JP5457084B2 - 連結具 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘルメットの顎紐などを連結・分離するための連結具に関する。
図4は従来の連結具を示す平面図である。図4(a)に示すように、従来の連結具100は、本体101と、挿脱体108とから構成されている。本体101は、上下板102の間に各支軸103,103を中心として揺動可能に支持された一対の係合部104,104を有している。また、係合部104は、一方の揺動端に上下板102の側部にて突出する操作突起104aを有し、他方の揺動端に鉤状の係止爪104bを有している。一対の係合部104,104は、各係合爪104b,104bを対向させている。さらに、一対の係合部104,104の各一方の揺動端の間にはバネ部材105が設けられている。各一方の揺動端は、このバネ部材105によって互いに離間するように常に付勢されている。これにより、各他方の揺動端の係合爪104b,104bは、互いに近接するように付勢されるようになる。また、一対の係合部104,104の各一方の揺動端は、上下板102の間に設けられた各規制部材106,106によって離間する範囲が規制されている。さらに、上下板102における係合部104の一方の揺動端側には、紐類などが取り付けられる環状の挿通部107が設けられている。
挿脱体108は、一対の係合部104,104の各係合爪104b,104bの間に挿通されて、これらの係合爪104b,104bと係合する係合片109を有している。また、挿脱体108の係合片109の反対側には、紐類などが取り付けられる環状の挿通部110が設けられている。
図4(a)に示すように、従来の連結具100は、挿脱体108の係合片109を本体101の上下板102の間にて対向する一対の係合部104,104の各係合爪104b,104bの間に挿通することで、バネ部材105によって互いに近接する各係合爪104b,104bと係合する。これにより、本体101と挿脱体108とが略一体的に連結され、それぞれの挿通部107,110に取り付けられた紐類が連結されるようになる。
また、図4(b)に示すように、一対の係合部104,104の各操作突起104a,104aを内方向に押すことで、各係合爪104b,104bがバネ部材105の付勢力に抗して離間する。これにより、係合爪104b,104bと係合片109の係合が外れて、挿脱体108は本体101に対して自由となる。そして、各操作突起104a,104aを内方向に押した状態のまま本体101から挿脱体108を引き抜くことによって、紐類が分離されるようになる。
ところが、上述した従来の連結具100では、図4(b)に示すように、係合爪104b,104bと係合片109の係合が外れたとき、挿脱体108が本体101に対して自由となるが、挿脱体108を本体101から引き抜かなければ分離することができないという不都合があり、使用者はこれに煩わしさを感じていた。
このような煩わしさを解消するものとして、下記特許文献1に開示されている連結具がある。図5(a)に示すように、この連結具200は、上述した従来の連結具100(図4参照)と同様に、本体201と、挿脱体206とから構成されており、本体201の収容部202内にバネ部材203が設けられている。ここでは、バネ部材203は、第一の捩じり部203aを介してその両側に延出する両腕部203b,203bの先端に円環部203c,203cを有し、両腕部203b,203bの中途部分に第二の捩じり部203d,203dを有してなり、第一の捩じり部203aによる両腕部203b,203bの広角付勢力によって各係合爪204,204を互いに近接するように付勢している。また、本体201の収容部202内には、平坦面205aの中央に突起205bを有してなり、バネ部材203の両腕部203b,203bの第二の捩じり部203d,203dから延出した各先端の円環部203c,203cが突起205bを挟むようにして当接する支持部205が設けられている。
そして、図5(b)に示すように、連結具200によれば、両腕部203b,203bの広角付勢力に抗した押動操作により離間した各係合爪204,204から挿脱体206の係合片207が外れるときには、バネ部材203の先端の円環部203c,203cが支持部205に支持されながら、第二の捩じり部203d,203dが対向内方に押圧されることで移動した第一の捩じり部203aによって、係合片207が収容部202外に押し出される。これにより、本体201と挿脱体206とは一操作で分離され、使用者は煩わしさを感じなくなる。
特許第3817150号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている連結具200では、バネ部材203が一本の線材により形成されているため、全長が長いうえに、バネ部材203には常に応力がかかるようになり、破断しやすくなるなどその耐久性に問題があった。
また、連結具200では、本体201が扁平形状をなし、それに加えて、本体201の収納部202内に挿脱体206の係合片207を挿通させるための挿通口208が平坦な側面に設けられているため、係合片207と挿通口208との位置合わせが容易ではなく、特にこの連結具200がヘルメットの顎紐などに使用されている場合には、使用者から連結具200の状態が見えないため、使用者は手探りによって本体201と挿脱体206とを連結しなければならず、大変煩雑なものであった。
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、片手による一操作で確実に分離可能にするとともに、付勢部材の耐久性を向上させ、また、本体と挿脱体との連結を容易にする連結具を提供することを目的としている。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明による請求項1記載の連結具は、収容部5内にて先端部に形成された係合爪8,8が対向するとともに前記収容部5外に外側部9,9が延出する一対の係合部7,7を前記係合爪8,8が接離可能となるように揺動支持し、前記外側部9,9を前記収容部5の内方に押動操作することによって前記係合爪8,8を互いに離間させることを可能にする本体2と、
前記収容部5への挿通口16から前記一対の係合部7,7の前記係合爪8,8の間に挿通されて該係合爪8,8と係合する係合片22を有し、該係合片22が前記係合爪8,8と係合することで前記本体2に略一体的に連結する挿脱体21と、
前記収容部5内にて前記一対の係合部7,7のそれぞれの内側部10,10に当接する両腕部11b,11bを有し、該両腕部11b,11bを介して前記内側部10,10を前記収容部5の外方に向けて付勢する第一の付勢部材11と、
前記収容部5内にて前記一対の係合部7,7の前記係合爪8,8の間に挿通された前記挿脱体21の前記係合片22に当接する部分12aを有し、前記係合爪8,8と係合状態にある前記係合片22を前記収容部5の外方に向けて付勢するとともに、前記一対の係合部7,7の前記外側部9,9の前記押動操作によって前記係合爪8,8が互いに離間することで前記係合片22が外れると該係合片22を前記当接する部分12aが前記収容部5外に押し出すように移動する第二の付勢部材12と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の連結具は、前記本体2は扁平形状をなし、前記挿通口16において該本体2の前記収容部5を形成する上下板3,4のうちの下板4が上板3よりも前記挿脱体21の挿脱方向Xに延出して形成されたことを特徴としている。
請求項記載の連結具は、前記第一及び第二の付勢部材11,12は共に、左右の両腕部の中心部にコイル部が形成された捩じりコイルばねからなり、前記第二の付勢部材12における前記挿脱体21の前記係合片22に当接する部分12aが捩じりコイルばねのコイル部分であることを特徴としている。
請求項記載の連結具は、前記第一の付勢部材としての捩じりコイルばね11は、前記一対の係合部7,7の内側部10,10の間にて、前記両腕部11b,11bが所定角度を有して延出しているコイル部11aが、前記収容部内の中心部に突出する固定の支軸6bに挿通されて設けられ、
前記第二の付勢部材としての捩じりコイルばね12は、前記一対の係合部7,7の内側部10,10の間にて、前記係合片22に当接する部分となるコイル部12aから略水平に延出している両腕部12b,12bをそれぞれ、前記収容部内に突出する固定の支軸6c,6cに当接させた状態で設けられたことを特徴としている。
本発明の連結具によれば、連結された本体と挿脱体とを片手による一操作で確実に分離することができる。また、一対の係合部の各係合爪を近接させるように付勢する付勢部材と、各係合爪との係合が外れた係合片を押し出すために付勢する付勢部材とを別々に備えたことによって、二つの付勢部材にはそれぞれの作用に伴う応力だけがかかるようになる。つまり、一本の線材からなる従来の付勢部材のように常に応力がかかる場合に比べて応力が分散し、付勢部材は破断しにくくなり、耐久性が向上する。さらに、二つの付勢部材の全長が短くなることで強度が高まり、これにより、耐久性が向上する。
また、本体が扁平形状をなしているため、ヘルメットの顎紐などに用いることに適した薄型の連結具となる。さらに、本体の挿通口にて収容部を形成する上下板のうちの下板が挿脱方向に延出していることで挿脱体の係合片をガイドすることができ、本体と挿脱体との連結が容易となる。
また、連結具本体の収容部内の中心部に並設した二つの付勢部材に、左右に延出された両腕部の中心部にコイル部が形成された捩じりコイルばねを採用し、これらを本体の収容部内に突出する固定の支軸に挿通又は当接させることによって設けたので、扁平形状(薄型)の本体に好適に組み込むことができ、組み立て作業が容易で、作動状態も安定し不良品の発生も少なくなるとの改良された効果が得られる。
本発明による連結具を示す分解斜視図である。 本発明による連結具を示す斜視図である。 (a),(b)本発明による連結具における各部の動作を示す平面図である。 (a),(b)従来の連結具における各部の動作を示す平面図である。 (a),(b)従来の連結具における各部の動作を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1,2に示すように、この実施の形態(連結具1)は、本体2と、挿脱体21とから構成されている。
本体2は、扁平形状をなしており、上下板3,4の間に収容部5となる空間を形成している。収容部5内には、支軸6aを中心として揺動可能に支持された一対の係合部7,7を有している。支軸6aは、この実施の形態では上下板3,4を一体化するためのリベットなどの固定部材6の一つからなり、上下板3,4の各固定孔3a,4aに挿通される間に、係合部7の軸孔7aに遊びを有して挿通される。係合部7は、支軸6aを介した一方の揺動端の先端部に鉤状の係合爪8が形成されている。一対の係合部7,7の各係合爪8,8は対向している。また、係合部7の支軸6aを介した他方の揺動端側の外側部9は収容部5外に延出しており、この延出した外側部9が操作部となる。また、外側部(操作部)9とは反対側に位置する内側部10は、収容部5内にて他方の係合部7の内側部10と対向している。
収容部5内において、一対の係合部7,7の対向する内側部10,10の間には第一の付勢部材11が設けられている。第一の付勢部材11は捩じりコイルばねからなり、コイル部11aが支軸6b(固定部材6)に挿通されて、コイル部11aから所定角度を有して略V字状に延出している両腕部11b,11bを一対の係合部7,7の各内側部10,10に当接させている。この捩じりコイルばね11は、両腕部11b,11bを介して各内側部10,10を収容部5の外方に向けて常に付勢している。つまり、捩じりコイルばね11は、各内側部10,10を離間するように付勢しており、これにより、一対の係合部7,7の各係合爪8,8が互いに近接するように付勢されるようになる。
収容部5内において、一対の係合部7,7の対向する内側部10,10の間には、第二の付勢部材12が設けられている。第二の付勢部材12は、上述した第一の付勢部材11と同様に捩じりコイルばねからなる。第二の付勢部材としての捩じりコイルばね12は、コイル部12aから略水平に延出している両腕部12b,12bを支軸6c,6c(固定部材6)に当接させている。
なお、上下板3,4の側面には、捩じりコイルばね11によって押し広げられた係合部7の他方の揺動端側に形成されている当接部13に当接して、その揺動範囲を規制する規制部材14が設けられている。
また、上下板3,4には、係合部7の他方の揺動端側に図2に示すように紐類Aの一方が取り付けられる環状の挿通部15が固定されている。挿通部15は、その半部が収容部5内に位置しており、二つの支軸6d,6d(固定部材6)が上下板3,4の各固定孔3a,4aに挿通される間に、固定孔15aに挿通されることにより固定される。
さらに、上下板3,4には、係合部7の一方の揺動端側、つまり、上述した挿通部15とは反対側の端面に、後述する挿脱体21の係合片22を収容部5内へと挿通させるための挿通口16(図2参照)が設けられている。挿通口16において、上下板3,4のうちの下板4は、挿脱体21の挿脱方向Xに延出して形成されており、この延出した部分は、本体2と挿脱体21とを連結するときに挿脱体21の係合片22を挿通口16までガイドするためのガイド部17となる。
挿脱体21は、その一方の端部に係合片22を有している。係合片22は、上述した本体2の収容部5内に挿通されて、一対の係合部7,7の各係合爪8,8の間に係合するように両側部が鉤状に突出した略矢印形状に形成されている。また、係合片22の先端部23は、捩じりコイルばね12のコイル部12aに当接するとともに、当接したときにコイル部12aの外形に適合するような湾曲凹面状に形成されている。
また、挿脱体21の他方の端部には、図2に示すように紐類Aの他方が取り付けられる環状の挿通部24が設けられている。さらに、この挿通部24には、紐類Aの端部をかけ回して長さ調整可能にする係止部材25が取り付けられている。
ここから、図3を参照して上述した連結具1における各部の動作を説明する。なお、図3では、上板3を外した状態としている。
まず、本体2と挿脱体21とを連結する。図3(a)に示すように、挿脱体21の係合片22を本体2の挿通口16(図2参照)から収容部5内に挿通すると、係合片22が対向する係合爪8,8を押し広げるようにして各係合爪8,8の間に挿通され、係合片22と各係合爪8,8とが係合する。各係合爪8,8は、第一の付勢部材としての捩じりコイルばね11によって互いに近接するように付勢されているため、係合片22と各係合爪8,8との係合が勝手に外れることはない。これにより、本体2と挿脱体21とは略一体的に連結され、紐類A(図2参照)の一方と他方が連結される。このとき、収容部5内に挿通された係合片22は、その先端部23が第二の付勢部材としての捩じりコイルばね12のコイル部12aに当接し、コイル部12aを更に押し込むため、収容部5の外方に向けて付勢されている。
なお、捩じりコイルばね11は、その両腕部11b,11bを各係合爪8,8の内側面10,10に当接させて、これを収容部5の外方に向けて押し広げることで、各支軸6a,6aを介して各係合爪8,8が近接するように付勢する。また、捩じりコイルばね12は、その両腕部12b,12bが各支軸6c,6cによって固定されているため、コイル部12aが係合片22の先端部23に押されると、係合片8を収容部5の外方に向けて付勢する。
次に、連結された本体2と挿脱体21とを分離する。図3(b)に示すように、一対の係合部7,7の各外側部(操作部)9,9を収容部5の内方に向けて押動操作すると、捩じりコイルばね11の付勢力に抗して各係合爪8,8が離間し、各係合爪8,8と係合片22の係合が解除される。これと同時に、それまで係合片22の先端部23に押されていた捩じりコイルばね12のコイル部12aが、捩じりコイルばね12の付勢力によって、各係合爪8,8との係合が外れた係合片22を押し出すように移動する。これにより、係合片22が収容部5外に押し出されて本体2から挿脱体21が外れることとなる。
上述した実施の形態によれば、各操作部9,9を押動操作することにより、各係合爪8,8と係合片22の係合が外れて係合片22が収容部5外へと押し出されるため、連結された本体2と挿脱体21とを片手による一操作で確実に分離することができる。また、一対の係合部7,7の各係合爪8,8を近接させるように付勢する付勢部材(捩じりコイルばね11)と、各係合爪8,8との係合が外れた係合片22を押し出すために付勢する付勢部材(捩じりコイルばね12)とを別々に備えたことによって、二つの捩じりコイルばね11,12にはそれぞれの作用に伴う応力だけがかかるようになる。これにより、捩じりコイルばね11,12は破断しにくくなり、その耐久性が向上する。さらに、捩じりコイルばね11,12の全長が短いことで強度が高まっており、その耐久性が向上する。
また、付勢部材に捩じりコイルばね11,12を採用することによって、扁平形状の本体2に好適に組み込むことができる。
さらに、本体2が扁平形状をなしているため、ヘルメットの顎紐などに用いることに適した薄型の連結具1となる。また、本体2の挿通口16にて、挿脱方向Xに延出している下板4のガイド部17が挿脱体21の係合片22をガイドするため、本体2と挿脱体21との連結が容易となる。
なお、上述した実施の形態では、本体2が剥き身の状態を説明しているが、本体2に、その周囲を覆うように例えば合成樹脂からなるカバーが設けられていてもよい。これにより、ヘルメットの顎紐などのように使用者の肌に直に触れるような場所にこの連結具1を用いても、快適に使用することができる。
1…連結具
2…本体
3…上板
4…下板
5…収容部
6b,6c…支軸
7…係合部
8…係合爪
9…操作部となる外側部
10…内側部
11…第一の付勢部材としての捩じりコイルばね
11a…コイル部
11b…両腕部
12…第二の付勢部材としての捩じりコイルばね
12a…係合片に当接する部分となるコイル部
12b…両腕部
16…挿通口
21…挿脱体
22…係合片
X…挿脱方向

Claims (2)

  1. 収容部内にて先端部に形成された係合爪が対向するとともに前記収容部外に外側部が延出する一対の係合部を前記係合爪が接離可能となるように揺動支持し、前記外側部を前記収容部の内方に押動操作することによって前記係合爪を互いに離間させることを可能にする本体(2)と、
    前記収容部への挿通口から前記一対の係合部の前記係合爪の間に挿通されて該係合爪と係合する係合片を有し、該係合片が前記係合爪と係合することで前記本体に略一体的に連結する挿脱体(21)と、
    前記収容部内にて前記一対の係合部のそれぞれの内側部に当接する両腕部を有し、該両腕部を介して前記内側部を前記収容部の外方に向けて付勢する第一の付勢部材(11)と、
    前記収容部内にて前記一対の係合部の前記係合爪の間に挿通された前記挿脱体(21)の前記係合片に当接する部分を有し、前記係合爪と係合状態にある前記係合片を前記収容部の外方に向けて付勢するとともに、前記一対の係合部の前記外側部の前記押動操作によって前記係合爪が互いに離間することで前記係合片が外れると該係合片を前記当接する部分が前記収容部外に押し出すように移動する第二の付勢部材(12)と、
    を備え
    前記第一及び第二の付勢部材は、共に、左右の両腕部の中心部にコイル部が形成された捩じりコイルばねからなり、
    前記第一の付勢部材(11)としての捩じりコイルばねは、前記一対の係合部の内側部の間にて、そのコイル部(11a)から前記両腕部(11b,11b)が所定角度を有して延出し、コイル部(11a)が前記収容部内の中心部に突出する固定の支軸(6b)に挿通されて設けられ、
    前記第二の付勢部材(12)としての捩じりコイルばねは、前記一対の係合部の内側部の間にて、そのコイル部(12a)から左右の腕部(12b,12b)が延出し、コイル部(12a)が前記挿脱体の前記係合片先端部(23)に当接し、コイル部(12a)の前記挿脱体の前記係合片に当接する部分と反対側になる左右の腕部(12b,12b)の背面が、前記収容部内に突出する固定の支軸(6c,6c)に当接された状態で設けられていることを特徴とする連結具。
  2. 前記本体は扁平形状をなし、前記挿通口において該本体の前記収容部を形成する上下板のうちの下板が上板よりも前記挿脱体の挿脱方向に延出して形成されたことを特徴とする請求項1記載の連結具。
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