JP5459208B2 - グループ会議システム、会議サーバ、セッション切り替え制御方法、セッション切り替え制御プログラム - Google Patents

グループ会議システム、会議サーバ、セッション切り替え制御方法、セッション切り替え制御プログラム Download PDF

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Description

複数のコミュニケーションツールを同時に利用するリッチメディアコミュニケーションでのグループ会議システムにおいて、各端末が接続している会議サーバから他の会議サーバに接続先を切り替えるときに、呼制御サーバに負荷をかけずに移行先の会議サーバへセッションを移行するグループ会議システム、会議サーバ、セッション切り替え制御方法、セッション切り替え制御プログラムに関する。
IP電話において、端末が通話中に接続先を切り替えるには、第三者あるいは端末自身が呼制御サーバに対してセッション切り替えを依頼し、呼制御サーバが端末へセッションの切り替えを指令することで、各端末と新しい接続先との間でセッションが確立する。
一般に、呼制御サーバは多数の端末を管理しており、一度に行う呼制御の数には限界がある。呼制御の数が閾値を越えると輻輳状態となってしまい、呼制御が失敗することを意味する呼損が発生する。通話が大量に行われているときには、呼損が発生しないように発信規制がなされることがある。
呼損を発生させない仕組みとして、例えば、関連技術である特許文献1(特開2007−251419号公報)には、呼制御に関連する信号を呼制御サーバにおける輻輳制御管理部で破棄することで、呼損の発生を防止する方式が開示されている。呼制御の信号を破棄することは、実際に呼制御を行う前の段階で呼制御を規制することを意味しており、電話の呼制御では典型的な方式である。
また、関連技術である特許文献2(特開2007−243406号公報)には、特定の端末が呼制御の要求を大量に発行させることによって呼損が発生するのを防止するために、呼制御サーバが特定の端末を収容しているゲートウェイ装置に呼制御の要求の破棄を指示する方式が開示されている。この方式も、実際に呼制御を行う前の段階で呼制御を規制する方式である。
特開2007−251419号広報 特開2007−243406号広報
特許文献1や特許文献2に記載される関連技術においては、呼損の発生自体は防止することができるが、グループ会議システムにおいてはグループ会議システムのセッションの切り替えが失敗してしまうという問題がある。
会議サーバの切り替えに伴うグループ会議システムにおけるセッションの一斉切り替えでは、切り替え中に呼制御の規制がなされると、全体のセッションの切り替えに失敗してしまう。すなわち、グループ会議システムにおけるセッションの一斉切り替えにおいて上記の関連技術を適用した場合、呼損の発生は防止できるが、セッションの切り替え失敗が発生することになる。
そして、セッション切り替えの失敗が発生した場合、切り替えの失敗を補完するために、個別の端末でリダイヤルを行うことで、セッションの切り替えを完了させる必要がある。
このように、呼損の発生の防止だけに頼っていると、グループ会議システムにおける一斉切り替えでは、端末が一斉にセッションの切り替えを依頼するので、呼制御サーバに短時間に負荷が集中してセッション切り替えの失敗が発生すると共に、セッションの切り替え失敗に伴うリダイヤルの発生によって呼制御サーバの負荷が急上昇してしまう問題がある。
第1の問題点は、グループ会議システムにおいてセッションを一斉に切り替えるときに、呼制御サーバの負荷が上昇して呼制御システム全体が不安定になってしまうことである。その理由は、呼制御サーバの負荷が短時間に上昇してしまい、呼損の発生を防止するために呼制御の要求を破棄しても、リダイヤルによる更なる負荷が呼制御サーバに発生してしまい、呼制御サーバの負荷が更なる呼損の防止の制御を実施するからである。
(発明の目的)
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、グループ会議システムにおける会議サーバの切り替えにおいて、呼制御サーバに負荷をかけずに、できるだけ短時間でスムーズに各端末のセッションの切り替えを完了することのできるグループ会議システム、会議サーバ、セッション切り替え制御方法、セッション切り替え制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるサーバ装置は、グループ会議システムの呼制御の要求を中継する呼制御サーバと複数の端末装置とに接続され、各端末装置のセッション生成に関する情報と会議の状況に応じて、セッション移行元との切断と、セッション移行先への接続に関する各端末装置の呼制御の要求の順番を決定し、呼制御サーバの負荷状況に基づいて呼制御のタイミングを決定するセッション移行制御手段と、決定した順番とタイミングに従って呼制御サーバに対して呼制御の要求を送信するセッション移行指示手段とを含む。
本発明によるグループ会議システムは、呼制御の要求を中継する呼制御サーバと、複数の端末装置と、端末装置のセッション切り替えを制御する会議サーバを含み、会議サーバが、各端末装置のセッション生成に関する情報と会議の状況に応じて、セッション移行元との切断と、セッション移行先への接続に関する各端末装置の呼制御の要求の順番を決定し、呼制御サーバの負荷状況に基づいて呼制御のタイミングを決定するセッション移行制御手段と、決定した順番とタイミングに従って呼制御サーバに対して呼制御の要求を送信するセッション移行指示手段とを含む。
本発明によるセッション切り替え制御方法は、グループ会議システムの呼制御の要求を中継する呼制御サーバと複数の端末装置とに接続される会議サーバが、各端末装置のセッション生成に関する情報と会議の状況に応じて、セッション移行元との切断と、セッション移行先への接続に関する各端末装置の呼制御の要求の順番を決定し、呼制御サーバの負荷状況に基づいて呼制御のタイミングを決定するセッション移行制御ステップと、決定した順番とタイミングに従って呼制御サーバに対して呼制御の要求を送信するセッション移行指示ステップとを実行する。
本発明によるセッション切り替え制御プログラムは、グループ会議システムの呼制御の要求を中継する呼制御サーバと複数の端末装置とに接続されるコンピュータに、各端末装置のセッション生成に関する情報と会議の状況に応じて、セッション移行元との切断と、セッション移行先への接続に関する各端末装置の呼制御の要求の順番を決定し、呼制御サーバの負荷状況に基づいて呼制御のタイミングを決定するセッション移行制御処理と、決定した順番とタイミングに従って呼制御サーバに対して呼制御の要求を送信するセッション移行指示処理とを実行させる。
第1の効果は、グループ会議システムにおける会議サーバの切り替えにおいて、呼制御サーバに負荷をかけずに、できるだけ短時間でスムーズに各端末装置のセッションの切り替えを完了できることである。
図1は、本発明の好ましい実施の形態による会議サーバを適用したグループ会議システム全体の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態による会議サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による会議サーバのデータ構造を示す図である。 本発明の実施の形態による会議サーバにおける動作を説明するフローチャートである。 発明の実施例による順序決定前のデータ例を示す図である。 発明の実施例による順序の決定のデータ例を示す図である。 発明の実施例による拠点Xの順序決定のデータ例を示す図である。 発明の実施例による拠点Yの順序決定のデータ例を示す図である。 発明の実施例による最終的な順番決定のデータ例を示す図である。 発明の実施例による呼制御のタイミングの決定のデータ例を示す図である。 本実施の形態による会議サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。
(実施の形態の構成)
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の好ましい実施の形態による会議サーバを適用したグループ会議システム全体の構成例を示す図である。
図1において、グループ会議システムを構成する装置として、IPネットワーク100を中心に、呼制御サーバ110と、セッション移行元又はセッション移行先となる会議サーバ121、会議サーバ122の2つの会議サーバと、複数代の端末装置131、端末装置132、端末装置133が接続されている。
会議サーバ121、122はサーバ装置として設定される場合があり、会議サーバのメンテナンスや収容端末数の限界に近づいたときに、より能力が高い会議サーバにセッションを移行する場合に、本発明による技術を利用することができる。また、端末装置と同じ装置の中に会議サーバの機能を有する場合があり、端末装置だけでグループ会議を行う場合に、サーバ機能が動作している端末装置が途中で離脱するときに、会議サーバの機能を他の端末装置に移行する場合に、本発明の技術を利用することができる。
次に、図2、図3を参照し、本発明の実施の形態による会議サーバの詳細について説明する。図2は、会議サーバ121、122の構成を示すブロック図である。
図2において、グループ会議システムは、呼制御サーバ110、会議サーバ121および会議サーバ122、端末装置群130(端末装置131、132)から構成される。ここでは、会議サーバ121が、セッション移行元の会議サーバで、会議サーバ122がセッション移行先の会議サーバであるとして説明する。
呼制御サーバ110は、会議サーバ121及び端末装置群130内の端末装置131、端末装置132など複数の端末装置に接続し、セッション切り替えの指示を行う呼制御の要求情報を通信する。また、呼制御サーバ110は、会議サーバ121と接続されており、呼制御サーバ110の負荷状況を会議サーバ121に対して送信する。
呼制御サーバ110は、会議サーバ121からのセッション切り替え指示の伝聞として呼制御要求を受信し、各端末装置に対して、呼制御の要求を転送する。呼制御の要求には、セッションの切断、セッションの確立の2種類があり、各端末装置がセッションを移行するときには、会議サーバ121とのセッションを切断し、新たに会議サーバ122とのセッションを確立する。または、端末装置が同時に2つ以上のセッションを作れる場合には、会議サーバ122とのセッションを確立した後に、会議サーバ121とのセッションを切断することも可能である。
呼制御サーバ110は、さらに会議サーバ121に対して、呼制御サーバ110の負荷状況を送信し、呼制御サーバ110が単位時間あたりに処理できる呼制御要求の数を、会議サーバ121からの要求に従って会議サーバ121に送信する。
会議サーバ121は、図2に示すように、セッション移行制御手段223、セッション移行指示手段224、サーバ負荷監視手段225、セッション体系管理手段226、会議状況把握手段227、および記憶手段228を備え、さらに会議のサーバとして必要な通信中継機能やアプリケーション機能を含む。
会議サーバ122も会議サーバ121と同様の構成要素を含むが、会議サーバ121から会議サーバ122へグループ会議システムのセッションを移行するためには、会議サーバ122ではなく会議サーバ121の構成要素だけを用いて呼制御サーバ110と通信を行い、各端末装置のセッションを会議サーバ122へ移行する。
セッション移行制御手段223は、セッション移行指示手段224、サーバ負荷監視手段225、セッション体系管理手段226、会議状況把握手段227と接続しており、各端末装置のセッション移行の順番とタイミングを決定する。
セッション移行制御手段223は、会議サーバを移行することが指令されたとき、まず、サーバ負荷監視手段225に呼制御サーバ110の負荷情報の取得要求を送信し、その応答として呼制御サーバ110に関する負荷情報310(単位時間当りの呼制御可能数311、参加端末数312)を受け取る。負荷情報310に含まれる単位時間当りの呼制御可能数311を元に、呼制御要求の発生タイミングを確定する。
次に、セッション移行制御手段223は、セッション体系管理手段226から、参加端末数312とセッション体系リスト320を受け取る。参加端末数312はグループ会議システムに参加している端末数を表す。セッション体系リスト320には各端末装置のセッション生成に関する情報(例えば、各端末装置のセッションの契約情報)をリスト構造で保有している。このセッション生成に関する情報には、各端末装置が同時に複数のセッションを作れるか作れないかを判定するための同時セッション数321、無料通話か有料通話かの課金方式322が含まれる。
同時セッション数321と課金方式322を元に、各端末装置のセッションの切り替え順序を決定する。この切り替え順序は、「先」に実施、「直後」に実施、「最後」に実施の3パターンがある。ここでは、呼制御の要求として切断と接続の2種類を扱う。切断と接続のうち、先に実施するほうを「先に実施」と定義し、先に実施した要求の直後に実施する呼制御を「直後に実施」と定義する。そして、一連の呼制御が終了して、最後にまとめて実施する呼制御を「最後に実施」と定義する。
同時セッション数321が「1」の端末装置の場合、課金方式にかかわらず、会議サーバ121へのセッションを先に切断し(先に実施)、その直後に会議サーバ122への接続を行う(直後に実施)ように決定する。
同時セッション数321が「2」以上の端末装置の場合、会議サーバ122への接続を先に行って(先に実施)から、会議サーバ121へのセッションを後に切断するように決定する。
同時セッション数321が「2」以上の場合で、さらに無料通話の場合は、会議サーバ121へのセッションの切断は、すべての端末装置のセッションの切り替えが完了してから、最後に実施して順次行うように順序を決定する。有料通話の場合には、会議サーバ121へのセッションの切断は、会議サーバ122への接続が完了した直後に行う(直後に実施)ように決定する。
このように順序を定めることで、呼制御サーバ110に負荷をかけることなく、かつ、会議サーバ121から会議サーバ122への短時間で、かつ、同時にセッションが作れる端末装置は同時にセッションを作ることで、コミュニケーションを中断することがないスムーズな移行が可能になる。
次に、セッション移行制御手段223は、会議状況把握手段227から会議状況変数330を取得し、端末装置ごとのセッション移行の順番を決定する。会議状況変数330を利用しない場合には、接続してきた順番によって端末装置ごとのセッション移行の順番を決定する。会議状況変数330には、発言者リスト331と拠点情報332が格納されている。
発言者リスト331を元に、発言時間と操作時間が長い端末装置から順にセッションを移行するように決定することができる。このようにすることで、全端末装置に関して会議サーバの移行が完全に終了しない間、つまり、会議サーバを移行中でも発言が多い人は、移行後の会議サーバで直ちに発言をすることができる。
また、拠点情報332を利用することができ、この場合には、同一拠点の端末装置のセッションの移行をずらすように制御する。端末装置を拠点ごとにグループ分けし、グループ内で端末装置の移行順番を、発言者リスト331に基づいて決定する。そして、各拠点のグループの移行順番を先頭から順次マージしていき、全体としてのセッションの移行順番が決定する。
一連のセッション移行順番の決定方式によってセッション移行情報340が決定され、呼制御リスト341、呼制御間隔342および移行先343が確定する。
その後、セッション移行制御手段223は、セッション移行指示手段224に対して、呼制御リスト341に基づいて、呼制御の要求を、呼制御間隔342に記載された間隔で発行する。このときに、他の通信の状況の急変なので、呼損が発生した場合には、セッション移行指示手段224から通知があり、呼制御間隔342の値を大きくして、呼損の発生確立を減らす。この呼制御の要求が全参加端末装置に対して行われて成功したら完了となり、セッションの移行が終了する。
セッション移行指示手段224は、呼制御サーバ110とセッション移行移行手段223と接続しており、セッション移行情報340に従って呼制御サーバ110に対して呼制御の要求を行う。
セッション移行情報340には、呼制御リスト341と呼制御間隔342があり、呼制御の要求のコマンドをその発生間隔が決まっている。この情報に従って、順次呼制御サーバ110に対して、呼制御の要求を送信する。呼制御の要求が失敗し呼損が発生したら、セッション移行制御手段223に通知して、セッション移行制御手段にて呼制御間隔の数値を大きくして、再度、呼損が発生する確率を減らす。
サーバ負荷監視手段225は、呼制御サーバ110とセッション移行制御手段223と接続しており、セッション移行時の呼制御サーバ110の負荷を取得して、セッション移行制御手段223に単位時間当りの呼制御可能数311を伝達する。セッション移行制御手段223の要求に従って、呼制御サーバ110に対して負荷の問い合わせを行い、呼制御サーバ110は現在の単位時間当りの呼制御可能数312を返す。そして、記憶装置228に記憶させ、要求してきたセッション移行制御手段223に対して、単位時間当りの呼制御可能数312を送り返す。
セッション体系管理手段226は、各端末装置のセッション体系情報を、端末装置群130に含まれるグループ会議システムに参加している端末装置から取得し、セッション体系情報320として記憶手段228に記憶させる。セッション体系情報320には各端末装置が同時に複数のセッションを作れるか作れないかを判定するための同時セッション数321、各端末装置に関する無料通話か有料通話かの課金方式322が含まれており、端末装置の固有情報として記憶手段228に記憶し、セッション移行制御手段223からの要求に従って、セッション移行制御手段223に伝達する。
会議状況把握手段227は各端末装置の会議状況変数330を会議サーバ121内にあるグループ会議システムのサーバ機能などから取得し、会議状況変数330として記憶手段228に記憶させる。会議状況変数330は、発言者リスト331、拠点情報332を含んでおり、セッション移行制御手段223からの要求に従って、セッション移行制御手段223に伝達する。
記憶手段228は、負荷情報310、セッション体系リスト320、会議状況変数330、セッション移行情報340を記憶しており、セッション移行の順番と間隔を決定するために必要な情報を保持している。
端末装置群130は、グループ会議システムに参加している端末装置131、端末装置132など多くの端末装置が含まれている。端末装置131を代表として説明すると、端末装置131は呼制御サーバ110、及び会議サーバ121と接続している。呼制御サーバ110からは呼制御の要求が転送されて、呼制御の要求を受信すると、接続先の切り替えを行う。具体的には、切断の呼制御の場合には移行前の会議サーバ121との接続を切断し、接続の呼制御の場合には移行先の会議サーバである会議サーバ122に接続を行う。また、会議サーバ121のセッション体系管理手段226に対して、端末装置131のセッション体系情報320を渡して、端末装置ごとの特定に応じたセッションの移行方式の決定を、会議サーバ121が行うことを可能にする。
(実施の形態の動作)
次に、本実施の形態の動作について、図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず、ステップ410において、セッション移行の開始を決定する。会議サーバ121の記憶手段228内に記憶される参加端末数312とセッション体系リスト320、会議状況変数330はセッション移行が開始するまでに確定する。
次に、ステップ411において、会議サーバ121のサーバ負荷監視手段225が呼制御サーバ110に負荷状況を問い合わせて、現在制御可能な単位時間当りの呼制御可能数311を取得する。
次に、ステップ412において、セッション体系リスト320に含まれる同時セッション数321と課金方式322を元に、各端末装置のセッションの切り替え順序を決定する。
ステップ412の処理は、例えば以下のように実行される。
同時セッション数321が「1」の端末装置の場合、課金方式にかかわらず、会議サーバ121へのセッションを先に切断し(先に実施)、その直後に会議サーバ122への接続を行う(直後に実施)ように決定する。
同時セッション数321が「2」以上の端末装置の場合、会議サーバ122への接続を行ってから、会議サーバ121へのセッションを切断するように決定する。
同時セッション数321が「2」以上で、さらに無料通話の場合は、会議サーバ121へのセッションの切断は、すべての端末装置のセッションの切り替えが完了してから、順次行うように決定する。有料通話の場合には、会議サーバ121へのセッションの切断は、会議サーバ122への接続が完了した直後に行うように順序を決定する。
次に、ステップ413において、会議状況変数330の発言者リスト331を元に、発言時間と操作時間が長い端末装置から順にセッションを移行するように決定する。
このステップ413による処理では、まず、拠点情報332に基づいて端末装置を拠点ごとにグループ分けし、グループ内の端末装置の移行順番を、発言者リスト331の発言時間と操作時間に基づいて決定する。
さらに、各拠点のグループの移行順番を先頭から順次マージしていき、全体としてのセッションの移行順番を決定する。これにより、呼制御リスト341が完成する。
次に、ステップ414において、単位時間当りの呼制御可能数に基づいて、呼制御要求の発生間隔(呼制御のタイミング)を決定する。これにより、呼制御間隔342が決定される。
次に、ステップ415において、セッション移行指示手段224が、呼制御サーバ110に対して、呼制御リスト341と呼制御間隔342に基づいて、それぞれの呼制御の要求を通知する。
次に、ステップ416において、呼制御サーバ110にて呼損が発生したかどうかを判定する。呼損が発生したら、呼制御間隔342の数値を大きくするように依頼し、ステップ414に制御を移して呼制御要求の間隔を変更する。
次に、ステップ417において、すべての呼制御が完了したかどうかを判定し、完了していなければ、ステップ415に制御を移す。完了していれば、最後にステップ418において、一連のセッションの移行を終了する。
(実施の形態による効果)
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、呼制御サーバ110の負荷情報から呼損を防止できる呼制御要求の発生間隔を取得し、会議サーバにおいて各端末装置のセッションの切り替え能力と会議の進行状況からセッションの移行の順番を特定し、呼制御サーバ110が過負荷にならない最小の間隔を決定して、各端末装置のセッションをスムーズに移行するように、決定した間隔で呼制御要求を呼制御サーバ110に送信して、セッションを切り替える機能を有する。これにより、グループ会議システムにおける会議サーバの切り替えにおいて、呼制御サーバ110に負荷をかけずに、できるだけ短時間でスムーズに各端末装置のセッションの切り替えを完了できる。
例えば、有料通話のセッションをバックアップすると一時的に2回線の有料回線が張られ2重課金となってしまう可能性がある。本実施の形態では、セッション体系リスト320の課金方式322によって各端末装置の課金方式を確認し、有料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要を送信した直後に、セッション移行元から切断するように呼制御の順番を決定するので、有料通話の場合にできるだけ2重課金にならないよう順序を決定することができる。
また、本実施の形態によれば、グループ内の端末装置の移行順番を、発言者リスト331の発言時間と操作時間等の発言の頻度順位に基づいて、発言時間の長い端末装置のセッションを優先してセッション移行順番を決定することにより、会議の進行を妨げないようセッション移行ができる。
ここで、上記実施の形態による会議サーバ121、122のハードウェア構成について、図11を参照して説明する。
図11を参照すると、会議サーバ121(122)、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)401、RAM(Random Access Memory)等のメインメモリであり、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部402、他の装置と無線によるデータの送受信を行う通信部403、キーボードやマウス等の入力装置405、表示装置等の出力装置406及び記憶装置407と接続してデータの送受信を行う入出力インタフェース部404、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス408を備えている。記憶装置407は、例えば、ROM(Read
Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置等で実現される。
なお、呼制御サーバ110、端末装置131〜133のハードウェア構成についても、基本的に上記の会議サーバの構成と同様である。
本実施の形態による会議サーバ121(122)は、上述したようにセッションの切り替え制御の処理を行う通信制御プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、セッション移行制御手段223、セッション移行指示手段224、サーバ負荷監視手段225、セッション体系管理手段226、会議状況把握手段227等の各機能を提供するプログラムを、補助記憶部405に格納し、そのプログラムを主記憶部402にロードしてCPU401で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
図5から図10を参照して、本発明の実施例について述べる。この実施例では、呼制御のタイミングが決定していくときのデータである呼制御リスト341の変化について具体的に記す。まず、図5において、会議サーバを移行するためのセッション体系リスト320と会議状況変数330が入力された呼制御リスト341の例を示している。
図5に示す呼制御リスト341には、端末装置Aから端末装置Hの8つの端末装置が列挙されており、それぞれ、セッション体系リスト320の同時セッション数321、課金方式322の内容と、会議状況変数330の発言者リスト(発言の頻度順位)331、拠点情報332の内容とが記されている。
そして、図6において、セッション体系リスト320に基づいて順序の決定を行う。切断要求と接続要求のそれぞれについて、順序である「先」、「直後」、「最後」を選択する。
この場合、上述のように、同時セッション数が「1」の場合は、課金方式にかかわらず、切断要求について「先」、接続要求について「直後」を選択する。
また、同時セッション数が「2」以上の場合には、接続要求について「先」を選択し、課金方式が無料であれば、切断要求について「最後」を選択し、課金方式が有料であれば、切断要求について「直後」を選択する。
次に、図7と図8において、拠点ごとでの端末装置の移行順番を決定する。ここでは、まず、拠点情報332に基づいて端末装置A〜Hを拠点ごとにグループ分けする。そして、グループ内の端末装置の移行順番を、発言者リスト331の発言時間と操作時間等の発言の頻度順位に基づいて決定する。
図7では、拠点Xのグループに含まれる端末装置の移行順番を決定しており、順序が「先」となっている項目を順に選び、対となる要求が「直後」になっている場合は、「直後」の項目に「先」の項目の連番が入力される。
そして、順序が「最後」の項目は他の全ての項目が埋まった後先頭から順に順番を入力する。
このときに、発言者リストに順位がある場合は、発言者リストの順位を優先して順番を決定する。すなわち、順序が「先」となっている項目のうち、発言者リスト(発言の頻度順位)331が入力されている項目については、発言者リスト(発言の頻度順位)331の順位の高い順に端末装置が選択し順番を決定する。
発言者リストの順位がない端末装置は、発言者リストの順位がある端末装置について、順序が「最後」の項目以外の項目について順番付けが終了してから、図7の表の先頭から順に選択し順番を付ける。例えば、図7の端末装置A、B、Hについては、発言者リストの順位がないので、先頭から端末装置A、Bの順序が「先」の項目に順番として「5」、「6」が付けられ、端末装置Hの順序が「先」の項目に順番「7」が、順序が「直後」の項目に順番「8」が付けられる。
図8では拠点Yのグループに含まれる端末装置の移行順番を決定しており、その順番を決定する方法は拠点Xの端末装置の順番の決め方と同じである。
そして、図9において、拠点Xのグループの端末装置と拠点Yのグループの端末装置の順番をマージして、最終的な順番を決定する。この場合の順番のマージに際しては、呼制御要求が拠点Xと拠点Yの端末装置について交互に実施されるように順番がマージされる。例えば、図9では、拠点Xの端末装置のうち、順番の最も早い端末装置Fから順に、拠点Yの端末装置E、拠点Xの端末装置G、拠点Yの端末装置C・・・のように、順序が決定される。もちろん、拠点Yの端末装置から順番が開始するようにマージすることも可能である
この段階で、呼制御リスト341における端末装置Aから端末装置Hの8つの端末装置の切断、接続の呼制御の要求として16個の呼制御要求の順番が決定する。
最後に、図10に示すように、呼制御サーバ110の負荷状況に応じて決められた呼制御間隔342として0.2秒が指定された場合に、0.2秒ごとに、呼制御要求の順番に従って切断要求と接続要求のそれぞれについて呼制御の要求を実施する。
図10には、切断要求と接続要求に対する呼制御要求の順番毎に、実施される呼制御のタイミングが示されている。この例では、全体で3秒以内に8つの端末装置のセッションの切り替えの呼制御が実施されることから、短時間でスムーズに呼制御サーバ110に負荷をかけることなく各端末装置のセッションの切り替えが実現される。
以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
この出願は、2008年7月9日に出願された日本出願特願2008−178979を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明によればWeb会議システムやテレビ会議システムなど、多人数の会議を実現するシステムにおいて、呼制御サーバが過負荷にならない範囲で、最短時間でスムーズな会議サーバの移行が実現できる。

Claims (37)

  1. グループ会議システムの呼制御の要求を中継する呼制御サーバと複数の端末装置とに接続され、
    前記各端末装置のセッション生成に関する情報と会議の状況に応じて、セッション移行元との切断と、セッション移行先への接続に関する各端末装置の呼制御の要求の順番を決定し、前記呼制御サーバの負荷状況に基づいて呼制御のタイミングを決定するセッション移行制御手段と、
    前記決定した順番とタイミングに従って前記呼制御サーバに対して呼制御の要求を送信するセッション移行指示手段と
    を含むことを特徴とする会議サーバ。
  2. 前記呼制御サーバの負荷状況を把握するサーバ負荷監視手段と、前記各端末装置のセッション生成に関する情報を管理するセッション体系管理手段と、前記端末装置の拠点情報と発言状況を含む会議状況を把握する会議状況把握手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の会議サーバ。
  3. 前記セッション移行制御手段は、
    前記呼制御サーバの負荷を単位時間当りの呼制御可能数として計算し、前記呼制御サーバによって指定された単位時間当りの呼制御可能数に従って、各端末装置のグループ会議システムにおけるセッションの移行タイミングを決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の会議サーバ。
  4. 前記セッション移行制御手段は、
    各端末装置のグループ会議システムにおけるセッションの移行タイミングとして、前記呼制御サーバに対して送信する呼制御の要求の時間間隔を決定することを特徴とする請求項3に記載の会議サーバ。
  5. 前記セッション移行制御手段は、
    各端末装置が同時に複数のセッションを確立可能な場合に、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信してから、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信し、
    同時に複数のセッションを確立できない場合には、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信してから、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信するように、
    呼制御の要求の順番を決定することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の会議サーバ。
  6. 前記セッション移行制御手段は、
    同時に複数のセッションを確立可能な前記端末装置に対して、各端末装置の課金体系を判断し、無料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信して、その後、他の端末装置に関する呼制御が終了したのちに、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信するように呼制御の要求の順番を決定し、有料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要を送信した直後に、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信するように、呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項5に記載の会議サーバ。
  7. 前記セッション移行制御手段は、
    前記各端末装置の拠点を判定し、拠点毎に分散して呼制御の処理が行われるように、呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の会議サーバ。
  8. 前記セッション移行制御手段は、
    各端末装置の呼制御の要求を拠点毎に交互に送信するように呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項7に記載の会議サーバ。
  9. 前記セッション移行制御手段は、
    前記各端末装置がグループ会議システムで発言している発言状況に基づいて、発言が多い端末装置から、セッション移行を行うように呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載の会議サーバ。
  10. 請求項1から請求項9の何れかに記載の会議サーバとしての機能を備えることを特徴とする端末装置。
  11. 呼制御の要求を中継する呼制御サーバと、複数の端末装置と、前記端末装置のセッション切り替えを制御する会議サーバを含み、
    前記会議サーバが、
    前記各端末装置の前記セッション生成に関する情報と前記会議の状況に応じて、セッション移行元との切断と、セッション移行先への接続に関する各端末装置の呼制御の要求の順番を決定し、前記呼制御サーバの負荷状況に基づいて呼制御のタイミングを決定するセッション移行制御手段と、
    前記決定した順番とタイミングに従って前記呼制御サーバに対して呼制御の要求を送信するセッション移行指示手段と
    を含むことを特徴とするグループ会議システム。
  12. 前記会議サーバが、
    前記呼制御サーバの負荷状況を把握するサーバ負荷監視手段と、前記各端末装置のセッション生成に関する情報を管理するセッション体系管理手段と、前記端末装置の拠点情報と発言状況を含む会議状況を把握する会議状況把握手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のグループ会議システム。
  13. 前記セッション移行制御手段は、
    前記呼制御サーバの負荷を単位時間当りの呼制御可能数として計算し、前記呼制御サーバによって指定された単位時間当りの呼制御可能数に従って、各端末装置のグループ会議システムにおけるセッションの移行タイミングを決定することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のグループ会議システム。
  14. 前記セッション移行制御手段は、
    各端末装置のグループ会議システムにおけるセッションの移行タイミングとして、前記呼制御サーバに対して送信する呼制御の要求の時間間隔を決定することを特徴とする請求項13に記載のグループ会議システム。
  15. 前記セッション移行制御手段は、
    各端末装置が同時に複数のセッションを確立可能な場合に、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信してから、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信し、
    同時に複数のセッションを確立できない場合には、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信してから、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信するように、呼制御の要求の順番を決定することを特徴とする請求項11から請求項14の何れかに記載のグループ会議システム。
  16. 前記セッション移行制御手段は、
    同時に複数のセッションを確立可能な前記端末装置に対して、各端末装置の課金体系を判断し、無料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信して、その後、他の端末装置に関する呼制御が終了したのちに、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信するように呼制御の要求の順番を決定し、有料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要を送信した直後に、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信するように、呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項15に記載のグループ会議システム。
  17. 前記セッション移行制御手段は、
    前記各端末装置の拠点を判定し、拠点毎に分散して呼制御の処理が行われるように、呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項11から請求項16の何れかに記載のグループ会議システム。
  18. 前記セッション移行制御手段は、
    各端末装置の呼制御の要求を拠点毎に交互に送信するように呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項17に記載のグループ会議システム。
  19. 前記セッション移行制御手段は、
    前記各端末装置がグループ会議システムで発言している発言状況に基づいて、発言が多い端末装置から、セッション移行を行うように呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項11から請求項18の何れかに記載のグループ会議システム。
  20. グループ会議システムの呼制御の要求を中継する呼制御サーバと複数の端末装置とに接続される会議サーバが、
    前記各端末装置のセッション生成に関する情報と会議の状況に応じて、セッション移行元との切断と、セッション移行先への接続に関する各端末装置の呼制御の要求の順番を決定し、前記呼制御サーバの負荷状況に基づいて呼制御のタイミングを決定するセッション移行制御ステップと、
    前記決定した順番とタイミングに従って前記呼制御サーバに対して呼制御の要求を送信するセッション移行指示ステップと
    を実行することを特徴とするセッション切り替え制御方法。
  21. 前記呼制御サーバの負荷状況を把握するサーバ負荷監視ステップと、前記各端末装置のセッション生成に関する情報を管理するセッション体系管理ステップと、前記端末装置の拠点情報と発言状況を含む会議状況を把握する会議状況把握ステップと
    をさらに有することを特徴とする請求項20に記載のセッション切り替え制御方法。
  22. 前記セッション移行制御ステップで、
    前記呼制御サーバの負荷を単位時間当りの呼制御可能数として計算し、前記呼制御サーバによって指定された単位時間当りの呼制御可能数に従って、各端末装置のグループ会議システムにおけるセッションの移行タイミングを決定することを特徴とする請求項20又は請求項21に記載のセッション切り替え制御方法。
  23. 前記セッション移行制御ステップで、
    各端末装置のグループ会議システムにおけるセッションの移行タイミングとして、前記呼制御サーバに対して送信する呼制御の要求の時間間隔を決定することを特徴とする請求項22に記載のセッション切り替え制御方法。
  24. 前記セッション移行制御ステップで、
    各端末装置が同時に複数のセッションを確立可能な場合に、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信してから、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信し、
    同時に複数のセッションを確立できない場合には、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信してから、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信するように、呼制御の要求の順番を決定することを特徴とする請求項20から請求項23の何れかに記載のセッション切り替え制御方法。
  25. 前記セッション移行制御ステップで、
    同時に複数のセッションを確立可能な前記端末装置に対して、各端末装置の課金体系を判断し、無料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信して、その後、他の端末装置に関する呼制御が終了したのちに、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信するように呼制御の要求の順番を決定し、有料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要を送信した直後に、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信するように、呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項24に記載のセッション切り替え制御方法。
  26. 前記セッション移行制御ステップで、
    前記各端末装置の拠点を判定し、拠点毎に分散して呼制御の処理が行われるように、呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項20から請求項25の何れかに記載のセッション切り替え制御方法。
  27. 前記セッション移行制御ステップで、
    各端末装置の呼制御の要求を拠点毎に交互に送信するように呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項26に記載のセッション切り替え制御方法。
  28. 前記セッション移行制御ステップで、
    前記各端末装置がグループ会議システムで発言している発言状況に基づいて、発言が多い端末装置から、セッション移行を行うように呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項20から請求項27の何れかに記載のセッション切り替え制御方法。
  29. グループ会議システムの呼制御の要求を中継する呼制御サーバと複数の端末装置とに接続されるコンピュータに、
    前記各端末装置のセッション生成に関する情報と会議の状況に応じて、セッション移行元との切断と、セッション移行先への接続に関する各端末装置の呼制御の要求の順番を決定し、前記呼制御サーバの負荷状況に基づいて呼制御のタイミングを決定するセッション移行制御処理と、
    前記決定した順番とタイミングに従って前記呼制御サーバに対して呼制御の要求を送信するセッション移行指示処理と
    を実行させることを特徴とするセッション切り替え制御プログラム。
  30. 前記呼制御サーバの負荷状況を把握するサーバ負荷監視処理と、前記各端末装置のセッション生成に関する情報を管理するセッション体系管理処理と、前記端末装置の拠点情報と発言状況を含む会議状況を把握する会議状況把握処理を、さらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項29に記載のセッション切り替え制御プログラム。
  31. 前記セッション移行制御処理で、
    前記呼制御サーバの負荷を単位時間当りの呼制御可能数として計算し、前記呼制御サーバによって指定された単位時間当りの呼制御可能数に従って、各端末装置のグループ会議システムにおけるセッションの移行タイミングを決定することを特徴とする請求項29又は請求項30に記載のセッション切り替え制御プログラム。
  32. 前記セッション移行制御処理で、
    各端末装置のグループ会議システムにおけるセッションの移行タイミングとして、前記呼制御サーバに対して送信する呼制御の要求の時間間隔を決定することを特徴とする請求項31に記載のセッション切り替え制御プログラム。
  33. 前記セッション移行制御処理で、
    各端末装置が同時に複数のセッションを確立可能な場合に、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信してから、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信し、
    同時に複数のセッションを確立できない場合には、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信してから、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信するように、呼制御の要求の順番を決定することを特徴とする請求項29から請求項32の何れかに記載のセッション切り替え制御プログラム。
  34. 前記セッション移行制御処理で、
    同時に複数のセッションを確立可能な前記端末装置に対して、各端末装置の課金体系を判断し、無料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要求を送信して、その後、他の端末装置に関する呼制御が終了したのちに、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信するように呼制御の要求の順番を決定し、有料通話の場合には、セッション移行先へ接続する呼制御要を送信した直後に、セッション移行元から切断する呼制御要求を送信するように、呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項33に記載のセッション切り替え制御プログラム。
  35. 前記セッション移行制御処理で、
    前記各端末装置の拠点を判定し、拠点毎に分散して呼制御の処理が行われるように、呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項29から請求項34の何れかに記載のセッション切り替え制御プログラム。
  36. 前記セッション移行制御処理で、
    各端末装置の呼制御の要求を拠点毎に交互に送信するように呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項35に記載のセッション切り替え制御プログラム。
  37. 前記セッション移行制御処理で、
    前記各端末装置がグループ会議システムで発言している発言状況に基づいて、発言が多い端末装置から、セッション移行を行うように呼制御の順番を決定することを特徴とする請求項29から請求項36の何れかに記載のセッション切り替え制御プログラム。
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