JP5277055B2 - 撮像装置およびそのモード切換え方法 - Google Patents
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Description
撮像装置の背面に設けた液晶ディスプレイの画面表面をタッチパネルとし、タッチパネルへのタッチによってモード切換えする構成が知られている。たとえば、特開平11−164175号公報では、ズームスイッチ、シャッタースイッチをライブビュー画像に重ねて液晶ディスプレイに表示し、画像上のズームスイッチをタッチすることにより撮影画像がズームアップ、ズームダウンされ、画像上のシャッタースイッチをタッチすることにより拡大撮影または広角撮影が可能となっている。
本発明は、機械的なモードスイッチのスイッチ操作によらずに撮影のための広範なモードへの切換えを簡単な操作で可能とした撮像装置およびそのモード切換え方法の提供を目的としている。
本発明では、撮影者が意識的に高い周波数の加速度を撮像装置に加えるタップ、撮像装置を強く振るシェーク、内蔵するタッチパネルのタッチなどの撮影者の明確な意思をもった操作を組み合わせてモードを表示しモードの切換えを可能としている。また、シャッター操作(レリーズ操作)においてモード切換えも可能としている。
図1に示すように、デジタルカメラ(撮像装置)10は、撮像手段12、制御手段(中央処理回路)14、表示手段(モニタ)16、記録手段(メモリ)18、計時手段(クロック)20、通信手段22、スイッチ操作判定手段24、傾き検出手段26、操作検出手段28、スイッチ群30、ストロボ手段32などを具備して構成されている。
この「タップ」操作は、特定の方向に一度だけ、または、定期的に比較的高い周波数の加速度を生じる操作であり、無意識ではなされず、その加えられる方向とその振幅、周波数とを検出、判定することによってそれ以外の操作と容易に判別できる。
デジタルカメラ10を右手で把持して水平に構え、レリーズスイッチ30aの位置するデジタルカメラ上面10Uをタップする(図2(A)(B)参照)。本発明では、タップをその強さから複数のタイプ、たとえば、軽くタップしたとき、強くタップしたとき、中間の状態でタップしたときのタップを3つのタイプに分類し、液晶ディスプレイ16に画面表示されるモードメニューをタップのタイプに応じて変えている。
中央処理回路14は、加速度の振幅からタップの強さを判定し、強くタップすればするほど液晶ディスプレイ16に表示される補正値(補正値もモードと考える)の数が増加し、小さな補正値から大きな補正値までが表示(モード表示)されるように制御している。
図2(C)においては、右手でデジタル10を把持し、左手でタッチパネル17をタッチしているが、デジタルカメラを把持する右手でタッチパネルをタッチしてもよい。つまり、右手でデジタルカメラを把持すれば、右手の親指が液晶ディスプレイ16、つまりは、タッチパネル17を覆って位置するから、親指でタッチパネルをタッチしてモードを選択、切換えることができ、モード切換えが片手操作で行える。
モード選択、切換えをタッチで行えば、タップの強さによって生じる誤差をなくして、設定したいモードを確実に選択することができる。
たとえば、デジタルカメラ上面10Uを軽くタップすると、−0.3、+0.3というプラス、マイナスで最も小さな2つの補正値が液晶ディスプレイ16の画面上部に左右に分離して表示される(図3(A)参照)。中間の強さ(軽いタップより強く、強いタップよりも弱い強さ)でタップすれば、2つ多い、−0.3、+0.3、−0.6、+0.6の4つの補正値が表示され(図3(B)参照)、強くタップすれば、さらに2つ多い、−0.3、+0.3、−0.6、+0.6、−1、+1の6つの補正値が表示される(図3(C)参照)。
つまり、タップによって液晶ディスプレイ16にモードを表示し、液晶ディスプレイの画面表面に設けたタッチパネルをタッチすることによってモードを選択して切換えることができる。そして、タップの強さに応じて切換えの対象(候補)となるモードを変えることによって種々なモードを表示でき、表示された多数のモードから選択して広範なモード切換えが迅速に行える。
タップの強さは加減が難しいが、タッチは所定のモードに対応する位置をタッチするだけであるため確実に行え、失敗のないモード設定が可能となる。また、ライブビュー表示をなるべく隠さないようにして、必要に応じた量だけのモード表示が可能となるので、撮影時に邪魔になることがない。
タップ、タッチという異なる種類の操作でモード表示、モード選択、切換えをしているため、モード表示、モード選択、切換えの操作が感覚的に区別でき、モード表示、モード選択、切換えの操作を誤りなく行える。
当該撮影装置に加えられた第1の操作の強さに応じて表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、表示手段の特定位置を判定するためにまた、小さな補正値への切換えにおいては、切換えの候補としてモード表示される補正値の数も少なく、液晶ディスプレイ16のライブビュー画像と重複する範囲も僅かにすぎず、ライブビュー画像との不要な重複表示が避けられる。そして、補正値の表示に邪魔されることなく撮影画像を確認できる。
大きな補正値に切換えたいときには、撮影者にとって撮影画像の確認よりも多数の候補からの選択が重視される傾向にあるから、候補となる多数の補正値を同時にモード表示してその要望を叶えている。
そのため、ライブビュー画像に重複して表示されるモードの数を意識することなく、撮影者はモードを切換えて撮影できる。
また、強くタップすれば、図4(B)に示すように、表示される補正値の差を大きくして粗く表示してもよい。つまり、強くタップしたときは、撮影者が大きな補正を求めていると考えられるため、粗く表示すれば、撮影者の意図を反映した大きな補正値へのモード切換えが可能となる。
たとえば、タップの強さにかかわらず、1回タップされると、−0.3、+0.3の2つの補正値が液晶ディスプレイ16の画面上部に左右に分離して表示され、さらに1回タップすると(計2回タップすると)、−0.6、+0.6の2つの補正値が追加されて、−0.3、+0.3、−0.6、+0.6の4つの補正値が表示され、なおも1回タップすると(計3回タップすると)、さらに−1、+1の2つの補正値が追加されて、−0.3、+0.3、−0.6、+0.6、−1、+1の6つの補正値が表示される構成としてもよい(図3(A)〜(C)参照)。タップの数に対応してタップ方向(上から下)と同じ方向(液晶ディスプレイの画面上で上から下)から出現するモードの数が増す構成では、「打ち出の小槌」のような視覚的な演出が一層顕著になる。
なお、タップの強さとタップの数とを組み合わせてモード表示を変える構成としてもよい。
たとえば、操作検出手段28は、たとえば、操作検出手段28は、半導体製造工程を利用したMEMS素子からなり、図5(A)に示すように、可動の上電極28U、固定の下電極28Lを組み合わせ、チップ表面に形成された一対の固定の下電極に対し、架橋構造で形成された腕部28Ucを有する可動電極28Uが加速度によって相対的に位置を変えることを利用して構成されている。
通常、デジタルカメラ10の外形形状は略6面体であるため、3つの加速度センサ28(28X、28X、28Z)を配置すれば、デジタルカメラ10の6面(上下面、左右面、前後面)に加えられたタップはもれなく判定できる。
たとえば、タップであれば50Hz程度の周波数の加速度(振動)が生じ、シェークであれば5Hz程度の周波数の加速度(振動)を生じ、タップ、シェークによって生じる加速度の大きさが一桁程度異なるから、タップ、シェークのいずれの操作がデジタルカメラ10に加えられたかが中央処理回路14において容易に判定される。また、タップがデジタル10を軽く叩くのに対して、シェークはデジタルカメラを強く振るから、その波形の振幅も大きく異なり(タップの振幅は小さく、シェークの振幅が大きい)から、周波数でなく振幅からもタップ、シェークが区別できる。
つまり、デジタルカメラ10が図5(B)のXY面で略撮影光軸方向を中心として勢いよく振られれば(シェークされれば)、その加速度はY軸方向の加速度センサ28Yで検出され、Y軸方向の加速度を検出する加速度センサ28Yを左右の側部に設ければ、撮影光軸の回りで時計方向にシェークされたのか反時計方向にシェークされたかが検出、判定できる。
なお、デジタルカメラの左面10Lがタップされれば、生じた加速度が加速度センサ28Xで検出され、検出された波形の周波数、振幅の大小、最初に生じた波形の方向からそのタップが左面のタップであることが判定される。
図6(A)に示すように、液晶ディスプレイ16が液晶表示素子16a、バックライト16bを有しているのに対して、タッチパネル17は、液晶表示素子の画素ごとに併設された光センサ17aを有し、バックライト16bの光が上方に向けて照射されている。
たとえば、撮影者は右手でデジタルカメラ10を把持し(図6(C)参照)、左手の人差し指Fで液晶ディスプレイ16の画面のモード表示をタッチすれば、タッチした指が液晶ディスプレイの画面を覆ってバックライトの光がその指に反射して反射光が光センサ17aに入力される(図6(B)、(C)参照)。そのため、撮影者の指Fで反射されたバックライト16bの光を受光するセンサ17aによってどのモード表示がタッチされたかがタッチパネル17によって検出される。
まず、S101でパワースイッチ(電源スイッチ)の操作状態を判断(判定)し、パワースイッチが操作されていなければ(オフであれば)終了し、パワースイッチがオンであればS102に進んで撮影モードが判定され、撮影モードでなければS131に分岐する。
横構図または縦構図であればS203で所定時間、たとえば1秒間での振動が判断される。横構図、縦構図のもとでY軸方向またはX軸方向に振幅が小さく周波数の大きな振動(重力変動)が検出されれば、撮影のために構えているときの手ブレと考えて無視し、手ブレとは思われない振動が検出されれば撮影のために構えられていないとして誤動作(NG)と判断される。
図8のサブルーチンは一例であり、これに限定されず、たとえば、S203、S204は省略してもよい。しかしながら、誤動作を可能な限り排除するためには、S203、S204のプロセスを省略しないことが好ましい。
なお、以前のプロセスにおいてモード切換えがすでになされていれば、切換えられたモードで撮影される。
図9(A)(B)は傾き検出手段による傾きの検出方法の一例を示す。
傾き検出手段26は、ホール素子26a、磁石26bを組み合わせ、デジタルカメラ10の傾き(姿勢の変化)に対応した磁石の磁界変化をホール素子が検出するようになっている。
すなわち、略ヘの字形状の支持腕部26cが水平配置された軸26dに回動自在に支持され、部分環状の永久磁石26bが支持腕部の先端に保持され、ホール素子26aが磁石の一部と重複する位置に置かれている。
図9(B)に示すように、デジタルカメラ10が略撮影光軸方向を中心として傾けられると、磁石26bは回動して磁界の変化が生じ、この変化をホール素子26aが検出する。そして、ホール素子26aの検出信号が中央処理回路14に出力されてデジタルカメラの傾き(姿勢の変化)が判定される。
また、撮像素子における画像の変化から、デジタルカメラ10の傾きを判定してもよく、この場合は撮像素子が傾き検出手段として機能する。さらに、加速度センサ、角加速度センサを傾き検出手段としてもよい。
操作検出手段28を加速度センサとすれば傾きも検出でき、加速度センサ(操作検出手段)が傾き検出手段26を兼ねるから傾き検出手段を省略してもよい。しかしながら、加速度センサ(操作検出手段)28とは別に傾き検出手段26を設ければ、デジタルカメラ10が水平姿勢に、または、垂直姿勢に構えられたかを迅速に検出することができる。
たとえば、反時計方向のシェーク(図10(A)参照)でモードメニューを表示し(モードオン)、時計方向のシェーク(図10(C)参照)でモード表示をリセット(モードオフ)というようにシェークの方向成分に異なる機能(オンオフ機能)を付与でき、シェークによってモード表示を制御できる。
モード切換えがなされて、モード表示が不要となれば、逆方向(時計方向)にシェークして表示されているモードメニューがリセットされる。
シェーク、タッチという異なる種類の操作でモード表示、モード選択、切換えをしているため、モード表示、モード選択、切換えの操作が感覚的に区別でき、モード表示、モード選択、切換えの操作を誤りなく行える。
図12の実施例2のフローチャートと図7に示す実施例1のフローチャートとの相違は、実施例1のS111のタップの有無が実施例2ではシェークの有無となり(S111b)、S112のタップの強さ、回数によるメニュー表示が方向と強さによるメニュー表示(S112b)となる点にあり、それ以外は共通している。
S106で正しく構えられたと判定されればS111bに進んでモード切換え可能となり、正しく構えられていなければS121に進んで撮影の有無が判断され、モード切換えなしで(以前のプロセスでモード切換えがなされていればそのモードで)撮影が行われ、撮影画像は日時情報などとともにメモリ18に記録される(S121〜123)。S121で撮影がなされなければS101に戻されて、再び、それ以降のフローが繰り返される。
実施例3では、シェークによって初期モードからモード切換えされて特定の位置に表示され、逆方向のシェークで初期モードに切換え可能とされ、シェークの強さによって異なるモードが表示されるようになっている。
このように、実施中のモード16cと、レリーズ操作(シャッター操作)で実施される(切換えられる)モード16aとを液晶ディスプレイ16に同時に表示することによって、切換えられるモードが視覚的に一目で認識でき、使い勝手が改善される。
たとえば、静止画、連写、動画という3つのモード間で、静止画(初期設定)→連写→動画と順位を付け、時計方向、反時計方向のいずれかの方向、たとえば、反時計方向に軽くシェークすると、静止画モードから連写モードに、反時計方向にもう一度軽くシェークすると連写モードから動画モードに、逆方向である時計方向に軽くシェークすると、動画モードから連写モードに、時計方向にもう一度軽くシェークすると、連写モードから静止画モードに戻してもよい。
また、2つずつ進退する場合には、たとえば、反時計方向に強くシェークすると、静止画モードから(連写モードを飛ばして)動画モードに切換えられ、時計方向に強くシェークすると、動画モードから(連写モードを飛ばして)静止画モードに戻される。
また、進むときと戻るときの数を一致させる必要はなく、たとえば、1つずつ進んで2つずつ戻る構成としてもよい。
さらに戻すとき、一度のシェークで途中をすべて飛ばして初期設定に直接戻る構成としてもよい。
また、レリーズスイッチの操作がモードの確定(選択)、切換えのための操作を兼ねるため、モードの確定(選択)、切換えのための独立した操作が不要となり、レリーズスイッチを操作するだけで(シャッター操作だけで)、所望のモードで撮影が行える。
タップ、タッチという異なる種類の操作でモード表示、モード選択、切換えをしているため、モード表示、モード選択、切換えの操作が感覚的に区別でき、モード表示、モード選択、切換えの操作を誤りなく行える。
S101でパワースイッチ(電源スイッチ)の操作状態を判定し、パワースイッチが操作されていなければ(オフであれば)終了し、パワースイッチがオンであればS102で撮影モードが判定され、撮影モードでなければS131に分岐する。
ここでは、前後に強く振られた振動(前後方向のシェーク)を加速度センサ26Z(図5(B)参照)が検出して中央処理回路14が前後方向のシェークと判定すると、現在のモード表示をリセットして初期化することとしている。
横構図または縦構図であればS203で所定時間、たとえば1秒間での振動が判断される。横構図、縦構図のもとでY軸方向またはX軸方向に振幅が小さく周波数の大きな振動(重力変動)が検出されれば、撮影のために構えているときの手ブレと判断して無視し、撮影のための正しい動作(OK)と判断され、手ブレがなければ、正しく構えられていないとして誤動作(NG)と判定される。
S141で撮影がなされなければS101に戻されて、再び、それ以降のフローが繰り返される。
S147で連写、動画、静止画の撮影がなされて記録されると、S101に戻ってフローが繰り返され、S161で前後のシェークがあれば連写、動画のモードが初期化される。
タップの強さでなく、タップの数に対応して表示されるモードメニューの数を増やす構成としてもよい。
たとえば、強くタップして表示された2つのモード(撮影切換え、露出補正)のうち、露出補正をタッチして露出補正モードを選択する。それから、シェークすれば、シェークの方向、強さに応じて下位概念のモードメニューが適宜表示される。たとえば、シェークの方向に応じて、反時計方向のシェークではプラスのモード(補正値)16aが、時計方向ではマイナスのモード(補正値)がレリーズ操作方向を示すマーク、たとえば、三角形のマーク(矢印)16bとともに液晶ディスプレイ16の画面上部に表示され、強くシェークするほど大きな値が表示される。なお、数値だけのモードではどのモードであるかが一見しただけではわかり難いため、その上位概念のモード16a’である「補正露出」が下位概念のモード16aに併せて表示される。
タップは上から下に向けてなされており、タップ方向(上から下)に対応して液晶ディスプレイ10の画面上で上から下に、選択されるべきモードが湧き出るように出現しており、タップ方向(上から下)とモードの出現方向(上から下)を一致させることにより、強くタップすればするほどタップした位置からモードが「打ち出の小槌」のように出現する視覚的な演出でモード表示できる。
そして、タップ、タッチ、シェーク、シャッター操作(レリーズ操作)の4種類の操作を組み合わせることによって、多数の上位概念のモードメニューからその下位概念への切換え、選択が迅速に行え、広範なモード切換えが迅速、効果的に行える。
モード表示をシェークで行えば、シェークの強さによって表示されるモードメニューを切換えることができる。そのため、強くシェークすれば、切換えの候補としてモード表示されるモードの数を多くすることができ、表示されるモードの数と、シェークの強さとが対応するため、直感的な操作のもとでモード表示できる。
まず、S501でタップの有無が判断され、所定のタップ、たとえば、デジタルカメラ上面10UのタップがなければS507に分岐するし、タップがあればS502で上位概念のモードが液晶ディスプレイ16の画面にライブビュー画像と重複して画面上部に表示される。タップの強度に応じて表示されるモードの数は異なり、強くタップすれば1つのモードが、強くタップすれば複数の、たとえば2つのモードが表示される(図17(A)(B)参照)。
表示されたモードの位置でタッチパネルのタッチの有無がS503で判断され、タッチがあればそのモードがS504で選択され、タッチがなくモード選択がなければS507に分岐する。
図20は設定したモードの順序を示し、たとえば、(1)撮影モードで動画を設定し、(2)露出補正で補正値−0.3を設定し、(3)画像サイズで携帯サイズに設定したとき、すでに設定した動画モードを静止画モードに変更したくなることがある。このような場合、すでに設定した露出補正、画像サイズのモードをリセットすることなく、動画モードをモードに切換え可能であることが好ましい。
たとえば、切換えのためのモードを表示するためのデジタルカメラ上面10Uへのタップでなく、デジタルカメラの左側面10Lをタップしてまずメニューオフする。メニューオフしてから、さらに左側面をタップすると、タップの強さによって異なるリセットモードが表示され、たとえば、左側面を軽くタップすると最後の設定をリセットする旨のモードが表示される。また、メニューオフしてから強くも弱くもない中間の力でタップすれば、「最後の設定リセット」に加えて「その前の設定リセット」のモードが表示され、強くタップすれば、「最後の設定リセット」「その前の設定リセット」「さらに前の設定リセット」という3つのモードが表示される。
そして、表示されたモードをタッチすれば、そのモードがリセットされる。
また、強くタップされればされるほど以前に設定されたタップが表示されてリセット可能として、タップの強さとリセットされる設定とを関連付けているため、リセットすべき設定の前後からタップの強さが推測され、リセットすべき設定のモードに迅速に行き着くことができる。
この変形例においては、リセットは初期化と明確に区別され、現在表示されているモードをキャンセル(消す)ことをいう。
図7、図8、図12、図15、図19に本発明の撮影におけるフローチャート、サブルーチンを示したがこれらは一例にすぎず、これらに限定されない。
実施例1〜4、変形例で例示した構成、技術思想などを適宜組み合わせてもよい。
実施例ではデジタルカメラとして撮像装置を具体化しているが、本発明の対象となる撮像装置はデジタルカメラに限定されず、たとえば、デジタルビデオカメラはもちろん、デジタルカメラの機能を持つ携帯電話、デジタルカメラ付携帯端末なども本発明でいう撮像装置に含まれる。
本発明の実施態様により、以下のような構成の発明を得ることができる。
(1)撮影される画像の表示される表示手段を備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
当該撮影装置に加えられた第1の操作の強さに応じて表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、
表示手段の特定位置を判定するために当該撮影装置加えられた第2の操作に応じて、表示されているモードメニューからモードを選択してモードを切換える撮像装置のモード切換え方法。
(2)撮影される画像の表示される表示手段を備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
当該撮影装置に加えられた第1の操作の強さに応じて表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、
表示手段の特定位置を判定するために当該撮影装置に加えられた第2の操作に応じて、表示されているモードメニューからモードを選択してモードを切換え、
当該撮影装置に加えられた第3−1の操作に応じて、表示されているモードメニューをリセットまたは初期化する撮像装置のモード切換え方法。
(3)第2の操作は第1の操作と異なる種類の操作である上記(1)または(2)記載の撮像装置のモード切換え方法。
(4)撮影される画像の表示される表示手段を備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
当該撮影装置の所定面をタップすることによって表示手段にモードメニューを表示し、
表示手段の画面表面に設けたタッチパネルをタッチすることによって、表示されているモードメニューからモードを選択してモードを切換える撮像装置のモード切換え方法。
(5)撮影される画像の表示される表示手段を備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
当該撮影装置をシェークすることによって表示手段にモードメニューを表示し、
表示手段の画面表面に設けたタッチパネルをタッチすることによって、表示されているモードメニューからモードを選択してモードを切換える撮像装置のモード切換え方法。
(6)モードメニューを表示するためのシェークは、当該撮像装置の略撮影光軸を中心とした時計方向、反時計方向のいずれかの方向のシェークであり、
逆方向のシェークによって、表示されているモードメニューをリセットまたは初期化する上記(5)記載の撮像装置のモード切換え方法。
(7)撮影される画像の表示される表示手段を備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
当該撮影装置をシェークすることによって、表示手段に所定の順序で1つのモードを表示し、
レリーズスイッチの操作によって、表示されているモードを確定してモード切換えする撮像装置のモード切換え方法。
(8)モードメニューを表示するためのシェークは、当該撮像装置の略撮影光軸を中心とした時計方向、反時計方向のいずれかの方向のシェークであり、
逆方向のシェークによってモード表示を初期化する上記(7)記載の撮像装置のモード切換え方法。
(9)撮影される画像の表示される表示手段を備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
当該撮影装置に加えられた第1の操作に応じて、表示手段に上位概念のモードメニューを表示し、
当該撮影装置に加えられた第2の操作に応じて、表示されている上位概念のモードメニューからモードを選択して下位概念のモードメニューに切換え、
当該撮影装置に加えられた第3−2の操作に応じて、表示されている下位概念のモードメニューからモードを選択し、
第4の操作によって、表示されているモードを確定してモード切換えする撮像装置のモード切換え方法。
(10)第2の操作はタッチであり、第4の操作はレリーズスイッチの操作であり、第1の操作はタップ、シェークの一方であり、第3−2の操作は他方である上記(9)記載の撮像装置のモード切換え方法。
(11)タップの強さ、または、タップの数を応じて異なるモードメニューが表示される上記(4)または(10)記載の撮像装置のモード切換え方法。
(12)シェークの方向、または、強さを応じて異なるモードメニューが表示される上記(5)(7)(10)のいずれか記載の撮像装置のモード切換え方法。
(13)撮影される画像の表示される表示手段と、
表示手段の表示内容に対応する位置にしたがった操作を行うスイッチ手段と、
当該撮像装置に加えられた操作を検出する操作判定手段と、
当該撮像装置が構えられた状態を検出する手段と、
当該撮像装置を構えた状態での操作検出手段の検出結果を判定して表示手段にモードを表示し、そのモード表示に対応するスイッチ手段の操作に応じて当該撮像装置の撮影を制御する制御手段と、
を具備する撮像装置。
(14)操作判定手段は加速度センサからなり、当該撮像装置に加えられた操作によって生じた加速度を検出する上記(13)記載の撮像装置。
(15)操作判定手段は加速度センサからなり、当該撮像装置の構えられた状態を検出する手段を兼ねる上記(13)記載の撮像装置。
(16)制御手段は、操作判定手段で検出した加速度の強さに応じて表示手段のモード表示を制御する上記(14)または(15)記載の撮像装置。
(17)当該撮像装置が構えられた状態を検出する手段は、撮影光軸方向を中心とする当該撮像装置の傾きを検出する傾き検出手段である上記(13)(14)(16)のいずれか記載の撮像装置。
(18)スイッチ手段は、レリーズスイッチ、または、表示手段の表面に設けられたタッチパネルである上記(13)〜(17)のいずれか記載の撮像装置。
(19)撮影される画像の表示される表示手段と、
当該撮像装置の面に加えられたタップまたはシェークによって生じた加速度を検出する加速度検出手段と、
当該撮像装置が構えられた状態を検出する手段と、
当該撮像装置を構えた状態での操作検出手段の検出結果を判定して表示手段にモードを表示し、表示されたモードを選択する操作に応じてその選択されたモードに対応する撮影を制御する制御手段と、
を具備する撮像装置。
(20)制御手段は、タップが当該撮像装置の面に対するものと判定すると、タップの強さ、または、数に応じて表示されるモードの数を増すように制御する上記(19)記載の撮像装置。
(21)制御手段は、シェークが所定方向のものと判定すると、シェークの強さに応じて表示されるモードの数を増すように制御する上記(19)記載の撮像装置。
(22)表示手段の画面表面に設けられたタッチパネルをさらに具備し、表示手段に表示されたモードに対応する位置でタッチパネルをタッチすることによりモードが選択される上記(19)〜(22)のいずれか記載の撮像装置。
(23)表示されるモードは1つであり、レリーズスイッチの操作によって表示されているモードのもとで撮影がなされる上記(19)記載の撮像装置。
(24)制御手段は、まず上位概念のモードのメニューを表示手段に表示し、
次の操作に対応してその下位概念のモードを表示するように制御する上記(19)〜(23)のいずれか記載の撮像装置。
(25)操作検出手段は、撮影光軸と直交する水平方向にX軸、撮影光軸と直交する垂直方向にY軸、撮影光軸と平行な水平方向にZ軸としたとき、X軸方向の加速度を検出する加速度センサ、Y軸方向の加速度を検出する加速度センサ、Z軸方向の加速度を検出する加速度センサを有する上記(13)または(20)記載の撮像装置。
そして、本発明の実施態様によって得られる上記構成の発明によれば以下のような効果が得られる。
すなわち、上記(1)記載の本発明では、第1の操作によってモードメニューが表示され、第2の操作によって表示されたモードメニューからモードを選択してモード切換えが可能となり、多数のモードメニューを表示することにより、広範なモード切換えが迅速に行える。第1、第2の操作が撮像装置を把持する手で行えるものとすれば、モード切換えが片手操作で行える。
なお、従来の機械的なモードスイッチによる(モード切換えのための)スイッチ操作は、撮像装置そのものに加える操作でないから、本発明における「スイッチ操作」に明らかに該当しない。
上記(2)記載の本発明では、第1の操作によってモードメニューが表示され、第2の操作によって表示されたモードメニューからモードを選択してモード切換えが可能となり、多数のモードメニューを表示することにより、広範なモード切換えが迅速に行える。また、第3−1の操作によってモードメニューをリセットまたは初期化でき、この点からも広範なモード切換えが迅速に行える。さらに、第1、第2、第3−1の操作がいずれも撮像装置を把持する手で行えるものとすれば、モード切換えが片手操作で行える。
上記(3)記載の本発明では、第1、第2の操作が異なる種類の操作であるため、モード表示、モード選択、切換えのための操作が感覚的に区別でき、モード表示、モード選択、切換えを誤ることなく行える。
上記(4)記載の本発明では、タップによってモードメニューが表示され、タッチによって表示されたモードメニューからモードを選択してモード切換えが可能となり、多数のモードメニューを表示することにより、広範なモード切換えが迅速に行える。モード表示のための操作(タップ)と、モード選択、切換えのための操作(タッチ)が異なる種類の操作であるため、モード選択、切換えのための操作が感覚的に区別でき、モード表示、モード選択、切換えを誤ることなく行える。
上記(5)記載の本発明では、シェークによってモードメニューが表示され、タッチによって表示されたモードメニューからモードを選択してモード切換えが可能となり、多数のモードメニューを表示することにより、広範なモード切換えが迅速に行える。モード表示のための操作(シェーク)と、モード選択、切換えのための操作(タッチ)が異なる種類の操作であるため、モード選択、切換えのための操作が感覚的に区別でき、モード表示、モード選択、切換えを誤ることなく行える。
上記(6)記載の本発明では、モード表示のための操作をシェークとすれば、その方向から使い分けることができるため、時計方向、反時計方向のいずれかの方向のシェークでモード表示を行い、逆方向のシェークでモード表示をリセットすることにより、モード表示をリセットできる。
上記(7)記載の本発明では、レリーズスイッチの操作がモードの確定(選択)、切換えのための操作を兼ねるため、モードの確定(選択)、切換えのための独立した操作が不要となり、レリーズスイッチを操作するだけで(シャッター操作だけで)所望のモードで撮影できる。
上記(8)記載の本発明では、シェークの方向から使い分けることができるため、時計方向、反時計方向のいずれかの方向のシェークでモード表示を行い、逆方向のシェークでモード表示をリセットすることにより、モード表示を初期化できる。
上記(9)記載の本発明では、第1〜第4の操作を組み合わせることによって、上位概念のモードメニューを切換えて表示できるだけでなく、下位概念のモードメニューも切換えて表示でき、広範なモード切換えが迅速、効果的に行える。また、第1〜第4の操作がすべて撮像装置を把持する手で行えるものとすれば、モード切換えが片手操作で行える。
上記(10)記載の本発明では、タップ、タッチ、レリーズスイッチの操作、シェークということ異なる4種類の操作を使い分けることによって、複雑なモードの切換えが行える。
上記(11)記載の本発明では、タップの強さ、数を使い分けることによって異なるモードメニューが表示でき、広範なモードメニューの表示が可能となる。
上記(12)記載の本発明では、シェークの方向、強さを使い分けることによって異なるモードメニューが表示でき、広範なモードメニューの表示が可能となる。
上記(13)記載の本発明では、撮像装置を構えた状態での操作検出手段の検出結果を判定して表示手段にモードを表示し、そのモード表示に対応するスイッチ手段の操作に応じて撮影を制御しており、スイッチ手段の操作によって広範なモード切換えが制御手段の制御のもとで行える。
また、モード切換えのための機械的なスイッチが省略でき、構成が簡略化できる。外部に突出した機械的なスイッチがなくなるため、突起のない美的で簡素化されたデザインが可能となる。
上記(14)記載の本発明では、検出した加速度に応じてモード表示を制御できる。
上記(15)記載の本発明では、撮像装置の構えられた状態を検出する手段が省略できる。
上記(16)記載の本発明では、加速度の強さに応じてモード表示を制御でき、加速度の強さに応じて表示されるモード表示を変えることにより、広範なモード切換えが行える。
上記(17)記載の本発明では、撮像装置を構えた状態が傾き検出手段によって直接検出できる。
上記(18)記載の本発明では、レリーズスイッチの操作という撮影に不可欠な操作によって、または、タッチパネルへのタッチという確実な操作によって撮影を制御できる。
上記(19)記載の本発明では、撮像装置を構えた状態での操作検出手段の検出結果を判定して表示手段にモードを表示し、表示されたモードを選択する操作に応じてその選択されたモードに対応する撮影を制御しており、広範なモード切換えが制御手段の制御のもとで行える。
また、モード切換えのための機械的なスイッチが省略でき、構成が簡略化できる。外部に突出した機械的なスイッチがなくなるため、突起のない美的で簡素化されたデザインが可能となる。
上記(20)記載の本発明では、タップの強さ、数に応じて表示されるモードの数を増すため、表示された多数のモードからモードを選択でき、広範なモード選択が行える。また、タップの強さ、数に応じて表示されるモードの数が調整できるため、ライブビュー画像との不要な重複表示が避けられる。
上記(21)記載の本発明では、シェークの強さに応じて表示されるモードの数を増すため、表示された多数のモードからモードを選択でき、広範なモード選択が行える。シェークの強さに応じて表示されるモードの数が調整できるため、ライブビュー画像との不要な重複表示が避けられる。
上記(22)記載の本発明では、モードの選択がタッチで行われるため、撮像装置に不要な衝撃を与えることがない。
上記(23)記載の本発明では、レリーズスイッチの操作によってモードの選択、切換えが行え、モードの選択、切換のための操作が省略できる。
上記(24)記載の本発明では、上位概念のモードメニューから下位概念のモードメニューへと順序立てて表示されて、選択でき、モード切換えが円滑に行える。
上記(25)記載の本発明では、加速度の生じる方向が三次元的に検出でき、加速度を正確に判定できる。
10U 操作面(デジタルカメラの上面)
10L 別の操作面(デジタルカメラの左側)
12 撮像手段
12a 撮影レンズ(ズームレンズ)
14 中央処理回路(制御手段)
16 液晶ディスプレイ(表示手段)
17 タッチパネル(スイッチ手段)
18 メモリ(記録手段)
24 スイッチ操作判定手段
26 傾き検出手段
28 操作判定手段(加速度センサ)
30 スイッチ群
30a レリーズスイッチ(スイッチ手段)
Claims (6)
- タッチパネルを有した表示手段と加速度検出手段とを備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
上記加速度検出手段の出力に基づき当該撮影装置に加えられたタップ操作を検出すると、上記表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、
上記タッチパネルの出力に基づき上記表示手段へ加えられたタッチ操作を検出すると、このタッチ操作の位置に応じて、上記モードメニューからモードを選択し、
選択候補となる上記モードメニューは、タップ操作の強さに応じて変化する撮像装置のモード切換え方法。 - タッチパネルを有した表示手段と加速度検出手段とを備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
上記加速度検出手段の出力に基づき当該撮影装置に加えられたタップ操作を検出すると、上記表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、
上記タッチパネルの出力に基づき上記表示手段へ加えられたタッチ操作を検出すると、このタッチ操作の位置に応じて、上記モードメニューからモードを選択し、
選択候補となる上記モードメニューの出現方向が、タップ操作の方向と一致する撮像装置のモード切換え方法。 - タッチパネルを有した表示手段と加速度検出手段とを備えた撮像装置のモードの切換え方法であって、
上記加速度検出手段の出力に基づき当該撮影装置に加えられたタップ操作を検出すると、上記表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、
上記タッチパネルの出力に基づき上記表示手段へ加えられたタッチ操作を検出すると、このタッチ操作の位置に応じて、上記モードメニューからモードを選択し、
選択候補となる上記モードメニューは、タップ操作の強さに応じて変化し、
選択候補となる上記モードメニューの出現方向が、タップ操作の方向と一致する撮像装置のモード切換え方法。 - タッチパネルを有した表示手段と、
加速度検出手段と、
上記加速度検出手段の出力から検出される当該撮影装置に加えられたタップ操作と上記タッチパネルの出力から検出される上記表示手段へ加えられたタッチ操作とに基づきモード切換を行なう制御手段と、
を具備し、
上記制御手段は、上記タップ操作を検出すると上記表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、上記タッチ操作を検出するとこのタッチ操作の位置に応じて上記モードメニューからモードを選択し、
選択候補となる上記モードメニューは、タップ操作の強さに応じて変化する撮像装置。 - タッチパネルを有した表示手段と、
加速度検出手段と、
上記加速度検出手段の出力から検出される当該撮影装置に加えられたタップ操作と上記タッチパネルの出力から検出される上記表示手段へ加えられたタッチ操作とに基づきモード切換を行なう制御手段と、
を具備し、
上記制御手段は、上記タップ操作を検出すると上記表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、上記タッチ操作を検出するとこのタッチ操作の位置に応じて上記モードメニューからモードを選択し、
選択候補となる上記モードメニューの出現方向が、タップ操作の方向と一致する撮像装置。 - タッチパネルを有した表示手段と、
加速度検出手段と、
上記加速度検出手段の出力から検出される当該撮影装置に加えられたタップ操作と上記タッチパネルの出力から検出される上記表示手段へ加えられたタッチ操作とに基づきモード切換を行なう制御手段と、
を具備し、
上記制御手段は、上記タップ操作を検出すると上記表示手段に選択候補となるモードメニューを表示し、上記タッチ操作を検出するとこのタッチ操作の位置に応じて上記モードメニューからモードを選択し、
選択候補となる上記モードメニューは、タップ操作の強さに応じて変化し、
選択候補となる上記モードメニューの出現方向が、タップ操作の方向と一致する撮像装置。
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