JP5460926B2 - 冷却チャネルとしてロータ磁束バリアを使用する同期リラクタンス機 - Google Patents

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Description

本発明は、同期リラクタンス機(SynRM)内の温度分布を改善するためにSynRMの固有のロータ構造が利用されるSynRMの冷却に関する。
トルクを生成するために磁気抵抗原理のみを利用するSynRMは、ロータ中に1つもコンダクタを有しない。したがって、誘導機および磁界励起巻線を備える機械と比較するとSynRMのロータは損失が著しく低く、それにより、動作温度が低い。SynRMはロータの冷却を必要としないことが従来から考察されているので、従来のSynRMは、機械ハウジング内に空気循環手段を備えていない。従来のSynRMのステータは、機械ハウジングの非駆動端部(N側)に外部ファンを設けることによって冷却される。外部ファンからの気流は、機械ハウジングのエンベロープ表面を辿るように方向づけられる。外部ファンは機械の一端にあり、外部ファンに近づくにつれて冷却効果が高くなるので、機械の駆動端部(D側)とN側との温度差は大きい。
米国特許第5,831,367号には、同期リラクタンス機のためのロータが開示されている。列6の37〜40行目に、フィンを備えるかご型リングを設けることによって空気循環を達成できることが述べられている。モータは磁気抵抗原理と誘導原理の両方を利用してトルクを生成するので、米国特許第5,831,367号に記載されたロータ中では冷却が必要である。それは、たいていロータを加熱するかご型導体バー中の誘導電流であり、したがって、必要な冷却に関する教示を、ロータ上に任意の導体を備えていない機械に直接あてはめることはできない。さらに、米国特許第5,831,367号には、機械ハウジング内でどのように空気を循環させるかに関する詳細については記載されていない。
従来のSynRMは機械ハウジング内に空気循環手段を備えていないので、機械ハウジングの内部は空気を循環させるための通路を備えていない。SynRMの典型的なロータは、空気が流れることができる軸方向通路を備えているが、典型的なステータは、ステータを貫通する戻り流路またはステータの外部に径方向の戻り流路を有していないので、米国特許第5,831,367号に記載されたフィンを備えるロータの外側半径を提供しても、機械ハウジング内で効果的に空気を循環させることはない。したがって、空気を循環させるためには、従来のSynRMのステータまたはモータハウジングに対する修正が必要である。
US2006/0222528には、冷却チャネルとして磁束バリアを使用する同期リラクタンス機が開示されている。磁束バリアを通して一方向にガス状の冷媒が流される。
US2007/0024130には、特に冷却を目的として設けられたチャネルを通してロータ内部で2つの対向する方向に冷却空気が流される非同期機が開示されている。
US2007/0024129には、非同期機、より正確には、ロータおよびステータに機械の軸方向に延びる冷却チャネルが備わっている誘導機が開示されている。空気は、異なる冷却チャネル内を2つの対向する方向に流れ、その後、機械ハウジングの周囲に排気される。ロータおよびステータのチャネルは特に冷却目的で設けられており、機械の対向する軸方向端部間での不均一な冷却を防止するために、2つの方向に空気が流される。
本発明の1つの目的は、機械内の温度分布が改善されたSynRMを提供することである。
この目的は、添付の請求項1に記載されたデバイスによって達成される。
本発明は、従来、高温がSynRMに関する問題として考えられていない場合でも、機械の対向する端部間および個々のロータディスク内の温度を平衡化させることによって、大きな利点を得ることができるという認識に基づいている。SynRMの固有のロータ構造は、単純な手段を用いてこの温度平衡化を達成することを可能にする。
本発明の第1の態様によれば、複数のロータディスクを有するロータを備える同期リラクタンス機が提供される。各ロータディスクは、ロータに異方性磁気構造を与えるように構成された複数の長手方向の磁束バリアを備える。磁束バリアがロータコアの軸方向に延びるチャネルを画定するように、ロータディスクを一緒に積層させてロータコアを形成する。これらのチャネルを通して空気が流される。これらのチャネルを通して空気を流すことによって、本機械内の温度分布が改善され、それにより、たとえば、本機械のより高温な端部におけるベアリング寿命を増大させ、個々のロータディスク内における張力および変形を減少させることにつながる。
本発明の1つの実施形態によれば、チャネルを通して2つの対向する軸方向に空気が流される。チャネルを通して両方向に空気を流すときに、空気循環を実装するさまざまな単純な方法を実施することができる。
本発明の1つの実施形態によれば、1つのロータディスクの磁束バリアの一部を通して1つの軸方向に、かつ同じロータディスクの一部を通して反対側の軸方向に、空気が流される。ロータディスクの磁束バリアを通して両方向に、それにより、ロータコア全体を通して空気を流すことによって、追加の空気戻り流路は必要ない。
本発明の1つの実施形態によれば、ロータ極の1つの磁束バリアを通して1つの軸方向に、かつ同じロータ極の別の磁束バリアを通して反対側の軸方向に、空気が流される。ロータ極の磁束バリアを通して両方向空気を流すことによって、ロータディスクの異なる部分間の温度分布をより正確に調整することができる。
本発明の1つの実施形態によれば、ロータの径方向の最も内側の磁束バリアを通して、本機械の温度の高い方の端部からの空気が流される。典型的には、ロータディスクの中央部分が最小限の冷却しか必要としないので、これらの部分を通して最も高温の空気を流し、最も冷却を必要とする部分を通して最も低温の空気を流すことが有利である。
本発明の1つの実施形態によれば、ロータコアは、共通軸上に連続して配置されて軸方向ギャップによって離隔される少なくとも2つの軸方向のロータセクションに分割され、軸方向のロータセクションの各々のチャネルを通して、軸方向ギャップを通して半径方向に空気が流される。これらの方策によって、本機械内の均一な温度分布を保証する流路および空気循環が達成される。
本発明の1つの実施形態によれば、軸方向ギャップ中にラジアルファンが配置される。この方策によって、空気循環を実装するための単純な手段が発生される。
本発明の1つの実施形態によれば、ラジアルファンは、空気流を方向づけるための開口部を備えるエンドプレートを備える。このように空気流を方向づけることによって、ロータディスクの異なる部分間の温度分布がさらにより正確に調整することができる。
本発明の1つの実施形態によれば、ラジアルファンは湾曲したブレードを備える。湾曲したブレードを用いると、ファンによって発生される騒音を低レベルに保たれる。
本発明の1つの実施形態によれば、ロータの回転方向にかかわらずチャネルを通して空気が流される。典型的なSynRMが両方向に動作する際に、ロータの両方の回転方向で空気循環が起こるように設計することが有利である。
本発明の1つの実施形態によれば、ロータは、ロータ上に磁界を生成するように構成された導体であって、本機械が動作しているときに抵抗損失を生じさせる導体を備えていない。ロータ導体によって生じる抵抗損失が純粋なSynRM中に存在せず、そのため、ロータの加熱が従来のSynRMに関連する問題として認識されていないとしても、本機械内の温度分布を改善することによって、上述した大きな利点をさらに達成することができる。
本発明の1つの実施形態によれば、機械ハウジング内で空気を循環させ、機械ハウジングの内側と外側との間の空気の自由な交換を防止する。空気の自由な交換を防止することによって、機械ハウジング内の空気は、機械ハウジングの外側からの埃で汚染されにくくなる。
添付の図面を参照して、本発明についてより詳細に説明する。
SynRMのロータを示す図である。 ウイングを備えるロータの一実施形態を示す図である。 ブレードおよびカバーを備えるロータの一実施形態を示す図である。 ファンを備えるロータの一実施形態を示す図である。 ファンの一実施形態を示すである。
図1を参照すると、SynRMのロータは、複数のロータディスク110で構成されている。各ロータディスク110は、空気で満たされた開口部の形態の、磁束バリア130によって離隔された複数の長手方向の磁束通路120を有する。磁束バリア130は、一定数の磁気を帯びたロータ極を画定する異方性磁気構造をロータに与えるように構成される。図1の実施形態では、ロータ極の数は4つである。磁束通路120は、ディスク外周にある狭い正接リブ131によって互いに接続され、磁束通路120のうちいくつかはさらに、中間で磁束バリア130と交差している径方向のブリッジ132と接続している。ロータディスク110を一緒に積層させてロータコア100を形成すると、磁束バリア130は、ロータコア100の軸方向に延びるチャネル140を画定する。本発明によれば、この機械の対向する軸方向端部間の実質的に均一な温度分布を可能にするために、これらのチャネル140を通して空気が流される。
図2に、チャネル140を通して空気を流すための第1の手段を示す。ロータコア100の1つの軸方向端面160は、径方向の最も内側のチャネル140.1を通して空気を押すウイング150を備えている。図2の実施形態では、径方向の最も内側のチャネル140.1だけがウイング150を備えているが、残りのチャネル140.2、140.3、140.4のうちのいずれかに対応するウイング150を提供することが可能である。ウイング150は全体的に、磁束バリア130の形状に従っており、それらは、ロータコア100の軸方向端面160から高くなっている1つの縁部150.1を有する。ウイング150は、ロータが時計回りに回転するときには、高くなった縁部の一部が立上りエッジをとして機能し、ロータが反時計回りに回転するときには、高くなった縁部の残りの部分が立上りエッジとして機能するように構成される。
図2のロータがいずれかの方向に回転すると、ウイング150は、径方向の最も内側のチャネル140.1の第1のフランク140.1aを通して空気を1つの軸方向に流し、径方向の最も内側のチャネル140.1の第2のフランク140.1bを含む残りのチャネル140.2、140.3、140.4を通して、反対側の軸方向に空気を戻す。ロータを反対方向に回転させると、対応する空気循環が起こる。それにより、機械のN側とD側との間で空気を循環させるが、この空気循環は、回転方向にかかわらず同様に効果的である。磁束バリア130の全長にわたって延びる1つのウイング150を有するのではなく、異なる回転方向に機能するウイング部分は、2つ以上の別個のウイング150として実装することができる。ロータが一方向にのみ回転するように設計された場合、ウイング150の一部を省略することができるか、または新たに、選択した回転方向で空気循環を引き起こすように構成することができる。
空気循環をより効率的にするために、ロータコア100の軸方向端面160は両方とも、ウイング150を備えることができる。たとえば、ロータコア100の1つの軸方向端面160は、ロータが時計回りに回転しているときに空気を循環させるウイング150を備えることができ、ロータコア100の反対側の軸方向端面160は、ロータが反時計回りに回転しているときに空気を循環させる対応するウイング150を備えることができる。機械のN側とD側との間で空気を循環させるためのウイング150の任意の組合せを使用することができる。
ウイング150は、空気循環を引き起こすのに適した任意の形状とすることができる。特に、ウイング150を傾斜させる必要はないが、軸方向端面160に直交する直線縁部はまた、ウイング150を構成することができる。本発明の1つの実施形態では、ロータ100は、その1つの軸方向端部に、ロータ極間の直線縁部を有する径方向スポークを備える5mm厚のエンドプレートを備え、これらスポークは、本開示の趣旨においてウイング150として機能している。
空気循環を達成するためには、ウイング150とウイング150の周囲の空気との間に速度差が存在することが必須である。明らかに、機械の動作中に必要な速度差を効果的に維持されるように、機械ハウジングの空気旋回は実質的に防止されなければならない。
また、個々のチャネル140を通る空気流の方向は有意性を有し得る。たとえば、機械が、機械のN側に外部ファンを有すると仮定することができる。したがって、N側はD側よりも低温である。一方、機械の動作中、径方向の最も外側の磁束通路120は、ロータディスク110の中央部分よりも高温になりやすい。これは、中央部分が、ロータシャフトに向かって放熱器として作用する大きい熱伝導区域を有し、残りの磁束通路120は、十分な熱伝導能力を提供しない正接リブ131または径方向のブリッジ132のみを介して、ロータシャフトに接続されているためである。したがって、径方向の最も外側の磁束通路120は、中央部分に比べて冷却を必要とし、したがって、径方向の最も内側のチャネル140.1を通してD側からの戻り流れを起こしながら、径方向の最も外側のチャネル140.2、140.3、140.4を通して、N側からのより低温の空気を流すことが有利である。ただし、本発明の全体的な目的は、対向する機械端部間の温度分布を平衡化することであり、流れの方向の影響は極めてわずかなままとなり得る。
上記から明らかなように、空気循環は、対向する機械端部間の温度分布を平衡化するだけでなく、個々のロータディスク110内の温度分布を平衡化する。結果として、ロータディスク110の機械張力および変形が低減され、より耐久性のあるロータが達成される。
図3に、チャネル140を通して空気を流すための第2の手段を示す。この第2の手段は、ロータコア100の1つの端面160に径方向のブレード170とチャネル140の一部を覆う狭いカバー180の補助とともに遠心現象を利用する。回転しているロータのブレード170は、空気を外向きに押し、それによって空気を循環させる。図3の例では、ブレード170は、シャフト開口部190から半径方向に数えて2つ目のチャネル140.2を通して空気を引き出す。空気の一部は、3つ目のチャネル140.3と4つ目のチャネル140.4とを通って戻っているが、大部分はシャフト開口部190に最も近い1つ目のチャネル140.1を通って戻っている。最も冷却が必要な径方向の最も外側の磁束通路120である場合には、この例のブレード170は、機械のより高温な端部に載置しなければならない。
図3によれば、3つの径方向の最も外側の磁束バリア130だけを覆うのではなく、ブレード170およびカバー180は、ロータ極の4つのチャネル140すべてを囲むことができる。そのような場合、残りの極のチャネル140が空気のための戻り流路をとして機能するように、ロータ極のチャネル140のみを1つおきに覆うのが好ましい。
図4に、チャネル140を通して空気を流すための第3の手段を示す。ロータコア100は、共通軸210上に連続して配置されて軸方向ギャップ220によって離隔される2つの軸方向ロータセクション200aと200bとに分割される。2つの円形エンドプレート250間にあるラジアルファンブレード240の形態のラジアルファン230が軸方向ギャップ220中に配置される。ロータが回転しているとき、ファン230は、軸方向ギャップ220中の空気圧力を、シャフト開口部190から外向きに径方向に増大させる。エンドプレート250は、空気を、軸方向ギャップ220に沿ってファン230に向かって第1のチャネル140.1を通して、径方向外向きに、さらにファン230から離れるように残りのチャネル140.2、140.3、140.4を通して流すことを可能にするための好適なフロー開口部260を備えている。機械の対向する軸方向端部間の実質的に均一な温度分布は、機械のN側およびD側からの気流を軸方向ギャップ220中で混合させることによって達成される。
エンドプレート250にあるフロー開口部260は、さらに空気流を方向づけるために修正することができる。たとえば、第4のチャネル140.4にさらに多くの空気流を通すことが望ましい場合、エンドプレート250は、エンドプレート250に2つ目のチャネル140.2と3つ目のチャネル140.3とを完全に覆わせながら、これらの第4のチャネル140.4のみに戻り流れ開口部260を備えることができる。代替的には、ファン230から離れる空気流は、機械のステータを通るように、または、ステータと機械ハウジングとの間に方向づけることができる。そのような場合はまた、ステータは、径方向の流路を提供する軸方向ギャップを有する必要がある。その上、軸方向流路は、ステータを通って、またはステータの径方向の外側に提供されなければならない。
図4のファンブレード240は直線で示されているが、ファンブレード240は、軸方向ギャップ220中で径方向の外側に空気を流す任意の適切な形状をとることができる。湾曲したブレード形状は、ファン230によって引き起こされる雑音を減少させるので好ましい。ファン230は、ロータの回転方向にかかわらず同様に効果的な空気循環を引き起こすように構成されるのが好ましい。湾曲したブレード270を備える1つのそのようなファン構成を図5に示す。このファン230のエンドプレート250は、1対のブレード270ごとに1つのインレット開口部280を、1つのブレード270ごとに1つのアウトレット開口部290を有する。インレット開口部280はロータの回転方向にかかわらず同様に効果的であるが、同時に、回転方向によっては、ブレード270およびアウトレット開口部290のうちの2つのみが効果的である。
本発明は主に、機械ハウジングの内側と外側との間の空気の自由な交換が防止される、閉鎖した機械ハウジング内の温度分布を平衡化することを目的とする。ただし、機械ハウジングの外側から新しい空気を導入すること、または循環された空気をさらに冷却するために外部熱交換器を使用することを除外するものではない。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、もちろん、当業者は、それらの実施形態を、特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲内において複数の方法で修正することができよう。

Claims (10)

  1. 複数のロータディスク(110)を有するロータを備えた同期リラクタンス機であって、各ロータディスク(110)が、前記ロータに異方性磁気構造を与えるように構成された複数の長手方向の磁束バリア(130)を備えており、前記ロータディスク(110)積層させてロータコア(100)を形成することにより、前記磁束バリア(130)によって前記ロータコア(100)の軸方向に延びるチャネル(140)が画定されるもので、ロータ極の1つの磁束バリア(130)を通して1つの軸方向に、かつ前記同じロータ極の別の磁束バリア(130)を通して反対側の軸方向に、空気が流されることを特徴とする同期リラクタンス機。
  2. 前記空気は、1つのロータディスク(110)の前記磁束バリア(130)の一部を通して1つの軸方向に、かつ前記1つのロータディスク(110)の前記磁束バリア(130)の一部を通して反対側の軸方向に、流される、請求項1に記載の同期リラクタンス機。
  3. 前記機械の温度の高い方の端部である駆動側端部からの前記空気は、前記ロータの径方向の最も内側の磁束バリア(130)を通して流される、請求項1または2に記載の同期リラクタンス機。
  4. 前記ロータコア(100)が、共通軸(210)上に連続して配置されて軸方向ギャップ(220)によって離隔された少なくとも2つの軸方向のロータセクション(200aおよび200b)に分割されており、前記空気が、軸方向のロータセクション(200aおよび200b)の各々のチャネル(140)を通して、かつ軸方向ギャップ(220)を通して半径方向に、流される、請求項1から3のいずれか一項に記載の同期リラクタンス機。
  5. 前記軸方向ギャップ(220)中にラジアルファン(230)が配置されている、請求項4に記載の同期リラクタンス機。
  6. 前記ラジアルファン(230)が、空気流を方向づけるための開口部(260、280、290)を含むエンドプレート(250)を備えている、請求項5に記載の同期リラクタンス機。
  7. 前記ラジアルファン(230)が湾曲したブレード(270)を備えている、請求項5または6に記載の期リラクタンス機。
  8. 前記空気は、前記ロータの回転方向にかかわらず前記チャネル(140)を通して流される、請求項1から7のいずれか一項に記載の同期リラクタンス機。
  9. 前記ロータは、前記ロータ上に磁界を生成するように構成された導体であって、前記機械が動作しているときに抵抗損失を引き起こす導体を備えていない、請求項1から8のいずれか一項に記載の同期リラクタンス機。
  10. 前記空気は機械ハウジング内で循環し、前記機械ハウジングの内側と外側との間の空気の自由な交換が防止されている、請求項1から9のいずれか一項に記載の同期リラクタンス機。
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