JP2007040681A - オゾンミスト生成装置および冷蔵庫 - Google Patents

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かほる 辻本
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Abstract

【課題】貯水槽内の水を霧化して生成したミスト雰囲気中でオゾン発生体によってオゾンを発生し、オゾンミストを生成し、庫内に噴霧する。
【解決手段】貯水槽22から水供給経路24を経由して、供給された貯留水23がミスト噴霧装置26にて霧化され、霧化室25内をミストで過飽和状態にすることにより、霧化室内の酸素濃度が低濃度となり、その低濃度の酸素を原料にオゾン発生体27にて生成した低濃度オゾンガスは即座にミストに溶解し、低濃度のオゾンミストとなって、野菜室14内に噴霧されることとなり、野菜室14内を人体に安全で、且つオゾン臭くないオゾン濃度に保つことができる。
【選択図】図1

Description

本発明はオゾン水のミストを食品の保鮮及び除菌、脱臭、有害物質除去に利用したオゾンミスト生成装置及び冷蔵庫に関するものである。
従来、この種のミスト噴霧機能は、オゾン水を放電方式または、紫外線方式のオゾン発生体により、空気中の酸素を分解して生成したオゾンガスを水に混合して、オゾン水を生成し、超音波噴霧方式にてミストを生成噴霧しているものである(例えば、特許文献1参照)。
図7は特許文献1に記載された従来のオゾン水ミスト装置を設けた冷蔵庫を示すものである。図7に示すように、野菜室7の近傍にオゾン発生体9と排気口10、水道直結の水供給経路と、オゾン水供給経路が備えられ、前記オゾン水供給経路は野菜室7に導かれている。オゾン発生体9は水道直結の水供給部に連結するよう構成され、また、排気口9はオゾン水供給経路に連結するよう構成されている。前記水供給経路には開閉弁V4が、また、オゾン水供給経路には開閉弁V5が具備されている。野菜室7内には超音波素子8が備えられている。
以上のように構成された冷蔵庫において、以下その動作について説明する。
冷気の強制循環により冷却する冷蔵庫において、高湿貯蔵室として密閉された野菜室7を周囲から間接冷却により湿度80%以上で約5℃に冷却している。オゾン発生体9は5〜25kVの交流電圧を加えて無声放電方式によりオゾンを発生させることができ、そのオゾンと水とを接触させて処理水としてのオゾン水にする。水に溶け込まなかったオゾンは、排気口10より排気し、その排気口10にはハニカム状のオゾン分解触媒を設置し、オゾンを無害化する。このように、生成したオゾン水を冷蔵庫の野菜室7に導く。導かれたオゾン水は超音波振動子8により霧化され、野菜室7に噴霧される。噴霧されたオゾン水は食品に付着している細菌類を死滅させ増殖するのを防止する。その結果、食品の腐敗を遅らせることができる。
特開2000−220949号公報
しかしながら、上記従来の構成では、オゾンガスを細かい泡にしてから水に添加して、オゾンを溶解し、オゾン水を作る方式のため、発生オゾンガスの大半が水中に十分に溶解しきれずに、使用者の人体に対し、危険なオゾン濃度レベルの残存オゾンガスとなり、残存ガスを人体に安全で且つオゾン臭のしないレベルの低濃度にするためには、オゾン分解手段を設けなければならず、構造が複雑になるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、人体に安全で且つオゾン臭くない低濃度のオゾンミストを簡便な構造で生成し、噴霧することのできるオゾンミスト生成装置及びそれを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
また、上記従来の構成では、人体に安全な低濃度のオゾン水を霧化して噴霧するため、オゾンによる酸化分解効果が十分に得られないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、酸化分解力の高い霧化水を噴霧するオゾンミスト生成装置及びそれを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のオゾンミスト装置は、貯留水と、前記貯留水を貯える貯水槽と、前記貯水槽の水を霧化する霧化室と、前記貯水槽の水を前記霧化室に供給する供給手段とを有し、前記霧化室にミストを発生するミスト噴霧装置とオゾン発生体とを備え、前記霧化室の内部において前記ミスト噴霧装置で生成したミストが存在している雰囲気中で前記オゾン発生体によってオゾンを発生させることでオゾンミストを生成することとしたものである。
これによって、オゾンの原料である霧化室内の酸素量が通常の空気中に比べ減少するため、ミスト中で発生させたオゾンガスは通用の空中放電と比較すると低濃度であり、また発生したオゾンは即座にミストに溶解するので、人体に安全で、且つオゾン臭くない低濃度のオゾンミストを簡便な構造で生成し、噴霧することができる。
また、本発明のオゾンミスト生成装置は、貯留水と前記貯留水を貯える貯水槽と、前記貯水槽の一画に、前記貯水槽の水を霧化してミストを発生するミスト噴霧装置と、オゾン発生体とを備え、前記貯水槽の内部において前記ミスト噴霧装置で生成した水からなるミストが存在している雰囲気中で前記オゾン発生体によってオゾンを発生させることでオゾンミストを生成することとしたものである。
これによって、オゾンの原料である霧化室内の酸素量が通常の空気中に比べ減少するため、ミスト中で発生させたオゾンガスは通用の空中放電と比較すると低濃度であり、また発生したオゾンは即座にミストに溶解するので、人体に安全で、且つオゾン臭くない低濃度のオゾンミストを簡便な構造で生成し、噴霧することができることに加え、オゾン生成装置の省スペース化を図り、容積効率を向上することができる。
本発明のオゾンミスト生成装置は、酸化力の高い低濃度の微細なオゾンミストを簡単な構成で生成噴霧することができる。
また、本発明のオゾンミスト生成装置は、酸化力の高い低濃度の微細なオゾンミストを簡単な構成で生成噴霧し、またオゾン生成装置の省スペース化を図ることで容積効率を低く抑えられ、低濃度のオゾンミストを安定的に生成することができる。
請求項1に記載の発明は貯留水と、前記貯留水を貯える貯水槽と、前記貯水槽の水を霧化する霧化室と、前記貯水槽の水を前記霧化室に供給する供給手段とを有し、前記霧化室にミストを発生するミスト噴霧装置とオゾン発生体とを備え、前記霧化室の内部において前記ミスト噴霧装置で生成したミストが存在している雰囲気中で前記オゾン発生体によってオゾンを発生させることでオゾンミストを生成することとなり、これによって、オゾンの原料である霧化室内の酸素量が通常の空気中に比べ減少するため、ミスト中で発生させたオゾンガスは通用の空中放電と比較すると低濃度であり、また発生したオゾンは即座にミストに溶解するので、人体に安全で、且つオゾン臭くない低濃度のオゾンミストを簡便な構造で生成し、噴霧することができる。
請求項2に記載の発明は、貯留水と前記貯留水を貯える貯水槽と、前記貯水槽の一画に、前記貯水槽の水を霧化してミストを発生するミスト噴霧装置と、オゾン発生体とを備え、前記貯水槽の内部において前記ミスト噴霧装置で生成したミストが存在している雰囲気中で前記オゾン発生体によってオゾンを発生させることでオゾンミストを生成することとなり、これによって、オゾンの原料である霧化室内の酸素量が通常の空気中に比べ減少するため、ミスト中で発生させたオゾンガスは通用の空中放電と比較すると低濃度であり、また発生したオゾンは即座にミストに溶解するので、人体に安全で、且つオゾン臭くない低濃度のオゾンミストを簡便な構造で生成し、噴霧することができることに加え、オゾン生成装置の省スペース化を図り、容積効率を向上することができる。
請求項3に記載の発明は、前記オゾンミストを外部に送風する送風手段を備えることにより、オゾンミストを他空間で利用することとなり、低濃度のオゾンミストを生成した上で、これを必要な箇所へ運ぶことができる為、高濃度のオゾンガスおよびオゾンミストが外部へ流出することを防いだ上で、オゾンミストの利用範囲の広範囲化を図ることができる。
請求項4に記載の発明は、前記噴霧装置は超音波霧下方式にてミストを生成することにより、霧化量の多い超音波霧化方式により、ミスト量を高めるとともに、酸素量比を低くすることが可能となり、より人体に安全な低濃度のオゾンミストを生成することができる。
請求項5に記載の発明は、前記噴霧装置は静電霧化方式にて、ミストを生成することにより、電荷を帯びた微細なオゾンミストを生成することが可能となり、オゾンミストを菌や、臭気物質あるいは有害物質などに積極的に付着させ、分解することができる。
請求項6に記載の発明は、前記オゾン発生体は放電方式または、紫外線方式とすることにより、ミスト雰囲気中に含まれる少量の酸素を、放電あるいは、紫外線のエネルギーにて解離し、より低濃度のオゾンを生成することが可能となり、人体に安全な低濃度オゾンミストを生成することができる。
請求項7に記載の発明は、前記オゾン発生体の運転は前記ミスト噴霧装置の運転に連動することにより、ミスト噴霧時にオゾンを発生することとなり、ミスト雰囲気中に含まれる少量の酸素を原料に、低濃度のオゾンを生成することとなり、人体に安全な低濃度オゾンミストを生成することができる。
請求項8に記載の発明は、前記オゾン発生体は前記ミスト噴霧装置が運転中、所定時間連続運転することにより、オゾンミストのオゾン濃度を常に適性濃度に保つことが可能となり、人体に安全な低濃度オゾンミストを安定的に生成することができる。
請求項9に記載の発明は、前記オゾン発生体は前記ミスト噴霧装置が運転中、間欠運転することにより、生成するオゾンミストのオゾン濃度の変動を抑制することとなり、安定的に人体に安全な低濃度オゾンミストを生成することができる。
請求項10に記載の発明は、前記オゾン発生体は前記ミスト噴霧装置が所定時間運転後運転を開始することにより、ミスト量が所定量以上で、オゾン発生することとなり、人体に安全な低濃度のオゾンミストを生成することができる。
請求項11に記載の発明は、オゾン濃度が所定濃度以上となると、前記オゾン発生体の運転を停止し、オゾン濃度が所定濃度以下となると、前記、前記オゾン発生体の運転を開始するように前記オゾン発生体の作動を制御することにより、野菜室内のオゾン濃度を一定濃度以下に制御することとなり、人体に安全な低濃度のオゾンミスト安定的に生成し、噴霧することができる。
請求項12に記載の発明は、前記オゾンミスト生成装置を冷蔵室、野菜室、切替室のいずれかの室内及び冷却風路内に備えたことにより、室内あるいは、冷却風路内に低濃度オゾンミストを噴霧することとなり、食品や庫内の除菌、脱臭、有害物質の除去、防汚及び食品の保鮮などを行うことができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の側断面図である。
図1において、冷蔵庫11は仕切り板16によって、上から冷蔵室12、切替室13、野菜室14、冷凍室15に仕切られており、野菜室14は間接冷却により湿度約90%R.H以上(食品収納時)、2〜5℃に冷却されている。野菜室14の上部背面にはオゾンミスト生成装置21が備えられている。オゾンミスト生成装置21は、冷蔵室12の背面に設けられた水を貯留する貯水槽22と貯水槽22内の貯留水23を槽外へ供給する水供給経路24と水給水経路24により水を供給される霧化室25と前記霧化室内のミストを霧化室25外へ送風する送風手段28と送風手段28によって送風されたミストを野菜室14内に供給する送風経路29とから構成されている。また、霧化室25内には水を超音波方式で霧化する噴霧装置(超音波素子)26と噴霧装置26によって発生したミストの高密度雰囲気中でオゾンを発生する放電方式のオゾン発生体27とが具備されている。
以上のように構成された冷蔵庫のミスト生成装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、貯水槽22内に貯留された水が水給水経路24を経由して、霧化室25内に供給される。次に噴霧装置(超音波素子)26によって霧化が開始され、前記霧化室はミストが充満した状態となる。同時にオゾン発生体27によって霧化室内の酸素を原料にオゾンガスが発生する。オゾン発生体27によって生成されたオゾンガスは霧化室25内のミスト内に即座に溶解し、オゾンミストとなる。霧化室25内のオゾンミストは送風手段28によって送風経路29を経由して野菜室14内にミストとなって噴霧される。
図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫のオゾンミスト生成装置の運転制御のタイムチャートと野菜室内のオゾン濃度変化を示す図である。
図2に示すように、オゾン発生体27の運転はミスト噴霧装置(超音波素子)26の運転に連動している。すなわち、ミスト噴霧装置(超音波素子)26の運転開始とほぼ同時にオゾン発生体27も運転を開始し、ミスト噴霧装置(超音波素子)26の運転が停止すると、オゾン発生体27も運転を停止する。この運転停止は野菜室14内のオゾン濃度が0.03ppmを超えないように制御されている。すなわち、ミスト噴霧装置(超音波素子)26およびオゾン発生体27の運転が開始された後、野菜室14内のオゾン濃度が0.03ppm近傍まで上がってきたらミスト噴霧装置(超音波素子)26およびオゾン発生体27の運転を停止し、停止後、オゾン濃度が下がってきたら、再び運転を開始することでオゾン濃度が高濃度になりすぎず、かつオゾンが継続的に野菜室14内に存在させている。また、オゾンミストが生成される霧化室25から野菜室14へは送風ファンによってオゾンミストが送られ、この送風ファンはスト噴霧装置(超音波素子)26およびオゾン発生体27の運転開始と運転停止に少し遅れて運転開始および運転停止を行うことで、確実にオゾンミストを野菜室14へと送り込む。また、送風手段28の運転を、ミスト噴霧装置(超音波素子)26の運転開始後からt1経過後に運転を開始し、ミスト噴霧装置(超音波素子)26の運転停止t2時間後に運転を停止する制御を行う。
以上のように、本実施の形態では野菜室近傍で水を霧化し、霧化室内をミストで過飽和状態にすることにより、霧化室内の酸素濃度が低濃度となり、その低濃度の酸素が電子との衝突により酸素原子に解離される。そして、酸素原子はミスト中の酸素分子と結合してオゾンが発生するとともに、水分子と反応してOHラジカルを同時に生成する。発生した低濃度のオゾンは即座にミストに溶解し、オゾンミストとなって、野菜室内に噴霧されることとなり、野菜室内を人体に安全で、且つオゾン臭くない0.03ppm以下のオゾン濃度に保つことができる。
また、本実施の形態では野菜室近傍でオゾンとミストを混合して生成したオゾンミスト生成装置にて野菜室内に微細なオゾンミストを噴霧することにより、庫内に噴霧した微細ミストが庫内壁面と野菜や果物表面に付着され、庫内壁面や野菜や果物表面の微細な孔にミストが入り込むこととなり、微細な孔の内部の汚れや有害物質を浮き上がらせ除去効果を高めることができる。また、野菜表面の有害物質の酸化分解効果を高めるとともに、野菜の保湿性も向上させることができる。
また、本実施の形態では、ミストの雰囲気中で、高電圧放電によってオゾンを発生することにより、万一、放電時に火花が発生しても、ミストによって消火されることとなり、可燃性冷媒を用いた冷蔵庫の安全性を向上するができる。
尚、本実施の形態では、オゾン発生体を高電圧放電方式としたが、紫外線を用いても、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の野菜室の側断面図である。
図4は本発明の実施の形態2における冷蔵庫のオゾンミスト生成装置の要部拡大図である。
図3、図4において、図1と同一手段、同一部材は同一番号で示している。
図3、図4において、野菜室14の上部背面にオゾンミスト生成装置21が備えられている。オゾンミスト生成装置21は水を貯水する貯水槽22と貯水槽22内に貯留された貯留水23をエジェクター方式で噴霧する噴霧ノズル32とを備え、貯水槽22上部には水供給口35が具備されている。オゾンミスト生成装置21の噴霧ノズル32の先端近傍には高電圧を印加して静電負荷するためのミスト噴霧装置(電極)26と電源(図示せず)が設けられている。
高電圧方式でオゾンを発生するオゾン発生体27は。ミスト噴霧装置(電極)26の近傍に設けられている。
以上のように構成された冷蔵庫のオゾンミスト生成装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、水供給口35より水が貯水槽22内に供給され、貯留された貯留水23は、噴霧ノズル32により、エジェクター方式にて野菜室14内にミストとなって噴霧される。その際、噴霧ノズル32の先端近傍に設けられたミスト噴霧装置(電極)に対し、電源(図示せず)より高電圧が印加され、噴霧ノズル32より噴霧されたミストに静電負荷がなされる。
また、噴霧ノズル32の近傍に設けられたオゾン発生体27に高電圧が印加され、ミスト雰囲気中の酸素が電子との衝突により酸素原子に解離される。そして、酸素原子はミスト中の酸素分子と結合してオゾンが発生するとともに、水分子と反応してOHラジカルを同時に生成する。発生したオゾンは即座にミストに溶解し、オゾンミストとなる。
図5は本発明の実施の形態2における冷蔵庫のオゾンミスト生成装置の運転制御のタイムチャートと野菜室内のオゾン濃度変化を示す図である。
図5に示すように、オゾン発生体27はミスト噴霧装置(電極)26の連続運転中、間欠運転を行い、野菜室のオゾン濃度は安定的に目標濃度の0.03ppm以下に保たれている。
以上のように本実施の形態では、貯水槽内の水をエジェクター方式で野菜室に生成したミスト雰囲気中にて、放電方式によってオゾンを発生することにより、野菜室内をミスト雰囲気とし、そのミスト雰囲気中の酸素を解離して、オゾンとOHラジカルを発生することとなり、原料酸素がミスト中含有酸素のため、オゾン生成量は空中放電に比べ、少ないことから、発生し低濃度のオゾンはミスト中に即座に溶存した状態となり、人体に安全な低濃度のオゾンとオゾンよりも酸化力の強いOHラジカルを含むオゾンミストを生成し、噴霧することができる。
また、本実施の形態では、静電霧化方式にて、ミストに静電負荷することにより、マイナスの電荷を負荷された微細ミストが、プラスに帯電した庫内壁面や野菜、果物表面等に付着し、庫内壁面や野菜や果物表面の微細な孔にミストが入り込むこととなり、微細な孔の内部の汚れや有害物質を浮き上がらせ除去効果を高めることができる。また、野菜表面の有害物質の酸化分解効果を高めるとともに、野菜の保湿性も向上させることができる。
尚、本実施の形態では、オゾン発生体を高電圧放電方式としたが、紫外線を用いても、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3における冷蔵庫のオゾンミスト生成装置の要部拡大図である。
図6において、図1と同一手段、同一部材は同一番号で示している。
図6において、野菜室14の上部背面にオゾンミスト生成装置21が備えられている。オゾンミスト生成装置21は水を貯水する貯水槽22と貯水槽22内の貯留水23を超音波方式にて霧化するミスト噴霧装置(超音波素子)26と高電圧放電によってオゾンを発生するオゾン発生体27とミストを野菜室14に送風する送風手段28と送風手段28によって送風されたミストを野菜室14内に供給する送風経路29とから構成されている。また、野菜室14の上部にはオゾンセンサー40が設置され、野菜室14内のオゾン濃度を検知している。オゾンミスト生成装置21はオゾンセンサー40によって検出されたオゾン濃度をもとに、運転制御されている。
以上のように構成された冷蔵庫のオゾンミスト生成装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、貯水槽22内の貯留水23はミスト噴霧装置(超音波素子)26によって野菜室14内にミストとなって噴霧される。その際、貯水槽22内に設けられたオゾン発生体27に高電圧が印加され、ミスト雰囲気中の酸素が電子との衝突により酸素原子に解離される。そして、酸素原子はミスト中の酸素分子と結合してオゾンが発生するとともに、水分子と反応してOHラジカルを同時に生成する。発生したオゾンは即座にミストに溶解し、オゾンミストとなる。
次ぎに野菜室14内のオゾン濃度が所定濃度以上となると、オゾンセンサー40が検知し、オゾンミスト生成装置21は運転を停止する。一方、オゾン濃度が所定濃度より低い場合、オゾンミスト生成装置21は運転状態となる。
以上のように本実施の形態では、貯水槽内の水を超音波方式でミスト化して生成したミスト雰囲気中で放電方式によってオゾンを発生することにより、貯水槽内をミスト雰囲気とし、そのミスト雰囲気中の酸素を解離して、オゾンとOHラジカルを発生することとなり、原料酸素がミスト中含有酸素のため、オゾン生成量は空中放電に比べ、少ないことから、発生したオゾンはミスト中に即座に溶存した状態となり、特殊材料を必要としない簡便な構造で、人体に安全な低濃度のオゾンとオゾンよりも酸化力の強いOHラジカルを含むオゾンミストを生成し、噴霧することができる。
また、本実施の形態では、超音波素子にて、ミストを生成することにより、微細ミストが、庫内壁面と野菜や果物表面に付着され、庫内壁面や野菜や果物表面の微細な孔にミストが入り込むこととなり、微細な孔の内部の汚れや有害物質を浮き上がらせ除去効果を高めることができる。また、野菜表面の有害物質の酸化分解効果を高めるとともに、野菜の保湿性も向上させることができる。
また、本実施の形態では、オゾンセンサーにて、野菜室内のオゾン濃度を検知し、オゾンミスト生成装置の運転を制御することにより、野菜室内のオゾン濃度を一定濃度以下に制御することとなり、人体に安全な低濃度のオゾンミスト安定的に生成し、噴霧することができる。
尚、本実施の形態では、オゾン発生体を高電圧放電方式としたが、紫外線を用いても、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫のミスト噴霧装置は、酸化力および食品表面への付着力の強い微細オゾンミストを噴霧し、高性能な脱臭、除菌、有害物質の除去および野菜の保湿性を高めることができるため、家庭用冷蔵庫、業務用冷蔵庫、食品保存庫の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の側断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫のオゾンミスト生成装置の運転制御を示すタイムチャートと野菜室のオゾン濃度変化を示す図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の野菜室の側断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫のオゾンミスト生成装置の要部拡大図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫のオゾンミスト生成装置の運転制御を示すタイムチャートと野菜室のオゾン濃度変化を示す図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫のオゾンミスト生成装置の要部拡大図 従来の冷蔵庫の概略構成図
符号の説明
21 オゾンミスト生成装置
22 貯水槽
23 貯留水
25 霧化室
26 ミスト噴霧装置(超音波素子,電極)
27 オゾン発生体
28 送風手段

Claims (12)

  1. 貯留水と、前記貯留水を貯える貯水槽と、前記貯水槽の水を霧化する霧化室と、前記貯水槽の水を前記霧化室に供給する供給手段とを有し、前記霧化室にミストを発生するミスト噴霧装置とオゾン発生体とを備え、前記霧化室の内部において前記ミスト噴霧装置で生成したミストが存在している雰囲気中で前記オゾン発生体によってオゾンを発生させることでオゾンミストを生成するオゾンミスト生成装置。
  2. 貯留水と前記貯留水を貯える貯水槽と、前記貯水槽の一画に、前記貯水槽の水を霧化してミストを発生するミスト噴霧装置と、オゾン発生体とを備え、前記貯水槽の内部において前記ミスト噴霧装置で生成したミストが存在している雰囲気中で前記オゾン発生体によってオゾンを発生させることでオゾンミストを生成するオゾンミスト生成装置。
  3. 前記オゾンミストを外部に送風する送風手段を備えた請求項1または2に記載のオゾンミスト生成装置。
  4. 前記噴霧装置は超音波霧化方式にてミストを生成する請求項1から3のいずれか一項に記載のオゾンミスト生成装置。
  5. 前記噴霧装置は静電霧化方式にて、ミストを生成する、請求項1から3のいずれか一項に記載のオゾンミスト生成装置。
  6. 前記オゾン発生体は放電方式または、紫外線方式でオゾンを発生させる請求項1から5のいずれか一項に記載のオゾンミスト生成装置。
  7. 前記オゾン発生体の運転開始は前記ミスト噴霧装置の運転開始とほぼ同時、もしくは運転中に行われるものである請求項1から6のいずれか一項に記載のオゾンミスト生成装置。
  8. 前記オゾン発生体は前記ミスト噴霧装置が運転中に所定時間連続運転する請求項7に記載のオゾンミスト生成装置。
  9. 前記オゾン発生体は前記ミスト噴霧装置が運転中に運転、停止を繰り返しながら間欠運転する請求項7に記載のオゾンミスト生成装置。
  10. 前記オゾン発生体は前記ミスト噴霧装置が所定時間運転後に運転開始する請求項7から9のいずれか一項に記載のオゾンミスト生成装置。
  11. オゾン濃度が所定濃度以上となると、前記オゾン発生体の運転を停止し、オゾン濃度が所定濃度以下となると、前記、前記オゾン発生体の運転を開始するように前記オゾン発生体の作動を制御する請求項7から10のいずれか一項に記載のオゾンミスト生成装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のオゾンミスト生成装置を冷蔵室、野菜室、切替室のいずれかの室内及び冷却風路内に備えた冷蔵庫。
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