すための端子ボックス18とを備えている。
なお、太陽電池パネル11の第2主面11bは、例えば、裏面保護部材17、および太陽電池素子16と裏面保護部材17との間に位置する封止材14のそれぞれを、透光性を有するような材質で構成することによって、第2主面11b側から入射される光の一部を受ける形態であってもよい。
太陽電池素子16は、例えば、単結晶シリコンまたは多結晶シリコン等からなる平板状の基板が用いられる。このようなシリコン基板を用いる場合は、上述したように、インナーリード15で隣接するシリコン基板同士を電気的に接続すればよい。
また、太陽電池素子16の種類は特に制限されない。例えば、太陽電池素子16として、アモルファスシリコンよりなる薄膜太陽電池、CIGS太陽電池、CdTe太陽電池、または、結晶シリコン基板上に薄膜アモルファスを形成した太陽電池素子16等を用いてもよい。例えば、アモルファスシリコン、CIGSまたはCdTeからなる太陽電池素子16としては、透光性基板13上において、アモルファスシリコン層、CIGS層またはCdTe層を透明電極等と組み合わせて適宜積層するようにしたものが利用できる。
また、端子ボックス18は、変性ポリフェニレンエーテル樹脂(変性PPE樹脂)またはポリフェニレンオキサイド樹脂(PPO樹脂)の箱体と、該箱体内に配置されるターミナル板と、箱体の外部へ電力を導出する出力ケーブルとを備えている。
フレーム12は、太陽電池パネル11を保持する機能を有する。フレーム12は、後述する太陽電池装置1の設置の際に、太陽電池パネル11を嵌合させる嵌合部12aと、太陽光を受光する側に位置するフレーム上面12bと、フレーム上面12bの裏面側に位置するフレーム下面12cと、フレーム上面12bおよびフレーム下面12cを接続するフレーム側面12dとを備えている。このようなフレーム12は、アルミニウムを押し出し成形すること等によって製造することができる。
<支持体>
次に、図1,図3を用いて、太陽電池モジュール10を折板屋根2へ固定する支持体21について詳述する。図1,図3に示すように、支持体21は折板屋根2の山部2aの頂面2a1に載置された支持部材22と支持部材22の第2面22bに連結された連結部材23と、連結部材23と連結された固定部材24とを備える。
<支持部材>
支持部材22は、折板屋根2の山部2aの頂面2a1上に載置される頂面2a1よりも幅の広い長尺の部材である。支持部材22は、その長手方向を山部2aの長手方向(y軸方向)に沿って頂面2a1上に載置して用いられ、例えば略板状の断面のものを用いることができる。
太陽電池モジュール10が載置される+z方向の面を第1面22aと呼び、第1面22aに対して反対側に位置する面を第2面22bと呼ぶものとする。第1面22aは、太陽電池モジュール10を支持し、第2面22bは、折板屋根2の頂面2a1と接する。なお、第2面22bと頂面2a1との間には、折板屋根2に傷を付けないようにするためのゴムシートなどの緩衝材30を挟んでも良い。
支持部材22の短手方向(x軸方向)の両端部は、折板屋根2の頂面2a1よりも外側に張り出す張り出し部22hを有している。
さらに支持部材22は、第1面22aの短手方向の略中央から+z方向へ突出したねじ部25aを有する。このようなねじ部25aは、例えば支持部材22の第2面22bの側から皿孔22iを設け、第2面22b側から皿孔22iに皿ボルト25を挿通することで配置することができる。皿ボルト25にナット27で第1保持部材26を締結して、太陽電池モジュール10のフレーム12を第1面22aと第1保持部材26の間で挟持することで、太陽電池モジュール10を支持部材22上に固定することができる。
このような支持部材22は、アルミニウム合金、鉄鋼またはステンレスなどを用いて形成することができる。
<連結部材>
連結部材23は、支持部材22の短手方向の両側に設けられた、支持部材22と固定部材24を連結する部材である。連結部材23は、支持部材22と固定部材24を連結し、固定部材24を山部2aの斜面2a2に面で当接させる長さを有すればよく、例えば板状または棒状の部材を用いることができる。
連結部材23は、支持部材22と連結される第1端部23aと、第1端部23aの反対側に位置し固定部材24と連結される第2端部23bとを有し、第1端部23aを有する第1部品23cと、第2端部23bを有する第2部品23dとからなる。
第1部品23cはV字型の断面を有し、第2部品23dを折板屋根2の斜面2a2に向かうように連結することができる。そして第1部品23cは、第1端部23aにおいて支持部材22の張出し部にボルト・ナットなどによって締結される。
第2部品23dは、本実施形態では蝶番である。第2部品23dは、第2端部23bにおいて固定部材24とネジなどによって連結されるとともに、蝶番であることを利用して固定部材24の主面を折板屋根2の斜面2a2に沿った角度に調整することができる。
また第1部品23cは、第2部品23dとの接続部においてネジを挿通するための長孔23gを有している。これにより、連結部材23の長さを調整して、固定部材24の主面を折板屋根2の斜面2a2に当接させることができる。
このような連結部材23は、アルミニウム合金、鉄鋼またはステンレスなどを用いて形成することができる。
<固定部材>
固定部材24は、連結部材23によって回動可能な状態で、連結部材23と連結され、折板屋根2の山部2aの斜面2a2に当接して固定される板状の部材である。
固定部材24は、斜面2a2と相対する主面を、漏水抑止のための接着材24dを介して斜面2a2へと当接され、木ねじ28などによって折板屋根2に固定される。固定部材24の主面が、折板屋根2の斜面2a2と当接していることによって折板屋根2に負荷される応力が分散される。
このような固定部材24は、アルミニウム合金、鉄鋼またはステンレスなどを用いて形成することができる。
<効果>
支持部材22の第2面22bが、折板屋根2の頂面2a1上に載置され当接していることによって、太陽電池装置1から折板屋根2に加わる正圧荷重を第2面22bと頂面2a1の接触している広い面積で分散させることができる。これにより、太陽電池装置1が、積雪量の多い地域の折板屋根2に設置された場合であっても、応力を分散させて、太陽電池装置1から負荷された荷重による折板屋根2の変形を低減することができる。
また、支持部材22と固定部材24との間には、これらと連結する連結部材23が設けられていて、固定部材24が支持部材22に対して回動可能に第2連結部材に連結されていることから、連結部材23が固定部材24の斜面2a2までの距離および角度の調整をできる。
これにより、折板屋根2の頂面2a1の幅や斜面2a2の角度が種々に異なる場合であっても、容易に支持部材22が頂面2a1に当接するように施工することができる。
<<第2実施形態>>
次に、第2実施形態に係る太陽電池装置1について、図4を用いて説明する。
図4に示すように、第2実施形態に係る太陽電池装置1は、連結部材23の構造において、第1実施形態の太陽電池装置と相違する。
本実施形態において連結部材23の第1部品23cは、第2部品23dと接続するための長孔23gを有する蝶番である。また、第2部品23dはV字型の断面を有し、固定部材24と連結される。
これにより、連結部材23の第1端部23aは、支持部材22と回動可能に連結される。また連結部材23の第2部品23dは、長孔23gを用いて長さの調整をすることができる。この回動と長さ調整の機能とを用いることで、固定部材24の主面を折板屋根2の斜面2a2に当接させることができる。
このように、連結部材23の第1部品23cと第2部品23dの機能を入れ替えても、
同様な効果を得ることができる。
<<第3実施形態>>
次に、第3実施形態に係る太陽電池装置について、図5を用いて説明する。
図5に示すように、第3実施形態に係る太陽電池装置1は、支持部材22の構造、および支持部材22と連結部材23と固定部材との間を連結する構造において、第1実施形態および第2実施形態の太陽電池装置1と相違する。
本実施形態において支持部材22は、略角パイプ状の断面のレール状の部材である。図5(b)に示すように、第1面22aは下側に向かって凹んだ溝部22eを有し、第2面22bは第1面22aに向かって凹んだ凹部22fを有する。
より詳細には、溝部22eは、支持部材22上に支持部材22と直交するように載置された第2保持部材31を固定する六角ボルト29を係止するものであって、第2保持部材31を位置合わせできる。溝部22eの開口の幅は、六角ボルト29のねじ部の直径と略同一であり、奥側の幅は六角ボルト29の頭部の二面幅と略同一である。このような溝部22eを有することによって、六角ボルト29をその回転を係止しつつ、支持部材22の長手方向に沿って位置合わせし、第2保持部材31を自由な位置で固定することができる。
折板屋根2は、頂面2a1にはぜ部2a3を有する場合がある。そのような折板屋根2に太陽電池装置1を取り付ける場合であっても、支持部材22が凹部22fを有することによって、はぜ部2a3との干渉を避けて第2面22bと頂面2a1に当接させて、太陽電池装置1が折板屋根2に負荷する応力を分散させることができる。
さらに支持部材22は、第1面22aと第2面22bとの間に位置する側部22cに、C字状の断面の第1係合部22gを有する。そして連結部材23は、第1端部23aに第1係合部22gと係合することができる円状の断面の第2係合部23eを有する。
同様に連結部材23は、第2端部23bに断面が円状の第3係合部23fを有する。そして固定部材24は、第3側辺部24bに第3係合部23fと係合することができる断面がC字状の第4係合部24cを有する。
支持体21は、このような第1係合部22gと第2係合部23eと第3係合部23fと第4係合部24cとを有することによって、支持部材22と連結部材23の間は回動可能に連結され、連結部材23と固定部材24の間も回動可能に連結される。
連結部材23と固定部材24の位置と角度を、折板屋根2の山部2aの頂面2a1の幅や斜面2a2の角度に合わせて、ボルト・ナットを緩めたり締めたりすることなく、調整できることからより簡便に施工することができる。
また、第1係合部22g、第2係合部23e、第3係合部23eおよび第4係合部24cは、いずれもアルミニウム合金の押し出し成型によって、支持部材22、連結部材23および固定部材24のそれぞれと一体に成型することができる。これにより、部材点数を削減して構造を簡素化できるとともに、生産性を高めることができる。
なお、第1係合部22gの断面を円状とし、第2係合部23eの断面をC字状とし、第3係合部23fの断面を円状とし、第4係合部24cの断面をC字状としても、上記と同様の効果が得られることは言うまでもない。
さらに、第1係合部22gと第2係合部23eの断面形状の組み合わせは、C字状と円状に限られるものではなく、例えば、一部が開口した四角形状と六角形状との組み合わせなど、凸形状と凹形状との組み合わせを適宜選択可能である。なお、第3係合部23fと第4係合部24cとに関する組み合わせも同様である。
以上、本発明に係る実施形態を例示したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、支持部材22は、折板屋根2の単一の山部2aの上に配置されるものに限られるものではなく、折板屋根2の複数の山部2aに跨る幅を有してもよい。また、長孔23gを支持部材に設けて、連結部材23の位置を調整する構造としてもよい。このように本発明の目的を逸脱しない限り任意のものに適宜変更実施が可能であることはいうまでもない。
1:太陽電池装置
2:折板屋根
2a:山部
2a1:頂面
2a2:斜面
2a3:ハゼ部
2b:谷部
10:太陽電池モジュール
11:太陽電池パネル
11a:受光面
11b:非受光面
12:フレーム
12a:嵌合部
12b:フレーム上面
12c:フレーム下面
12d:フレーム側面
13:透光性基板
14:封止材
15:インナーリード
16:太陽電池素子
17:裏面保護部材
18:端子ボックス
21:支持体
22:支持部材
22a:第1面
22b:第2面
22c:側部
22e:溝部
22f:凹部
22g:第1係合部
22h:張り出し部
22i:皿孔
23:連結部材
23a:第1端部
23b:第2端部
23c:第1部品
23d:第2部品
23e:第2係合部
23f:第3係合部
23g:第1長孔
24:固定部材
24c:第4係合部
24d:接着材
25:皿ボルト
25a:ねじ部
26:第1保持部材
27:ナット
28:木ねじ
29:六角ボルト
30:緩衝材
31:第2保持部材

Claims (11)

  1. 平坦な頂面を有する長尺の山部と、該山部の隣に位置する長尺の谷部とが繰り返し設けられた折板屋根において、前記山部の上に配置する太陽電池モジュールの支持体であって、
    前記太陽電池モジュールが載置される第1面と、該第1面に対して反対側に位置して前記山部の前記頂面の幅よりも広い第2面とを有し、前記山部の前記頂面に配置される支持部材と、
    前記折板屋根に固定される固定部材と、
    前記支持部材と前記固定部材とをつなぐ連結部材と、
    を備えている太陽電池モジュールの支持体。
  2. 前記連結部材は、前記第1支持部材の前記第1面と前記第2面との間に位置する側部および前記第2面の少なくとも1箇所の部位に連結されている請求項1に記載の太陽電池モジュールの支持体。
  3. 前記連結部材は、第1端部と、該第1端部の反対側に位置する第2端部とを有し、前記第1端部は前記支持部材に対して回動可能に連結されており、前記第2端部は前記固定部材に連結されている請求項1または2に記載の太陽電池モジュールの支持体。
  4. 前記支持部材は、前記第1面の側に前記太陽電池モジュールの位置合わせが可能な溝部を有するレール状である請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池モジュールの支持体。
  5. 前記連結部材は、前記支持部材の対向する2つの側部または前記第2面の対向する2つの所定部位のそれぞれに設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の太陽電池モジュールの支持体。
  6. 前記支持部材の前記側部または前記第2面には凹形状または凸形状の第1係合部が設けられ、前記連結部材の前記第1端部には凸形状または凹形状の第2係合部が設けられており、前記第1係合部と前記第2係合部とが連結されている請求項1乃至5のいずれかに記載の太陽電池モジュールの支持体。
  7. 前記第1係合部は断面がC字状または円形状であり、前記第2係合部は断面が円形状またはC字状である請求項6に記載の太陽電池モジュールの支持体。
  8. 前記連結部材の前記第2端部には凸形状または凹形状の第3係合部が設けられ、前記固定部材には凹形状または凸形状の第4係合部が設けられて、前記第3係合部と前記第4係合部とが連結されている請求項1乃至6のいずれかに記載の太陽電池モジュールの支持体。
  9. 前記第3係合部は断面が円形状またはC字状であり、前記第2係合部は断面がC字状または円形状である請求項8に記載の太陽電池モジュールの支持体。
  10. 前記支持部材の前記第2面の側に前記第1面に向かって凹んだ凹部を有している請求項1乃至9のいずれかに記載の太陽電池モジュールの支持体。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の太陽電池モジュールの支持体と、該支持体の上に配置された太陽電池モジュールとを備えている太陽電池装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022081853A1 (en) * 2020-10-14 2022-04-21 GAF Energy LLC Mounting apparatus for photovoltaic modules
JP7493789B2 (ja) 2020-11-26 2024-06-03 アイユーソーラー株式会社 太陽電池パネル設置構造及びその固定具

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