JPS6262892A - 低品位炭の改質方法 - Google Patents
低品位炭の改質方法Info
- Publication number
- JPS6262892A JPS6262892A JP60201519A JP20151985A JPS6262892A JP S6262892 A JPS6262892 A JP S6262892A JP 60201519 A JP60201519 A JP 60201519A JP 20151985 A JP20151985 A JP 20151985A JP S6262892 A JPS6262892 A JP S6262892A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- gas
- low
- steam
- carbonization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、低品位炭の改質方法に関するものである。
亜瀝青炭や褐炭等で代表される低品位炭を発熱量が向上
した石炭に改質する技術としては1例えば、米国特許m
4511.363号明細畳に記載のようなものが知られ
ている。
した石炭に改質する技術としては1例えば、米国特許m
4511.363号明細畳に記載のようなものが知られ
ている。
しかし、この技術では、低品位炭を温度1000℃以上
の石炭燃焼ガスを利用して乾燥処理しており、このため
、乾燥処理された低品位炭(以下、乾燥炭と略)はこの
乾燥処理セクションで過加熱され乾留さnるという事態
が生じる。この過加熱による乾燥時には乾燥炭からフェ
ノール等の汚染物質が発生し、この汚染物質が乾燥処理
セクシ。
の石炭燃焼ガスを利用して乾燥処理しており、このため
、乾燥処理された低品位炭(以下、乾燥炭と略)はこの
乾燥処理セクションで過加熱され乾留さnるという事態
が生じる。この過加熱による乾燥時には乾燥炭からフェ
ノール等の汚染物質が発生し、この汚染物質が乾燥処理
セクシ。
ンから排出される排出ガスに混入して該排ガスの後処理
が困難になるといった問題があ7る。
が困難になるといった問題があ7る。
本発明の目的は、乾燥処理セクションでの乾燥炭の過加
熱、こnによる乾燥炭の乾留を防止することで、乾燥処
理セクシtンからの排ガスへの汚染物質の混入を防止し
てUImガスの後処理を容易化できる低品位炭の改質方
法を提供することにある。
熱、こnによる乾燥炭の乾留を防止することで、乾燥処
理セクシtンからの排ガスへの汚染物質の混入を防止し
てUImガスの後処理を容易化できる低品位炭の改質方
法を提供することにある。
本発明は、低品位炭をスチームによる間接加熱にて乾燥
処理し乾燥炭とするステ、ツブを有することを特徴とす
るもので、低品位炭をスチームで間接加熱することで、
乾燥処理セクションでの乾燥炭の過加熱、こnによる乾
燥炭の乾留を防止しようとするものである。
処理し乾燥炭とするステ、ツブを有することを特徴とす
るもので、低品位炭をスチームで間接加熱することで、
乾燥処理セクションでの乾燥炭の過加熱、こnによる乾
燥炭の乾留を防止しようとするものである。
低品位炭を乾燥、低温乾留、冷却そしてタールコーティ
ングし瀝青次亜みに迄改質する場合、乾燥処理セクショ
ンでは原炭水分を5%餌後にする必要がある。この乾燥
を熱風ガスを用いて!接加熱方式で実施する場合、向流
は勿論、並流でも入ロガス屋度が600〜700℃と高
いため一部乾留が生ずる。又、この熱風ガス中には酸素
が含まれているため石炭が乾燥後自然発火を起こす可能
性が大である。更に、微粉炭がガスやスチームと共に多
量に排出さnる心配があるため好ましくない。
ングし瀝青次亜みに迄改質する場合、乾燥処理セクショ
ンでは原炭水分を5%餌後にする必要がある。この乾燥
を熱風ガスを用いて!接加熱方式で実施する場合、向流
は勿論、並流でも入ロガス屋度が600〜700℃と高
いため一部乾留が生ずる。又、この熱風ガス中には酸素
が含まれているため石炭が乾燥後自然発火を起こす可能
性が大である。更に、微粉炭がガスやスチームと共に多
量に排出さnる心配があるため好ましくない。
一方、熱風ガスを用いて間接加熱方式で実施する場合、
バイロフトテスト結果から判ったように向流では乾燥機
出口付近でかなりの乾燥炭が乾留さnる。又、亜流にし
ても微粉状で供給された石炭や璧に付着した一部石炭が
やはり乾留され排ガスにフェノール等の汚染物質を混入
させるi古巣となっている。
バイロフトテスト結果から判ったように向流では乾燥機
出口付近でかなりの乾燥炭が乾留さnる。又、亜流にし
ても微粉状で供給された石炭や璧に付着した一部石炭が
やはり乾留され排ガスにフェノール等の汚染物質を混入
させるi古巣となっている。
そこでこの問題を解決する為に種々の検討を加えた結果
、スチームによる間際加熱方式を用いれば、石炭を過加
熱することな(石炭温度90℃〜100℃で5チ旧後に
まで水分を除去できることが分った。スチーム入口4度
は圧力1oKy/cdでfX 度183部程度であるか
ら1石炭が乾留を開始する200℃に迄上昇させること
はあり得ない。
、スチームによる間際加熱方式を用いれば、石炭を過加
熱することな(石炭温度90℃〜100℃で5チ旧後に
まで水分を除去できることが分った。スチーム入口4度
は圧力1oKy/cdでfX 度183部程度であるか
ら1石炭が乾留を開始する200℃に迄上昇させること
はあり得ない。
以下1本発明の一実施例を図面によ))説明する。
図面で、低品位炭1は、クラブシャ2で粉砕更に分岐さ
れた後に、スチームによる間接加熱方式の乾燥り3で石
炭温度90〜100℃で全水分5チ旧後に迄乾燥処理さ
nて乾燥炭となる。この乾燥炭は1次に熱風ガスの間接
加熱方式による乾留!5置4で250〜400℃に迄乾
留処理されて乾留炭となり、この乾留炭は冷却機5で冷
却水により50℃以下に冷却さnる。この時、乾留装置
4で#煙炭の熱分解により発生したタール、分解ガス、
分解水の混合ガス6が一緒に冷却a5に供給されタール
と水の殆んどが乾留炭蚤こ吸着コーティングされ改質炭
7となって産出される。
れた後に、スチームによる間接加熱方式の乾燥り3で石
炭温度90〜100℃で全水分5チ旧後に迄乾燥処理さ
nて乾燥炭となる。この乾燥炭は1次に熱風ガスの間接
加熱方式による乾留!5置4で250〜400℃に迄乾
留処理されて乾留炭となり、この乾留炭は冷却機5で冷
却水により50℃以下に冷却さnる。この時、乾留装置
4で#煙炭の熱分解により発生したタール、分解ガス、
分解水の混合ガス6が一緒に冷却a5に供給されタール
と水の殆んどが乾留炭蚤こ吸着コーティングされ改質炭
7となって産出される。
の入口でのスチームの圧力は約104/i、 if!度
は183部程度である。スチーム用水は、1則として凝
縮水を循環して使用するものとし、メーキャップ水は冷
却機5で冷却に使用された冷却水の一部を使用するもの
とする。又、スチーム用水(ボイラ水)のブレヒートに
は、乾留装ft4で用いられた熱風ガスの排ガスを利用
するものとする。
は183部程度である。スチーム用水は、1則として凝
縮水を循環して使用するものとし、メーキャップ水は冷
却機5で冷却に使用された冷却水の一部を使用するもの
とする。又、スチーム用水(ボイラ水)のブレヒートに
は、乾留装ft4で用いられた熱風ガスの排ガスを利用
するものとする。
なお、石炭焚きボイラ8で錆生した排ガス並びに乾留装
WL4の熱媒暑こ使用された排ガスそして乾燥機3で低
品位炭の脱水により発生した排スチーム9等は、除塵装
置10で微粉炭やアブシュエ5を除去された後にスタッ
ク11より大気へ放出さ几る。
WL4の熱媒暑こ使用された排ガスそして乾燥機3で低
品位炭の脱水により発生した排スチーム9等は、除塵装
置10で微粉炭やアブシュエ5を除去された後にスタッ
ク11より大気へ放出さ几る。
次に乾留装:+!E 4の熱媒は、ガス焚き熱風発生炉
丘て製造さnた燃焼カスで、憾料ガスは、乾留装置4で
乾燥炭の乾留処31I+時に発生したIメタン等の分解
ガスと冷却J:15で乾留炭にコー ティングさnなか
ったタールペーパーの1部である。この熱媒は、乾燥炭
の乾留処理後、ボイラ水のブレヒートに利用さn、その
後火lに放出さnる。
丘て製造さnた燃焼カスで、憾料ガスは、乾留装置4で
乾燥炭の乾留処31I+時に発生したIメタン等の分解
ガスと冷却J:15で乾留炭にコー ティングさnなか
ったタールペーパーの1部である。この熱媒は、乾燥炭
の乾留処理後、ボイラ水のブレヒートに利用さn、その
後火lに放出さnる。
冷却Q5の冷媒は冷却水工・、クーリングタワー13を
介して循環している。ここで、クーリングタワー13へ
戻る水の1部はボイラ水として使用される。又、ボイラ
水分も含めたメーキャップ水14が供給される。
介して循環している。ここで、クーリングタワー13へ
戻る水の1部はボイラ水として使用される。又、ボイラ
水分も含めたメーキャップ水14が供給される。
本実施例では、次のような効果が得、られる。
(1) 乾燥機から排出さnる排ガスへのフェノール
等の汚染物質の混入を防止でき該排ガスをそのまま大気
放出できる。
等の汚染物質の混入を防止でき該排ガスをそのまま大気
放出できる。
(2) スチーム用水を乾留装置で用いた熱風ガスの
排ガスを利用してブレヒートしているので、スチーム用
水をスチームにするための燃費を軽減できる。
排ガスを利用してブレヒートしているので、スチーム用
水をスチームにするための燃費を軽減できる。
(3) 乾装炭の乾留処理時に発生した分解ガスと冷
却機から排出されたタールペーパーとを燃焼させて乾留
処理に利用される熱媒を発生させるので。
却機から排出されたタールペーパーとを燃焼させて乾留
処理に利用される熱媒を発生させるので。
該熱媒発生用の燃費を軽減できる。
本5ご明は、以上説明したように、低品位炭をスチーム
で間接加熱することで、乾燥処理セクシ。
で間接加熱することで、乾燥処理セクシ。
ンでの乾燥炭の過加熱、これによる乾燥炭の乾留を防止
できるので、乾燥処理セクションから排出される排ガス
への汚染物質の混入を防止でき〆該排ガスの後処理を容
易化できるという効果がある。
できるので、乾燥処理セクションから排出される排ガス
への汚染物質の混入を防止でき〆該排ガスの後処理を容
易化できるという効果がある。
図面は1本発明を実施した低品位炭の改質装置の一例を
示すフロー図である。
示すフロー図である。
Claims (1)
- 1、低品位炭をスチームによる間接加熱にて乾燥処理し
乾燥炭とするステップを有することを特徴とする低品位
炭の改質方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60201519A JPS6262892A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 低品位炭の改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60201519A JPS6262892A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 低品位炭の改質方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6262892A true JPS6262892A (ja) | 1987-03-19 |
Family
ID=16442389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60201519A Pending JPS6262892A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 低品位炭の改質方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6262892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014042240A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | 九州電力株式会社 | 発電システム |
WO2016013293A1 (ja) * | 2014-07-23 | 2016-01-28 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 改質石炭の製造方法及び改質石炭の製造装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952440U (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-06 | 株式会社島津製作所 | 動釣合試験機の試験体チヤツキング装置 |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP60201519A patent/JPS6262892A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952440U (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-06 | 株式会社島津製作所 | 動釣合試験機の試験体チヤツキング装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014042240A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | 九州電力株式会社 | 発電システム |
JP2014059085A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Kyushu Electric Power Co Inc | 発電システム |
US10138762B2 (en) | 2012-09-14 | 2018-11-27 | Kyushu Electric Power Co., Inc. | Power generation system |
WO2016013293A1 (ja) * | 2014-07-23 | 2016-01-28 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 改質石炭の製造方法及び改質石炭の製造装置 |
JP2016023280A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 改質石炭の製造方法及び改質石炭の製造装置 |
AU2015293497B2 (en) * | 2014-07-23 | 2017-08-03 | Ns Plant Designing Corporation | Method for producing reformed coal and facility for producing reformed coal |
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