JP2001215122A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JP2001215122A
JP2001215122A JP2000026298A JP2000026298A JP2001215122A JP 2001215122 A JP2001215122 A JP 2001215122A JP 2000026298 A JP2000026298 A JP 2000026298A JP 2000026298 A JP2000026298 A JP 2000026298A JP 2001215122 A JP2001215122 A JP 2001215122A
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vibration
branch
angular velocity
shaft
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JP2000026298A
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English (en)
Inventor
Shogo Asano
勝吾 浅野
Yasuyuki Nakano
泰之 中野
Toru Fukuda
徹 福田
Haruhiko Sekino
晴彦 関野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、角速度の検出精度を高める。 【解決手段】 外側振動柱22、23および外側振動柱22、
23の間に位置する中央振動柱24を備え、外側振動柱22、
23を、くびれ部27を介して固定部材25に連結された第
1、2分岐軸22a、23aと、第1、2分岐軸22a、23a
と直交する方向に延在する第1、2振動軸22b、23b
と、第1、2振動軸22b、23bに対して直交する方向に
延在する第1、2張り出し軸22c、23cとから構成し、
外側振動柱22、23を第1、2振動軸22a、23aの面方向
と直交する方向に捩れ振動させるとともに、第1、2分
岐軸22b、23bと平行な軸77回りに角速度が加わったと
きに、第1、2分岐軸22a、23aに発生する前記捩れ方
向と直交する方向のコリオリ力を第1,2分岐軸22a、
23aの面内歪みとして検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は角速度センサに関
し、詳しくは、車両、航空機、船舶等の移動体の姿勢制
御やナビゲーションシステムに用いられる角速度センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報化が進むにつれて、より
正確な情報を得ることができるセンサが求められ、様々
な分野でセンサの開発が進められている。特に、角速度
センサはこれらセンサの中でもニーズが高いものであ
り、中でも音叉振動型は小型軽量にできることから広い
分野で応用されている。
【0003】従来のこの種の音叉振動型の角速度センサ
としては、例えば、図8に示すようなものが知られてい
る。図8において、1は基台であり、この基台1には固
定軸2を介してU字型の金属振動板3が設けられ、この
金属振動板3の上部にはこの金属振動板3の面と直交す
る方向に配設された一対の金属板4、5が設けられてい
る。
【0004】金属振動板3の一方の面には励振用圧電素
子6が設けられているとともに、他方の面にはモニタ用
圧電素子7が設けられており、これら各圧電素子6、7
は接着剤によって金属振動板3に固着されている。ま
た、金属板4、5には前記圧電素子6、7の面と直交す
るようにコリオリ検出用圧電素子8、9が設けられてお
り、これら圧電素子8、9は接着剤によって金属板4、
5に固着されている。そして、これら金属振動板3、金
属板4、5、各圧電素子6〜9が音叉振動子20を構成し
ている。
【0005】また、各圧電素子6〜9はそれぞれリード
線10〜13によってリードピン14〜17に接続されており、
このリードピン14〜17はガラス等の絶縁体18を介して基
台1と電気的に絶縁されている。
【0006】次に、この角速度センサの動作を説明す
る。
【0007】なお、図8(a)は角速度センサの励磁状
態を示す図であり、同図(b)は角速度センサのコリオ
リ力を検出する状態を示す図である。
【0008】まず、同図(a)において、励振用圧電素
子6に電圧を印加すると、音叉振動子20が矢印Aで示す
方向に音叉励振される。このときの励振周波数と振幅は
モニタ用圧電素子7によってモニタリングされることに
より、音叉振動子20が常に一定の周波数と振幅で励振さ
れるように励振用圧電素子6への印加電圧がコントロー
ルされる。
【0009】一方、図8(b)に示すようにこのセンサ
の検出軸18に矢印B方向に回転角速度ωが加わると、励
振方向Aと直角方向に発生するコリオリ力によって金属
板4、5が互いに逆方向19a、19bに撓む。
【0010】なお、このときに発生するコリオリ力FC
は、FC=2mVωとなる。
【0011】ここで、上記mは音叉振動子の質量、上記
Vは励振速度、上記ωは印加された回転角速度を示す。
【0012】さて、このコリオリ力FCはコリオリ検出
圧電素子8、9の一方に伸び、他方に縮みという逆方向
の歪みを発生させるため、差動出力としてコリオリ検出
圧電素子8、9の検出電圧をリード線10、11を介してリ
ードピン13、15から取り出すことができるため、この差
動出力から角速度を得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の角速度センサにあっては、回転角速度ωが発
生すると、音叉振動子20にコリオリ力が加わって音叉振
動子20が図8(b)の19a、19bで示す方向に撓むこと
によって発生する回転モーメントMが固定軸2に加わる
ため、固定軸2と基台1および金属振動板3の固定度合
いがセンサの角速度検出精度のばらつき要因となってし
まい、角速度の検出精度を高めることができないという
問題があった。
【0014】また、励振用圧電素子6、モニタ用圧電素
子7およびコリオリ検出用圧電素子8、9が接着剤によ
って金属振動板3および金属板4、5に固着されていた
ため、接着のばらつきおよび接着剤の温度特性がセンサ
の角速度の検出精度のばらつき要因となってしまう上
に、この接着精度、音叉振動子20の曲げ加工精度、固定
軸2と音叉振動子20および基台1の固定精度等の組立加
工時精度のばらつきもセンサによる角速度の検出精度の
ばらつき要因となってしまった。
【0015】また、励振方向とコリオリ検出方向とで
は、金属振動板3と金属板4、5との形状(厚みおよび
幅)が一致しないため、図9に示すように励振時の共振
周波数とコリオリ検出時の共振周波数を一致させ難く、
非共振型角速度センサとなってしまい、共振型に比して
感度が低下してしまうという問題があった。
【0016】また、リード線10〜13が各圧電素子6〜9
を介して振動する金属振動板3および振動板4、5に接
続されるため、リード線10〜13の捩れがセンサの角速度
の検出精度のばらつき要因になってしまった。
【0017】そこで本発明は、角速度の検出精度を高め
ることができる角速度センサを提供することを目的とし
ている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の角速度センサ
は、3本の振動柱から構成される角速度検出用の3脚音
叉振動子を備えた角速度センサであって、前記振動柱の
うちの両端に位置する2本の外側振動柱は、くびれ部を
介して固定部材に連結された第1分岐軸および第2分岐
軸と、その第1、2分岐軸と直交する方向に延在する第
1振動軸および第2振動軸と、その第1、2振動軸に対
して直交する方向に延在する第1張り出し軸および第2
張り出し軸とからなり、前記振動柱のうちの中央に位置
する振動柱は、前記外側振動柱の第1振動軸および第2
振動軸と平行に延在する中央振動柱からなり、前記第1
張り出し軸および第2張り出し軸のそれぞれに第1励振
電極および第2励振電極を設けることにより、前記一対
の外側振動柱を前記第1振動軸および第2振動軸の面方
向と直交する方向に捩れ振動させるとともに、前記第1
分岐軸および第2分岐軸に第1コリオリ検出電極および
第2コリオリ検出電極を設けることにより、前記第1分
岐軸および第2分岐軸と平行な軸回りに角速度が加わっ
たときに、前記第1分岐軸および第2分岐軸に発生する
前記捩れ方向と直交する方向のコリオリ力を前記第1分
岐軸および第2分岐軸の面内歪みとして検出する構成を
有している。
【0019】このような構成により、従来のように励振
用の振動柱とコリオリ検出用の振動柱を同一の振動柱と
して使用せず、励振に関しては、外側振動柱の第1、2
張り出し軸の屈曲振動(外側振動柱自体は捩り振動とな
る)を利用し、コリオリ力の検出に関しては、外側振動
柱の基部に設けられた第1、2分岐軸で検出するように
している。
【0020】このため、外側振動柱の励振時に第1、2
張り出し軸が質量体(マス)となって励振時の振幅を拡
大することができ、角速度の発生時に高精度に角速度の
検出することができる上に、コリオリ力を変形量の大き
い外側振動柱の基部に設けられた第1、2分岐軸の面内
歪みを電圧として検出することで、角速度の検出精度を
向上させることができる。
【0021】また、外側振動柱およびこの外側振動柱の
間に設けられた中央振動柱の3脚音叉振動子構造とする
ことにより、外側振動柱の加工寸法精度がばらついた場
合であっても、中央振動柱が外側振動柱との間で音叉と
して作用するため、音叉効果が低下するのを防止して角
速度の検出感度が低下してしまうのを防止することがで
きる。
【0022】さらに、外側振動柱の基部に設けられた第
1、2分岐軸の面内歪みを電圧として検出することで角
速度を検出しているため、3脚音叉振動子を固定する固
定部材に大きな回転モーメントが生じるのを防止して角
速度の検出精度を向上させることができる。
【0023】また、請求項2記載の発明の角速度センサ
は、請求項1記載の発明において、前記中央振動柱、第
1振動軸および第2振動軸の延在方向軸Xを電気軸と
し、この電気軸Xと直交する軸Yを機械軸とし、このX
軸およびY軸と直交する前記中央振動柱、第1振動軸お
よび第2振動軸の面垂直方向をZ軸とし、単結晶一体構
成とした構成を有している。
【0024】このような構成により、角速度を機械軸で
あるY軸方向の第1、2分岐軸の伸縮で検出することが
できるため、角速度の検出感度を向上させることができ
るとともに、励振時の捩れをX軸回りに、角速度印加時
の回転軸をY軸回りに、さらにコリオリ力の検出モーメ
ントをZ軸回りにすることができる。すなわち、各振動
成分をX、Y、Z方向に分散させることができる。この
ため、励振時の第1、2張り出し軸の屈曲振動による検
出軸(分岐軸)の振動方向をZ軸方向にして検出出力を
不感の方向にすることができる。この結果、励振振動が
検出出力ノイズ成分となって混入するのを防止すること
ができ、検出感度を向上させることができる。
【0025】請求項3記載の発明の角速度センサは、請
求項1または2記載の発明において、前記第1張り出し
軸および第2張り出し軸が逆方向に捩れ振動するように
前記第1励振電極および第2励振電極を配設するととも
に、前記第1分岐軸および第2分岐軸と平行な軸回りに
角速度が加わったときに、前記外側振動柱が音叉振動を
行なう構成を有している。
【0026】このような構成により、第1張り出し軸お
よび第2張り出し軸が逆方向に捩れ振動するように第1
励振電極および第2励振電極を配設したため、励振振幅
を大きくして発生するコリオリ力も大きくすることがで
きる。これに加えて、コリオリ発生時の第1、2分岐軸
の内面振動も逆方向にすることができ、外側振動柱と中
央振動柱の間で角速度の検出を音叉振動にして、角速度
の検出精度を向上させることができる。
【0027】請求項4記載の発明の角速度センサは、請
求項1〜3何れかに記載の発明において、前記中央振動
柱の延在方向長さを前記外側振動柱に対して短くする、
若しくは前記中央振動柱の稜部の一部を除去する構成を
有している。
【0028】このような構成により、第1張り出し軸お
よび第2張り出し軸の捩れ振動時の共振周波数と、コリ
オリ発生時の第1分岐軸および第2分岐軸の共振周波数
を略一致させることができ、角速度の検出感度を向上さ
せることができる。
【0029】請求項5記載の発明の角速度センサは、請
求項1〜4何れかに記載の発明において、前記コリオリ
検出電極を前記第1分岐軸および第2分岐軸のX方向に
離隔して配設することにより、前記第1分岐軸および第
2分岐軸の伸縮をX軸方向の電界差で検出するように構
成するとともに、前記第1、2コリオリ検出電極および
第1、2励振電極を前記固定部材に導出する引出し電極
を設けた構成を有している。
【0030】このような構成により、コリオリ検出電極
を発生歪みの大きい外側振動柱の基部に設けたため、角
速度を高精度に検出することができる。また、第1、2
コリオリ検出電極および第1、2励振電極を固定部材に
導出する引出し電極を設けたため、固定部材に設けられ
た引出し電極を回路基板に接続することができ、電極の
接続の信頼性および感度の向上を図ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に基づい
て説明する。
【0032】図1〜7は本発明に係る角速度センサの一
実施形態を示す図である。なお、図1は振動子ユニット
の表側を示す図であり、図2は振動子ユニットの裏側を
示す図である。
【0033】まず、構成を説明する。図1〜4におい
て、21は単結晶材またはユニモルフ圧電材料等からなる
角速度検出用の3脚音叉振動子であり、この3脚音叉振
動子21は3本の振動柱を備えている。
【0034】この音叉振動子21は、両側に位置する外側
振動柱22、23および外側振動柱22、23の間に位置する中
央振動柱24から構成されており、外側振動柱22、23は固
定部材25と一体化されており、この3脚音叉振動子21お
よび固定部材25は振動子ユニット26を構成している。ま
た、固定部材26は図示しない加速度センサのパッケージ
に固定されるようになっている。
【0035】また、外側振動柱22、23はくびれ部27を介
して固定部材25に連結された第1分岐軸22aおよび第2
分岐軸23aと、第1、2分岐軸22a、23aと直交する方
向に延在する第1振動軸22bおよび第2振動軸23bと、
第1、2振動軸22b、23bに対して直交する方向に延在
する第1張り出し軸22cおよび第2張り出し軸23cとか
ら構成されている。
【0036】また、中央振動柱24は外側振動柱22、23の
第1振動柱22bおよび第2振動柱23bと平行に延在して
おり、第1、2分岐軸22a、23bの中央部から突出して
いる。
【0037】また、本実施形態の振動子ユニット26は、
中央振動柱24、第1振動軸22bおよび第2振動柱23bの
延在方向軸Xを電気軸とし、この電気軸Xと直交する軸
Y、すなわち、第1、2分岐軸22a、23a、第1、2張
り出し軸22c、23cを機械軸とし、このX軸およびY軸
と直交する中央振動柱24、第1振動軸22bおよび第2振
動柱22bの面垂直方向をZ軸とした結晶軸から切り出し
加工されるものである。
【0038】一方、第1、2張り出し軸22c、23cの表
面には励振電極(第1励振電極)28a、28bおよび励振
電極(第2励振電極)29a、29bが蒸着等によって形成
されており、この第1、2張り出し軸22c、23cの裏面
には励振電極(第2励振電極)30a、30bおよび励振電
極(第1励振電極)31a、31bが蒸着等によって形成さ
れている。励振電極28aおよび励振電極31bは回し電極
32によって接続されており、この励振電極28a、31bは
引出し電極36によって固定部材25の表面に延出されてい
る。また、励振電極28bと励振電極31aは回し電極33に
よって接続されており、この励振電極28b、31aは引出
し電極37によって固定部材25の裏面に延出されている。
【0039】また、励振電極29aおよび励振電極30bは
回し電極35によって接続されており、この励振電極29
a、30bは引出し電極38によって固定部材25の表面に延
出されている。
【0040】また、励振電極29bおよび励振電極30aは
回し電極34によって接続されており、この励振電極29
b、30aは引出し電極39によって固定部材25の裏面に延
出されている。
【0041】また、引出し電極37、39はワイヤボンディ
ング40a、40bを介して電極41に接続されており、この
電極41は回し電極42を介して電極43に接続され、この電
極41はワイヤボンディング45を介して交流電源44に接続
されている。また、引出し電極36、38はワイヤボンディ
ング46を介して接続されており、引出し電極38はワイヤ
ボンディング47を介して交流電源44に接続されている。
【0042】また、第1分岐軸22aの表面にはコリオリ
検出用の電極48a、48b(第1コリオリ検出電極)が蒸
着等によって形成されており、この電極48a、48bはX
軸方向に離隔している。また、第2分岐軸23aの表面に
はコリオリ検出用の電極49a、49b(第2コリオリ検出
電極)が蒸着等によって形成されており、この電極49
a、49bはX軸方向に離隔している。また、各電極48
a、48b、49a、49bはそれぞれ引出し電極50a、50
b、51a、51bによって固定部材25に導出されており、
これら引出し電極50a、50b、51a、51bは共通電極52
によって接続されている。
【0043】また、第1分岐軸22aの裏面にはコリオリ
検出用の電極(第1コリオリ検出電極)53a、53bが蒸
着等によって形成されており、この電極53a、53bはX
軸方向に離隔している。また、第2分岐軸23aの裏面に
はコリオリ検出用の電極(第2コリオリ検出電極)54
a、54bが蒸着等によって形成されており、この電極54
a、54bはX軸方向に離隔している。また、各電極53
a、53b、54a、54bはそれぞれ引出し電極55a、55
b、56a、56bによって固定部材25に導出されており、
これら引出し電極55a、55b、56a、56bは共通電極57
によって接続され、この共通電極57は回し電極58によっ
て共通電極52に接続されている。
【0044】一方、第1分岐部22aの一側面にはアース
電極を構成する電極(第1コリオリ検出電極)59aが蒸
着等によって形成されているとともに第2分岐部23aの
一側面にはアース電極を構成する電極(第2コリオリ検
出電極)60aが蒸着等によって形成されており、これら
電極59a、60aは引出し電極61a、61bによって固定部
材25に導出されている。
【0045】また、第1分岐部22aの他側面にはアース
電極を構成する電極(第1コリオリ検出電極)59bが蒸
着等によって形成されているとともに第2分岐部23aの
他側面にはアース電極を構成する電極(第2コリオリ検
出電極)60bが蒸着等によって形成されており、これら
電極59b、60bは中央振動軸24の側面に形成された回し
電極63によって接続されている。この回し電極63は中央
振動軸24の中央部に形成された引出し電極64aを介して
固定部材25に形成された引出し電極64bに導出されてお
り、この引出し電極64bはワイヤボンディング65a、65
bによって引出し電極61a、61bに接続されているとと
もにワイヤボンディング66を介して図示しないコリオリ
検出用のアンプ、差圧回路等を備えた回路基板に接続さ
れている。また、共通電極52もワイヤボンディング67を
介して上述したコリオリ検出用のアンプ、差圧回路等を
備えた回路基板に接続されている。
【0046】次に、作用を説明する。
【0047】まず、外側振動柱22、23が励振するメカニ
ズムを図1、図3、図5(a)に基づいて説明する。
【0048】交流電源44から正負の電圧を各電極28a、
28b、29a、29b、30a、30b、31a、31bに交互に印
加するのであるが、交流電源44から図1に示すような極
性の電圧、すなわち、電極28a、31b、29a、30bに正
極を電圧を印加するとともに電極28b、31a、29b、30
aに負極の電圧を印加すると、この交流電源44からの電
圧はワイヤボンディング45、電極43、引回し電極42、電
極41、ワイヤボンディング40bを介して引出し電極37に
印加され、さらにワイヤボンディング40aを介して引出
し電極39に印加されることにより、引出し電極37、39か
ら電極31a、28bおよび電極30a、29bに印加されると
ともに、交流電源44からワイヤボンディング47を介して
引出し電極38に印加されるとともにワイヤボンディング
46を介して引出し電極36に印加されることにより、電極
29a、30bおよび電極28a、31bに印加される。
【0049】このとき、図3に矢印71、72で示すような
方向の電界が発生するため、第1張り出し軸22cおよび
第2張り出し軸23cのX軸方向の73bおよび74aで示す
部分に伸びが発生し、第1張り出し軸22cおよび第2張
り出し軸23cのX軸方向の73aおよび74bで示す部分に
縮みが発生する。
【0050】このため、図5(a)で示すように第1張
り出し軸22cおよび第2張り出し軸23cが実線で示す位
置から破線で示す方向bに変形する。次いで、交流電源
44から電極28a、31b、29a、30bに負極を電圧を印加
するとともに電極28b、31a、29b、30aに正極の電圧
を印加すると、図3に矢印71、72で示すような方向と反
対方向の電界が発生するため、第1張り出し軸22cおよ
び第2張り出し軸23cのX軸方向の73bおよび74aで示
す部分に縮みが発生し、第1張り出し軸22cおよび第2
張り出し軸23cのX軸方向の73aおよび74bで示す部分
に伸びが発生する。
【0051】このため、図5(a)で示すように第1張
り出し軸22cおよび第2張り出し軸23cが破線で示す方
向と反対方向に変形する。すなわち、交流電源44から印
加する電圧の極性を変えることによって第1張り出し軸
22cおよび第2張り出し軸23cが図5(a)中、矢印76
a、76bで示すようにZ軸方向(第1張り出し軸22cお
よび第2張り出し軸23cの面垂直方向)に屈曲変形し、
この変形はX軸を回転軸とする捩りモーメントとなり、
第1張り出し軸22cと第2張り出し軸23cとでは捩り方
向が逆方向となるモーメントM1、M2が発生する。この
ため、第1張り出し軸22cおよび第2張り出し軸23cの
変位の方向は常に同一方向で正負方向の捩れ振動が繰返
され、外側振動柱22、23は常に反対方向に捩り変形を繰
返すことになる。
【0052】次に、コリオリ力の検出メカニズムを図
4、図5(b)(c)に基づいて説明する。
【0053】上述した励振を行なっている振動子ユニッ
ト26に対して、Y軸と平行な軸77を回転軸とする角速度
Ωが加わると、ある瞬間ではコリオリ力が図5(b)に
示すZ方向と平行する軸78を回転軸とするモーメントM
3を発生させるように作用するため、第1、2分岐軸22
a、23aがそれぞれ矢印79a、79bに示す方向に撓み、
結果として第1、2分岐軸22a、22bに対しY軸方向に
矢印80aで示す伸び、矢印80bで示す縮みを発生する。
【0054】このため、図4に示すように第1、2分岐
軸22a、23aの一側面側(81aで示す)が縮むとともに
第1分岐軸22a、23aの他側面側(81bで示す)が伸び
るため、第1、2分岐軸22、23に対して82a、82bで示
す電界が発生し、これが電極48a、54aおよび49a、53
aから矢印83aで示す方向の発生電界となるととにも
に、電極48b、54bおよび49b、53bから矢印84bで示
す発生電圧となる。
【0055】そして、この発生電圧を引出し電極64bか
らワイヤボンディング66を介して取り出すとともに引出
し電極52からワイヤボンディング67を介して取り出す。
【0056】また、次の瞬間には、図5(c)に示すよ
うに第1、2分岐軸22a、23aがそれぞれ矢印79a、79
bと反対方向に撓み、結果として第1、2分岐軸22a、
22bに対しY軸方向に矢印81aで示す縮み、矢印81bで
示す伸びを発生し、検出電圧が逆になる。
【0057】このように、第1、2分岐軸22a、23aの
X軸方向の伸縮をX軸方向の交流電圧の電界差として検
出することにより、コリオリ力を検出することができ
る。
【0058】また、外側振動柱22、23が中央振動柱24に
対して図5(b)(c)に示すように近接、離隔する振
動を繰返すことにより、中央振動柱24がバランサとして
作用して外側振動柱22、23が中央振動柱24と共に音叉励
振を行なうため、外側振動柱24が効率良く励振する。
【0059】また、励振時に外側振動柱23に着目する
と、図6に示すように第2張り出し軸23cの91aで示す
部分に伸びが発生するとともに91bで示す部分に縮みが
発生するため、発生電界は矢印92a、92bで示す方向に
なり、電極49a、49b、53a、53bおよび60a、60bに
かかる電界としては、86a〜86dとなり、出力検出端子
93a、93bに発生する電圧はゼロとなって励振に起因す
る振動のノイズ成分が検出出力に混入するのを防止する
ことができ、検出精度の向上を図ることができる。
【0060】このように本実施形態では、従来のように
励振用の振動柱とコリオリ検出用の振動柱を同一の振動
柱として使用せず、励振に関しては、外側振動柱22、23
の第1、2張り出し軸22c、23cの屈曲振動(外側振動
柱22、23自体は捩り振動となる)を利用し、コリオリ力
の検出に関しては、外側振動柱22、23の基部に設けられ
た第1、2分岐軸22a、23aで検出するようにしたた
め、外側振動柱22、23の励振時に第1、2張り出し軸22
c、23cが質量体(マス)となって励振時の振幅を拡大
することができ、角速度の発生時に高精度に角速度を検
出することができる上に、コリオリ力を変形量の大きい
外側振動柱22、23の基部に設けられた第1、2分岐軸22
a、23aの面内歪みを電圧として検出することで、角速
度の検出精度を向上させることができる。
【0061】また、外側振動柱22、23およびこの外側振
動柱22、23の間に設けられた中央振動柱24の3脚音叉振
動子構造とすることにより、外側振動柱22、23の加工寸
法精度がばらついた場合であっても、中央振動柱24が外
側振動柱22、23との間で音叉として作用するため、音叉
効果が低下するのを防止して角速度の検出感度が低下し
てしまうのを防止することができる。
【0062】さらに、第1、2分岐軸22a、23aの面内
歪みを電圧として検出することで角速度を検出している
ため、3脚音叉振動子21を固定する固定部材25に大きな
回転モーメントが生じるのを防止して角速度の検出精度
を向上させることができる。
【0063】また、本実施形態では、中央振動柱24、第
1振動軸22bおよび第2振動軸23bの延在方向軸Xを電
気軸とし、この電気軸Xと直交する軸Yを機械軸とし、
このX軸およびY軸と直交する中央振動柱24、第1振動
軸22bおよび第2振動軸23bの面垂直方向をZ軸とした
ため、角速度を機械軸であるY軸方向の第1、2分岐軸
22a、23aの伸縮で検出することができる。このため、
角速度の検出感度を向上させることができるとともに、
励振時の捩れをX軸回りに、角速度印加時の回転軸をY
軸回りに、さらにコリオリ力の検出モーメントをZ軸回
りにすることができる。
【0064】すなわち、各振動成分をX、Y、Z方向に
分散させることができるため、励振時の第1、2張り出
し軸22c、23cの屈曲振動による検出軸(分岐軸)の振
動方向をZ軸方向にして検出出力を不感の方向にするこ
とができる。この結果、励振振動が検出出力ノイズ成分
となって混入するのを防止することができ、検出感度を
向上させることができる。
【0065】また、本実施形態では、第1張り出し軸22
cおよび第2張り出し軸23cが逆方向に捩れ振動するよ
うに電極28a、28b、29a、29b、30a、30b、31a、
31bを配設するとともに、第1分岐軸22aおよび第2分
岐軸23aと平行な軸77回りに角速度が加わったときに、
中央振動柱24と外側振動柱22、23が音叉振動を行なう構
成にしたため、励振振幅を大きくして発生するコリオリ
力も大きくすることができる。これに加えて、コリオリ
発生時の第1、2分岐軸22a、23aの内面振動も逆方向
にすることができ、外側振動柱22、23と中央振動柱24の
間で角速度の検出を音叉振動にして、角速度の検出精度
を向上させることができる。
【0066】また、本実施形態では、コリオリ検出用の
電極48a、48b、49a、49b、53a、53b、54a、54
b、59a、59bを発生歪の大きい第1分岐軸22および第
2分岐軸23のX方向に離隔して配設し、第1分岐軸22お
よび第2分岐軸23の伸縮をX軸方向の電界差で検出する
ようにしたため、角速度を高精度に検出することができ
る。
【0067】また、励振用の電極28a、28b、29a、29
b、30a、30b、31a、31bおよびコリオリ検出の電極
48a等を固定部材25に導出する引出し電極36〜39、50
a、50b、51a、51b、55a、55b、56a、56b、61
a、61b、62a、62bを設けたため、固定部材25に設け
られた引出し電極36等を回路基板に接続することがで
き、コリオリ検出用の電極48a等および励振用の電極28
a等の接続の信頼性および感度の向上を図ることができ
る。
【0068】また、本実施形態では、中央振動柱24の延
在方向長さを砥石、砥粒またはレーザ等を用いて外側振
動柱22、23よりも短くする、若しくは中央振動柱24の稜
部の一部を砥石、砥粒またはレーザ等を用いて除去する
ようにしても良い。このようにすれば、第1張り出し軸
22cおよび第2張り出し軸23cの捩れ振動時の共振周波
数と、コリオリ発生時の第1分岐軸22aおよび第2分岐
軸23aの共振周波数を略一致させることができ、角速度
の検出感度を向上させることができる。
【0069】また、本実施形態では、第1張り出し軸22
cおよび第2張り出し軸23cをY軸方向外方に突出させ
ているが、これに限らず、図7に示すように第1張り出
し軸95cおよび第2張り出し軸96cをY軸方向内方に突
出させるようにしても同様の効果を得ることができる。
なお、動作に関しては、第1張り出し軸22cおよび第2
張り出し軸23cをY軸方向外方に突出させたものと同様
であるため、説明を省略する。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、従来のように励振用の
振動柱とコリオリ検出用の振動柱を同一の振動柱として
使用せず、励振に関しては、外側振動柱の第1、2張り
出し軸の屈曲振動(外側振動柱自体は捩り振動となる)
を利用し、コリオリ力の検出に関しては、外側振動柱の
基部に設けられた第1、2分岐軸で検出するようにして
いる。
【0071】このため、外側振動柱の励振時に第1、2
張り出し軸が質量体(マス)となって励振時の振幅を拡
大することができ、角速度の発生時に高精度に角速度の
検出することができる上に、コリオリ力を変形量の大き
い外側振動柱の基部に設けられた第1、2分岐軸の面内
歪みを電圧として検出することで、角速度の検出精度を
向上させることができる。
【0072】また、外側振動柱およびこの外側振動柱の
間に設けられた中央振動柱の3脚音叉振動子構造とする
ことにより、外側振動柱の加工寸法精度がばらついた場
合であっても、中央振動柱が外側振動柱との間で音叉と
して作用するため、音叉効果が低下するのを防止して角
速度の検出感度が低下してしまうのを防止することがで
きる。
【0073】さらに、外側振動柱の基部に設けられた第
1、2分岐軸の面内歪みを電圧として検出することで角
速度を検出しているため、3脚音叉振動子を固定する固
定部材に大きな回転モーメントが生じるのを防止して角
速度の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る角速度センサの一実施形態を示す
図であり、その振動子ユニットの表面を示す斜視図であ
る。
【図2】一実施形態の振動子ユニットの裏面を示す斜視
図である。
【図3】(a)は一実施形態の第1、2張り出し部の図
1におけるA−A方向断面図およびB−B方向断面図を
示す図である。
【図4】一実施形態の(b)は第1、2分岐軸の図1に
おけるC−C方向断面図およびD−D方向断面図を示す
図である。
【図5】(a)は一実施形態の振動子ユニットが励振し
た状態を示す図、(b)は角速度が発生したときに振動
子ユニットがY軸方向外方に振動する状態を示す図、
(c)は角速度が発生したときに振動子ユニットがY軸
方向内方に振動する状態を示す図である。
【図6】外側振動柱の励振時の発生電界を示す図であ
る。
【図7】(a)は田の形状の第1、2張り出し軸がY軸
方向内方に突出した態様を示す図、(b)は同図(a)
の振動子ユニットに角速度が発生したときに振動子ユニ
ットがY軸方向外方に励振する状態を示す図である。
【図8】(a)は従来の角速度センサの斜視図、(b)
はそのセンサのコリオリ発生時の状態を示す斜視図であ
る。
【図9】非共振角速度センサの共振点を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
21 3脚音叉振動子 22、23 外側振動柱 22a 第1分岐軸 23a 第2分岐軸 22b 第1振動軸 23b 第2振動軸 22c 第1張り出し軸 23c 第2張り出し軸 24 中央振動軸 25 固定部材 26 振動子ユニット 27 くびれ部 28a、28b、31a、31b 励振電極(第1励振電極) 29a、29b、30a、30b 励振電極(第2励振電極) 36、37、38、39、50a、50b、51a、51b、55a、55
b、56a、56b、61a、61b、62a、62b 引出し電
極 48a、48b、53a、53b 電極(第1コリオリ検出電
極) 49a、49b、54a、54b 電極(第2コリオリ検出電
極) 59a、59b 電極(第1コリオリ検出電極) 60a、60b 電極(第2コリオリ検出電極)
フロントページの続き (72)発明者 福田 徹 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 関野 晴彦 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2F105 AA01 AA02 AA03 BB04 CC01 CD02 CD06 CD13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本の振動柱から構成される角速度検出
    用の3脚音叉振動子を備えた角速度センサであって、 前記振動柱のうちの両端に位置する2本の外側振動柱
    は、くびれ部を介して固定部材に連結された第1分岐軸
    および第2分岐軸と、その第1、2分岐軸と直交する方
    向に延在する第1振動軸および第2振動軸と、その第
    1、2振動軸に対して直交する方向に延在する第1張り
    出し軸および第2張り出し軸とからなり、 前記振動柱のうちの中央に位置する振動柱は、前記外側
    振動柱の第1振動軸および第2振動軸と平行に延在する
    中央振動柱からなり、 前記第1張り出し軸および第2張り出し軸のそれぞれに
    第1励振電極および第2励振電極を設けることにより、
    前記一対の外側振動柱を前記第1振動軸および第2振動
    軸の面方向と直交する方向に捩れ振動させるとともに、 前記第1分岐軸および第2分岐軸に第1コリオリ検出電
    極および第2コリオリ検出電極を設けることにより、前
    記第1分岐軸および第2分岐軸と平行な軸回りに角速度
    が加わったときに、前記第1分岐軸および第2分岐軸に
    発生する前記捩れ方向と直交する方向のコリオリ力を前
    記第1分岐軸および第2分岐軸の面内歪みとして検出す
    ることを特徴とする角速度センサ。
  2. 【請求項2】 前記中央振動柱、第1振動軸および第2
    振動軸の延在方向軸Xを電気軸とし、この電気軸Xと直
    交する軸Yを機械軸とし、このX軸およびY軸と直交す
    る前記中央振動柱、第1振動軸および第2振動軸の面垂
    直方向をZ軸とし、単結晶一体構成としたことを特徴と
    する請求項1記載の角速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記第1張り出し軸および第2張り出し
    軸が逆方向に捩れ振動するように前記第1励振電極およ
    び第2励振電極を配設するとともに、前記第1分岐軸お
    よび第2分岐軸と平行な軸回りに角速度が加わったとき
    に、前記外側振動柱が音叉振動を行なうことを特徴とす
    る請求項1または2記載の角速度センサ。
  4. 【請求項4】 前記中央振動柱の延在方向長さを前記外
    側振動柱に対して短くする、若しくは前記中央振動柱の
    稜部の一部を除去することを特徴とする請求項1〜3何
    れかに記載の角速度センサ。
  5. 【請求項5】 前記コリオリ検出電極を前記第1分岐軸
    および第2分岐軸のX方向に離隔して配設することによ
    り、前記第1分岐軸および第2分岐軸の伸縮をX軸方向
    の電界差で検出するように構成するとともに、前記第
    1、2コリオリ検出電極および第1、2励振電極を前記
    固定部材に導出する引出し電極を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜4何れかに記載の角速度センサ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002213963A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Microstone Corp 振動ジャイロスコープ
WO2007097098A1 (ja) * 2006-02-21 2007-08-30 Microstone Corporation 角速度センサおよび角速度の測定方法
JP2011053148A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Nikon Corp 角速度検出装置
JP2011095270A (ja) * 2010-12-27 2011-05-12 Seiko Epson Corp 振動型ジャイロスコープ用測定素子

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