JP5461283B2 - 流動層乾燥設備 - Google Patents
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Description
1)発生蒸気である乾燥排ガスには粉塵等が含まれるため、水蒸気タービンのブレード磨耗を起こすので、その捕集に、例えば電気集塵機等の集塵装置を用いるが、機器容量が大きく、低コスト化が課題となる。
2)また、下流側の水蒸気タービンやコンプレッサーなどの回転機器の磨耗防止のため、出口粉塵濃度を数mg/Nm3オーダーに抑えたいが、褐炭粒子は電気抵抗が大きく、荷電が不安定になるなどの理由により、捕集性の悪化が懸念される。
3)また、発生蒸気である乾燥排ガスは水分飽和である為、褐炭粒子の電気抵抗は低下することが予想されるが、電気抵抗が極端に小さくなると、電極での再飛散を起こし捕集性が悪化する、という問題がある。
なお、符号116は流動化ガスである流動化蒸気107を整流する整流板を図示する。
この固体成分115は、分離ラインL3を介して流動層乾燥装置102から抜き出された製品ラインL4において乾燥褐炭108に混合し、冷却器110で冷却し、製品炭109としている。この製品炭109は、例えばボイラ、ガス化炉等の原料として利用に供される。
また、過熱蒸気Aを伝熱部材103に供給して褐炭101を間接的に乾燥させる構成を説明したが、これに限らず、褐炭101の流動層111を流動させる流動化蒸気107により褐炭101を直接乾燥させる構成、さらに加熱用の流動化ガスを供給して乾燥させる構成としてもよい。
以下、本発明の第1の形態の流動層乾燥装置について図3を参照して説明する。図3は、第1の形態の流動層乾燥装置を示す概略図であり、図4−1は、第1の形態の流動層乾燥装置の集塵装置近傍を示す概略図であり、図4−2は、図4−1のX−X矢視断面図である。
これらの図面に示すように、本実施形態の流動層乾燥設備100Aは、水分含量が高い被乾燥物である褐炭101を乾燥する流動層乾燥装置102と、伝熱部材103によって被乾燥物(褐炭)101が乾燥される際に発生する水分飽和状態の発生蒸気(水分飽和蒸気)104を流動層乾燥装置102の外部に排出する発生蒸気ラインL1と、前記発生蒸気ラインL1に介装され、発生蒸気104中の粉塵を除去する電気集塵装置105と、発生蒸気ラインL1における電気集塵装置105の下流側に介装され、発生蒸気104の熱を回収する熱回収システムである蒸気タービン150と、前記電気集塵装置105から粉塵が除去された発生蒸気104の一部を分岐し、流動化蒸気107として流動層乾燥装置102内に供給する分岐ラインL2と、前記流動層乾燥装置102から抜き出された乾燥物(乾燥褐炭)108を冷却する冷却器110と、前記発生蒸気ラインL1及び電気集塵装置105の周囲に敷設される過熱媒体供給配管(蒸気トレース)130とを備え、前記電気集塵装置105の電極表面に同伴水蒸気の一部が析出するまで発生蒸気の温度を低下させつつ、集塵を行うものである。
この調整は、過熱媒体供給配管(蒸気トレース)130内に供給する過熱媒体131の供給及び停止により行う。
すなわち、水蒸気量が減ると、蒸気タービン150の発電効率が低下するので、過熱媒体供給配管(蒸気トレース)130内に供給する過熱媒体131の供給を開始して、発生蒸気104中の凝縮を抑制する。
なお、図3中、蒸気トレース130は破線で示しており、具体的には図4−1に示すように、発生蒸気ラインL1の配管の表面に過熱媒体供給チューブ等を敷設するようにしている。
本褐炭乾燥プロセスにおいては、流動層乾燥装置102からの発生蒸気104が飽和水蒸気であるため、幾分温度を低下させることで、電極へ容易に水分を析出させることが可能となる。
発生蒸気104のガス温度は約105〜110℃であるため、若干の温度低下によって、容易に凝縮が起こるが、過度の蒸気の凝縮は発電効率の低下を招くため、流動層乾燥装置102から電気集塵装置105への配管は、その過度の温度低下を防ぐため、図4−2に示すように、発生蒸気ラインL1の配管132の周囲に保温材133を設けて保温を行っており、その放熱分を補うための過熱を過熱媒体131により、図示しない制御装置で制御するようにしている。
電極表面への水分凝縮調整は、この過熱の度合い(蒸気量など)の調節で行うようにすればよい。
以下、本発明の第2の実施形態の流動層乾燥装置について図5を参照して説明する。
図5に示すように、本実施形態の流動層乾燥設備100Bは、第1の実施形態の流動層乾燥設備100Aにおいて、さらに、発生蒸気ラインL1の電気集塵装置105の前段側に、水分投入装置135を設けている。
この結果、発生蒸気104中に浮遊する粉塵が核となり、その周囲に水蒸気が凝縮し、これに粉塵が付着し、粉塵の粒径が増加することとなる。
この際、冷たい微粒水滴を噴霧することで、急激な冷却により粉塵が核となり凝縮現象が増長され、集塵効率が向上することとなる。
また、水分投入装置135からの噴霧水の供給によって濡れた電極及び、集塵機内壁に、粉塵が効率よく補足されるので、水分投入により集塵効率の向上を図ることができる。
101 褐炭
102 流動層乾燥装置
103 伝熱部材
104 発生蒸気
105 集塵装置
106 熱回収システム
107 流動化蒸気
108 乾燥褐炭
109 製品炭
110 冷却器
111 流動層
112 水処理部
113 排水
114 循環ファン
115 固体成分
116 ガス浄化装置
130 過熱媒体供給配管(蒸気トレース)
131 過熱媒体
132 配管
133 保温材
135 水分投入装置
200 石炭ガス化複合発電システム
201 石炭
201a 微粉炭
202 ガス化ガス
203 石炭ガス化炉
204 ガスタービン(GT)
205 タービン排ガス
206 排熱回収ボイラ(HRSG)
207 蒸気
208 蒸気タービン(ST)
209 発電機(G)
210 ミル
211 サイクロン
212 ガス精製装置
213 燃焼器
214 燃焼ガス
215 排ガス
217 煙突
218 復水器
219 空気
220 圧縮機
221 空気分離装置(ASU)
A 過熱蒸気
B 凝縮水
F フリーボード部
Claims (4)
- 水分含量が高い被乾燥物を乾燥する流動層乾燥装置と、
伝熱部材によって被乾燥物が乾燥される際に発生する水分飽和状態の発生蒸気を流動層乾燥装置の外部に排出する発生蒸気ラインと、
前記発生蒸気ラインに介装され、発生蒸気中の粉塵を除去する電気集塵装置と、
前記発生蒸気ラインにおける電気集塵装置の下流側に介装され、発生蒸気の熱を回収する熱回収システムと、
前記電気集塵装置から粉塵が除去された発生蒸気の一部を分岐し、流動化蒸気として流動層乾燥装置内に供給する分岐ラインと、
前記流動層乾燥装置から抜き出された被乾燥物を冷却する冷却器と、
前記発生蒸気ライン及び電気集塵装置の周囲に敷設される過熱媒体供給配管とを備え、
前記電気集塵装置の電極表面に同伴水蒸気の一部が析出するまで、発生蒸気の温度を低下させつつ、集塵を行うことを特徴とする流動層乾燥設備。 - 請求項1において、
前記電気集塵装置の集塵状態を把握し、集塵状態が悪い場合には、前記過熱媒体供給配管に対する過熱媒体の供給を低減又は停止する制御を行う制御装置とを備えることを特徴とする流動層乾燥設備。 - 請求項1において、
前記熱回収システムの出力状態を把握し、効率が悪い場合には、前記過熱媒体供給配管に対する過熱媒体の供給を増やす制御を行う制御装置とを備えることを特徴とする流動層乾燥設備。 - 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
前記発生蒸気ラインの電気集塵装置の前段側に、水分投入装置を設けてなることを特徴とする流動層乾燥設備。
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