JP5453268B2 - ビット列の符号化方式および符号化回路 - Google Patents

ビット列の符号化方式および符号化回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5453268B2
JP5453268B2 JP2010524823A JP2010524823A JP5453268B2 JP 5453268 B2 JP5453268 B2 JP 5453268B2 JP 2010524823 A JP2010524823 A JP 2010524823A JP 2010524823 A JP2010524823 A JP 2010524823A JP 5453268 B2 JP5453268 B2 JP 5453268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
block
code
bits
encoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010524823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010539787A5 (ja
JP2010539787A (ja
Inventor
ウェイ ミン リム
チャンロン シュ
充 田邊
輝人 武田
友昭 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Agency for Science Technology and Research Singapore
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Agency for Science Technology and Research Singapore
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd, Agency for Science Technology and Research Singapore filed Critical Panasonic Corp
Publication of JP2010539787A publication Critical patent/JP2010539787A/ja
Publication of JP2010539787A5 publication Critical patent/JP2010539787A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5453268B2 publication Critical patent/JP5453268B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/35Unequal or adaptive error protection, e.g. by providing a different level of protection according to significance of source information or by adapting the coding according to the change of transmission channel characteristics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • H04L1/001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding applied to control information
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0006Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format

Description

本発明の実施形態は、一般に、ビット列の符号化(エンコーディング、encoding)方式および符号化回路に関する。
例えば、OFDM(直交周波数分割多重方式、Orthogonal FrequencyDivision Multiplexing)とTPC(ターボプロダクトコード、ターボ符号、TurboProduct codes)が用いられるIEEE802.16−2004による無線通信システムでは、TPCブロックのサイズは、OFDMシンボルのサイズに一致するよう設計される。IEEE802.16によって使用されるターボプロダクトコードのブロックの形式は、表1で与えられる。
Figure 0005453268
このような通信システムでは、拡張ハミングコード(Extended HammingCode)とパリティ検査コード(Parity Check code)の2種類のコードが使用される。通常、パリティ検査コードは、拡張ハミングコードよりも符号化利得が小さい。
拡張ハミングコードとパリティ検査コードとを組み合わせることで、かなり高い符号化を得ることができる。しかしこの場合には、拡張ハミングコードだけで定式化されたTPCコードを使用する場合に比べて、符号化利得が低くなってしまう。
従来、長大な行および列の短縮(shortening)を用いて、一ブロックあたりのコード化されたビットの数を、一つのOFDMシンボルに一致させている。
一つのOFDMシンボルで送信可能なビットの数は、チャネル(伝送路)の状況(すなわち使用される通信チャネルの状態)によっておおよそ決まり、また使用されるFEC(前進型誤信号訂正、Forward Error correcting)コードの形式は、許容されるBER(ビット誤り率、Bit Error Rate)によって決まる。高い処理能力を得るため、FECコードは通常、BERの性能を落とすことなく符号化が高くなるように選択される。
従来のシステムでは、コードのサイズ(すなわちコードのブロック形式)がOFDMシンボルのサイズに一致しており、従って、高いBERの性能および高い符号化速度が得られるような選択可能なFECコードのサイズが、非常に制限されることとなっていた。
(発明の概要)
一実施形態では、ビット列の符号化方式は、第1のコーディングブロックビット数および第1のコード体系を選択することと、このビット列から複数の第1のビットブロックを生成すること、ここにおいて、上記複数の第1のビットブロックの各々が第1のコーディングブロックビット数のビットを含み、前記ビット列のうちで前記複数の第1のビットブロックに含まれない残りのビットの数が前記第1のコーディングブロックビット数よりも小さくなるように、前記複数の第1のビットブロックが生成される、と、前記ビット列の前記残りのビットをグループ化して、上記第1のコーディングブロックビット数よりも少数のビットを含む一つの第2のビットブロックを生成することと、第1のコード体系とは異なる、第2のビットブロックに合った第2のコード体系を選択することと、第1のコード体系を用いて上記複数の第1のビットブロックを符号化するとともに第2のコード体系を用いて上記第2のビットブロックを符号化することとを含むよう、規定されている。
(図面の簡単な説明)
以下に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の一実施形態によるフローダイヤグラムを示す図である。 本発明の一実施形態による符号化回路を示す図である。 本発明の一実施形態による送信機を示す図である。 本発明の一実施形態によるOFDMフレームを示す図である。 本発明の一実施形態による入力データブロックを示す図である。 本発明の一実施形態による出力コードブロックを示す図である。 本発明の一実施形態による短縮された出力コードブロックを示す図である。 本発明の一実施形態による短縮された出力コードブロックを示す図である。
(詳細な説明)
図1には、一実施形態によるビット列の符号化方式が示されている。
図1は、一実施形態によるフローダイヤグラム100を示す。
101では、第1のコーディングブロックビット数および第1のコード体系が選択される。
102では、ビット列が、少なくとも一つの第1のビットブロックと、一つの第2のビットブロックとに細分される。ここで、上記少なくとも一つの第1のビットブロックの各々は、第1のコーディングブロックビット数のビットを含有するとともに、第2のビットブロックは、第1のコーディングブロックビット数よりも少数のビットを含有する。
103では、第1のコード体系とは異なる、第2のビットブロック用の第2のコード体系が選択される。
104では、第1のコード体系を用いて上記少なくとも一つの第1のビットブロックが符号化されるとともに、第2のコード体系を用いて第2のビットブロックが符号化される。
別の実施形態では、上述の符号化方式に従うコンピュータプログラムが与えられる。
また別の実施形態では、ビット列を符号化するための符号化回路が与えられる。これは図2に示されている。
図2は、一実施形態による符号化回路200を示す。
符号化回路200は、第1のコーディングブロックビット数および第1のコード体系を選択するよう構成された、第1の選択回路201を備える。
符号化回路200はまた、上記ビット列を少なくとも一つの第1のビットブロックと一つの第2のビットブロックとに細分するよう構成された、細分回路202を備える。ここで、上記少なくとも一つの第1のビットブロックの各々は第1のコーディングブロックビット数のビットを含有するとともに、第2のビットブロックは第1のコーディングブロックビット数よりも少数のビットを含有する。
符号化回路200の第2の選択回路203は、第1のコード体系とは異なる、第2のビットブロック用の第2のコード体系を選択するよう構成されている。
符号化回路200はさらに、第1のコード体系を用いて上記少なくとも一つの第1のビットブロックを符号化するとともに第2のコード体系を用いて第2のビットブロックを符号化するよう構成された、処理回路204を備える。
符号化回路200はまた、選択される可能性があるコード体系に関する情報(例えばプログラムコードやパラメータの値、ビットの組み合わせ規則など)をその内部に保存する、メモリを備えてもよい。
この実施形態に用いられるメモリは、例えばDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ、Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリであってもよいし、例えばPROM(プログラマブルROM、Programmable Read Only Memory)やEPROM(消去可能PROM、Erasable PROM)、EEPROM(電気的消去可能PROM、ElectricallyErasable PROM)、例えばフローティングゲートメモリやチャージトラップ型メモリなどのフラッシュメモリ、MRAM(磁気抵抗メモリ、Magnetoresistive Random Access Memory)、またはPCRAM(相変化メモリ、Phase Change Random Access Memory)などの不揮発性メモリであってもよい。
上記符号化回路は、例えば送信機の一部をなす。
換言すれば一実施形態では、例えばビット列の送信のために例えば前進型誤信号訂正(FEC)で符号化されるこのビット列は、当該ビット列を一または複数のコード体系用の(複数の)入力データブロックへと細分することによって、符号化される。例えばこのビット列は入力データブロックのビットサイズが最大となるように(すなわち、入力データブロックと関連していないビットの数が、一つの完全な入力データブロックとしては非常に少なくなるように)第1のコード体系用の所定サイズの複数の入力データブロックへと、細分される。りのビットは、(場合によってはビットのパディング(padding)を伴って)グループ化されて、第2の入力データブロックを形成する。これにより、上記残りのビットが、多数のパディングビットが必要となるであろう第1のコード体系の入力データブロックとしては少なすぎる、という事実に起因する符号化率の低下を起こすことなく、第1のコード体系として大きなブロックビットサイズを選択する、すなわち第1のコーディングブロックビットサイズ数を大きくすることが可能となる。一実施形態では、第2のコード体系の入力データブロックが第1のコード体系の入力データブロックよりも小さくなるように第2のコード体系が選択され、従って、残りのビットに第1のコード体系を使う場合に比べて、必要なパディングビットの数が少なくなる。第2のコード体系は例えば、残りのすべてのビットが、第2のコード体系の一つの入力データブロックに適合するように選択される。
第1のビットブロックは例えば、符号化されて第1のコードブロックを生成する。第1のビットブロックは、例えば第1のコード体系の入力データブロックとみなされ、第1のコードブロックは、例えば第1のコード体系の出力データブロックとみなされる。同様に、第2のビットブロックは、例えば第2のコード体系の入力データブロックとみなされ、第2のビットブロックが符号化されてなる第2のコードブロックは、例えば第2のコード体系の出力データブロックとみなされる。コード体系の一つの入力データブロックは、例えば、各出力データブロックへとまとめて変換される複数のビットからなる、一つのブロックである。これは例えば、出力データブロックは、それぞれの入力データブロックのすべてのビットに依存する一方、異なる入力データブロックに対応する出力データブロック同士は互いに独立である、ということである。特に、ある出力データブロックは、その対応する入力データブロックのビットの値だけに依存する。
第1のコード体系と第2のコード体系とは、例えばその入力データブロックのサイズおよび/または出力データブロックのサイズに関して、異なっていてもよい。
一実施形態では、例えばBERの性能やデータ処理能力のような所望の品質要件に関し、コード体系の選択に関して高い柔軟性を可能とするデータの符号化方式が提供される
一実施形態において、「回路」という言葉は、任意の種類の論理実行要素、例えばハードウェアやソフトフェア、ファームウェア、あるいはこれらのあらゆる組み合わせと解釈される。従って、一実施形態では、「回路」は、例えば配線で接続された論理回路であってもよいし、例えばマイクロプロセッサ(例えばCISC(複数命令セットコンピュータ、Complex Instruction Set Computer)プロセッサやRISC(縮小命令セット・コンピュータ、Reduced Instruction Set Computer)プロセッサ)などのプログラム可能な処理装置のような、プログラム可能な論理回路であってもよい。「回路」はまた、プロセッサによって実施または実行されるソフトフェア、すなわち、例えばJava(登録商標)などの例えばバーチャルマシンコードを用いたコンピュータプログラムのような、例えば任意の種類のコンピュータプログラムなどであってもよい。以下に詳細に説明する、その他あらゆる種類の各機能の実施方法は、別の実施形態による「回路」であると解釈されるものである。
「ビット列の符号化方式」の場合に関して説明する各実施形態は、コンピュータプログラムや符号化回路の場合についても同様に有効である。
一実施形態において、第2のコード体系は、第2のビットブロックのビットの数に基づいて選択される。例えば、第2のコード体系は、この第2のコード体系の入力ブロックサイズが第2のビットブロックのビットの数よりも大きくなるよう選択される。この第2のコード体系は例えば、複数の第2のコード体系のうちで、第2のビットブロックのビットの数よりも大きな最小の入力ブロックサイズを持つコード体系として、選択される。
一実施形態において、第1のコーディングブロックビット数は、第1のコード体系の入力ブロックサイズに従って選択される。
一実施形態において、ビット列は、このビット列の送信のために符号化されて、第1のコード体系は送信の際の最大許容ビットエラー率に基づいて選択される。例えば、最大許容ビットエラー率に基づいて、この最大許容ビットエラー率に適合する複数のコード体系が選択されて、第1のコード体系が、これら複数のコード体系の中で最大の符号化および/または最大の符号化利得を持つコード体系として選ばれる。
一実施形態において、第1のコード体系はプロダクトコードであり、例えばターボプロダクトコードである。例えば第1のコード体系は、2つの拡張ハミングコードに基づくターボプロダクトコードである。
一実施形態において、第2のコード体系はプロダクトコードであり、例えばターボプロダクトコードである。例えば第2のコード体系は、2つの拡張ハミングコードに基づくターボプロダクトコードである。別の実施形態では、第1のコード体系および/または第2のコード体系は、他のコード(互いに異なるコードであってもよい)、例えばパリティコードとハミングコードや、2つのパリティコードなどに基づいている。
一実施形態において、この方式はさらに、符号化された第1のビットブロックおよび符号化された第2のビットブロックを送信することを含む。例えば、符号化された第1のビットブロックおよび符号化された第2のビットブロックは、OFDMに従って送信される。
一実施形態において、この方式はさらに、符号化された第1のビットブロックのデータおよび符号化された第2のビットブロックのデータを、変調シンボルへと写像(mapping)することを含む。この方式は例えば、さらに、符号化された第1のビットブロックのデータおよび符号化された第2のビットブロックのデータを、OFDMシンボルへと写像することを含む。一実施形態では、一つの符号化された第1のビットブロックのデータ量は、一つのOFDMシンボルへと写像されるデータの量とは異なっている。符号化された第1のビットブロックのデータ量は、例えば符号化された第1のビットブロックのビットの数を意味する。つまり、この実施形態においては、符号化された第1のビットブロックを含むコードブロックのサイズは、OFDMシンボルのサイズとは一致しない。
一実施形態において、一つの符号化された第1のビットブロックのデータは、少なくとも2つのOFDMシンボルへと写像される。
一実施形態において、一つの符号化された第2のビットブロックのデータ量は、一つのOFDMシンボルへと写像されるデータの量とは異なっている。
この方式はさらに、第2のコード体系への入力として適切となるよう、第2のビットブロックにビットのパディングを行うことを含んでもよい。
一実施形態において、この方式はさらに、上記符号化された第2のビットブロックから、パディングビットの符号化から生じた少なくともいくつかの0であるビットを取り除くことを含む。例えばこの方式はまた、上記符号化された第2のビットブロックから、パディングビットの符号化から生じたすべての0であるビットを取り除くことを含む。
図3は、一実施形態による送信機300を示す。
この実施例では、送信機300は、データソース301から供給されたデータを送信するためにOFDM(直交周波数分割多重方式、Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を用いる。
データソース301から供給されたデータは、データブロック302へとグループ化されて、このデータブロック302は符号化回路303へと供給される。符号化回路303は、そのコードブロック形式に従ってデータブロック302を符号化する。つまり符号化回路303は、一または複数のデータブロック302から、(以下で、一コードブロックあたりの(有用な)データビットの数とみなされる)特定の数のビットを含んだ一つの入力データブロックを使い、この入力データブロックから、(以下で、一コードブロックあたりのコード化されたビットの数とみなされる)特定の数のビットを含んだ一つの出力コードブロックを生成する。この例では、使用されるコード体系としてターボプロダクトコードを想定するので、出力コードブロックはこの例ではTPCブロックとみなされる。
複数のTPCブロック304が変調回路305へと供給されて、変調回路305は、これらTPCブロック304のビットから一連のOFDMシンボル306を生成する。それぞれのOFDMシンボルは、そのOFDM方式によって用いられる各副搬送波、例えば64個または128個の副搬送波に合った、ある変調シンボル(例えばQAM64(QAM:直交振幅変調、Quadratur Amplitude Modulation)やPSK(位相偏移変調、Phase Shift Keying)による変調シンボル)を含んでいる。一連のOFDMシンボル306はOFDMフレームへとグループ化されて、基本伝送フォーマットを形成する。
そして、OFDMシンボル306はIFFT回路307へと供給される。ここで、IFFT回路307は逆高速フーリエ変換を行うとともに、その出力を、例えばデジタル−アナログ変換回路とミキサと一または複数の送信アンテナとを備えてIFFT回路307の出力を電波信号として送信する、送信回路308へと供給する。
なお、送信機300に他の回路を設けてもよい。例えば、符号器(encoder)303と変調回路305との間に、TPCブロック304のビットを交互配置するインターリービング回路を設けてもよい。
この実施形態では、一つのOFDM(シンボル)フレーム、等しい長さおよびサイズを持った「Q」個のOFDMシンボルをちょうど含有する、一つのデータ構造を意味する。OFDMフレームとTPCブロックとの関係は、図4に示されている。
図4は、一実施形態によるOFDMフレーム400を示す。
上述のように、OFDMフレーム400は複数のOFDMシンボル401を含む。これらOFDMシンボル401は、そこからOFDMシンボル401が生成される多数のTPCブロック402に、対応している。すなわち、TPCブロック402のデータは、例えば使用される変調方式に従う配置写像(constellation mapping)を用いて、OFDMシンボル401へと写像される。つまり、例えば、一番目のOFDMシンボル401は一番目のTPCブロック402の最初のいくつかのビットから生成され、すなわちこれらのビットに従って各副搬送波用の変調シンボルが選択され、二番目のOFDMシンボル401は、一番目のTPCブロック402の次のいくつかのビットから生成される、などとなっている。
一実施形態において、TPCブロック402のサイズは、OFDMシンボル401のサイズとは一致しない。特に、最後のOFDMシンボル401が十分な数のビットを持つには、パディングビット403が必要となる場合もある。
一般に、一つのターボプロダクトコードは複数のコードに対応する(入力データブロックが行列形式で記述されている場合には、例えば、一つのコードが行に対応するとともにもう一方のコードが列に対応するとみなすことができる)。これら2つのコードは、ターボプロダクトコードの成分(component)ともみなされ、同じサイズであってもよいのと同様に同じ形式であってもよい。以下では、「コードのサイズ」とは、コードの入力データブロックのサイズおよび/または出力コードブロックのサイズを意味するものとして、用いられる。
ターボプロダクトコードの成分として可能な形式としては、例えばパリティコードやハミングコード、拡張ハミングコード、BCH(Bose Chaudhuri Hocquenghem)コードなどがある。例えば、上記例のうちの任意の2つが、TPC(ブロック)コードとして使用される。例えばTPCコードの成分は、例えば所望のBERの性能や所望の符号化、実装しやすさなどのパラメータに基づいて、選択されるようになっている。
表2に、異なるサイズで構成される2つのコードの、可能な組み合わせの例を示す。ここで、2つのコードは例えばすべて同じ形式であり、この例では拡張ハミングコードである。
Figure 0005453268
よって、ターボプロダクトコードのサイズはTPC(n,k)(n,k)と与えられる。ここで、(n,k)は第1の成分のサイズを与え、(n,k)は第2の成分のサイズを与える。ここで、nとnの積は、ターボプロダクトコードの各出力コードブロックのビットの数であり、kとkの積は、ターボプロダクトコードの各入力データブロックのビットの数である。
表2には、短縮を行わない場合の、拡張ハミングコードを基としたTPCブロックのサイズの範囲が記載されている。一実施形態において、(128,120)(128,120)よりも大きなサイズを持ったTPCを用いてもよい。表2から、ターボプロダクトコードの符号率(符号化速度、code rate)は、サイズに伴って増加することがわかる。
従って一実施形態では、データブロック302を符号化するために、例えば複数の所定の許容されるターボプロダクトコードのうちで、少なくとも部分的には、最大のサイズを持ったTPCが用いられる。
一実施形態において、基本となる方法は、OFDMフレーム用のTPCブロックのブロックサイズを、最大化することである。これにより、符号率および符号化利得を最大化することができる。一実施形態では、符号化は以下の手順に従って行われる。
i.「P」個のTPCブロックが、一つのOFDMフレームの中にある(すなわち、図2に示すようなOFDMフレームに対応する)とする。ここで、「P」は「Q」とは異なるとする。
ii.同じサイズを持つように、最初の「P−1」個のTPCブロックが選択される。これらのブロックは、このOFDMフレームの主要ブロック(primary block)形式のブロックとみなされる。最後のTPCブロックは、異なるサイズであってもよい。このブロックは、このOFDMフレームの代替ブロック(alternative block)形式のブロックとみなされる。
iii.所望のビット誤り率(BER)に基づいて、主要ブロック形式が選択される。
iv.代替ブロック形式のサイズは、主要ブロック形式のサイズ以下となるよう選択される。一般に、コードのエラー修正能力は、ブロックサイズが小さいほど高くなる。従って、全体として見たフレームのエラー修正能力は、代替ブロック形式によっては制限されない。
v.代替ブロック(すなわち代替ブロック形式のブロック)に、短縮を適用する(あるいは適用しなくてもよい)。
要するに、所望のビット誤り率に基づいて、特定のサイズのTPCコードが選択される。このTPCコードは、データブロック302を入力データブロックとして、これらデータブロック302のデータを符号化するのに用いられる。その結果は「P−1」個の出力コードブロックであって、これらは、この例においてTPCブロックとみなされるものでもある。これら「P−1」個のTPCブロックは、すべて同じサイズを持っている。これら「P−1」個のTPCブロックに加えて、「P」番目のTPCブロックが生成される。「P−1」個のTPCブロックと「P」番目のTPCブロックとで、一つのOFDMフレームの複数のOFDMシンボルへと写像されるビット列を形成する。主要ブロックサイズの「P」個のTPCブロックが、一つのOFDMフレームへと写像されるのと全く同じ長さのビット列を形成する場合を除いて、「P」番目のTPCブロックは、主要ブロック形式の「P−1」個のTPCブロックよりも短くなっているはずである。従って、「P」番目のTPCブロックを生成するTPCコードは、主要ブロック形式の「P−1」個のTPCブロックを生成するのに用いられるTPCコードとは、異なるサイズを持っている。従って、そこから「P」番目のTPCブロック(これは、代替ブロック形式のTPCブロックとみなされるものでもある)が生成される入力データブロックのサイズは、そこから最初の「P−1」個のTPCブロックが生成される入力データブロックよりも、小さくなっている。つまり、そこから「P」個のTPC出力コードブロックが生成される入力データブロック302からのデータは、第1のサイズの「P−1」個の入力データブロックと、第1のサイズよりも小さな第2のサイズの「P」番目の入力データブロックとに、分類されるということである。最初の「P−1」個の入力データブロックには、例えば第1のサイズのコードの、第1のコード体系が用いられ、「P」番目の入力データブロックには、例えば第1のサイズよりも小さな第2のサイズのコードの、第2のコード体系が用いられる。
以下では、一つの入力データブロック302が、一つのOFDMデータフレームを用いて送信されるのとちょうど同じ量の(有用な)データを含む場合を考える。また、このデータブロック302のサイズは、「L」ビットであるとする。
一実施形態において、主要ブロック形式は、例えば可能なブロック形式(換言すればTPCサイズ)の一群から、必要なBERを兼ね備えた(すなわち要求されるBERに適合する)複数の主要ブロック形式のうちで最も高い符号化を持つものが、選択される。主要ブロック(すなわち主要ブロック形式のTPCブロック)の数Ppbは、以下のように算出される。
Figure 0005453268
ここで
Figure 0005453268
は床関数であり、Upb=kx・kyは、サイズがTPC(nx,kx)(ny,ky)であり主要ブロックを生成するのに用いられるコードの、コード化前のビットの数を表す。つまりUpbは、(主要コードの形式とみなされる)主要ブロックを生成するのに用いられるターボプロダクトコードの、入力データブロックサイズである。
データブロックの残りのビットBab、すなわち、主要ブロックの生成に用いられる入力データブロックの一部ではないビットは、代替ブロックを生成するコード(これは代替コードとみなされる)の入力として用いられる。例えばBabは、以下のように算出される。
Figure 0005453268
一実施形態では、代替ブロック形式は以下の基準によって選択される。
vi.表3から、Babを基に、代替ブロックとして最大のサイズを持つコード形式を選択する。このとき、上記ivも同時に適用されることに注意する。
Figure 0005453268
表3は、可能な複数の代替コードの分析から導き出される。表3に記載された条件は、説明の為だけのものである。例えば固有の外部条件に起因するような、別の組み合わせも可能である。例えば、データブロックの長さが8の倍数であって、主要ブロックサイズがTPC(32,36)(32,26)の場合には、表3の左の列に記載された条件のうちで奇数の境界は用いられない。表3は、最大のサイズがTPC(64,57)(64,57)までの条件を示しているにすぎない。表3による選択方式を、より大きなTPCサイズまで拡張してもよい。
例えば代替コードとして選択される可能性があるコード体系のために(また同様に、主要コードとして選択される可能性があるコード体系のために)、送信機300のメモリ内に、これらのコード体系で用いられる処理情報が保存されてもよい。例えば、これら様々なコード体系を実行するための、プログラムコードが保存されてもよい。また、様々なコード体系のために、これら様々なコード体系のパラメータ値(例えば入力ブロックサイズなど)が保存されてもよい。一例として、コード体系ごとに、コード体系によってどのように入力データブロックのビットが組み合わされて対応する出力データブロックが生成されるかについての説明書き(specification)が保存されていてもよい。
一例として、L=2896ビットとする。チャネルの状況のため、使用可能な中で最大の符号化を持つTPCがTPC(32,26)(32,26)である、と決められている場合を考える。つまり、主要コードはTPC(32,26)(32,26)で与えられるということである。またこの例では、主要コードが、2つの拡張ハミングコードの組み合わせに基づく所定サイズのTPCであるとする。
[数1]から、Ppb=4である。
[数3]から、Bab=2896−4*676=192が得られる。
従ってこの例では、表3を基に、代替ブロックサイズはTPC(16,11)(32,26)と選択される。
一実施形態では、コードの符号率を最大化するために、短縮(またはパンクチュアリング(puncturing))を用いて、不必要であって符号率を減少させている任意のパッドされたビットを取り除く。
ブロックコードのために、行短、列短縮または両方の組み合わせを行ってもよい。データブロックサイズ「L」が既知でなく且つ予め固定されていない場合には、行短縮と列短縮の両方を用いると、実行の際に多少の困難が生じる。「L」の範囲が大きく可変である場合には、VLSI(超LSI、Very Large Scale Integration)ロジックを用いてすべての可能な「L」に合った最適な行短縮および列短縮を決定することは、一般に自明ではない。
以下に、行短縮を用いた実施形態について説明する。下記の方法はまた、列短縮に用いてもよい。
主要ブロックが上述のように生成される場合には、主要ブロックには短縮は必要ではない。代替ブロックでは、望ましい短縮の量は、Babに依存する。
abは、代替ブロックを生成するのに用いられるデータビットの数なので、代替ブロック(が、代替コードの入力データブロックとして必要なビットの全数を持つの)に必要なパディングビットの数は、
Figure 0005453268
である。ここで、Uabは代替ブロックのコード化前のビットの数、すなわち代替コードの入力データブロックサイズである。
上述のBab=192の例では、Bpad=286−192=94である。
図5には、パディングビットとともにTPC(32,26)(16,11)に従ってコード化されることとなる、符号化前の入力データブロックが示されている。
図5は、一実施形態による入力データブロック500を示す。
番号8,9,10の行は、すべてパディングビット(3*26=78個のパディングビット)からなることがわかる。番号7の行の16個の0と合わせて、これらで94個のパディングビットを形成する。
図6は、一実施形態による出力コードブロック600を示す。
この出力コードブロックは、図5に示す入力データブロック300からTPC(32,26)(16,11)によって生成された、TPCブロックである。この例では、最後の3行(番号13,14,15の行)はすべてのビットが0なので、短縮することができる(例えば、TPCブロックが変調回路305へと移動する前に除外される)。
すべてのビットが0というわけではない行番号12については、例えば2つの選択肢がある。
選択肢1:行の中の0のビットを気にせず、行全体を送信する(すなわち、行全体をOFDMシンボルへと写像する)。これは、図7に示されている。
図7は、一実施形態による短縮された出力コードブロック700を示す。
短縮された出力コードブロック700では、0だけを含む最後の3行が取り除かれているが、行番号12すなわち実際の有用なデータビットを含む最後の行の中の、パディングに起因する残りの0のビットは、取り除かれていない。
選択肢2:送信の前に、(パディングに起因する)0のビットを取り除く。これは、図8に示されている。
図8は、一実施形態による短縮された出力コードブロック800を示す。
短縮された出力コードブロック800では、0だけを含む最後の3行が取り除かれているとともに、行番号12すなわち実際の有用なデータビットを含む最後の行の中の、パディングに起因する残りの0のビットも、取り除かれている。
選択肢1と選択肢2とは、実施の複雑さと符号化との間のかね合いを基に選択される。データブロックのサイズ「L」が大きな場合には、有効なデータ(換言すれば有用なデータ)を有するTPCの最後の行(上例では行12)の0のビットは、符号化には大きな影響は与えない。
短縮後のTPCブロック内のビットの数は、まず最初にパッドされた行の数を以下のように決めることによって、算出できる。
Figure 0005453268
ここで
Figure 0005453268
は床関数であり、Bpadは[数4]で与えられ、またkxは、TPCブロックの、一行あたりのコード化前のデータビットの数である。
L=2896およびBpad=94である上述の例では、Npad=3である。
短縮後のTPCブロックあたりのコード化されたビットの数は、選択肢1では以下のように算出され、
Figure 0005453268
また選択肢2では、
Figure 0005453268
と算出される。ここで、サイズがTPC(n,k)(n,k)のCab=n・nは、代替ブロック内のコード化されたビットの数である。
TPCブロックの符号化は、以下のように算出される。
Figure 0005453268
ここで
Figure 0005453268
は床関数であり、Cpb=nx・nyは、サイズがTPC(nx,kx)(ny,ky)である主要ブロック内のコード化されたビットの数である。Cab=kx・kyは、主要ブロックのコード化前のビットの数(すなわち、主要ブロックの入力データブロックのビットの数)である。Bpadは[数4]で、Cab#padは[数7]または[数8]で、それぞれ与えられる。
このシステムの実際の符号化を算出するため、コード化されたビットをOFDMシンボルへ写像することを考える。図2から、コード化されたビット(すなわち、複数のTPCブロック402の中のビット)の総数(場合によっては短縮を行った後)は、一つのOFDMシンボルには適合しないことがわかる。従って、最後のOFDMシンボルに対してパディングビット403が用いられる。
一つのOFDMシンボルフレームを用いて送信されるコード化されたビットの総数を、Ctotalとする。これは、
Figure 0005453268
と与えられる。一つのOFDMフレーム内のOFDMシンボルの数を決めるために、Ncbpsを、OFDMシンボルあたりのコード化されたビットの数(number of coded bits per OFDM symbol)、すなわち、一つのOFDMシンボルを用いて送信されるコード化されたビットの数とする。この値は、例えば変調方式(QAM64,PSKなど)と使用される副搬送波の数によって決まる。よって、OFDMフレームあたりのOFDMシンボルの数は、
Figure 0005453268
と与えられる。ここで
Figure 0005453268
は天井関数である。
従って符号化は、最後のOFDMシンボルに行われるパディングを考慮して、
Figure 0005453268
と与えられる。符号化は、代替ブロックと、最後のOFDMシンボルのパディングビットの数に依存することがわかる。
一実施形態では、高い符号率を安定して確保するために、一または複数の以下の指針に従う。
・長さが長くなるよう、データブロックの長さ「L」を選択する。
・最後のOFDMシンボルのバディングビットの数が最小となるよう、データブロックの長さ「L」を選択する。
・行短縮を適用する場合には、TPCブロックの行サイズを、行サイズと列サイズが同じでない場合にはTPCの列サイズよりも小さくなるように選択する。列短縮を適用する場合には(例えば上記行短縮の場合と同様に)、TPCの列サイズを、列サイズと行サイズが同じでない場合には行サイズよりも小さくなるように選択する。
一実施形態では、一つのOFDMベースのシステム用の複数のターボプロダクトコードの、定式化または設計の方式が与えられる。既存のシステムと比較して、良好な符号化利得とともにより高い符号化を得ることができる。一実施形態では、この符号化は簡単に実行でき、またTPCコードの選択においてより高い柔軟性をもたらすことができる。さらに、TPCコードを使った従来のOFDMベースのシステムに比べて、以下の利点がある。
・BERの性能を落とすことなく、より高い符号化が可能である。
・TPCに用いられる成分コードは、TPCブロックのサイズには限定されない。これ は、単純なパリティコードの代わりに、例えば拡張ハミングコードなどのより強力な コードが使える、ということことである。
・一つのフレーム内のデータブロック長の範囲を、より広くすることが可能である。
・TPCコードからは、OFDMシンボルのサイズを制限するものはない。よって、O FDMシンボルあたりのビットの数は、純粋にチャネルの状況によって決定されるこ とになる。これによって、物理レイヤのフロントエンドの設計の柔軟性を、より高め ることができる。
・TPCブロックの形式が限定されるので、この方式は実行が容易である。一実施形態 では、拡張ハミングコードだけが用いられる。また従来の方式に比べて、設計に必要 な「短縮」が、非常に単純である。
本発明の実施形態は、3Gシステムや、有線LAN通信システム、光通信システム、磁気記憶システムおよび、チャネルコードを含むあらゆる通信システムに使用可能である。例えば各実施形態は、3GPP(第3世代移動体通信システムの標準規格、Third Generation Partnership Project)やFOMA(Freedom of Mobile Access)、CDMA2000(CDMA:符号分割多重アクセス方式、Code Division Multiple Access)による携帯通信システムに用いられてもよい。

Claims (25)

  1. ビット列の符号化方式であって、
    第1のコーディングブロックビット数および第1のコード体系を選択することと、
    前記ビット列から、複数の第1のビットブロックを生成すること、ここにおいて、前記複数の第1のビットブロックの各々が前記第1のコーディングブロックビット数のビットを含み、前記ビット列のうちで前記複数の第1のビットブロックに含まれない残りのビットの数が前記第1のコーディングブロックビット数よりも小さくなるように、前記複数の第1のビットブロックが生成される、と、
    前記ビット列の前記残りのビットをグループ化して、前記第1のコーディングブロックビット数よりも少数のビットを含む一つの第2のビットブロックを生成することと、
    記第2のビットブロック用の第2のコード体系を選択することと、
    前記第1のコード体系を用いて前記複数の第1のビットブロックを符号化するとともに前記第2のコード体系を用いて前記第2のビットブロックを符号化することとを含み、
    前記第1のコード体系はプロダクトコードであることを特徴とする
    ビット列の符号化方式。
  2. 前記第2のコード体系は、前記第2のビットブロックのビットの数に基づいて選択されることを特徴とする
    請求項1記載の符号化方式。
  3. 前記第2のコード体系は、この第2のコード体系の入力ブロックサイズが、前記第2のビットブロックの前記ビットの数よりも大きくなるよう選択されることを特徴とする
    請求項2記載の符号化方式。
  4. 前記第2のコード体系は、複数の第2のコード体系のうちで、前記第2のビットブロックのビットの数よりも大きな最小の入力ブロックサイズを持つコード体系として選択されることを特徴とする
    請求項3記載の符号化方式。
  5. 前記第1のコーディングブロックビット数は、前記第1のコード体系の入力ブロックサイズに従って選択されることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一項記載の符号化方式。
  6. 前記ビット列は、このビット列の送信のために符号化されて、前記第1のコード体系は、送信の最大許容ビットエラー率に基づいて選択されることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか一項記載の符号化方式。
  7. 前記最大許容ビットエラー率に基づいて、前記最大許容ビットエラー率に適合する複数のコード体系が選択され、前記第1のコード体系は、前記複数のコード体系の中で、少なくとも最大の符号化率か最大の符号化利得かを持ったコード体系として選択されることを特徴とする
    請求項6記載の符号化方式。
  8. 前記第1のコード体系はターボプロダクトコードであることを特徴とする
    請求項記載の符号化方式。
  9. 前記第1のコード体系は、2つの拡張ハミングコードに基づくターボプロダクトコードであることを特徴とする
    請求項8記載の符号化方式。
  10. 前記第2のコード体系はプロダクトコードであることを特徴とする
    請求項1〜9のいずれか一項記載の符号化方式。
  11. 前記第2のコード体系はターボプロダクトコードであることを特徴とする
    請求項10記載の符号化方式。
  12. 前記第2のコード体系は、2つの拡張ハミングコードに基づくターボプロダクトコードであることを特徴とする
    請求項11記載の符号化方式。
  13. さらに、符号化された第1のビットブロックおよび符号化された第2のビットブロックを送信することを含む
    請求項1〜12のいずれか一項記載の符号化方式。
  14. 前記符号化された複数の第1のビットブロックおよび前記符号化された第2のビットブロックは、OFDMに従って送信されることを特徴とする
    請求項13記載の符号化方式。
  15. さらに、符号化された複数の第1のビットブロックのデータおよび符号化された第2のビットブロックのデータを、変調シンボルへと写像することを含む
    請求項1〜14のいずれか一項記載の符号化方式。
  16. さらに、前記符号化された複数の第1のビットブロックのデータおよび前記符号化された第2のビットブロックのデータを、OFDMシンボルへと写像することを含む
    請求項15記載の符号化方式。
  17. 前記符号化された複数の第1のビットブロックのデータ量は、一つのOFDMシンボルへと写像されるデータの量とは異なっていることを特徴とする
    請求項16記載の符号化方式。
  18. 前記符号化された複数の第1のビットブロックのデータは、少なくとも2つのOFDMシンボルへと写像されることを特徴とする
    請求項17記載の符号化方式。
  19. 前記符号化された第2のビットブロックのデータ量は、一つのOFDMシンボルへと写像されるデータの量とは異なっていることを特徴とする
    請求項16〜18のいずれか一項記載の符号化方式。
  20. さらに、前記第2のコード体系への入力として適切となるよう、前記第2のビットブロックにビットのパディングを行うことを含む
    請求項1〜19のいずれか一項記載の符号化方式。
  21. さらに、前記符号化された第2のビットブロックから、前記パディングビットの符号化から生じた少なくともいくつかの0であるビットを取り除くことを含む
    請求項20記載の符号化方式。
  22. さらに、前記符号化された第2のビットブロックから、前記パディングビットの符号化から生じたすべての0であるビットを取り除くことを含む
    請求項21記載の符号化方式。
  23. 前記第1のコード体系と前記第2のコード体系とは、その入力データブロックのサイズおよび/または出力データブロックのサイズに関して、異なっていることを特徴とする
    請求項1〜22のいずれか一項記載の符号化方式。
  24. 第1のコーディングブロックビット数および第1のコード体系を選択するよう構成された第1の選択回路、と、
    前記ビット列から、複数の第1のビットブロックと、一つの第2のビットブロックとを生成する細分回路、ここにおいて、前記複数の第1のビットブロックは、前記複数の第1のビットブロックの各々が前記第1のコーディングブロックビット数のビットを含み、前記ビット列のうちで前記複数の第1のビットブロックに含まれない残りのビットの数が前記第1のコーディングブロックビット数よりも小さくなるように生成され、前記第2のビットブロックは、前記ビット列の前記残りのビットをグループ化することにより、前記第1のコーディングブロックビット数よりも少数のビットを含むように生成される、と、
    記第2のビットブロック用の第2のコード体系を選択するよう構成された第2の選択回路と、
    前記第1のコード体系を用いて前記複数の第1のビットブロックを符号化するとともに前記第2のコード体系を用いて前記第2のビットブロックを符号化するよう構成された処理回路とを備え
    前記第1のコード体系はプロダクトコードであることを特徴とする
    ビット列を符号化する符号化回路。
  25. コンピュータによって実行されたときに、このコンピュータに、ビット列を符号化する方法を行わせるコンピュータプログラムであって、この符号化方法は、
    第1のコーディングブロックビット数および第1のコード体系を選択することと、
    前記ビット列から、複数の第1のビットブロックを生成すること、ここにおいて、前記複数の第1のビットブロックの各々が前記第1のコーディングブロックビット数のビットを含み、前記ビット列のうちで前記複数の第1のビットブロックに含まれない残りのビットの数が前記第1のコーディングブロックビット数よりも小さくなるように、前記複数の第1のビットブロックが生成される、と、
    前記ビット列の前記残りのビットをグループ化して、前記第1のコーディングブロックビット数よりも少数のビットを含む一つの第2のビットブロックを生成することと、
    記第2のビットブロック用の第2のコード体系を選択することと、
    前記第1のコード体系を用いて前記複数の第1のビットブロックを符号化するとともに前記第2のコード体系を用いて前記第2のビットブロックを符号化することとを含み、
    前記第1のコード体系はプロダクトコードであることを特徴とする
    コンピュータプログラム。
JP2010524823A 2007-09-14 2008-09-12 ビット列の符号化方式および符号化回路 Expired - Fee Related JP5453268B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US97243007P 2007-09-14 2007-09-14
US60/972,430 2007-09-14
PCT/SG2008/000345 WO2009035418A1 (en) 2007-09-14 2008-09-12 Method for encoding a bit sequence and encoding circuit

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010539787A JP2010539787A (ja) 2010-12-16
JP2010539787A5 JP2010539787A5 (ja) 2013-06-20
JP5453268B2 true JP5453268B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=40452268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010524823A Expired - Fee Related JP5453268B2 (ja) 2007-09-14 2008-09-12 ビット列の符号化方式および符号化回路

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20110194641A1 (ja)
EP (1) EP2188898A4 (ja)
JP (1) JP5453268B2 (ja)
CN (1) CN101803207B (ja)
TW (1) TWI469535B (ja)
WO (1) WO2009035418A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9706599B1 (en) 2009-07-23 2017-07-11 Marvell International Ltd. Long wireless local area network (WLAN) packets with midambles
EP3588822B1 (en) 2009-07-29 2023-11-15 Marvell Asia Pte, Ltd. Methods and apparatus for wlan transmission
US8509329B2 (en) * 2009-11-06 2013-08-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Data receiving apparatus for receiving data frame using constellation mapping scheme and data transmission apparatus for transmitting the date frame
WO2011159805A2 (en) * 2010-06-15 2011-12-22 Fusion-Io, Inc. Apparatus, system, and method for providing error correction
JP2013542533A (ja) * 2010-10-27 2013-11-21 エルエスアイ コーポレーション フラッシュメモリベースのデータ記憶のための順応ecc技術
WO2015187720A2 (en) 2014-06-02 2015-12-10 Marvell Semiconductor, Inc. High efficiency orthogonal frequency division multiplexing (ofdm) physical layer (phy)
WO2015191901A1 (en) 2014-06-11 2015-12-17 Marvell Semiconductor, Inc. Compressed ofdm symbols in a wireless communication system
WO2018129734A1 (en) * 2017-01-16 2018-07-19 Qualcomm Incorporated Dynamic frozen polar codes
CN108631918B (zh) * 2017-03-24 2021-02-26 华为技术有限公司 数据传输的方法和装置
EP3635926B1 (en) 2017-06-09 2024-03-27 Marvell World Trade Ltd. Packets with midambles having compressed ofdm symbols
EP3685543A1 (en) 2017-09-22 2020-07-29 NXP USA, Inc. Determining number of midambles in a packet
KR102092476B1 (ko) * 2018-10-26 2020-03-23 고려대학교 산학협력단 블록 터보 부호의 신드롬 기반 복호 방법 및 장치

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05250814A (ja) * 1992-03-06 1993-09-28 Mitsubishi Electric Corp ディジタル磁気記録再生装置
JP3645027B2 (ja) * 1995-09-20 2005-05-11 松下電器産業株式会社 可変長データ送受信装置
JP3634082B2 (ja) * 1996-08-29 2005-03-30 富士通株式会社 送信装置および受信装置
JP3179060B2 (ja) * 1997-06-19 2001-06-25 株式会社東芝 情報データ多重化伝送システムとその多重化装置及び分離装置
JP3740256B2 (ja) * 1997-08-19 2006-02-01 キヤノン株式会社 誤り訂正符号復号化装置及び誤り訂正符号復号化方法
US6523147B1 (en) * 1999-11-11 2003-02-18 Ibiquity Digital Corporation Method and apparatus for forward error correction coding for an AM in-band on-channel digital audio broadcasting system
DE10109338A1 (de) * 2001-02-27 2002-09-05 Siemens Ag Verfahren zur Übertragung einer Bitfolge über einen Funkkanal
US9270410B2 (en) * 2002-04-22 2016-02-23 Texas Instruments Incorporated MIMO PGRC system and method
JP3935065B2 (ja) * 2002-12-16 2007-06-20 日本放送協会 ターボ積符号符号化装置、ターボ積符号符号化方法、ターボ積符号符号化プログラムおよびターボ積符号復号装置、ターボ積符号復号方法、ターボ積符号復号プログラム
EP1593225B1 (en) * 2003-02-13 2007-04-25 NTT DoCoMo, Inc. Differential multiple-length transmit and reception diversity
JP2005142812A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誤り訂正方法、誤り訂正回路、および情報再生装置
JP4166742B2 (ja) * 2004-09-22 2008-10-15 株式会社東芝 無線通信装置およびそのインタリーブ方法ならびにデインタリーブ方法
WO2006075382A1 (ja) * 2005-01-14 2006-07-20 Fujitsu Limited 符号化方法、復号方法及びそれらの装置
JP4434155B2 (ja) * 2006-02-08 2010-03-17 ソニー株式会社 符号化方法、符号化プログラムおよび符号化装置
PL2080271T3 (pl) * 2006-10-04 2012-10-31 Google Technology Holdings LLC Sposób i urządzenie do kodowania i dekodowania danych

Also Published As

Publication number Publication date
TWI469535B (zh) 2015-01-11
EP2188898A4 (en) 2011-11-02
CN101803207B (zh) 2014-02-19
TW200926614A (en) 2009-06-16
JP2010539787A (ja) 2010-12-16
WO2009035418A1 (en) 2009-03-19
CN101803207A (zh) 2010-08-11
US20110194641A1 (en) 2011-08-11
EP2188898A1 (en) 2010-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5453268B2 (ja) ビット列の符号化方式および符号化回路
JP5791161B2 (ja) 環状バッファにリダンダンシバージョンを割当てる方法
KR102206307B1 (ko) 폴라 코드를 사용하여 데이터를 인코딩하는 방법 및 장치
JP2010539787A5 (ja)
CA3028013C (en) Systems and methods for piece-wise rate matching when using polar codes
JP4723089B2 (ja) 線形合同シーケンスを使用するターボコードインタリーバ
CN109196800A (zh) 一般化极化码构建
JP3359913B1 (ja) 移動通信システムの直列鎖状コンボルーション符号化器に使用するためのインタリーバ及びそのインタリービング方法
CN101553990B (zh) Turbo码交织器尺寸的确定
JP5679059B2 (ja) 無線送受信装置、通信システム及びそれらに用いるチャネルコーディング処理方法
CN110430010A (zh) 信息处理的方法、设备和通信系统
JP2020529806A (ja) データ符号化方法及び装置、記憶媒体、並びにプロセッサ
CN110663189B (zh) 用于极化编码的方法和装置
KR100963463B1 (ko) 낮은 프레임 에러 레이트를 위한 개선된 터보 코드인터리버
CN101151806B (zh) 利用映射函数周期性的存储器有效的交织/去交织
JP2003179528A (ja) インタリーバ・パターンの修正
US9356734B2 (en) Transmitter, receiver, and signal processing method thereof
CN111386664B (zh) 极化编码方法及装置
JP4909498B2 (ja) インターリーブパラメータ演算方法/プログラム/プログラム記録媒体/装置、携帯電話機
KR20090064709A (ko) Ldpc 부호의 패리티 검사 행렬 생성 장치 및 그방법과, 그를 이용한 ldpc 부/복호화 장치
CN111277830B (zh) 一种编码方法、解码方法及装置
KR20120071511A (ko) 이동통신 시스템의 데이터 레이트 매칭 방법 및 장치
JP6771184B2 (ja) 符号化装置、符号化方法及びプログラム
WO2018201377A1 (en) A unified error correction and error detection code generator
WO2019029397A1 (zh) 一种交织方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110908

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20130430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees