JP5465040B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両が衝突対象と衝突した等の緊急時に、インフレータからのガスにより車両外部に膨張展開して、衝突対象や車両にかかる衝撃を緩和するためのエアバッグ装置の技術分野に属するものである。
従来、車両と歩行者等との衝突時に、エアバッグを車両のピラー部分の外側に膨張させ、該歩行者等が車両と再衝突する衝撃を緩和させるものがある(特許文献1参照)。
特開2002−283939号公報
特許文献1に記載されたエアバッグ装置は、長手方向の一方側と他方側に設けた係止部を有するが、身長の高い歩行者に衝突した場合、該歩行者の上体がエアバッグの下方に当たり、エアバッグの上方が左右に横ずれを起こし、頭部がエアバッグに当たらないという不具合が生じる。
本発明は、より安定な状態で膨張し、安定な状態を維持することで、歩行者等を適切に、且つ、ソフトに受け止めることが可能なエアバッグ装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明は、長手状のエアバッグと、前記エアバッグ内にガスを噴出するインフレータと、を備え、車両外側でフロントピラーに沿って配置された前記エアバッグを膨張させるエアバッグ装置において、前記エアバッグは、膨張時に椀状に形成される第1椀状部と、膨張時に椀状に形成される第2椀状部と、前記第1椀状部と前記第2椀状部との間で膨張時に筒状に形成される筒状部と、前記第1椀状部に設けられ前記車両の車体に係止される第1係止部と、前記筒状部の前記第2椀状部側に設けられ前記車両の車体に係止される第2係止部と、前記筒状部の前記第1椀状部側に設けられ前記車両の車体に係止される第3係止部と、を備え、前記エアバッグは、前記第2係止部と前記第3係止部から等距離であり、且つ、膨張時に前記第2係止部と前記第3係止部の前記フロントピラーへの取付位置を結ぶ線に対して前記第2係止部と前記第3係止部とは反対側に配置される第4係止部を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、前記第3係止部は、前記第1椀状部と前記筒状部の境界に設けられることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記筒状部は、膨張時に前記車両のウインドシールドに当接する第1当接部と、膨張時に前記フロントピラーに当接する第2当接部と、一方を前記フロントピラー側の前記第1当接部と前記第2当接部の間に連結され、他方を前記フロントピラーとは反対側に連結される連結部材と、を有することを特徴とする。
このように構成された本発明に係るエアバッグ装置によれば、長手状のエアバッグと、前記エアバッグ内にガスを噴出するインフレータと、を備え、車両外側でフロントピラーに沿って配置された前記エアバッグを膨張させるエアバッグ装置において、前記エアバッグは、膨張時に椀状に形成される第1椀状部と、膨張時に椀状に形成される第2椀状部と、前記第1椀状部と前記第2椀状部との間で膨張時に筒状に形成される筒状部と、前記第1椀状部に設けられ前記車両の車体に係止される第1係止部と、前記筒状部の前記第2椀状部側に設けられ前記車両の車体に係止される第2係止部と、前記筒状部の前記第1椀状部側に設けられ前記車両の車体に係止される第3係止部と、を備えるので、歩行者の上体がエアバッグの下方に当たり、エアバッグの上方が左右に横ずれを起こすことを防止し、より安定な状態を維持することにより、歩行者を適切に、且つ、ソフトに受け止めることが可能となる。
また、前記第3係止部は、前記第1椀状部と前記筒状部の境界に設けられるので、さらに安定な状態で膨張し、安定な状態を維持することが可能となる。
また、前記筒状部は、膨張時に前記車両のウインドシールドに当接する第1当接部と、膨張時に前記フロントピラーに当接する第2当接部と、一方を前記フロントピラー側の前記第1当接部と前記第2当接部の間に連結され、他方を前記フロントピラーとは反対側に連結される連結部材と、を有するので、さらに安定な状態で膨張し、安定な状態を維持することが可能となる。
また、前記エアバッグは、前記第2係止部と前記第3係止部から等距離であり、且つ、膨張時に前記第2係止部と前記第3係止部の前記フロントピラーへの取付位置を結ぶ線に対して前記第2係止部と前記第3係止部とは反対側に配置される第4係止部を有するので、さらに安定な状態で膨張し、安定な状態を維持することが可能となる。
本実施形態のエアバッグを示す図である。 図1に示したエアバッグの展開図である。 本実施形態のエアバッグの折り畳み及び縫製方法を示す図である。 本実施形態のエアバッグの折り畳み及び縫製方法を示す図である。 本実施形態のエアバッグの折り畳み方法を示す図である。 本実施形態のエアバッグ装置のモジュールを示す図である。 本実施形態の第2ブラケットを示す図である。 本実施形態の車両のフロントピラー付近の斜視図である。 図8のa−a線における断面図である。 本実施形態のエアバッグ装置の作動を示す図である。 膨張完了段階のフロントピラー付近の斜視図である。 図11のb−b線における断面図である。 図11のc−c線における断面図である。 筒状部に連結部材を設けたエアバッグを示す図である。 他の実施形態を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態のエアバッグ20を示す。本実施形態のエアバッグ20は、1枚の基布を折り返し、縫製し形成され、主に、膨張部20a、ガス吸入部20b、第1係止部20c、第2係止部20d及び第3係止部20e等からなる。
膨張部20aは、膨張時に椀状に形成される第1椀状部20a1と、膨張時に椀状に形成される第2椀状部20a2と、第1椀状部20a1と第2椀状部20a2との間で膨張時に筒状に形成される筒状部20a3を有し、膨張時に略楕円状に膨張し、歩行者等の衝突対象との衝撃を緩和させる部分である。
ガス吸入部20bは、膨張部20aの長手方向に対して交差する方向に突出し、パイプ16が挿入されカシメられる部分である。なお、ガス吸入部20bは、エアバッグの膨張部20aに、補強部20jとして補強布が重ねられて構成され、エアバッグの強度を増している。また、本実施形態では、ガス吸入部20b全体を補強部20jとしているが、補強部20jは、ガス吸入部20bの一部に設けてもよい。
第1係止部20cは、第1テザー20c1及び第1接続部20c2を有する。第1テザー20c1は、エアバッグ20の膨張部20aのガス吸入部20bとは長手方向反対側の第1椀状部20a1に設けた第1接続部20c2を介して突出して設けられ、エアバッグ20を車体のルーフ側に係止する。
第2係止部20dは、第2テザー20d1及び第2接続部20d2を有する。第2テザー20d1は、エアバッグ20の膨張部20aの長手方向に筒状の筒状部20a3に設けた第2接続部20d2を介して突出して設けられ、エアバッグ20をピラーに係止する部分である。なお、第2接続部20d2は、強度が増すので補強部で接続してもよい。
第3係止部20eは、第3テザー20e1及び第3接続部20e2を有し、第3テザー20e1は、第1椀状部20a1と筒状部20a3との境界Bで第3接続部20e2を介して突出して設けられ、エアバッグ20をピラーに係止する部分である。
また、エアバッグ20は、縫線20gにより縫製される。
次に、本実施形態のエアバッグ20の折り畳み及び縫製方法について説明する。図2〜図5は、本実施形態のエアバッグ20の折り畳み及び縫製方法を示す図である。
図2は、図1に示したエアバッグ20の展開図である。まず、エアバッグ20を図2の状態から第1の折り線201に沿って折り畳む。
エアバッグ20は、第1の折り線201に沿って折り畳まれた後、図3に示すように第1の縫線20g1で縫製される。次に、エアバッグ20を図3の状態から第2の折り線202を外側に開くように広げて折り畳む。
エアバッグ20は、第2の折り線202に沿って折り畳まれた後、図4に示すような形状となり、第2の縫線20g2で縫製される。なお、図4の状態から中心線200で折り畳むと、図1の状態となる。
本実施形態では、エアバッグ20は、長手方向に略平行に延びる蛇腹折り線203の山折り蛇腹折り線203a及び谷折り蛇腹折り線203bを交互に折ることによって蛇腹状に折り畳まれる。
図5は、蛇腹状に折り畳まれたエアバッグ20を示す図である。エアバッグ20は、ガス吸入部20bを残して図5に示したように折り畳まれる。
図6は、本発明にかかるエアバッグ装置10のモジュールMの実施例を示す図、図7は、第2ブラケット8bを示す図である。
モジュールMは、エアバッグ20と、エアバッグ20を膨張させるガスを発生するインフレータ17と、インフレータ17とエアバッグ20を連結するパイプ16とを有する。
第1ブラケット8aと第2ブラケット8bは、エアバッグ20を車体に迅速且つ適切に取り付けるために使用する部材である。
第1ブラケット8aは、エアバッグ20の第2係止部20dの第2テザー20d1を係止した第2アンカー14と共にフロントピラー2にボルト又はピン等の第1固定部材9aにより取り付けられる。
第2ブラケット8bは、本体8b1と、車体取付部8b2と、第3テザー20eを係止した第3アンカー取付部8b3と、引っ掛け部8b4と、を有する。第2車体取付部8b2は、本体8b1の一端に有する突部に設けられた孔からなり、エアバッグ20の第1係止部20cの第1テザー20c1を係止した第1アンカー13と共にルーフ5等の車体にボルト又はピン等の第2固定部材9bにより取り付けられる。第3アンカー取付部8b3は、本体8b1の他端側に設けられた孔からなり、エアバッグ20の第3係止部20eの第3テザー20e1を係止した第3アンカー15を第2ブラケット8bに取り付ける。突片8b4は、本体部8b1の他端に設けられた突部からなり、フロントピラー2に設けられた孔又は凹部等に嵌め込まれる。
次に、エアバッグ20を含むエアバッグ装置10を車両1に搭載した状態を説明する。
図8は、本実施形態の車両のフロントピラー付近の斜視図、図9は、図8のa−a線における断面図である。
図中、1は車両、2はフロントピラー、3はフェンダ、4はフード、5はルーフ、6はウインドシールド、7はシール、10はエアバッグ装置、11はカバー、13は第1取付部材としての第1アンカー、14は第2取付部材としての第2アンカー、15は第3取付部材としての第3アンカー、16はパイプ、17はインフレータ、20はエアバッグである。
車両1は、フェンダ3とルーフ5を連結するフロントピラー2を有する。また、フード4、ルーフ5及びフロントピラー2に囲まれ、シール7を介して取り付けられたウインドシールド6を有する。
フロントピラー2のウインドシールド6側及びフェンダ3には、エアバッグ装置10が収納されている。フロントピラー2は、車両1の外側に面する第1面2aと、ウインドシールド側に面する第2面2bとを有し、第2面2b側には、エアバッグ20が折り畳まれ、カバー11内に収納されている。
カバー11は、上部カバー11aと側部カバー11bを有する断面略L字状の部材からなり、フロントピラー2の第2面2b側に折り畳まれたエアバッグ20を隠蔽するように配置される。なお、折り畳まれたエアバッグ20を図示しないバッグケース等に収納してもよい。
第1係止部20cは第1アンカー13によりルーフ5等の車体側に係止され、第2係止部20dは第2アンカー14によりフロントピラー2やフェンダ3等の車体側に係止される。また、第3係止部20eは第3アンカー15によりフロントピラー2に係止される。
フェンダ3には、エアバッグ20を膨張させるガスを発生するインフレータ17と、インフレータ17で発生したガスをエアバッグ20に供給するパイプ16等が収納されている。
なお、パイプ16を使用せず、インフレータ17から直接エアバッグ20にガスを排出するように構成してもよい。また、第2係止部20dは、インフレータ17に係止されるように構成してもよい。
次に、本実施形態のエアバッグ装置10の作動について説明する。図10は、本実施形態のエアバッグ装置10の作動を示す図である。
図8及び図9に示すような収納状態にあるエアバッグ装置10は、車両1が図示しない衝突対象と衝突し、車両1に発生した衝撃力を図示しない検知手段等で検知した場合、その検知信号に基づき制御手段等により作動される。
図10(a)は、エアバッグ装置10が作動を始め、フェンダ3等に収納したインフレータ17からパイプ16を通じてエアバッグ20内にガスが流入し、エアバッグ20が膨張し始めた膨張初期段階を示している。膨張初期段階では、パイプ噴出口16aの向いている方向からエアバッグ20が膨張を始め、膨張圧力により、図9で示したカバー11が開く。エアバッグ20は、膨張初期、第2アンカー14に係止された第2係止部20dに引かれることにより車体側に膨張方向を規制される。
図10(b)は、インフレータ17からパイプ16を通じてエアバッグ20内にガスが流入し、エアバッグ20が膨張し続ける膨張中期段階を示している。膨張中期段階では、エアバッグ20は、折り畳まれた状態から車両の前方及び後方それぞれの方向にガスが流入することで膨張し、完全に外部に露出する。
図10(c)は、エアバッグ20の膨張が完了した膨張完了段階を示している。膨張完了段階では、エアバッグ20が完全に膨張する。膨張完了段階のエアバッグ装置10の状態を以下に説明する。
図11は、膨張完了段階のフロントピラー2付近の斜視図、図12は図11のb−b線における断面図、図13は図11のc−c線における断面図である。
膨張完了段階では、エアバッグ20は、フェンダ3及びフード4の一部上方とフロントピラー2の前方で、フロントピラー2に沿う方向に展開する。
この時、エアバッグ20の第2係止部20d及び第3係止部20eは、エアバッグ20の膨張に対抗して、第2アンカー14及び第3アンカー15によりそれぞれ車体側に押さえられる。
図12に示すように、膨張完了段階では、カバー11は、膨張時の圧力によりフロントピラー2から離間する。また、エアバッグ20は、図12及び図13に示すように、フロントピラー2にリベット9等でブラケット8に係止されている第2係止部20d及び第3係止部20eにより、フロントピラー2側に引き寄せられるように膨張する。また、筒状部20a3が車幅方向に広がった略楕円状に膨張する。したがって、エアバッグ20は、膨張時の横ずれ等の動きが低減され、安定して膨張することができる。
また、エアバッグ20の第2係止部20d及び第3係止部20eを筒状部20a3に形成することによって、図13に示すように、膨張時に筒状部20a3が湾曲することなくフロントピラー2に沿って膨張するので、歩行者の上体がエアバッグの下方に当たり、エアバッグの上方が左右に横ずれを起こすことを防止し、より安定な状態を維持することにより、歩行者を適切に、且つ、ソフトに受け止めることが可能となる。
また、エアバッグ20の第3係止部20eを第1椀状部20a1と筒状部20a3との境界Bに形成することによって、図13に示すように、膨張時にフロントピラー2と筒状部20a3との当接する部分が長くなり、歩行者の上体がエアバッグの下方に当たり、エアバッグの上方が左右に横ずれを起こすことを防止し、より安定な状態を維持することにより、歩行者を適切に、且つ、ソフトに受け止めることが可能となる。
図14は、筒状部20a3に連結部材20kを設けたエアバッグ20を示す図である。図14に示すように、エアバッグ20の筒状部20a3は、膨張時に車両のウインドシールド6に当接する第1当接部20a11と、膨張時にフロントピラー2に当接する第2当接部20a12と、一方をフロントピラー2側の第1当接部20a11と第2当接部20a12の間に連結され、他方をフロントピラー2とは反対側に連結される連結部材20kと、を有する。連結部材20kは、エアバッグ20の基布と同じ材料で紐状に作製するとよいが、他の材料や形状であってもよい。
図14に示すように、連結部材20kを設けることで、エアバッグ20は、より車体に接近して膨張することができるようになり、第1当接部20a11がウインドシールド6に当接し、第2当接部20a12がフロントピラー2に当接するように設定することで、より安定な状態で膨張し、安定な状態を維持することができ、歩行者等を適切に、且つ、ソフトに受け止めることが可能となる。
図15は、他の実施形態を示す図である。図15に示すように、第4係止部20mを設けてもよい。第4係止部20mは、第2係止部20dと第3係止部20eの間に設けられ、且つ、第2係止部20dと第3係止部20eをフロントピラー2に取り付けた第2アンカー14と第3アンカー15の間で第4のアンカー18によりフロントピラー2に取り付ける。また、フロントピラー2の第2面2bに対して第2係止部20d及び第3係止部20eとは反対側に延びることが好ましい。また、第4係止部20mは、第2係止部20dと第3係止部20eから等距離に設けるとさらに好ましい。
図15に示すように第4係止部20mが膨張時に第2係止部20dと第3係止部20eのフロントピラー2への取付位置を結ぶ線に対して第2係止部20dと第3係止部20eとは反対側に配置されることにより、第2係止部20d及び第3係止部20eの引張力と第4係止部20mの引張力がお互いに引き合い釣り合う状態となり、エアバッグ20のばたつきを低減し、歩行者の上体がエアバッグの下方に当たり、エアバッグの上方が左右に横ずれを起こすことを防止し、より安定な状態を維持することにより、歩行者を適切に、且つ、ソフトに受け止めることが可能となる。
本発明に係るエアバッグ装置によれば、長手状のエアバッグ20と、エアバッグ20内にガスを噴出するインフレータ17と、を備え、車両外側でフロントピラー2に沿って配置されたエアバッグ20を膨張させるエアバッグ装置10において、エアバッグ20は、膨張時に椀状に形成される第1椀状部20a1と、膨張時に椀状に形成される第2椀状部20a2と、第1椀状部20a1と第2椀状部20a2との間で膨張時に筒状に形成される筒状部20a3と、第1椀状部20a1に設けられ車両の車体に係止される第1係止部20cと、筒状部の第2椀状部20a2側に設けられ車両1の車体に係止される第2係止部20dと、筒状部20a3の第1椀状部20a1側に設けられ車両1の車体に係止される第3係止部20eと、を備えるので、より安定な状態で膨張し、安定な状態を維持することで、歩行者等を適切に、且つ、ソフトに受け止めることが可能となる。
1…車両、2…フロントピラー、3…フェンダ、4…フード、5…ルーフ、6…ウインドシールド、7…シール、10…エアバッグ装置、11…カバー、13…第1アンカー,14…第2アンカー、15…第3アンカー、16…パイプ、17…インフレータ、20…エアバッグ、20a1…第1椀状部、20a2…第2椀状部、20a3…筒状部、20c…第1係止部、20d…第2係止部、20e…第3係止部、M…モジュール

Claims (3)

  1. 長手状のエアバッグと、前記エアバッグ内にガスを噴出するインフレータと、を備え、車両外側でフロントピラーに沿って配置された前記エアバッグを膨張させるエアバッグ装置において、
    前記エアバッグは、
    膨張時に椀状に形成される第1椀状部と、
    膨張時に椀状に形成される第2椀状部と、
    前記第1椀状部と前記第2椀状部との間で膨張時に筒状に形成される筒状部と、
    前記第1椀状部に設けられ前記車両の車体に係止される第1係止部と、
    前記筒状部の前記第2椀状部側に設けられ前記車両の車体に係止される第2係止部と、
    前記筒状部の前記第1椀状部側に設けられ前記車両の車体に係止される第3係止部と、
    前記第2係止部と前記第3係止部から等距離であり、且つ、膨張時に前記第2係止部と前記第3係止部の前記フロントピラーへの取付位置を結ぶ線に対して前記第2係止部と前記第3係止部とは反対側に配置される第4係止部と、
    を有する
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記第3係止部は、前記第1椀状部と前記筒状部の境界に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記筒状部は、
    膨張時に前記車両のウインドシールドに当接する第1当接部と、
    膨張時に前記フロントピラーに当接する第2当接部と、
    一方を前記フロントピラー側の前記第1当接部と前記第2当接部の間に連結され、他方を前記フロントピラーとは反対側に連結される連結部材と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアバッグ装置。
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