JP6814694B2 - 回転子鉄心及び同期リラクタンス回転電機 - Google Patents

回転子鉄心及び同期リラクタンス回転電機 Download PDF

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本発明の実施形態は、回転子鉄心及び同期リラクタンス回転電機に関する。
同期リラクタンス回転電機は、回転子に永久磁石や導体を有しない回転電機である。同期リラクタンス回転電機では、回転子鉄心のq軸磁束の流れに沿った形状の空洞部(フラックスバリア)により磁束の流路を制御することにより、いわゆる突極性を確保している。
この回転子鉄心は、回転子鉄心の径方向端部において、フラックスバリアをブリッジにより閉じることにより、回転子鉄心の強度を保持するようにしている。
また、同期リラクタンス回転電機では、運転時における回転子の温度上昇が課題となっている。
特開平06−061069号公報
そこで、運転時の温度上昇を抑制することが可能な回転子鉄心及びこれを用いた同期リラクタンス回転電機を提供する。
実施形態に係る回転子鉄心は、複数のフラックスバリアと、前記フラックスバリアと外周面との間に設けられたブリッジと、を備え、少なくとも複数の前記ブリッジのうちの一つに、その一部を切り欠く、切り欠き部を備える。
実施形態に係る同期リラクタンス回転電機の概略構成を示す一部断面斜視図 同期リラクタンス回転電機の回転中心軸方向から見た回転子鋼板の概略構成を示す平面図 回転子の概略構成を示す斜視図 図2のA部の拡大図 回転子鉄心の応力分布を示す図 切り欠き部を拡大して示す図
以下、実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明において、回転中心軸Oに対して平行な方向を軸方向と称する。また、回転中心軸Oの周りを回転中心軸Oに対して同軸に周回する方向を周方向と称する。また、回転中心軸Oに対して直行する方向を径方向と称する。
図1は、同期リラクタンス回転電機1の概略構成を示す一部断面斜視図である。図1に示すように、同期リラクタンス回転電機1は、ハウジング2と、固定子3と、回転子4を備える。
ハウジング2は、フレーム5と、その上下にブラケット6とを備える。フレーム5は上下に開口部5aを有する略円筒形状を呈しており、開口部5aは円板状のブラケット6により閉塞されている。各ブラケット6は中央部に貫通孔6aを備えており、貫通孔6aには、貫通孔6aの一部を形成するようにベアリング8が設けられている。固定子3は固定子鉄心10及び電機子巻線13を備えており、ハウジング2内に固定されている。
図2は、同期リラクタンス回転電機1の回転中心軸O方向から見た回転子鋼板15bの概略構成を示す平面図である。図2では、同期リラクタンス回転電機1の1/4セクター、すなわち1/4周角度領域、言い換えれば磁極の一極分を示している。
固定子3は、略円筒状の固定子鉄心10を有している。この固定子鉄心10の外周面が図1に示すようにフレーム5の内周面に嵌合固定されている。固定子鉄心10の径方向中心は、回転中心軸Oと一致している。
固定子鉄心10は、例えば、電磁鋼板を複数枚積層して形成されている。また、軟磁性粉を加圧成型して形成してもよい。固定子鉄心10の内周面には、回転中心軸Oに向かって突出し、周方向に等間隔で配列された複数のティース11が一体成型されている。各ティース11は、固定子鉄心10の回転中心軸Oに対して点対称に、放射状に配置されている。各ティース11は、断面略矩形状に形成されている。隣接する各ティース11間には、それぞれスロット12が形成されている。これらスロット12を介し、各ティース11には、巻線13が集中巻き方式で巻回されてコイルが形成されている。
図3は回転子4を示す斜視図である。図1から図3にも示すように、回転子4は、固定子鉄心10の径方向内側に配置されている。回転子4は軸方向に延びる回転軸14と、回転軸14の外周に嵌合固定された略円柱状の回転子鉄心15と、を備えている。回転軸14は回転中心軸Oの周りに配置されたベアリング8により回転自在に支持される。これにより回転子4がベアリング8に支持される。なお、図1から3に示す矢印は回転子4の回転方向を示している。すなわち、実施形態においては、同期リラクタンス回転電機1の回転子鉄心15の回転方向は図3の上方向から見て時計回り方向となっている。
回転子鉄心15は、複数の薄板円板状の回転子鋼板15bを積層することにより形成されている。回転子鋼板15bは、例えば軟磁性粉を略円板状に加圧整形し、貫通孔16、係合溝18やフラックスバリア20等を打ち抜くことにより形成される。貫通孔16には係合溝18が貫通孔16の一部を構成するように形成されている。係合溝18は回転中心軸O内側方向が開放した矩形溝形状を呈している。この係合溝18の位置は、d軸に対して一致又は所定の角度ずれて設けられている。これについては後述する。
回転子鉄心15の外周面15aは径方向で対向する各ティース11との間に、所定のエアギャップGが形成されるように設定されている。また、回転子鉄心15の径方向中央には、軸方向に貫通する貫通孔16が形成されている。この貫通孔16に、回転軸14が圧入されている。また、回転軸14には回転子鋼板15bの係止用のキー14aが、回転軸14側面に、その延伸方向が回転中心軸O方向となるようにして設けられている。回転軸14と回転子鉄心15とは、回転軸14のキー14aと、複数の回転子鉄心15の係合溝18とが共通に係合することにより回り止め嵌合されるため一体となって回転可能に構成される。
回転子鉄心15には、1/4周の周角度領域のそれぞれに4層の空洞部であるフラックスバリア20a、20b、20c、20dが径方向に並んで形成されている。実施形態においては4つのフラックスバリア20が形成されている。以下の説明において、フラックスバリア20a、20b、20c、20dを総称して示す場合は、フラックスバリア20と称する。フラックスバリア20において、回転中心軸Oを基準として径方向最外側に第1フラックスバリア20aが形成され、この第1フラックスバリア20aから径方向内側に向かって順に第2フラックスバリア20b、第3フラックスバリア20c、第4フラックスバリア20dが並んで形成されている。そして、第4フラックスバリア20dが回転中心軸Oを基準として径方向最内側に配置されている。
フラックスバリア20は電機子巻線13に通電した際に形成される磁束の流れに沿うように形成されている。フラックスバリア20は周方向の中央が最も径方向内側に位置するように湾曲して構成されている。フラックスバリア20は、径方向内側に向かって凸形状となる三日月形状を呈して湾曲形成されている。これにより、回転子鉄心15には、磁束の流れやすい方向と磁束の流れにくい方向が形成される。
本実施形態において、1/4周の周角度領域に配置されたフラックスバリア20a、20b、20c、20dをひとまとまりのフラックスバリア20と考えた場合に、隣接するフラックスバリア20間は、磁束が流れやすい方向、すなわち、各フラックスバリア20によって磁束の流れが妨げられない方向となっている。この磁束が流れやすい方向に沿った仮想的な線をq軸と称する。q軸に対して、電気的、磁気的に直行する径方向に延伸する仮想的な線をd軸と称する。d軸はフラックスバリア20の中央部の径方向に延伸する線となる。また、d軸に直行する方向をフラックスバリア20の長手方向と称する。各フラックスバリア20は、d軸に沿った径方向において多層構造となる。実施形態の場合、フラックスバリア20は4層構造となっている。また、回転子鉄心15の1極とは、隣接するq軸間の領域を意味する。
ここで、同期リラクタンス回転電機1の運転時に、回転子鉄心15において励起される磁束の方向をd軸とし、d軸に対して電気的磁気的に直交する方向をq軸とする。本実施形態では、d軸は、q軸に対して電気的、磁気的に直行する場合に限らず、直行する角度からある程度の角度幅、例えば機械角で10度程度の角度を備えてもよい。
各フラックスバリア20は、d軸と交わる個所において最も径方向内側に位置するように、径方向内側すなわち貫通孔16方向に向かって凸となる略三日月形状となるように湾曲形成されている。また、各フラックスバリア20は、その長手方向両端が、回転子鉄心15の外周部に位置するように湾曲した形状となっている。各フラックスバリア20は、長手方向両端に近い箇所ほどq軸に沿うような向きに、且つ、長手方向中心に近い箇所ほどd軸と直行するような向きに形成されている。
q軸方向において、各フラックスバリア20の長手方向両端と、回転子鉄心15の外周面15aとの間の薄肉部は、それぞれブリッジ26、27となっている。ここで、ブリッジ26はd軸を基準として回転子鉄心15の回転方向に対して後側、ブリッジ27は回転方向に対して前側に配置するものとする。ブリッジ26については、個々のブリッジ26に符号26a、26b、26c、26d(第1ブリッジ26a、第2ブリッジ26b、第3ブリッジ26c、第4ブリッジ26d)を付与している。回転子鉄心15の外周面15aには、第4ブリッジ26dに、切り欠き部30が形成されている。
図5に示すように、同期リラクタンス回転電機1を運転させた場合の回転子鋼板15bにおける応力集中部Fを網掛けにより示している。図5は、同期リラクタンス回転電機1の運転時に、回転子鉄心15に発生する応力集中部Fを、シミュレーションにより計算した結果により示している。この場合の応力は遠心応力である。応力集中部Fは、X線による応力測定法による測定結果をもとにして応力集中部Fを特定することができる。回転子鉄心15には、同期リラクタンス回転電機1の運転により、回転による遠心力が発生し、これによって発生する遠心応力が、応力に対して弱い箇所に集中する。回転子鋼板15bにおいては、フラックスバリア20は空洞になっているためその外周部に応力が集中する場所が存在することになり、これが応力集中部Fとなる。
図5に示すように、応力集中部Fは主にフラックスバリア20と外周面15aとの間の周辺に集中している。第4フラックスバリア20dの径方向外側に位置する第4ブリッジ26dにおいては、フラックスバリア20が存在しない場所であるq軸に隣接しているため、他のブリッジ26(26a、26b、26c)に比較して、応力が集中していない場所である応力非集中部Dが存在する。この応力非集中部Dは、回転子鋼板15bの平面図において、外周面15aと、第4フラックスバリア20dの長手方向の輪郭の延長線E1、E2に囲まれた領域すなわち第4ブリッジ26dに存在する。
図6は、切り欠き部30の拡大図を示している。切り欠き部30の回転中心軸O方向すなわち図において上方向から見た形状は、略直角三角形となっている。ここで、この略直角三角形の略直角となっている角を挟む2辺のうち、回転子鋼板15bの略円周の一部となっている片をP1とし、回転子鉄心15の回転方向の反対方向側で、延長線E1の一部となっている片を辺P2とする。この場合、切り欠き部30の辺P2は、回転子鋼板15bの円周と延長線E2との交点における接線Sに対して略直角となっている。ここで、回転子鉄心15の回転方向は時計回り方向なので、辺P2は回転方向の後側となり、且つ、辺P2の角度は回転子鉄心15の外周面15aと空気とが接する際に、空気に対して抵抗が大きくなる角度となる。従って、回転子鉄心15が回転する際に、辺P2によって、周りの空気を巻き込む作用が大きくなっている。
ここで、応力集中部Fは、この部分で応力が大きくなっているため、そこに切り欠き部を設けると回転子鉄心15が破損する可能性が高くなる。しかし、応力非集中部Dは応力が低い部分であるため、この部分に切り欠き部を設けても、回転子鉄心15の破損耐性が劣化することはない。また、延長線E1、E2の外側は磁束が通る場所であるため、この分に切り欠き部を設けると、同期リラクタンス回転電機1の運転特性を劣化させてしまう。そこで、本実施形態においては、切り欠き部30は、図5、図6に示すように、応力非集中部Dに設けられている。
さらに、図3に示すように、切り欠き部30は、回転子鉄心15の外周面15aにおいて、回転中心軸Oに対して所定の角度を設けて斜めに構成されたスキュー構造32を構成している。回転子鉄心15は、複数の回転子鋼板15bが回転中心軸O方向に積層されて構成されている。切り欠き部30は回転子鋼板15bの径方向端部に設けられている。ここで、例えば回転子鉄心15が100枚の回転子鋼板15bにより構成されている場合を想定する。切り欠き部30は、積層された回転子鋼板15bの外周面15aに連続して配置された連続スキュー構造32となっている。スキュー構造32は、回転中心軸O方向に対して捻じれ角を与える構成であり、回転子鉄心15の磁極を回転軸14周りに螺旋状に配置するものである。
切り欠き部30は、外周面15aにおいて、回転中心軸Oに対して傾いて連続するスキュー構造32を設けるようにして配置されている。これにより、切り欠き部30は、回転中心軸Oに対して斜めに傾いたスキュー構造32を構成している。回転子鉄心15にスキュー構造32を設けるということは、回転子鉄心15の磁極をスキューすることになる。これにより同期リラクタンス回転電機1の運転時のコギング、トルクリプルを抑制し、振動、騒音を低減できる。
スキュー構造32は以下のようにして構成されている。回転子鉄心15の貫通孔16に設けられた係合溝18は、d軸に対して、所定の角度ずらして形成されている。例えば、回転子鋼板15bが100枚積層されることにより回転子鉄心15が構成されている場合を想定する。スキュー構造32は例えば一つのスロット12の幅の中でずれ幅が完結するように構成される。ここで、例えば一つのスロット12幅に対する対応角が10度であるとすると、100枚の回転子鉄心15について、係合溝18を設ける位置をq軸に対して0.1度、0.2度、0.3度、、、9.9度、10.0度というように0.1度ずつずらした回転子鋼板15bを100枚準備する。この100枚の回転子鋼板15bの係合溝18を共通にキー14aに係合して組み立てれば、回転子鋼板15bの一枚一枚の磁極に対する回転角が0.1度幅でずれてキー14aに係合する。このようにして、切り欠き部30が連続してずれてキー14aに係合し、スキュー幅がスロット12の1個分の幅に収まるスキュー構造32が形成される。
また、スキュー構造32は、図1、図3において、回転子鉄心15の回転方向に対して、下から上に向かって後ろにずれていくように構成されている。図2においては、同期リラクタンス回転電機1の1/4セクター、すなわち、1/4周角度領域を図示している。従って、同期リラクタンス回転電機1全体で少なくとも4個のスキュー構造32を備えている。
実施形態に係る同期リラクタンス回転電機1によれば以下の効果を奏する。
回転子鋼板15bの切り欠き部30を、応力集中部F以外の領域であって、延長線E1、E2内の領域すなわち第4ブリッジ26dの応力非集中部Dに設けた。このため、回転子鉄心15が破損することを抑制することができる、また、磁束が通る領域の境界である延長線E1、E2の外側に切り欠き部30を設けていないため、同期リラクタンス回転電機1の回転特性を劣化させることがない。
また、回転子鋼板15bの外周部に設けられた切り欠き部30は、回転中心軸O方向から見た形状が略直角三角形となっており、回転子鋼板15bの略円周の一部となっている片をP1とし、延長線E1の一部となっている片を辺P2とする。この場合、辺P2は、回転子鉄心15の円周と延長線E1との交点における接線Sに対して略直角となっている。従って、回転子鉄心15の回転方向に対して、辺P2は回転方向の後側となる。そして、辺P2の角度は回転子鉄心15の外周面15aと空気とが接する際に、空気に対して抵抗が高くなる角度となる。従って、回転子鉄心15が回転する際に、辺P2によって、周りの空気を巻き込む作用が大きくなっているため、同期リラクタンス回転電機1の運転時に、回転子鉄心15を冷却する効果を向上させることができる。
また、回転子鉄心15は回転子鋼板15bにおいて、スキュー構造32を備えている。スキュー構造32は、回転子鉄心15の回転軸14に沿った方向すなわち図1、図3において下から上に向かって後ろにずれていくように構成されている。これによって、回転子鉄心15の回転時には、回転子鉄心15周りの空気がスキュー構造32により巻き込まれて、下から上方向に流れる空気の流れを作り出すことができる。さらに、上述のように、回転子鉄心15の回転方向の後側に、外周面15aの接線Sに対して略直角を構成する辺P2が存在するため、回転子鉄心15周りの空気に対して大きな抵抗で巻き上げることができる。従って、回転子鉄心15の回転により、回転子鉄心15周りの空気を、効率的に上方向に流すことができるため、同期リラクタンス回転電機1内の換気効率を向上させることができる。これにより、同期リラクタンス回転電機1の冷却効果を向上させることができる。従って、運転時の温度上昇を抑制することが可能な回転子鉄心及びこれを用いた同期リラクタンス回転電機を提供することができる。
上記に説明した実施形態において、切り欠き部30を第4ブリッジ26dに形成した例を示して説明したが、これに限ることはない。応力非集中部Dが存在するのであれば、他のブリッジ26である第1ブリッジ26a、第2ブリッジ26b、第3ブリッジ26cに設けてもよい。また、これにより、複数のスキュー構造32を設けるようにしてもよい。複数のスキュー構造32を設けた場合、より一層、同期リラクタンス回転電機1の冷却効果を向上させることができる。
また、スキュー構造32は、回転子鉄心15の上から見て左巻きとなるように構成した例を示したが、これに限定されない。回転子鉄心15の上から見て右巻きとなるように構成してもよい。
以上のように、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…同期リラクタンス回転電機、3…固定子、4…回転子、10…固定子鉄心、14…回転軸、14a…キー、15…回転子鉄心、15a…外周面、15b…回転子鋼板、18…係合溝、20…フラックスバリア20、20a…第1フラックスバリア、20b…第2フラックスバリア、20c…第3フラックスバリア、20d…第4フラックスバリア、26、27…ブリッジ、26a…第1ブリッジ、26b…第2ブリッジ、26c…第3ブリッジ、26d…第4ブリッジ、30…切り欠き部、32…スキュー構造

Claims (6)

  1. 複数のフラックスバリアと、
    前記フラックスバリアと外周面との間に設けられたブリッジと、を備え、
    少なくとも複数の前記ブリッジのうちの一つに、その一部を切り欠く、切り欠き部を備える、回転子鉄心。
  2. 前記回転子鉄心は円筒形状であり、
    回転軸に対して直行する断面における前記切り欠き部は、回転子鉄心の外周面側面における接線に対して略直角となる辺を備える請求項1に記載の回転子鉄心。
  3. 前記回転子鉄心の外周面において、前記切り欠き部は、スキュー構造を構成する請求項1又は2に記載の回転子鉄心。
  4. 前記切り欠き部は、前記フラックスバリアの幅を超えない領域に形成されている請求項1から3の何れか一項に記載の回転子鉄心。
  5. 前記スキュー構造は連続スキュー構造である請求項1から4の何れか一項に記載の回転子鉄心。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載した回転子鉄心を用いた同期リラクタンス回転電機。
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