JP5462602B2 - 食品収納庫 - Google Patents

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本発明は、食品収納庫に関する。
果物や野菜等の生鮮食品を収納し保存する収納庫内に、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置と、生成した帯電微粒子水を食品収納庫内に送風するファン等の送風手段とを備えた食品収納庫が本出願人によって提案されている(例えば、特許文献1参照)。
静電霧化装置と送風手段を備えることにより、静電霧化装置で生成された帯電微粒子水がファンによる送風で食品収納庫の隅々まで行きわたり、生鮮食品に付与され、防黴、防臭、保湿等の効果が十分に発揮され、生鮮食品を長期にわたって新鮮に保存することができる。このような優れた効果は、静電霧化装置及び送風手段を連続運転することで得られる。一方で、環境負荷低減や省エネの観点からは、静電霧化装置及び送風手段の稼働率をできる限り抑えることが望まれている。
特開2006−61072号公報
本発明は以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、静電霧化装置及び送風手段の稼働率を抑えても食品を長期にわたって新鮮に保存することができる食品収納庫を提供することを課題としている。
本発明は以下のことを特徴としている。
第1に、本発明の食品収納庫は、食品を収納する収納庫内に設けられ静電霧化により帯電微粒子水を生成する静電霧化装置と、収納庫内の空気を循環させ、生成した帯電微粒子水を収納庫内に拡散させる送風手段と、静電霧化装置及び送風手段の運転を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、静電霧化装置及び送風手段それぞれについて運転と停止を繰り返す間欠運転を行うものであり、前記間欠運転は、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの時間が、20〜90分であり、静電霧化装置の間欠運転の1サイクルのうち運転時間(T )が5〜30%の範囲であって、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの停止時間が送風手段の間欠運転1サイクルの停止時間よりも長く、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの運転時間が静電霧化装置の間欠運転1サイクル中の送風手段の運転時間よりも短く、かつ、静電霧化装置の間欠運転1サイクル中、送風手段の間欠運転を少なくとも2サイクル行う。
第2に、上記第1の発明において、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの停止時間が、送風手段の間欠運転1サイクルの停止時間の3〜100倍である。
本発明によれば、静電霧化装置及び送風手段の運転が制御手段で制御されるので、静電霧化装置及び送風手段の稼働率を抑えた状態でも、静電霧化装置で生成された帯電微粒子水を送風手段で食品収納庫の隅々まで行きわたらせ、帯電微粒子水を食品に付与することができる。したがって、静電霧化装置を連続運転した場合と同様に、静電霧化装置の稼働率を抑えた状態でも、防黴、防臭、保湿等の効果が十分に発揮され、果物や野菜等の食品を長期にわたって新鮮に保存することができる。
本発明の食品収納庫の一実施形態を示す断面図である。 図1の食品収納庫に設けられた帯電微粒子水発生ユニットの断面図である。 制御手段による静電霧化装置及び送風手段の間欠運転を説明するためのタイムチャートである。 実施例3の静電霧化装置及び送風手段の間欠運転のタイムチャートである。 実施例4の静電霧化装置及び送風手段の間欠運転のタイムチャートである。 比較例3の静電霧化装置及び送風手段の間欠運転のタイムチャートである。 比較例4の静電霧化装置及び送風手段の間欠運転のタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の食品収納庫の一実施形態を示す断面図であり、図2は、図1の食品収納庫に設けられた帯電微粒子水発生ユニットの断面図である。
本実施形態に係る食品収納庫10は、縦長直方体形状を有し前面開口の本体21に開閉自在なドア22を前面に備えたキッチンキャビネット20の内部に設けられている。具体的には、キッチンキャビネット20の本体21の内部空間が複数の仕切板23によって上下に区画され、食品収納空間11が最下段に形成されており、この食品収納空間11を囲む最下段の仕切板23、本体21の背板24及び底板25、前面のドア22の構成部材で食品収納庫10が構成されている。本体21前面のドア22を開けることで、食品収納庫10内に果物や野菜等の食品を収納したり、収納されている食品を外部に取り出したりできるようになっている。
最下段の仕切板23下面には、帯電微粒子水発生ユニット12が設けられ、その内部には、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置1と、生成した帯電微粒子水を食品収納庫10内に放出し食品収納庫10内の空気を循環させる送風手段2と、静電霧化装置1及び送風手段2の運転を制御する制御手段3とが設けられている。帯電微粒子水発生ユニット12には、さらにダクト4、放出口5、吸気口6が設けられている。ダクト4の途中にシロッコファン等の送風手段2が内装され、送風手段2を駆動することにより吸気口6から食品収納庫10内の空気が吸い込まれダクトを介して放出口5から食品収納庫10内に吐出される。放出口5から吐出される空気の流れと吸気口6に吸い込まれる空気の流れによって食品収納空間11を旋回する旋回流(図1中の矢印A)が生じ、食品収納庫10内の空気が循環するようになっている。
静電霧化装置1はダクト4の放出口5側に設けられている。静電霧化装置1で生成した帯電微粒子水は、送風手段2で送風される空気によって食品収納庫10内に放出され、上記旋回流に乗って食品収納庫10内の隅々まで行きわたり、効果的に拡散され、収納されている果物や野菜等の食品に効果的に付与される。
静電霧化装置1は、ナノメータサイズの粒径(例えば、10〜30ナノメータ)の微細なミスト状の帯電微粒子水を生成するものであり、これまでに特許文献1等で本出願人が提案しているものが用いられる。例えば、図2に示すように、細長棒状の霧化電極7と、この霧化電極7に対して霧化液を供給する手段となるペルチェモジュール8と、霧化電極7の先端部と対向する箇所に設置されるリング状の対向電極9と、対向電極9との間で霧化電極7に高電圧を印加することで霧化電極が保持する霧化液を基に帯電微粒子水を生成する電圧印加手段と、生成された帯電微粒子水を外部に放出するための放出口13とで構成されている。ペルチェモジュール8は、冷却板からなる冷却部14と、放熱フィンからなる放熱部15とを有しており、冷却部14に霧化電極7を立設することで霧化電極7自体を冷却し、霧化電極7の表面に霧化液となる結露水を生成させている。放出口13は、食品収納空間11に向けて開口したものであって、帯電微粒子水を食品収納空間11に向けて放出するようになっている。
静電霧化装置1で生成した帯電微粒子水には、反応性に富む活性種(ヒドロキシラジカル、スーパーオキサイド等の脱臭・除菌の源となる物質)が含まれており、その活性種は水分子に包み込まれる形で存在しているため寿命が長い。しかも、上記したように帯電微粒子水はナノメータサイズと非常に小さいので空気中に長時間浮遊すると共に拡散性が高く、空間の広い範囲において活性種(ヒドロキシラジカル、スーパーオキサイド等)により空気中の脱臭効果、黴や菌の除菌や繁殖の抑制効果を高めることができる。そして果物や野菜等の食品に付与されると、表面の細孔内部に入り込み食品の表面の付着臭を除去したり、殺菌、保湿したりすることができる。また、エチレンガスも除去できる。
帯電微粒子水発生ユニット12は、上記したように静電霧化装置1及び送風手段2の運転を制御する制御手段3が設けられている。制御手段3は、静電霧化装置1の運転と停止を繰り返す間欠運転、及び、送風手段2の運転と停止を繰り返す間欠運転を制御するものであり、本実施形態ではこの間欠運転が連続して行われる。静電霧化装置1及び送風手段2の間欠運転は、静電霧化装置1の間欠運転1サイクルの停止時間が送風手段2の間欠運転1サイクルの停止時間よりも長くなるように設定される。また、静電霧化装置1の間欠運転1サイクルの運転時間が、静電霧化装置1の間欠運転1サイクル中に稼働した送風手段2の総運転時間よりも短くなるように設定される。さらに静電霧化装置1の間欠運転1サイクル中、送風手段2の間欠運転を少なくとも2サイクル行うものとする。ここで、間欠運転1サイクルとは運転とそれに続く停止がそれぞれ1回行われる一連の操作であり、運転時間とは運転開始時から運転終了時までの時間、停止時間は運転終了時から次回運転開始時までの時間である。なお、本実施形態の制御手段3による静電霧化装置1及び送風手段2の間欠運転について、各装置の運転時間及び停止時間等の時間以外の条件、例えば、静電霧化装置での帯電微粒子水を生成するための印加電圧や送風手段であるファンの電力量等の条件は、従来の連続運転の条件に準じる。
図3は、制御手段による静電霧化装置及び送風手段の間欠運転を説明するためのタイムチャートである。
上図は静電霧化装置の間欠運転のタイムチャート、下図が送風手段の間欠運転のタイムチャートであり、図中「ON」が運転状態、「OFF」が停止状態であることを示している。区間Tは静電霧化装置の間欠運転1サイクルの運転時間であり、区間Tは静電霧化装置の間欠運転1サイクルの停止時間である。また区間t,t,・・・tn−3,tn−1はそれぞれ、静電霧化装置の間欠運転1サイクル中の送風手段の運転時間であり、区間t,t,・・・tn−2,tは静電霧化装置の間欠運転1サイクル中の送風手段の停止時間である。nは1以上の整数である。
本実施形態では、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの停止時間(区間T)が送風手段の間欠運転1サイクルの停止時間(区間t,t,・・・tn−3,tの各区間)に比べて長くなるように設定される。例えば、区間T2が区間t,t,・・・tn−2,tの各区間に対して3〜100倍の長さ、中でも3〜50倍の長さになるように設定されることが好ましい。また、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの時間(区間TとTの合計)が20〜90分、中でも20〜60分であることが好ましい態様である。この場合、静電霧化装置及び送風手段の稼働率を抑えた状態でも、静電霧化装置で生成された帯電微粒子水を送風手段で食品収納庫の隅々まで行きわたらせ、帯電微粒子水を食品に付与することができる。
そして静電霧化装置の間欠運転1サイクルの時間が20〜90分の場合、送風手段の間欠運転1サイクルの時間を2〜30分程度に設定することが好ましく、静電霧化装置の間欠運転1サイクルのうち、運転時間(区間T1)が5〜30%程度が好ましい。また、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの時間のうち、送風手段の運転時間の合計(区間t,t,・・・tn−1の各区間の合計)が30〜60%程度に設定することが好ましい。
さらに本実施形態では、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの運転時間(区間T)が、静電霧化装置の間欠運転1サイクル中に稼働した送風手段の総運転時間(区間t,t,・・・tn−3,tn−1の合計)よりも短くなるように設定される。静電霧化装置の運転時間(T)及び停止時間(T)の長さはともに同じであってもよいし異なっていてもよい。送風手段の運転時間(区間t,t,・・・tn−3,tn−1)の各運転時間の長さや停止時間(区間t,t,・・・tn−2,t)の各停止時間の長さについても、各運転時間と各停止時間との間の時間の長さがともに同じであってもよいし異なっていてもよい。また、各運転時間相互、各停止時間相互で各時間の長さがともに同じであってよいし異なっていてもよい。
さらに本実施形態では、静電霧化装置1の間欠運転1サイクル中、送風手段2の間欠運転を少なくとも2サイクル行うものとする。この結果、静電霧化装置で生成された帯電微粒子水を送風手段で食品収納庫の隅々まで行きわたらせ、帯電微粒子水を食品に付与することができる。静電霧化装置1の間欠運転1サイクル中の、送風手段2の間欠運転のサイクル数は、2以上であれば特に限定するものではないが、送風手段2の運転効率や寿命を考慮して、送風手段の運転時間t,t,・・・tn−3,tn−1や、送風手段の停止時間t,t,・・・tn−2,tが、30秒以上となるようにサイクル数を設定することが好ましい。
以上のように静電霧化装置の間欠運転、及び、送風手段の間欠運転を制御手段で制御することにより、静電霧化装置で生成した帯電微粒子水が、送風手段で送風される空気によって食品収納庫内に放出され、上記旋回流に乗って食品収納庫内の隅々まで行きわたり、収納されている果物や野菜等の食品に効果的に付与される。また、静電霧化装置の稼働が停止状態のときでも、送風手段の間欠運転によって発生した旋回流によって食品収納庫内の空気が循環し、食品収納庫内に浮遊している帯電微粒子水が効果的に拡散され、収納されている食品に効果的に付与される。これによって、防黴、防臭、保湿等の効果が十分に発揮され、果物や野菜等の食品を長期にわたって新鮮に保存することができる。本実施形態では静電霧化装置の稼働率を5%程度、送風手段の稼働率を30%程度に各装置の稼働率を抑えても食品収納庫内の帯電微粒子水を効果的に拡散させることができ、上記した優れた効果を実現することができる。したがって、環境負荷低減や省エネの観点からは、静電霧化装置の稼働率を5〜10%程度、送風手段の稼働率を30〜35%程度に設定することが望ましい。ここで、稼働率とは、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの時間を基準時間とし、その基準時間あたり各装置の運転時間の割合を示す。例えば、静電霧化装置の稼働率5%とは、静電霧化装置の間欠運転1サイクル中の静電霧化装置の運転時間が5%であることを示しており、送風手段の稼働率30%とは、静電霧化装置の間欠運転1サイクル中の送風手段の総運転時間が30%であることを示している。
なお、以上の実施形態では、キッチンキャビネットの内部に設けられている食品収納庫について説明したが、これに限定されず、例えば、食品収納庫は冷蔵庫内に設けられていてもよいし、床下食品収納庫であってもよい。また、以上の実施形態では、静電霧化装置と送風手段とを内部に備えた帯電微粒子水発生ユニットが食品収納空間の上部、つまり、本体の最下段の仕切板の下面に設けられているが、食品収納庫内の空気を循環できれば、これに限定されず、食品収納空間の下部、あるいは後部に設けられていてもよい。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
<実施例1>
図1のキッチンキャビネットの食品収納庫(幅600mm、奥行386mm、高さ310mm)に食品を収納し、静電霧化装置及び送風手段を間欠運転した後の食品に付着したカビ、浮遊カビ、大腸菌の抑制効果を評価した。帯電微粒子水の発生は、ペルチェモジュールに接して設けた霧化電極と、対向電極の間に4.6kVを印加して帯電微粒子水を発生させ、送風手段としては3ワットのシロッコファンを用いて送風を行った。
試験条件は以下の通りである。
・静電霧化装置及び送風手段の運転条件
静電霧化装置
運転時間(4.8分)+停止時間(55.2分)を1サイクル(60分)とした。
送風手段
運転時間(2分)+停止時間(4分)を1サイクル(6分)とした。
静電霧化装置の稼働率は8%であり、送風手段の稼働率は33%である。
・評価方法
浮遊カビ抑制評価はポテトデキストロース寒天培地(PDA培地)を用いて、付着カビ抑制評価はクラドスポリウム菌を摂取したポテトデキストロース寒天培地(PDA培地)を用いて、大腸菌抑制評価は大腸菌を接種したデソキシコレート寒天培地を用いた。そして、温湿度条件は、菌繁殖が活発な夏季を想定した温湿度の26〜30℃、55〜81%とした。そして、恒温恒湿槽内に評価装置(食品収納庫)を2台設置し、各評価用培地(シャーレ)8枚を食品収納庫内に均等に配置し、静電霧化装置及び送風手段を運転した。運転停止後、各評価用培地を取り出し、カビや大腸菌の発生の有無を目視で評価した。そして発生がほとんど無い場合を「◎」、わずかに発生した場合を「○」、大量に発生した場合を「×」、○と×の中間の量の場合を「△」とした。
静電霧化装置及び送風手段を上記運転条件で、カビ評価は3日間処理を行った後、大腸菌評価は1日間処理を行った後、食品の付着カビ、浮遊カビ、大腸菌についてそれぞれ目視で評価したところ、すべて「○」であった。
<実施例2>
静電霧化装置及び送風手段の運転条件以外は実施例1と同様である。
・静電霧化装置及び送風手段の運転条件
静電霧化装置
運転時間(4.8分)+停止時間(55.2分)を1サイクル(60分)とした。
送風手段
1サイクル目を運転時間(4.8分)+停止時間(13.4分)とし、2サイクル目以降を運転時間(6.6分)+停止時間(13.4分)を1サイクルとして運転した。
静電霧化装置の稼働率は8%であり、送風手段の稼働率は33%である。
静電霧化装置及び送風手段を上記運転条件で、カビ評価は3日間処理を行った後、大腸菌評価は1日間処理を行った後、食品の付着カビ、浮遊カビ、大腸菌についてそれぞれ目視で評価したところ、「○」又は「△」であった。
<実施例3>
静電霧化装置及び送風手段の運転条件以外は実施例1と同様である。
・静電霧化装置及び送風手段の運転条件(図4参照)
静電霧化装置
運転時間(4.8分)+停止時間(55.2分)を1サイクル(60分)とした。
送風手段
1サイクル目を運転時間(4.8分)+停止時間(2.5分)とし、2サイクル目以降を運転時間(1分)+停止時間(2.5分)を1サイクルとして運転した。
静電霧化装置の稼働率は8%であり、送風手段の稼働率は33%である。
静電霧化装置及び送風手段を上記運転条件で、カビ評価は3日間処理を行った後、大腸菌評価は1日間処理を行った後、食品の付着カビ、浮遊カビ、大腸菌についてそれぞれ目視で評価したところ、すべて「○」であった。
<実施例4>
静電霧化装置及び送風手段の運転条件以外は実施例1と同様である。
・静電霧化装置及び送風手段の運転条件(図5参照)
静電霧化装置
運転時間(4.8分)+停止時間(55.2分)を1サイクル(60分)とした。
送風手段
1サイクル目を運転時間(4.8分)+停止時間(1.1分)とし、2サイクル目以降を運転時間(1分)+停止時間(1.1分)を1サイクルとして運転した。
静電霧化装置の稼働率は8%であり、送風手段の稼働率は50%である。
静電霧化装置及び送風手段を上記運転条件で、カビ評価は3日間処理を行った後、大腸菌評価は1日間処理を行った後、食品の付着カビ、浮遊カビ、大腸菌についてそれぞれ目視で評価したところ、すべて「◎」であった。
<比較例1>
静電霧化装置及び送風手段を運転しなかった以外は実施例1と同様である。
カビ評価は3日間処理を行った後、大腸菌評価は1日間処理を行った後、食品の付着カビ、浮遊カビ、大腸菌についてそれぞれ目視で評価したところ、すべて「×」であった。
<比較例2>
静電霧化装置及び送風手段の運転条件以外は実施例1と同様である。
・静電霧化装置及び送風手段の運転条件
静電霧化装置
運転時間(15分)+停止時間(45分)を1サイクル(60分)とした。
送風手段
運転時間(20分)+停止時間(40分)を1サイクル(60分)とした。
静電霧化装置の稼働率は25%であり、送風手段の稼働率は33%である。
静電霧化装置及び送風手段を上記運転条件で、カビ評価は3日間処理を行った後、大腸菌評価は1日間処理を行った後、食品の付着カビ、浮遊カビ、大腸菌についてそれぞれ目視で評価したところ、すべて「×」であった。
<比較例3>
静電霧化装置及び送風手段の運転条件以外は実施例1と同様である。
・静電霧化装置及び送風手段の運転条件(図6参照)
静電霧化装置
運転時間(1.6分)+停止時間(18.4分)を1サイクル(20分)とした。
送風手段
1サイクル目を運転時間(1.6分)+停止時間(13.4分)とし、2サイクル目以降を運転時間(5分)+停止時間(13.4分)を1サイクルとして運転した。
静電霧化装置の稼働率は8%であり、送風手段の稼働率は33%である。
静電霧化装置及び送風手段を上記運転条件で、カビ評価は3日間処理を行った後、大腸菌評価は1日間処理を行った後、食品の付着カビ、浮遊カビ、大腸菌についてそれぞれ目視で評価したところ、すべて「×」であった。
<比較例4>
静電霧化装置及び送風手段の運転条件以外は実施例1と同様である。
・静電霧化装置及び送風手段の運転条件(図7参照)
静電霧化装置
運転時間(1.6分)+停止時間(18.4分)を1サイクル(20分)とした。
送風手段
1サイクル目を運転時間(1.6分)+停止時間(10分)とし、2サイクル目以降を運転時間(8.4分)+停止時間(10分)を1サイクルとして運転した。
静電霧化装置の稼働率は8%であり、送風手段の稼働率は50%である。
静電霧化装置及び送風手段を上記運転条件で、カビ評価は3日間処理を行った後、大腸菌評価は1日間処理を行った後、食品の付着カビ、浮遊カビ、大腸菌についてそれぞれ目視で評価したところ、すべて「×」であった。
以上の結果より、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの停止時間が送風手段の間欠運転1サイクルの停止時間よりも長く、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの運転時間が静電霧化装置の間欠運転1サイクル中の送風手段の運転時間よりも短く、かつ、静電霧化装置の間欠運転1サイクル中、送風手段の間欠運転を少なくとも2サイクル行った実施例1−4の食品収納庫ではカビ、菌の抑制効果が確認された。
1 静電霧化装置
2 送風手段
3 制御手段

Claims (2)

  1. 食品を収納する収納庫内に設けられ静電霧化により帯電微粒子水を生成する静電霧化装置と、収納庫内の空気を循環させ、生成した帯電微粒子水を収納庫内に拡散させる送風手段と、静電霧化装置及び送風手段の運転を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、静電霧化装置及び送風手段それぞれについて運転と停止を繰り返す間欠運転を行うものであり、前記間欠運転は、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの時間が20〜90分であり、静電霧化装置の間欠運転の1サイクルのうち運転時間(T )が5〜30%の範囲であって、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの停止時間が送風手段の間欠運転1サイクルの停止時間よりも長く、静電霧化装置の間欠運転1サイクルの運転時間が静電霧化装置の間欠運転1サイクル中の送風手段の運転時間よりも短く、かつ、静電霧化装置の間欠運転1サイクル中、送風手段の間欠運転を少なくとも2サイクル行うことを特徴とする食品収納庫。
  2. 静電霧化装置の間欠運転1サイクルの停止時間が、送風手段の間欠運転1サイクルの停止時間の3〜100倍であることを特徴とする請求項1に記載の食品収納庫。
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