JP5196821B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、赤外線、可視光、短波長の電磁波に感応する半導体装置に関し、特に、これらの輻射線エネルギーを電気的エネルギーに変換する太陽電池モジュールに関する。
太陽電池は、クリーンで無尽蔵なエネルギー源である太陽からの光を直接電気に変換できることから、環境に優しい新しいエネルギー源として注目されている。
このような太陽電池を電力源(エネルギー源)として用いる場合、太陽電池セル1個あたりの出力は高々数W程度であることから、太陽電池セルごとに用いるのではなく、次に示すようにして、複数の太陽電池セルを行列状に配列し、これらを電気的に直列に接続することで出力を100W以上に高めた太陽電池モジュールとして用いられるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
先ず、所定数の太陽電池セルを一直線に沿って並べ、これらを前記一直線の方向に伸びるタブ配線で電気的に直列に接続したストリングを複数形成する。そして、複数のストリングを前記一直線に略垂直な短手方向に並べ、隣接するストリングの端部に位置する太陽電池セル上のタブ配線間を前記短手方向に伸びる接続部材で電気的に接続する。以上により、行列状に配列した複数の太陽電池セルを直列に接続することができる。
また、本出願人により、隣接するストリングの端部に位置する太陽電池セルの異なる極性の電極を同じ方向に向かせて配置し、接続部材が太陽電池セルの主面上において、隣接するストリングの端部に位置する太陽電池セルの裏面側のバスバー電極に接着されている太陽電池モジュールが提案されている(特願2006−99978)。
特開2006−278904号公報
しかし、通常、太陽電池セルには2以上のバスバー電極が形成されているので、接続部材は、1の太陽電池セルについて2以上のバスバー電極に接着されることになる。よって、接続部材とセル基板との熱膨張係数の違いにより接続部材の接着時にセル基板の反りが発生して、ラミネート工程以降でセル基板が割れてしまう場合があり、太陽電池モジュールの生産性が低下してしまう。
本発明の目的は、セル基板の反りを抑制して生産性を向上させた太陽電池モジュールを提供することである。
本発明の特徴は、第1の方向を長手方向とする2以上のバスバー電極が主面上に配置された第1の太陽電池セルと、第1の方向を長手方向とする2以上のバスバー電極が主面上に配置されると共に、第1の太陽電池セルと第1の方向に対して略直交する第2の方向に隣接する第2の太陽電池セルと、第1の太陽電池セルと第2の太陽電池セルとを電気的に接続する第1の接続部材と、第1の太陽電池セルの主面上に配置された2以上のバスバー電極と第1の接続部材との間をそれぞれ電気的に接続する2以上の第2の接続部材とを備える太陽電池モジュールであって、2以上の第2の接続部材は、それぞれ、第1の太陽電池セルと第1の接続部材との熱伸縮量の差を吸収するように、バスバー電極及び第1の接続部材に接着されていることである。
本発明の特徴において、第1の接続部材は、第1の太陽電池セルと重なる位置に配置されており、第2の接続部材は、第1の接続部材と重ならない位置で、バスバー電極と接着されていることが望ましい。
本発明の特徴において、バスバー電極と第2の接続部材の接着箇所は、第1の太陽電池セルの主面の外周よりも外側であることが望ましい。
本発明の特徴において、太陽電池モジュールは、第1の接続部材とバスバー電極との間に配置された充填材を更に備えることが望ましい。
また、充填材は、第2の接続部材とバスバー電極との間に配置されていることが望ましい。
本発明の特徴において、バスバー電極は、導電性ペーストにより形成されたペースト部とこのペースト部上に接着された金属箔とを含むことが望ましい。
2以上の第2の接続部材が、それぞれ、第1の太陽電池セルと第1の接続部材との熱伸縮量の差を吸収するように、バスバー電極及び第1の接続部材に接着されている。これにより、第1の太陽電池セルと第1の接続部材との熱伸縮量の差によるセル基板の反りを抑制しながら、2のバスバー電極と第1の接続部材との間をそれぞれ電気的に接続することができる。
バスバー電極と第2の接続部材の接着箇所が、第1の太陽電池セルの主面の外周よりも外側であることにより、第2の接続部材を、第1の太陽電池セルと重ならない位置で、バスバー電極と接着されることができる。よって、第1の太陽電池セルの主面上での接続作業が減り、作業性が向上し、歩留まりが向上する。
第1の接続部材とバスバー電極との間に充填材を配置することにより、太陽電池モジュールの製造工程において、第1の接続部材を第1の太陽電池セルの主面に押し付ける圧力が加わった際に、充填材が第1の太陽電池セルに加わる応力を分散させて、セル割れを抑制することができる。
充填材が第2の接続部材とバスバー電極との間に配置されることにより、太陽電池モジュールの製造工程において、第2の接続部材を第1の太陽電池セルに押し付ける圧力が加わった際に、充填材が第1の太陽電池セルに加わる応力を分散させて、セル割れを抑制することができる。
第1の接続部材が第1の太陽電池セルの主面上に配置されていることにより、第1の接続部材とバスバー電極との重なりが回避され、太陽電池モジュールの厚みの増加が抑制される。よって、モジュール表面の平坦性が向上し、圧力集中が抑制される。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付している。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係わる太陽電池モジュールの構成を説明する。太陽電池モジュールは、第1の方向(X方向)に沿って並べられた所定数の太陽電池セルを電気的に直列に接続してなる複数の太陽電池群G〜Gと、複数の太陽電池群G〜Gを電気的に直列に接続する第1の接続部材12とを備える。図1では太陽電池モジュールがn個の太陽電池群を備える場合について説明する。n個の太陽電池群を第1乃至第nの太陽電池群G〜Gと呼ぶ。そして、これらの太陽電池群G〜Gは、図示しない受光面側保護材と裏面側保護材との間に、熱可塑性樹脂などからなる封止材によって封止されている。
第1乃至第nの太陽電池群G〜Gは、それぞれ、所定数の太陽電池セルと、X方向に沿って並べられた所定数の太陽電池セルを電気的に直列に接続する2のタブ配線11a、11bとを備える。図1では第1乃至第nの太陽電池群G〜Gがそれぞれk個の太陽電池セルC〜Cを備える場合について説明する。第1の太陽電池群Gは太陽電池セルC11〜C1kを備え、第2の太陽電池群Gは太陽電池セルC21〜C2kを備える。同様にして、第3〜第nの太陽電池群G〜Gは太陽電池セルC31〜C3k、・・・、Cn1〜Cnkを備える。
第1の太陽電池群Gが備えるk個の太陽電池セルC11〜C1kは、第1の方向(X方向)に沿って順番に並べられている。太陽電池セルC11〜C1kは、それぞれ、第1の主面と当該第1の主面に対向する第2の主面にそれぞれ異なる極性の電極が設けられている。そして、k個の太陽電池セルC11〜C1kは、隣接する太陽電池セルの異なる極性の電極が同じ方向を向くように交互に入れ替えて配列されている。太陽電池セルC11〜C1kは、第1及び第2の主面の両面からの光入射により光生成キャリアを発生する光電変換部と、光電変換部で発生した光生成キャリアを取り出すための正負1対の電極とを備えている。正負1対の電極は、第1の主面及び第2の主面にそれぞれ設けられている。ここでは、正極が第1の主面側に形成され、負極が第2の主面側に形成されている場合について説明する。太陽電池セルC11の正極(第1の主面)、太陽電池セルC12の負極(第2の主面)、太陽電池セルC13の正極(第1の主面)、・・・太陽電池セルC1kの正極(第1の主面)が同じ方向を向くように配列されている。
k個の太陽電池セルC11〜C1kを電気的に直列に接続する2のタブ配線11a、11bは、X方向に隣接する第1の太陽電池セル及び第3の太陽電池セルの同じ側の面に表出した電極どうしを接続することにより、X方向に隣接する第1の太陽電池セル及び第3の太陽電池セルを電気的に直列に接続する。2のタブ配線11a、11bは、それぞれ、太陽電池セルC11の表面側に表出した正極と太陽電池セルC12の表面側に表出した負極の間を接続し、太陽電池セルC12の裏面側に表出した正極と太陽電池セルC13の裏面側に表出した負極の間を接続し、・・・、太陽電池セルC1k−1の裏面側に表出した正極と太陽電池セルC1kの裏面側に表出した負極の間を接続する。
その他の第2〜第nの太陽電池群G〜Gがそれぞれ備えるk個の太陽電池セルC〜C、及びタブ配線11a、11bについても、次に示す相違点を除き、第1の太陽電池群Gが備えるk個の太陽電池セルC11〜C1k及びタブ配線11a、11bと同様な構成を有する。相違点は、第2、第4、第6、・・・、第nの太陽電池群G、G、G、・・・、Gにおいて、太陽電池セルCの負極(第2の主面)、太陽電池セルCの正極(第1の主面)、太陽電池セルCの負極(第2の主面)、・・・太陽電池セルCの負極(第2の主面)が同じ方向を向くように配列されている。即ち、偶数番目の太陽電池群G、G、G、・・・、Gにおける負極及び正極の入れ替えの順番を、奇数番目の太陽電池群G、G、G、・・・、Gn−1に対して逆にする。
第1乃至第nの太陽電池群G〜Gは、第1の方向(X方向)に対して実質的に垂直な太陽電池群の短手方向(第2の方向:Y方向)に順番に並べられている。よって、第1の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC11(第1の太陽電池セル)と第2の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC21(第2の太陽電池セル)は、互いに異なる極性の電極が同一方向を向くように配置される。即ち、太陽電池モジュールの表面側に太陽電池セルC11の正極(第1の主面)及び太陽電池セルC21の負極(第2の主面)が配置される。同様に、第2の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC2k(第1の太陽電池セル)と第3の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC3k(第2の太陽電池セル)は、互いに異なる極性の電極が同一方向を向くように配置され、・・・、第n−1の太陽電池群Gn−1の一端に位置する太陽電池セルCn−11(第1の太陽電池セル)と第nの太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルCn1(第2の太陽電池セル)は、互いに異なる極性の電極が同一方向を向くように配置される。
第1の接続部材12は、Y方向に隣接する2の太陽電池群G〜Gの間を電気的に直列に接続する。第1の接続部材12は、それぞれ、Y方向に隣接する2の太陽電池群G〜Gの一端に位置する第1の太陽電池セル及び第2の太陽電池セルを電気的に直列に接続する。Y方向に隣接する2の太陽電池群G〜Gの一端に位置する第1の太陽電池セル及び第2の太陽電池セルは、互いに異なる極性の電極が同一方向を向くように配置されるので、第1の接続部材12は、太陽電池モジュールの裏面側或いは表面側に表出した電極どうしを接続することになる。図1の例では、太陽電池モジュールの裏面側に表出した電極どうしを接続した場合について示している。第1の接続部材12は、それぞれ、太陽電池セルC11と太陽電池セルC21の間、太陽電池セルC2kと太陽電池セルC3kの間、太陽電池セルC31と太陽電池セルC41の間、・・・、太陽電池セルCn−11と太陽電池セルCn1の間を直列に接続している。このようにして、第1の接続部材12は、第1乃至第nの太陽電池群G〜Gを電気的に直列に接続する。なお、本発明の実施の形態では、第1の接続部材12が、Y方向に隣接する2の太陽電池群G〜Gの間を電気的に直列に接続する場合について説明するが、本発明はこれに限定されずに、電気的に並列に接続する場合にも適用することができる。
太陽電池モジュールは、k×nの行列状に太陽電池セルが配置されたセル構造を有する。このk×n個の太陽電池セルが配置されている領域を「セル領域」という。第1の接続部材12は、このセル領域内において、Y方向に隣接する第1の太陽電池セルと第2の太陽電池セルの間を接続している。
第1の接続部材12により電気的に直列に接続された一連の第1乃至第nの太陽電池群G〜Gの両端に位置する太陽電池セルC1kと太陽電池セルCnkには、太陽電池モジュールが発電した電力を外部へ取り出すための出力端子T1及び出力端子T2がそれぞれ接続されている。
図2(a)は、第1の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC11の裏面側の構成を拡大して示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A切断面に沿った断面図である。図2(a)及び図2(b)を参照して、太陽電池セルC11(第1の太陽電池セル)の裏面構成について説明する。
太陽電池セルC11は、図示は省略するが、第1及び第2の主面の両面から入射する光により光生成キャリアを生成する光電変換部を備える。光電変換部の第1及び第2の主面上にそれぞれ複数の幅狭のフィンガー電極及び幅広のバスバー電極21a、21bからなる集電極が形成されている。なお、同図ではフィンガー電極を省略して示している。
集電極は、光電変換部により生成された光生成キャリアを収集する電極であり、Y方向に伸びるフィンガー電極とX方向に伸びるバスバー電極21a、21bとが組み合わされて例えば櫛型状の形状に形成されている。フィンガー電極は光電変換部で生成された光生成キャリアの収集用の電極であり、光電変換部の光入射面のほぼ全域にわたって配されている。また、バスバー電極21a、21bは、複数のフィンガー電極で収集された光生成キャリアの集電用の電極であり、総てのフィンガー電極と交差するように、X方向に沿って所定の間隔をおいてライン状に形成される。フィンガー電極及びバスバー電極21a、21bは、例えば銀ペースト等を焼成してなる導電性の金属材料からなる。また、1の太陽電池セルあたりのバスバー電極21a、21bの数は、太陽電池セルの大きさや抵抗を考慮して適宜適当な数に設定される。本発明の実施形態では、1の太陽電池セルが2のバスバー電極21a、21bを備える場合について説明するが、1の太陽電池セルが備えるバスバー電極の数は、3以上であっても構わない。
太陽電池セルC11の上に、X方向に伸びるバスバー電極21a、21bが形成されている。バスバー電極21a、21bの上に金属箔を接着しても良い。図2では、金属箔が接着されたバスバー電極21a、21bが配置されている。
第1の接続部材12は、Y方向を長手方向とする配線であって、バスバー電極21a、21bの上に配置され、バスバー電極21a、21bと交差しているが、バスバー電極21a、21bに対して接着されていない。第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bとの交差箇所の周囲には、第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bとの間を電気的に接続する第2の接続部材13a、13bが配置されている。このように、第1の接続部材12は、バスバー電極21a、21bに直接的に固定されず、直接的に電気的に接続されていないが、第2の接続部材13a、13bを介して、バスバー電極21a、21bに間接的に固定され、間接的に電気的に接続されている。第1の接続部材12、及び第2の接続部材13a、13bは、それぞれ、例えば銅箔の表面を錫メッキした配線である。
第2の接続部材13a、13bは、接着箇所Sにおいて第1の接続部材12に接着され、接着箇所Sにおいてバスバー電極21a、21bに接着されている。接着箇所S及び接着箇所Sは、太陽電池セルと第1の接続部材12との熱伸縮量の差を吸収する程度の距離をおいて形成されている。これにより、第2の接続部材13a、13bを、それぞれ、太陽電池セルC11と第1の接続部材12との熱伸縮量の差を吸収するように、バスバー電極21a、21b及び第1の接続部材12に接着させることができる。よって、太陽電池セルC11と第1の接続部材12との熱膨張量・熱収縮量の差による太陽電池セルC11(セル基板)の反りを抑制しながら、バスバー電極21a、21bと第1の接続部材12との間をそれぞれ電気的に接続することができる。第2の接続部材13a、13bは、バスバー電極21a、21b上に配置された、X方向を長手方向とする配線であって、第2の接続部材13a、13bの一端に接続箇所Sが形成され、第2の接続部材13a、13bの他端に接続箇所Sが形成されている。
第1の実施形態では、第2の接続部材13a、13bの長手方向の両端部において、接続箇所S、Sを形成することにより、第2の接続部材13a、13bは、それぞれ、太陽電池セルC11と第1の接続部材12との熱伸縮量の差を吸収している。しかし、太陽電池セルC11と第1の接続部材12との熱伸縮量の差を吸収する第2の接続部材13a、13bの構成は、これに限定されるものではない。これ以外にも、例えば、第2の接続部材13a、13b内において、接続箇所S、Sを互いに離間した位置に形成することにより、太陽電池セルC11と第1の接続部材12との熱伸縮量の差を吸収することができる。
第1の接続部材12及び第2の接続部材13a、13bの接続手順としては、先ず、第1の接続部材12と第2の接続部材13a、13bとを重ね合わせ、接着箇所Sに局所的に熱を加えることにより、第1の接続部材12と第2の接続部材13a、13bの間を接着する。この作業は、太陽電池セルC11上で行う必要はない。その後、第1の接続部材12及び第2の接続部材13a、13bの接着体を、太陽電池セルC11のバスバー電極21a、21b上に重ね合わせ、接着箇所Sに局所的に熱を加えることにより、第2の接続部材13a、13bとバスバー電極21a、21bの間を接着する。この作業は、太陽電池セルC11上で行われる。このように、先ず、第1の接続部材12と第2の接続部材13a、13bの間を接着することにより、太陽電池セルC11上で行う作業数が減り、作業性が向上し、歩留まりが向上する。
なお、第1の実施の形態では、バスバー電極21a、21bが金属箔を有する場合について説明したが、第1の実施の形態において、バスバー電極21a、21bは金属箔を有しないものであってもよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、第2の接続部材13a、13bとバスバー電極21a、21bの接着箇所Sが太陽電池セルC11上に形成される場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはない。本発明の第2の実施の形態では、バスバー電極21a、21bと第2の接続部材13a、13bの接着箇所Sが、太陽電池セルC11(第1の太陽電池セル)の主面の外周よりも外側に形成されている場合について説明する。
図3(a)及び図3(b)を参照して、第2の実施の形態における太陽電池セルC11(第1の太陽電池セル)の裏面構成について説明する。バスバー電極21a、21bは、−X方向に向かって延長され、バスバー電極21a、21bの端部は、太陽電池セルC11の主面の外周よりも外側に配置されている。具体的には、バスバー電極21a、21bは、導電性ペーストから形成される電極材料の上に金属箔が接着されて構成されており、この金属箔が−X方向に向かって延長され、その端部が太陽電池セルC11の外周よりも外側に配置されている。第2の接続部材13a、13bは、太陽電池セルC11の主面の外周よりも外側のバスバー電極21a、21bの上、及び第1の接続部材12の上に重ね合わされている。第2の接続部材13a、13bは、太陽電池セルC11の主面の外周よりも外側において、バスバー電極21a、21bにそれぞれ接続されている。換言すれば、第2の接続部材13a、13bとバスバー電極21a、21bの接着箇所Sは、太陽電池セルC11の主面の外周よりも外側に形成されている。その他の点については、図2(a)及び図2(b)の構成と同じであり、説明を省略する。
第1の接続部材12及び第2の接続部材13a、13bの接続手順としては、先ず、第1の接続部材12と第2の接続部材13a、13bとを重ね合わせ、接着箇所Sに局所的に熱を加えることにより、第1の接続部材12と第2の接続部材13a、13bの間を接着する。この作業は、太陽電池セルC11上で行う必要はない。その後、第1の接続部材12及び第2の接続部材13a、13bの接着体を、太陽電池セルC11のバスバー電極21a、21b上に重ね合わせ、接着箇所Sに局所的に熱を加えることにより、第2の接続部材13a、13bとバスバー電極21a、21bの間を接着する。この作業は、太陽電池セルC11の主面の外周よりも外側で行うことができる。このように、バスバー電極21a、21bと第2の接続部材13a、13bの接着箇所Sが、太陽電池セルC11の主面の外周よりも外側であることにより、太陽電池セルC11の主面上での接続作業が少なくなり、作業性が向上し、歩留まりが向上する。
(第3の実施の形態)
第1及び第2の実施の形態では、第1の接続部材12はバスバー電極21a、21bの直上に配置されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはない。本発明の第3の実施の形態では、第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bとの間に充填材14が配置されている場合について説明する。
図4(a)及び図4(b)を参照して、第3の実施の形態における太陽電池セルC11(第1の太陽電池セル)の裏面構成について説明する。第1の接続部材12と太陽電池セルC11との間に、充填材14が挿入されている。充填材14の平面形状は、第1の接続部材12のそれと同じである。図2及び図3の例では、第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bの間を、接着してはいないが、電気的に接触させることは可能である。しかし、第3の実施の形態では、充填材14が挿入されることにより、第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bとの間は電気的に絶縁され、第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bは、第2の接続部材13a、13bを介してのみ電気的に接続される。その他の点については、図3(a)及び図3(b)の構成と同じであり、説明を省略する。
第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bとの間に充填材14を配置することにより、太陽電池モジュールの製造工程において、第1の接続部材12を太陽電池セルC11の主面に押し付ける圧力が加わった際に、充填材が太陽電池セルC11に加わる応力を分散させて、セル割れを抑制することができる。
(第4の実施の形態)
第1乃至第3の実施の形態では、第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bが太陽電池セルC11の主面の垂線方向に重ね合わされている場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明の第4の実施の形態では、第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bが互いに積層されることなく、それぞれ太陽電池セルC11の主面上に配置されている場合について説明する。
図5(a)及び図5(b)を参照して、第4の実施の形態における太陽電池セルC11(第1の太陽電池セル)の裏面構成について説明する。
図3(a)等のバスバー電極21a、21bは太陽電池セルC11の主面の外周まで形成されていたが、第4の実施の形態において、バスバー電極21a、21bは太陽電池セルC11の主面の外周まで形成されずに、バスバー電極21a、21bの端部は、太陽電池セルC11の主面の外周よりも内側に配置されている。バスバー電極21a、21bに対して略垂直な方向に沿って伸びる第1の接続部材12は、太陽電池セルC11の主面上のうちのバスバー電極21a、21bが形成されていない部分に配置されている。すなわち、バスバー電極21a、21bと第1の接続部材12は交差していない。ここでは、第1の接続部材12がバスバー電極21a、21bの端部に隣接して配置されている場合を例示する。第2の接続部材13a、13bは、第1の接続部材12の上及びバスバー電極21a、21bの上に配置され、接着箇所S及び接着箇所Sにおいて第1の接続部材12及びバスバー電極21a、21bにそれぞれ接着されている。その他の点については、図2(a)及び図2(b)の構成及び第1の実施の形態の接着手順と同じであり、説明を省略する。
第4の実施の形態によれば、第1の接続部材12が太陽電池セルC11の主面上に配置されていることにより、第1の接続部材12とバスバー電極21a、21bとの重なりが回避され、太陽電池モジュールの厚みの増加が抑制される。よって、モジュール表面の平坦性が向上し、圧力集中が抑制される。
上記のように、本発明は、第1乃至第4の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
第3の実施形態では、第2の実施形態の構成に対して、充填材14を更に追加した場合を示しているが、充填材14の適用はこれに限定されることはなく、第1の実施形態の構成に対して充填材14を更に追加しても構わない。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる太陽電池モジュールの受光面側の構成を示す平面図である。 図2(a)は、第1の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC11の裏面側の構成を拡大して示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A切断面に沿った断面図である。 図3(a)は、第2の実施の形態における、第1の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC11の裏面側の構成を拡大して示す平面図であり、図3(b)は、図3(a)のB−B切断面に沿った断面図である。 図4(a)は、第3の実施の形態における、第1の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC11の裏面側の構成を拡大して示す平面図であり、図4(b)は、図4(a)のD−D切断面に沿った断面図である。 図5(a)は、第4の実施の形態における、第1の太陽電池群Gの一端に位置する太陽電池セルC11の裏面側の構成を拡大して示す平面図であり、図5(b)は、図5(a)のE−E切断面に沿った断面図である。
符号の説明
11a、11b…タブ配線
12…第1の接続部材
13a、13b…第2の接続部材
14…充填材
21a、21b…バスバー電極
C…太陽電池セル
G…太陽電池群
、S…接着箇所
T1、T2…出力端子

Claims (4)

  1. 第1の方向を長手方向とする2以上のバスバー電極が主面上に配置された第1の太陽電池セルと、
    第1の方向を長手方向とする2以上のバスバー電極が主面上に配置されると共に、前記第1の太陽電池セルと前記第1の方向に対して略直交する第2の方向に隣接する第2の太陽電池セルと、
    前記第1の太陽電池セルと重なる位置に、前記第2の方向に設けられた第1の接続部材と、
    前記第1の接続部材と重ならない位置で、かつ、前記第1の太陽電池セルの主面の外周よりも外側で前記バスバー電極と接着され、前記第1の太陽電池セルの主面上に配置された2以上のバスバー電極と前記第1の接続部材との間を電気的に接続する第2の接続部材と、
    を備え
    前記第2の接続部材は、前記第1の太陽電池セルと前記第1の接続部材との熱伸縮量の差を吸収するように、前記バスバー電極及び前記第1の接続部材に接着されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記第1の接続部材と前記バスバー電極との間に配置された充填材を更に備えることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記充填材は、前記第2の接続部材と前記バスバー電極との間に配置されていることを特徴とする請求項2記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記バスバー電極は、導電性ペーストにより形成されたペースト部と当該ペースト部上に接着された金属箔とを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の太陽電池モジュール。
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