JP5453645B2 - 型枠パネルの隅部構造及びコンクリート型枠の構築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コーナー専用の特殊な型枠パネルを必要とすることなく、通常の型枠パネルを保持部材により直交状に組み付けるため施工コストを抑えることができる型枠パネルの隅部構造及びコンクリート型枠の構築方法に関する。
従来、コンクリート壁体を構築する型枠工事において、各種形状の型枠パネルが提案されているが、コーナー等の隅部を構築する場合、コーナー専用のL字状型枠パネルを一般的な平板ボード状の通常の型枠パネルと組み合わせて施工している。
また、例えば特許文献1に開示されるような面板の片面に左右に面板から略垂直状に立ち上がる側板を備える構成の型枠パネルを用いる場合には、左右の側板の先端をそれぞれ内側へ折り曲げた構成の特殊型枠パネルを組み合わせてコーナーを形成している。
特許第2717514号公報
しかしながら、前述の隅部構造では、一つの隅部に対して少なくとも一つのコーナー専用のL字状型枠パネル又は特殊型枠パネルを必要とし、量産される通常の型枠パネルに対してコーナー専用のL字状型枠パネル又は特殊型枠パネルは何れも高価に設定されているため、部材管理も面倒であるし、施工コストがかかるという問題があった。さらに、部材構成を熟知していない作業者が通常の型枠パネルと特殊型枠パネルとを取り違えると、所望の隅部構造が得られないという問題点もあった。
そこで、本発明は、前述の特殊な型枠パネルを必要とすることなく、通常の型枠パネルを保持部材により直交状に組み付けて施工コストを抑えることができる型枠パネルの隅部構造及びコンクリート型枠の構築方法を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、複数の型枠パネルを保持部材により直交状に組み付けてなる型枠パネルの隅部構造であって、前記型枠パネルは、面板の片面に長さ方向に沿う左右端に側板、該側板間に起立板を備え、前記側板には長さ方向に一定間隔の挿通孔を備え、前記側板及び前記起立板は、その先端に内側へ突出する顎部を有し、前記保持部材は、前記顎部間より幅広な主体部を備え、該主体部の左右の端縁に側板の顎部の内側、起立板の顎部の内側に係止する第一係止部を有し、更に該主体部には螺合部又は被螺合部の何れか一方を有し、前記保持部材を前記型枠パネルの側板と起立板との間に取り付けると共に、取り付けた保持部材の螺合部又は被螺合部に対して前記挿通孔が一致するように型枠パネルを直交状に配して螺合手段で螺合することを特徴とする型枠パネルの隅部構造に関するものである。
また、本発明は、前記型枠パネルの隅部構造において、保持部材は、型枠パネルの顎部の外側に係止する第二係止部を有することを特徴とする型枠パネルの隅部構造をも提案する。
また、本発明は、前記型枠パネルの隅部構造において、保持部材が、内側への陥没防止及び下方への脱落防止を図れる位置規制手段(位置規制部)を備え、安定に取り付けられるていることを特徴とする型枠パネルの隅部構造も提案する。
また、本発明は、前記型枠パネルの隅部構造において、保持部材が、補助具(別部材)を取り付けることにより内側への陥没防止及び下方への脱落防止を図れる位置規制が果たされることを特徴とする型枠パネルの隅部構造も提案する。
さらに、本発明は、複数の型枠パネルを保持部材により直交状に組み付けるコンクリート型枠の構築方法であって、前記型枠パネルは、面板の片面に長さ方向に沿う左右端に側板、該側板間に起立板を備え、前記側板には長さ方向に一定間隔の挿通孔を備え、前記側板及び前記起立板は、その先端に内側へ突出する顎部を有し、前記保持部材は、前記顎部間より幅広な主体部を備え、該主体部の左右の端縁に側板の顎部の内側、起立板の顎部の内側に係止する第一係止部を有し、更に該主体部には螺合部又は被螺合部の何れか一方を有し、前記保持部材を前記型枠パネルの側板と起立板との間に取り付ける工程と、取り付けた保持部材の螺合部又は被螺合部に対して前記挿通孔が一致するように型枠パネルを直交状に配して螺合手段で螺合する工程と、を含むことを特徴とするコンクリート型枠の構築方法をも提案するものである。
本発明の型枠パネルの隅部構造は、型枠パネルの側板及び起立板の間に保持部材を取り付け、該保持部材の主体部に設けた螺合部又は被螺合部に対して別の型枠パネルを直交状に配して螺合手段で螺合するものである。
そして、保持部材の主体部は、側板及び起立板の先端に形成した顎部間より幅広であるため、主体部が表面側へ引っ張られた際に主体部の端縁(第一係止部)が顎部に係止作用を果たし、その脱落を防止することができる。
また、従来技術のように、特殊な型枠パネルを必要とすることなく、通常の型枠パネルをピース状成型品である保持部材によって容易に直交状に組み付けて施工コストを抑えることができるものである。
また、保持部材が、内側への陥没防止及び下方への脱落防止を図れる位置規制手段(位置規制部)を備え、安定に取り付けられるていることが望ましい。
また、保持部材が、補助具(別部材)を取り付けることにより内側への陥没防止及び下方への脱落防止を図れる位置規制が果たされ、安定に取り付けられるていることが望ましい。
さらに、本発明のコンクリート型枠の構築方法は、1種のみの型枠パネルとピース状成形品である保持部材とを現場に運搬して組み立て施行すればよいので、部材の管理が容易であり、組付のミス等も生ずることがない。
(a)本発明に用いられる保持部材の一実施例(第1実施例)を示す拡大斜視図、(b)保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す拡大平面図、(c)その拡大側面図(型枠パネルを省略した)、(d)取り付けた保持部材に型枠パネルを直交状に配して固定した状態を示す拡大断面図である。 (a)第1実施例において、保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す側面図、(b)その斜視図である。 (a)本発明に用いられる保持部材の他の一実施例(第2実施例)を示す拡大斜視図、(b)その保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す拡大平面図、(c)保持部材の他の一実施例(第3実施例)を示す拡大斜視図、(d)その保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す拡大平面図、(e)保持部材の他の一実施例(第4実施例)を示す拡大斜視図、(f)その保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す拡大平面図である。 (a)第2実施例の保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す斜視図、(b)第3実施例の保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す斜視図である。 (a)第4実施例の保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す斜視図、(b)その裏面側を示す斜視図である。 (a)本発明に用いられる保持部材の他の一実施例(第5実施例)を示す拡大斜視図、(b)その保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す拡大平面図、(c)保持部材の他の一実施例(第6実施例)を示す拡大斜視図、(d)その保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す拡大平面図である。 (a)第5実施例の保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す斜視図、(b)第6実施例の保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す斜視図である。 (a)本発明に用いられる保持部材の他の一実施例(第7実施例)を示す拡大斜視図、(b)その拡大背面図、(c)その拡大側面図、(d)その保持部材を型枠パネルに取り付けた状態を示す拡大平面図である。 本発明に使用する型枠パネルを横方向に連結した状態を示す斜視図である。
本発明の型枠パネルの隅部構造は、1種のみの型枠パネルとピース状成形品である保持部材とを組み合わせてなるものであって、型枠パネルの側板及び起立板の間に保持部材を取り付け、該保持部材の主体部に設けた螺合部又は被螺合部に対して別の型枠パネルを直交状に配して螺合手段で螺合するものである。
前記型枠パネルは、面板の片面に長さ方向に沿う側板を備え、該側板には長さ方向に一定間隔の挿通孔を備え、また前記側板間には一つ以上の起立板を備える。さらに、両側板及び各起立板は、その先端に内側へ突出する顎部を有する構成である。
この型枠パネルは、後述する図示実施例のように縦長に形成されることが多く、面板も側板も起立板も縦長に形成されることが多い。また、後述する図示実施例のように両側板や起立板は、面板から垂直状に立ち上がるように形成され、縦長の溝部分(以下、縦溝部という)が形成される。
なお、面板の上下の端部には、前記側板や前記起立板と同様に垂直状に立ち上がる上側板及び下側板を設けて箱状の型枠パネルとしてもよい。
このような構成を有する型枠パネルは、特にその材質を特定するものではなく、例えばFRP等の合成樹脂の成形品でもよいし、アルミの押出成形品でもよく、鋼板、又はプレキャストコンクリート板、或いはそれらの複合製品でもよい。
前記保持部材は、前記型枠パネルの顎部間より幅広な主体部を備え、該主体部には螺合部又は被螺合部の何れか一方を有する構成である。
前記型枠パネルの顎部間より主体部が幅広ということは、主体部の左右の端縁が顎部の内側に係止することを意味しており、その端縁を第一係止部とする。
また、前記螺合部又は被螺合部は、この保持部材の取り付け後に別の型枠パネルを直交状に配して螺合手段で螺合する際に用いられるものである。
例えば螺合部としては、主体部に予めボルトを一体状に埋設し、その雄螺子を主体部の表面側から突出させてもよいし、主体部の裏面側からボルトを貫通状に取り付けて雄螺子を表面側から突出させてもよい。また、被螺合部としては、主体部に予めナットを一体状に埋設してもよいし、主体部に予め雌螺子を形成してもよい。
また、この保持部材は、前記型枠パネルの側板と起立板との間に取り付けられるものであるから、所定位置に取り付けられる(=縦溝部の下方へのズレ落ちを防止すると共に縦溝部の内側への没入を防止する)位置規制手段を備えることが望ましい。
なお、前記縦溝部の内側への没入は、起立板側の端縁と側板側の端縁との何れか一方ではなく、両方の没入を指す。
また、この保持部材は、補助具を取り付けることにより、所定位置に取り付けられる(=縦溝部の下方へのズレ動きを防止すると共に縦溝部の内側への没入を防止する)位置規制が果たされることが望ましい。
なお、前述のように位置規制とは、縦溝部の下方へのズレ落ちを防止すると共に縦溝部の内側への没入を防止することであるが、何れか一つの防止作用が保持部材自体に設けられ、何れか一つの防止作用が補助具の取り付けによりもたられるものでもよい。
前記保持部材に備えられる位置規制手段(位置規制部)としては、以下の態様を組み合わせて適用すればよい。
まず、縦溝部の内側への没入を防止する構成として、以下の態様が挙げられる。
(イ)保持部材が、型枠パネルの顎部の外側に係止する第二係止部を有する。
後述する図示実施例のうち、第1、第2、第4、第7実施例のように、主体部の片側に形成した突起状の第二係止部が顎部の外側に係止することにより、保持部材の起立板側における端縁の内側への没入が防止される。
(ロ)保持部材が、型枠パネルの面板又は側板の基端に当接する当接部を有する。
後述する図示実施例のうち、第2実施例のように、主体部の片側から内側へ延在する延在片の下端である当接部が側板の基端に当接する、或いは第3実施例のように主体部を前面とする枠状に形成した後面が面板に当接することにより、保持部材の内側への没入が防止される。
次に、縦溝部の下方へのズレ落ちを防止する構成として、以下の態様が挙げられる。
(ハ)保持部材が、型枠パネルの挿通孔を塞ぐシール材に係止する第三係止部を有する。
前記側板に形成された挿通孔は、隣接する型枠パネルと連結するために連結具を取り付ける(図9参照)ものであって、この挿通孔からのコンクリートの流出を防ぐためにゴム等からなる定形のシール材(パッキン)を塞ぐように挿入するが、このシール材の突出部分(の側縁)を利用して保持部材の下方へのズレ落ちを防止する。
すなわち後述する図示実施例のうち、第1、第2、第7実施例のように、主体部の片側から内側へ延在する延在片に設けられた第三係止部が、予め取り付けられたシール材(の突出部分)の側縁に係止することにより、縦溝部の下方へのズレ落ちが防止される。
また、特に後述する第1実施例や第2実施例では、延在片に設けられた第三係止部が、シール材の突出部分の側縁ばかりでなく上縁にも係止するので、縦溝部の下方へのズレ落ちが防止されるばかりでなく、側板側における端縁の内側への没入も防止される。
(二)保持部材が、型枠パネルの挿通孔を塞ぐように差し込む突出片状の第四係止部を有する。
後述する図示実施例のうち、第2実施例は、主体部の片側から内側へ延在する延在片に通孔が形成されている例であるが、該通孔の代わりに外側へ突出する突出片状の第四係止部を設け、該第四係止部を挿通孔を塞ぐように差し込むことにより、縦溝部の側板側の端縁の内側への没入が防止されると共に、縦溝部の下方へのズレ落ちが防止される。
したがって、前記(イ)又は前記(ロ)の態様と、前記(ハ)又は前記(ニ)の態様とを組み合わされて位置規制が果たされる。
前記保持部材に補助具(別部材)を取り付けることにより、位置規制が果たされるには、以下の態様がある。
まず、縦溝部の内側への没入を防止する構成として、以下の態様が挙げられる。
(ホ)保持部材と縦溝部との間に定形の弾性材料からなる補助具を介在させることにより、縦溝部の内側への没入が防止される。
この態様に用いられる定形の弾性材料(補助具)は、予め保持部材の主体部の内側などに粘着テープなどにて一体的に取り付けておいてもよいし、縦溝部の面板側に一体的に取り付けておいてもよく、或いは保持部材を縦溝部の内部に配設した状態で弾性変形させた弾性材料を装着するようにしてもよい。
(ヘ)保持部材と縦溝部との間に係止具である補助具を介在させることにより、縦溝部の内側への没入が防止される。
この態様に用いられる係止具(補助具)は、後述する第5実施例では略U字状、第6実施例では逆T字状であるが、その取付方法を限定するものではないが、保持部材を縦溝部の内部に配設した状態で縦溝部の上部から装着する。なお、後述する図示実施例の第5及び第6実施例では、主体部の内面側に均一深さの係止縦溝が形成され、係止具の縦片の高さ寸法は下方に向かって小さくなるように形成されている。そのため、所定位置に配した保持部材に対して縦溝部の上部から係止具を装着すると、当初は係止具は縦片が係止縦溝内に沿って下降し、最終的には縦片の先端が係止縦溝に係止する。この状態では、内面側から係止具が保持部材を押し出すように作用するため、第一係止部が顎部に内側から押し付けられて係止するため、縦溝部の内側への没入が防止されると共に、縦溝部の下方へのズレ落ちも防止される。
なお、前記(ホ)の態様においても、使用する弾性材料の弾性反発力が高い場合には、同様に内面側から保持部材を押し出すように作用するため、この(ヘ)の態様と同様に縦溝部の下方へのズレ落ちも防止される。
したがって、前記(ホ)の態様は、前記(ロ)の態様と同様に、前記(ハ)又は前記(ニ)の態様とを組み合わされて位置規制が果たされる。前記(ヘ)の態様は、それ自体でも位置規制は果たされるが、より安定な取り付けを目的として他の態様と適宜に組み合わせるようにしてもよい。
次に、縦溝部の下方へのズレ落ちを防止する構成として、以下の態様が挙げられる。
(ト)保持部材を挿通孔と連通するように縦溝部に配した状態で、連通具である補助具を装着する。
後述する図示実施例のうち、第2実施例は、主体部の片側から内側へ延在する延在片に通孔が形成されている例であるが、該通孔を型枠パネルの挿通孔と連通させるように配設した状態で、通孔及び挿通孔を塞ぐように連通具を差し込むことにより、縦溝部の側板側の端縁の内側への没入が防止されると共に、縦溝部の下方へのズレ落ちが防止される。
したがって、前記(ト)の態様は、前記(ハ)又は前記(ニ)の態様と同様に、前記(イ)の態様とを組み合わされて位置規制が果たされる。
このような構成を有する保持部材は、特にその材質を特定するものではなく、例えばFRP等の合成樹脂の成形品でもよいし、アルミの押出成形品でもよく、鋼材やパイプ状材を変形して成形したものでもよい。また、一体成形品でもよいし、後述する第4実施例のように一部(第二係止部)を接着した構成でもよい。
本発明のコンクリート型枠の構築方法は、前記構成の型枠パネルを前記構成の保持部材によって直交状に組み合わせて隅部構造を構築するものであって、以下の第1及び第2の工程を含むものである。
前記保持部材を前記型枠パネルの側板と起立板との間に取り付ける第1の工程
取り付けた保持部材の螺合部又は被螺合部に対して前記挿通孔が一致するように型枠パネルを直交状に配して螺合手段で螺合する第2の工程
前記第1の工程について説明する。
まず、保持部材を傾斜させた状態で型枠パネルの顎部の内側に臨ませる。
そして、第二係止部を有する保持部材では、第一係止部を顎部の外側に沿わせた状態で、これを軸として次第に主体部が面板に対して正対するように回動させて所定位置に配置する。
なお、第二係止部を有していない保持部材でも、主体部の一方の端部を一方の顎部の内側に沿わせ、これを軸として回動すればよい。
前記第2の工程について説明する。
まず前記第1の工程により、型枠パネルに取り付けた保持部材の螺合部又は被螺合部に対して挿通孔が一致するように別の型枠パネルを直交状に配する。
そして、この状態で適宜螺合手段で螺合する。すなわち保持部材に螺合部が形成されている場合には、螺合手段としてナット等を用いて螺合すればよいし、保持部材に被螺合部が形成されている場合には、螺合手段としてボルト等を用いて螺合すればよい。
なお、前記第1及び第2の工程は、型枠パネルを立設した状態で行う必要がないので、例えば組み付け作業を行い易い状態で前記の作業を実施し、そうして組み付けられた型枠パネルを所定位置に立設してもよいし、当初から所定位置に型枠パネルを立設した状態で作業を行うようにしてもよい。
このように構築される本発明の型枠パネルの隅部構造は、保持部材の主体部が、型枠パネルの側板及び起立板の先端に形成した顎部間より幅広であるため、主体部が表面側へ引っ張られるような応力が作用しても、顎部が係止作用を果たし、その脱落を防止することができる。
また、従来技術のように、特殊な型枠パネルを必要とすることなく、1種のみの型枠パネルとピース状成形品である保持部材とを現場に運搬して容易に組み付けて施工コストを抑えることができ、部材の管理も容易である。
本発明の型枠パネルの隅部構造は、図1(d)に示すように1種のみの型枠パネル2とピース状成形品である保持部材1aとを組み合わせてなるものであって、型枠パネル2の側板22及び起立板23の間に保持部材1aを取り付け、該保持部材1aの主体部11aに設けた螺合部又は被螺合部に対して別の型枠パネル2'を直交状に配して螺合手段で螺合する構成である。
本発明に用いられる型枠パネル2は、図1(b)や図2(b)に示すように面板21の片面に長さ方向に沿う側板22,22を備え、各側板22には、長さ方向に一定間隔の挿通孔222を備え、また前記側板22,22間には一つ以上の起立板23を備える。さらに、両側板23及び各起立板23は、その先端に内側へ突出する顎部221,231を有する構成である。
この型枠パネル2は、縦長に形成され、面板21も左右の側板22,22も2枚の起立板23,23も縦長に形成され、両側板22や各起立板23は、面板21から垂直状に立ち上がるように形成されている。
前記挿通孔222は、図9に示すように横方向に型枠パネル2,2を連結するために装着する連結具6を取り付ける連結孔である。なお、図中、7は型枠パネル2から突出するセパレーター(コンクリート壁の厚みを確保する間隔保持部材)を示す。そして、図示しないが、この挿通孔222からのコンクリートの流出を防ぐために、ゴム等からなる定形のシール材がこの挿通孔222を塞ぐように挿着されている。
本発明に用いられる保持部材1aは、図1(a),(c)に示すように前記型枠パネル2の顎部221,231間より幅広な主体部11aを備え、該主体部11aには螺合部3又は被螺合部の何れか一方を有する構成である。なお、主体部11aは、顎部221,231間より幅広であるため、顎部221,231の内側に係止する第一係止部111a,111aを備える。
図1及び図2に示す第1実施例での保持部材1aは、主体部11aの片側端(右側端)の前方に突起状の第二係止部112aを設けた構成であり、前記第一係止部111aとこの第二係止部112aとの間に側方(右方)が開放する凹溝113aが形成されている。また、他方の片側端(左側端)から内側へ延在する延在片12aを下方が開放する枠状に形成して第三係止部121aとしている。
なお、図1(a),(c)には図示していないが、後述する第3及び第4実施例のように、前記保持部材1aには、前記主体部11aに挿着孔(第3、第4、第7施例では114c,114d,114g)が設けられ、この挿着孔には図1(b)に示すように裏面側(内側)からボルトなどの雄螺子具3を螺合部として前記保持部材1aに一体的に取り付け、この状態で前記構成の型枠パネル2に取り付けている。
前記構成の型枠パネル2を前記構成の保持部材1aによって直交状に組み合わせて隅部構造を構築するには、予め型枠パネル2の挿通孔222にシール材(パッキン)4を取り付けておき、まず第1の工程として、前記保持部材1aを前記型枠パネル2の側板22と起立板23との間に取り付ける。
具体的には、保持部材1aを傾斜させた状態で型枠パネル2の顎部221,231の内側に臨ませる。そして、型枠パネル2の起立板23の顎部231に対し、主体部11aの右側端の凹溝113aを嵌合状に嵌め付け、これを軸として次第に主体部11aが面板21に対して正対するように回動させる。
なお、起立板23の顎部231に対して主体部11aの凹溝113aを嵌合状に嵌め付けるということは、第二係止部112aを顎部231の外側に、第一係止部111aを顎部231の内側にそれぞれ係止させることを意味している。
そして、図示実施例の保持部材1aには、延在片12aに、下方が開放する枠状の第三係止部121aを設けたので、この第三係止部121aがシール材(パッキン)4の頭部に係止される位置まで回動させればよい。
次に、第2の工程として、前記第1の工程により、型枠パネル2に取り付けた保持部材1aの螺合部3に対して挿通孔222が一致するように別の型枠パネル2'を直交状に配する。そして、この状態で適宜螺合手段(図示しないがこの場合にはナット等が用いられる)で螺合する。
このように構築される本発明の型枠パネルの隅部構造は、保持部材1aの主体部11aが、型枠パネル2の側板22及び起立板23の先端に形成した顎部221,231間より幅広であるため、主体部11aが表面側へ引っ張られた際に顎部221,231(第一係止部111a)が係止作用を果たし、その脱落を防止することができる。
そして、従来技術のように、コーナー用の特殊な型枠パネルを必要とすることなく、1種のみの型枠パネル2とピース状成形品である保持部材1aとを現場に運搬して容易に組み付けて施工コストを抑えることができ、部材の管理も容易である。
また、図示実施例では、保持部材1aが、型枠パネル2の顎部231の外側に係止する第二係止部112aを有するので、保持部材1aの起立板23側における端縁の内側への陥没が防止される。すなわち前記(イ)の態様に相当する。
さらに、この保持部材1aは、型枠パネル2の挿通孔222に留め付けたシール材(パッキン)4の頭部の側縁に係止する第三係止部121aを有するので、適正な位置に保持部材1aを取り付けることができ、保持部材1aの型枠パネル2の長さ方向へのズレ落ちも防止することができる。すなわち前記(ハ)の態様に相当する。
そして、このように縦溝部の下方へのズレ動きを防止すると共に縦溝部の内側への没入を防止する位置規制が行われる場合、基本的には別途接着剤や固定具等を必要としないが、仮に接着剤等を用いて固定する際にも仮留め機能が高いものとなる。
なお、この第1実施例における前記第三係止部121aは、シール材(パッキン)4の頭部の側縁ばかりでなく上縁にも係止するので、側板22側における端縁の内側への陥没を防止する役目も果たす。
図3(a),(b)及び図4(a)には本発明の第2実施例(保持部材1b)を、図3(c),(d)及び図4(b)には第3実施例(保持部材1c)を、図3(e),(f)及び図5(a),(b)には第4実施例(保持部材1d)を示した。
第2実施例である保持部材1bは、主体部11bの右側端の構成については、前記第1実施例における保持部材1aと同様であるが、左側端の構成については、延在片12bの下端が側板22の基端に当接する当接部122となっている。
また、延在片12bには、円形状の切欠部が形成され、シール材(パッキン)4の頭部の周縁に係止する第三係止部121bとなっている。すなわち長さ方向へのズレ落ちが防止されるので、前記(ハ)の態様に相当する。さらに、この第2実施例における前記第三係止部121bは、シール材(パッキン)4の頭部の側縁ばかりでなく周縁にも係止するので、前記第1実施例と同様に側板22側における端縁の内側への陥没を防止する役目も果たす。
前記構成の保持部材1bを型枠パネル2に取り付けるには、前記第1実施例と全く同様の手順にて実施することができる。
そして、この第2実施例では、延在片12bの下端(当接部122)が側板22の基端に当接するので、保持部材1bの内側への陥没が防止される。すなわち前記(ロ)の態様に相当する。
また、円形状の通孔121bを、型枠パネル2の挿通孔222と連通させるように配設した状態で、通孔121b及び挿通孔222を塞ぐように図示しない補助具(連通具)を差し込むことにより、側板22側の端縁の内側への没入が防止されると共に、下方へのズレ落ちが防止される。すなわち前記(ト)の態様に相当する。
さらに、通孔121bに代えて外側へ突出する突出片状の第四係止部を設け、該第四係止部を挿通孔を塞ぐように差し込んだ場合には、側板22側の端縁の内側への没入が防止されると共に、下方へのズレ落ちが防止される。すなわち前記(二)の態様を採用してもよい。
なお、図4(a)に示す図示実施例では、一枚の型枠パネル2に対して前記保持部材1bを長さ方向に等間隔で6個取り付けるようにした。
第3実施例である保持部材1cは、他の実施例のように第二係止部は形成されていないが、主体部11cを前面とする枠状10に形成した構成であって、その後面(当接部101)が面板21に当接することにより、保持部材1cの内側への没入が防止される。すなわち前記(ロ)の態様に相当する。
なお、下方へのズレ落ちを防止するために、前記(ハ)又は前記(ニ)又は前記(ト)の態様を組み合わせて適用することが望ましい。
また、この実施例は、前記(ホ)の態様である定形の弾性材料(補助具)を介在させる態様を組み合わせるに好適な例である。例えばこの例の枠状の後面(当接部101)に、所定厚みの弾性シート材を貼り付けるようにしてもようにしてもよく、使用する弾性シート材の弾性反発力が高い場合には、内面側から保持部材1cを押し出すように作用するため、縦溝部の下方へのズレ落ちも防止される。
前記構成の保持部材1cを型枠パネルに取り付けるには、前記第1実施例とほぼ同様の手順にて実施することができる。すなわちこの保持部材1cは、第二係止部を備えていないが、主体部11cの右側端を起立板23の顎部231の内側に沿わせ、これを軸として回動すればよい。
そして、この第3実施例では、枠状10に形成した後面(当接部101)が面板21に当接するので、保持部材1cの内側への陥没が防止される。前記第2実施例の当接部122は、側板22の基端と線接触であるのに対し、この第3実施例の当接部101は、面板21と面接触であるので、陥没が防止される安定性はより高いものとなる。
また、この第3実施例では、枠状10に形成した両側面102,102が側板22及び起立板23に沿うように配設されるため、他の実施例に比べて主体部11cが表面側へ引っ張られた際の顎部221,231への第一係止部111bの係止作用も大きく、さらに左右方向に対するズレも生じ難い。
なお、図4(b)に示す図示実施例では、前記第2実施例と同様に、一枚の型枠パネル2に対して前記保持部材1cを長さ方向に等間隔で6個取り付けるようにした。
第4実施例である保持部材1dは、他の実施例の保持部材1a〜1cよりも簡易な形状構成を有するものであって、その主体部11dに第一係止部111d及び第二係止部112dを有する構成である。保持部材1cの起立板23側における内側への没入が防止される。すなわち前記(イ)の態様に相当する。
なお、側板22側における内側への没入及び下方へのズレ落ちを防止するために、前記(ホ)又は前記(ヘ)又は前記(ト)の態様を組み合わせて適用することが望ましい。
前記構成の保持部材1dを型枠パネル2に取り付けるには、前記第1実施例と全く同様の手順にて実施することができる。
なお、図5(a)に示す図示実施例では、前記第2、第3実施例と同様に、一枚の型枠パネル2に対して前記保持部材1dを長さ方向に等間隔で6個取り付けるようにした。
図6(a),(b)及び図7(a)には第5実施例(保持部材1e)を、図6(c),(d)及び図7(b)には第6実施例(保持部材1f)を示した。
第5実施例である保持部材1eでは、主体部11eの内面側に均一深さの2本の係止縦溝115eが、第6実施例である保持部材1fには、主体部11fの内面側に1本の係止縦溝115fが設けられている。
そして、第5実施例では略U字状の係止具である補助具5eが用いられ、第6実施例では逆T字状の係止具である補助具5fが用いられている。これらの補助具5e,5fにはそれぞれ縦片51e,51fが形成され、これらの縦片51e,51fの高さ寸法は下方に向かって小さく(低く)なるように形成されている。そして、これらの縦片51e,51fの先端が前記係止縦溝115e,115fに係止するように補助具5e,5fを配することにより、保持部材1e,1fの内側への没入が防止されると共に、下方へのズレ落ちも防止される。すなわち前記(ヘ)の態様に相当する。
前記補助具5eは、略水平状の横片52eの左右端から略垂直状に縦片51e,51eが立ち上がる構成であって、各縦片51eは前述のように下方に向かって小さく(低く)なるように形成されている。前記補助具5fは、略水平状の横片52fの略中央から略垂直状に縦片51fが立ち上がる構成であって、縦片51fは前述のように下方に向かって小さく(低く)なるように形成されている。
前記構成の保持部材1e,1fを型枠パネル2に取り付けるには、まず前記第1実施例とほぼ全く同様の手順にて実施する。すなわちこれらの保持部材1e,1fは、何れも第二係止部を備えていないが、主体部11e,1fの右側端を起立板23の顎部231の内側に沿わせ、これを軸として回動する。
次に、前記構成の補助具5e,5fを縦溝部の上方から臨ませ、下方へ向かって移動させる。詳しくは補助具5e,5fの横片52e,52fを面板21の内面に当接しつつ、縦片51e,51fの上端を係止縦溝115e,115f内に沿うように下降させる。
前述のように縦片51e,51fは、下端が最も高さが低いため、当初は縦片51e,51fの先端が係止縦溝115e,115fに当接しないが、下方へ向かって移動させるにつれて最終的には、縦片51e,51fの先端が係止縦溝115e,115fに圧接する。このように補助具5e,5fを装着することにより、保持部材1e,1fを内面側から押し出すように押圧すると、第一係止部111e,111fが顎部221,231に内側から押し付けられて係止するため、縦溝部の内側への没入が防止されると共に、縦溝部の下方へのズレ落ちも防止される。
なお、前記第5実施例は、前述のように2本の係止縦溝115eに対し、2枚の縦片51e,51eの各先端を圧接するようにしたので、1本の係止縦溝115fに対して1枚の縦片51fの先端を圧接する前記第6実施例に比べて安定に保持部材1eを内側から押zつすることができる。
図8(a)〜(d)には本発明の第7実施例(保持部材1g)を示した。
第7実施例である保持部材1gは、前記第2実施例における保持部材1bとほぼ同様の構成を有するが、左側端から内側へ延在する延在片12g,12gが前後に設けられ、これらの対向する端縁がシール材(パッキン)4の頭部の両側縁に係止する。そのため長さ方向へのズレ落ちが防止されるので、前記(ハ)の態様に相当する。
また、主体部11gに設けられる挿着孔114gの開口縁をテーパ状に形成し、その裏面側には被螺合部としてナット等を装着するための取付孔116gを設けた。
さらに、主体部11gの左側上端(117g)及び第一係止部111gの裏面端(118g)のそれぞれの角部分を丸く成形した。
前記構成の保持部材1gを型枠パネル2に取り付けるには、前記第1実施例と全く同様の手順にて実施することができる。
具体的には、第1の工程として、保持部材1gを傾斜させた状態で型枠パネル2の顎部221,231の内側に臨ませる。次に、型枠パネル2の起立板23の顎部231に対し、主体部11aの右側端の凹溝113gを嵌合状に嵌め付け、これを軸として次第に主体部11gが面板21に対して正対するように回動させる。
この回動に際し、前述のように主体部11gの左側上端(117g)及び第一係止部111gの裏面端(118g)のそれぞれの角部分を丸く成形したので、角が型枠パネル2と接触することもないし、シール材(パッキン)4がずれることもなく円滑に保持部材1gを回動させることができる。
第2の工程として、型枠パネル2に取り付けた保持部材1gの被螺合部(取付孔116g内に予め装着されるナットなど)に対して挿通孔222が一致するように別の型枠パネル2'(同図では図示せず)を直交状に配する。この状態で適宜螺合手段で螺合するが、前述のように挿通孔114gの開口縁をテーパ状に形成したので、容易にボルト等を取り付けて連結することができる。
1a〜1g 保持部材
11a〜11g 主体部
111a〜111g 第一係止部
112a,112b,112d 第二係止部
113a,113g 凹溝
114c,114d,114g 挿着孔
115e,115f 係止縦溝
12a,12b 延在片
121a,121b,121g 第三係止部
122,101 当接部
2,2' 型枠パネル
21 面板
22 側板
221 顎部
222 挿通孔
23 起立板
231 顎部
3 螺合部
4 シール材(パッキン)
5 補助具(係止具)
51e,51f 縦片
52e,52f 当接横片

Claims (4)

  1. 複数の型枠パネルを保持部材により直交状に組み付けてなる型枠パネルの隅部構造であって、
    前記型枠パネルは、面板の片面に長さ方向に沿う左右端に側板、該側板間に起立板を備え、前記側板には長さ方向に一定間隔の挿通孔を備え、前記側板及び前記起立板は、その先端に内側へ突出する顎部を有し、
    前記保持部材は、前記顎部間より幅広な主体部を備え、該主体部の左右の端縁に側板の顎部の内側、起立板の顎部の内側に係止する第一係止部を有し、更に該主体部には螺合部又は被螺合部の何れか一方を有し、
    前記保持部材を前記型枠パネルの側板と起立板との間に取り付けると共に、取り付けた保持部材の螺合部又は被螺合部に対して前記挿通孔が一致するように型枠パネルを直交状に配して螺合手段で螺合することを特徴とする型枠パネルの隅部構造。
  2. 保持部材は、内側への陥没防止及び下方への脱落防止を図れる位置規制手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の型枠パネルの隅部構造。
  3. 保持部材は、補助具を取り付けることにより内側への陥没防止及び下方への脱落防止を図れる位置規制が果たされることを特徴とする請求項1又は2に記載の型枠パネルの隅部構造。
  4. 複数の型枠パネルを保持部材により直交状に組み付けるコンクリート型枠の構築方法であって、
    前記型枠パネルは、面板の片面に長さ方向に沿う左右端に側板、該側板間に起立板を備え、前記側板には長さ方向に一定間隔の挿通孔を備え、前記側板及び前記起立板は、その先端に内側へ突出する顎部を有し、
    前記保持部材は、前記顎部間より幅広な主体部を備え、該主体部の左右の端縁に側板の顎部の内側、起立板の顎部の内側に係止する第一係止部を有し、更に該主体部には螺合部又は被螺合部の何れか一方を有し、
    前記保持部材を前記型枠パネルの側板と起立板との間に取り付ける工程と、取り付けた保持部材の螺合部又は被螺合部に対して前記挿通孔が一致するように型枠パネルを直交状に配して螺合手段で螺合する工程と、を含むことを特徴とするコンクリート型枠の構築方法。
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