JP2009111136A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】枠体の影による発電効率の低下が低減された、従来よりも発電効率が優れた太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】受光面と裏面とを有し、内部に太陽電池素子を備える太陽電池パネル1の側面を、太陽光のピーク波長である650nmの波長の光に対して全光線光透過率が50%以上である透明の材料からなる枠体2を、エポキシ系接着剤などの透明の接合剤を用いて接合するか、あるいは、太陽電池パネルの側端部を該透明材料からなる枠体の凹部に挿入させることによって、太陽電池パネル1の側面を枠体2で覆うようにする。枠体2を透過した太陽光、あるいはさらに同じ構造を持つ隣接した太陽電池モジュールを透過した太陽光をも太陽電池素子3が受光するので、効率的に太陽光を受光することができ、太陽電池モジュールの発電効率が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池モジュールの構造に関する。
太陽電池モジュールは、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換するものである。太陽電池モジュールとして、太陽電池素子を充填材によって封止してなる太陽電池パネルの外周部に、アルミニウムからなる枠体を設けた構造を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。枠体は、太陽電池パネルの受光面側に用いるガラス板の端部を保護して該端部からのクラックの発生を低減する役割、ガラス板の撓みを抑制して太陽電池モジュールの強度を確保するため役割、または該太陽電池パネルの端面から水分が浸入することを低減する役割を有する。さらに、枠体には、家屋の屋根上に設けた架台に太陽電池モジュールを設置する場合に、該架台に太陽電池モジュールを固定するための固定手段の取り付け箇所としての役割もある。
特開2004−6625号公報
特許文献1に開示されているようなアルミニウム製の枠体を有する太陽電池モジュールに太陽光が照射された場合、枠体においては太陽光が透過しないので、太陽電池素子の受光面上に枠体の影ができてしまうことになる。そのため、この影が生じる部分を避けて太陽電池素子を配置する(影になる領域に太陽電池素子を配置しないようにする)ことが必要となるなど、太陽電池モジュールに照射される太陽光を太陽電池素子が十分に受光できないという問題がある。さらには、複数の太陽電池モジュールを隣り合わせて設置するような場合には、隣接する太陽電池モジュールの枠体が影を形成してしまうことも起こりうる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、従来よりも発電効率が優れた太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、受光面と裏面とを有し、内部に太陽電池素子を備える太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの側面を覆う透明の枠体と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、前記枠体が凹部を有し、前記太陽電池パネルの側端部が前記凹部に挿入してなる、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の太陽電池モジュールであって、前記受光面側から前記太陽電池モジュールを平面視した場合に前記枠体の端部が前記太陽電池素子の端部と略一致することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2に記載の太陽電池モジュールであって、前記受光面側から前記太陽電池モジュールを平面視した場合に前記枠体が前記太陽電池素子と重なることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、前記凹部が粗面であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、前記枠体が樹脂からなることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載の太陽電池モジュールであって、前記樹脂がアクリルであることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、前記枠体と前記太陽電池パネルとが透明の接合材にて接合されてなることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8に記載の太陽電池モジュールであって、前記接合材がシリコン系接着剤であることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、前記枠体を保持して前記太陽電池モジュールを架台に固定する固定手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載の太陽電池モジュールであって、前記太陽電池パネルが矩形であり、前記固定手段が、前記太陽電池パネルの辺部側面を覆う前記枠体を保持する、ことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項10に記載の太陽電池モジュールであって、前記太陽電池パネルが矩形であり、前記固定手段が、前記太陽電池パネルの角部側面を覆う前記枠体を保持する、ことを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、前記枠体が、架台の溝に挿入されることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項14に記載の太陽電池モジュールであって、前記受光面側から前記太陽電池モジュールを平面視した場合に前記受光面と平行な方向に突出した突出部を有することを特徴とする。
本発明によれば、太陽電池パネルの側面に設ける枠体を透明にすることで、受光面側からのみならず、該側面からも太陽電池パネルの内部へと光を入射させることが出来るので、係る側面からの入射光をも受光可能に太陽電池素子を配置することで、従来よりも発電効率の優れた太陽電池モジュールを実現することが出来る。
<第1の実施の形態>
<太陽電池モジュールの構成概要>
図1、図2、および図3は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽電池モジュール100の構成を概略的に示す図である。図1(a)、図2(a)、および図3(a)はいずれも、太陽電池モジュール100を受光面側からみた場合の平面図である。図1(b)は図1(a)のA−A’断面図である。図2(b)は図2(a)のB−B’断面図、図3(b)は図3(a)のC−C’断面図である。なお、本実施の形態においては、太陽電池モジュール100が平面視矩形である場合(実質的には、後述する太陽電池パネル1が平面視矩形である場合)を対象として説明するものとし、図1ないし図3のいずれにおいても、太陽電池モジュール100の端部の短手方向をx軸方向、同じく長手方向をy軸方向とし、xy平面に垂直な方向をz軸方向とする。ただし、太陽電池モジュール100を平面視した場合の形状は、矩形に限られるものではない。
図1ないし図3に示す太陽電池モジュール100はいずれも、太陽電池パネル1と、枠体2とから主として構成される。ただし、それぞれの太陽電池モジュール100においては、枠体2の構造が互いに異なっている。本明細書においては、図1に示す太陽電池モジュール100を特に第1の太陽電池モジュール100aと称し、その枠体2を特に第1の枠体2aと称することがある。図2に示す太陽電池モジュール100を特に第2の太陽電池モジュール100bと称し、その枠体2を特に第2の枠体2bと称することがある。図3に示す太陽電池モジュール100を特に第3の太陽電池モジュール100cと称し、その枠体2を特に第3の枠体2cと称することがある。
太陽電池パネル1は、互いに対向する、太陽光に対して透明なガラス板5と保護層7との間に、複数の太陽電池素子3を2次元的に整列配置させるとともに太陽光に対して透明な充填剤からなる充填層6に封入した構造を有する。なお、本明細書において、太陽光に対して透明であるとは、太陽光のピーク波長である650nmの波長の光に対して、JISのK7361−1で規定される全光線光透過率が50%以上であることをいう。また、以下において示される種々の物質のおよその全光線光透過率についても、同様の規定に基づく文献値である。
図4は、太陽電池パネル1の形成過程を説明するための図である。図4に示すように、太陽電池パネル1は、互いに接続配線4で接続された複数の太陽電池素子3を上下から充填層6a、6bで挟み込んだうえで、ガラス板5と保護層7とによってさらにこれらを挟み込み、公知の圧着手法によって矢印AR1に示すように圧着させることによって形成される。ガラス板5としては、全光線光透過率は91%であり、厚さ3〜5mm程度のものを用いるのが好適である。保護層7としては、表面にSiO2をコーティングした数十〜数百μm程度の厚みのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを複数枚積層したものを用いるのが好適である。充填剤としては、エチレンビニルアセテート共重合体(EVA)を用いるのが好適である。この充填剤6をそれぞれ0.4〜0.6mm程度の厚みを有する層状に形成したものを充填層6a、6bとして用い、最終的に充填層6を構成する。
太陽電池素子3には、公知のものを用いることが出来る。すなわち、多結晶もしくは単結晶シリコンからなり、p型の導電型を有する半導体基板の表面(受光面側)に、n型の導電型を有する半導体層や表面電極や反射防止膜などを形成してなるともに、裏面側に、p+層、裏面電極などを適宜に形成した一般的な太陽電池素子を用いることが出来る。あるいは、受光面側に接続配線を接続する電極を有さないバックコンタクト型の太陽電池素子や、複数のシリコン粒子が導電性基板に接合された構造を有する太陽電池素子でもよい。
また、太陽電池パネル1において、太陽電池素子3は、その受光面側がガラス板5の方を向くように配置されてなる。すなわち、太陽電池パネル1においては、ガラス板5が備わる側が、太陽電池パネル1の(ひいては太陽電池モジュール100の)受光面側であり、保護層7が備わる側が裏面側ということになる。これにより、太陽電池パネル1においては、その受光面側から入射した太陽光が、ガラス板5および充填層6を透過して、太陽電池素子3によって受光されることになる。なお、図1ないし図3のいずれに示す太陽電池モジュール100においても、太陽電池素子3はx軸方向に2つ、y軸方向に6つ配列されてなるが、太陽電池パネル1内部における太陽電池素子3の配置態様はこれに限定されるものではない。
<枠体>
枠体2は、ガラス板5の端部保護、ガラス板5の撓み抑制による太陽電池モジュール100の強度確保、または太陽電池パネル1の端面からの水分の浸入を低減させるなどの役割を果たすべく設けられるものである。
本実施の形態に係る太陽電池モジュール100において、枠体2は、その形状によらず、太陽光に対して透明な材料によって構成される。例えば、アクリル(全光線光透過率93%、以下同様)、ポリカーボネード(85%)、塩化ビニル(84%)、シリコン(88〜90%)、PET(85%)、PCT、PCTFE(96%)、PEN(87%)、PVF(95%)、ETFE(95%)などの樹脂を用いて枠体202を構成するのが好適である。特に、アクリルが用いられる場合、透明度、強度が優れる。また、ポリカーボネードが用いられる場合、強度や耐衝撃性が優れる。
なお、上述のような役割を果たすためには、本実施の形態に係る枠体2は、1mm〜数mm程度の厚みを有し、かつ、700kg/mm2以上の曲げ弾性率有するように成型されるのが好適である。
枠体2と太陽電池パネル1とは、図示を省略する太陽光に対して透明な接合剤によって互いに接合されてなる。より具体的には、枠体2の接合面2dに接合剤を塗布したうえで枠体2が太陽電池パネル1の側端部に接合される。このような接合剤は、太陽電池パネル1の受光面から入射した光が、枠体2から接合剤の内部へ進みやすく、また、接合剤から太陽電池パネル1の内部(ガラス板5の内部)へ進みやすい屈折率を有する。特に、枠体2と接合剤との界面、及び接合剤と太陽電池パネル1の表面(ガラス板5の表面)との界面において全反射しない屈折率を有する場合、太陽電池素子3に入射される光量を向上できる。係る透明な接合剤としては、耐候性の観点からエポキシ系接着剤(全光線光透過率94%)、シリコン系接着剤(88%)、アクリル系接着剤(93%程度)などを用いるのが好適である。特に、シリコン系接着剤が用いられた場合、紫外光による劣化を低減できる。
本実施の形態において、太陽電池パネル1のガラス板5および充填剤6(つまりは太陽電池パネル1の受光面側)のみならず、枠体2および該枠体に太陽電池パネル1を接合あるいは挿入するための接合剤を太陽光に対して透明な材料によって構成することの効果については、後で詳述する。
また、枠体2の接合面2dをあらかじめ粗面化した場合、接合剤と枠体2とのアンカー効果により枠体2と太陽電池パネル1との接合強度がより高められる。この粗面化は、例えば、機械的研磨やサンドブラスト加工などの方法で実現可能である。粗面化は、接合面2dの十点平均表面粗さ(Rz)が150〜500μm程度となる程度に行うのが好適である。
<太陽電池モジュールの種々の構成態様>
図1ないし図3に示すそれぞれの太陽電池モジュール100は、相異なる形状の枠体2を有してなることで、それぞれが特徴付けられてなる。以下、それぞれについて個別に説明する。
第1の太陽電池モジュール100aは、太陽電池パネル1の少なくとも一部の側面(側端部)に第1の枠体2aが付設(接合)された構造を有する。図1(b)に示すように断面視すれば、太陽電池パネル1をその側面側から枠体2で挟み込んだ構造を有するともいえる。本明細書においては、このように枠体が付設されることを単に、「枠体が側面を覆う」などと称するものとする。
第2の太陽電池モジュール100bは、太陽電池パネル1の少なくとも一部の側端部を、凹部を有する第2の枠体2bの凹部に挿入してなる構造を有する。すなわち、第2の枠体2bは、凹状の接合面2dを有してなる。なお、本発明において、太陽電池パネルの側端部が枠体の凹部に挿入されているとは、太陽電池パネルの側端部が枠体の凹部に嵌め込まれ、かつ、両者が接合剤で接合されている状態を指し示している。ただし、第2の太陽電池モジュール100bにおいては、受光面側から第2の太陽電池モジュール100bを平面視した場合に、第2の枠体2bの端部2eが太陽電池素子3の端部3eと略一致するようになっている。なお、このように第2の枠体2bに太陽電池パネル1を挿入させた構造を有する第2の太陽電池モジュール100bにおいても、第2の枠体2bが太陽電池パネル1の側面を覆っていることについては、第1の太陽電池モジュール100aと同様である。なお、図2(a)(図3(a)も同様)においては、太陽電池パネル1の外周部を一点鎖線で図示している。
第3の太陽電池モジュール100cは、第2の太陽電池モジュール100bと同様に、太陽電池パネル1の少なくとも一部の側端部を、凹部を有する第3の枠体2bの該凹部に挿入してなる構造を有するが、受光面側から第3の太陽電池モジュール100cを平面視した場合に第3の枠体2cが太陽電池素子3と重なるように構成されている点で、第2の太陽電池モジュール100bと相違する。図3の場合であれば、幅w1の領域が重なっている。なお、このように第3の枠体2cに太陽電池パネル1を挿入させた構造を有する第3の太陽電池モジュール100cにおいても、第3の枠体2cが太陽電池パネル1の側面を覆っていることについては、第1の太陽電池モジュール100aと同様である。また、図3(a)においては、太陽電池素子3の外周部のうち、第3の枠体2cと重なる部分を破線で示している。
なお、図1においては、太陽電池パネル1の全ての側面を第1の枠体2aが覆っているが、これに限らず、太陽電池パネル1の一部の側面のみを第1の枠体2aが覆う態様、例えば、対向する2つの側面のみを覆う態様であってもよい。
また、図2および図3においては、太陽電池パネル1の全ての側端部を第2の枠体2bあるいは第3の枠体2cに挿入してなるが、これに限らず、太陽電池パネル1の一部の側端部のみを第2の枠体2bあるいは第3の枠体2cに挿入してなる態様、例えば、対向する2つの側面のみに挿入してなる態様であってもよい。
<太陽電池パネルへの枠体の付設方法>
図5は、太陽電池パネル1に枠体2を付設することによって太陽電池モジュール100を構成する方法について説明する図である。図5においては、太陽電池パネル1に第1の枠体2aを付設して第1の太陽電池モジュール100aを構成する場合について例示する。枠体2aはまず、太陽電池パネル1の四辺に対応する4つの長尺状の枠体部品2p1、2p2、2p3、および2p4に分解された状態で用意される。そして、それぞれの接合面2dおよびそれぞれの枠体部品同士の接合面2pfに上述した接合剤を塗布したうえで、それぞれの枠体部品同士を接合させつつ接合面2dを対応する太陽電池パネル1の側面に接合させることによって、太陽電池パネル1の側面を第1の枠体2aが覆う第1の太陽電池モジュール100aが構成される。
なお、第2の太陽電池モジュール100bおよび第3の太陽電池モジュール100cの場合は、単に太陽電池パネル1と枠体2とを接合するのではなく、枠体2の凹部に太陽電池パネル1の側端部を挿入させることになる。図示は省略するが、この場合も、第1の太陽電池モジュール100aを構成する場合と同様に、太陽電池パネル1の四辺に対応する4つの枠体部品に分解された状態で枠体2を用意し、それらを接合させつつ太陽電池パネル1の側端部をそれぞれの枠体部品に挿入させることによって、太陽電池パネル1が枠体2に挿入された構成を有する第2の太陽電池モジュール100bおよび第3の太陽電池モジュール100cを得ることができる。
<架台への固定>
本実施の形態に係る太陽電池モジュール100は、所定の固定手段を取り付けることによって、例えば家屋の屋根上に設けられた架台の上に設置することが可能となる。図6は、太陽電池モジュール100を固定手段8を用いて架台9の上に取り付ける態様を例示する図である。図7は、図6のD−D’断面図である。なお、図6および図7においては、第3の太陽電池モジュール100cを取り付け対象とする場合について例示している。
家屋の屋根上などに太陽電池モジュール100を設置する場合は通常、あらかじめ設けられた2本のレール状の架台9の上に、複数の太陽電池モジュール100が隣接配置される。図6においては、図示の都合上、2つの太陽電池モジュール100のみが隣接する場合を図示しているが、これは例示に過ぎない。
太陽電池モジュール100においては、その枠体2の対向する2辺のそれぞれに、架台9同士の間隔に合致する間隔にて固定手段8が取り付けられる。より具体的には、図7に示すように、それぞれの固定手段8は凹部を有し、該凹部に枠体2を挿入させることで固定手段8が太陽電池モジュール100を保持するようになっている。換言すれば、固定手段8は、太陽電池パネル1の辺部1aの側面を覆う枠体2を保持することによって太陽電池モジュール100を保持するようになっている。図7において、太陽電池モジュール100を保持する固定手段8は、ねじ9aによって架台9に螺設される。これにより、太陽電池モジュール100が架台9に固定される。このような固定手段8は、例えば厚さ2〜3mm程度のアルミニウムの押し出し成型などで作製される。
なお、図示は省略するが、第1の太陽電池モジュール100aおよび第2の太陽電池モジュール100bの場合も、それぞれの形状に応じた固定手段を用いることによって、上述と同様の態様にて架台9に取り付けることができる。
また、図14は、太陽電池モジュール100を固定手段8を用いて架台9の上に取り付ける別の態様を例示する図である。すなわち、図14に示す場合においては、固定手段8は、太陽電池パネル1の角部1bの側面を覆う枠体2を保持することによって太陽電池モジュール100を保持するようになっている。架台9が太陽電池パネル1の角部の間隔に応じて備わる場合には、係る態様にて固定手段8による保持が可能である。
<透明枠体の効果>
次に、太陽電池パネル1のガラス板5および充填剤6(つまりは太陽電池パネル1の受光面側)のみならず、枠体2を(より具体的には接合剤をも)太陽光に対して透明な材料によって構成したことの効果について説明する。
図8は、第1の太陽電池モジュール100aが隣接配置されてなる状態を例示する図である。なお、実際には、図8に示すように、固定手段8が一定の厚みを有することなどの理由によって、太陽電池モジュール100a同士はわずかに離隔して配置される。
図8に示す場合、入射角α1で太陽電池パネル1に入射する太陽光L1が太陽電池素子3によって直接に受光されるのはもちろんであるが、これに加えて、入射角α1よりも小さい入射角α2で入射する太陽光L2も、枠体2aおよび充填剤6を透過して、太陽電池素子3によって直接に受光されることになる。ここで、「直接に」受光されるとは、例えば太陽電池素子3の内部に設けられた図示しない反射層などによって反射された光を受光するものではないことを指し示している。
さらには、図8に示すように、隣接する第1の太陽電池モジュール100aを透過してきた太陽光L2を太陽電池素子3が受光する場合がある。この状況は、太陽電池パネル1内における太陽電池素子3の配置位置と、第1の太陽電池モジュール100a同士の間隔とが一定の幾何学的関係をみたす場合に起こりうる。
なお、第2の太陽電池モジュール100bおよび第3の太陽電池モジュール100cの場合は、第1の太陽電池モジュール100aとは異なり枠体2の凹部に太陽電池パネル1の側端部を挿入してなるが、太陽光の透過の態様については、図8に示した場合と同じである。すなわち、枠体2やあるいはさらに隣接する太陽電池モジュール100を透過した太陽光を、太陽電池素子が受光することが可能である。
すなわち、本実施の形態に係る太陽電池モジュール100においては、太陽光が太陽電池素子3の受光面よりも上方の空間から照射されるのであれば、原則としてその入射角について制限がなく(例えば固定手段8の設置箇所は例外である)、太陽電池素子3には、入射光に対して影になる領域が存在しにくい。その結果として、本実施の形態に係る太陽電池モジュール100においては、枠体による影の影響が低減されて太陽電池素子3を配置することが可能となる。太陽電池パネル1が必要な強度や信頼性を確保できる限りにおいて、太陽電池素子3をできるだけ太陽電池パネル1の側面近傍まで近づけて配置することが可能となる。これにより、本実施の形態に係る太陽電池モジュールにおいては、太陽電池パネルの受光面側における太陽電池素子の占有面積比率をより広げることができる。よって、太陽電池パネルの面積が同じ場合であっても、アルミニウム製の枠体を設けた従来の太陽電池モジュールよりも高い受光光量が得られることになり、太陽電池モジュールの発電効率を向上させることができる。
図9は、第3の太陽電池モジュール100cが隣接配置されてなる状態を、従来の太陽電池モジュールが隣接配置されてなる場合と対比して示す図である。図9(a)は、第3の太陽電池モジュール100cが隣接配置されてなる場合を示している。なお、太陽電池素子3の端部3eと太陽電池パネル1の直近の側面との距離をdとする。図9(b)は、太陽電池パネル1内における太陽電池素子3の配置位置および太陽電池モジュール同士の隣接配置関係は図9(a)と同じであるが、枠体2のみ従来のアルミニウム製の不透明な枠体10を用いた場合を示している。図9(c)は、アルミニウム製の枠体10を用いる点および太陽電池モジュールの配置関係は基本的に図9(b)と同じであるが、太陽電池素子3が、図9(b)の場合よりも太陽電池パネル1の側端部から離間して配置されてなる場合を示している。
図9(a)に示す第3の太陽電池モジュール100cにおいては、図8に示した第1の太陽電池モジュール100aの場合と同様に、太陽光に対して影になる領域はなく、太陽電池パネル1の受光面側から入射する太陽光L3のみならず、枠体2cや隣接する第3の太陽電池モジュール100cを透過して入射する太陽光L4についても、太陽電池素子3によって直接に受光される。
これに対し、図9(b)に示すように従来のアルミニウム製の枠体10を備える太陽電池モジュールの場合、照射された入射角β1の太陽光L3の一部が枠体10を透過しない、という状況が生じる。このことは、太陽電池素子3の端部3eから距離d1の領域RE1については、少なくとも入射角β1以下で入射する太陽光を受光することができず、当該領域で受光できるのは、入射角β1を超えて入射する太陽光のみであるということを意味している。すなわち、領域RE1は、入射角β1以下の入射光に対して影になる領域であることになる。当然ながら、この場合、図9(a)の場合と比較して、太陽電池素子3が受光する太陽光の受光光量が小さいことになる。このことは、別の見方をすれば、太陽電池素子3を効率的に利用できていないことになる。
図9(b)に示す構造において、入射角β1以下の入射光に対して影になる領域RE1が生じることを避けるため、従来の太陽電池モジュールは、図9(c)に示すように、太陽電池素子3を、太陽電池パネル1の側面から距離(d+d1)だけさらに遠ざけた位置に配置していた。図9(c)に示す配置の場合、太陽電池素子3の一部領域が、入射角β1よりもさらに小さい入射角β2で入射する太陽光L4を受光することができないという状況は依然として残ることになる。太陽電池素子3がこの入射角β2の太陽光L4を全て受光するには、距離(d+d1)よりもさらに大きな距離(d+d2)だけ、太陽電池素子3を太陽電池パネル1の側面から遠ざけて配置することが必要となる。
以上のことを鑑み、従来の太陽電池モジュールは、太陽電池素子の端部を枠体の端部から一定の距離だけ離間させて設計されていた。これに対し、本実施形態によると、仮に太陽電池素子と枠体とが平面視で重なっても太陽電池素子に光が入射可能であるため、太陽電池素子の端部の近傍まで枠体を配置することができる。従って、従来よりも太陽電池モジュールを小型化できる。
図10は、本実施の形態に係る太陽電池モジュールにおいて、従来よりも小型化が実現されることを説明するべく示す、本実施の形態に係る太陽電池モジュール100と、従来のアルミニウム製の枠体を備えた太陽電池モジュールのサイズを比較する平面図である。図10(a)は、図3(a)に示したものと同じ、第3の太陽電池モジュール100cの平面図である。図10(a)において幅w1の領域で第3の枠体2cと太陽電池素子3とが重なっている。これに対して図10(b)には、個々の太陽電池素子3のサイズおよび各太陽電池素子3の配置関係は第3の太陽電池モジュール100cと同じに保ちつつ、枠体の影の影響を抑制すべく、太陽電池素子と枠体の端部との間に幅w2の領域を確保した従来の太陽電池モジュールを示している。
図10の2つの太陽電池モジュールを比較すると、従来の太陽電池モジュールの方が平面サイズが大きいことは明らかである。すなわち、本実施の形態に係る太陽電池モジュール100のように透明の枠体を用いる場合には、従来のアルミニウム製の枠体102を用いる際には枠体の影の影響を抑制するために必要であった太陽電池パネル101の外周部分の領域(図10(b)の幅w2の領域)を、設ける必要がないことになる。
このことは、太陽電池素子のサイズおよび配置関係が同じで、従来よりも小型化された太陽電池モジュールが実現されることを意味している。しかも、上述したように、従来の太陽電池モジュールとは異なり、係る太陽電池モジュールにおいては枠体が太陽光の入射を妨げる場合が基本的にないことから、太陽電池素子同士の配置関係が従来と同じであっても、より高い受光光量が得られることになる。
以上より、本実施の形態によれば、従来よりも小型化されてなるとともに、高い受光光量が得られる、受光効率の高い太陽電池モジュールが実現される。
<第2の実施の形態>
本実施の形態においては、太陽電池モジュール100に、所定の情報を保持させる態様について説明する。図11は、第3の太陽電池モジュール100cを例に、係る態様を説明する図である。具体的には、第3の枠体2cを太陽電池パネル1に付設させるに先立って、図11(a)に示すように、例えば個々の太陽電池モジュール100に固有の情報(シリアル番号、製造年月日、型番、特性値など)やその他の情報(メーカ名、ロゴなど)を印字面11aに印字した付票11をあらかじめ用意しておく。そして、該付票11を、その印字面11aが第3の枠体2cの例えば上部接合面2fと接する向きで貼付する。このように付票11が貼付された後、第3の枠体2cを太陽電池パネル1に付設させると、図11(b)に示すように、第3の太陽電池モジュール100cを受光面側から平面視した場合に、付票11の印字面11aに印字された情報が視認できることになる。
なお、付票11は、その印字面11a自体が接着性を有するものであってもよいし、枠体2を太陽電池パネル1に付設させる際に用いる接合剤で貼付する態様であってもよい。あるいは、太陽電池モジュールを受光面側から平面視した場合に視認可能である限りにおいて、付票11への情報の付与は、印字に限るものではなく、刻印、焼き付けその他公知の手法を適宜に利用可能である。あるいはさらに、付票11への印字等に代えて、枠体2に直接印字その他の手法によって所定の情報を付与する態様であってもよい。
図12は、第1の太陽電池モジュール100aを例に、所定の情報を保持させる別の態様を説明する図である。すなわち、図12(a)に示す枠体2の側部接合面2gに付票11を貼付する態様であってもよい。このときは、図12(b)に示すように、第1の太陽電池モジュール100aを側面視した場合に、付票11に印字された情報が視認できることになる。
<第3の実施の形態>
図13は、本発明の第3の実施の形態に係る太陽電池モジュール200の構成を概略的に示す断面図である。なお、本実施の形態においては、太陽電池モジュール100が平面視矩形である場合(実質的には、後述する太陽電池パネル1が平面視矩形である場合)を対象として説明するものとし、図13においては、太陽電池モジュール100の端部の短手方向をx軸方向、同じく長手方向をy軸方向とし、xy平面に垂直な方向をz軸方向とする。ただし、図示を省略する太陽電池モジュール200を平面視した場合の形状は、矩形に限られるものではない。
図13に示す太陽電池モジュール200は、太陽電池パネル201と、枠体202とから主として構成される。ただし、太陽電池モジュール200においては、枠体202の構造が互いに異なっている。
太陽電池パネル201は、互いに対向する、太陽光に対して透明なガラス板205と保護層207との間に、複数の太陽電池素子203を2次元的に整列配置させるとともに太陽光に対して透明な充填剤206で封入した構造を有する。
太陽電池パネル201は、互いに接続配線204で接続された複数の太陽電池素子203を上下から充填剤層で挟み込んだうえで、ガラス板205と保護層207とによってさらにこれらを挟み込み、圧着手法によって圧着させることによって形成されてなる。ガラス板205としては、全光線光透過率は91%であり、厚さ3〜5mm程度のものを用いるのが好適である。保護層207としては、表面にSiO2をコーティングした数十〜数百μm程度の厚みのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを複数枚積層したものを用いるのが好適である。充填剤206としては、エチレンビニルアセテート共重合体(EVA)を用いるのが好適である。
太陽電池素子203には、公知のものを用いることが出来る。すなわち、多結晶もしくは単結晶シリコンからなり、p型の導電型を有する半導体基板の表面(受光面側)に、n型の導電型を有する半導体層や表面電極や反射防止膜などを形成してなるともに、裏面側に、p+層、裏面電極、絶縁層などを適宜に形成した一般的な太陽電池素子を用いることが出来る。あるいは、受光面側に接続配線を接続する電極を有さないバックコンタクト型の太陽電池素子や、複数のシリコン粒子が導電性基板に接合された構造を有する太陽電池素子でもよい。
また、太陽電池パネル201において、太陽電池素子203は、その受光面側がガラス板205の方を向くように配置されてなる。すなわち、太陽電池パネル201においては、ガラス板205が備わる側が、太陽電池パネル201の(ひいては太陽電池モジュール200の)受光面側であり、保護層7が備わる側が裏面側ということになる。これにより、太陽電池パネル201においては、その受光面側から入射した太陽光が、ガラス板205および充填層206を透過して、太陽電池素子203によって受光されることになる。なお、図13に示す太陽電池モジュール200においては、太陽電池素子203はx軸方向に2つ、y軸方向に6つ配列されてなるが、太陽電池パネル201内部における太陽電池素子203の配置態様はこれに限定されるものではない。
枠体202は、太陽光に対して透明な材料によって構成される。例えば、アクリル(全光線光透過率93%、以下同様)、ポリカーボネード(85%)、アクリル(93%)、塩化ビニル(84%)、シリコン(88〜90%)、PET(85%)、PCT、PCTFE(96%)、PEN(87%)、PVF(95%)、ETFE(95%)などの樹脂を用いて枠体202を構成するのが好適である。
太陽電池モジュール200は、太陽電池パネル201の少なくとも一部の側端部を、凹部を有する枠体202の該凹部に挿入してなる構造を有する。すなわち、枠体202は、凹状の接合面202dを有してなる。これにより、枠体202が太陽電池パネル201の側面を覆う状態が実現されてなる。
また、枠体202は、太陽電池モジュール200を受光面側から平面視した場合に受光面と平行な方向に突出してなる突出部202aを有する。この突出部202aは、太陽電池モジュール200を縦型の架台209に直接に設置することができるように設けられてなる。すなわち、突出部202aを架台209の溝に挿入させることによって太陽電池モジュール200を架台209に固定することができる。
なお、図13においては、枠体202の凹部部分の最上面に突出部202aの上面が連続する態様の枠体202を示しているが、枠体202の構造はこれに限られるものではなく、枠体202の凹部部分の側方から突出部202aが突出する態様であってもよい。
枠体202と太陽電池パネル201とは、図示を省略する太陽光に対して透明な接合剤によって互いに接合されてなる。より具体的には、枠体202の接合面202dに接合剤を塗布したうえで枠体202が太陽電池パネル201の側端部に接合される。係る透明な接合剤としては、耐候性の観点からエポキシ系接着剤(全光線光透過率94%)、シリコン系接着剤(88%)、アクリル系接着剤(93%程度)などを用いるのが好適である。
好ましくは、枠体202の接合面202dはあらかじめ粗面化されてなる。この粗面化は、例えば、機械的研磨やサンドブラスト加工などの方法で十点平均表面粗さ(Rz)で150〜500μm程度粗面化される。このように接合面202dを粗面化しておくと、アンカー効果が生じて枠体202と太陽電池パネル201との接合強度がより高められる。
本実施の形態に係る太陽電池モジュール200においては、太陽電池パネル201のガラス板205および充填剤206(つまりは太陽電池パネル201の受光面側)のみならず、枠体202および該枠体202に太陽電池パネル201を挿入するための接合剤を太陽光に対して透明な材料によって構成しているので、枠体202に入射する太陽光をも太陽電池素子203が受光することが可能となる。
太陽電池モジュール100(第1の太陽電池モジュール100a)の構成を概略的に示す図である。 太陽電池モジュール100(第2の太陽電池モジュール100b)の構成を概略的に示す図である。 太陽電池モジュール100(第3の太陽電池モジュール100c)の構成を概略的に示す図である。 太陽電池パネル1の形成過程を説明するための図である。 太陽電池モジュール100を構成する方法について説明する図である。 太陽電池モジュール100を固定手段8を用いて架台9の上に取り付ける態様を例示する図である。 図6のD−D’断面図である。 第1の太陽電池モジュール100aが隣接配置されてなる状態を例示する図である。 第3の太陽電池モジュール100cが隣接配置されてなる状態を、従来の太陽電池モジュールが隣接配置されてなる場合とを対比して示す図である。 本実施の形態に係る太陽電池モジュール100と、従来のアルミニウム製の枠体を備えた太陽電池モジュールのサイズを比較する平面図である。 第3の太陽電池モジュール100cを例に、太陽電池モジュール100に所定の情報を保持させる態様を説明する図である。 第1の太陽電池モジュール100aを例に、太陽電池モジュール100に所定の情報を保持させる別の態様を説明する図である。 第3の実施の形態に係る太陽電池モジュール200の構成を概略的に示す断面図である。 太陽電池モジュール100を固定手段8を用いて架台9の上に取り付ける別の態様を例示する図である。
符号の説明
1、201 太陽電池パネル
2、10、202 枠体
2a 第1の枠体
2b 第2の枠体
2c 第3の枠体
2d、202d 接合面
2e (枠体の)端部
3、203 太陽電池素子
3e (太陽電池素子の)端部
4、204 接続配線
5、205 ガラス板
6、6a、6b、206 充填層
7、207 保護層
8 固定手段
9、209 架台
11 付票
11a (付票の)印字面
100、200 太陽電池モジュール
100a 第1の太陽電池モジュール
100b 第2の太陽電池モジュール
100c 第3の太陽電池モジュール
L1〜L4 太陽光

Claims (14)

  1. 受光面と裏面とを有し、内部に太陽電池素子を備える太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの側面を覆う透明の枠体と、
    を有することを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記枠体が凹部を有し、前記太陽電池パネルの側端部が前記凹部に挿入されている、
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項2に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記受光面側から前記太陽電池モジュールを平面視した場合に前記枠体の端部が前記太陽電池素子の端部と略一致することを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項2に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記受光面側から前記太陽電池モジュールを平面視した場合に前記枠体が前記太陽電池素子と重なることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記枠体の前記凹部の内面が粗面であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記枠体が樹脂からなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  7. 請求項6に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記樹脂がアクリルであることを特徴とする太陽電池モジュール。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記枠体と前記太陽電池パネルとが透明の接合材にて接合されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  9. 請求項8に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記接合材がシリコン系接着剤であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記枠体を保持して前記太陽電池モジュールを架台に固定する固定手段、
    をさらに備えることを特徴とする太陽電池モジュール。
  11. 請求項10に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池パネルが矩形であり、
    前記固定手段が、前記枠体のうち前記太陽電池パネルの辺部の側面を覆う部位を保持する
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
  12. 請求項10に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池パネルが矩形であり、
    前記固定手段が、前記枠体のうち前記太陽電池パネルの角部の側面を覆う部位を保持する、
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
  13. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記枠体が、架台の溝に挿入されることを特徴とする太陽電池モジュール。
  14. 請求項13に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記枠体が、前記受光面側から前記太陽電池モジュールを平面視した場合に前記受光面と平行な方向に突出した突出部を有することを特徴とする太陽電池モジュール。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014199906A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 コニカミノルタ株式会社 太陽光反射用パネル
JP2016032368A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 積水ハウス株式会社 太陽光発電装置
JP2016158362A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 シャープ株式会社 太陽電池モジュール
CN106656004A (zh) * 2016-10-31 2017-05-10 中国电子科技集团公司第四十八研究所 一种透明光伏组件

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