JP5459308B2 - データ転送装置及びデータ転送装置の制御方法 - Google Patents
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Description
本件は、データ転送装置によりデータを伝送する技術に関する。
LSI(Large Scale Integration)間のデータ伝送は、伝送路の高速化に伴い、データのパケットを複数信号線でシリアル伝送にて行うことが主流となりつつある。
なお、データ伝送では、誤りが生じた場合に当該誤りを訂正するために誤り訂正符号がデータに付加されることがある。
しかし、シリアル伝送では、バースト誤りにより誤りビットが連続して多数生じることがあるので、バースト誤り時の誤りビットを訂正可能にするためには、多数の誤り訂正符号が、必要とされる。このためシリアル伝送における誤り訂正符号の付加は、スループットの低下やレイテンシの低下を招く。
そこで従来は、送信側のデータ転送装置が、送信データのパケット毎にCRC(Cyclic Redundancy Check)符号を生成して、当該CRC符号を挿入したパケットを送信し、受信部側のデータ転送装置が受信したパケットのCRCを行う。即ち、データ転送装置は受信したパケットに誤りがあるか否かを検出し、誤りがあった場合でも誤り訂正は行わず、パケットを再送することで訂正を行う。
また、本願発明に関連する先行技術として、例えば、下記の特許文献に開示される技術がある。
前記CRCチェックによってデータのエラーを検出した場合、エラーの原因箇所を把握したいという要求がある。
エラーが発生した場合に、全ての回路について調べるのでは非常に手間や時間がかかってしまう。特に、データを伝送する信号線の数が多い場合、当該信号線を介してデータを伝送するための回路が多くなるので、原因箇所の把握が容易ではない。
このため、誤りを検出したデータを受信側のデータ転送装置で記憶しておき、再送された正しいデータと比較して誤りビットを特定し、当該誤りビットを伝送した信号線や回路に原因箇所を絞り込むことで、原因箇所の把握を容易にすることが考えられる。
そこで本件は、エラーが検出されたデータと再送されたデータとを比較して、当該データのエラー部分を特定可能にする技術を提供する。
上記課題を解決するため、本件の一実施形態であるデータ転送装置は、
データを伝送路に送信するデータ送信回路と、前記伝送路を介して前記データ送信回路が送信する前記データを受信するデータ受信回路を有し、
前記データ送信回路が、
前記データに基づいて、前記データのエラーを検出するエラー検出符号を生成するエラー検出符号生成部と、
前記データと前記エラー検出符号を、前記データの前に送信したデータ又は次に送信するデータが、再送可能であることを表す再送可能情報とともに前記伝送路に送信するデータ送信回路側送信部を有し、
前記データ受信回路が、
前記データ送信回路が送信する、前記データと前記エラー検出符号と前記再送可能情報を、受信するデータ受信回路側受信部と、
前記エラー検出符号に基づいて、前記データ受信回路側受信部が受信したデータのエラーを検出するエラー検出部と、
前記エラー検出部がエラーを検出した場合であって、前記エラーが検出されたデータが前記再送可能情報を有するときには、前記エラーが検出されたデータを保持するエラーデータ保持部と、
前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと、再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータを比較するエラーデータ比較部を有するデータ受信回路を備える。
データを伝送路に送信するデータ送信回路と、前記伝送路を介して前記データ送信回路が送信する前記データを受信するデータ受信回路を有し、
前記データ送信回路が、
前記データに基づいて、前記データのエラーを検出するエラー検出符号を生成するエラー検出符号生成部と、
前記データと前記エラー検出符号を、前記データの前に送信したデータ又は次に送信するデータが、再送可能であることを表す再送可能情報とともに前記伝送路に送信するデータ送信回路側送信部を有し、
前記データ受信回路が、
前記データ送信回路が送信する、前記データと前記エラー検出符号と前記再送可能情報を、受信するデータ受信回路側受信部と、
前記エラー検出符号に基づいて、前記データ受信回路側受信部が受信したデータのエラーを検出するエラー検出部と、
前記エラー検出部がエラーを検出した場合であって、前記エラーが検出されたデータが前記再送可能情報を有するときには、前記エラーが検出されたデータを保持するエラーデータ保持部と、
前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと、再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータを比較するエラーデータ比較部を有するデータ受信回路を備える。
開示の技術は、エラーが検出されたデータと再送されたデータとを比較して、当該データのエラー部分を特定可能にする技術を提供することができる。
図1はデータ転送装置の概略図である。図1のデータ転送装置100は、伝送路19を介してデータを転送する第一転送回路1と第二転送回路10とを有している。第一転送回路1及び第二転送回路10は、例えば異なる基板上のLSIに具備され、異なる基板を伝送路19で接続してデータを転送する。具体的には、携帯電話の操作部内の基板と表示部内の基板に、第一転送回路1と第二転送回路10がそれぞれ設けられてデータ転送が行われる。
本例では、第一転送回路1と第二転送回路10は同じ構成であり、相互にデータ転送が可能である。但し、以下では便宜上、第一転送回路1がデータ送信回路、第二転送回路10がデータ受信回路として機能する場合について説明がなされる。なお、本例では、データをパケットとして伝送するため、以下データはパケットとも称される。
図2は、第一転送回路1の送信部(送信回路側送信部)11と、当該送信部11からのデータを受信する第二転送回路10の受信部(受信回路側受信部)12の構成を示す図である。また、図3は、第二転送回路10の送信部(受信回路側送信部)11と、当該送信部11からデータを受信する第一転送回路1の受信部(送信回路側受信部)12の構成を示す図である。
送信部11は、エラー検出符号生成部111と、データ送出部112と、コーダー(再送情報生成部)113と、入力部114を有する。
入力部114は、他の回路から転送するデータのパケットが入力される入力ポート41と、入力されたパケットを格納するバッファ42を有する。入力部114は、入力ポート41に入力されたパケットをデータ送出部112に送ると共に、入力されたパケットをバッファ42に格納させる。
エラー検出符号生成部111は、転送するパケットに基づいて、前記パケットのエラーを検出するエラー検出符号、例えばCRC(Cyclic Redundancy Check)符号を生成する。なお、エラー検出符号は、エラーの有無を検出できれば、CRCに限らずパリティ符号やチェックサム、ハッシュ関数による符号等でも良い。
コーダー113は、受信部12の再送管理部129から送られた信号に応じて、次に送出するパケットを示す情報、本例ではパケット種をデータ送出部112へ送る。コーダー113から送られたパケット種は、後述のように再送可能情報として各パケットに付加される。即ち、本例のコーダー113は、再送可能情報を生成する再送情報生成部として機能する。
データ送出部112は、入力されたパケットと共に、エラー検出符号や、当該パケットより後ろのパケットの再送可能情報とともに前記伝送路19に送信する。
本例のデータ送出部112は、送信するパケットを選択するセレクタ21,22や、制御パケットを生成するパケット生成部23,24,25、送信するパケットにパケット種を挿入する信号合成部26を備える。また、データ送出部112は、パケット種を挿入するタイミングを調整するための遅延回路27、送信するパケットにCRC符号を挿入する信号合成部28、パラレル信号をシリアル信号に変換するP/S変換部29を備えている。
パケット生成部23は、再送開始パケットである所定形式のデータを記憶したレジスタや、このレジスタから再送開始パケットを読み出す読出部を備えている。パケット生成部23は、再送管理部129から再送イネーブル信号を受信した場合、読出部がレジスタから再送開始パケットを読み出してセレクタ22へ送る。
なお、再送開始パケットは、再送を開始することを示す再送開始情報、本例では再送開始パケットを示すパケット種をヘッダに含むパケットである。即ち、再送開始パケットは、再送パケットの前に送信される。
パケット生成部24は、再送要求パケットのテンプレートとなる情報を記憶したレジスタや、テンプレートに再送バッファ番号を加える加算器を備える。そして、パケット生成部24は、再送管理部129から再送要求信号と再送バッファ番号とを受信した場合に、レジスタからテンプレートを読み出して再送バッファ番号を加えて再送要求パケットとし、セレクタ22へ送る。
なお、再送要求パケットとは、エラーが生じて廃棄したパケットの再送を要求する旨の情報(再送要求情報)、即ち再送要求パケットを示すパケット種をヘッダに含むパケットである。
パケット生成部25は、Nullパケットである所定形式のデータを記憶したレジスタや、このレジスタからNullパケットを読み出す読出部を備えている。Nullパケットは、パケット生成部25から定期的に出力され、セレクタ22によってアイドル状態のときに選択的に後段へ送られる。
なお、Nullパケットは、送信パケットが無く、アイドル状態であることを示す情報、即ちNullパケットを示すパケット種をヘッダに含む定型パケットである。ここで、定型パケットは、予めビットパターンが定められたパケットである。また、定型パケット以外のパケットが有意データである。
受信部12は、S/P変換部121や、エラー検出部122、エラー判定部123、デコーダ124、ゲート部125,126、パケット種判定部127、カウンタ128、再送管理部129、出力部131を有している。
S/P変換部121は、伝送路19を介して対向する送信部11から送信されたデータを受信し、受信したシリアルデータをパラレルデータに変換する。
エラー検出部122は、エラー検出符号に基づいて、S/P変換部121が受信したデータのエラーを検出する。本例において、エラー検出部122は、CRC符号に基づいて各パケットのCRCを行い、エラーを検出した場合に真、即ち1、エラーを検出しない場合に偽、即ち0を結果として出力する。
エラー判定部123は、エラーデータ保持部31と、エラーデータ比較部32、結果保持部33、参照用保持部34、セレクタ35を備えている。
エラーデータ保持部31は、S/P変換部121からパケットを受け、当該パケットのエラーがエラー検出部122で検出され、且つ当該パケットが再送する種類である場合に、当該パケットをバッファに保持する。
エラーデータ比較部32は、前記エラーに基づいて再送されたパケットと前記データ保持部31が保持するパケットとを比較し、比較結果としてどのビットがエラーなのかを示す情報を出力する。例えば両パケットのビットについて順番に排他的論理和をとり、両パケットのビットが一致していれば偽=0、一致していなければ真=1を出力する。即ち、何番目のビットが1となったかによって誤りビットが示される。
結果保持部33は、エラーデータ比較部32の比較結果を保持するメモリである。参照用保持部34は、定型パケット、例えばNullパケットと同じビットパターンの参照用パケットを保持したレジスタである。セレクタ35は、エラーのパケットが再送可能か否かに応じて、エラーデータ保持部31からのパケットか、参照用保持部34からの参照用パケットかを選択し、比較部32へ送る。
デコーダ124は、受信したパケットからパケット種を抽出し、パケット種に応じた値を出力する。例えば、デコーダ124は、所定のパケット種、本例では通常パケットを受信している期間には真=1、通常パケットを受信していない期間には偽=0をゲート部126へ出力する。また、デコーダ124は、各パケットから次パケット種を抽出し、パケット種判定部127へ送る。
図4は本例のパケットが有するフィールドの説明図である。図4に示すように、パケットはヘッダと一般フィールドを有する。ヘッダは、当該パケットの種別を示すパケット種と、データの送り先を示す情報と、データの送り元を示す情報と、次のパケットの種別を示す次パケット種を含んでいる。即ち、パケットのnビット目からn+3ビット目までのビットがパケット種、mビット目からm+3ビット目までのビットが次パケット種である。また、一般フィールドは、実データと、当該実データのアドレスとを含んでいる。一般フィールドは、転送先の回路で使用される情報であるので、ここでは詳細な説明を省略される。
従って、本例のデコーダ124は、nビット目からn+3ビット目までのビットをパケット種としてパケットから取り出し、mビット目からm+3ビット目までのビットを次パケッ
ト種としてパケットから取り出す。
ト種としてパケットから取り出す。
ゲート部125,126は、エラー検出部122の検出結果に応じて入力信号を通過させるか否かを制御する。本例のゲート部125,126は、エラー検出部122の検出結果を反転した信号と入力信号の論理和を出力する回路である。即ち、ゲート部125は、エラー検出部122からの検出結果が偽=0であればパケットを通過させ、検出結果が真=1であればパケットを通過させない。また、ゲート部126は、エラー検出部122からの検出結果が偽=0であればデコーダ124の出力を通過させ、検出結果が真=1であればデコーダ124の出力を通過させない。
パケット種判定部127は、デコーダ124からの次パケット種に基づいて次パケットが再送可能なパケットか否かを判定する。
図5はパケット種判定部127の説明図である。図5に示すように本例のパケット種判定部127は、遅延部51、再送判定部52、再送開始判定部53、定型判定部54を備えている。
遅延部51は、デコーダ124から次パケット種を受信すると、一旦バッファに格納し、一つ前に格納した次パケット種を出力することで、次パケット種を一パケット分遅延させて再送判定部52、再送開始判定部53及び定型判定部54へ送る。即ち、次パケット種は次のパケットの種類を示すものなので、遅延部51は、次パケット種を一パケット分遅延させることで、再送判定部52、再送開始判定部53及び定型判定部54へ送るタイミングを調整している。
再送判定部52は、遅延回路51を介して受信した次パケット種に応じた値を出力する。
例えば、通常パケットのパケット種を111、再送要求パケットのパケット種を110、再送開始パケットのパケット種を001、Nullパケットのパケット種を000とした場合、再送判定部52は、111が入力された場合に再送可能を示す値=1を出力する。即ち、再送判定部52は、110や001、000が入力された場合に再送不可を示す値=0を出力する。具体的には、再送判定部52が入力されたパケット種の各ビットの論理積を出力する。なお、どのパケット種を再送可能とするかは、この例に限らず、定型のパケットであるNullパケットや再送開始パケットは再送不可、定型でない通常パケットや再送要求パケットは再送可能等としても良い。
例えば、通常パケットのパケット種を111、再送要求パケットのパケット種を110、再送開始パケットのパケット種を001、Nullパケットのパケット種を000とした場合、再送判定部52は、111が入力された場合に再送可能を示す値=1を出力する。即ち、再送判定部52は、110や001、000が入力された場合に再送不可を示す値=0を出力する。具体的には、再送判定部52が入力されたパケット種の各ビットの論理積を出力する。なお、どのパケット種を再送可能とするかは、この例に限らず、定型のパケットであるNullパケットや再送開始パケットは再送不可、定型でない通常パケットや再送要求パケットは再送可能等としても良い。
また、再送開始判定部53は、001が入力された場合に再送開始パケットであることを示す値=1を出力し、111や110、000が入力された場合に再送開始パケットでないことを示す値=0を出力する。具体的には再送開始判定部53が、入力されたパケット種の1ビット目と2ビット目の否定論理和をとり、この否定論理和の結果と3ビット目の論理積を出力する。
定型判定部54は、000が入力された場合に定型のパケットであることを示す値=1を出力し、111や110、001が入力された場合に定型のパケットでないことを示す値=0を出力する。具体的には定型判定部54が、入力されたパケット種の各ビットの否定論理和を出力する。
カウンタ128は、ゲート部126の出力信号をカウントし、再送管理部129に通知している。即ち、カウンタ128は、エラーが検出されなかった通常パケットの数を再送管理部129に通知する。
再送管理部129は、エラー検出部122でエラーと判定されたパケットが、再送可能であった場合、送信部11に再送要求信号を送ることにより当該パケットの再送を要求する。このとき再送管理部129は、カウンタ128から得た番号を再送バッファ番号として送信部11へ送っている。
また、再送管理部129は、S/P変換部121から再送要求パケットを受信した場合、当該再送要求パケットに基づいて送信部11に再送を通知する。例えば、再送管理部129は、受信したパケットに含まれていた再送バッファ番号を送信部11の再送バッファ42へ送る。また、再送管理部129は、送信部11のパケット生成部23に再送イネーブル信号を送って再送開始パケットを送信させると共に、再送セレクト信号をセレクタ21に送る。これにより送信部11は、再送バッファ番号で特定されるパケットを再送バッファ42から読み出してセレクタ21へ送り、セレクタ21で再送パケットを選択して後段へ送る。
また、再送管理部129は、セレクタ21からセレクタ22へ送られるパケット、即ち通常パケットをセレクタ22に選択させる場合に、通常選択信号をコーダー113へ送る。
なお、送信したパケットがエラー無く受信された場合、受信部12から当該パケットを受信した旨のAck(Acknowledgement)が送られるので、再送管理部129は、一定時間Ackが無い場合にも再送を要求する。
再送管理部129は、上述のように入力された信号を処理して出力するプロセッサを備えている。即ち、プロセッサが所定のソフトウェアに従って演算処理を行うことによって上記再送管理部129の機能を実現している。なお、再送管理部129は、プロセッサによるソフトウェア的な処理に限らず、論理ゲートや比較器、トランジスタといったスイッチ等を組み合わせたハードウェアで上記機能を実現した構成であっても良い。
図6,図7は、これらの構成のデータ転送装置100がデータを送信する際の制御方法の説明図である。図6,図7は、データ転送装置100の各部がパケット毎に行う処理の流れを示している。
まず、入力ポート41にパケットが入力されると、入力部114は、当該パケットを再送バッファ42に格納する(S1)。
まず、入力ポート41にパケットが入力されると、入力部114は、当該パケットを再送バッファ42に格納する(S1)。
セレクタ21は、再送管理部129からの再送セレクト信号に応じて再送パケット或いは入力ポート41からのパケットを後段へ送る。ここでセレクタ21は再送セレクト信号を受けた場合に(S2,Yes)、再送バッファ42からの再送パケットをセレクタ22へ送り(S3)、再送セレクト信号を受けていないときに(S2,No)、入力ポート41からのパケットをセレクタ22へ送る(S4)。
次にコーダー113は、再送管理部129からの通常選択信号、再送要求信号或いは再送イネーブル信号に基づいて、後段に送るパケットを示すパケット種をセレクタ22へセレクト信号として入力する。例えば、コーダー113は、再送管理部129から再送要求信号を受信した場合(S5,Yes)、再送要求パケットを示すパケット種をセレクタ22へ入力し(S6)、セレクタ22がパケット生成部24からの再送要求パケットを選択する(S7)。
また、コーダー113は、再送管理部129から再送要求信号では無く、再送イネーブル信号を受信した場合(S8,Yes)、再送開始パケットを示すパケット種をセレクタ22へ送り(S9)、セレクタ22がパケット生成部23からの再送開始パケットを選択する(S10)。
また、コーダー113は、再送要求信号および再送イネーブル信号では無く、通常選択信号を受信した場合(S11,Yes)、通常パケットを示すパケット種をセレクタ22へ通知し(S12)、セレクタ22がセレクタ21からの通常パケットを選択する(S13)。
そして、コーダー113は、再送要求信号や再送イネーブル信号、通常選択信号の何れの受信も無い場合(S11,No)、即ち有意データを受信していない場合、Nullパケットを示すパケット種をセレクタ22へ入力し(S14)、セレクタ22がパケット生成部25からのNullパケットを選択する(S15)。
なお、S4,S7,S10,S11のステップにおいて、コーダー113は、信号合成部26にもパケット種を通知している。
次に遅延回路27は、セレクタ22から受信したパケットをレジスタに格納すると共に、一つ前に格納したパケットを後段へ送る。即ち、遅延回路27は、後段へ送るパケットを一つ分遅らせている(S16)。
そして、信号合成部26は、コーダー113から受信したパケット種を遅延回路27で遅延されたパケットに加える。即ち信号合成部26は、各パケットに次のパケットのパケット種を加える(S17)。
次に、エラー検出符号生成部111が信号合成部26から受信したパケットのエラー検出符号、本例ではCRC符号を算出し(S18)、信号合成部28が信号合成部26から受信したパケットにエラー検出符号を加える(S19)。
P/S変換部29は、信号合成部28からのパケットをパラレル信号からシリアル信号に変換して伝送路19に送出する(S20)。
図8,図9は、本例のデータ転送装置がデータを受信する際の制御方法の説明図である。図8,図9は、データ転送装置100の各部がパケット毎に行う処理の流れを示している。
まず、S/P変換部121は、伝送路19から受信したシリアル信号をパラレル信号に変換する(S20)。
まず、S/P変換部121は、伝送路19から受信したシリアル信号をパラレル信号に変換する(S20)。
そしてエラー検出部122は、パケットのCRCを行い、検査結果、即ちエラーの有無を出力する(S21)。
また、デコーダ124は、受信したパケットから次パケット種を抽出してパケット種判定部127へ送ると共に、受信したパケットのパケット種に応じた値をライトイネーブル信号として出力ポート131へ送り、各パケットと共に出力させる。本例のデコーダ124は、通常パケットを受信している期間には真=1、通常パケットを受信していない期間には偽=0を出力する(S22)。これによりライトイネーブル信号は、出力されるパケットのうち、通常パケットが出力されているタイミングをパケットの転送先の回路に対して示す。
更に、ライトイネーブル信号は、パケットがエラーなく出力される度に真=1となるので、ライトイネーブル信号の数は、正常に出力されたパケットの数を示す。従って、パケットにエラーが生じた際、ライトイネーブル信号の数が分かれば、どのパケットまでが正常に出力され、どのパケットがエラーになったのかが特定できる。そこで、カウンタ128は、ライトイネーブル信号のカウント結果を再送バッファ番号として再送管理部129へ送る(S23)。また、再送管理部129は、パケットがエラー無く受信された場合、送信部11の入力部114にパケットを受信した旨のAckを返す(S24)。
また、デコーダ124から次パケット種を受信したパケット種判定部127は、このパケット種が再送可能か否かを判定し(S25)、判定結果をエラー判定部123及び再送管理部129へ送る(S26)。本例のパケット種判定部127は、パケット種が通常パケットであれば再送可能を示す値1を送り、パケット種が通常パケット以外であれば再送不可を示す値0を送る。
そして、エラー判定部123は、エラー検出部122からのエラーの有無を判別し(S27)、エラーであれば、パケット種判定部127から受信した判定結果が再送可能であるか否かを判別する(S28)。ここで判定結果が再送可能であれば(S28,Yes)、エラー判定部123は、S/P変換部121から受信したパケットをエラーデータ保持部31に格納する(S29)。
そして、再送管理部129は、カウンタ128からの再送バッファ番号を送信部11のパケット生成部24に送ると共に、再送要求信号をコーダー113及びパケット生成部24に送る(S30)。
再送要求後、パケット種判定部127は再送パケットの到達を待つ。即ちパケット種判定部127が再送開始パケットを受信したか否かを判定し(S31)、再送開始パケットを受信した場合(S31,Yes)、再送開始を示す値をエラー判定部123に通知する(S32)。
この再送開始を示す値を受信した場合、次に再送パケットが送られてくるので、エラー判定部123のエラーデータ保持部31は、S29で格納したエラーパケットを出力する(S33)。ここで、セレクタ35は、パケット種判定部127の判定結果が再送可能であるので、エラーデータ保持部31からのパケットを比較部32へ送る(S34)。なお、このエラーデータ保持部31からのパケットは、再送開始パケットの次にS/P変換部121から受信するパケットと同時に比較部32へ入力するタイミングでエラーデータ保持部31から出力される。
比較部32は、入力された両パケットの各ビットを比較し、比較結果を出力する(S35)。例えば、比較部32は、両パケットのビットが同じであれば偽=0、異なっていれば真=1を出力することで、エラーのビットを特定する。
そして、結果保持部33は、比較部32の比較結果を保持する(S36)。
そして、結果保持部33は、比較部32の比較結果を保持する(S36)。
一方、パケット種判定部127の判定結果が再送不可で、パケット種判定部127から定型のパケットを示す値を受信した場合(S37,Yes)、エラー判定部123の参照用保持部34は、参照用パケットを読み出してセレクタ35へ送る(S38)。
セレクタ35は、パケット種判定部127の判定結果が再送不可であるので(S28,No)、参照用保持部34からの参照用パケットを選択して比較部32へ送る(S39)。
比較部32は、入力された両パケットの各ビットを比較し、比較結果を出力する(S40)。そして、結果保持部33は、比較部32の比較結果を保持する(S41)。このように、Nullパケットは定型のパケットなので、エラーが生じた場合であっても、本例の転送装置は、再送要求せず、参照用パケットを読み出してエラーパケットと比較する。
なお、パケット種判定部127の判定結果が再送不可の場合であって(S28,No)、パケット種判定部127から定型のパケットを示す値を受信しない場合(S37,No)、エラーパケットの比較をせずに、当該パケットについての処理を終了する。即ち、再送要求パケットと再送開始パケットにエラーがあっても第二転送回路10の再送管理部129は、再送要求しない。なお、エラーとなった再送要求パケットに応じて再送される通常パケットや、エラーとなった再送開始パケットに続いて再送されるパケットについては、Ackが第一転送回路1に返されないので、第一転送回路1の再送管理部129が一定時間後に再送させる。
以上のように、本例のデータ転送装置は、エラーが生じた場合、受信部12がエラーパケットを保持するため、再送されたパケットと比較することができる。これにより、本例のデータ転送装置は、エラーパケットのどの部分にエラーがあるのかを特定可能にしている。また、本例のデータ転送装置は、再送可能情報に基づきエラーパケットの再送を要求するか否かを判断することができる。
更に本例のデータ転送装置は、各パケットに次パケット種を付加したので、エラーが生じた場合、エラーパケットの前のパケットに付加された次パケット情報からエラーパケットのパケット種を判別でき、エラーパケットが再送可能か否かを判定できる。
また、本例のデータ転送装置は、前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと、再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータを比較することにより、エラーが検出されたデータにおけるエラーが発生したビットが特定される。
また、本例のデータ転送装置は、再送要求パケットをデータ送信回路1に送信し、エラーとなったパケットを再送させるので、エラーパケットと再送パケットとを比較できる。
本例のデータ転送装置は、再送開始パケットをデータ受信回路10に送信し、再送パケットの再送開始を通知することにより、エラーパケットと再送パケットとの比較を可能にしている。
本例のデータ転送装置は、通常パケットを送信しない場合には、Nullパケットとして定型パケットを送信している。定型パケットにエラーが生じた場合、データ転送装置は、再送を要求することなく、参照用パケットとエラーパケットとを比較してエラー部分の特定を可能としている。これにより、本例のデータ転送装置は、エラー部分の特定を可能にしつつ、パケットの再送量を抑えて、転送効率の低下を防止している。
なお、本例において、データ転送装置は、次に送信するパケットが再送可能であることを表す再送可能情報を各パケットに付加したが、次に限らず後から送信されるパケットが送信可能であることを表す再送可能情報を各パケットに付加しても良い。
なお、本例において、データ転送装置は、次に送信するパケットが再送可能であることを表す再送可能情報を各パケットに付加したが、次に限らず後から送信されるパケットが送信可能であることを表す再送可能情報を各パケットに付加しても良い。
〈実施形態2〉
図10は、実施形態2のデータ転送装置における第一転送回路1の送信部(送信回路側送信部)11と、当該送信部11からデータを受信する第二転送回路10の受信部(受信回路側受信部)12の構成を示す図である。また、図11は、実施形態2のデータ転送装置における第二転送回路10の送信部(受信回路側送信部)11と、当該送信部11からデータを受信する第一転送回路1の受信部(送信回路側受信部)12の構成を示す図である。
図10は、実施形態2のデータ転送装置における第一転送回路1の送信部(送信回路側送信部)11と、当該送信部11からデータを受信する第二転送回路10の受信部(受信回路側受信部)12の構成を示す図である。また、図11は、実施形態2のデータ転送装置における第二転送回路10の送信部(受信回路側送信部)11と、当該送信部11からデータを受信する第一転送回路1の受信部(送信回路側受信部)12の構成を示す図である。
前述の実施形態1が各パケットに次のパケットのパケット種を付加したのに対して、本実施形態2は、各パケットに前のパケットのパケット種を付加した構成が異なっている。なお、その他の構成は同じであるため、前述の実施形態1と比べて、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
図10,図11に示すように、送信部11はコーダー113と信号合成部26との間に遅延回路61を備える。
遅延回路61は、コーダー113から出力されたパケット種を一旦レジスタに格納すると共に、一つ前に格納したパケット種を後段へ送る。即ち、遅延回路61は、パケット種を一パケット分遅延させて信号合成部26へ送る。
そして、信号合成部26は、遅延回路61で遅延されたパケット種をセレクタ22から入力されたパケットに加える。即ち信号合成部26は、各パケットに前のパケットのパケット種を示す前パケット種を加える。
本例の信号合成部26は、例えば図4の次パケット種に代わり前パケット種をパケットに加算する。
また、本例の受信部12は、S/P変換部121の後段に遅延回路62を備える。遅延回路62は、S/P変換部121から受信したパケットを一旦レジスタに格納すると共に、一つ前に格納したパケットを後段へ送る。即ち、遅延回路62は、信号合成部125、エラー判定部123、エラー検出部122、再送管理部129へ送るパケットを一パケット分遅らせている。
また、本例のデコーダ124は、受信したパケットから前パケット種を抽出し、前パケット種に応じた値をライトイネーブル信号として出力する。更に、デコーダ124は、S/P変換部121から受信した各パケットから前パケット種を抽出し、パケット種判定部127へ送る。なお、本例のパケット種判定部127では図5の遅延部51を廃し、デコーダ124から受信した前パケット種を遅延させずに再送判定部52、再送開始判定部53及び定型判定部54へ送る。
このように本例では、パケット種判定部127が前パケット種を用いてエラーパケットのパケット種判定を行っている。このため、遅延回路62がS/P変換部121から再送管理部129やエラー判定部123へ送られるパケットを遅延させて、当該パケットとパケット種判定部の判定結果とがエラー判定部123及び再送管理部129に送られるタイミングを調整している。
このように本例のデータ転送装置は、各パケットに前パケット種を付加したので、エラーが生じた場合、エラーパケットの次のパケットに付加された前パケット情報からエラーパケットのパケット種を判別でき、エラーパケットが再送可能か否かを判定できる。
また、本例のデータ転送装置は、前パケット種を用いた構成以外は前述の実施形態1と同様に、エラーが生じた場合、エラーパケットと再送パケットとを比較し、エラーパケットのどの部分にエラーがあるのかを特定可能にしている。
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、上記構成要素は可能な限り組み合わせることができる。
Claims (10)
- データを伝送路に送信するデータ送信回路と、前記伝送路を介して前記データ送信回路が送信する前記データを受信するデータ受信回路を有するデータ転送装置において、
前記データ送信回路は、
前記データに基づいて、前記データのエラーを検出するエラー検出符号を生成するエラー検出符号生成部と、
前記データと前記エラー検出符号を、前記データの前に送信したデータ又は次に送信するデータが、再送可能であることを表す再送可能情報とともに前記伝送路に送信するデータ送信回路側送信部を有し、
前記データ受信回路は、
前記データ送信回路が送信する、前記データと前記エラー検出符号と前記再送可能情報を、受信するデータ受信回路側受信部と、
前記エラー検出符号に基づいて、前記データ受信回路側受信部が受信したデータのエラーを検出するエラー検出部と、
前記エラー検出部がエラーを検出した場合であって、前記エラーが検出されたデータが所定のビットパターンを有する定型データのときには、所定の参照データを読み出して通知する参照保持部と、
前記エラー検出部がエラーを検出した場合であって、前記エラーが検出されたデータが前記再送可能情報を有するときには、前記エラーが検出されたデータを保持するエラーデータ保持部と、
前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータ、又は、前記エラーが検出された定型データと前記参照保持部から通知された所定の参照データの比較を行うエラーデータ比較部を有するデータ受信回路を備えることを特徴とするデータ転送装置。 - 前記データ転送装置において、
前記エラーデータ比較部は、
前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと、再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータを比較することにより、前記エラーが検出されたデータにおけるエラーが発生したビットを特定することを特徴とする請求項1記載の
データ転送装置。 - 前記データ転送装置において、
前記データ受信回路はさらに、
前記エラー検出部がエラーを検出したデータについて、再送を要求する再送要求情報を含むデータを、前記データ送信回路に送信するデータ受信回路側送信部を有することを特徴とする請求項1記載のデータ転送装置。 - 前記データ転送装置において、
前記データ送信回路側送信部は、
前記データ受信回路側送信部が送信する前記再送を要求する再送要求情報を含むデータに応じて、前記エラー検出部がエラーを検出したデータについて、再送を開始するものであることを示す再送開始情報を含むデータを、前記データ受信回路に送信することを特徴とする請求項3記載のデータ転送装置。 - 前記データ転送装置において、
前記データは、所定のビットパターンを有する定型データ以外の有意データであり、
前記データ送信回路側送信部は、
前記有意データを送信しない場合には、前記定型データを、前記データ受信回路に定期的に送信することを特徴とする請求項1記載のデータ転送装置。 - データのエラーを検出するエラー検出符号を生成するエラー検出符号生成部と前記データと前記エラー検出符号を、前記データの前に送信したデータ又は次に送信するデータが再送可能であることを表す再送可能情報とともに伝送路に送信するデータ送信回路側送信部を有するデータ送信回路に、前記伝送路を介して接続されるデータ受信回路において、
前記データ送信回路が送信する、前記データと前記エラー検出符号と前記再送可能情報を、受信するデータ受信回路側受信部と、
前記エラー検出符号に基づいて、前記データ受信回路側受信部が受信したデータのエラーを検出するエラー検出部と、
前記エラー検出部がエラーを検出した場合であって、前記エラーが検出されたデータが所定のビットパターンを有する定型データのときには、所定の参照データを読み出して通知する参照保持部と、
前記エラー検出部がエラーを検出した場合であって、前記エラーが検出されたデータが前記再送可能情報を有するときには、前記エラーが検出されたデータを保持するエラーデータ保持部と、
前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータ、又は、前記エラーが検出された定型データと前記参照保持部から通知された所定の参照データの比較を行うエラーデータ比較部を有することを特徴とするデータ受信回路。 - 前記エラーデータ比較部は、
前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと、再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータを比較することにより、前記エラーが検出されたデータにおけるエラーが発生したビットを特定することを特徴とする請求項6記載のデータ受信回路。 - 前記データ受信回路はさらに、
前記エラー検出部がエラーを検出したデータについて、再送を要求する再送要求情報を含むデータを、前記データ送信回路に送信するデータ受信回路側送信部を有することを特徴とする請求項6記載のデータ受信回路。 - データを伝送路に送信するデータ送信回路と、前記伝送路を介して前記データ送信回路が送信する前記データを受信するデータ受信回路を有するデータ転送装置の制御方法において、
前記データ送信回路が有するエラー検出符号生成部が、前記データに基づいて、前記データのエラーを検出するエラー検出符号を生成するステップと、
前記データ送信回路が有するデータ送信回路側送信部が、前記データと前記エラー検出符号を、前記データの前に送信したデータ又は次に送信するデータが、再送可能であることを表す再送可能情報とともに前記伝送路に送信するステップと、
前記データ受信回路が有するデータ受信回路側受信部が、前記データ送信回路が送信する、前記データと前記エラー検出符号と前記再送可能情報を、受信するステップと、
前記データ受信回路が有するエラー検出部が、前記エラー検出符号に基づいて、前記データ受信回路側受信部が受信したデータのエラーを検出するステップと、
前記データ受信回路が有する参照保持部が、前記エラー検出部がエラーを検出した場合であって、前記エラーが検出されたデータが所定のビットパターンを有する定型データのときには、所定の参照データを読み出して通知するステップと、
前記データ受信回路が有するエラーデータ保持部が、前記エラー検出部がエラーを検出した場合であって、前記エラーが検出されたデータが前記再送可能情報を有するときには、
前記エラーが検出されたデータを保持するステップと、
前記データ受信回路が有するエラーデータ比較部が、前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータ、又は、前記エラーが検出された定型データと前記参照保持部から通知された所定の参照データの比較を行うステップを有することを特徴とするデータ転送装置の制御方法。 - 前記データ転送装置の制御方法において、
前記エラーデータ比較部は、
前記エラーデータ保持部が保持する前記エラーが検出されたデータと、再送された前記エラーが検出されたデータに対応するデータを比較するステップにおいて、前記エラーが検出されたデータにおけるエラーが発生したビットを特定することを特徴とする請求項9記載のデータ転送装置の制御方法。
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