JP5455145B2 - 眼鏡部品の連結部材及びこの連結部材を利用した易リサイクル眼鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、フロントフレーム,智及びテンプルを連結する眼鏡部品の連結部材及びこの連結部材を利用することでリサイクルが容易になる易リサイクル眼鏡に関する。
組立及び分解を容易にして組立コストを低減したり、廃棄の際の分解を容易にして分別回収やリサイクルを容易にする眼鏡が種々考案されている。
例えば、特許文献1では、全体が矩形状のプラスチックから形成されていて、射出成形により成形される平面的なプラスチック眼鏡を提案している。
また、特許文献2では、フレームとレンズとを着脱可能に構成し、組立て作業をきわめて簡単に行うことができる眼鏡が提案されている。
再公表公報2001−006301号 特開2002−72147号公報
しかし、特許文献1に記載の眼鏡は、デザイン性に乏しく、かつ、通常使用する眼鏡としては使いづらいという問題がある。また、特許文献2に記載の眼鏡は、部品点数が多く、却ってコスト高になるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、通常の眼鏡のデザインに使い形態であって、ボルト等の締結部品の数を最小にするとともに、組立及び分解を容易かつ低コストで行うことができ、廃棄の際の分別やリサイクルの用に供することが容易な眼鏡部品の連結部材の提供及びこの連結部材を用いることでリサイクルが容易な易リサイクル眼鏡の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の眼鏡部品の連結部材は、請求項1に記載するように、それぞれ金属板を切り抜いて又は打ち抜いて形成された智とテンプルとを連結する眼鏡部品の連結部材において、拡縮可能な挿入孔を備えた取付部と、前記挿入孔に連通して形成された溝を備え、この溝に締結力を付与することで前記挿入孔を縮径させる締結力付与部と、前記締結力付与部を挿通して前記締結力付与部に締結力を付与する締結手段とを有し、前記挿入孔の幅は、前記智又は前記テンプルの先端の幅と一致するように形成されているとともに、前記溝の間隔は前記テンプル又は前記智の肉厚よりも大きく形成され、前記智又は前記テンプルの先端を前記挿入孔に挿入し前記テンプル又は前記智の先端を前記溝に挿入し、前記テンプル又は前記智の先端に形成された軸孔に前記締結手段を挿入して締め付け、前記挿入孔を縮径させることで前記智に対して前記テンプルを回動自在に取り付け構成としてある。
この構成によれば、例えば挿入孔にテンプルをした状態で締結力付与部に締結手段を挿通させ、締結力を付与することでテンプルがレンズ又はリムに回動自在に取り付けられる。締結手段で締結力付与部を締め付けると、挿入孔が縮径してテンプルが締め付けられ固定される。従って、ボルト等の締結手段はヒンジ部分の一カ所だけでよく、この締結手段の着脱により眼鏡を簡単に組立又は分解できる。
請求項2に記載するように、前記締結力付与部は、前記又は前記テンプルに形成された溝内に挿入される二つの駒部材であってもよい。
このようにすることで、二つの駒部材を前記又は前記テンプルの溝内に挿入して締結手段で締め付けることでテンプル又はが固定される。
本発明の連結部材では、請求項3に記載するように、レンズを保持するフロントフレームが上フレームと下フレームとから構成され、前記上フレームと前記下フレームの各々に形成された突起から前記智が構成されている場合に、前記挿入孔に前記智を挿入して前記上フレームと前記下フレームとを連結することができる。
この構成では、フルリム眼鏡においても、レンズを保持するフロントフレームの上フレームと下フレームをボルトレスで締結することができ、ボルト等の締結手段はヒンジ部分の一カ所だけでよい。そのため、簡単に眼鏡を組立又は分解することができる。

上記の連結部材を用いることで、眼鏡の組立のみならず分解も容易になる。そのため、眼鏡の構成部材をリサイクル可能な材料で形成することで、眼鏡のリサイクルが容易になる。具体的に、請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の連結部材を用いて組立てられる眼鏡において、両端に智が一体形成されたフロントフレームと、前記智に前記連結部材を介して取り付けられるテンプルと、このテンプルに取り付けられるモダンとを有し、少なくとも前記フロントフレームと前記テンプルとがリサイクル可能な材料から形成されている易リサイクル眼鏡としてある。
本発明の易リサイクル眼鏡の他の実施形態は、請求項に記載するように、請求項に記載の易リサイクル眼鏡において、前記フロントフレームが上フレームと下フレームとから構成され、前記が前記上フレーム及び前記下フレームの端部に形成された突起から形成され、前記連結部材を介して上下の前記突起が連結された構成としてある。
請求項4又は5に記載の易リサイクル眼鏡では、モダンや鼻パッド、連結部材及びレンズのいずれか又は全部をもリサイクル可能な材料で形成してもよい。
請求項に記載するように、フレーム,智及びテンプルが打ち抜き加工又は切り出し加工により共通の板材から切り出されるようにしてもよい。このようにすることで、同一の材料からこれら眼鏡部品を形成することができ、リサイクルがより容易になる。また、請求項に記載するように、請求項4に記載の易リサイクル眼鏡において、前記フロントフレームが上フレームから構成され、前記智が前記上フレームの端部に形成された突起から形成され、前記上フレーム,前記突起及び前記テンプルが打ち抜き加工又は切り出し加工により共通の板材から切り出され、前記板材には、レンズと嵌合する部分がほぼ直線状に形成された前記上フレームと、前記上フレームの直線部分に沿う形状のテンプルとを有し、複数の前記フレーム,複数の前記テンプル又は複数の前記フレーム及び前記テンプルの組を近接状態に並設してもよい。
このようにすることで、切り抜きや打ち抜きの際の廃材を最小にすることができる。
本発明の連結部材によれば、眼鏡の組立及び分解が容易になり、ボルト等の締結部品の数を最小にすることができる。そのため、使用済みの眼鏡を廃棄等する際にも、各構成部材の分別が容易で、各構成部材の一部又は全部をリサイクル可能な材料で形成することで、眼鏡や構成部材のリサイクルが容易になる。
また、請求項2に記載の連結部材と請求項3に記載の連結部材は、各々単独でも使用が可能であるが、両者を組み合わせることで多種多様な眼鏡に適用することができ、あらゆるデザインや形態の眼鏡に対応することが可能になる。
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の連結部材を利用した易リサイクル眼鏡の一実施形態にかかり、その分解斜視図である。
図示の易リサイクル眼鏡(以下、単に「眼鏡」と記載する)1は、いわゆるハーフリムタイプの眼鏡で、智12と鼻足16とが一体形成されたフロントフレーム11と、テンプル14と、智12に対してテンプル14を折り畳み自在に連結する連結部材13と、テンプル14の他端に差し込んで取り付けられるモダン15と、鼻足16のフック状の先端に差し込んで取り付けられる鼻パッド17と、フロントフレーム11とナイロン糸21とで保持されるレンズ2とから構成される。
この実施形態のフロントフレーム11は、薄い金属板を打ち抜いて又は切り抜いて形成されたもので、前記した智12及び鼻足16とナイロン糸21を係止するナイロン糸係止部18とが一体に形成され、打ち抜き又は切り抜き後にこれらの部材を適当に折り曲げて成形する。また、フロントフレーム11をレンズ2の湾曲に合わせて湾曲させる。そして、レンズ2の外周縁に形成された凹溝(図には現れず)にフロントフレーム11を係合させるとともにナイロン糸21を巻き付け、ナイロン糸21の両端をナイロン糸係止部18に係止させることで、レンズ2がフロントフレーム11に固定される。
智12とテンプル14とは、智12の軸孔12aを挿通して連結部材13に挿入されたボルト・ナットからなる締結手段19により、折り畳み自在に連結される。
本発明においては、特にフロントフレーム11,テンプル14及び締結手段19を、マグネシウムやチタン等のリサイクル可能な金属やリサイクルが可能な樹脂材料(生分解樹脂を含む)で形成し、連結部材13,鼻パッド17,レンズ2,モダン15及びナイロン糸21をリサイクルが可能な樹脂材料(生分解樹脂を含む)で形成することで、眼鏡1のほぼ全体をリサイクルすることができるようになっている。
また、上記構成の眼鏡1においては、締結手段19の締め付けにドライバ等の専用な工具が必要になる他は簡単に着脱することができるため、組立も容易である他、分解して各部材をそれぞれのリサイクルに供することも容易である。
智12とテンプル14とを折り畳み自在に連結する連結部材13の詳細を図2に示す。
図2(a)はテンプル14と智12とを連結した状態の連結部材13の断面図、図2(b)はテンプル14の取り付け状態を説明する連結部材13の斜視図、図2(c)はテンプル14の他の実施形態を説明する先端部分の拡大図である。
連結部材13には、テンプル14の先端部分を挿入する挿入孔131と、この挿入孔131に側方から連通し智12を挿入する溝132と、溝132に挿入された智12の軸孔12aに連通する貫通孔133とが形成されている。
そして、貫通孔133の一方から締結手段19を構成するボルト19aを挿入し、軸孔12aを挿通させ、貫通孔133の他方から挿入したナット19bにボルト19aの先端を螺入して締め付けることで、連結部材13が智12に連結される。
この実施形態の連結部材13では、挿入孔131が形成された部分が取付部を構成し、溝132が形成された部分がテンプル14を締め付けて連結部材13に固定する締結力付与部を構成する。
挿入孔131の寸法は、テンプル14における挿入孔131への挿入部分の肉厚L1及び幅H1とほぼ同一とするのがよい。なお、この実施形態のテンプル14のように、前記挿入部分を、テンプル14の先端の他の部分よりも幅を減少させた細幅部14aとして形成することで、智12への取り付け後にテンプル14が挿入孔131内で前後に移動しないようにすることができる。もちろん、前記挿入部分の幅H1をテンプル14の他の部分と同じにすれば(つまり細幅部14aを形成しなければ)、締結手段19による締結を解除した状態でテンプル14を挿入孔131内で前後に移動させることができ、これによってテンプル14を所望の長さに調整することが可能になる。
溝132の幅H2は、智12の肉厚よりも若干大きく形成されていて、締結手段19を締め付けることで溝132の幅方向の寸法が減少し、これとともに挿入孔131を縮径させることで、テンプル14の細幅部14aを締め付けるようになっている。このようにすることで、テンプル14と智12とが連結部材13に強固に連結される。
図2(c)はテンプル14の先端部分の他の実施形態である。
図示するように、テンプル14の先端部分にスリット14bを形成することで、テンプル14の先端部分を弾性変形させつつテンプル溝131にテンプル14を挿入することができ、テンプル14をテンプル溝131に挿入しやすくなる。
図3は、連結部材の他の実施形態を示す斜視図である。
先の実施形態では、連結部材13の溝132に智12を挿入して締結手段19で締め付けるものとした。この実施形態では、図3に示すように、智12′に形成した溝12b′に、連結部材7の締結力付与部72を挿入して、締結手段であるボルト19aとナット19bで締め付けるように構成している。
締結力付与部72は、テンプル挿入孔71aが形成された本体部分71の上部に連続する上駒72cと本体部分71の下部に連続する下駒72bとを有している。上駒72cと下駒72bとは、組立前の初期状態において若干隙間を有するように構成されているとともに、溝12b′の幅寸法は上駒72cと下駒72bとを重ね合わせた、つまり密着させた幅寸法とほぼ同一としてある。そして、駒72cと下駒72bとを重ね合わせて智12′の溝12b′に挿入することで、テンプル挿入孔71aが縮径し、テンプル14(図3では図示せず)を締め付けるように構成されている。
図4は、本発明の易リサイクル眼鏡の他の実施形態を説明する図で、智とテンプルの連結部分の分解斜視図である。
図4(a)はフルリム眼鏡に連結部材13を適用した例で、上フレーム31と下フレーム41のそれぞれの両端に形成した智32,42を、眼鏡1の内側(利用者の眼の側)に直角に折り曲げて重ね合わせる。連結部材13は先の実施形態と同じものであるが、溝132の幅H2(図2参照)は、重ね合わせた智32,42の合計肉厚よりも若干大きくする。組立の手順は先の実施形態と同じである。
この実施形態では、連結部材13を介してテンプル14と智32,42とを取り付けると同時に、上フレーム31と下フレーム41とを連結することができるので、フルリム眼鏡において上フレーム31と下フレーム41とを連結する別体の連結手段が不要になり、部品点数を減らして眼鏡の構成を簡素にすることができるほか、組立や分別回収及びリサイクルのための分解も容易になる。
図4(b)はリムレス眼鏡に図2の連結部材13を適用した例で、図4(a)の連結部材13と比べて挿入孔131と溝132とを逆使いにしている。すなわち、この例では、レンズ2の両端に形成した凸部(智)22に連結部材13の挿入孔131を嵌め込み、テンプル14′の先端を連結部材13の溝132に挿し込んでいる。そして、テンプル14′の先端に形成した軸孔14c′を挿通して、貫通孔133の一方から締結手段19のボルト19aを挿入し、他方からナット19bを螺入して締め付けることで、連結部材13が凸部22とテンプル14′とを回動自在に連結する。
なお、凸部22は、レンズ2と一体に形成されたものであってもよいし、レンズ2と別体に形成されたものをレンズ2に取り付けるものとしてもよい。また、凸部22は、例えば図示するように先端に向かうほどその幅が拡がるテーパ部22aとして形成するとよく、このようなテーパ部22aを形成することで、締結手段19を締め付けたときに連結部材13が容易に凸部22から脱落しなくなる。
図5は、本発明の易リサイクル眼鏡のさらに他の実施形態を説明する図で、智とテンプルの連結部分の分解斜視図である。
図5の眼鏡は上フレーム51と下フレーム61とを有するフルリム眼鏡で、上フレーム51と下フレーム61のそれぞれの両端に、外方に張り出す凸部52,62を形成している。凸部52,62のそれぞれには凹部52a,62aが切欠き形成されている。この実施形態では、図2に示す連結部材13と図3に示す連結部材7の二つを用いる。そして、連結部材7に上フレーム51と下フレーム61とを連結し、連結部材13にテンプル14を連結し、連結部材7と連結部材14とを締結手段19で連結する。
すなわち、連結部材7のテンプル挿入孔71aに凸部52,62を密着させた状態で挿入して凹部52a,62aに嵌合させるとともに、連結部材13の挿入孔131にテンプル14の先端を挿入した後、連結部材7の締結力付与部72を連結部材13の溝132に差し込んで、締結力付与手段19で締め付ける。
このように、この実施形態では二つの連結部材7,13を用いているが、一つの締結力付与手段19を締め付けるだけで、上下フレーム51,61を連結するとともにテンプル14を上フレーム51及び下フレーム61に対して折り畳み自在に取り付けることができる。
このことは、本願発明では、二種類の連結部材13及び連結部材7を各々単独で用いたり、これらを組み合わせて用いることで、あらゆる形態の眼鏡に対応することができ、本発明のような易リサイクル眼鏡においてデザイン等のバリエーションを増大させることができることを示している。
次に、本発明の易リサイクル眼鏡の製造方法の一例について、図6を参照しながら説明する。
前記したように、この実施形態のフロントフレーム11やテンプル14は、薄い金属板を打ち抜いて又は切り抜いて形成することができる。図6は、図1に示した眼鏡を製造するに際し、金属の薄板における各部材の材料取りの例を示している。
薄板Mからは、智12,鼻足16及びナイロン糸係止部18が一体に形成されたフロントフレーム11と、左右のテンプル14が打ち抜き又は切り抜きによって取り出される。
フロントフレーム11の形状は直線を基調とし、智12を形成する両端部分のみを同じ方向に湾曲させる。ナイロン糸係止部18と鼻足16は、可能な限りフロントフレーム11の内周縁に沿わせる。左右のテンプル14も、フロントフレーム11の直線部分と同様に直線を基調とした形状である。
図6(a)の例では、薄板Mに複数のフロントフレーム11を可能な限り近接させた状態で重ねて配置し、同一の薄板M又は別の薄板Mにテンプル14を可能な限り近接させた状態で重ねて配置している。テンプル14の長さをフロントフレーム11の幅に近似させることで、同じ幅の薄板Mを利用することができ、便利である。薄板Mの幅は、可能な限りフロントフレーム11やテンプル14の最大幅に近いものとするのがよい。また、左右のテンプル14を先細状又は段付き状に形成して、互いに逆向きに配置することで、一枚の薄板Mからより多くのテンプル14を形成することができる。
図6(b)の例では、テンプル14はフロントフレーム11の内側に配置できる長さとし、可能な限りフロントフレーム11の内側に配置する。この場合も、左右のテンプル14を先細状又は段付き状に形成して、互いに逆向きに配置することで、左右のテンプル14の配置をよりフロントフレーム11の内側に寄せることができる。そして、薄板Mにおいて、フロントフレーム11及び左右のテンプル14の組のそれぞれを、図示するように、可能な限り近接させて配置する。また、薄板Mの幅は、可能な限りフロントフレーム11の最大幅に近いものとするのがよい。
このようにすることで、一枚の薄板Mから多数のフロントフレーム11及び左右のテンプル14を形成することができるほか、切り抜いた又は打ち抜いた後の廃材の量を大幅に削減することができる。なお、前記廃材は、廃棄された眼鏡1のフロントフレーム11及び左右のテンプル14とともにリサイクルに供することが可能である。
フロントフレーム11及び左右のテンプル14を薄板Mから切り抜いた又は打ち抜いた後は、前述したように、智12,鼻足16,ナイロン糸係止部18を適当な向きに折り曲げればよい。
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の接続構造は上記のものに限られない。
例えば、上記の説明でフロントフレーム11及びテンプル14は金属等の薄板から打ち抜いて又は切り抜いて形成するものとしたが、本発明の連結部材は、智とテンプルとを連結する必要のある他のフロントフレーム11及びテンプル14にも適用が可能である。また、リサイクルに限らず各部材を分解して廃棄する場合も本発明に含まれる。
本発明は、フルリム眼鏡やハーフリム眼鏡に限らず、リムレス眼鏡にも適用が可能である。
本発明の易リサイクル眼鏡の一実施形態にかかる分解斜視図である。 智とテンプルを折り畳み自在に連結する連結部材の詳細を示す図である。 連結部材と智の連結構造の他の実施形態を示す断面図である。 (a)は本発明をフルリム眼鏡に適用した他の実施形態を示す部分拡大斜視図、(b)は本発明をリムレス眼鏡に適用した他の実施形態を示す部分拡大斜視図である。 本発明をフルリム眼鏡に適用したさらに他の実施形態を示す部分拡大斜視図である。 薄板における各部材の配置例を示す平面図である。
1:易リサイクル眼鏡
11:フロントフレーム
12:智(凸部)
13:連結部材
14:テンプル
15:モダン
16:鼻足
17:鼻パッド
18:ナイロン糸係止部
19:締結手段
2:レンズ
22:凸部
21:ナイロン糸
31,51:上フレーム
32,52:凸部(突起)
41.61:下フレーム
42,62:凸部(突起)


Claims (7)

  1. それぞれ金属板を切り抜いて又は打ち抜いて形成された智とテンプルとを連結する眼鏡部品の連結部材において、
    拡縮可能な挿入孔を備えた取付部と、
    前記挿入孔に連通して形成された溝を備え、この溝に締結力を付与することで前記挿入孔を縮径させる締結力付与部と、
    前記締結力付与部を挿通して前記締結力付与部に締結力を付与する締結手段とを有し、
    前記挿入孔の幅は、前記智又は前記テンプルの先端の幅と一致するように形成されているとともに、前記溝の間隔は前記テンプル又は前記智の肉厚よりも大きく形成され、
    前記智又は前記テンプルの先端を前記挿入孔に挿入し
    前記テンプル又は前記智の先端を前記溝に挿入し、
    前記テンプル又は前記智の先端に形成された軸孔に前記締結手段を挿入して締め付け、前記挿入孔を縮径させることで前記智に対して前記テンプルを回動自在に取り付けこと、
    を特徴とする眼鏡部品の連結部材。
  2. 前記締結力付与部は、前記溝内に挿入される二つの駒部材から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡部品の連結部材。
  3. レンズを保持するフロントフレームが上フレームと下フレームとから構成され、前記上フレームと前記下フレームの各々に形成された突起から前記智が構成されている場合に、前記挿入孔に前記智を挿入して前記上フレームと前記下フレームとを連結することを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡部品の連結部材。
  4. 請求項1又は2に記載の連結部材を用いて組立てられる眼鏡において、
    両端にが一体形成されたフロントフレームと、
    前記に前記連結部材を介して取り付けられるテンプルと、
    このテンプルに取り付けられるモダンとを有し、
    少なくとも前記フロントフレームと前記テンプルとがリサイクル可能な材料から形成されていること、
    を特徴とする易リサイクル眼鏡。
  5. 請求項に記載の易リサイクル眼鏡において、前記フロントフレームが上フレームと下フレームとから構成され、前記が前記上フレーム及び前記下フレームの端部に形成された突起から形成され、前記連結部材を介して上下の前記突起が連結されることを特徴とする易リサイクル眼鏡。
  6. 請求項4又は5に記載の易リサイクル眼鏡において、
    フレーム,智及びテンプルが打ち抜き加工又は切り出し加工により共通の板材から切り出されることを特徴とする易リサイクル眼鏡。
  7. 請求項4に記載の易リサイクル眼鏡において、前記フロントフレームが上フレームから構成され、前記智が前記上フレームの端部に形成された突起から形成され、
    前記上フレーム,前記突起及び前記テンプルが打ち抜き加工又は切り出し加工により共通の板材から切り出され、
    前記板材には、レンズと嵌合する部分がほぼ直線状に形成された前記上フレームと、前記上フレームの直線部分に沿う形状のテンプルとを有し、複数の前記フレーム,複数の前記テンプル又は複数の前記フレーム及び前記テンプルの組を近接状態に並設したことを特徴とする易リサイクル眼鏡。
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