JP5454020B2 - 角速度検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転による角速度を検出する角速度検出装置に関する。
例えば、コリオリ力を受けて変位する一対の振動子を備える音叉型角速度検出装置であって、一対の振動子に光源からの光を照射して、振動子で反射される光を光変位計において検出し、この検出結果に基づき、光源から射出された光が光変位計に到達するまでの光学的な距離(以下、光路長という)の変化を検出する検出装置がある。この検出装置が回転すると、この回転によるコリオリ力が生じて、一対の振動子がそれぞれ異なる方向に変位し、振動子の間で光路長が変化する(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−5086号公報
しかしながら、上述のような検出装置では、自検出装置の変位が小さい場合、各振動子から反射される光の光路長の差分も小さくなるため、各反射光に基づく検出信号の差分も小さくなる。このため、上述のような光変位計の場合、高精度に変位量を検出することが困難という問題がある。
本発明は、このような問題を考慮してなされたものであって、その目的は、より高精度に変位量を検出する角速度検出装置を提供することである。
上記問題を解決するために、本発明の実施形態は、角速度を検出する角速度検出装置であって、光源部から射出された光が入射する第1の振動子を備える振動部材と、前記第1の振動子を介した前記光を入射する入射面と前記入射面からの光を透過して射出する射出面とを備える透過部材と、前記透過部材の前記入射面に設けられ前記入射面に入射した光を第1の光と第2の光とに分岐させる分岐部材と、前記透過部材の前記射出面に設けられ前記透過部材を透過した前記第1の光と前記第2の光とを干渉させる干渉部材と、を一体に有する光学系と、前記第1の光および前記第2の光に基づく干渉光を受光する受光部と、前記第1の振動子の回転運動によって生じる前記干渉光の干渉縞の変化をもとに、前記第1の振動子の変位を検出する検出部と、を備える。
本発明によれば、より高い精度で変位量を検出することができる。
本発明の角速度検出装置に係る構成の一実施形態を説明する概略図である。 本発明の角速度検出装置に係る振動部材の構成の一実施形態について説明するための概略図である。 本発明の角速度検出装置に係る振動部材が捩れ振動モードで振動する際の動きの一実施形態について説明する概略図である。 本発明の角速度検出装置に係る振動部材がコリオリ力を受けた際の動きの一実施形態について説明する概略図である。 本発明の角速度検出装置に係る振動部材からの反射光について説明する概略図その1である。 本発明の角速度検出装置に係る振動部材からの反射光について説明する概略図その2である。
以下、図面を参照して、本発明に係る角速度検出装置の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る角速度検出装置1の構成を示す概略図である。なお、本実施の形態に係る角速度検出装置1の位置関係を説明するため、紙面の右に向かう方向をX軸の正方向、紙面の下に向かう方向をY軸の正方向、紙面の裏面から表面に向かう方向をZ軸の正方向として、以下説明する。なお、本実施形態では、角速度検出装置1が、紙面においてZ軸方向を回転中心とした回転運動における角速度を検出する場合について説明する。
図1に示す通り、本実施形態に係る角速度検出装置1は、光源部11と、振動部材12と、コリメータレンズ(平行光変換部材)13と、光学部材14と、ガラスブロック15と、干渉用光学部材16と、第1の受光素子17と、第2の受光素子18と、検出部19と、制御部20とを備える。以下、本実施形態においては、コリメータレンズ13、光学部材14、ガラスブロック15、および干渉用光学部材16を含めて、光学部という。
光源部11は、例えば、レーザ素子から発光されるレーザ光のコヒーレントな光を振動部材12に向けて放射状に射出する。また、光源部11は、例えば光ファイバを利用してレーザ光を導き、振動部材12の予め決められた領域に射出する。なお、光源部11は、このようにレーザ素子から間接的に光を射出する構成に限られず、レーザ光から発光される光を振動部材12に直接射出するものであってもよい。
振動部材12は、光源部11から射出された光が入射する第1の振動子12aと第2の振動子12bとを備える。また、振動部材12は、制御部20と接続されており、制御部20によって制御されることで振動される。これにより、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bは、周期的に振動する。つまり、振動部材12は、入射した光の位相を変調する。
制御部20は、振動部材12を周期的に振動させる制御信号を振動部材12に出力し、振動部材12の振動を制御する。なお、制御部20は、例えば高調波な信号を供給することによって、後で詳細に説明する捩れ振動モードで振動部材12を振動させる。
コリメータレンズ13は、振動部材12で反射された光を透過して平行光に偏向する。ここで、コリメータレンズ13は、第1の振動子12aで反射された光を第1の平行光に偏向し、第2の振動子12bで反射された光を第2の平行光に偏向する。なお、第1の平行光と第2の平行光は、互いに光路が異なる。
光学部材14は、例えば、X軸方向に回折パターンが形成された透過型の回折格子であって、コリメータレンズ13によって変換された平行光を互いに光路が異なる複数の光に分離する。例えば、第1の振動子12aを介して入射される第1の平行光を第1の光L1と第2の光L2とに分離し、第2の振動子12bを介して入射される第2の平行光を第3の光L3と第4の光L4とに分離する。ここでは、光学部材14は、第1の平行光を±1次回折光である第1の光L1と第2の光L2とに分離し、第2の平行光を±1次回折光である第3の光L3と第4の光L4とに分離する。この第1の光L1と第2の光L2とは互いに光路が異なり、第3の光L3と第4の光L4とは互いに光路が異なる。
なお、光学部材14は、入射した光を複数の光に分離する構成であればよく、回折格子(回折型の位相格子)のほか、ブレーズ型の位相格子、またはビームスプリッタ等が利用できる。また、振動部材12によって変調された第1の平行光(あるいは第2の平行光)は、光学部材14の異なる位置に入射して、後述の通り、第1の光L1と第2の光L2(あるいは、第3の光L3と第4の光L4)とが干渉用光学部材16に重なりあって入射する。
ガラスブロック15は、コリメータレンズ13と第1の受光素子17(あるいは第2の受光素子18)との間に配置されており、コリメータレンズ13と対向する側には光学部材14が、第1の受光素子17および第2の受光素子18と対向する側には干渉用光学部材16が設けられている。また、ガラスブロック15は、その内部に互いに向かい合うY−Z平面に平行な一対の偏向部15Aを備える。
偏向部15Aは、光学部材14によって分離された第1の光L1と第2の光L2とをそれぞれ偏向して、干渉用光学部材16の干渉領域で第1の光L1と第2の光L2とが重なるように干渉用光学部材16に入射させる。また、偏向部15Aは、光学部材14によって分離された第3の光L3と第4の光L4とをそれぞれ偏向して、干渉用光学部材16の干渉領域で第3の光L3と第4の光L4とが重なるように干渉用光学部材16に入射させる。
干渉用光学部材16は、第1の光L1と第2の光L2とが重なるように入射する干渉領域を備え、第1の光L1と第2の光L2とに基づく干渉光L12を第1の受光素子17に向けて射出する。また、干渉用光学部材16は、第3の光L3と第4の光L4とが重なるように入射する干渉領域を備え、第3の光L3と第4の光L4とに基づく干渉光L34を第2の受光素子18に向けて射出する。さらに、干渉用光学部材16に形成される干渉領域として、干渉光L12が射出する領域と、干渉光L34が射出する領域とは異なる。
この干渉用光学部材16には、光学部材14と同様に、X軸方向に回折パターンが形成されている回折格子が利用可能であって、ブレーズ型の位相格子やビームスプリッタ等も利用可能である。さらに、干渉用光学部材16は、例えば、光学部材14と平行に配置されている。
なお、少なくとも、光源部11と、振動部材12と、コリメータレンズ13と、光学部材14と、ガラスブロック15と、干渉用光学部材16とは、相対的な位置関係が固定された状態で角速度検出装置1に搭載されており、角速度検出装置1の回転運動に伴って、一緒に回転する。
また、これらの位置関係としては、光学部材14を射出されてから干渉用光学部材16に入射されるまでの第1の光L1と第2の光L2とが通過する光路長とが同一となり、同様に、光学部材14を射出されてから干渉用光学部材16に入射されるまでの第3の光L3と第4の光L4との光路長が同一となるように配置されている。さらに、振動部材12が振動していない状態において、光源部11を射出した光が第1の振動子12aで反射されガラスブロック15等を透過し干渉用光学部材16に入射するまでの第1の光L1の光路長と、光源部11を射出した光が第2の振動子12bで反射されガラスブロック15等を透過し干渉用光学部材16に入射するまでの光路長とが、それぞれ同値となるように配置されている。
第1の受光素子17は、干渉用光学部材16から射出された干渉光L12を受光し、この干渉光L12を光電変換して干渉強度を示す光電変換信号(検出信号)を生成し、検出部19に出力する。
第2の受光素子18は、干渉用光学部材16から射出された干渉光L34を受光し、この干渉光L34を光電変換して干渉強度を示す光電変換信号(検出信号)を生成し、検出部19に出力する。
検出部19は、第1の受光素子17から出力される干渉光L12の光電変換信号に基づき干渉光L12の干渉縞の変化を検出し、この干渉縞の変化に基づき第1の振動子12aの変位を検出する。また、検出部19は、第2の受光素子18から出力される干渉光L34の光電変換信号に基づき干渉光L34の干渉縞の変化を検出し、この干渉縞の変化に基づき第2の振動子12bの変位を検出する。つまり、検出部17は、振動部材12がX軸を中心に回転した場合、第1の振動子12aや第2の振動子12bがコリオリ力を受けて変位することを、干渉光L12、L34の干渉縞の変化に基づき、検出する。
具体的に説明すると、検出部19は、振動部材12が回転していない状態で、第1の振動子12aで反射された光に基づく干渉光L12の変化を基本周波数として、コリオリ力による光路差の変化を、例えばPLL( Phase−locked loop )を用いた位相同期検波を行い、第1の振動子12aの振動中心の変位による光の光路長の変化を検出する。また、検出部19は、干渉光L34についても干渉光L12と同様に、第2の振動子12bの振動中心の変位による光の光路長の変化を検出する。
例えば、振動部材12が回転していない状態における、第1の振動子12aの振動による干渉光L12の干渉強度の変化に基づき、米国特許6639986号公報に示されている信号処理によって得られる出力信号を、基準として予め決めておく。そして、振動部材12が回転することにより第1の振動子12aにコリオリ力が生じた際に検出される干渉光L12の干渉強度に基づき、米国特許6639986号公報に示されている信号処理によって得られる出力信号と、上述の基準として予め決めておいた出力信号とを検出部19が比較して、同期検波を行うことで、コリオリ力により生じた干渉光の位相差を検出する。
また、検出部19は、この位相差に基づき角速度を得ることができる。例えば、角度検出装置1が角速度Ωで回転した場合に得られる位相差と、この位相差が得られた場合に与えられた回転運動に対応する角速度Ωとを、実験的に予め得ておく。そして、検出部19は、この角速度と位相差とを対応付ける参照データを内蔵する記憶部に記憶し、この記憶部を参照して、上述のように検出した位相差に基づき角速度を検出するものであってもよい。
これにより、検出部19は、記憶部を参照して、位相差に基づき、角速度検出装置1が回転運動した際の角速度Ωを得ることができる。
なお、ここでは、位相差と角速度Ωとを対応付ける例について説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、後述する位置情報Xや、後述する位相同期検波により得られる位相を加算平均の結果であってもよい。
次に、図2を用いて、振動部材12の形状について詳細に説明する。図2は、振動していない状態の振動部材12をY軸の正方向から見た概略斜視図である。
図2に示す通り、振動部材12は、例えば音叉型の水晶振動子であって、一方のアームに第1の振動子12aを、他方のアームに第2の振動子12bを、それぞれ備える弾性体である。また、振動部材12は、第1の振動子12aと第2の振動子12bとの中心を通る中心軸CZ(Z軸方向に平行な仮想線)を含むY−Z面に対して面対称な形状である。
第1の振動子12aと第2の振動子12bは、結合部12cによってZ軸の負方向にある一端で結合されており、Z軸の正方向の他端にそれぞれ反射部を備える。この反射部は、振動部材12が振動していない状態でX−Y面と平行に配置されており、光源部11から射出された光をコリメータレンズ13に向けて反射する位置に設けられている。
以下、振動部材12の動きについて説明しつつ、検出部19が干渉縞の変化に基づいて第1の振動子12aと第2の振動子12bの変位を検出することについて説明する。
はじめに、図3を用いて、振動部材12が回転しておらず、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bに対してコリオリ力が発生していない場合の振動子の動きについて説明する。
図3は、Z軸の正方向から振動部材12をみた図である。
図3に示す通り、第1の振動子12aと第2の振動子12bは、角速度検出装置1の回転軸(すなわち、Z軸に平行な軸)と直交するY軸方向に振動している。
詳細に説明すると、高調波による捩れ振動モードで制御部20により振動されている振動部材12は、第1の振動子12aと第2の振動子12bの反射部が、蝶が羽ばたくように左右対称に振動される。つまり、第1の振動子12aと第2の振動子12bは、互いの中央にある中心軸CZと直交するY軸と平行な仮想線CYに対しても対称に振動している。また、第1の振動子12aと第2の振動子12bの振動中心は、それぞれ、仮想線CY上に位置している。
また、第1の振動子12aと第2の振動子12bのそれぞれの質量中心MCはY軸方向に振動している。
なお、上述の通り、第2の振動子12bは、第1の振動子12aと対称に振動しているため、詳細な説明は省略する。
このように、振動部材12は、制御部20によって捩れ振動モードで振動されると、回転されていない状況においては、第1の振動子12aで反射された光がコリメータレンズ13に入射する角度が変わるため、それに応じて第1の平行光と第2の平行光の偏向角度が変わる。
また、捩れ振動モードによって振動部材12が振動されることによって、第1の振動子12aで反射された光は位相が変調され、干渉光L12に基づく干渉強度が変化する。また、第2の振動子12bは、第1の振動子12aと中心軸CZを含むY−Z面に対して面対称となる動きで振動している。
ここで、受光素子17によって得られる干渉光L12の干渉強度は以下の式で表すことができる。
=A+cos(X+Asinωt) ・・・(式1)
なお、Aは光量のオフセット分を表す定数を、Aは第1の振動子12aの振幅を表す定数を、ωは振動部材12を振動させる振動角周波数を、Xは振動部材12の振動中心と干渉用光学部材16との相対位置を表す。なお、振動部材12の振動中心と干渉用光学部材16との相対位置とは、音叉型の振動部材12の振動中心(例えば、第1の振動子12aの振動の全体幅のうち中央部)でできる干渉縞の位置と干渉用光学部材16の位置差のことをいう。言い換えると、振動中心に対応する干渉縞と、干渉用光学部材16(例えば、回折格子)のスリット位置の相対的な位置関係をいう。以下、Xを位置情報という。
また、第2の振動子12bに反射した光から得られる干渉光L34は、第2の振動子12bが第1の振動子12aと中心軸CZに対して軸対称に振動しているため、干渉光L12に対して反対位相に変調されている。よって、干渉強度は、次式で表される。
=A+cos(X−Asinωt) ・・・(式2)
なお、この(式1)(式2)で表されるI、Iを、例えば米国特許6639986号公報に示されている信号処理の技術を利用して位相同期検波を行い、検出した両方の位相を加算平均して(X+X)/2を得ることができる。なお、この(X+X)/2は、角速度検出装置1が回転していない状態で得られる値であり、干渉光L12と干渉光L34との光路の中心に相当する値を表わしている。これは、音叉型の振動部材12が、Y−Z面に対して面対称となるように振動している限り、常に一定値となる。
次に、図4を用いて、振動部材12がコリオリ力を受けた場合の振動部材12の動きについて、図3を用いて説明したコリオリ力を受けていない場合と対比して説明する。
図4(a)は、図2と同様に、Y軸の正方向から振動部材12を見た状態を示す概略図である。
上述した通り、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bが捩れ振動モードによって振動されている状態において、振動部材2がZ軸周りの角速度Ωで回転すると、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bは、コリオリ力を受けて、図4(a)に示すように、それぞれY軸の逆方向に変位する。詳細に説明すると、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bは、図3を用いて説明したようにY軸方向に振動しながら、Z軸を中心軸として軸対称に変位している。また、Z軸周りの角速度Ωで振動部材2が回転し、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bが速度vで運動しているとすると、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bはac=v×Ωのコリオリ力を受ける。
これにより、第1の振動子12aと第2の振動子12bは、捩れ振動モードによってY軸方向に振動されるとともに、Z軸周りに角速度Ωと反対方向の変位を受ける。つまり、第1の振動子12aと第2の振動子12bは、振動部材2がZ軸に対して右回りの角速度Ωで回転すると、コリオリ力が働き、回転軸に対して軸対称な変位、すなわち、Z軸に対して左回りの加速度を受ける。
なお、振動部材12がZ軸を軸中心とする右回りの回転により、角速度Ωが発生する例を用いて、以下説明する。
ここで、コリオリ力による変位を説明するため、仮に第1の振動子12aが音叉型の振動部材12に設けられていない状態であって、単体でY軸方向に振動している場合の変位について説明する。この場合に、第1の振動子12aは、図4(b)に示す通り動く。なお、コリオリ力を受けていない場合の動きを点線で示し、コリオリ力を受けた場合の動きを実線で示して、以下説明する。
図4(b)に示す通り、コリオリ力を受けていない場合、第1の振動子12aは点線で示すP位置とQ位置との間を振動している。一方、コリオリ力を受けることで、第1の振動子12aは、実線で示すように、P位置からX軸の負方向に変位したP´位置と、Q位置からX軸から正方向に変位したQ´位置との間を振動する。このように、Y軸方向に振動している第1の振動子12aは、コリオリ力を受けることでX軸方向に変位する。
一方、本実施形態のように、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bが音叉型の振動部材12に設けられている場合における、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bの動きについて図4(c)を用いて説明する。
図4(c)に示す通り、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bは、コリオリ力を受けていない場合、点線で示すP位置とQ位置との間を振動している。一方、コリオリ力を受けることで、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bは、実線で示すように、P位置からX軸の負方向に変位したP´位置と、Q位置からX軸から正方向に変位したQ´位置との間を振動する。
また、第1の振動子12aは、P位置において中心軸CZから遠くなるP´位置に変位した場合に捩れ角度が小さくなり、Q位置において中心軸CZに近づくQ´位置に変位した場合に捩れ角度が大きくなる。これとは反対に、第2の振動子12bは、P位置において中心軸CZに近づくP´位置に変位した場合に捩れ角度が大きくなり、Q位置において中心軸CZから遠ざかるQ´位置に変位した場合に捩れ角度が小さくなる。
なお、捩れ角度とは、振動部材12が捩れ制御モードによって振動されている場合、振動していない状態において第1の振動子12aおよび第2の振動子12bが位置される仮想線CXと、振動している状態において第1の振動子12aおよび第2の振動子12bの振幅の一番外側(図示しているP´位置、Q´位置)とがなす角度のことをいう。
このように、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bは、コリオリ力を受けると、X軸方向の変位にともなって、第1の振動子12aと第2の振動子12bの反射部の角度が変化する。またここでは、Z軸に対して右回りの回転による角速度Ωに応じて、それぞれ捩れ角度が異なる大きさとなるように変位する。例えば、上述の通り、第1の振動子12aは、P´位置での捩れ角度が小さくなり、Q´位置における捩れ角度が大きくなる。
また、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bの振動中心が、Y軸方向の回転軸と直交するX−Z平面方向に変位する。
さらに、図4(c)に示す通り、第1の振動子12aと第2の振動子12bとは、中心軸CZに対して軸対称に変位する。
また、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bがコリオリ力を受けて変位すると、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bで反射される光の反射角度が、角速度Ωの方向と逆方向に変化する。
これを、図5を用いて詳細に説明すると、第1の振動子12aは、コリオリ力を受けると、図4(c)で説明した通り、回転による角速度Ωに応じて、P´位置とQ´位置における捩れ角度がそれぞれ異なる大きさとなるように変位する。このため、反射する光の反射角度は、反射される光の反射角度が、角速度Ωの方向と逆方向にシフトされる。
また、第1の振動子12aは常に振動しているため、実際には、反射した光の振動中心が、図示の通り、左回りに回転する角速度Ωと逆方向の右回りに回転したようにみえる。
なお、第2の振動子12bも角速度Ωの影響を受けて、第1の振動子12aと中心軸CZに対して軸対称に変位する。このため、第2の振動子12bを反射した光の反射角度が、角速度Ωの方向と逆方向に変化する。
また、第1の振動子12aのY軸方向の動き(振動)を無視して、コリオリ力による捩れ運動にのみ注目し、第1の振動子12aの加速度について説明する。
まず、コリオリ力を受けていない場合、第1の振動子12aで反射された光の反射角度は図6(a)に示す通りである。この第1の振動子12aの質量中心の位置の加速度をa1=Asin(ωt)とする。
一方、振動部材2がZ軸周りの角速度Ωで回転し、第1の振動子12aがコリオリ力を受けると、第1の振動子12aで反射された光の反射角度が、図6(b)に示す通り角速度Ωだけ、振動部材12の回転方向と反対方向に回転する。これにより、第1の振動子12aの見かけの加速度は、回転加速度Asin(ωt)−Ωに変化する。
したがって、図4を用いて説明した第1の振動子12aの変位の効果(すなわち、Y軸方向に振動している状態でコリオリ力を受けてX軸方向に変位すること)と、図5、6を用いて説明した第1の振動子12aの変位の効果(すなわち、コリオリ力を受けて第1の振動子12aを反射した光の反射角度が角速度Ωと反対方向に回転して、見かけの角速度が−Ωだけ変位すること)とが、どちらも角速度Ωの方向に対して逆回転方向の角度変化であり、第1の振動子12aを反射した光の反射角度を変化させていることがわかる。
なお、これらの第1の振動子12aに与えられる変位の効果の大きさや比率は、振動部材12の形状や材質剛性によって決まる。
この構成により、上述のように捩れ振動モードにおいて振動部材12が振動されている状態で、振動部材12が回転されていない(停止している)場合、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bは、図3に示した捩れ振動モードによって振動され、蝶が羽ばたくように振動する。そして、光源部11を出射した光は、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bで反射されることで位相が変調されて、コリメータレンズ13に入射する。
次いで、第1の振動子12aで変調された光がコリメータレンズ13によって第1の平行光に偏向され、光学部材14に入射し、第1の平行光が第1の光L1と第2の光L2に分離される。この第1の光L1と第2の光L2は、偏向部15Aを介して干渉用光学部材16の干渉領域に重なるように入射し、干渉光L12として第1の受光素子17に入射する。
また、第1の振動子12aで変調された光がコリメータレンズ13によって第2の平行光に偏向されると、光学部材14に入射し、第2の平行光が第3の光L3と第4の光L4に分離される。この第3の光L3と第4の光L4は、偏向部15Aを介して干渉用光学部材16の干渉領域に重なるように入射し、干渉光L34として第2の受光素子18に入射する。
よって、検出部19は、この干渉光L12、L34に基づく干渉強度I、Iを、例えば米国特許6639986号公報に示されている信号処理の技術を利用して、位相同期検波を行うことにより、位置情報X、Xを高感度に算出することができる。
ここで、第1の振動子12aおよび第2の振動子12bは、中心軸CZに対して軸対称に振動しているため、光源部11を射出してから第1の受光素子17に入射するまでの干渉光L12の光路長と、光源部11を射出してから第2の受光素子18に入射するまでの干渉光L34の光路長とは、同一となる。
よって、検出部19によって得られた位置情報X、Xが、コリオリ力を受けていない状態で得られる値として予め決められた値であれば、角速度検出装置1は回転していないと判断することもできる。
また、検出部19によって得られた位置情報X、Xが、コリオリ力を受けていない状態で得られる値として予め決められた値でないなら、角速度検出装置1は、その位置情報X、Xに基づいて、角速度を算出することができる。
一方、上述のように捩れ振動モードにおいて振動部材12が振動されている状態で、振動部材12がZ軸を軸中心として例えば右回りに回転されると、Z軸に右回りの角速度Ωが生じ、コリオリ力が第1の振動子12aおよび第2の振動子12bに生じる。
つまり、図4(a)および図4(c)に示すように、第1の振動子12aと第2の振動子12bが、それぞれY軸の逆方向に変位する。これにより、光源部11を射出して第1の振動子12aとコリメータレンズ13を介して光学部材14に入射される第1の平行光の光路長と、光源部11を射出して第2の振動子12bとコリメータレンズ13を介して光学部材14に入射される第2の平行光の光路長とが変化する。このため、光源部11を射出して第1の振動子12aで反射された第1の光L1と第2の光L2とに基づく干渉光L12の光路長と、光源部11を射出して第2の振動子12bで反射された第3の光L3と第4の光L4とに基づく干渉光L34の光路長との間に光路差が生じる。
そして、検出部19は、第1の受光素子17によって検出される干渉光L12と干渉光L34の干渉強度を表わすI、Iを、例えば米国特許6639986号公報に示されている信号処理の技術を利用して、位相同期検波を行うことにより、位置情報X、Xや干渉光L12、L34の位相成分を表わす情報を高感度に算出することができる。そして、検出部19は、位置情報X、Xや干渉光L12、L34の位相成分を表わす情報基づき位相差を検出して、干渉縞の変化を検出することができる。なお、Iは、上述の式(1)と同様に表される干渉光L12の干渉強度であって、Iは、上述の式(2)と同様に表される干渉光L34の干渉強度である。
また、コリオリ力が発生した場合、第1の振動子12aと第2の振動子12bは、お互いが離れる方向にともに変位するため、第1の振動子12aあるいは第2の振動子12bのいずれか一方の光路長の変化を検出することによって、干渉縞の変化を検出するものであってもよい。
このように、振動部材12が回転してZ軸周りの角速度が加わると、第1の振動子12aと第2の振動子12bには、互いが反対方向に動くようなコリオリ力が発生し、干渉光L12、L34の干渉縞に位相差が生じる。
よって、検出部19が、コリオリ力が発生した場合に干渉光L12と干渉光L34とに生じる位相差を検出することによって、干渉縞の変化を高感度に検出することができる。
また、コリオリ力を受けて第1の振動子12aと第2の振動子12bの反射角度が変化すると、反射される光の振動中心が変化するため、干渉用光学部材16に入射する光の中心が、X軸方向に移動する。例えば、振動部材12がZ軸の右回りに回転した場合、干渉用光学部材16に入射する光の中心はX軸の正方向に移動する。
例えば、Z軸周りの回転運動によって角速度Ωが振動部材12に加えられた場合、第1の振動子12aと第2の振動子12bの反射部で反射された光の振動中心は、角速度Ωの方向と反対方向に回転する。例えば、振動部材12が回転していない状態の位置情報をX、Xとすると、次式が得られる。
=A+cos(X+ΔX+Asinωt) ・・・(式3)
=A+cos(X+ΔX−Asinωt) ・・・(式4)
ここで、(式3)、(式4)の通り、検出部19は、干渉光L12、L34に基づき、例えば米国特許6639986号公報に示されている信号処理の技術を利用して位相同期検波を行い位置情報を算出し、これを加算平均して(X+X)/2+ΔXを得ることができる。また、位置情報X、Xは、既知の値であるので、ΔXを算出できる。なお、ΔXは、弾性部材12の弾性変形の線形範囲内で加えられた角速度に概略比例するので、角速度検出装置1は、このΔXに基づき角速度を検出することができる。
また、本実施形態における角速度検出装置1は、振動部材12の左右のアーム(第1の振動子12aと第2の振動子12b)に等しく加わる外乱振動や、環境温度の変化、光源波長の変化等の要素を低減する又はキャンセルすることができる。従って、安定して高精度な角速度を測定することができる角速度検出装置1を実現することができる。
また、上述の通り、振動部材12が回転した場合、上述の(式3)(式4)に示す通り、第1の振動子12aや第2の振動子12bの反射角度が変化することによって、加算平均して得られる値「(X+X)/2+Δx」となる。一方、特許文献1に記載されている通り、板状の音叉型の振動部材を、自振動部材の面方向に振動させる場合、本実施形態のように、反射角度が変化することはなく、得られる位置情報を加算平均したとしても、通常通り(X+X)/2である。
このように、本実施の形態は、捩れ振動モードによって振動部材12を振動させることにより、コリオリ力が働いた場合に得られる位置情報の加算平均の値を通常の値に比べて、Δxだけ、大きくすることができる。よって、角速度検出装置1の回転が微小であった場合でも、検出部19によって得られる加算平均の値を、通常よりも大きくすることができるため、高精度に角速度を検出することができる。
なお、光学部材14によって回折される回折光として、±1次回折光を例に説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、光学部材14は、−1次回折光である第1の光L1と、+2次回折光である第2の光L2とに分離する構成であってもよい。つまり、次数の異なる光同士を干渉させる構成であってもよい。
また、本実施形態における式は、一例であって、上述の式に限定されるものではない。
11 光源部
12 振動部材
12a 第1の振動子
12b 第2の振動子
13 コリメータレンズ
14 光学部材
15 カラスブロック
16 干渉用光学部材
17 第1の受光素子
18 第2の受光素子
19 検出部
20 制御部

Claims (23)

  1. 角速度を検出する角速度検出装置であって、
    光源部から射出された光が入射する第1の振動子を備える振動部材と、
    前記第1の振動子を介した前記光を入射する入射面と前記入射面からの光を透過して射出する射出面とを備える透過部材と、前記透過部材の前記入射面に設けられ前記入射面に入射した光を第1の光と第2の光とに分岐させる分岐部材と、前記透過部材の前記射出面に設けられ前記透過部材を透過した前記第1の光と前記第2の光とを干渉させる干渉部材と、を一体に有する光学系と、
    前記第1の光および前記第2の光に基づく干渉光を受光する受光部と、
    前記第1の振動子の回転運動によって生じる前記干渉光の干渉縞の変化をもとに、前記第1の振動子の変位を検出する検出部と、を備えることを特徴とする角速度検出装置。
  2. 前記第1の振動子は、捩れ振動モードで振動することを特徴とする請求項1に記載の角速度検出装置。
  3. 前記検出部は、前記回転運動によって生じる前記第1の光と前記第2の光とにおける光路長の相対的な変化をもとに、前記第1の振動子の変位を検出することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の角速度検出装置。
  4. 前記検出部は、前記第1の振動子の回転運動のコリオリ力で生じる前記第1の振動子の変位を検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  5. 前記第1の振動子は、
    前記コリオリ力によって振動中心が変位することを特徴とする請求項4に記載の角速度検出装置。
  6. 前記第1の振動子は、
    自角速度検出装置によって検出される回転の回転軸と直交する方向に前記振動中心が変位することを特徴とする請求項5に記載の角速度検出装置。
  7. 前記第1の振動子は、
    自角速度検出装置によって検出される回転の回転軸と直交する方向に振動することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  8. 前記第1の光の光路長と前記第2の光の光路長とが同一であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  9. 前記検出部は、
    前記第1の振動子が回転していない状態で前記第1の振動子を介した光に基づき得られる前記干渉光の干渉強度の変化を基本周波数として同期検波を行い、前記第1の振動子の振動中心の変位による前記光の光路長の変化を検出することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  10. 前記分岐部材は、位相格子又はビームスプリッタを含むことを特徴とする請求項に記載の角速度検出装置。
  11. 前記干渉部材は、位相格子又はビームスプリッタを含むことを特徴とする請求項1から1のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  12. 前記振動部材は、
    前記第1の振動子と一対に構成された第2振動子を備え、
    前記干渉部材は、
    前記第2振動子を介した前記光のうち分岐された第3の光と第4の光とを干渉させる
    ことを特徴とする請求項1から1のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  13. 前記第3の光と前記第4の光とに基づく第2干渉光を受光する第2受光部を備えることを特徴とする請求項1に記載の角速度検出装置。
  14. 前記検出部は、前記第1の振動子と前記第2振動子との回転運動によってそれぞれ生じる前記干渉光の干渉縞の変化及び前記第2干渉光の干渉縞の変化をもとに、前記第1の振動子の変位及び前記第2の振動子の変位を検出することを特徴とする請求項1に記載の角速度検出装置。
  15. 前記第2の振動子は、捩れ振動モードで振動することを特徴とする請求項1から1のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  16. 前記検出部は、前記第2の振動子の回転運動によって生じる前記第3の光と前記第4の光とにおける光路長の相対的な変化をもとに、前記第2の振動子の変位を検出することを特徴とする請求項1から1のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  17. 前記検出部は、前記第2の振動子の回転運動のコリオリ力で生じる前記第2の振動子の変位を検出することを特徴とする請求項1から1のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  18. 前記干渉部材は、前記第1の光と前記第2の光とを干渉させる領域とは異なる領域において前記第3の光と前記第4の光とを干渉させることを特徴とする請求項1から1のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  19. 前記第2の振動子は、自角速度検出装置によって検出される回転の回転軸と直交する方向に振動することを特徴とする請求項1から1のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  20. 前記振動子および前記第2の振動子は、
    自角速度検出装置によって検出される回転の回転軸と直交する方向にそれぞれ反対側に向かって各々の振動中心が変位することを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  21. 前記第3の光と前記第4の光の光路長が同一であることを特徴とする請求項1から2のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  22. 前記振動部材は、音叉型であることを特徴とする請求項1から2のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
  23. 前記光源部、前記振動部材、前記光学系および前記受光部は、互いに位置関係が固定されていることを特徴とする請求項1から2のいずれか一項に記載の角速度検出装置。
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