JP5634101B2 - 流動層乾燥設備 - Google Patents

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Description

本発明は、流動化ガスにより被乾燥物を流動させつつ乾燥させる流動層乾燥装置に関し、特に、被乾燥物の流動不良に対策を講じることのできる流動層乾燥設備に関する。
例えば、褐炭焚きボイラでは、水分含有量が多い褐炭を燃料として用いており、この褐炭の乾燥・粉砕に例えばビーター・ミル等の衝撃型粉砕機を使用している。このビーター・ミルを用いて粉砕する際に、褐炭焚きボイラからの例えば1,000℃の高温燃焼ガスの一部を熱源としているため、ボイラ効率が低下するが、その対策として、低温の熱源を使用して、衝撃型粉砕機に投入する前に、予め褐炭を流動層乾燥装置により乾燥させるとともに、発生した水蒸気から、さらに潜熱を回収するシステムとすることにより、効率を向上させることが提案されている。
従来、このような褐炭等の被乾燥物を乾燥する流動層乾燥装置は、底部が多数の開孔を有する通気可能な分散板である乾燥室と、乾燥室下部に位置するチャンバ室とを備えている。すなわち、この流動層乾燥装置は、流動化ガス(乾燥用気体)を風箱から多孔板を介して乾燥室に供給することによって被乾燥物を流動させつつ乾燥させている(特許文献1)。
特開2008−89243号公報
ところで、褐炭等の水分含有量が高いものを乾燥する際に、流動層乾燥装置から発生する蒸気は飽和蒸気であるので、その有効利用のために、水蒸気タービンで発電を行ったり、コンプレッサーで圧縮・昇温し、乾燥熱源として再利用することが提案されているが、以下のような問題がある。
1)発生蒸気である乾燥排ガスには粉塵等が含まれるため、水蒸気タービンのブレード磨耗を起こすので、その捕集に、例えば電気集塵機等の集塵装置を用いるが、機器容量が大きく、低コスト化が課題となる。
2)また、下流側の水蒸気タービンやコンプレッサーなどの回転機器の磨耗防止のため、出口粉塵濃度を数mg/Nm3オーダーに抑えたいが、褐炭粒子は電気抵抗が大きく、荷電が不安定になるなどの理由により、捕集性の悪化が懸念される。
3)また、発生蒸気である乾燥排ガスは水分飽和である為、褐炭粒子の電気抵抗は低下することが予想されるが、電気抵抗が極端に小さくなると、電極での再飛散を起こし捕集性が悪化する、という問題がある。
そこで、流動層乾燥装置からの発生蒸気中に含まれる粉塵を効率よく捕集できる簡易な対策を施すことが切望されている。
本発明は、前記問題に鑑み、流動層乾燥装置からの発生蒸気中に含まれる粉塵を効率よく捕集できる流動層乾燥設備を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、水分含量が高い被乾燥物を乾燥する流動層乾燥装置と、伝熱部材によって被乾燥物が乾燥される際に発生する水分飽和状態の発生蒸気を流動層乾燥装置の外部に排出する発生蒸気ラインと、前記発生蒸気ラインに介装され、発生蒸気中の粉塵を除去する電気集塵装置と、前記発生蒸気ラインにおける電気集塵装置の下流側に介装され、発生蒸気の熱を回収する熱回収システムと、前記電気集塵装置から粉塵が除去された発生蒸気の一部を分岐し、流動化蒸気として流動層乾燥装置内に供給する分岐ラインと、前記流動層乾燥装置から抜き出された被乾燥物を冷却する冷却器と、前記発生蒸気ライン及び電気集塵装置の周囲に敷設される過熱媒体供給配管とを備え、前記発生蒸気ラインにおける電気集塵装置と熱回収システムとの間に設けられ、集塵後の発生蒸気に飽和温度以上の水を供給し、発生蒸気に残存する粉塵を除去すると共に、前記電気集塵装置の電極表面に同伴水蒸気の一部が析出するまで、発生蒸気の温度を低下させつつ、集塵を行うことを特徴とする流動層乾燥設備にある。
第2の発明は、第1の発明において、前記飽和温度以上の水の供給と粉塵の除去をスクラバにより行うことを特徴とする流動層乾燥設備にある。
第3の発明は、第1の発明において、前記飽和温度以上の水の供給を噴霧装置で行うと共に、粉塵の除去をサイクロンにより行うことを特徴とする流動層乾燥設備にある。
第4の発明は、第1乃至のいずれか一つの発明において、前記発生蒸気ラインの電気集塵装置の前段側に、水分投入装置を設けてなることを特徴とする流動層乾燥設備にある。
本発明によれば、発生蒸気中に残存する粉塵濃度を大幅に低減させることで、後流側に設置される熱回収システムでの圧縮機、タービン等の摩耗が低減されることとなる。
図1は、本発明の実施の形態に係る流動層乾燥装置を適用した流動層乾燥設備の一例を示す概略図である。 図2−1は、図1に示す流動層乾燥設備を適用した褐炭焚きボイラの一例を示す概略図である。 図2−2は、図1に示す流動層乾燥設備を適用した石炭ガス化複合発電システムの一例を示す概略図である。 図3は、第1の形態の流動層乾燥装置を示す概略図である。 図4は、第2の形態の流動層乾燥装置を示す概略図である。 図5−1は、第2の形態の流動層乾燥装置の集塵装置近傍を示す概略図である。 図5−2は、図5−1のX−X矢視断面図である。 図6は、第3の形態の流動層乾燥装置を示す概略図である。
以下に、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る流動層乾燥装置を適用した流動層乾燥設備の一例を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態に係る流動層乾燥設備100は、供給ホッパ120から供給され、水分含量が高い被乾燥物である褐炭101を乾燥する流動層乾燥装置102と、流動層乾燥装置102内に設けられ、管状の内部に過熱蒸気(例えば150℃の蒸気)Aを供給して褐炭101中の水分を除去する伝熱部材(加熱手段)103と、前記伝熱部材103によって褐炭101が乾燥される際に発生する発生蒸気104を流動層乾燥装置102の外部に排出する発生蒸気ラインLと、前記発生蒸気ラインLに介装され、発生蒸気104中の粉塵を除去する集塵装置105と、発生蒸気ラインLにおける集塵装置105の下流側に介装され、発生蒸気104の熱を回収する熱回収システム106と、前記集塵装置105から粉塵が除去された発生蒸気104の一部を分岐し、流動化蒸気107として流動層乾燥装置102内に供給する分岐ラインLと、前記流動層乾燥装置102から抜き出された乾燥褐炭108を冷却して製品炭109とする冷却器110とを備えるものである。
なお、符号116は流動化ガスである流動化蒸気107を整流する分散板を図示する。
流動層乾燥設備100において、褐炭101は、供給ホッパ120により供給ラインL0を介して流動層乾燥装置102内に投入され、流動層乾燥装置102内に別に導入される流動化蒸気107により流動されて流動層111を形成する。
上述した伝熱部材103は、この流動層111内に配置されている。伝熱部材103内には、150℃の過熱蒸気Aが供給され、その高温の過熱蒸気Aの潜熱を利用して褐炭101を間接的に乾燥させるようにしている。乾燥に利用された過熱蒸気Aは、例えば150℃の凝縮水Bとして流動層乾燥装置102の外部に排出されている。
すなわち、加熱手段である伝熱部材103内面では、過熱蒸気Aが凝縮して液体(水分)になるので、この際に放熱される凝縮潜熱を、褐炭101の乾燥の加熱に有効利用している。なお、高温の過熱蒸気A以外としては、相変化を伴う熱媒であれば何れでも良く、例えばフロンやペンタンやアンモニア等を例示することができる。また、伝熱部材103として熱媒体を用いる以外に電気ヒータを設置してもよい。
伝熱部材103によって褐炭101が乾燥される際に発生する発生蒸気104は、流動層乾燥装置102内において、流動層111の上部空間に形成されるフリーボード部Fから発生蒸気ラインLにより流動層乾燥装置102の外部に排出される。この発生蒸気104は、褐炭101が乾燥し微粉化したものが含まれているので、サイクロンや電気集塵機等の集塵装置105により集塵して固体成分115として分離する。
この固体成分115は、分離ラインL3を介して流動層乾燥装置102から抜き出された製品ラインL4において乾燥褐炭108に混合し、冷却器110で冷却し、製品炭109としている。この製品炭109は、例えばボイラ、ガス化炉等の原料として利用に供される。
一方、集塵装置105により集塵された後の発生蒸気104は、例えば105〜110℃の蒸気であるので、熱回収システム106で熱回収された後、水処理部112で処理され、排水113として流動層乾燥設備100の外部に排出されている。なお、集塵装置105により集塵された後の発生蒸気104は、例えば、熱交換器や蒸気タービン等に適用してその熱を有効利用するようにしてもよい。
また、集塵装置105により集塵された後の発生蒸気104の一部は、分岐ラインLに介装された循環ファン114により流動層乾燥装置102内に送られて、褐炭101の流動層111を流動させる流動化蒸気107として利用される。なお、流動層111を流動化させる流動化媒体としては、発生蒸気104の一部を再利用しているが、これに限定されず、例えば窒素、二酸化炭素またはこれらのガスを含む低酸素濃度の空気を用いてもよい。
なお、上述した流動層乾燥装置102は、伝熱部材103として、本実施例はチューブ形状の伝熱部材を例示しているが、本発明はこれに限定されず、例えば板状の伝熱部材を用いるようにしてもよい。
また、過熱蒸気Aを伝熱部材103に供給して褐炭101を間接的に乾燥させる構成を説明したが、これに限らず、褐炭101の流動層111を流動させる流動化蒸気107により褐炭101を直接乾燥させる構成、さらに加熱用の流動化ガスを供給して乾燥させる構成としてもよい。
なお、被乾燥物として褐炭101を例示したが、水分含量の高いものであれば、亜瀝青炭等を含む低品位炭や、スラッジ等の被乾燥物を乾燥対象としてもよい。
図1に示す流動層乾燥装置102で乾燥した製品炭109を用い、褐炭焚きボイラに適用した一例を説明する。図2−1は、図1に示す流動層乾燥設備100を適用した褐炭焚きボイラの一例を示す概略図である。
本実施形態にかかる褐炭焚きボイラ150には、鉛直方向に設置された火炉151と、火炉151の火炉壁の下部に設置された燃焼装置152と、火炉151の出口に連結された煙道153と、煙道153に設けられた複数からなる過熱器154と、節炭器155と、煙道153の下流側に設けられた誘引通風機156と、煙突157と、が備えられている。
燃焼装置152には、火炉壁に取り付けられた複数の微粉炭バーナ158と、微粉炭バーナ158に供給する微粉炭とする衝撃型粉砕機159と、微粉炭バーナ158に燃焼用空気として二次空気(空気)を供給する空気供給手段160と、が備えられている。
衝撃型粉砕機159は、供給された褐炭101を燃焼に適した大きさ(例えば、数μm〜数百μm)の微粉炭に粉砕するものであり、節炭器155の後流側の低温の燃焼ガス161の一部を導入して乾燥・粉砕するものである。この衝撃型粉砕機159には、前述した流動層乾燥設備100で予め乾燥した製品炭109を供給している。
空気供給手段160には、空気を加圧して供給する押込通風機(空気供給装置)162と、火炉151外壁に設けられた風箱163と、押込通風機162と風箱163とを接続する空気管164とが備えられている。なお、回転再生式熱交換器160aが空気管164と煙道153とにまたがって、二次空気(空気)と燃焼ガス161とを熱交換させるように設置されている。
褐炭焚きボイラ150で発生した蒸気はタービン設備165で活用される。タービン設備165には、複数のタービン(例えば高圧・中圧・低圧タービン)が備えられている。例えば高圧タービンは、過熱器154から導入された過熱蒸気を膨張させて回転エネルギーに変換させ、排気蒸気を一次再熱器へ供給するものである。中圧タービンは、一次再熱器および二次再熱器によって再度過熱された加熱蒸気が二次再熱器から導入され、それを膨張させて回転エネルギーに変換させるものである。低圧タービンは、中圧タービンの排気蒸気を導入して、それをさらに膨張させて回転エネルギーに変換するものである。
高圧タービン、中圧タービンおよび低圧タービンで変換された回転エネルギーは、軸によって接続されている発電機Gに伝達され、電力を生成する。
低圧タービンで仕事を終えた排気蒸気は、復水器166に送られ、復水器166で凝縮されて水に戻される。復水器166で凝縮された水は、給水ライン167を通って節炭器155に送られる。なお、給水ライン167には、図示しない復水ポンプ、脱気器、給水ポンプ給水加熱器等が備えられている。
以上、説明した褐炭焚きボイラ150の運転について説明する。
図示しない褐炭バンカから供給された褐炭101は、流動層乾燥設備100で乾燥され、水分を除去し、その後、衝撃型粉砕機159により約1,000℃の燃焼ガス161で乾燥・粉砕され、燃焼に適した大きさの微粉炭に粉砕される。その後粉砕された微粉炭は、加圧された搬送空気と混合されて微粉炭混合気を形成され、給炭管を通って微粉炭バーナ158へ送られる。
一方、押込通風機162で加圧されて供給される二次空気は、回転再生式熱交換器160によって燃焼ガスから熱量を供給され、昇温されて空気管164を経て風箱163へ供給される。二次空気は風箱163から微粉炭バーナ158へ送られる。微粉炭バーナ158から火炉151内へ微粉炭混合気と二次空気とが供給され、着火されると火炉内に火炎が生じる。
このようにして火炉151内の下部に火炎を生じさせると、燃焼ガスが火炉151内を下から上に流れ、煙道153に排出される。この時、給水ポンプから供給された水は、節炭器155によって予熱された後、水壁管に供給される。水壁管に供給された水は、水壁管を下から上に流れる間に燃焼ガスによって加熱されて過熱蒸気となり、過熱器154に送り込まれる。さらに、一次過熱器に送られた過熱蒸気は、次いで二次過熱器、三次過熱器および四次過熱器に順次導入され、燃焼ガス161によって過熱される。四次過熱器で生成された過熱蒸気はタービン設備165の高圧タービンに供給される。
一方、高圧タービンで膨張して仕事をした排気蒸気は、一次再熱器に、次いで二次再熱器に導入され、燃焼ガスによって再度過熱される。二次再熱器で過熱された過熱蒸気は中圧タービンに供給される。中圧タービンで膨張して仕事を行なった蒸気は低圧タービンに供給される。高圧タービン、中圧タービンおよび低圧タービンで蒸気の膨張によって生成された回転エネルギーは、軸によって接続されている発電機Gに伝達され、電力を生成する。
低圧タービンで仕事を終えた排気蒸気は、復水器166に送られ、復水器166で凝縮されて水に戻される。復水器166で凝縮された水は、給水ライン167を通って給水ポンプによって節炭器155に送られる。
一方、節炭器155を通過した燃焼ガスは、回転再生式熱交換器160aにて空気管164を通過する二次空気に熱量を供給し、脱硫、脱硝、除塵等の浄化処理が施されて、煙突157から大気中に排出される。
この褐炭焚きボイラ150によれば、高い水分を有する褐炭101を用いて燃焼させる場合においても、効率的な流動層乾燥装置102により褐炭101を乾燥しているので、衝撃型粉砕機159で必要とされる熱源に、従来のような高温(1,000℃)の燃焼ガスは不要となり、より低温(200〜300℃)の燃焼ガスで十分となるとともに、流動層乾燥装置102で発生した水蒸気から、潜熱を回収するシステムとすることにより、エネルギー効率を向上させることが可能となり、長期間に亙って安定して効率的な発電を行うことができる。
図1に示す流動層乾燥装置102で乾燥した製品炭109を用い、石炭ガス化複合発電(Integrated Coal Gasification Combined Cycle:IGCC)システムに適用した一例を説明する。図2−2は、図1に示す流動層乾燥設備100を適用した石炭ガス化複合発電システムの一例を示す概略図である。
図2−2に示すように、石炭ガス化複合発電システム200は、燃料である製品炭(乾燥褐炭)109がミル210により粉砕された微粉炭201aを処理してガス化ガス202に変換する石炭ガス化炉203と、前記ガス化ガス202を燃料として運転されるガスタービン(GT)204と、前記ガスタービン204からのタービン排ガス205を導入する排熱回収ボイラ(Heat Recovery Steam Generator:HRSG)206で生成した蒸気207により運転される蒸気タービン(ST)208と、前記ガスタービン204および/または前記蒸気タービン208と連結された発電機(G)209とを備えるものである。
この石炭ガス化複合発電システム200は、ミル210で粉砕された微粉炭201aを石炭ガス化炉203でガス化し、生成ガスであるガス化ガス202を得る。このガス化ガス202は、サイクロン211およびガス精製装置212で除塵およびガス精製された後、発電手段であるガスタービン204の燃焼器213に供給され、ここで燃焼して高温・高圧の燃焼ガス214を生成する。そして、この燃焼ガス214によってガスタービン204を駆動する。このガスタービン204は、発電機209と連結されており、ガスタービン204が駆動することによって発電機209が電力を発生する。ガスタービン204を駆動した後のタービン排ガス205は、まだ約500〜600℃の温度を持っているため、排熱回収ボイラ(HRSG)206へ送られ、ここで熱エネルギーが回収される。この排熱回収ボイラ(HRSG)206では、タービン排ガス205の熱エネルギーによって蒸気207が生成され、この蒸気207によって蒸気タービン208を駆動する。この排熱回収ボイラ(HRSG)206で熱エネルギーが回収された排ガス215は、ガス浄化装置216で排ガス215中のNOxおよびSOx分が除去された後、煙突217を介して大気中へ放出される。なお、図中、符号218は復水器、219は空気、220は圧縮機、221は空気を窒素(N)と酸素(O)とに分離する空気分離装置(ASU)を各々図示する。
この石炭ガス化複合発電システム200によれば、高い水分を有する褐炭101を用いてガス化する場合においても、効率的な流動層乾燥装置102により褐炭101を乾燥しているので、ガス化効率が向上し、長期間に亙って安定して発電を行うことができる。
また、石炭ガス化複合発電システム200においては、ガスタービンおよび蒸気タービンの組み合わせによって、従来40%程度であった石炭焚発電プラントの効率を約46%まで向上させることができる。このプラント効率の向上によって、COの排出量は従来の石炭焚ボイラに対して約13%削減できる。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の形態の流動層乾燥装置について図3を参照して説明する。図3は、第1の形態の流動層乾燥装置を示す概略図である。
これらの図面に示すように、本実施形態の流動層乾燥設備100Aは、水分含量が高い被乾燥物である褐炭101を乾燥する流動層乾燥装置102と、伝熱部材103によって被乾燥物(褐炭)101が乾燥される際に発生する水分飽和状態の発生蒸気(水分飽和蒸気)104を流動層乾燥装置102の外部に排出する発生蒸気ラインLと、前記発生蒸気ラインLに介装され、発生蒸気104中の粉塵を除去する電気集塵装置105と、発生蒸気ラインLにおける電気集塵装置105の下流側に介装され、発生蒸気104の熱を回収する熱回収システムである蒸気タービン145と、前記電気集塵装置105から粉塵が除去された発生蒸気104の一部を分岐し、流動化蒸気107として流動層乾燥装置102内に供給する分岐ラインLと、前記流動層乾燥装置102から抜き出された乾燥物(乾燥褐炭)を冷却する冷却器110と、前記発生蒸気ラインLにおける電気集塵装置105と蒸気タービン145との間に設けられ、集塵後の発生蒸気104に飽和温度以上の熱水142を供給する熱水噴霧装置140と、噴霧された水に残存する粉塵を捕集して除去する捕集装置141とを具備するものである。
本発明では、電気集塵装置105で浄化された発生蒸気104中に僅かに残存する粉塵(例えば20mg/Nm3)を、ダクト内の圧力に相当する飽和温度以上の熱水142を噴霧し、噴霧された水に捕集された粉塵を捕集装置141で捕集することで、約5mg/Nm3以下とすることができ、後流側に設置される熱回収システムで用いる蒸気タービン145のタービンブレード等の摩耗を大幅に低減させることができる。
ここで、噴霧する水として飽和温度以上の熱水142を供給するのは、ダクト内の水蒸気が加熱され、ダクト中での凝縮を抑制させるためである。また、ダクト内において、飽和水がフラッシュして水蒸気となり、後流側で回収される熱量も増加するので好ましい。
前記熱水142としては、流動層乾燥装置102の乾燥で用いた150℃の過熱蒸気Aの150℃凝縮水Bを用いるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、熱水噴霧装置140と、例えばサイクロン等の捕集装置141とを別々に設置し、前記飽和温度以上の水の供給を噴霧装置で行うと共に、粉塵の除去を例えばサイクロン等の捕集装置141により行うようにしているが、本発明はこれに限定されず、例えば両者を一体型としたスクラバを用いるようにしてもよい。
スクラバの種類は限定されるものではなく、ルーバー式、ベンチュリー式等の種々の形態の公知のスクラバを用いることができる。
この結果、発生蒸気104中に残存する粉塵濃度を大幅に低減させることで、後流側に設置される熱回収システムでの圧縮機、タービン等の摩耗が低減されることとなる。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の形態の流動層乾燥装置について図4を参照して説明する。図4は、第2の形態の流動層乾燥装置を示す概略図であり、図5−1は、第2の形態の流動層乾燥装置の集塵装置近傍を示す概略図であり、図5−2は、図5−1のX−X矢視断面図である。
これらの図面に示すように、本実施形態の流動層乾燥設備100Bは、第1の実施形態の流動層乾燥設備100Aにおいて、さらに、前記発生蒸気ラインL1及び電気集塵装置105の周囲に敷設される過熱媒体供給配管(蒸気トレース)130を備え、前記電気集塵装置105の電極表面に同伴水蒸気の一部が析出するまで発生蒸気104の温度を低下させつつ、集塵を行うものである。
発生蒸気104の温度を低下させることにより、第1の実施形態の効果に加え、発生蒸気ラインL1の配管132内の発生蒸気104の凝縮が生じ、電気集塵装置105内の温度が若干下がり、粉塵が発生した凝縮水の核に取り込まれ、電気集塵装置105における集塵効率が向上することとなる。
ここで、発生蒸気の温度低下を過度に行うと、後流側の熱回収システムである例えば蒸気タービン145での水蒸気量が減るので、調整する。なお、図3中、符号146は凝縮器である。
この調整は、過熱媒体供給配管(蒸気トレース)130内に供給する過熱媒体131の供給及び停止により行う。
すなわち、水蒸気量が減ると、蒸気タービン145の発電効率が低下するので、過熱媒体供給配管(蒸気トレース)130内に供給する過熱媒体131の供給を開始して、発生蒸気104中の凝縮を抑制する。
なお、図4中、蒸気トレース130は破線で示しており、具体的には図5−1に示すように、発生蒸気ラインL1の配管の表面に過熱媒体供給チューブ等を敷設するようにしている。
このように、電気集塵装置105内の電極表面に同伴水蒸気が析出する程度まで発生蒸気104の温度下げる制御を行うようにして、集塵効率を向上させている。
本褐炭乾燥プロセスにおいては、流動層乾燥装置102からの発生蒸気104が飽和水蒸気であるため、幾分温度を低下させることで、電極へ容易に水分を析出させることが可能となる。
ここで、電極温度の調整は、電気集塵装置105への入口ガス温度を低下させることで行うようにしている。
発生蒸気104のガス温度は約105〜110℃であるため、若干の温度低下によって、容易に凝縮が起こるが、過度の蒸気の凝縮は発電効率の低下を招くため、流動層乾燥装置102から電気集塵装置105への配管は、その過度の温度低下を防ぐため、図4−2に示すように、発生蒸気ラインL1の配管132の周囲に保温材133を設けて保温を行っており、その放熱分を補うための過熱を過熱媒体131により、図示しない制御装置で制御するようにしている。
発生蒸気104を過熱する過熱媒体131としては、流動層乾燥装置102の伝熱部材103内に供給する150℃の過熱蒸気Aや、その潜熱を用いて乾燥後に凝縮する150℃の凝縮水Bを利用することで、外部からの供給を抑制するように、図示しない制御装置で制御している。
電極表面への水分凝縮調整は、この過熱の度合い(蒸気量など)の調節で行うようにすればよい。
これにより、本発明では発生蒸気104である乾燥排ガス温度の低下により電極表面温度が露点以下となり水分が一部析出し、これにより、濡れた電極及び、電気集塵装置105の内壁に粉塵が効率的に補足されることとなる。
[第3の実施形態]
以下、本発明の第3の実施形態の流動層乾燥装置について図6を参照して説明する。
図6に示すように、本実施形態の流動層乾燥設備100Cは、第1の実施形態の流動層乾燥設備100Bにおいて、さらに、発生蒸気ラインL1の電気集塵装置105の前段側に、水分投入装置135を設けている。
前記水分投入装置135により、低温の水を発生蒸気104中に噴霧することで、発生蒸気104中の水蒸気を凝縮させている。
この結果、発生蒸気104中に浮遊する粉塵が核となり、その周囲に水蒸気が凝縮し、これに粉塵が付着し、粉塵の粒径が増加することとなる。
この際、冷たい微粒水滴を噴霧することで、急激な冷却により粉塵が核となり凝縮現象が増長され、集塵効率が向上することとなる。
また、褐炭等においては、粒子比抵抗が小さいために一旦集塵電極に捕集されても、抵抗が小さいために再飛散(ジャンピング)を起こすとされるが、粉塵が微小液滴凝縮の核となり、粒径が増大すること、あるいは粉塵表面の濡れによって、捕集性が改善されるので、これを防止することができる。
また、水分投入装置135からの噴霧水の供給によって濡れた電極及び、集塵機内壁に、粉塵が効率よく補足されるので、水分投入により集塵効率の向上を図ることができる。
一方、粒子比抵抗が大きな場合においては、電気集塵装置105内で形成されるダスト層が絶縁破壊し、荷電状態が不安定化するし、集塵性能が低下する、逆電離といわれる問題があるが、このような場合に対しても粒子表面の濡れによって、表面伝導が増加する為、逆電離が発生せずに、安定した集塵が可能となる。
このように、本発明によれば、発生蒸気104中に残存する粉塵濃度を大幅に低減させることで、後流側に設置される熱回収システム106での圧縮機、タービン等の摩耗が低減されることとなる。
以上のように、本発明に係る流動層乾燥設備は、発生蒸気中に含まれる粉塵を効率よく捕集できる対策を実施することに適している。
100、100A、100B、100C 流動層乾燥設備
101 褐炭
102 流動層乾燥装置
103 伝熱部材
104 発生蒸気
105 集塵装置
106 熱回収システム
107 流動化蒸気
108 乾燥褐炭
109 製品炭
110 冷却器
111 流動層
112 水処理部
113 排水
114 循環ファン
115 固体成分
130 過熱媒体供給配管(蒸気トレース)
131 過熱媒体
132 配管
133 保温材
135 水分投入装置
140 熱水噴霧装置
141 捕集装置
142 熱水
150 褐炭焚きボイラ
151 火炉
152 燃焼装置
153 煙道
154 過熱器
159 衝撃型粉砕機
165 タービン設備
200 石炭ガス化複合発電システム
201a 微粉炭
202 ガス化ガス
203 石炭ガス化炉
204 ガスタービン(GT)
205 タービン排ガス
206 排熱回収ボイラ(HRSG)
207 蒸気
208 蒸気タービン(ST)
209 発電機(G)
210 ミル
211 サイクロン
212 ガス精製装置
213 燃焼器
214 燃焼ガス
215 排ガス
217 煙突
218 復水器
219 空気
220 圧縮機
221 空気分離装置(ASU)
A 過熱蒸気
B 凝縮水
F フリーボード部

Claims (4)

  1. 水分含量が高い被乾燥物を乾燥する流動層乾燥装置と、
    伝熱部材によって被乾燥物が乾燥される際に発生する水分飽和状態の発生蒸気を流動層乾燥装置の外部に排出する発生蒸気ラインと、
    前記発生蒸気ラインに介装され、発生蒸気中の粉塵を除去する電気集塵装置と、
    前記発生蒸気ラインにおける電気集塵装置の下流側に介装され、発生蒸気の熱を回収する熱回収システムと、
    前記電気集塵装置から粉塵が除去された発生蒸気の一部を分岐し、流動化蒸気として流動層乾燥装置内に供給する分岐ラインと、
    前記流動層乾燥装置から抜き出された被乾燥物を冷却する冷却器と、
    前記発生蒸気ライン及び電気集塵装置の周囲に敷設される過熱媒体供給配管とを備え、
    前記発生蒸気ラインにおける電気集塵装置と熱回収システムとの間に、集塵後の発生蒸気に飽和温度以上の水を供給し、発生蒸気に残存する粉塵を除去すると共に、
    前記電気集塵装置の電極表面に同伴水蒸気の一部が析出するまで、発生蒸気の温度を低下させつつ、集塵を行うことを特徴とする流動層乾燥設備。
  2. 請求項1において、
    前記飽和温度以上の水の供給と粉塵の除去をスクラバにより行うことを特徴とする流動層乾燥設備。
  3. 請求項1において、
    前記飽和温度以上の水の供給を噴霧装置で行うと共に、粉塵の除去をサイクロンにより行うことを特徴とする流動層乾燥設備。
  4. 請求項1乃至のいずれか一つにおいて、
    前記発生蒸気ラインの電気集塵装置の前段側に、水分投入装置を設けてなることを特徴とする流動層乾燥設備。
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