JPH10281443A - 石炭の乾燥方法及び乾燥設備 - Google Patents
石炭の乾燥方法及び乾燥設備Info
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- JPH10281443A JPH10281443A JP9658397A JP9658397A JPH10281443A JP H10281443 A JPH10281443 A JP H10281443A JP 9658397 A JP9658397 A JP 9658397A JP 9658397 A JP9658397 A JP 9658397A JP H10281443 A JPH10281443 A JP H10281443A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
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- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水分含有量が多い中・低質炭をボイラー燃料
用に自消するための熱効率の高い乾燥方法を提供する。 【解決手段】 中・低質炭を乾燥する際に、石炭燃焼ボ
イラーのエアーヒーター通過後の燃焼排ガスを用いて中
・低質炭を80〜150℃に乾燥し、乾燥後の排ガスを
石炭燃焼ボイラーの電気集塵装置に供給する。
用に自消するための熱効率の高い乾燥方法を提供する。 【解決手段】 中・低質炭を乾燥する際に、石炭燃焼ボ
イラーのエアーヒーター通過後の燃焼排ガスを用いて中
・低質炭を80〜150℃に乾燥し、乾燥後の排ガスを
石炭燃焼ボイラーの電気集塵装置に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭、特に中・低
質炭を燃料とする石炭燃焼ボイラー(石炭ボイラーと略
称する)の廃熱を利用した石炭の乾燥方法及び乾燥設備
に関する。
質炭を燃料とする石炭燃焼ボイラー(石炭ボイラーと略
称する)の廃熱を利用した石炭の乾燥方法及び乾燥設備
に関する。
【0002】
【従来の技術】中・低質炭は石炭化度の低いものであ
り、代表的なものは高揮発分の亜瀝青炭や褐炭であり、
その埋蔵量の豊富さや低硫黄分のものが多いことから、
今後の利用が増えるものと考えられる。しかし、中・低
質炭は、水分含有量が多く、水分の多いまま燃焼する
と、水分の顕熱、蒸発潜熱による熱ロスが大きく、した
がって重量当たりの発熱量が低いので輸送コストが高く
ついたり、さらに、吸湿性が高く、自然発火しやすいと
いう欠点があり、利用拡大の障害となっていた。
り、代表的なものは高揮発分の亜瀝青炭や褐炭であり、
その埋蔵量の豊富さや低硫黄分のものが多いことから、
今後の利用が増えるものと考えられる。しかし、中・低
質炭は、水分含有量が多く、水分の多いまま燃焼する
と、水分の顕熱、蒸発潜熱による熱ロスが大きく、した
がって重量当たりの発熱量が低いので輸送コストが高く
ついたり、さらに、吸湿性が高く、自然発火しやすいと
いう欠点があり、利用拡大の障害となっていた。
【0003】すなわち、これらの中・低質炭を山元(石
炭採掘地)において80〜150℃で乾燥する方法(通
常乾燥ともいう)が行われ、乾燥された中・低質炭のほ
とんどは山元で発電等に消費される以外、ごく一部が近
距離の消費者に販売され、輸送され、使用されてきた。
要するに、中・低質炭の乾燥炭を輸送あるいは貯蔵する
ことは自然発火の危険性があるために普遍的でなかっ
た。また、一般に石炭焚きボイラーではエアーヒーター
で加熱した空気を石炭の微粉砕機に導入して、石炭を乾
燥し粉砕した後、微粉炭をボイラー燃料としてバーナー
に空送し燃焼する。
炭採掘地)において80〜150℃で乾燥する方法(通
常乾燥ともいう)が行われ、乾燥された中・低質炭のほ
とんどは山元で発電等に消費される以外、ごく一部が近
距離の消費者に販売され、輸送され、使用されてきた。
要するに、中・低質炭の乾燥炭を輸送あるいは貯蔵する
ことは自然発火の危険性があるために普遍的でなかっ
た。また、一般に石炭焚きボイラーではエアーヒーター
で加熱した空気を石炭の微粉砕機に導入して、石炭を乾
燥し粉砕した後、微粉炭をボイラー燃料としてバーナー
に空送し燃焼する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】せきたん、特に水分含
有量が高い中・低質炭では、熱的バランスの上から石炭
の水分除去(乾燥)が十分でなくなるので、エアーヒー
ター後流のボイラー排ガス熱を利用して予備乾燥を行う
ことにより、石炭の水分除去を十分に行い利用効率向上
を図るものであり、石炭の効率的な乾燥方法及び乾燥設
備を提供することである。
有量が高い中・低質炭では、熱的バランスの上から石炭
の水分除去(乾燥)が十分でなくなるので、エアーヒー
ター後流のボイラー排ガス熱を利用して予備乾燥を行う
ことにより、石炭の水分除去を十分に行い利用効率向上
を図るものであり、石炭の効率的な乾燥方法及び乾燥設
備を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の実情に鑑
みてなされたもので、本発明者らは、燃料となる石炭、
特に中・低質炭を使用する石炭燃焼ボイラーの排熱を利
用して石炭、特に中・低質炭を乾燥することにより、高
発熱量の石炭が得られ、それを直ちに使用することによ
り熱的に効率よく燃焼できることを見いだし、本発明を
完成するに至った。すなわち本発明は、石炭燃焼ボイラ
ーの燃料として使用する石炭、特に中・低質炭を乾燥す
る際に、該石炭燃焼ボイラーのエアーヒーター通過後の
燃焼排ガスを用いて中・低質炭を80〜150℃で乾燥
する石炭の乾燥方法、更には前記乾燥に使用した後の燃
焼排ガスを石炭燃焼ボイラーの電気集塵装置に供給して
処理する石炭の乾燥方法を提供するものである。更に本
発明は、石炭燃焼ボイラー、石炭燃焼ボイラーからの燃
焼排ガスとボイラー燃焼用空気とを熱交換するエアーヒ
ーター及びエアーヒーター通過後の燃焼排ガスを供給し
て石炭を乾燥する乾燥装置からなる石炭の乾燥設備を提
供するものである。
みてなされたもので、本発明者らは、燃料となる石炭、
特に中・低質炭を使用する石炭燃焼ボイラーの排熱を利
用して石炭、特に中・低質炭を乾燥することにより、高
発熱量の石炭が得られ、それを直ちに使用することによ
り熱的に効率よく燃焼できることを見いだし、本発明を
完成するに至った。すなわち本発明は、石炭燃焼ボイラ
ーの燃料として使用する石炭、特に中・低質炭を乾燥す
る際に、該石炭燃焼ボイラーのエアーヒーター通過後の
燃焼排ガスを用いて中・低質炭を80〜150℃で乾燥
する石炭の乾燥方法、更には前記乾燥に使用した後の燃
焼排ガスを石炭燃焼ボイラーの電気集塵装置に供給して
処理する石炭の乾燥方法を提供するものである。更に本
発明は、石炭燃焼ボイラー、石炭燃焼ボイラーからの燃
焼排ガスとボイラー燃焼用空気とを熱交換するエアーヒ
ーター及びエアーヒーター通過後の燃焼排ガスを供給し
て石炭を乾燥する乾燥装置からなる石炭の乾燥設備を提
供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で、中・低質炭とは、全水
分が10重量%以上のもので、カーボン含有量がドライ
アッシュフリー(以下d.a.f.と記す)基準で80重量%
以下で、かつ平衡水分が8重量%以上のものをいい、具
体的には、褐炭や高揮発分の亜瀝青炭が挙げられる。
分が10重量%以上のもので、カーボン含有量がドライ
アッシュフリー(以下d.a.f.と記す)基準で80重量%
以下で、かつ平衡水分が8重量%以上のものをいい、具
体的には、褐炭や高揮発分の亜瀝青炭が挙げられる。
【0007】中・低質炭の全水分は、表面付着水と内部
水分(平衡水分という)からなり、表面付着水は100
℃以下の乾燥でも除去することが可能であり、平衡水分
は80〜150℃で乾燥することにより半分程度まで低
下させることが可能であり、更にそれ以上に加熱するこ
とによって中・低質炭の水分は0%付近まで減少する。
水分(平衡水分という)からなり、表面付着水は100
℃以下の乾燥でも除去することが可能であり、平衡水分
は80〜150℃で乾燥することにより半分程度まで低
下させることが可能であり、更にそれ以上に加熱するこ
とによって中・低質炭の水分は0%付近まで減少する。
【0008】乾燥時の石炭自体の温度はおよそ80〜1
05℃であり、このため乾燥用のガスとしては、石炭の
発火性を考慮すると、ガス温度100〜300℃、酸素
濃度は温度に依存するが21%以下、好ましくは12%
以下、特に好ましくは4%以下である。したがって、乾
燥用のガスとしては燃焼排ガス(燃焼排ガスを排ガスと
略称する)が好ましい。
05℃であり、このため乾燥用のガスとしては、石炭の
発火性を考慮すると、ガス温度100〜300℃、酸素
濃度は温度に依存するが21%以下、好ましくは12%
以下、特に好ましくは4%以下である。したがって、乾
燥用のガスとしては燃焼排ガス(燃焼排ガスを排ガスと
略称する)が好ましい。
【0009】乾燥に使用するガスの量については、ガス
温度が低くなると、大量のガスが必要になり設備等の点
で不利である。しかし、ガス温度が高くなると処理時間
は短縮されるが、酸素濃度が高いと乾燥石炭の発火の危
険性が増す。乾燥装置としては、好ましくは連続式のも
のであり、例えば、流動層乾燥機、通風乾燥機、ロータ
リーキルン乾燥機等、種々のものが使用できる。原料炭
はそのままでもよいが、流動層乾燥機を使用する場合に
は、粒径0.1〜2インチに粉砕して乾燥するのが好ま
しい。流動層乾燥機におけるガス空塔速度は4〜10m
/secが適当であり、滞留時間は2〜10分、1mm
以下の石炭では1分で十分である。得られた乾燥炭は原
料の中・低質炭に対して水分が40〜80%減少する。
温度が低くなると、大量のガスが必要になり設備等の点
で不利である。しかし、ガス温度が高くなると処理時間
は短縮されるが、酸素濃度が高いと乾燥石炭の発火の危
険性が増す。乾燥装置としては、好ましくは連続式のも
のであり、例えば、流動層乾燥機、通風乾燥機、ロータ
リーキルン乾燥機等、種々のものが使用できる。原料炭
はそのままでもよいが、流動層乾燥機を使用する場合に
は、粒径0.1〜2インチに粉砕して乾燥するのが好ま
しい。流動層乾燥機におけるガス空塔速度は4〜10m
/secが適当であり、滞留時間は2〜10分、1mm
以下の石炭では1分で十分である。得られた乾燥炭は原
料の中・低質炭に対して水分が40〜80%減少する。
【0010】以下、図1により本発明の実施態様の一例
を説明する。石炭ボイラー1には、火炉2、蒸気ドラム
3、スーパーヒーター4及びエコノマイザー5が設けら
れており、火炉2で発生した蒸気20は蒸気ドラム3で
気液分離され、蒸気はスーパーヒーター4に導かれ、過
熱水蒸気となり蒸気タービンに供給される。蒸気タービ
ンを駆動して凝縮した水は、ボイラ循環水21に合流し
て、火炉2に還流し再蒸発される。石炭ボイラー1の燃
焼ガスはエコノマイザー5を通過後エコノマイザー出口
排ガス14となり、脱硝装置22を経てエアーヒーター
6に供給される。エコノマイザー5では、蒸気タービン
からの蒸気を再加熱して、得られた蒸気を蒸気ドラム3
へ供給する石炭ボイラー1の燃焼用空気としては、空気
10がボイラーの燃焼排ガス14とエアーヒーター6に
より熱交換して加熱されたエアーヒーター出空気11が
使用される。エアーヒーター6で熱交換した燃焼排ガス
は、一部は排ガス15として集塵装置(例えば電気集塵
装置)7に供給された後、脱硫装置8に供給される。残
部は乾燥用排ガス16として乾燥装置9に供給され、原
料炭12の乾燥に使用された後、同伴する少量の粗い粒
子をサイクロン(図示せず)により分離除去した排ガス
は、石炭ボイラーの電気集塵装置7に供給したり、ボイ
ラー燃焼用空気に混入して燃焼してもよい。サイクロン
により分離された粒子は石炭ボイラー1の燃料として微
粉砕機(図示せず)に供給される。
を説明する。石炭ボイラー1には、火炉2、蒸気ドラム
3、スーパーヒーター4及びエコノマイザー5が設けら
れており、火炉2で発生した蒸気20は蒸気ドラム3で
気液分離され、蒸気はスーパーヒーター4に導かれ、過
熱水蒸気となり蒸気タービンに供給される。蒸気タービ
ンを駆動して凝縮した水は、ボイラ循環水21に合流し
て、火炉2に還流し再蒸発される。石炭ボイラー1の燃
焼ガスはエコノマイザー5を通過後エコノマイザー出口
排ガス14となり、脱硝装置22を経てエアーヒーター
6に供給される。エコノマイザー5では、蒸気タービン
からの蒸気を再加熱して、得られた蒸気を蒸気ドラム3
へ供給する石炭ボイラー1の燃焼用空気としては、空気
10がボイラーの燃焼排ガス14とエアーヒーター6に
より熱交換して加熱されたエアーヒーター出空気11が
使用される。エアーヒーター6で熱交換した燃焼排ガス
は、一部は排ガス15として集塵装置(例えば電気集塵
装置)7に供給された後、脱硫装置8に供給される。残
部は乾燥用排ガス16として乾燥装置9に供給され、原
料炭12の乾燥に使用された後、同伴する少量の粗い粒
子をサイクロン(図示せず)により分離除去した排ガス
は、石炭ボイラーの電気集塵装置7に供給したり、ボイ
ラー燃焼用空気に混入して燃焼してもよい。サイクロン
により分離された粒子は石炭ボイラー1の燃料として微
粉砕機(図示せず)に供給される。
【0011】一方、原料の中・低質炭12は乾燥装置9
に供給され、上記乾燥用排ガス16により加熱されて乾
燥炭13となり石炭ボイラー1の燃料として供給され
る。また、本発明の実施態様の他の一例としては、低酸
素濃度の乾燥用ガスとして、電気集塵装置7により処理
された後の排ガス、または更に、脱硫装置8により処理
された後の排ガスを再加熱して使用することもできる。
また、エコノマイザー5の後の燃焼排ガス14を混合し
て乾燥用ガスの温度を高くすることもできる。あるい
は、燃焼排ガスを直接乾燥用ガスに使用する代りに、空
気等と熱交換して、加熱された空気を使用して乾燥する
こともできる。さらに、本発明の実施態様の他の例とし
ては、石炭ボイラー1に付設して助燃炉30を設け、助
燃炉30からの高温の燃焼排ガス31を前記乾燥用排ガ
ス16に混合することにより、中・低質炭の乾燥処理量
を増加し、冷却して外販用乾燥炭23を生産することが
できる。酸素濃度が12vol%以下で高温の燃焼排ガス
31は、そのまま、又は石炭ボイラー排ガスの中低温の
各種工程のガスで希釈されて乾燥装置9に供給される。
なお、助燃炉の燃料としては未乾燥中・低質炭を用いて
もよい。
に供給され、上記乾燥用排ガス16により加熱されて乾
燥炭13となり石炭ボイラー1の燃料として供給され
る。また、本発明の実施態様の他の一例としては、低酸
素濃度の乾燥用ガスとして、電気集塵装置7により処理
された後の排ガス、または更に、脱硫装置8により処理
された後の排ガスを再加熱して使用することもできる。
また、エコノマイザー5の後の燃焼排ガス14を混合し
て乾燥用ガスの温度を高くすることもできる。あるい
は、燃焼排ガスを直接乾燥用ガスに使用する代りに、空
気等と熱交換して、加熱された空気を使用して乾燥する
こともできる。さらに、本発明の実施態様の他の例とし
ては、石炭ボイラー1に付設して助燃炉30を設け、助
燃炉30からの高温の燃焼排ガス31を前記乾燥用排ガ
ス16に混合することにより、中・低質炭の乾燥処理量
を増加し、冷却して外販用乾燥炭23を生産することが
できる。酸素濃度が12vol%以下で高温の燃焼排ガス
31は、そのまま、又は石炭ボイラー排ガスの中低温の
各種工程のガスで希釈されて乾燥装置9に供給される。
なお、助燃炉の燃料としては未乾燥中・低質炭を用いて
もよい。
【0012】また、乾燥された石炭13は、実質的に冷
却することなくそのまままたは微粉砕して石炭ボイラー
1又は石炭ボイラー1と助燃炉30の両者の火炉に供給
し燃焼させることにより、加熱された状態で、また吸湿
水分による発熱量の低下が無く使用できるので、熱的な
効率がよい。助燃炉30には他の燃料33を加えること
もできる。したがって、乾燥装置9を火炉2の微粉砕機
への供給口に近接して設けることにより、石炭燃焼ボイ
ラーの燃料として使用する分の石炭を乾燥し、そのまま
火炉に供給し燃焼させることができる。本発明は、中・
低質炭のみならず一般の石炭の乾燥にも使用できる。
却することなくそのまままたは微粉砕して石炭ボイラー
1又は石炭ボイラー1と助燃炉30の両者の火炉に供給
し燃焼させることにより、加熱された状態で、また吸湿
水分による発熱量の低下が無く使用できるので、熱的な
効率がよい。助燃炉30には他の燃料33を加えること
もできる。したがって、乾燥装置9を火炉2の微粉砕機
への供給口に近接して設けることにより、石炭燃焼ボイ
ラーの燃料として使用する分の石炭を乾燥し、そのまま
火炉に供給し燃焼させることができる。本発明は、中・
低質炭のみならず一般の石炭の乾燥にも使用できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。原料
炭及び乾燥炭の性質は以下の方法で測定された。 平衡水分:熱処理後の石炭を飽和食塩水デシケーター
(75%湿度)に入れたものを、JIS M8812に
準じて測定した。 揮発分:JIS M8812に準じて測定した。 発熱量:JIS M8814に準じて測定した。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。原料
炭及び乾燥炭の性質は以下の方法で測定された。 平衡水分:熱処理後の石炭を飽和食塩水デシケーター
(75%湿度)に入れたものを、JIS M8812に
準じて測定した。 揮発分:JIS M8812に準じて測定した。 発熱量:JIS M8814に準じて測定した。
【0014】(実施例1)乾燥に使用した原料炭及び排
ガスの性状等は下記に示す通りである。図1のプロセス
で乾燥装置に流動層乾燥機を使用して、石炭ボイラーの
エアーヒーター出の155℃の燃焼排ガスを分岐使用し
て、粒径1インチ以下に粉砕した原料炭を、原料炭の供
給速度1.0t/hr、乾燥用排ガス供給速度1500
0m3/hr、滞留時間3分で加熱乾燥を行った。乾燥
に使用した後の排ガスはサイクロンにより比較的粗い粒
子を分離除去した後、石炭ボイラー燃焼排ガス処理設備
の電気集塵機に供給した。サイクロンにより分離した粗
い粒子は微粉砕して燃料としてボイラーの火炉に供給し
た。 原料低質炭 温度:17℃ 総水分:29.6wt% 平衡(内部)水分:23.5wt% 灰分:6.8wt% 揮発分:35.3wt% 固定炭素:34.4wt% 発熱量(平衡水分基準):4800kcal/kg 乾燥用排ガス 温度:155℃ 酸素:6.9vol% 水分:10.4vol% 得られた石炭の性状等は下記に示す通りである。 温度:92℃ 総水分:9.8wt% 発熱量:5500kcal/kg このように、ボイラーの比較的低温の廃熱を利用して、
発熱量の高い石炭を得ることができた。また、得られた
石炭は冷却、吸湿することなく、温度の高いまま石炭ボ
イラーに供給され燃料として使用された。さらに、本乾
燥工程を設けたことによっても、大気に粉塵が飛散する
ことはなかった。なお、関連する実施態様として乾燥ガ
スにエアーヒーター出口の全ガスを使用することが出来
る。
ガスの性状等は下記に示す通りである。図1のプロセス
で乾燥装置に流動層乾燥機を使用して、石炭ボイラーの
エアーヒーター出の155℃の燃焼排ガスを分岐使用し
て、粒径1インチ以下に粉砕した原料炭を、原料炭の供
給速度1.0t/hr、乾燥用排ガス供給速度1500
0m3/hr、滞留時間3分で加熱乾燥を行った。乾燥
に使用した後の排ガスはサイクロンにより比較的粗い粒
子を分離除去した後、石炭ボイラー燃焼排ガス処理設備
の電気集塵機に供給した。サイクロンにより分離した粗
い粒子は微粉砕して燃料としてボイラーの火炉に供給し
た。 原料低質炭 温度:17℃ 総水分:29.6wt% 平衡(内部)水分:23.5wt% 灰分:6.8wt% 揮発分:35.3wt% 固定炭素:34.4wt% 発熱量(平衡水分基準):4800kcal/kg 乾燥用排ガス 温度:155℃ 酸素:6.9vol% 水分:10.4vol% 得られた石炭の性状等は下記に示す通りである。 温度:92℃ 総水分:9.8wt% 発熱量:5500kcal/kg このように、ボイラーの比較的低温の廃熱を利用して、
発熱量の高い石炭を得ることができた。また、得られた
石炭は冷却、吸湿することなく、温度の高いまま石炭ボ
イラーに供給され燃料として使用された。さらに、本乾
燥工程を設けたことによっても、大気に粉塵が飛散する
ことはなかった。なお、関連する実施態様として乾燥ガ
スにエアーヒーター出口の全ガスを使用することが出来
る。
【0015】(実施例2)原料炭に下記のものを0.9
t/hrで使用した他は、実施例1と同様に行った。 原料炭 温度:22℃ 総水分:29.0wt% 平衡(内部)水分:18.7wt% 灰分:24.3wt% 揮発分:33.8wt% 固定炭素:23.2wt% 発熱量(平衡水分基準):3400kcal/kg 得られた石炭の性状等は下記に示す通りである。 温度:90℃ 総水分:8.2wt% 発熱量(平衡水分基準):3820kcal/kg
t/hrで使用した他は、実施例1と同様に行った。 原料炭 温度:22℃ 総水分:29.0wt% 平衡(内部)水分:18.7wt% 灰分:24.3wt% 揮発分:33.8wt% 固定炭素:23.2wt% 発熱量(平衡水分基準):3400kcal/kg 得られた石炭の性状等は下記に示す通りである。 温度:90℃ 総水分:8.2wt% 発熱量(平衡水分基準):3820kcal/kg
【0016】(実施例3)エアーヒーター出のガスに、
エコノマイザーとエアーヒーターをバイパスさせた高温
ガスを加えて、下記の乾燥用排ガスを製造し、乾燥用排
ガスの供給速度15000m3/hr、滞留時間4分に
した他は実施例1と同様に行った。 乾燥用排ガス 温度:180℃ 酸素:6.8vol% 水分:10.4vol% 得られた石炭の性状等は下記に示す通りである。 温度:94℃ 総水分:8.3wt% 発熱量(平衡水分基準):5600kcal/kg
エコノマイザーとエアーヒーターをバイパスさせた高温
ガスを加えて、下記の乾燥用排ガスを製造し、乾燥用排
ガスの供給速度15000m3/hr、滞留時間4分に
した他は実施例1と同様に行った。 乾燥用排ガス 温度:180℃ 酸素:6.8vol% 水分:10.4vol% 得られた石炭の性状等は下記に示す通りである。 温度:94℃ 総水分:8.3wt% 発熱量(平衡水分基準):5600kcal/kg
【0017】(実施例4)乾燥に使用した後の排ガスは
サイクロンにより比較的粗い粒子を分離除去した後、半
分を石炭ボイラー燃焼排ガス処理設備の電気集塵機に供
給し、残り半分をボイラー火炉の燃焼用空気に混入して
処理した他は実施例1と同様に行い、ほぼ同様の乾燥炭
を得た。石炭ボイラー燃焼排ガス処理設備の脱硝、脱
塵、脱硫工程は問題なく排ガスを処理することができ
た。
サイクロンにより比較的粗い粒子を分離除去した後、半
分を石炭ボイラー燃焼排ガス処理設備の電気集塵機に供
給し、残り半分をボイラー火炉の燃焼用空気に混入して
処理した他は実施例1と同様に行い、ほぼ同様の乾燥炭
を得た。石炭ボイラー燃焼排ガス処理設備の脱硝、脱
塵、脱硫工程は問題なく排ガスを処理することができ
た。
【0018】(実施例5)実施例1で使用したものと同
じ形式の石炭ボイラーにより、実施例1で使用した原料
の石炭を使用し、乾燥炭増産のために石炭加熱用ガス発
生のための助燃炉を設けた。助燃炉からの燃焼排ガスの
性状等は、下記の通りである。 助燃炉からの乾燥用燃焼排ガス 温度:950℃ 酸素:11.5vol% 水分:7.5vol% 石炭ボイラーのエアーヒーター出の150℃の燃焼排ガ
ス15,000m3/hrと、助燃炉からの950℃の
燃焼排ガス15,000m3/hrを混合して、流動層
乾燥機に供給した。粒径1インチ以下に粉砕した原料炭
を、原料炭の供給速度7.4t/hr、平均滞留時間4
分で加熱乾燥を行った。得られた石炭の性状等は下記に
示す通りである。 温度:96℃ 総水分:7.8wt% 発熱量(平衡水分基準):5700kcal/kg このように、ボイラーの比較的低温の廃熱及び助燃炉か
らの排ガスを使用して、発熱量の低い低質炭から発熱量
の高い石炭を、石炭ボイラーの自消分以上に安全に且つ
経済的に生産することが可能となった。
じ形式の石炭ボイラーにより、実施例1で使用した原料
の石炭を使用し、乾燥炭増産のために石炭加熱用ガス発
生のための助燃炉を設けた。助燃炉からの燃焼排ガスの
性状等は、下記の通りである。 助燃炉からの乾燥用燃焼排ガス 温度:950℃ 酸素:11.5vol% 水分:7.5vol% 石炭ボイラーのエアーヒーター出の150℃の燃焼排ガ
ス15,000m3/hrと、助燃炉からの950℃の
燃焼排ガス15,000m3/hrを混合して、流動層
乾燥機に供給した。粒径1インチ以下に粉砕した原料炭
を、原料炭の供給速度7.4t/hr、平均滞留時間4
分で加熱乾燥を行った。得られた石炭の性状等は下記に
示す通りである。 温度:96℃ 総水分:7.8wt% 発熱量(平衡水分基準):5700kcal/kg このように、ボイラーの比較的低温の廃熱及び助燃炉か
らの排ガスを使用して、発熱量の低い低質炭から発熱量
の高い石炭を、石炭ボイラーの自消分以上に安全に且つ
経済的に生産することが可能となった。
【0019】
【発明の効果】中・低質炭を原料にして、石炭ボイラー
設備に自消する高カロリーの石炭を設備的に、熱的に有
利に製造することができる。さらに、石炭ボイラーを利
用して乾燥することにより得られた乾燥炭を高温度で火
炉に供給することができる。また、助燃炉を設けること
により、自消量以上に生産することができる。
設備に自消する高カロリーの石炭を設備的に、熱的に有
利に製造することができる。さらに、石炭ボイラーを利
用して乾燥することにより得られた乾燥炭を高温度で火
炉に供給することができる。また、助燃炉を設けること
により、自消量以上に生産することができる。
【図1】本発明の石炭の乾燥設備を示す図である。
1 石炭ボイラー 2 水壁型火炉 3 蒸気ドラム 4 スーパーヒーター 5 エコノマイザー 6 エアーヒーター 7 電気集塵装置 8 脱硫装置 9 乾燥装置 10 空気 11 エアーヒーター出空気 12 原料炭 13 乾燥炭13 14 燃焼排ガス 15 エコノマイザー出排ガス15 16 乾燥用排ガス 17 乾燥使用後排ガス 18 脱硫排ガス 19 灰 20 蒸気 21 循環水 22 脱硝装置 23 乾燥炭(冷却後) 30 助燃炉 31 助燃炉燃焼排ガス 32 助燃炉用空気 33 他の燃料
Claims (6)
- 【請求項1】 石炭燃焼ボイラーの燃料として使用する
石炭を乾燥する際に、該石炭燃焼ボイラーのエアーヒー
ター通過後の燃焼排ガスを用いて石炭を80〜150℃
で乾燥することを特徴とする石炭の乾燥方法。 - 【請求項2】 乾燥に使用した後の燃焼排ガスを石炭燃
焼ボイラーの電気集塵装置に供給する請求項1に記載の
石炭の乾燥方法。 - 【請求項3】 乾燥された石炭を冷却することなく石炭
燃焼ボイラーの燃料として自消することを特徴とする請
求項1または2に記載の石炭の乾燥方法。 - 【請求項4】 石炭燃焼ボイラーに石炭燃焼助燃炉を付
設し、該助燃炉からの高温の燃焼排ガスを前記乾燥用排
ガスに混合して使用する請求項1に記載の石炭の乾燥方
法。 - 【請求項5】 石炭燃焼ボイラーに石炭燃焼助燃炉を付
設し、該助燃炉からの高温の燃焼排ガスを前記乾燥用排
ガスに混合して使用し、得られた乾燥炭を冷却すること
なく該石炭燃焼ボイラー及び該助燃炉の燃料に必要分を
自消し、残りの乾燥炭を冷却する請求項4に記載の石炭
の乾燥方法。 - 【請求項6】 石炭燃焼ボイラー、石炭燃焼ボイラーか
らの燃焼排ガスとボイラー燃焼用空気とを熱交換するエ
アーヒーター及びエアーヒーター通過後の燃焼排ガスを
供給して石炭を乾燥する乾燥装置からなる石炭の乾燥設
備。
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US12/382,382 US7766985B2 (en) | 1997-03-31 | 2009-03-16 | Coal drying method and equipment, method for aging reformed coal and aged reformed coal, and process and system for producing reformed coal |
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- 1997-03-31 JP JP9658397A patent/JPH10281443A/ja active Pending
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