JP5058743B2 - コンクリートブロック構築体 - Google Patents

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本発明はコンクリートブロック構築体に関し、より詳細には、コンクリートブロックを用いる組積工法(RM(Reinforced Masonry) 工法)で構築されたコンクリートブロック構築体に関する。
コンクリートブロックを用いた組積工法によって構築物を構築する方法は既に一般的に行われている(特許文献1)。現在この構築方法は国土交通省告示によって一般工法として認可されており、5階建てまでの中層建物の建築が可能になっている。このようなコンクリートブロック組積工法構築体は、構築体の躯体を構成するコンクリートが蓄熱体であるため、断熱構造としてはコンクリートブロックの外側に断熱材を配置する外断熱構造が効率的である(特許文献2)。
外断熱構造を有するコンクリートブロック構築体においては、断熱材を保護すると共に、外観を向上させるために外装材を配設することが好適であり、外装材を簡単にしかも確実に取り付けする構成も開示されている(特許文献3)。
特開2000−257189号公報 特開平11−350643号公報 特開2006−169862号公報
特許文献3においては、外断熱構造におけるコンクリートブロック構築体の断熱材を保護すると共に、コンクリートブロック構築体の外観を向上させるための外装材の取り付けにおいて、コンクリートブロックに固定され、外装材を装着するための横材を吊架するためのハンガー用いる構成が開示されている。この構成により外装材を簡単に取り付けすることが可能になった。
ところが、コンクリートブロックに固定されるハンガーがコンクリートブロックの上面からさらに上方側に突出する突出部分を有しているため、ハンガーの配設箇所がコンクリートブロックの目地部分に制約されてしまうという課題が明らかになった。
また、横材を吊架する部分(係止部)が外装材を取り付ける際に邪魔になるため、外装材を取り付けする際は、ハンガーの位置を避けなければなければならず(ハンガーの位置を外装材の目地位置にしなければならない)、外装材の配設自由度にも制約が生じてしまうという課題が明らかになった。
そこで本願発明は、コンクリートブロック構築体において、コンクリートブロックに固定されるハンガーの配設位置に制約を与えることなく、コンクリートブロックの任意の位置にハンガーを配設しても、コンクリートブロックの組積および外装材を取り付ける際の邪魔にならず、より簡単に外装材を取り付けることが可能なコンクリートブロック構築体を提供することを目的としている。
本発明は、コンクリートブロックを積み重ねた壁体と、前記壁体に固定され、前記壁体の外方側に突出する係止部が設けられ、前記壁体への固定部分における上端部分が前記壁体の上端面に当接するように曲折されたハンガーと、前記壁体の外表面に前記ハンガーを介して取り付けられた断熱材と、前記断熱材を外方側から覆う外装材を吊架すると共に前記係止部に係止された吊架体と、を有するコンクリートブロック構築体構築体であって、前記吊架体は、前記係止部に係止される横材と、該横材を所要間隔で保持する縦材とにより構成されていて、前記横材は板材からなり、先端部が前記縦材との連結部分から外方側に離反するへ字形状に形成されていることを特徴とするコンクリートブロック構築体である。
また、前記係止部はV溝に形成されていることを特徴とし、特に前記V溝は、一方の内壁面が鉛直面に形成されていることが好ましい。
これにより、係止部への吊架体のセットが容易になる。そして、吊架体に外装材を吊架することにより、吊架体がV溝の鉛直面に対して若干押圧する状態になるので、外装材を鉛直に配設することができ、コンクリート構築体の外観を良好にすることができる。
また、前記断熱材は、前記ハンガーの外側から前記コンクリートブロックの外側表面に向けて断熱材を前記ハンガーに刺し込むことにより取り付けられていることを特徴とする。これにより、断熱材の配設作業を簡単に行うことができ、しかも、断熱材の脱落を好適に防止することができる。
本発明にかかるコンクリートブロック構築体によれば、コンクリートブロックに固定されるハンガーの配設位置が制約されることなく、コンクリートブロックの任意の位置にハンガーを配設することができるため、外装材の配設自由度が向上する。
また、壁体に固定したハンガーは、コンクリートブロックの組積作業および外装材の取り付け作業において何ら支障をきたさないので、コンクリートブロック構築体の施工を効率的に行うことが可能になる。
そして、ハンガーの配設位置にかかわらず自由な位置に外装材を吊架することができ、外装材の配設効率が向上する。また、外装材がハンガーの係止部を押圧することになり、ハンガーが断熱材を壁体に密着させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るコンクリートブロック構築体の斜視図である。図2は、壁体を構成するコンクリートブロックの形状を示す平面図と正面図である。図3は、ハンガーの斜視図と側面図である。図4は、外装材の正面図、背面図、側面図である。
本実施形態におけるコンクリートブロック構築体100は、組積されたコンクリートブロック10により壁体12を構築し、壁体12の外側表面にハンガー20を固定し、ハンガー20に格子状に形成された吊架体40のうちの横材42を掛け止めした後に、吊架体50の横材42に外装材50を吊り下げることにより構築されている。
壁体12の外表面にはボード状に形成されている断熱材60が壁体12の外表面に密着した状態で配設されている。また、壁体12を構成するコンクリートブロック10におけるフェースプレート14A,14Bに挟まれている空間部分にはコンクリート70が充てんされる。コンクリート70の充てんに先駆けてフェースプレート14A,14B間の空間には連結用鉄筋72を鉛直に配設し、コンクリートブロック10とコンクリート70との一体化を強化している。
図2に示すように、壁体12を構成するコンクリートブロック10は、2つの連結部16,16により2枚のフェースプレート14A,14Bが平行に連結されている。本実施形態におけるコンクリートブロック10は、プレス成形により成形したものを使用している。本実施形態においてはフェースプレート14Aが壁体12の外側表面となるようにコンクリートブロック10が組積されている。
組積された壁体12の外側表面には、ハンガー20が固定される。すなわち本実施形態においては、コンクリートブロック10のフェースプレート14Aにハンガー20が固定されることになる。
図3に示すように、本実施形態におけるハンガー20は、金属板をプレス加工により所定形状に打ち抜かれた後、フェースプレート14Aに固定する固定部24の上端部分を本体部22に対して直交する方向に曲折することにより形成されている。固定部24は、フェースプレート14Aの上端面部分を進入させる凹部24Aおよび本体部22に対して曲折された部分でありフェースプレート14の上端面に当接する当接部24Bと、フェースプレート14Aの背面側に進入する脚部24Cとからなる。フェースプレート14Aはフェースプレート14Aの上端面が当接部24Bの下面位置となるまで凹部24Aに進入する。
ハンガー20は、図1に示すように本体部22がフェースプレート14Aの外側に突出する状態でフェースプレート14Aに固定される。本体部22の先端部(フェースプレートから離反側の端部)には、後述する吊架体40を係止する係止部26が形成されている。
固定部24の凹部24Aの内幅寸法Wは、フェースプレート14Aの板厚寸法T(図2および図3参照)と略等しい幅寸法に形成されている。凹部24Aをフェースプレート14Aに嵌め込むと、フェースプレート14Aの背面側に脚部24Cが進入すると共に、当接部24Bがフェースプレート14Aの上端面に当接した状態となる。このようにして装着されたハンガー20はフェースプレート14A(壁体12)の外表面側から固定部24以外の部分が突出した状態で固定することができる。
フェースプレート14Aの背面側に進入した脚部24Cは後に充てんされるコンクリート70に埋設した状態となり、ハンガー20は配設位置においてしっかりと固定される。
本体部22の先端部には、フェースプレート14A(壁体12)から所要距離離反した位置で鉛直方向に延伸した略し字状をなす係止部26が設けられている。係止部26の内側はV字溝27に形成されている。V字溝27をなす一方の内壁27Aは本体部22により構成されていているので鉛直面に形成されている。本実施形態においては、係止部26の最外面26AがV字溝27の一方の内壁27Aと平行となるように形成されている。
ハンガー20の係止部26には、外装材50を吊り下げるための吊架体40が係止される。吊架体40は横材42と縦材44とを格子状に組み立てることにより形成されている。横材42は板材により構成されていて、丸鋼からなる縦材44により所要間隔をあけて平行となるように連結されている。横材42と縦材44とは溶接等により連結することができる。横材42は薄い鋼板よりなり、縦材44と連結されていない部分(横材42の上端部分)が所要範囲にわたって縦材44から徐々に離反するように曲折され、側面視形状が略へ字状となるように形成されている。
このように形成された吊架体40は横材42の平坦部分42Aをハンガー20のV字溝27に進入させることにより係止している。なお、吊架体40の横材42のすべては、必ずしもハンガー20のV字溝27に係止されるものではなく、図1に示すように、縦材44により吊り下げられた状態で保持されているものもある。横材42は鉛直方向に複数枚配設されているが、少なくとも2箇所の横材42がハンガー20のV字溝27に係止されていれば良い。
図4に示すように、外装材50は、化粧板52と化粧板52の背面側に接着されたアダプタ54とにより構成されている。化粧板52の表面はコンクリートブロック構築体10の最も外側面となるので、装飾が施されていることが多い。化粧板52の背面側には水平方向に延伸する凹溝52Aが形成されていて、凹溝52Aにアダプタ54の一部を嵌め込むことにより化粧板52とアダプタ54が組み立てられる。アダプタ54は、側面視形状が吊架体40の横材42の上端部分における側面視形状にならった斜辺部54Aを有する台形状に形成されていて、短辺側には突片54Bが設けられている。本実施形態におけるアダプタ54はコンクリートブロックにより形成されている。アダプタ54は、化粧板52の凹溝52Aにモルタル等の接着剤を塗布した後に突片54Bを凹溝52Aに嵌合させることにより接着している。このように外装材50は、アダプタ54を介してハンガー20に吊り下げられるので、化粧板52の材料として自然石を用いることができる点で好都合である。
本実施形態における外装材50は、アダプタ54の斜辺部54Aを吊架体40の横材42の上端部分に掛止した際に、化粧板52の裏面側がハンガー20の係止部26の外側面に当接するようにアダプタ54の板厚寸法が設定されている。
次に、本実施形態におけるコンクリートブロック構築体100の施工方法について説明する。図5〜図10は、コンクリートブロック構築体の施工手順の各段階における状態を示す側面図である。
まず、コンクリートブロック10を組積し、コンクリートブロック10のフェースプレート14Aの上端側からハンガー20を装着する。フェースプレート14Aの上面側からハンガー20の凹部24Aを被せるようにしてフェースプレート14Aに進入させる。ハンガー20は当接部24Bの下面が、フェースプレート14Aの上端面に当接するまでフェースプレート14Aに進入させる。図6に示すように、ハンガー20は脚部24Cがフェースプレート14Aの背面側から下方に進入し、本体部22と脚部24Cとによりフェースプレート14Aを挟持した状態になる。
先にも説明したように、ハンガー20は薄い鋼板により形成されているので、ハンガー20が装着されたコンクリートブロック10の上側にさらにコンクリートブロック10を積むことができる。コンクリートブロック10が所定の高さになるまで、コンクリートブロック10の組積とハンガー20の取り付けを繰り返し行う。コンクリートブロック10の組積とハンガー20の取り付けが完了したら、フェースプレート14A,14Bとの間の空間部分に連結用鉄筋72(図1参照)を配設し、コンクリート70を充てんする。コンクリート70を充てんすると、連結用鉄筋72がコンクリートブロック10どうしを連結すると共に、ハンガー20の脚部24Cがコンクリート70内に埋設された状態となるので、コンクリートブロック10を組積してなる壁体12とハンガー20とは強固に一体化する。
壁体12にハンガー20を装着して固定した後、壁体12の外表面(コンクリートブロック10のフェースプレート14Aの表面)に断熱材60を配設する。断熱材60は発泡硬化ポリウレタン等をパネル状に形成したものであり、また、ハンガー20は薄いステンレス鋼板により形成されているため、フェースプレート14Aの外表面にハンガー20の固定部24以外の部分が突出した状態で存在していても、断熱材60をハンガー20に刺し込むことにより断熱材60をフェースプレート14A(外壁12)の外表面に密着させた状態で配設することができる。断熱材60の板厚寸法T2は、ハンガー20の本体部22の突出高さHよりも小さくなるように形成されている。本実施形態においては、壁面12の外表面からハンガー20の本体部22が突出する突出高さHに吊架体40の縦材44の径寸法を加えた寸法と等しくなるように断熱材60の板厚寸法T2を設定している。寒冷地においては、断熱材60の板厚寸法T2に合わせてハンガー20の本体部22の突出寸法Hが規定される。
壁体12の外表面を断熱材60により覆った後、図7および図8に示すように、吊架体40をハンガー20に取り付ける。吊架体40は横材42の鉛直になっている部分(平坦部分)42Aをハンガー20のV字溝27に掛け止めすることでハンガー20に取り付けられる。先述のとおり、V字溝27は壁体12側の内壁面27Aが鉛直になっており、他方の内壁面が傾斜した状態に形成されているので、横材42の掛け止めを容易に行うことができる。また、V字溝27は、横材42を掛け止めした後に吊架体40の縦材44を鉛直になるように横材42を本体部22に押し付けた際(図8)に、横材42の底面がV字溝27に嵌合させることができる形状に形成されているので、吊架体40を壁面12の外表面と平行な状態を維持することができる。このように、吊架体40が壁面12の外表面と平行に配設されることにより、吊架体40の縦材44が断熱材60を壁面12(フェースプレート14A)に押し付けられた状態になり、断熱材60と壁体12の外表面との密着性が向上する。
吊架体40を配設した後、図9および図10に示すように、外装材50を吊架体40の横材42に吊り下げることにより装着する。外装材50には横材42の上端部(曲折部分)形状にならった形状に形成された斜辺部54Aを有するアダプタ54が取り付けられているので、アダプタ54の斜辺部54Aを横材42の上端部(曲折部分)に密着させて取り付けることができる。
横材42の側面視形状がへ字状に曲折されていて、この曲折部分に外装材50を吊り下げていることにより、外装材50の自重が吊架体40の縦材44を断熱材60に押し付ける作用をなす。これに加えて、外装材50の化粧板52の内側面をハンガー20の最外面26Aに当接した状態となることにより、ハンガー20がハンガー20に刺し込むことにより配設した断熱材60と共に壁体12に押し付けられる作用が得られ、断熱材60と壁体12を密着させた状態を好適に維持することができる。
以上により、コンクリートブロック10を組積することによりなるコンクリートブロック構築体100が完成する。本実施形態におけるコンクリートブロック構築体100は、コンクリートブロック10どうしが連結鉄筋72およびコンクリート70により一体化しているため耐震性が良好である。また、断熱材60が構造物の外部に配設された外断熱構造であり、構造物の最外表面が外装材50により装飾されているので、快適な居住空間を提供すると共に見た目に美しいコンクリートブロック構築体100を安価に構築することが可能になる。また、外装材50の交換を容易に行うことができるため、外装材50や断熱材60のリフォームも容易に行うことができ、長期にわたって快適な居住空間を提供することができる。
以上に、本実施形態に基づいて本発明を説明してきたが、本発明は本実施形態にのみ限定されるものではないのはもちろんであり、発明の要旨を変更しない範囲において各種改変を施したとしても本発明の技術的範囲に属することはいうまでもない。
例えば、以上に説明した実施形態においては、外装材50として、化粧板52とアダプタ54を別体に形成し、接着等により一体化したものを用いているが、化粧板52をコンクリートにより形成する場合には、化粧板52とアダプタ54とをプレス成形機で一体成形した外装材50を用いることも可能である。
本発明に係るコンクリートブロック構築体の斜視図である。 壁体を構成するコンクリートブロックの形状を示す平面図と正面図である。 ハンガーの斜視図と側面図である。 外装材の正面図、背面図、側面図である。 コンクリートブロック構築体の施工手順においてハンガーの取り付け時における状態を示す側面図である。 コンクリートブロック構築体の施工手順において断熱材配設時における状態を示す側面図である。 コンクリートブロック構築体の施工手順においてハンガーの係止部に吊架体を取り付け時における状態を示す側面図である。 コンクリートブロック構築体の施工手順においてハンガーの係止部に吊架体を取り付けた状態を示す側面図である。 コンクリートブロック構築体の施工手順において吊架体に外装材を取り付けしている状態を示す側面図である。 コンクリートブロック構築体の施工手順において吊架体に外装材を取り付けた状態を示す側面図である。
符号の説明
10 コンクリートブロック
12 壁体
14A,14B フェースプレート
16 連結部
20 ハンガー
22 本体部
24 固定部
24A 凹部
24B 当接部
24C 脚部
26 係止部
26A 係止部の最外面
27 V字溝
27A 一方の内壁
40 吊架体
42 横材
42A 平坦部分
44 縦材
50 外装材
52 化粧板
52A 凹溝
54 アダプタ
54A 斜辺部
54B 突片
60 断熱材
70 コンクリート
72 連結用鉄筋
100 コンクリートブロック構築体

Claims (4)

  1. コンクリートブロックを積み重ねた壁体と、
    前記壁体に固定され、前記壁体の外方側に突出する係止部が設けられ、前記壁体への固定部分における上端部分が前記壁体の上端面に当接するように曲折されたハンガーと、
    前記壁体の外表面に前記ハンガーを介して取り付けられた断熱材と、
    前記断熱材を外方側から覆う外装材を吊架すると共に前記係止部に係止された吊架体と、を有するコンクリートブロック構築体であって、
    前記吊架体は、前記係止部に係止される横材と、該横材を所要間隔で保持する縦材とにより構成されていて、
    前記横材は板材からなり、先端部が前記縦材との連結部分から外方側に離反するへ字形状に形成されていることを特徴とするコンクリートブロック構築体。
  2. 前記係止部はV溝に形成されていることを特徴とする請求項記載のコンクリートブロック構築体。
  3. 前記V溝は、一方の内壁面が鉛直面に形成されていることを特徴とする請求項記載のコンクリートブロック構築体。
  4. 前記断熱材は、前記ハンガーの外側から前記コンクリートブロックの外側表面に向けて断熱材を前記ハンガーに刺し込むことにより取り付けられていることを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか一項に記載のコンクリートブロック構築体。
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