JP2018076720A - 太陽光発電システムおよび固定部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置環境に応じて保持フレームの強度を容易に変更可能である太陽光発電システムを得ること。【解決手段】太陽光発電システムは、太陽電池パネルと保持フレームとを有する太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールを設置場所に設けられた中間固定部材23に固定する主固定部材20と、主固定部材20と中間固定部材23との間に挟み込まれる副固定部材21と、を備える。主固定部材20は、受光面側から保持フレームに当接する主受光面側当接部20bを有する。副固定部材21は、受光面の反対面である裏面側から保持フレームに当接する副裏面側当接部21bを有する。副裏面側当接部21bは、第1の方向に沿った長さが、第1の方向に沿った主固定部材20の長さよりも長い。【選択図】図5

Description

本発明は、太陽電池モジュールが固定部材で固定された太陽光発電システムおよび太陽電池モジュールを固定する固定部材に関する。
従来、太陽電池セルを複数並べて構成された太陽電池パネルを有する太陽電池モジュールにおいては、太陽電池パネルの外縁部を保護するとともに太陽電池パネルの強度向上を図るために、太陽電池パネルの外縁部を全周にわたって保持する保持フレームを有するものがある。また、保持フレームは、太陽電池モジュールを設置する際に固定部材が当接される固定具としても機能する。
太陽電池モジュールは、積雪および風によって荷重が加わるため、保持フレームは荷重に耐えうる強度を確保する必要がある。一般的に、保持フレームの材料には、耐久性および重量等の観点からアルミニウムが使用される。
太陽電池モジュールが設置される設置面には、太陽電池モジュールが載置される中間固定部材が設けられる。太陽電池モジュールは、中間固定部材に載置されて固定部材で固定されることで設置面に設置される。一般的に、中間固定部材の幅は太陽電池モジュールの幅よりも短くなっている。そのため、太陽電池モジュールの保持フレームと設置面との間に隙間が形成される。
太陽電池モジュールの保持フレームと設置面との間に隙間が形成されているため、太陽電池モジュールに荷重が加わった際に保持フレームが変形し、破損してしまうおそれがある。そのため、特許文献1に開示された太陽電池パネルの固定装置のように、保持フレームの全体を中間固定部材で支持するか、または保持フレームの肉厚を大きくして、保持フレームの変形を抑える必要がある。
特開2001−144314号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、ほとんど積雪のない地域に太陽電池モジュールを設置する場合であっても、保持フレームの変形を抑えるための構成が採用されることで、実際には保持フレームの変形のおそれがないにも関わらず、過剰な強度仕様で保持フレームが製造されてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設置環境に応じて保持フレームの強度を容易に変更可能である太陽光発電システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる太陽光発電システムは、受光面に入射した光を電力に変換する光電変換部を備えた太陽電池パネルと、太陽電池パネルの外縁部を保持する保持フレームと、を有する太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールを設置場所に設けられた中間固定部材に固定する主固定部材と、主固定部材と中間固定部材との間に挟み込まれる副固定部材と、を備える。主固定部材は、中間固定部材に固定される固定部と、固定部から延びて受光面側から保持フレームに当接する主受光面側当接部と、を有する。副固定部材は、固定部と中間固定部材との間に挟み込まれる基部と、基部から太陽電池モジュール側に張り出して、受光面の反対面である裏面側から保持フレームに当接する副裏面側当接部と、を有する。副裏面側当接部は、副裏面側当接部が当接する保持フレームの延びる方向である第1の方向に沿った長さが、第1の方向に沿った固定部の長さよりも長い。
本発明にかかる太陽光発電システムによれば、設置環境に応じて保持フレームの強度を容易に変更可能であるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムが備える太陽電池モジュールの分解斜視図 実施の形態1における太陽電池モジュールの平面図 実施の形態1にかかる太陽光発電システムの斜視図 図3に示すIV−IV線に沿って切断した部分断面図 実施の形態1にかかる太陽光発電システムにおいて、太陽電池モジュールを固定する部分の拡大斜視図であって、太陽電池モジュールを除いた状態を示す図 実施の形態1における副固定部材の斜視図 実施の形態1における副固定部材の変形例1を示す斜視図 変形例1にかかる副固定部材を用いた太陽光発電システムの斜視図 図8に示すIX−IX線に沿って切断した部分断面図 変形例1にかかる副固定部材を用いて太陽電池モジュールを固定する部分の拡大斜視図であって、太陽電池モジュールを除いた状態を示す図 実施の形態1における副固定部材の変形例2を示す斜視図 変形例2にかかる副固定部材を用いた太陽光発電システムの斜視図 図12に示すXIII−XIII線に沿って切断した部分断面図 変形例2にかかる副固定部材を用いて太陽電池モジュールを固定する部分の拡大斜視図であって、太陽電池モジュールを除いた状態を示す図 実施の形態1における副固定部材の変形例3を示す斜視図 変形例3にかかる副固定部材を用いた太陽光発電システムの斜視図 図16に示すXVII−XVII線に沿って切断した部分断面図 変形例3にかかる副固定部材を用いて太陽電池モジュールを固定する部分の拡大斜視図であって、太陽電池モジュールを除いた状態を示す図 変形例4にかかる副固定部材を用いた太陽光発電システムの斜視図 図19に示すXX−XX線に沿って切断した部分断面図 実施の形態1における保持フレームと固定部材との位置関係を示す模式図 実施の形態1における保持フレームと固定部材との位置関係の他の例を示す模式図 実施の形態1における保持フレームを2点で支持された支持梁と捉えた場合に等分布荷重における一般的な曲げモーメント図
以下に、本発明の実施の形態にかかる太陽光発電システムおよび固定部材を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムが備える太陽電池モジュールについて説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムが備える太陽電池モジュールの分解斜視図である。図2は、実施の形態1における太陽電池モジュールの平面図である。
太陽電池モジュール80は、太陽電池パネル70と、太陽電池パネル70の外縁部を全周にわたって囲む保持フレーム10とを有している。太陽電池パネル70は、太陽光を電力に変換する光電変換部であり、並べて配置された複数の太陽電池セル60を備える。太陽電池セル60の受光面70a側に図示しない透明基板であるガラスが配置される。複数の太陽電池セル60は、直列または並列に接続されている。太陽電池パネル70は、並べて配置された複数の太陽電池セル60をエチレンビニルアセテート(Ethylene−vinyl acetate:EVA)樹脂またはポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate:PET)樹脂などの電気的絶縁材料で封止して形成されている。
次に、太陽電池モジュール80を備える太陽光発電システムについて説明する。図3は、実施の形態1にかかる太陽光発電システムの斜視図である。図4は、図3に示すIV−IV線に沿って切断した部分断面図である。図5は、実施の形態1にかかる太陽光発電システムにおいて、太陽電池モジュール80を固定する部分の拡大斜視図であって、太陽電池モジュール80を除いた状態を示す図である。
太陽光発電システム100は、主固定部材20、副固定部材21、中間固定部材23を用いて太陽電池モジュール80を設置場所に固定して構成される。
中間固定部材23は、太陽光発電システム100を設置する設置面、例えば屋根面に固定される。中間固定部材23は、棒状の形状であり、太陽電池モジュール80の一辺と平行に配置される。中間固定部材23は、底面23aに形成された孔26を通して図示しない木ねじを屋根にねじ込むことで屋根面に固定される。中間固定部材23には、中間固定部材23の長手方向に延びて、互いに対向する溝23bが形成されている。図4に示すように、溝23bには、板状の補助固定部材22が差し込まれる。補助固定部材22には、ねじ孔22aが形成されている。
主固定部材20は、補助固定部材22を介して中間固定部材23に固定される。主固定部材20は、中間固定部材23に固定される固定部20aと、固定部20aから延びて受光面70a側から保持フレーム10に当接する主受光面側当接部20bとを有する。固定部20aには、孔24が形成されている。主固定部材20は、孔24に通したボルト25を、補助固定部材22のねじ孔22aにねじ込むことで、中間固定部材23に固定される。主固定部材20の主受光面側当接部20bは、主固定部材20が中間固定部材23に固定されることで、太陽電池モジュール80の保持フレーム10に受光面70a側から当接する。
図6は、実施の形態1における副固定部材21の斜視図である。副固定部材21は、主固定部材20の固定部20aと中間固定部材23との間に挟み込まれる基部21aと、基部21aから太陽電池モジュール80側に張り出して、受光面70aの反対面である裏面70b側から保持フレーム10に当接する副裏面側当接部21bとを有する。基部21aには、孔21cが形成されている。主固定部材20を中間固定部材23に固定するボルト25を、基部21aに形成された孔21cに通すことで、主固定部材20とともに副固定部材21が中間固定部材23に固定される。
太陽電池モジュール80は、主受光面側当接部20bと副裏面側当接部21bとで保持フレーム10が挟み込まれることで中間固定部材23に固定される。これにより、太陽電池モジュール80は、中間固定部材23を介して設置場所である屋根に固定される。このように、太陽電池モジュール80を設置場所に固定する固定部材が、主固定部材20と副固定部材21とを備えて構成される。
副裏面側当接部21bは、副裏面側当接部21bが当接する保持フレーム10の延びる方向である第1の方向、すなわち矢印Xで示す方向に沿った長さfが、矢印Xで示す方向に沿った固定部20aの長さeよりも長くなっている。なお、矢印Xで示す方向に沿った固定部20aの長さeは、矢印Xで示す方向に沿った中間固定部材23の長さと等しい。
上記のように構成された太陽光発電システム100では、主固定部材20同士の間の距離aよりも、副固定部材21の副裏面側当接部21b同士の間の距離cのほうが短くなる。また、主固定部材20から保持フレーム10の端部までの距離bよりも、副固定部材21の副裏面側当接部21bから保持フレーム10の端部までの距離dのほうが短くなる。一般的に、太陽電池モジュール80に荷重が加わった際に保持フレーム10で発生する応力は、距離aおよび距離bに依存し、距離aおよび距離bが長くなるほど保持フレーム10で発生する応力が大きくなる。本実施の形態では、副固定部材21を用いることで、距離a>距離c、距離b>距離dとすることができるため、保持フレームで発生する応力を抑えることができる。これにより、太陽電池モジュール80に荷重が加えられた際の保持フレーム10の変形を抑えて、保持フレーム10の破損を防ぐことができる。
また、例えばほとんど積雪のない地域では、副固定部材21を用いずに主固定部材20で太陽電池モジュール80を固定すれば、積雪によって太陽電池モジュール80に荷重が加えられることがほとんどない地域において、過剰な強度仕様で保持フレーム10または主固定部材20を製造する必要がない。そのため、使用材料を抑えて、保持フレーム10および主固定部材20の軽量化、取扱い性の向上、および製造コストの抑制を図ることができる。また、保持フレーム10および主固定部材20の軽量化によって、設置場所の耐荷重性のよって設置場所が制限されることが少なくなる。すなわち、太陽光発電システム100の設置場所を選択する自由度の向上を図ることができる。
図7は、実施の形態1における副固定部材21の変形例1を示す斜視図である。図8は、変形例1にかかる副固定部材21を用いた太陽光発電システム100の斜視図である。図9は、図8に示すIX−IX線に沿って切断した部分断面図である。図10は、変形例1にかかる副固定部材21を用いて太陽電池モジュール80を固定する部分の拡大斜視図であって、太陽電池モジュール80を除いた状態を示す図である。
変形例1にかかる副固定部材21には、太陽電池パネル70の裏面70b側から受光面70aに向かう第2の方向、すなわち矢印Yで示す方向に突出して、保持フレーム10に受光面70a側から当接する副受光面側当接部21dが設けられている。
副受光面側当接部21dは、主受光面側当接部20bに対して、矢印Xに示す方向に沿った両側に並べて設けられている。変形例1にかかる副固定部材21を用いた場合、主受光面側当接部20bおよび副受光面側当接部21dと、副裏面側当接部21bとの間に保持フレーム10が挟み込まれることで、中間固定部材23を介して太陽電池モジュール80が設置場所に固定される。したがって、変形例1にかかる副固定部材21を用いることで、主受光面側当接部20bに加えて副受光面側当接部21dを用いて、より強固に太陽電池モジュール80を固定することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、主受光面側当接部20bおよび副受光面側当接部21dは、保持フレーム10の天面に当接しているが、主受光面側当接部20bおよび副受光面側当接部21dが当接する場所は保持フレーム10の天面に限られず、受光面70a側から当接する場所であればよい。また、副裏面側当接部21bは、保持フレーム10の底面に当接しているが、副裏面側当接部21bが当接する場所は保持フレーム10の底面に限られず、裏面70b側から当接する場所であればよい。
図11は、実施の形態1における副固定部材21の変形例2を示す斜視図である。図12は、変形例2にかかる副固定部材21を用いた太陽光発電システム100の斜視図である。図13は、図12に示すXIII−XIII線に沿って切断した部分断面図である。図14は、変形例2にかかる副固定部材21を用いて太陽電池モジュール80を固定する部分の拡大斜視図であって、太陽電池モジュール80を除いた状態を示す図である。図13では、中間固定部材23および主固定部材20を省略している。
変形例2にかかる副固定部材21には、変形例1と同様に矢印Yで示す方向に突出して、保持フレーム10に受光面70a側から当接する副受光面側当接部21dが設けられている。
本変形例2では、保持フレーム10に形成された張出部10aに副受光面側当接部21dが受光面70a側から当接している。張出部10aは、矢印Yに示す方向に沿って見た場合に太陽電池パネル70よりも外側に向けて張り出している。本変形例2では、張出部10aが保持フレーム10の底面の一部を構成する。したがって、張出部10aは、副裏面側当接部21bにも当接する。
副受光面側当接部21dは、主受光面側当接部20bに対して、矢印Xに示す方向に沿った両側に並べて設けられている。変形例2にかかる副固定部材21を用いた場合、主受光面側当接部20bおよび副受光面側当接部21dと、副裏面側当接部21bとの間に保持フレーム10が挟み込まれることで、中間固定部材23を介して太陽電池モジュール80が設置場所に固定される。したがって、変形例2にかかる副固定部材21を用いることで、主受光面側当接部20bに加えて副受光面側当接部21dを用いて、より強固に太陽電池モジュール80を固定することが可能となる。また、変形例1に比べて副受光面側当接部21dの高さを抑えることができるため、使用材料の削減による軽量化、取扱い性の向上、および製造コストの抑制を図ることができる。
図15は、実施の形態1における副固定部材21の変形例3を示す斜視図である。図16は、変形例3にかかる副固定部材21を用いた太陽光発電システム100の斜視図である。図17は、図16に示すXVII−XVII線に沿って切断した部分断面図である。図18は、変形例3にかかる副固定部材21を用いて太陽電池モジュール80を固定する部分の拡大斜視図であって、太陽電池モジュール80を除いた状態を示す図である。
変形例3にかかる副固定部材21には、変形例1と同様に矢印Yで示す方向に突出して、保持フレーム10に受光面70a側から当接する副受光面側当接部21dが設けられている。
本変形例3では、変形例2と同様に保持フレーム10に形成された張出部10aに副受光面側当接部21dが受光面70a側から当接している。本変形例3では、張出部10aが保持フレーム10の底面の一部を構成する。
本変形例3では、副受光面側当接部21dは、主受光面側当接部20bに対して保持フレーム10側に並べて設けられている。これにより、本変形例3では副受光面側当接部21dを、矢印Xに示す方向に連続させた1つの部位として形成することができる。このように、1つの部位で副受光面側当接部21dを形成することで、変形例1および変形例2に示したように複数の副受光面側当接部21dを形成した場合に比べて、加工費用を抑えることができる。
また、本変形例3にかかる副固定部材21を用いた場合、主受光面側当接部20bおよび副受光面側当接部21dと、副裏面側当接部21bとの間に保持フレーム10が挟み込まれることで、中間固定部材23を介して太陽電池モジュール80が設置場所に固定される。したがって、本変形例3にかかる副固定部材21を用いることで、主受光面側当接部20bに加えて副受光面側当接部21dを用いて、より強固に太陽電池モジュール80を固定することが可能となる。
図19は、変形例4にかかる副固定部材21を用いた太陽光発電システム100の斜視図である。図20は、図19に示すXX−XX線に沿って切断した部分断面図である。
本変形例4にかかる副固定部材21には、変形例1と同様に矢印Yで示す方向に突出して、保持フレーム10に受光面70a側から当接する副受光面側当接部21dが設けられている。
本変形例4では、保持フレーム10に形成された張出部10bに副受光面側当接部21dが受光面70a側から当接している。張出部10bは、矢印Yに示す方向に沿って見た場合に太陽電池パネル70よりも外側に向けて張り出している。本変形例4では、張出部10bが形成される位置が、保持フレーム10の天面と底面の間となる高さとなっている。
本変形例4にかかる副受光面側当接部21dは、主受光面側当接部20bに対して、矢印Xに示す方向に沿った両側に並べて設けられている。本変形例4にかかる副固定部材21を用いた場合、主受光面側当接部20bおよび副受光面側当接部21dと、副裏面側当接部21bとの間に保持フレーム10が挟み込まれることで、中間固定部材23を介して太陽電池モジュール80が設置場所に固定される。したがって、本変形例4にかかる副固定部材21を用いることで、主受光面側当接部20bに加えて副受光面側当接部21dを用いて、より強固に太陽電池モジュール80を固定することが可能となる。また、変形例1に比べて副受光面側当接部21dの高さを抑えることができるため、使用材料の削減による軽量化、取扱い性の向上、および製造コストの抑制を図ることができる。
次に、太陽電池モジュール80の保持フレーム10と、固定部材である主固定部材20および副固定部材21との位置関係について説明する。図21は、実施の形態1における保持フレーム10と固定部材との位置関係を示す模式図である。図21に示すように、副固定部材21は、矢印Xに示す方向に沿って主固定部材20の一方側である端部側にはみ出す長さLaと、矢印Xに示す方向に沿って主固定部材20の他方側である中心線C側にはみ出す長さLbとを異ならせて配置される。より具体的には、長さLa>長さLbとなっている。
また、図21に示すように、主固定部材20が、保持フレーム10の中心線C側に寄せて配置されているため、主固定部材20から保持フレーム10の端部までの距離Lcは、主固定部材20から中心線Cまでの距離Ldよりも長くなっている。したがって保持フレーム10に発生する応力は、長さの長い端部側の方が大きくなる。そして、発生する応力が大きい端部側に副固定部材21が大きくはみ出しているため、発生する応力が大きい側を副固定部材21で適切に補強する事が可能となる。
図22は、実施の形態1における保持フレーム10と固定部材との位置関係の他の例を示す模式図である。図23は、実施の形態1における保持フレーム10を2点で支持された支持梁と捉えた場合に等分布荷重における一般的な曲げモーメント図である。固定部材は、矢印Xに示す方向に沿って2組設けられている。
保持フレーム10の端部から副固定部材21との間と、副固定部材21同士の間で発生する応力の偏りを無くすためには、それぞれにおける最大曲げモーメントMxを同じにする必要がある。保持フレーム10の端部から副固定部材21との間での最大曲げモーメントをMx1、副固定部材21同士の間での最大曲げモーメントをMx2とし、Mx1=Mx2となるL1とL2との関係を求めると下記の通りとなり、L1:L2=1:1/√2となる。
すなわち、
Mx1=wL1/2
Mx2=w(L2−L1)/2となる。
ここで、
Mx1=Mx2とすると、
wL1/2=w(L2−L1)/2となり、
L1=L2/√2が導かれる。
これにより、1:L2=1:1/√2の関係が得られる。
なお、
Mx1:保持フレーム10の端部と副固定部材21との間で発生する最大曲げモーメント
Mx2:副固定部材21同士の間で発生する最大曲げモーメント
w:等分布荷重
L1:保持フレーム10と副固定部材21の中心との距離
L2:副固定部材21同士の中心間の距離
である。
したがって、保持フレーム10の端部から副固定部材21の中心までの長さと副固定部材21同士の中心間の長さとの比率を、1:1/(2√2)とすることで、保持フレーム10で発生する応力の偏りをなくすことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 保持フレーム、10a,10b 張出部、20 主固定部材、20a 固定部、20b 主受光面側当接部、21 副固定部材、21a 基部、21b 副裏面側当接部、21c,24,26 孔、21d 副受光面側当接部、22 補助固定部材、22a ねじ孔、23 中間固定部材、23a 底面、23b 溝、25 ボルト、60 太陽電池セル、70 太陽電池パネル、70a 受光面、70b 裏面、80 太陽電池モジュール、100 太陽光発電システム。

Claims (10)

  1. 受光面に入射した光を電力に変換する光電変換部を備えた太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの外縁部を保持する保持フレームと、を有する太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールを設置場所に設けられた中間固定部材に固定する主固定部材と、
    前記主固定部材と前記中間固定部材との間に挟み込まれる副固定部材と、を備え、
    前記主固定部材は、前記中間固定部材に固定される固定部と、前記固定部から延びて前記受光面側から前記保持フレームに当接する主受光面側当接部と、を有し、
    前記副固定部材は、前記固定部と前記中間固定部材との間に挟み込まれる基部と、前記基部から前記太陽電池モジュール側に張り出して、前記受光面の反対面である裏面側から前記保持フレームに当接する副裏面側当接部と、を有し、
    前記副裏面側当接部は、前記副裏面側当接部が当接する前記保持フレームの延びる方向である第1の方向に沿った長さが、前記第1の方向に沿った前記固定部の長さよりも長いことを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 前記副固定部材には、前記裏面から前記受光面に向かう第2の方向に突出して、前記保持フレームに前記受光面側から当接する副受光面側当接部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システム。
  3. 前記保持フレームには、前記裏面から前記受光面に向かう第2の方向に沿って見た場合に前記太陽電池パネルよりも外側に向けて張り出す張出部が設けられ、
    前記副受光面側当接部は、前記張出部に前記受光面側から当接することを特徴とする請求項2に記載の太陽光発電システム。
  4. 前記張出部は、前記主受光面側当接部と前記副裏面側当接部との間となる高さに位置することを特徴とする請求項3に記載の太陽光発電システム。
  5. 前記張出部は、前記副裏面側当接部に当接することを特徴とする請求項3に記載の太陽光発電システム。
  6. 前記副受光面側当接部は、前記主受光面側当接部に対して前記第1の方向に沿って並べて設けられることを特徴とする請求項2から5のいずれか1つに記載の太陽光発電システム。
  7. 前記副受光面側当接部は、前記主受光面側当接部に対して前記保持フレーム側に並べて設けられることを特徴とする請求項4に記載の太陽光発電システム。
  8. 前記副裏面側当接部は、前記第1の方向に沿って前記主固定部材の一方側にはみ出す長さと、前記第1の方向に沿って前記主固定部材の他方側にはみ出す長さとを異ならせて配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の太陽光発電システム。
  9. 前記主固定部材と前記副固定部材とは、前記第1の方向に沿って2組設けられており、
    前記第1の方向に沿った前記保持フレームの端部から前記副固定部材までの距離と、前記副固定部材同士の間の距離との比が、1:1/(2√2)であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の太陽光発電システム。
  10. 受光面に入射した光を電力に変換する光電変換部を備えた太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの外縁部を保持する保持フレームと、を有する太陽電池モジュールを固定する固定部材であって、
    前記太陽電池モジュールを中間固定部材に固定する主固定部材と、
    前記主固定部材と前記中間固定部材との間に挟み込まれる副固定部材と、を備え、
    前記主固定部材は、前記中間固定部材に固定される固定部と、前記固定部から延びて前記受光面側から前記保持フレームに当接する主受光面側当接部と、を有し、
    前記副固定部材は、前記固定部と前記中間固定部材との間に挟み込まれる基部と、前記基部から前記太陽電池モジュール側に張り出して、前記受光面の反対面である裏面側から前記保持フレームに当接する副裏面側当接部と、を有し、
    前記副裏面側当接部は、前記副裏面側当接部が当接する前記保持フレームの延びる方向である第1の方向に沿った長さが、前記第1の方向に沿った前記固定部の長さよりも長いことを特徴とする固定部材。
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