JP2003121050A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003121050A
JP2003121050A JP2001310486A JP2001310486A JP2003121050A JP 2003121050 A JP2003121050 A JP 2003121050A JP 2001310486 A JP2001310486 A JP 2001310486A JP 2001310486 A JP2001310486 A JP 2001310486A JP 2003121050 A JP2003121050 A JP 2003121050A
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cooler
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JP2001310486A
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Hitoshi Hoshino
仁 星野
Hideaki Kamiya
英昭 神谷
Miyuki Kawamura
美由紀 川村
Hiromichi Mogi
弘道 茂木
Rikio Tadano
力雄 但野
Hideo Shiraishi
秀雄 白石
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0413Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by humidification

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫の扉の開閉操作に関わらず、黴や菌類
の侵入を防止し、かつ、庫内の湿度を高湿度に維持す
る。 【解決手段】 扉22の開時には、バルブ48が開き、
空気は、吹出口36から冷蔵室12内に吹き出され、カ
ーテン流れとなって前面開口部13を下方へ流れる。扉
22の開時にはまた、これに基づき電圧が電極材52、
54へ印加され、超音波振動子62が作動し、電解水が
給水タンク50内で生成され、空気通路Aに霧化され
る。過湿された空気が、吹出口46からカーテン流れと
なって吹き出される。また、電解水は殺菌効果を呈する
ところ、庫外の空気中の黴や菌類の侵入を阻止すること
ができるだけでなく、黴、菌類の発生、繁殖を抑制し、
殺菌できる。カーテン流れを破って庫外から庫内に侵入
してしまった黴や菌類についても、黴、菌類の発生、繁
殖を抑制し、殺菌することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用、業務用の
冷凍冷蔵庫、フリーザ等の冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫では、食品の出し入れ等に当た
り、扉は開閉せざるを得ない。扉の開時に、庫外の空気
中を浮遊する黴や菌類が冷蔵庫内に入り込み、庫内の食
品や壁面に付着するとなれば、黴や菌類の繁殖が起こ
り、食品の劣化を早める原因となる。
【0003】一方、庫内の食品の乾燥を抑えるため、熱
交換器に付着した霜を溶解してそれを庫内に放出し、庫
内の湿度を高めることが行われている。このようにして
高められた庫内の湿度も、扉の開時、特に冬場には、庫
内の湿分が庫外に逃げて損なわれる。
【0004】そこで、扉の開閉操作に関わらず、黴や菌
類の侵入を防止し、かつ、庫内の湿度を高湿度に維持で
きることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冷蔵庫の扉
の開閉操作に関わらず、黴や菌類の侵入を防止し、か
つ、庫内の湿度を高湿度に維持できる冷蔵庫を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の冷蔵庫は、扉開時に、扉開閉される前面開口部を空気
流で遮蔽するように庫内の空気を空気通路を経て庫内に
循環吹き出する遮蔽吹出手段と、前記空気通路に過湿原
水を霧化し、空気を過湿する過湿手段と、を備えた構成
を特徴とする。
【0007】請求項2に記載の本発明の冷蔵庫は、請求
項1の構成において、前記過湿原水は、水又は電解水で
あることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の本発明の冷蔵庫は、請求
項1又は2の構成において、前記過湿手段が超音波振動
子を備え、過湿原水の中の硬度成分を除去する硬度成分
除去手段が具備され、硬度成分が除去された過湿原水が
超音波振動子によって霧化されてなることを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載の本発明の冷蔵庫は、請求
項3の構成において、前記硬度成分除去手段は、過湿原
水を通すNa型イオン交換樹脂材であることを特徴とす
る。
【0010】請求項5に記載の本発明の冷蔵庫は、請求
項1乃至4のいずれかの構成において、霧化された水滴
の径は水滴が非可視とされる大きさであることを特徴と
する。
【0011】請求項6に記載の本発明の冷蔵庫は、請求
項1乃至5のいずれかの構成において、前記過湿手段に
よって過湿された空気は、10℃以下とされて遮蔽吹出
手段によって吹き出されることを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の本発明の冷蔵庫は、請求
項1乃至6のいずれかの構成において、前記空気通路は
冷却器を備え、冷却器の上流側に過湿原水が霧化され、
過湿された空気が冷却器を通って冷却されることを特徴
とする。
【0013】上記構成によれば、扉が開くと、過湿原水
が空気通路に霧化されて空気が過湿され、その過湿され
た空気が前面開口部に吹き出され(カーテン流れ)、前
面開口部が遮蔽される。これにより、冷蔵庫の内外間の
空気の出入が阻止され、空気中の塵埃、黴、菌類の庫内
への侵入が防止される。吹き出される空気が過湿されて
高湿度とされているので、庫内の湿度の経時的な低下分
が補充され、また、庫内の湿分がカーテン流れを破って
庫外に逃げることがあってもその逃げた湿分も補充され
る。
【0014】このようにして、冷蔵庫の扉の開閉操作に
関わらず、黴や菌類の侵入が防止され、かつ、庫内の湿
度が高湿度に維持される。
【0015】請求請2にあるように、過湿原水としては
水道水等の水でもよいが、電解水、例えば、酸性水やオ
ゾン水、あるいは次亜塩素酸含有水を用いて過湿された
空気を吹き出せば、電解水は殺菌効果を呈するところ、
吹き出される空気は、カーテン流れとなって空気中の黴
や菌類の侵入を阻止するだけでなく、黴、菌類の発生、
繁殖を抑制し、殺菌できる。カーテン流れを破って内部
に侵入してしまった黴、菌類の発生、繁殖も抑制し、殺
菌することができる。
【0016】過湿原水は、超音波振動子により霧化する
ことが可能である。この場合、過湿原水に、例えば、カ
ルシウムやマグネシウム等の硬度成分が含まれている
と、特に多量に含まれていると、硬度成分も一緒に発散
され、庫内に硬度成分が飛散し、粉として残り、清潔感
が損なわれる。これは、請求請3、4の構成によって解
消される。すなわち、請求請3にあるように、硬度成分
除去手段、例えば、請求請5のNa型イオン交換樹脂材
によれば、過湿原水は、例えば、コラム(柱状)とされ
たNa型イオン交換樹脂を通ることにより、過湿原水中
の硬度成分が除去され、その後に、超音波振動子により
霧化される。
【0017】請求請5にあるように、霧化されて過湿さ
れた水滴が非可視とされる大きさであれば、庫内で結露
を生ずることが防止される。霧化されて過湿された水滴
の径が可視できる大きさであると、庫内に結露を生じや
すい。結露を防止するための吸着剤を用意する必要が生
ずる。
【0018】請求請6にあるように、霧化されて過湿さ
れて吹き出される空気は、例えば、請求請7にあるよう
に、冷却器で冷却され、特に、10℃以下に冷却されて
吹出されるのであれば、庫内の結露が抑制される。請求
請7によれば、霧化されて過湿された空気が冷却器を通
る間に冷却される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の冷蔵庫の一の実施の形態
を、図面に基づき説明する。
【0020】図1及び図2に示すように、冷蔵庫10
は、最上が冷蔵室12とされ、その下が野菜室14とさ
れる。そして、野菜室14の下には、製氷室16と冷凍
/チルド室18とが左右に分割形成され、最下が冷凍室
20とされる。各室12、14、16、18、20の前
面側は開口されて前面開口部が、それぞれ対応する扉2
2、24、26、28、30で開閉可能となっている。
【0021】図1に示すように、各室12、14、1
6、18、20の背面外側には、空気通路が形成され、
空気通路には、冷凍サイクルを構成する冷却器(熱交換
器)、ファン等が設置される。冷却器34、ファン42
は、冷蔵室12、野菜室14用であり、冷却器35、フ
ァン43は、製氷室16、冷凍/チルド室18、冷凍室
20用であり、本実施の形態の冷蔵庫10は、ダブル冷
却型とされている。冷蔵室12内の背面上部には吹出口
36が、冷蔵室12の下面手前には、野菜室14と連通
する連通口38が、野菜室14の背面下部には吸込口4
0が、それぞれ形成されている。冷却器34、ファン4
2で形成される空気通路(矢印Aで示す)では、空気は
冷却器34を通って冷却され、冷却器34の上側(上流
側)にあるファン42で送風される。冷却された空気
は、矢印Dで示すように吹出口36から冷蔵室12内に
吹き出される。冷蔵室12内に吹き出された空気は、連
通口38を通って野菜室14内に入り、吸込口40から
空気通路Aに戻る。戻った空気は、再び、冷却器34で
冷却され、吹出口36から循環吹き出しされる。これに
より、冷蔵室12、野菜室14の通常の冷却が行われ
る。
【0022】製氷室16、冷凍/チルド室18、冷凍室
20についても、冷却器35、ファン43によって同様
に冷却される。
【0023】冷蔵室12の上面外側には、バルブ48を
介して前記空気通路Aと連通する空気通路(矢印Bで示
す)が形成され、冷蔵室12の上面手前には、空気通路
Bと連通する吹出口46が形成されている。扉22が開
くと、バルブ48が開く(1点鎖線の状態から実線の状
態に開く)。空気通路Aを通って冷却された空気は、冷
蔵室12内に、吹出口36から吹き出されるとともに、
空気通路Bを経て吹出口46からも吹き出される。吹出
口46から吹き出される空気は、冷蔵室12の前面開口
部13を遮蔽するように下方に流れ(エアカーテン、な
いしクールカーテンと称される矢印Cで示すカーテン流
れ)、連通口38から野菜室14内に入り、吸込口40
から空気通路Aに戻る。戻った空気は、再度、冷却器3
4で冷却され、吹出口36から、また、空気通路44を
経て吹出口46から循環吹き出しされる。冷却器34、
ファン42、空気通路A、B、吹出口46、連通口3
8、吸込口40はカーテン流れのための遮蔽吹出手段を
構成し、空気通路A及び空気通路Bはカーテン流れのた
めの空気通路を構成する。扉22が開いている間、及
び、閉まった後も所定時間が経過する間は、吹出口46
からの吹き出しが続行されるように、バルブ48が開閉
制御される。
【0024】冷蔵室12内には左側に、給水タンク50
が設けられている。給水タンク50は上方が開放された
矩形箱状とされ、開放部は、タンク蓋51で開閉可能で
ある。タンク蓋51には、一対の電極材52、54が垂
下されて取り付けられている。電極材52、54は、給
水タンク50内に入れられる水道水等の水に没せられ、
直流の電圧が電極材52、54に印加されると、給水タ
ンク50内の水が電解され、電解水(過湿原水)が生成
される。
【0025】給水タンク50に対応して、冷蔵室12の
背面外側には、冷却器34の下側(下流側)に霧化容器
56が設けられている。給水タンク50と霧化容器56
とは、冷蔵室12の背面を貫通する連通管58で接続さ
れている。給水タンク50内の連通管58の入口部に
は、Na型イオン交換樹脂材(硬度成分除去手段)60
がコラム(柱状)とされて設けられている。霧化容器5
6の底には、超音波振動子(過湿手段)62が取り付け
られている。給水タンク50内の水がカルシウムやマグ
ネシウム等の硬度成分を含んでいる場合、それが電解さ
れてなる電解水がNa型イオン交換樹脂材材60を通れ
ば、硬度成分を除去することができる。硬度成分が除去
された電解水が、連通管58を通って霧化容器56内に
流れ込む。霧化容器56の上方は開放されており、硬度
成分が除去された電解水は、超音波振動子62によって
霧化容器56の上方外へ(矢印Fで示す)と空気通路A
に霧化される。これにより、空気が過湿される。電極材
52、54への電圧の印加、超音波振動子62の作動
は、扉22の開閉動作に基づき行われ、すなわち、カー
テン流れのための吹き出しと連動し、扉22の開時に、
過湿された空気が吹き出し口46から吹き出されるよう
になっている。
【0026】次に、上記の実施の形態の作用を説明す
る。
【0027】通常は、空気が空気通路Aを通り、吹出口
36から冷蔵室12内に入り、冷蔵庫室12内を冷却
し、続いて、連通口38から野菜室14内に入り、野菜
室14内を冷却し、吸込口40から空気通路Aに戻る。
戻った空気は、再度、冷却器34で冷却され、吹出口3
6から循環吹き出しが行われる。
【0028】扉22の開時には、バルブ48が開き、空
気は、吹出口36から冷蔵室12内に吹き出されるとと
もに、空気通路Bを経て吹出口46から冷蔵室12内に
吹き出される。吹出口46から吹き出される空気は、カ
ーテン流れとなって前面開口部13を下方へ流れ、連通
口38から野菜室14内に入り、吸込口40から空気通
路Bに戻る。戻った空気は、再度、冷却器34で冷却さ
れ、吹出口36から、また、空気通路44を経て吹出口
46から循環吹き出しされる。
【0029】カーテン流れによれば、冷蔵室12の内外
間が遮断され、空気の出入が阻止されて空気中の塵埃、
黴、菌類の冷蔵室12内への侵入が防止される。また、
冷気が庫外に逃げないようにされ、冷蔵室12内の湿分
も庫外へ逃げないようにされる。
【0030】扉22の開時にはまた、これに基づき電圧
が電極材52、54へ印加され、超音波振動子62が作
動し、電解水が給水タンク50内で生成され、空気通路
Aに霧化される。過湿された空気が、吹出口46からカ
ーテン流れとなって吹き出される。この吹き出される空
気が過湿されて高湿度とされているので、庫内の湿度の
経時的な低下分が補充できる。また、庫内の湿分がエア
カーテンを破って庫外へ逃げることがあってもその逃げ
た湿分も補充される。
【0031】このようにして、扉22の開閉操作に関わ
らず、黴や菌類の侵入が防止され、かつ、庫内の湿度が
高湿度に維持される。
【0032】過湿原水としては電解水に限らず、電解す
ることなく給水タンク50に入れられた水をそのまま用
いてもよい。また、オゾン水でもよい。電解水、例え
ば、酸性水や次亜塩素酸含有水を過湿原水として霧化さ
れて過湿された空気を吹出口46からカーテン流れとし
て吹き出すことによれば、電解水は殺菌効果を呈すると
ころ、庫外の空気中の黴や菌類の侵入を阻止することが
できるだけでなく、その黴、菌類の発生、繁殖を抑制、
殺菌できる。カーテン流れを破って庫外から庫内に侵入
してしまった黴や菌類についても発生、繁殖を抑制し、
殺菌することができる。酸性水は、水を電解することに
より、陽極側に生成することができ、また、次亜塩素酸
含有水は、食塩(塩化ナトリウム)を含む水を電解する
ことにより陽極側に発生することができる。
【0033】給水タンク50に入れられる水がミネラル
を含む場合、電極材52、54の表面には、イオン化さ
れたミネラルが引き寄せられ、スケールとして電極表面
を覆い、そのため、電極材52、54間に電流が流れ
ず、電解水が生成されない虞がある。電極の正負を逆転
して電圧を印加する措置を採れば、電極材52、54の
表面のスケールを落とすことができる。これを、定期的
に行うことにより、長期に亘り、電解水の生成が可能と
なる。
【0034】霧化は、超音波振動子62に限らずとも、
他の手段が可能である。給水タンク50内に入れられる
水に、カルシウムやマグネシウム等の硬度成分が含まれ
ていると、特に多量に含まれていると、超音波振動子6
2によって霧化する場合に、硬度成分も一緒に発散さ
れ、庫内に硬度成分が飛散し、粉として残り、清潔感が
損なわれる。Na型イオン交換樹脂材60等、硬度成分
除去手段としては種々のものが可能であるが、それによ
って水の中の硬度成分を除去することができるのは有効
である。
【0035】なお、超音波振動子62によって霧化され
た水滴の径は、非可視とされる大きさであるのが好まし
い。例えば、水滴の径が、1μm以下のものがよい。そ
のような大きさであれば、庫内での結露の発生が防止さ
れる。結露を防止するための吸着剤等を用意する必要が
ない。水滴が可視できるような大きさであると、庫内に
結露が生じやすい。
【0036】また、超音波振動子62は、周波数が低い
と、騒音の問題が生ずる。それを解消するには、20k
Hz以上の周波数が好ましい。
【0037】更に、冷却器34の下流側に霧化が行われ
るので、過湿された空気は、冷却器34を通って冷却さ
れ、特に、10℃以下に冷却され、吹出口46から吹出
されるならば、庫内の結露の抑制上、効果的である。
【0038】本発明は、上記の実施の形態に限定される
ものではない。例えば、冷蔵室12等について室数、位
置、形状等は、上記の各実施の形態のものに限らず、給
水タンク50の位置も冷蔵室12内に限るものではな
い。また、カーテン流れとなって吹き出される室は、冷
蔵室12に限るものでもない。
【0039】上記実施の形態の冷蔵庫10では、冷蔵室
12、野菜室14用と、製氷室16、冷凍/チルド室1
8、冷凍室20用とのダブル冷却型であるが、冷却器、
ファンが全室用に共通とされるものも可能であり、ま
た、各室に個別とされるもの等、種々のものが可能であ
る。従って、冷蔵室12内に吹き出された空気が野菜室
14を経ることなく空気通路Aに戻ることも可能であ
る。
【0040】なお、上記実施の形態では、給水タンクと
は別途に霧化容器を設けて霧化容器の底に超音波振動子
を取り付けているが、それに限らない。超音波振動子の
取り付け位置は、任意であり、また、霧化容器を設ける
ことなく、給水タンクに超音波振動子を取り付けること
も可能である。
【0041】更に、給水タンクは、霧化して過湿するた
めの専用とせずとも、製氷用の給水タンクと兼ねること
が可能である。図1及び図2に示すように、製氷室16
には製氷皿100と、製氷皿100で製氷された氷が落
下して貯留される貯氷容器102が設けられている。図
示を省略する給水管及び給水ポンプを用いて給水タンク
内の水を製氷皿100に給水することができる。製氷用
の給水タンクと共通化することにより、庫内の占有スペ
ース上、給水タンクへの水の補給上、簡便、利便が果た
される。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の冷蔵庫
によれば、冷蔵庫の扉の開閉操作に関わらず、黴や菌類
の侵入を防止し、かつ、庫内の湿度を高湿度に維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の一の実施の形態を示し、側方
から見た庫内透視図である。
【図2】一の実施の形態を示す正面図である。
【符号の説明】
A、B 空気通路(遮蔽吹出手段) 10 冷蔵庫 12 冷蔵室 13 前面開口部 22 扉 42 ファン(遮蔽吹出手段) 34 冷却器(遮蔽吹出手段) 38 連通口(遮蔽吹出手段) 40 吸込口(遮蔽吹出手段) 46 吹出口(遮蔽吹出手段) 52、54 電極材 60 Na型イオン交換樹脂材(硬度成分除去手段) 62 超音波振動子(過湿手段)
フロントページの続き (72)発明者 川村 美由紀 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 茂木 弘道 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 但野 力雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 白石 秀雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉開時に、扉開閉される前面開口部を空
    気流で遮蔽するように庫内の空気を空気通路を経て庫内
    に循環吹き出する遮蔽吹出手段と、 前記空気通路に過湿原水を霧化し、空気を過湿する過湿
    手段と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記過湿原水は、水又は電解水である請
    求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記過湿手段が超音波振動子を備え、過
    湿原水の中の硬度成分を除去する硬度成分除去手段が具
    備され、硬度成分が除去された過湿原水が超音波振動子
    によって霧化されてなる請求項1又は2に記載の冷蔵
    庫。
  4. 【請求項4】 前記硬度成分除去手段は、過湿原水を通
    すNa型イオン交換樹脂材である請求項3に記載の冷蔵
    庫。
  5. 【請求項5】 霧化された水滴の径は水滴が非可視とさ
    れる大きさである請求項1乃至4のいずれかに記載の冷
    蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記過湿手段によって過湿された空気
    は、10℃以下とされて遮蔽吹出手段によって吹き出さ
    れる請求項1乃至5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記空気通路は冷却器を備え、冷却器の
    上流側に過湿原水が霧化され、過湿された空気が冷却器
    を通って冷却される請求項1乃至6のいずれかに記載の
    冷蔵庫。
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