JP5458202B2 - 撮像装置およびそのモード切換え方法 - Google Patents

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本発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話などの撮像装置およびそのモード切換え方法に関する。
デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話などの撮像装置において、被写体からの像は撮影レンズを介して撮像素子に結像され、光電変換されてデジタル化されている。そして、撮像装置は静止画、動画の撮影機能を有し、静止画、動画がモード切換えによって容易に撮影できるようになっている。
静止画撮影、動画撮影をスイッチの切換えによるモード設定で決定していてはシャッターチャンスを逃すことが避けられない。そのため、静止画撮影、動画撮影を同時に行う撮像装置も知られている(たとえば、特開2005−057378号公報)。しかしながら、静止画、動画の同時撮影においては、画像のデータ量が膨大な量となるため画像の整理が煩雑になる。そのため、一般的には、スイッチによるモード切換えによって静止画、動画のモード設定をしてから静止画撮影、動画撮影が行われている。
静止画、動画という撮影モード間の切換えだけでなく、静止画から連写への撮影モードの切換えもある。また、撮影した画像は、撮影モードから再生モードに切換えることにより、再生モードで液晶ディスプレイに再生される。また、ズーム撮影に切換えることにより、静止画、動画が拡大撮影または広角撮影される。
最近の撮像装置においては、被写体、撮影環境などを考慮して多数の撮影モードが設定可能となっている。たとえば、ポートレート撮影(人物の撮影に適する)、夜景(ライトアップされた建物など夜景の撮影に適する)、スナップ撮影(人物を風景とともに撮影するのに適する)、風景(遠い風景を撮影するに適する)、ビーチ・スノー(海岸や雪山などの撮影に適する)、パーティショット(ストロボ光が遠くまで届き、屋内での撮影に適する)などの撮影モードがメニューモードに用意されており、初期設定のプログラムオートからこれらの撮影モードに切換えることができる。
露出の決定はよい写真を撮影するための重要な撮影要因であり、たとえば、自然光で露出を十分に確保できなければストロボを発光し、夜景の撮影においては露出時間を変更し長時間露光させる露出調整がなされている。ストロボの制御は、明るさによって発光を切り換えるストロボオートが初期設定されており、自然光の露出と無関係にストロボを強制的に発光したり、ストロボ発光を禁止する場合には、撮影者が、初期設定のストロボオートモードから設定変更し、ストロボオン、ストロボオフに切換えられる。たとえば、撮影は認められるがストロボ撮影の禁止された博物館、美術館などの施設においては、ストロボを強制オフ(ストロボオフ)に設定する必要がある。また、連写、動画においてはストロボオフとされる。
上記のように、撮像装置による撮影においては、静止画、動画、連写という撮影モード間の切換え、撮影モードから再生モードへの切換え、プログラムオートからポートレート撮影などへの切換え、ストロボオートからストロボオン、ストロボオフへの切換えなどのモードの切換え操作が必要とされている。通常、これらのモード切換えは、撮像装置の外装に設けられたスイッチやタッチパネルなどを操作してなされている。
レリーズスイッチはもちろん、モード切換えのためのスイッチ(切換えスイッチ)の多くが撮像装置の右サイドに配置されている。すなわち、撮像装置上面の右側にレリーズスイッチが設けられるとともに、撮像装置に背面においては、液晶ディスプレイを左側に、切換えスイッチの多くを右側に配置したレイアウトが一般的となっている。
そして、撮像装置を左手で保持し、切換えスイッチを右手で操作してモードが切換えられ、片手操作の場合では右手で撮像装置を持ったまま右手で切換えスイッチが操作されている。
片手操作においては、たとえば、右手の人差し指を撮像装置の上面に残し、中指、薬指、小指で撮像装置の前面側から、親指および手のひらで背面側から掴むことにより、中指、薬指、小指、親指で前後から撮像装置を挟むようにして保持される。そのため、親指で切換えスイッチを操作すれば背面側からの保持力が弱まり、撮像装置の保持が不安定になる。また、撮像装置の上面に残した人差し指で背面の切換えスイッチを操作しようとすれば、無理な指使いでの操作が強いられて撮像装置の保持が不安定になるとともに、人差し指がレリーズスイッチから離反されるため、迅速な撮影が困難となってシャッターチャンスを逃すおそれがある。
現実においては、右手で撮像装置を持ったまま右手で切換えスイッチすることは容易でなく、片手操作はほとんどなされず、撮像装置を左手で持って切換えスイッチを右手で操作する両手操作が一般になされている。
片手で保持したままモード切換えの可能な撮像装置が特開2005−236883号公報に開示されており、撮影モード、再生モードが撮影姿勢で切換え可能となっている。すなわち、撮像装置は撮影姿勢検知センサを内蔵し、横の撮影姿勢をとると(撮像装置を水平に構えると)撮影モードとなり、縦の撮影姿勢をとると(撮像装置を垂直に構えると)再生モードが設定される構成となっている。
また、この公開公報には、横の撮影姿勢をとると撮影モードとなり、縦の撮影姿勢にしてから所定時間内に横の撮影姿勢に戻すと再生モードとなる構成も記載されている。
特開2005−057378号公報 特開2005−236883号公報
特開2005−236883号公報記載の構成では、スイッチ操作によらず、撮像装置を片手で保持したまま撮影モード、再生モードの切換えを行うことができ、片手操作でのモード切換えが可能となる。しかしながら、撮像装置背面の液晶ディスプレイ(LCD)などの表示手段は、通常、横長画面であり、撮像装置を縦に構えると縦長の表示画面となる。そのため、撮像装置を垂直に構えると再生モードが設定される構成では、撮像装置を水平に構えて撮影した横長の撮影画像を縦長の液晶ディスプレイで再生することとなり、違和感のある見にくい表示となる。
本発明は、撮影姿勢を変えることによって撮影モード、再生モードの切換えを可能とした公知の技術思想とは異なる技術思想のもとでモードの切換えを片手操作で可能とした撮像装置の提供を目的としている。
つまり、ユーザーが意識的に高い周波数の加速度を加えるタップ操作など、明確に意思をもった操作と、機器のモーション(たとえば、シェーク)などの多様な操作を併用して様々なシーンに対応して、かつ確実な切り換え操作を可能としている。
請求項記載の本発明によれば、撮影される画像を表示する表示手段を備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、複数のモードのメニューがライブビュー画像とともに表示手段の異なる側に表示され、略撮影光軸方向を中心にした当該撮像装置の姿勢が変化しても、姿勢の変化前の複数のモードのメニューが、姿勢の変化後も表示手段上での上下左右の位置を変えることなく表示手段に表示され、撮像装置の上面をタップの加えられる操作面とし、撮像装置の上面に加えられた人差し指でのタップ方向から操作方向を判定し、操作方向に対応した位置に表示されたメニューのモードに切換え制御している。
請求項記載の本発明によれば、当該撮像装置に加えられた略撮影光軸方向を中心としたシェークによる加速度から当該撮像装置の姿勢の変化と、反時計方向、時計方向でのシェークの操作方向とに応じてモードを切換え制御し、シェークの操作方向が反時計方向であれば、表示手段に所定の順序で変更表示し、操作方向が時計方向であれば、逆の順序で変更表示している。
請求項記載の本発明によれば、まず、上位概念のモードのメニューが表示され、操作方向に対応してその上位概念の下位概念のモードが変更表示されている。
請求項記載の本発明によれば、当該撮像装置に加えられたタップによる加速度の方向から操作方向を判定して、上位概念のモードのメニューが下位概念のモードのメニューに変更表示され、下位概念へのモードの変更表示後に検出されたタップによる加速度の方向に対応して表示手段の画面上の下位概念のモードに切換え制御されている。
請求項記載の本発明によれば、撮影される画像が表示されるとともに複数のモードのメニューが異なる側に表示される表示手段と、略撮影光軸方向を中心にした当該撮像装置の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段と、当該撮像装置の面に加えられたタップによる操作と、略撮影光軸方向を中心としたシェークによる操作とを検出する操作検出手段と、姿勢変化検出手段で検出した略撮影光軸方向を中心にした当該撮像装置の姿勢が変化しても、姿勢の変化前の複数のモードのメニューを姿勢の変化後も表示手段上での上下左右の位置を変えることなく表示手段に表示し、当該撮像装置の上面をタップの加えられる操作面とし、当該撮像装置の上面に加えられた人差し指でのタップによる操作、シェークによる操作を操作検出手段が検出すると、その操作方向を判定して操作方向に対応した位置に表示されたメニューのモードへの切換え制御を行う制御手段とを具備している。
請求項記載の本発明によれば、制御手段は、シェークによる操作方向が反時計方向のものと判定すると、表示手段に表示されたモードを所定の順序で変更表示し、シェークの操作方向が時計方向のものと判定すると、操作方向が反時計方向のものと判定したときと逆の順序でモードを変更表示し、シェークによるモードの変更表示後のタップによる操作を操作検出手段が検出すると、その当該撮像装置に対する方向を判定して表示手段に表示されたモードへの切換え制御を行っている。
請求項1記載の本発明では、モードメニューが表示手段に表示されるため、モード切換えが片手操作で行える。
請求項記載の本発明では、撮像装置の姿勢の変化や撮像装置へのシェークの操作の方向に応じてモードが制御手段に制御されて切換えられるため、モード切換えが片手操作で行える。そして、モードメニューが表示手段に表示されて切換え可能な多数のモードが表示されるため、所望のモードへの切換えが迅速に行える。
請求項記載の本発明では、撮像装置に加えられたタップに応じてモードが切換えられるから、モード切換えが片手操作で行える。そして、モードメニューが表示手段に表示されて切換え可能な多数のモードが表示されるため、所望のモードへの切換えが撮像装置へのタップによって迅速に行える。
請求項記載の本発明では、タップ、シェークによってモードが制御手段に制御されて切換えられるため、モード切換えが片手操作で行える。そして、モードメニューが表示手段に表示されて切換え可能な多数のモードが表示されるため、所望のモードへの切換えが迅速に行える。
デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。 (A)(B)(C)はデジタルカメラを水平、垂直に構えた態様を示す。 (A)(B)(C)はデジタルカメラを水平、垂直に構えたときの液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。 (A)(B)は姿勢変化検出手段による姿勢変化の検出例を示す。 (A)〜(D)は操作検出手段による操作方向の検出例を示す。 本発明のデジタルカメラによる撮影制御のフローチャートを示す。 (A)〜(C)は、本発明の別実施例(実施例2)において、デジタルカメラを水平に構えた態様、略撮影光軸方向を中心として水平位置からデジタルカメラを反時計方向、時計方向に勢いよく振った態様をそれぞれ示す。 (A)〜(C)は、実施例2において、デジタルカメラを水平に構えた態様、略撮影光軸方向を中心として水平位置からデジタルカメラを反時計方向、時計方向に勢いよく振った態様における液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。 本発明の実施例2における撮影制御のフローチャートを示す (A)(B)は、本発明の他の別実施例(実施例3)において、デジタルカメラを水平に構えた態様、略撮影光軸方向を中心として水平位置からデジタルカメラを反時計方向に勢いよく振った態様をそれぞれ示す。 (A)〜(D)は、実施例3において、デジタルカメラを水平に構えた態様、略撮影光軸方向を中心として水平位置からデジタルカメラを反時計方向に勢いよく振った態様における液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。 (A)〜(C)は、実施例3において、デジタルカメラを水平に、45度傾斜させて、垂直にそれぞれ構えた態様における液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。 (A)〜(D)は、実施例3において、略撮影光軸方向を中心として水平位置からデジタルカメラを反時計方向に勢いよく振った態様における液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。
撮影される画像の表示される表示手段にモードのメニューを表示し、略撮影光軸方向を中心とした撮像装置の姿勢の変化と、撮像装置に加えられた操作の方向とに応じてモードが切換え制御される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。図1は、デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。
図1に示すように、デジタルカメラ(撮像装置)10は、撮像手段12、制御手段(中央処理回路)14、表示手段(モニタ)16、記録手段(メモリ)18、計時手段(クロック)20、通信手段22、スイッチ操作判定手段24、姿勢変化検出手段26、操作検出手段28、スイッチ群30、ストロボ手段32などを備えて構成されている。
撮像手段12は、ズームレンズからなる撮影レンズ12a(図2(A)参照)やCCD、CMOSセンサなどの撮像素子などからなり、被写体からの像は撮影レンズを介して撮像素子に結像され、光電変換されてデジタル化されて中央処理回路14に出力される。そして、中央処理回路14で色や階調の補正や圧縮処理などの必要な画像処理が施され、たとえば静止画ではJPEG形式、動画ではH.264形式等で圧縮された画像ファイルに変換されてフラッシュメモリなどの記録手段(メモリ)18に記録される。
計時手段(クロック)20は撮影日時を計時し、その日時情報が撮影画像とともにメモリ18に記録されることにより、撮影画像は順序よく記録され、検索も容易になる。クロック(計時手段)20はストップウォッチ機能も持っている。
撮影に先立って撮影の構図やタイミングを確認するために、撮像手段12からの画像信号は、表示手段(モニタ)16にライブビュー画像(スルー動画像)として表示される。また、表示手段16には、撮影前のスルー動画像だけでなく、メモリ18内の画像信号も中央処理回路14で再生用に伸長されて表示される。たとえば、表示手段16は液晶ディスプレイ(LCD)からなり、デジタルカメラ10の背面(被写体と逆側;撮影者側)に設けられる。液晶ディスプレイの代わりに有機ELディスプレイなどを表示手段16としてもよい。
液晶ディスプレイ(表示手段)16を撮像装置10の背面でなく側面に揺動可能に設け、側面からだけでなく、液晶ディスプレイを前後に揺動して背面、前面(被写体側)からライブビュー画像を観察可能としてもよい。
撮像手段12からの撮影画像を画像処理する中央処理回路(制御手段)14は、たとえばCPU、MPUなどからなり、静止画を処理する静止画処理部14aと、動画を処理する動画処理部14bと、静止画処理、動画処理のどちらで処理するかを判定して撮影モードを切換えるモード切換部14cとを有し、撮影画像は静止画処理部、動画処理部で選択的に処理されてメモリ18に記録される。
通信手段22はUSB端子や無線送受信部などからなり、メモリ18に記録された撮影画像のデータは、通信手段を介してTVなどの外部の表示手段、別の撮像装置などに出力されるとともに、別の撮像装置に記録された撮影画像のデータが通信手段を介して入力される。
スイッチ操作判定手段24は撮影可能状態を設定するパワースイッチ(電源スイッチ)の操作、レリーズスイッチ30a(図2(B)参照)の操作、撮影・再生モード選択などの撮影者のスイッチ操作を検出し、その検出結果が中央処理回路14に出力されて中央処理回路において対応した制御がなされる。
姿勢変化検出手段26は、撮影レンズ12aの光軸(撮影光軸)方向を中心としたデジタルカメラ10の姿勢の変化、たとえば傾き(傾き角度)などを検出するものであり、姿勢変化検出手段で常時検出されたデジタルカメラ10の傾きは中央制御装置14に出力されて、姿勢の変化が判定される。
操作検出手段28は、デジタルカメラ10の外装に撮影者によって加えられた操作を検出するものであり、たとえば加速度センサからなり、たとえばタップ(tap)によってデジタルカメラ10に生じる加速度(振動)を検出する。そして、その検出結果が中央処理回路14に出力され、中央処理回路において操作が判定されて、所定の操作が加えられたと判定されると、デジタルカメラ10のモードが切換え制御される。
ここでいう「タップ(tap)」とは、(デジタルカメラ10の外装を)軽く叩くことをいい、50Hz程度の周波数の加速度を生じる動作が「タップ」に相当する。
この「タップ」操作は、所定方向からの比較的高い周波数の加速度なので、無意識ではなされず、その加えられる方向とその周波数とを規定することによって誤動作を防ぐことができる。
スイッチ群30は、レリーズスイッチ30a(図2(B)参照)、パワースイッチ(電源スイッチ)などからなり、スイッチが操作されると、スイッチ操作判定手段24によってそのスイッチ操作が検出されてスイッチ操作に対応した処理が中央処理回路14の制御のもとで設定される。
本発明では、液晶ディスプレイ16の画面にモードメニューを表示し、たとえばタップによって生じた加速度(振動)を操作検出手段28が検出することによって、モードが切換えられる点に特徴がある。
ストロボ手段32の発光は中央処理回路14によって制御されており、ストロボオートが初期設定され、発光させて撮影するか否かが被写体の明るさに応じて中央処理回路で判定され、自然光で露出を十分に確保できなければストロボ手段が発光される。ストロボ手段32を強制的に発光したり、ストロボ発光を禁止する場合には、初期設定のストロボオートからストロボオン、ストロボオフに切換えられる。
静止画撮影または動画撮影されてメモリ18に記録された画像は、中央処理回路14で再生処理されてデジタルカメラ背面の液晶ディスプレイ(表示手段)16に表示されて撮影された結果が直ちに確認される。また、撮影画像は通信手段22を介してTVなどの外部の表示手段にデジタルカメラ10を接続することによって再生、表示できる。
図2(A)〜(C)、図3(A)〜(C)はデジタルカメラを水平、垂直に構えた態様およびそのときの液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。
パワースイッチ(電源スイッチ)をオンにすると、モードメニューがライブビュー画像とともに液晶ディスプレイ16の画面に表示される。たとえば、ストロボ発光に関連する夜景、ストロボの強制発光(STON)、発光禁止(STOFF)の3つのモードが、デジタルカメラ10を水平に構えたとき(水平姿勢のとき)の横長の液晶ディスプレイ16の画面の左側、上側、右側に三角形の矢印を伴ってそれぞれ表示される(図2(A)、図3(A)参照)。三角の矢印はタップされる位置を指示する表示(タップ位置指示表示)であり、矢印方向にタップすることによってそのモードへの切換えがなされる。
液晶ディスプレイ16に表示されるモードメニューやその表示位置などは中央処理回路14によって制御されており、図示のモードメニューは一例にすぎず、複数のモードが組み合わされて表示される。また、液晶ディスプレイ16の画面上でのモードの表示位置は、左側、上側、右側の90度離間した3ヶ所に限定されない。たとえば、液晶ディスプレイ16の画面の(1)左側、(2)左側と上側の中間、(3)上側、(4)上側と右側との中間、(5)右側の5ヶ所に45度ずつ離反してモードを表示してもよい。また、液晶ディスプレイ16の画面の下側にモードを表示してもよい。
たとえば、モードメニューは撮影レンズ12aの光軸(撮影光軸)方向を中心としたデジタルカメラ10の傾きと無関係に表示される。つまり、図2(B)のように撮影者側から見て水平姿勢から時計方向に90度傾けても、図2(C)のように反時計方向に90度傾けても、夜景モードは液晶ディスプレイ16の左側に、強制発光(STON)モードは上側に、発光禁止(STOFF)モードは右側に表示される(図3(B)(C)参照)。
デジタルカメラ10の姿勢変化、たとえば傾き(傾き角度)が姿勢変化検出手段26によって検出され、デジタルカメラ10に生じる加速度(振動)が操作検出手段28によって検出される。そして、それぞれの検出結果が中央処理回路14に出力され、デジタルカメラ10の姿勢変化(たとえば、傾き)と、タップされた方向との関係からモード切換えが中央処理回路の制御のもとで行われる。
デジタルカメラ10の上下左右前後の6面のうちのいずれかの面、たとえば、レリーズスイッチ30aの位置する上面10Uが操作面(タップ面)とされ、この操作面10Uにタップが加えられると、モード切換えがなされる。つまり、水平に位置するデジタルカメラ10に図3(A)に矢印Tで示すように上から下へのタップが加えられて下方向(矢印T方向)の加速度(振動)がデジタルカメラに生じると、中央処理回路14はタップされた上面(操作面)10Uに対応する液晶ディスプレイの画面位置に表示されたモードへのモード切換えを実施する。
すなわち、操作面であるデジタルカメラの上面10Uに対応する液晶ディスプレイの画面位置である上側に表示されたSTONモード(強制発光モード)に、初期設定のストロボオートからモードが切換えられる。いいかえれば、操作面(上面10U)に加えられたタップの方向と同じ下向きの三角形の矢印を伴ったSTONモードにモード切換えされる。
レリーズスイッチ30aのある上面が撮影者から見て右側に位置する垂直位置(縦姿勢)のデジタルカメラ10に図3(B)に矢印Tで示すように右から左へのタップが加えられて左方向(矢印T方向)の加速度がデジタルカメラに生じると、タップ面10Uに対応する液晶ディスプレイの画面位置(右側)に表示されたSTOFFモード(発光禁止モード)に初期設定のストロボオートからモードが切換えられる。
レリーズスイッチ30aのある上面が撮影者から見て左側に位置する垂直位置(縦姿勢)のデジタルカメラ10に図3(C)に矢印Tで示すように左から右へのタップが加えられて右方向(矢印T方向)の加速度がデジタルカメラに生じると、タップ面10Uに対応する液晶ディスプレイの画面位置(左側)に表示された夜景モードに切換えられる。
切換えられたモードは中央処理回路の制御のもとで記憶され、モード切換えの姿勢と無関係にそのモードで撮影が行える。つまり、図3(B)(C)のような垂直位置(縦姿勢)でモード切換えした場合にはそのままの縦姿勢で撮影してもよいし、水平に戻して水平姿勢で撮影してもよい。水平に戻して水平姿勢とすれば、横長の液晶ディスプレイのもとでの通常の撮影姿勢(水平姿勢)で撮影が行える。
このように本発明によれば、デジタルカメラ10の姿勢変化に対応する液晶ディスプレイの画面位置のモードへのモード切換えがタップによってなされる。そして、デジタルカメラを保持したまま人差し指などでタップでき、モード切換えが片手操作で行える。また、モードメニューが液晶ディスプレイ16に表示されて切換え可能な多数のモードが表示され、かつ、人差し指でタップできる位置に簡単に変更できるため、所望のモードへの切換えが迅速に行える。
実施例では、図2(A)などに示すように、レリーズスイッチ30aはデジタルカメラ10の上面に設けられている。しかしながら、略撮影光軸方向に長いデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどにおいては、液晶ディスプレイ付の揺動部材をその側面に設けて、レリーズスイッチを液晶ディスプレイの脇でその揺動部材に設けた配置例もあり、レリーズスイッチの位置は上面に限定されない。
しかしながら、実施例のように、操作検出手段28がレリーズスイッチ30aのある上面10Uを操作面とし、上面へのタップを検出すると対応するモードへの切換えがなされる構成とすれば、上面をタップする人差し指は、他の指に比較してデジタルカメラの保持に寄与しておらず自由であるため、保持の安定性を損なうことなくタップできる。また、人差し指はレリーズスイッチ30aを操作する指であり、タップとレリーズスイッチの操作とが同一の指で一連の動作のもとで行え、タップでモード切換えした直後に撮影できるため、シャッターチャンスを逃すことなく適切なモードで撮影できる。
図4(A)(B)は姿勢変化検出手段による姿勢変化の検出方法の一例を示す。
姿勢変化検出手段26は、ホール素子26a、磁石26bを組み合わせ、デジタルカメラ10の姿勢の変化(傾き)に対応した磁石の磁界変化をホール素子が検出するようになっている。
すなわち、略ヘの字形状の支持腕部26cが水平配置された軸26dに回動自在に支持され、部分環状の永久磁石26bが支持腕部の先端に保持され、ホール素子26aが磁石の一部と重複する位置に置かれている。
傾けることなくデジタルカメラ10が水平に構えられれば、磁石26bは重量のために水平な軸26dの回りを回動して垂れ下がり、図4(A)に示すように、左右のバランスから磁石の中央がホール素子26aと整列する。
図4(B)に示すように、デジタルカメラ10が略撮影光軸方向を中心として傾けられると、磁石26bは回動して磁界の変化が生じ、この変化をホール素子26aが検出する。そして、ホール素子26aの検出信号が中央処理回路14に出力されてデジタルカメラの姿勢の変化(傾き)が判定される。
ホール素子、磁石を組み合わせた上記姿勢変化検出手段は一例であり、手ぶれ検出用のジャイロや水銀スイッチを姿勢変化検出手段としてもよい。
また、撮像素子における画像の変化から、デジタルカメラ10の姿勢が変わったかどうかを判定してもよく、この場合は撮像素子が姿勢変化検出手段として機能する。さらに、加速度センサ、角加速度センサを姿勢変化検出手段としてもよい。
図5(A)〜(D)は操作検出手段による操作方向の検出例を示す。
図5(A)に示すように、たとえば、操作検出手段28は、可動の上電極28U、固定の下電極28Lの組み合わせを厚さの薄い6面の筐体28Bに収納してなり、固定の下電極に対する可動の上電極の位置の変化から加速度(振動)の発生を検出する加速度センサとして構成される。
たとえば、上電極28Uは、各端部が台座28Udに架橋されてかさ上げされた互いに平行な一対の側部電極28Uaと、一対の側部電極をその中央で連結する連結電極28Ubと、連結片の中央で側部電極と平行に伸びた中間電極28Ucとを一体に有して成形されている。また、下電極28Lは、上電極28Uと同一の金属薄板からプレス成形された一対の基準電極28Lcからなり、一対の基準電極は上電極の中間電極28Ucの下方で中間電極の投影位置から左右に互いに等距離離反され、互いに対向して中間電極と平行に設けられている。
このような構成の操作検出手段(加速度センサ)28においては、上電極の連結電極28Ubと平行な方向に加速度が加われば、上電極28Uは、その位置する平面内において加速度の方向に変形し、振れて固定の下電極28Lに対する中間電極28Ucの相対位置が変化する。そして、相対位置の変化(振れ)に対応して上下の電極からの出力波形が変化するから、出力波形から加速度の方向を検出できる。
図5(B)に示すように、撮影レンズ12aの光軸(撮影光軸)と直交する水平方向にX軸、撮影光軸と直交する垂直方向にY軸、撮影光軸と平行な水平方向にZ軸をとり、XYZの三次元において加速度を検出できるように、デジタルカメラ10は3つの操作検出手段(加速度センサ)28を有して構成される。そして、X軸方向の加速度を検出する加速度センサ28Xはその連結電極28UbがX軸と平行に、Y軸方向の加速度を検出する加速度センサ28Yは連結電極がY軸と平行に、Z軸方向の加速度を検出する加速度センサ28Zは連結電極がZ軸と平行になるように配置される。
図5(A)の加速度センサをX軸方向の加速度センサ28Xと仮定し、矢印方向Xのタップがデジタルカメラ10に加えられると、X軸方向の加速度センサ28Xがそれを検出する。たとえば図5(C)のようなX軸方向での加速度(振動)の波形が出力され、最初に生じた波形の方向がタップの加えられた方向に対応する。また、逆方向の矢印X’のタップが加えられると、図5(C)の波形に対して上下を反転させた加速度(振動)の波形が出力される(図5(D)参照)。
このように、加速度を検出して波形を出力した加速度センサ28Xと、その加速度センサの出力波形のうちの最初に生じた波形の方向とを検出すれば、その検出結果からタップが、X軸においてプラスX(+X)方向から加えられたか、マイナスX(−X)方向から加えられたかが判定される。
同様に、Y軸、Z軸において加えられたタップの方向(Y(+Y)、Y’(−Y)またはZ(+Z)、Z’(−Z))が、波形を出力する加速度センサと、その出力波形(最初に生じた波形の方向)とから判定される。そして、3つの加速度センサ28(28X、28Y、28Z)を配置することにより相反する2方向の3つの組み合わせからなる6方向(+X、−X;+Y、−Y;+Z、−Z)のタップの方向が判定できる。通常、デジタルカメラ10の外形形状は略6面体であるため、3つの加速度センサ28(28X、28Y、28Z)を配置すれば、デジタルカメラ10の6面(上下面、左右面、前後面)に加えられたタップはもれなく判定できる。
たとえば、図3(A)〜(C)ではレリーズスイッチ30aの位置する面(上面)でのタップを考慮しており、この面に加えられるタップは加速度センサ28YによってY’(−Y)方向の加速度として検出され、中央処理回路14において判定される。
なお、この加速度センサで重力加速度を検出してデジタルカメラ10の姿勢を判定することも可能であり、側面を下にするだけのような単純な姿勢だけに対応する切換え制御とすれば、図4のような姿勢変化検出手段26が省略できる。
図6は本発明のデジタルカメラによる撮影制御のフローチャートを示す。
まず、S101でパワースイッチ(電源スイッチ)の操作状態を判定し、パワースイッチが操作されていなければ(オフであれば)終了し、パワースイッチがオンであればS102に進んで撮影モードが判定され、撮影モードでなければS111に分岐する。
S111で再生モードが判定され、再生モードでなければS101に戻り、再生モードであれば、S112でメモリ18に記録されていた撮影画像が選択されて液晶ディスプレイ(表示手段)16に表示(再生)される。再生されると再生を終了するかがS113で判定され、別の画像を再生するのであればS112にもどって再生が繰り返され、再生が終了すればS101に戻る。
S102で撮影モードが判定されれば、S103で被写体の画像が撮像手段12に取込まれ、S104で液晶ディスプレイ16にライブビュー画像(スルー動画像)が表示される。撮影モードであれば、姿勢変化検出手段26によって略撮影光軸方向を中心としたデジタルカメラ10の傾き(姿勢変化)が常時検出され、その検出結果が中央処理回路14に出力されてデジタルカメラの姿勢が判定される(S105)。また、デジタルカメラ10の姿勢変化(傾き)と無関係に、S106で切換えの対象となるモードが三角形の矢印(タップ位置指示表示)とともに液晶ディスプレイの画面の所定位置に表示される。たとえば、図3(A)に示すように、夜景、強制発光(STON)、発光禁止(STOFF)の3つのモードが液晶ディスプレイ16の横長画面の左側、上側、右側にそれぞれ表示される。
なお、動画撮影時は、動画撮影中に振動などで急に静止画になると困るため、動画撮影中は姿勢変化(傾き)の検出を行わなくてもよく、静止画でも連写中などでは姿勢変化の検出は省エネのため、または、誤動作防止のため、行わなくてもよい。
それから、S107でタップがデジタルカメラ10にどちらの方向から加えられたかが判定される。タップの方向は、操作検出手段(加速度センサ)28でデジタルカメラ10に生じる加速度(振動)を検出し、その検出結果を中央処理回路14に出力して中央処理回路で判定される。所定の方向からタップが加えられたと判定されると、中央処理回路14はデジタルカメラ10のモード切換えを行う。
切換えられたモードでの撮影がS121で判定され、レリーズスイッチ30aを操作してS122で撮影が行われ、S123で撮影画像は日時情報などとともにメモリ18に記録される。S121で撮影がなされなければS101に戻されて、再び、それ以降のフローが繰り返される。
S107で所定の方向からタップが加えられたと判定されなければ、モード切換えはなされず、モード切換えのない状況で、すでにモード切換えがなされていればそのモードで撮影が行われて、日時情報などとともに記録される。
上記実施例(実施例1)と同様にデジタルカメラとして具体化された本発明の別実施例(実施例2)に係る撮像装置について以下に説明する。ここで、上記実施例1の構成部材と同じ機能を有する実施例2の対応する構成部材には同じ参照番号を付してその説明を省略し、実施例1と異なる構成を主として説明する。
実施例2においては、デジタルカメラをシェーク(shake)することによって液晶ディスプレイの画面上でのモードの表示位置があたかもルーレットの如く変動するように構成されている。
図7(A)〜(C)はデジタルカメラを水平に構えた態様、略撮影光軸方向を中心として水平位置からデジタルカメラを反時計方向、時計方向に勢いよく振った態様、図8(A)〜(C)はそのときの液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。
ここでいう「シェーク(shake)」とは、デジタルカメラ10が略撮影光軸方向を中心として勢いよく振られることをいい、5Hz程度の周波数の加速度(振動)を生じる動作が「シェーク」に相当する。タップで生じる加速度の周波数が50Hz程度であるのに対してシェークで生じる加速度の周波数は一桁小さいから、生じる周波数を検出すれば、加えられた動作がタップ、シェークのいずれであるかが中央処理回路14において容易に判定(区別)される。また、タップ、シェークによって生じる加速度の大きさ(振幅)が一桁程度異なるから(当然に、シェークの加速度の方が大きい)、加速度の大きさからタップ、シェークを判定(区別)できる。
たとえば、実施例2においても実施例1と同様に、夜景、ストロボの強制発光(STON)、発光禁止(STOFF)の3つのモードが、デジタルカメラ10を水平に構えたとき(水平姿勢のとき)の横長の液晶ディスプレイ16の画面の左側、上側、右側に三角形の矢印を伴ってそれぞれ表示される(図7(A)、図8(A)参照)。
水平に構えた状態から、図7(B)に示すように、デジタルカメラ10が略撮影光軸方向を中心として(撮影者から見て)反時計方向にシェークされると(勢いよく振られると)、姿勢変化検出手段26がその姿勢の変化(傾き)を検出し、その検出結果が中央処理回路14に出力され、中央処理回路14は、液晶ディスプレイのモード表示(モードメニュー)をシェークされた方向へ(反時計方向へ)に矢印のように順次移動させて表示する(図8(B)参照)。
すなわち、デジタルカメラ10が水平姿勢に位置したとき液晶ディスプレイ16の左側に表示されていた夜景モードはシェーク方向(反時計方向)に1つずれて(90度移動して)液晶ディスプレイの下側に表示される。また、液晶ディスプレイの上側に表示されていた強制発光(STON)モードは液晶ディスプレイの左側に、液晶ディスプレイの右側に表示された発光禁止(STOFF)モードは液晶ディスプレイの上側にそれぞれ移動して表示される。そして、発光禁止(STOFF)モードが表示されていた液晶ディスプレイ16の右側には新たなモード、たとえば、ストロボオート(AUTO)モードが表示される。
図7(B)とは逆に、水平に構えた状態からデジタルカメラ10が略撮影光軸方向を中心として(撮影者から見て)時計方向にシェークされると(図7(C)参照)、液晶ディスプレイ16の左側に表示されていた夜景モードは液晶ディスプレイの上側に、上側の強制発光(STON)モードは液晶ディスプレイの右側に、右側に表示されていた発光禁止(STOFF)は液晶ディスプレイの下側にそれぞれ移動して表示される。そして、夜景モードが表示されていた液晶ディスプレイ16の左側にはストロボオート(AUTO)モードが新たに表示される。
反時計方向にシェークして液晶ディスプレイ上のモードを図8(B)に示すように反時計回りに切換えてからデジタルカメラ10を水平に戻し、その後、反時計方向にさらにシェークすると、液晶ディスプレイの画面上のモードは反時計方向に1つずつさらにずれて(移動して)表示される。同様に、時計方向にシェークして液晶ディスプレイ上のモードを図8(C)に示すように時計回りに切換えてから水平に戻し、その後、時計方向にさらにシェークすると、液晶ディスプレイの画面上のモードは時計方向に1つずつさらにずれて表示される。
このように、反時計方向にシェークすれば反時計方向に、時計方向にシェークすれば時計方向に、モードが中央処理回路14の制御のもとで、あたかもルーレットの如く、順次に移動して液晶ディスプレイ16に表示される。
シェークしてモードの表示を変えてから、デジタルカメラ10を水平に戻して、たとえばレリーズスイッチ38aの位置するデジタルカメラの上面をタップすれば、タップによって生じた加速度が操作検出手段28によって検出される。そして、タップの加えられた方向が所定の方向と判定されればモード切換えがなされ、レリーズスイッチ30aを操作すればそのモードで撮影が行われる。
なお、シェークによるモードのずれ(移動)は1つに限定されず、シェークの強さによって時計方向、反時計方向に2つずつまたは3つずつずれて(移動して)表示される構成としてもよい。
この実施例2においても、シェークによってデジタルカメラ10の姿勢を変化させて(傾けて)モード表示を切換え、タップすることによって対応するモードへの切換えが行える。そして、シェーク、タップのいずれもがデジタルカメラを保持したままできるため、片手操作でモード切換えがなされて所望のモードでの撮影が行なえる。
操作検出手段28がレリーズスイッチ30aの位置する上面10Uへのタップを検出すると、モード切換えがなされる構成となっているとはいえ、タップを検出する面はデジタルカメラの上面に限定されない。しかしながら、操作検出手段28がレリーズスイッチ30aのある上面へのタップを検出すると、上面に対応する液晶ディスプレイの画面上に表示されたモードに切換えられる図示の構成であれば、保持の安定性を損なうことなくタップできる。また、人差し指はレリーズスイッチ30aを操作する指であるため、シェークしてからタップでモード切換えした直後に撮影でき、シャッターチャンスを逃すことなく撮影できる。
4つのモードのモードメニューが液晶ディスプレイ16の画面上の4つの位置にルーレットの如く順次移動して表示される代わりに、液晶ディスプレイの画面上の4つの位置のある位置に至ると、次のシェークにおいては、そのモードの表示に代えて別のモードをモードメニューに加えて表示してもよい。
たとえば、図7(B)に示すように、反時計方向にシェークして夜景モードを液晶ディスプレイの画面上の下側に表示してから反時計方向にさらにシェークされると、夜景モードに代えて別のモード、たとえばパーティショットモード(ストロボ光が遠くまで届くモード)を液晶ディスプレイの画面上の右側に新たに表示してもよい。
表示されるモードが固定されたルーレット表示に代えて、表示するモードを固定せず、別のモードがある位置で交替して表示されるこのルーレット表示にすれば、種々なモードを次々に表示でき、広範囲のモード切換えが可能となる。
図9は実施例2における撮影制御のフローチャートを示す。
パワースイッチのオンから姿勢判定に至るS101〜S105、再生モードに関するS111〜S113は、実施例1と共通であるため説明を省略する。
撮影モードでは、姿勢変化検出手段26によって略撮影光軸方向を中心としたデジタルカメラ10の姿勢変化(傾き)が常時検出され、その検出結果が中央処理回路14に出力されてデジタルカメラの姿勢が判定されている(S105)。そして、S105aで水平に構えた状態からデジタルカメラ10が略撮影光軸方向を中心として(撮影者から見て)強く左に傾けられたかが判定される。つまり、反時計方向にシェークされたか(勢いよく振られたか)が姿勢変化検出手段26によって検出され、その検出結果が中央処理回路14に出力されて判定される。反時計方向にシェークされたと判定されると、S106aで中央処理回路14は液晶ディスプレイのモードメニューをシェークされた方向へ(反時計方向へ)に回転(移動)してそのモードを1つずつずらして表示する(図8(B)参照)。
S105aで強く左に傾けられた(反時計方向にシェークされた)と判定されなければ、S105bで逆方向、つまり、強く右に傾けられた(時計方向にシェークされた)かが判定され、強く右に傾けられたと判定されれば、S106bでモードメニューのモードはシェークされた方向へ(時計方向へ)に回転して1つずつずらして表示される(図8(C)参照)。
このように略撮影光軸方向をなるべく変えないようにしているので、この操作の間、被写体を見失うことはなく、ライブビュー画像表示をしておけばシャッターチャンスを逃すことなく撮影できる。
S106a、S106bでシェークの方向に対応してモードメニューが回転(移動)されると、または、S105bで強く右に傾けられたと判定されなければ(いずれの方向へのシェークもなければ)、次に、S107でタップがデジタルカメラ10にどちらの方向から加えられたかが判定される。タップの有無から撮影されて記録されるまでS107〜S123は実施例1と同じであるため詳細に説明しないが、所定の方向からタップが加えられたと判定されると、S108でモード切換えされて、切換えられたモードでの撮影が判定され、撮影されて日時情報などとともに記録される(S121〜S123)。
所定の方向からのタップがなければモード切換えはなされずにモード切換えのない条件で、または、すでにモード切換えがなされていればそのモードで撮影が行われて日時情報などとともに記録される(S121〜S123)。
デジタルカメラ10の姿勢変化は姿勢変化検出手段26で検出され、その出力の変化を検出してシェークを判定できる。しかしたとえば図5(B)に示すように、Y軸方向の加速度を検出する加速度センサ28Yをデジタルカメラ10の左右の側部にそれぞれ配置すれば、シェークによって生じた加速度の波形の大きさ(振幅の大きさ)からその加速度がシェークによって生じたことが判定でき、さらに、最初に生じた波形の方向からシェークの方向が時計方向、反時計方向のものかが判定できる。つまり、操作検出手段28を加速度センサとしY軸方向の加速度を検出する加速度センサ28Yを左右の側部に設ければ、操作検出手段が姿勢変化検出手段26を兼ねるため、姿勢変化検出手段を省略できる。
上記実施例1、2と同様にデジタルカメラとして具体化された本発明の他の別実施例(実施例3)に係る撮像装置について以下に説明する。この実施例3においても上記実施例1の構成部材と同じ機能を有する実施例3の対応する構成部材には同じ参照番号を付してその説明を省略し、実施例1、2と異なる構成を主として説明する。
上記実施例1、2では、ストロボ発光に関係する具体的なモード(下位概念のモード)をモードメニューとして液晶ディスプレイ16に表示して、タップ操作でモード切換えする構成となっている。しかしながら、まず、上位概念のモードをモードメニューに表示してから、次に、上位概念から下位概念にモード表示を変更してモード切換えする構成としてもよく、実施例3としてこの構成を説明する。
図10(A)(B)はデジタルカメラを水平に構えた態様、略撮影光軸方向を中心として水平位置からデジタルカメラを反時計方向に勢いよく振った態様、図11(A)〜(D)はそのときの液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。
デジタルカメラ10を水平に構えてパワースイッチをオンにすると、その横長の液晶ディスプレイ16の画面の左側、上側、右側に三角形の矢印付の撮影モード、ストロボ、露出補正をそれぞれ表示したモードメニューが表示される(図11(A)参照)。
この水平姿勢で操作面(レリーズスイッチ30aのあるデジタルカメラ10の上面)10Uをタップすると、液晶ディスプレイ16の画面の上側に表示されていたストロボ(モード)の下位概念である夜景、STON、STOFFに表示変更されたモードメニューが変更表示される(図11(B)参照)。
モード切換えは、実施例1で図3に述べた通りであり、デジタルカメラの上面(操作面)10Uをタップすれば初期設定のストロボオートからSTONモードに切換わり、水平姿勢から略撮影光軸方向を中心として時計方向に傾けて直立姿勢(垂直姿勢)にしてデジタルカメラの右側(操作面10U)をタップすればSTOFFモードに、反時計方向に傾けて左側からタップすれば夜景にそれぞれモード切換えされる(図3(A)〜(C)参照)。つまり、操作面10Uへのタップ方向と一致する方向の三角形の矢印のついたモードに変換される。
また、水平姿勢から略撮影光軸方向を中心としてデジタルカメラ10をシェークすれば、実施例2で述べたようにそのシェークの方向に対応してモードメニューのモードが1つずつ移動して(ずれて)表示される。
つまり、実施例2の図8(B)と同様に、図10(B)に示すように、(撮影者から見て)反時計方向に略撮影光軸方向を中心としてシェークすれば、図11(C)に示すように、撮影モード、ストロボ、露出補正はシェークの方向(反時計方向)に移動して表示されている。なお、この実施例3では、液晶ディスプレイ16の画面の下側での表示を欠くこととしているため、左側に表示されていた撮影モードは下側の表示を飛ばして右側に表示される。
デジタルカメラ10をシェークしてモードを変更表示してから、水平姿勢に戻してデジタルカメラの上面(操作面)10Uをタップすれば、露出補正の下位概念である具体的な露出の補正値が表示される。
図12(A)〜(C)はデジタルカメラを水平に、45度傾斜させて、垂直にそれぞれ構えた態様における液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。
露出の補正値として、たとえば、−0.6、−0.3、0、+0.3、+0.6の5つの補正値(これらもモードとして捉える)が、図12(A)のように、デジタルカメラを水平に構えたときの横長の液晶ディスプレイ16の画面に45度ずつ離反されて表示される。
水平姿勢から(撮影者から見て)時計方向に45度傾けてレリーズスイッチ30aのある上面(操作面)10Uが右45度の傾斜面となった図12(B)において、その上面(傾斜面)10Uをタップすると、露出の補正値が、初期設定の補正値0(ゼロ)から上面(傾斜面)10Uに対応する液晶ディスプレイの画面の+0.3の補正値に切換えられる。つまり、タップ方向と一致する矢印付の+0.3の補正値にモード切換えされる。
図12(C)に示すように、デジタルカメラ10をさらに時計方向に40度傾けて垂直姿勢にすればデジタルカメラの上面(操作面)10Uは垂直面となり、その面に対応して+0.6の補正値が液晶ディスプレイ16の画面の右側に表示される。そして、この垂直姿勢において上面(操作面)10Uをタップすると、+0.6の補正値に露出の補正値が切換えられる。
上記のようにデジタルカメラ10の姿勢変化(傾き)を姿勢変化検出手段26が検出し、その検出結果が中央処理回路14に出力されている。そして、デジタルカメラ10が時計方向に45度傾けば+0.3の補正値が、90度傾けば+0.6の補正値がデジタルカメラの上面(操作面)10Uに対応して中央処理回路14の制御のもとで液晶ディスプレイ16の画面に表示される。
図12では(撮影者から見て)時計方向への傾きについて述べたが、反時計方向での傾きについても同様であり、水平姿勢から反時計方向に45度傾ければ−0.3の補正値が、90度傾けば−0.6の補正値がデジタルカメラの上面(操作面)10Uに対応して液晶ディスプレイ16の画面に表示される。そして、その姿勢変化位置(傾き位置)でデジタルカメラの上面(操作面)10Uをタップすると、−0.3、−0.6の補正値に露出の補正値が切換えられる。
図13(A)〜(D)は、略撮影光軸方向を中心として水平位置からデジタルカメラを反時計方向に勢いよく振った態様における液晶ディスプレイの画面をそれぞれ示す。
図11(D)において反時計方向にシェークすると、図13(A)に示すように、露出補正が液晶ディスプレイの画面の左側に、撮影モードが上側に、ストロボが右側にそれぞれ移動しモードメニューが表示される。
図13(A)においてデジタルカメラの上面(操作面)10Uをタップすると、タップ方向に一致する撮影モードの下位概念である、たとえば、静止画、動画、連写のモードが液晶ディスプレイの17の画面の左側、上側、右側にそれぞれ表示される(図13(B)参照)。
そして、図13(B)に示す水平姿勢のデジタルカメラ10の上面(操作面)10Uをタップすれば、上面に対応して液晶ディスプレイ16に表示された動画に(所期設定の静止画から)モードが切換えられる。動画にモード切換えて動画撮影した後、水平姿勢に戻してから反時計方向に90度傾けてデジタルカメラ10の上面(操作面)10Uをタップすれば、上面(操作面)に対応するデジタルカメラの画面の左側に表示された静止画モードに動画モードから切換えられ、静止画での撮影が可能となる(図13(C)参照)。
また、図13(B)に示す水平姿勢から時計方向にデジタルカメラを90度傾けてから、デジタルカメラの上面(操作面)10Uをタップすれば、上面(操作面)に対応するデジタルカメラの画面の右側に表示された連写に(所期設定の静止画から)モードが切換えられ、連写撮影が可能となる(図13(D)参照)。
このように上位概念から下位概念のモードにモードメニューを変更表示し、下位概念のモードメニューにおいてモード切換えを行う構成とすれば、広範囲のモード変更がシェーク、タップという操作によって片手で迅速、容易に行なえる。
いうまでもなく、下位概念のモードメニューにおいては、関連するモードが一括して表示されるため、被写体、撮影意図などに最も適したモードへのモード変更が迅速、容易に行なえ、最適の条件でシャッターチャンスを逃すことなく撮影できる。
上記のように本発明によれば、撮像装置の姿勢の変化や撮像装置への操作の方向に応じてモードが切換えられるため、モード切換えが片手操作で行える。そして、モードメニューが表示手段に表示されて切換え可能な多数のモードが表示されるため、所望のモードへの切換えが迅速に行える。
モード切換えはタップによって行え、シェークによってモードを変更して表示でき、モードを上位概念から下位概念に変更表示すれば、モード変更が広範囲に行える。
加速度センサを操作検出手段とすれば、検出した波形、振幅から操作方向を制御手段が判定することにより、モード切換えが容易に行なえる。また、加速度センサからなる操作検出手段が姿勢変化検出手段を兼ねる構成とすれば、姿勢変化検出手段を省略できる。
操作検出手段が、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向のそれぞれの加速度を検出する3つの加速度センサを有していれば、加速度の生じる方向が三次元的に検出でき、加速度の生じた方向を正確に判定できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、上記実施例においては、レリーズスイッチ30aのあるデジタルカメラの上面10Uを操作面とし、操作検出手段28が上面10Uへのタップを検出するとモード切換えがなされる構成となっている。しかし、有効なタップを検出する面(操作面)はデジタルカメラ10の上面に限定されず、(水平に位置したときのデジタルカメラの)右面、左面、下面、前面、背面でもよい。さらに、操作面は1つの面に限定されず、複数の面を操作面としてもよい。
また、タップによる加速度(振動)を操作検出手段28が、シェークなどによるデジタルカメラの姿勢変化を姿勢変化検出手段(操作検出手段が姿勢変化検出手段を兼ねる場合には、姿勢変化検出手段)が検出してモード切換えが可能であるとはいえ、十字ボタンなどのメニューキー、決定キー(OKキー)、ズームボタン、再生ボタンなどのモード切換えのためのスイッチ(モードスイッチ)を設けておくとよい。
モードスイッチを設けておけば、タップによるモード切換えに代えてモードスイッチを操作することによりモード切換えが行え、片手操作で可能な本発明によるモード切換えと従来のスイッチ操作によるモード切換えとが適宜選択できる。
さらに、液晶ディスプレイ16に表示されたモードメニューにおけるモードの組み合わせ、配列、シェークしたときの変更されたモード表示などは例示であり、実施例で図示したものに限定されない。
実施例ではデジタルカメラとして撮像装置を具体化しているが、本発明の対象となる撮像装置はデジタルカメラに限定されず、たとえば、デジタルビデオカメラはもちろん、デジタルカメラの機能を持つ携帯電話、ノートパソコンなどのデジタルカメラ付モバイルツールなども本発明でいう撮像装置に含まれる。
本発明は、液晶ディスプレイのような表示手段を持つデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラの機能を持つ携帯電話、ノートパソコンなどのデジタルカメラ付モバイルツールなどの撮像装置に広範囲に応用できる。
10 デジタルカメラ(撮像装置)
10U 操作面(デジタルカメラの上面)
12 撮像手段
12a 撮影レンズ
14 中央処理回路(制御手段)
16 液晶ディスプレイ(表示手段)
18 メモリ(記録手段)
24 スイッチ操作判定手段
26 姿勢変化検出手段
28 操作判定手段(加速度センサ)
30 スイッチ群
30a レリーズスイッチ
32 ストロボ手段

Claims (6)

  1. 撮影される画像を表示する表示手段を備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
    複数のモードのメニューがライブビュー画像とともに表示手段の異なる側に表示され、
    略撮影光軸方向を中心にした当該撮像装置の姿勢が変化しても、姿勢の変化前の複数のモードのメニューが、姿勢の変化後も表示手段上での上下左右の位置を変えることなく表示手段に表示され、
    撮像装置の上面をタップの加えられる操作面とし、撮像装置の上面に加えられた人差し指でのタップ方向から操作方向を判定し、
    操作方向に対応した位置に表示されたメニューのモードに切換え制御する撮像装置のモード切換え方法。
  2. 当該撮像装置に加えられた略撮影光軸方向を中心としたシェークによる加速度から当該撮像装置の姿勢の変化と、反時計方向、時計方向でのシェークの操作方向とに応じてモードを切換え制御し、
    シェークの操作方向が反時計方向であれば、表示手段に所定の順序で変更表示し、操作方向が時計方向であれば、逆の順序で変更表示する請求項記載の撮像装置のモード切換え方法。
  3. まず、上位概念のモードのメニューが表示され、
    操作方向に対応してその上位概念の下位概念のモードが変更表示される請求項1または2記載の撮像装置のモード切換え方法。
  4. 当該撮像装置に加えられたタップによる加速度の当該撮像装置に対する方向から操作方向を判定して、上位概念のモードのメニューが下位概念のモードのメニューに変更表示され、
    下位概念へのモードの変更表示後に検出されたタップによる加速度の当該撮像装置に対する方向に対応して表示手段の画面上の下位概念のモードに切換え制御される請求項記載の撮像装置のモード切換え方法。
  5. 撮影される画像が表示されるとともに複数のモードのメニューが異なる側に表示される表示手段と、
    略撮影光軸方向を中心にした当該撮像装置の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段と、
    当該撮像装置の面に加えられたタップによる操作と、略撮影光軸方向を中心としたシェークによる操作とを検出する操作検出手段と、
    姿勢変化検出手段で検出した略撮影光軸方向を中心にした当該撮像装置の姿勢が変化しても、姿勢の変化前の複数のモードのメニューを姿勢の変化後も表示手段上での上下左右の位置を変えることなく表示手段に表示し、当該撮像装置の上面をタップの加えられる操作面とし、当該撮像装置の上面に加えられた人差し指でのタップによる操作、シェークによる操作を操作検出手段が検出すると、その操作方向を判定して操作方向に対応した位置に表示されたメニューのモードへの切換え制御を行う制御手段とを具備する撮像装置。
  6. 制御手段は、
    シェークによる操作方向が反時計方向のものと判定すると、表示手段に表示されたモードを所定の順序で変更表示し、シェークの操作方向が時計方向のものと判定すると、操作方向が反時計方向のものと判定したときと逆の順序でモードを変更表示し、
    シェークによるモードの変更表示後のタップによる操作を操作検出手段が検出すると、その当該撮像装置に対する方向を判定して表示手段に表示されたモードへの切換え制御を行う請求項記載の撮像装置。
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