JPS63218797A - 石炭の乾燥法 - Google Patents
石炭の乾燥法Info
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- JPS63218797A JPS63218797A JP4893987A JP4893987A JPS63218797A JP S63218797 A JPS63218797 A JP S63218797A JP 4893987 A JP4893987 A JP 4893987A JP 4893987 A JP4893987 A JP 4893987A JP S63218797 A JPS63218797 A JP S63218797A
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Landscapes
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は石炭の流動乾燥法に関する。
褐炭や亜瀝青炭などの低品位炭は埋蔵量が多いにも拘す
、高水分なために発熱量が低く、また自然発火性が高い
ため、長距離輸送による利用拡大がはかれない状態であ
った。これらの低品位炭の付加価値を上げるための最も
簡便な方法として石炭の脱水乾燥法がある。
、高水分なために発熱量が低く、また自然発火性が高い
ため、長距離輸送による利用拡大がはかれない状態であ
った。これらの低品位炭の付加価値を上げるための最も
簡便な方法として石炭の脱水乾燥法がある。
従来の一方法を第2図によって説明する。図中、1は高
温ガス発生炉、2は流動乾燥炉、5はバグフィルタ−1
6は燃料供給ライン、 7.7’は空気供給フィン、
1oは流動乾燥炉に高温ガスを供給するフィン、17は
流動乾燥炉出口排ガスフィン、18はバグフィルタ−出
口排ガスライン、19は石炭供給ライン、22は製品石
炭排出フィン、23はパグフィμター排出微粉炭フィン
である。
温ガス発生炉、2は流動乾燥炉、5はバグフィルタ−1
6は燃料供給ライン、 7.7’は空気供給フィン、
1oは流動乾燥炉に高温ガスを供給するフィン、17は
流動乾燥炉出口排ガスフィン、18はバグフィルタ−出
口排ガスライン、19は石炭供給ライン、22は製品石
炭排出フィン、23はパグフィμター排出微粉炭フィン
である。
第2図にお−て、高温ガス発生炉1で発生した燃焼ガス
とフィン7′よシ供給される空気と混合された熱風はラ
イン1oより流動乾燥炉2に供給され、該炉2にフィン
19よシ供給される石炭を脱水乾燥させる。脱水乾燥さ
れた製品炭はフィン22よシ排出され、一方流動乾燥炉
2よシ排出するガスはフィン17よ)バグフィルタ−5
に送られ、と\で微粉炭をツイン25よシ排出し、清浄
化されたガスはフィン18より系外に排出される。
とフィン7′よシ供給される空気と混合された熱風はラ
イン1oより流動乾燥炉2に供給され、該炉2にフィン
19よシ供給される石炭を脱水乾燥させる。脱水乾燥さ
れた製品炭はフィン22よシ排出され、一方流動乾燥炉
2よシ排出するガスはフィン17よ)バグフィルタ−5
に送られ、と\で微粉炭をツイン25よシ排出し、清浄
化されたガスはフィン18より系外に排出される。
しかしながら、上記方法における流動乾燥炉22の処理
温度が80〜110℃と低いため、石炭の表面水分や一
部の内部水分が除去されるものの、製品炭・を空気中に
放置すると再び水分を再吸収してもとの水分状態にもど
ってしまい、また石炭の自然発火性は非常に強くなると
いう欠点があった。
温度が80〜110℃と低いため、石炭の表面水分や一
部の内部水分が除去されるものの、製品炭・を空気中に
放置すると再び水分を再吸収してもとの水分状態にもど
ってしまい、また石炭の自然発火性は非常に強くなると
いう欠点があった。
一方、上記通常乾燥法の欠点を解決する方法として石炭
を300〜5oo′cK急速加熱して脱水熱処理し、石
炭から発生するタールで石炭表面をコーティングすると
ともに、石炭中の親水性含酸素官能基を熱分解して疎水
性官能基に変え、水分の再吸収性防止による大幅なカロ
リーアップと石炭の自然発火性抑制を目的とした石炭の
乾燥法がある。
を300〜5oo′cK急速加熱して脱水熱処理し、石
炭から発生するタールで石炭表面をコーティングすると
ともに、石炭中の親水性含酸素官能基を熱分解して疎水
性官能基に変え、水分の再吸収性防止による大幅なカロ
リーアップと石炭の自然発火性抑制を目的とした石炭の
乾燥法がある。
従来から提案されたこの種の乾燥法を、第5図囚、0)
Kよって説明する。
Kよって説明する。
第3図囚、 CB)において、1は高温ガス発生炉、2
は熱処理流動層、3は予備乾燥炉、4は水スデV−を有
す、る冷却流動層、5はスクラバー、6は燃料供給フィ
ン、7は空気供給フィン、8〜15はガスライン、19
は石炭供給ライン、20:21は石炭フィン、22は製
品灰排出ラインである。
は熱処理流動層、3は予備乾燥炉、4は水スデV−を有
す、る冷却流動層、5はスクラバー、6は燃料供給フィ
ン、7は空気供給フィン、8〜15はガスライン、19
は石炭供給ライン、20:21は石炭フィン、22は製
品灰排出ラインである。
第3図に示す方法は、高温ガス発生炉1で発生する酸素
含有量の低い燃焼ガスと、冷却流動層4出口からリサイ
クルされるガスを混合して、熱処理流動Pa2、予備乾
燥炉3、冷却流動層を直列に流す方法である。
含有量の低い燃焼ガスと、冷却流動層4出口からリサイ
クルされるガスを混合して、熱処理流動Pa2、予備乾
燥炉3、冷却流動層を直列に流す方法である。
しかしsg3図囚の方法では予備乾燥炉5出ロガスの全
量が冷却流動層4にリサイクルされるため、原料石炭水
分の変動や予備乾燥炉の運転条件によシ冷却流動M4人
口ガスの温度、圧力、酸素濃度が変動し、運転制御が難
しいという欠点があった。
量が冷却流動層4にリサイクルされるため、原料石炭水
分の変動や予備乾燥炉の運転条件によシ冷却流動M4人
口ガスの温度、圧力、酸素濃度が変動し、運転制御が難
しいという欠点があった。
一方、第3図CB)の方法も冷却流動層4からのガスの
一部を熱処理流動H112にリサイクルするものであシ
、予備乾燥炉3出ロガスはスクラバ−5で除塵され、温
度制御された後、冷却流動層4に供給される点で、上記
囚の方法よシ運転し易いが、スフツバ−5で予備乾燥炉
3出ロガスと冷却流wJ層4出ロガスの一部を処理する
ため、スクラバーが非常に大きくなってプラント建設費
が高くなるという欠点があった。
一部を熱処理流動H112にリサイクルするものであシ
、予備乾燥炉3出ロガスはスクラバ−5で除塵され、温
度制御された後、冷却流動層4に供給される点で、上記
囚の方法よシ運転し易いが、スフツバ−5で予備乾燥炉
3出ロガスと冷却流wJ層4出ロガスの一部を処理する
ため、スクラバーが非常に大きくなってプラント建設費
が高くなるという欠点があった。
また第3図囚、03)いずれの方法も予備乾燥炉3、熱
処理流動層2、冷却流動層4の3工程でのガス流れが直
列であるため、3工程のスタートアップ、シャットダウ
ンを同時に行う必要があった。さらに石炭の乾燥法では
石炭の発火や炭じん爆発を防止するため、石炭の予備乾
燥や熱処理工程での熱ガス中の酸素濃度を8v01%以
下に保つ必要があるが、冷却流動層で酸素リークがある
と、高濃度の酸素を含むガスが熱処理工程にリサイクル
されて石炭が発火する危険があった。従って第3図囚、
0)の方法では冷却流動層での冷却ガスに空気を混入で
きないという欠点があった。
処理流動層2、冷却流動層4の3工程でのガス流れが直
列であるため、3工程のスタートアップ、シャットダウ
ンを同時に行う必要があった。さらに石炭の乾燥法では
石炭の発火や炭じん爆発を防止するため、石炭の予備乾
燥や熱処理工程での熱ガス中の酸素濃度を8v01%以
下に保つ必要があるが、冷却流動層で酸素リークがある
と、高濃度の酸素を含むガスが熱処理工程にリサイクル
されて石炭が発火する危険があった。従って第3図囚、
0)の方法では冷却流動層での冷却ガスに空気を混入で
きないという欠点があった。
予備乾燥、熱処理、冷却の3工程から構成される石炭乾
燥プロセスにおいて、従来、熱処理用の加熱ガスは、高
温ガス発生炉からの燃焼排ガスと、冷却流動層出口ガス
の一部との混合ガスが利用されていたが、この場合はガ
スラインが直列であるため、系内のガス流量、温度、圧
力、酸素濃度の制御が難しく、スタートアップ、シャッ
トダウンも繁雑であるという欠点があった。
燥プロセスにおいて、従来、熱処理用の加熱ガスは、高
温ガス発生炉からの燃焼排ガスと、冷却流動層出口ガス
の一部との混合ガスが利用されていたが、この場合はガ
スラインが直列であるため、系内のガス流量、温度、圧
力、酸素濃度の制御が難しく、スタートアップ、シャッ
トダウンも繁雑であるという欠点があった。
本発明は上記従来法の欠点を解消しうる石炭の乾燥法を
提供するものである。
提供するものである。
本発明はカーボン含有量が低く、平衡水分値が高い高吸
湿性の石炭を予備乾燥工程、急速加熱工程、冷却工程に
よシ説水乾燥する方法において、ガスのりサイクlvル
ープを予備乾燥工程・急速加熱工程と冷却・工程の2つ
のループに分け、冷却工程からのガスを予備乾燥工程も
しくは急速加熱工程にリサイクルしないようにすること
を特徴とする石炭の乾燥法である。
湿性の石炭を予備乾燥工程、急速加熱工程、冷却工程に
よシ説水乾燥する方法において、ガスのりサイクlvル
ープを予備乾燥工程・急速加熱工程と冷却・工程の2つ
のループに分け、冷却工程からのガスを予備乾燥工程も
しくは急速加熱工程にリサイクルしないようにすること
を特徴とする石炭の乾燥法である。
すなわち、本発明は予備乾燥、熱処理、冷却の3工程か
らなる石炭乾燥プロセスにおいて、従来、ガスのりサイ
クlWk’−プが1つであったが、これを予備乾燥と熱
処理の工程で1つのガスリサイクA/A/−プを作り、
冷却工程でもう1つの自己循環がスループを作ることに
より2つの工程を別々に制御できるようKしたものであ
る。例えば本発明の方法では、熱処理用の加熱ガスを高
温ガス発生炉からの燃焼排ガスと予備乾燥炉からのガス
の一部との混合ガスとすることによシ、予備乾燥炉φ熱
処理流動層で1つのガス循環ループを作シ、一方冷却流
動層は、予備乾燥炉からのガスの一部と、自己循環フィ
ンによる大量のリサイクルガスにょシ独立して運転する
ことKより、従来プロセスの欠点を解決するものである
。
らなる石炭乾燥プロセスにおいて、従来、ガスのりサイ
クlWk’−プが1つであったが、これを予備乾燥と熱
処理の工程で1つのガスリサイクA/A/−プを作り、
冷却工程でもう1つの自己循環がスループを作ることに
より2つの工程を別々に制御できるようKしたものであ
る。例えば本発明の方法では、熱処理用の加熱ガスを高
温ガス発生炉からの燃焼排ガスと予備乾燥炉からのガス
の一部との混合ガスとすることによシ、予備乾燥炉φ熱
処理流動層で1つのガス循環ループを作シ、一方冷却流
動層は、予備乾燥炉からのガスの一部と、自己循環フィ
ンによる大量のリサイクルガスにょシ独立して運転する
ことKより、従来プロセスの欠点を解決するものである
。
2つのガスリサイクA/lv−プによシ運転が制御でき
るため、スタートアップ、シャットダウンが容易で運転
制御が容易であシ、また冷却流動層からのガスが加熱工
程に流入しないため、ここでのガスに空気を混入させて
、排出ガス中の水蒸気分圧を下げることも可能となった
。
るため、スタートアップ、シャットダウンが容易で運転
制御が容易であシ、また冷却流動層からのガスが加熱工
程に流入しないため、ここでのガスに空気を混入させて
、排出ガス中の水蒸気分圧を下げることも可能となった
。
以下、本発明の一来施態様を第1図囚、(ト))によっ
て説明する。
て説明する。
第1図囚、■)において、1は高温ガス発生炉、2は熱
処理流動層、3は予備乾燥炉、4は水スプレーを有する
冷却流動層、5は電気集塵器、5′ハパグフイμター、
6は燃料供給フィン、7は空気供給ライン、8〜18は
ガスツイン、19は石炭供給ライン、20.21は石炭
フィン、22は製品炭排出フィン、25はガス中のダス
トの排出フィン、24.25は空気フィンである。
処理流動層、3は予備乾燥炉、4は水スプレーを有する
冷却流動層、5は電気集塵器、5′ハパグフイμター、
6は燃料供給フィン、7は空気供給ライン、8〜18は
ガスツイン、19は石炭供給ライン、20.21は石炭
フィン、22は製品炭排出フィン、25はガス中のダス
トの排出フィン、24.25は空気フィンである。
第1図囚において石炭はフィン19を通って予備乾燥流
動炉3に供給され、フィン11から供給される温度20
0〜350℃の熱処理流動層出口ガスと接触して、温度
70〜150℃で表面水分と固有水分の一部が除去され
る。予備乾燥された石炭はフィン20を通って熱処理流
動層2へ供給され、一方、予備乾燥炉出口ガスの一部は
フィン12.13を通って冷却流動層4へ、他の一部は
フィン12,9通ってライン8の加熱用ガスと合流して
フィン10よシ熱処理流動層2へ供給される。
動炉3に供給され、フィン11から供給される温度20
0〜350℃の熱処理流動層出口ガスと接触して、温度
70〜150℃で表面水分と固有水分の一部が除去され
る。予備乾燥された石炭はフィン20を通って熱処理流
動層2へ供給され、一方、予備乾燥炉出口ガスの一部は
フィン12.13を通って冷却流動層4へ、他の一部は
フィン12,9通ってライン8の加熱用ガスと合流して
フィン10よシ熱処理流動層2へ供給される。
高温ガス発生炉1にはフィン6よシ燃料がライン7よシ
空気が供給され、発生した温度450〜700℃の加熱
用ガスはフィン8を通シ、上述したようにフィン9から
リサイクルされるガスと混合されてフィン10を通シ熱
処理流動層2に供給される。熱処理流動層2で予備乾燥
された石炭は温度200〜450℃で熱処理され、内部
水分を除去されるとともに石炭中のカルボキ¥ル基や水
酸基などの親水性の含酸素官能基が分解し疎水性のエー
テル基に転換する。該熱処理工程では石炭からクール分
の一部も発生する。
空気が供給され、発生した温度450〜700℃の加熱
用ガスはフィン8を通シ、上述したようにフィン9から
リサイクルされるガスと混合されてフィン10を通シ熱
処理流動層2に供給される。熱処理流動層2で予備乾燥
された石炭は温度200〜450℃で熱処理され、内部
水分を除去されるとともに石炭中のカルボキ¥ル基や水
酸基などの親水性の含酸素官能基が分解し疎水性のエー
テル基に転換する。該熱処理工程では石炭からクール分
の一部も発生する。
熱処理された石炭はフィン21を通って冷却流動層4に
供給され、一方熱処理流動層2からのガスは、フィン1
1を通シ予備乾燥炉3に送られる。
供給され、一方熱処理流動層2からのガスは、フィン1
1を通シ予備乾燥炉3に送られる。
冷却流動層4にはフィン14を通ってリサイクルされる
冷却用ガスと、ツイン13からリサイクルされる予備乾
燥炉出口ガスの一部との混合ガスがフィン15よシ供給
され、熱処理された石炭は水をスプレーし表から温度1
00〜120℃に冷却され石炭表面ににじみ出たタール
は固化して石炭表面はタールコーティングされる。フィ
ン13のガス量はフィン8の燃焼ガスに相当するもので
あシ、このガス量と比較して、フィン14を通ってリサ
イクμされるガスはその約2倍である。このためフィン
13のガスの温度、酸素濃度、水蒸気分圧などの影響を
あまシ受けない。
冷却用ガスと、ツイン13からリサイクルされる予備乾
燥炉出口ガスの一部との混合ガスがフィン15よシ供給
され、熱処理された石炭は水をスプレーし表から温度1
00〜120℃に冷却され石炭表面ににじみ出たタール
は固化して石炭表面はタールコーティングされる。フィ
ン13のガス量はフィン8の燃焼ガスに相当するもので
あシ、このガス量と比較して、フィン14を通ってリサ
イクμされるガスはその約2倍である。このためフィン
13のガスの温度、酸素濃度、水蒸気分圧などの影響を
あまシ受けない。
冷却流動層4で冷却された石炭はフィン22を通って製
品炭として取り出され、一方ガスはフィン16を通シ、
一部はフィン17を通って電気集!器5に送られ、大部
分のガスはフィン14.15を通って冷却流動層4に送
られる。
品炭として取り出され、一方ガスはフィン16を通シ、
一部はフィン17を通って電気集!器5に送られ、大部
分のガスはフィン14.15を通って冷却流動層4に送
られる。
電気集塵器5ではガス中のダストはフィン23を通って
系外へ排出され、一方排ガスはフィン18を通って系外
へ出される。
系外へ排出され、一方排ガスはフィン18を通って系外
へ出される。
このように本発明方法では、フィン10、熱処理流動層
2、フィン11、予備乾燥炉3、フィン12、フィン9
というリサイクA//L/−プと、フィン15、冷却流
動層4、フィン16、ツイン14というリサイクA/μ
m1があるため、それぞれのループを別々に制御できる
ため運転制御やスタートアップ、シャットダウンが容易
というメリツtがある。
2、フィン11、予備乾燥炉3、フィン12、フィン9
というリサイクA//L/−プと、フィン15、冷却流
動層4、フィン16、ツイン14というリサイクA/μ
m1があるため、それぞれのループを別々に制御できる
ため運転制御やスタートアップ、シャットダウンが容易
というメリツtがある。
また冷却流動層4出ロガスが熱処理工程や予備乾燥工程
にリサイクルされず、独立に制御できるため第1図CB
)に示す工うに、フィン24゜25を通って冷却ガスと
して空気を使用することが可能である。
にリサイクルされず、独立に制御できるため第1図CB
)に示す工うに、フィン24゜25を通って冷却ガスと
して空気を使用することが可能である。
第1図(ト)のフローによυ、1トン/ hr O*験
プラントの運転結果に基づく、プロセス内の各ストリー
ムの流量、温度、水分量などは次の通シである。
プラントの運転結果に基づく、プロセス内の各ストリー
ムの流量、温度、水分量などは次の通シである。
t 石炭流量と流動層内の面間滞留量
(1)石炭流量とその温度
(2)石炭の滞留量
2 ライン中のガス流量、温度、水分量〔発明の効果〕
(1)予備乾燥工程と熱処理工程のガス〜−1と、冷却
工程のガスループに分けるととKよシそれぞれの〜−デ
を単独に動かすことができる丸め、運転操作性、制御性
が良好になるとともに、スタートアップ、シャットダウ
ンをそれぞれのループを別々に行うことができ安全性が
向上する。
工程のガスループに分けるととKよシそれぞれの〜−デ
を単独に動かすことができる丸め、運転操作性、制御性
が良好になるとともに、スタートアップ、シャットダウ
ンをそれぞれのループを別々に行うことができ安全性が
向上する。
(2)冷却工程のガスループに空気を混入させることが
できるため冷却工程の出口ガス中の水蒸気分圧が下がる
ため、*塵器の操作性も改善され露点腐蝕を防ぐことが
できる。
できるため冷却工程の出口ガス中の水蒸気分圧が下がる
ため、*塵器の操作性も改善され露点腐蝕を防ぐことが
できる。
(3) コストダウン効果もある。
第1図(ト)、 CB)は本発明の一実施■様を説明す
るためのフロー図、第2図及び第3図(ト)、(B)は
従来の石炭の乾燥法の態様を説明するためのフロー図で
ある。
るためのフロー図、第2図及び第3図(ト)、(B)は
従来の石炭の乾燥法の態様を説明するためのフロー図で
ある。
Claims (1)
- (1)カーボン含有量が低く、平衡水分値が高い高吸湿
性の石炭を予備乾燥工程、急速加熱工程、冷却工程によ
り脱水乾燥する方法において、ガスのリサイクルループ
を予備乾燥工程・急速加熱工程と冷却工程の2つのルー
プに分け、冷却工程からのガスを予備乾燥工程もしくは
急速加熱工程にリサイクルしないようにすることを特徴
とする石炭の乾燥法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4893987A JPS63218797A (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 石炭の乾燥法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4893987A JPS63218797A (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 石炭の乾燥法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63218797A true JPS63218797A (ja) | 1988-09-12 |
Family
ID=12817239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4893987A Pending JPS63218797A (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 石炭の乾燥法 |
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JP (1) | JPS63218797A (ja) |
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