JP5452543B2 - 制御回路、及び制御方法 - Google Patents
制御回路、及び制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5452543B2 JP5452543B2 JP2011102388A JP2011102388A JP5452543B2 JP 5452543 B2 JP5452543 B2 JP 5452543B2 JP 2011102388 A JP2011102388 A JP 2011102388A JP 2011102388 A JP2011102388 A JP 2011102388A JP 5452543 B2 JP5452543 B2 JP 5452543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- switch
- lamp
- generator
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B39/00—Circuit arrangements or apparatus for operating incandescent light sources
- H05B39/04—Controlling
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/14—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
- H02J7/1469—Regulation of the charging current or voltage otherwise than by variation of field
- H02J7/1492—Regulation of the charging current or voltage otherwise than by variation of field by means of controlling devices between the generator output and the battery
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B39/00—Circuit arrangements or apparatus for operating incandescent light sources
- H05B39/04—Controlling
- H05B39/08—Controlling by shifting phase of trigger voltage applied to gas-filled controlling tubes also in controlled semiconductor devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
図13に示すランプ点灯・バッテリ充電装置900において、制御回路911は、発電機902、ランプ905、バッテリ903、DC負荷904に接続されている。制御回路911は、発電機902から出力された交流電圧VAをサイリスタSCR1で半波整流した出力電圧VOに変換して、バッテリ903と車体負荷(ランプ負荷、及び各種電装負荷)であるDC負荷904に供給する。また、制御回路911は、サイリスタSCR1、サイリスタSCR2、バッテリ電圧検出回路906、ランプ電圧検出回路912を備えている。
なお、サイリスタSCR1のゲート端子は、バッテリ電圧検出回路906により検出された電圧に基づき制御されている。また、サイリスタSCR2のゲート端子は、ランプ電圧検出回路912により検出された電圧に基づき制御されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1に記載の従来技術では発電機902が回転していない場合に、ランプ905を点灯させることができなかった。
図1に示すように、ランプ点灯・バッテリ充電装置1は、発電機10、制御回路20、バッテリ50により構成されている。また、制御回路20は、ランプ60、負荷30、ヒューズ40に接続されている。また、制御回路20は、第1サイリスタ21、第2サイリスタ23、第1ゲート制御回路22、第2ゲート制御回路24、スイッチ25、スイッチ制御回路26を備えている。
ランプ60は、例えば、車両のヘッドライトである。ランプ60の一方端は、制御回路20に接続され、他方端は、接地されている。
負荷30は、車両の各種電装回路である。負荷30の一方端は、制御回路20に接続され、他方端は、接地されている。
ヒューズ40は、バッテリ50の保護をする。ヒューズ40の一方端は、制御回路20に接続され、他方端は、バッテリ50の正極端子に接続されている。
バッテリ50は、充電式の電池である。バッテリ50の正極端子は、ヒューズ40の他方端に接続され、負極端子は、接地されている。
これにより、第1サイリスタ21は発電機10が出力する交流電圧VAを第1ゲート制御回路22の制御に基づき半波整流し、一点破線71のように、半波整流した出力電圧VOを負荷30、ヒューズ40に供給する。
これにより、第2サイリスタ23は、発電機10が出力する交流電圧VAを第2ゲート制御回路24の制御に基づき半波整流し、一点破線72のように、半波整流した出力電圧をランプ60に供給する。
これにより、第1ゲート制御回路22は、発電機10の交流電流VAを検出し、バッテリ50への過充電を防止するように第1サイリスタ21のオン状態とオフ状態を制御する。
これにより、第2ゲート制御回路24は、ランプ60通電時の実効電圧が制限値(例えば−12[V])以上(負側に大)になったことを検出した場合、ランプ60を保護するために第2サイリスタ23のオフを維持する制御を行う。
これにより、スイッチ25は、スイッチ制御回路26の制御に基づき、バッテリ50に充電されている電圧を、一点破線73のように、ランプ60に供給する。
これにより、スイッチ制御回路26は、発電機10の交流電圧VAを検出し、検出した交流電圧のレベルと周期に基づき、後述するようにスイッチ25の制御信号を生成する。スイッチ制御回路26は、生成したスイッチ25の制御信号により、スイッチ25の制御を行う。
図2は、本実施形態に係るスイッチ制御回路のブロック図である。
電圧変換回路26−2は、分圧回路26−1で分圧された電圧VRを、その実効値を表す電圧VR’に変換し、変換した電圧VR’を差動回路26−4の一方の入力端子に出力する。この電圧VR’は、ランプ60に供給される電圧VGの検出値として取り扱われる。
基準電圧発生回路26−3は、負荷30とバッテリ50に電力を供給するための目標電圧VTを発生させ、発生させた目標電圧VTを 差動回路26−4の他方の入力端子に出力する。
差動回路26−4は、電圧VR’と目標電圧VTとの差分電圧VD(=VR’−VT)を生成し、生成した差分電圧VDを増幅回路26−5に出力する。
増幅回路26−5は、差分電圧VDを増幅した差分電圧VD’を比較回路26−7の一方の端子に出力する。
三角波発生回路26−6は、発電機10から出力された交流電圧VAの各周期に対応したピーク電圧一定の三角波電圧VBを生成し、生成した三角波電圧VBを比較回路26−7の他方の端子に出力する。
比較回路26−7は、差分電圧VD’と三角波電圧VBとを比較し、この比較の結果に基づきスイッチ25の導通タイミングを規定する制御信号bを生成する。
図3A〜図3Cは、増幅回路26−5の増幅度である倍率係数Mを「1」及び「2」とした場合の三角波電圧VBと差分電圧VD’(=VD)との相対的な開係を説明する図である。図3Aにおいて、倍率係数Mを「1」に設定した場合、区間W1は、三角波電圧VBが差分電圧VD’を上回る期間、すなわちスイッチ25がオン状態に制御される期間を示す。また、図3Bは、倍率係数Mを「2」に設定した場合の三角波電圧VBと差分電圧VD’(=2×VD)との相対的な関係を示している。図3Bに示すように倍率係数Mを「2」に設定して差分電圧VDを2倍に増幅すると、図3Aに示す区間W1と比較して、スイッチ25のオン状態に対応する区間W2の変動量(VD’の変動量)が2倍になり、これにより、ランプ60に供給される電圧VGの変動量に対して制御信号bの応答量(感度)が2倍になる。
まず、時刻t1〜t3の期間について説明する。時刻t1〜t3の期間、発電機10は回転していない状態である。
図4(a)に示すように、発電機10が回転していないため、交流電圧VAは、0[V]である。
図4(b)に示すように、発電機10が回転していないため、交流電圧VAが0[V]であるので、第2ゲート制御信号dはローレベルである。
図4(c)に示すように、第2サイリスタ23が半波整流した後の波形も0[V]である。
図4(d)に示すように、三角波発生回路26−6の出力電圧も0[V]であり、増幅回路26−5の出力電圧も0である。
図4(e)に示すように、スイッチ制御回路26の制御信号bは、ハイレベル(H)である。
図4(f)に示すように、制御信号bがハイレベルのため、スイッチ25がオン状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、バッテリ50の電圧VEである。
図4(a)に示すように、交流電圧VAの最大値は、時刻t3〜t6の期間、正電圧側にV2[V]であり、時刻t6〜t8の期間、負電圧側にV2[V]である。
図4(b)に示すように、時刻t3〜t6の期間、交流電圧VAが正電圧のため第2ゲート制御回路24の制御信号dは、ローレベルである。また、時刻t6〜t8の期間、交流電圧VAが負電圧のため第2ゲート制御回路24の制御信号dは、ハイレベルである。
図4(c)に示すように、第2サイリスタ23が半波整流した後の波形は、時刻t6〜t8の期間、負電圧側に、V2[V]のピーク電圧値を有する。
図4(d)に示すように、三角波発生回路26−6の出力電圧は、交流電圧VAの正相のサイクル期間に対応し、交流電圧VAが負電圧から正電圧に転じる時点を起点として0[V]から一定の傾きで増加し、交流電圧VAが正電圧から負電圧に転じる時点で0[V]となる三角波の波形を有する。増幅回路26−5の出力電圧VD’は、時刻t3〜t4の期間、三角波VBより高い電圧レベルである。また、増幅回路26−5の出力電圧VD’は、時刻t4〜t6の期間、三角波電圧VBより低い電圧レベルである。このため、ランプ60にバッテリ50を供給する制御信号の幅(図6で説明した制御幅)Wは、時刻t3〜t8の期間である。
図4(f)に示すように、時刻t3〜t4の期間、制御信号bがローレベルのためスイッチ25がオフ状態であるので、ランプ60に供給される電圧は、交流電圧VAを半波整流した出力電圧であるため0[V]である。時刻t4〜t6の期間、制御信号bがハイレベルのためスイッチ25がオン状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、バッテリ50の電圧VEである。時刻t6〜t8の期間、制御信号bがローレベルのためスイッチ25がオフ状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、交流電圧VAを半波整流した出力電圧であるため負電圧側にピーク電圧値V2[V]を有する。
そして、発電機10の回転数が低い場合、スイッチ制御回路26は、交流電圧VAが正電圧側の期間、ランプ60にバッテリ50の電圧を供給し、交流電圧VAが負電圧側の期間、ランプ60に第2サイリスタ23により半波整流された発電機10からの負電圧側の電圧を供給するように制御する。
まず、時刻t11〜t16の期間について説明する。時刻t11〜t16の期間、発電機10は低速で回転している状態である。なお、回転数は、例えば、数百[rpm]である。
図5(a)に示すように、交流電圧VAの最大値は、時刻t11〜t14の期間、正電圧側にV3[V]であり、時刻t14〜t16の期間、負電圧側にV3[V]である。なお、電圧値V3は、図4(a)の電圧値V2より大きく、周期t2=t16−t11は、図4(a)の周期t1=t8−t4より短いものとする。
図5(b)に示すように、時刻t11〜t14の期間、交流電圧VAが正電圧のため第2ゲート制御回路24の制御信号dは、ローレベルである。また、時刻t14〜t16の期間、交流電圧VAが負電圧のため第2ゲート制御回路24の制御信号dは、ハイレベルである。
図5(c)に示すように、三角波発生回路26−6の出力電圧は、交流電圧VAの正相のサイクル期間に対応し、交流電圧VAが負電圧から正電圧に転じる時点を起点として0[V]から一定の傾きで増加し、交流電圧VAが正電圧から負電圧に転じる時点で0[V]となる三角波の波形を有する。増幅回路26−5の出力電圧VD’は、時刻t11〜t12の期間、三角波VBより高い電圧レベルである。また、増幅回路26−5の出力電圧VD’は、時刻t14〜t16の期間、0[V]より高い電圧レベルである。また、増幅回路26−5の出力電圧VD’は、時刻t12〜t14の期間、三角波電圧VBより低い電圧レベルである。
図5(e)に示すように、時刻t11〜t12の期間、制御信号bがローレベルのためスイッチ25がオフ状態であるので、ランプ60に供給される電圧は、交流電圧VAを半波整流した出力電圧であるため0[V]である。時刻t12〜t14の期間、制御信号bがハイレベルのためスイッチ25がオン状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、バッテリ50の電圧VEである。時刻t14〜t16の期間、制御信号bがローレベルのためスイッチ25がオフ状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、交流電圧VAを半波整流した出力電圧であるため負電圧側にピーク電圧値V3[V]を有する。また、バッテリ電圧VEがランプ60に供給される期間は、時刻t12〜t14であり、図4(f)の時刻t4〜t6の期間よりも短い。
図5(a)に示すように、交流電圧VAの最大値は、時刻t16〜t19の期間、正電圧側にV4[V]であり、時刻t19〜t21の期間、負電圧側にV4[V]である。なお、電圧値V4は、電圧値V3より大きく、周期t3=t21−t16は、周期t2=t16−t11より短いものとする。
図5(b)に示すように、時刻t16〜t19の期間、交流電圧VAが正電圧のため第2ゲート制御回路24の制御信号dは、ローレベルである。また、時刻t19〜t21の期間、交流電圧VAが負電圧のため第2ゲート制御回路24の制御信号dは、ハイレベルである。
図5(c)に示すように、三角波発生回路26−6の出力電圧は、交流電圧VAの正相のサイクル期間に対応し、交流電圧VAが負電圧から正電圧に転じる時点を起点として0[V]から一定の傾きで増加し、交流電圧VAが正電圧から負電圧に転じる時点で0[V]となる三角波の波形を有する。増幅回路26−5の出力電圧VD’は、時刻t16〜t18の期間、三角波VBより高い電圧レベルである。また、増幅回路26−5の出力電圧VD’は、時刻t19〜t21の期間、0[V]よりも高い電圧レベルである。また、増幅回路26−5の出力電圧VD’は、時刻t18〜t19の期間、三角波電圧VBより低い電圧レベルである。
図5(e)に示すように、時刻t16〜t18の期間、制御信号bがローレベルのためスイッチ25がオフ状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、交流電圧VAを半波整流した出力電圧であるため0[V]である。時刻t18〜t19の期間、制御信号bがハイレベルのためスイッチ25がオン状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、バッテリ50の電圧VEである。時刻t19〜t21の期間、制御信号bがローレベルのためスイッチ25がオフ状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、交流電圧VAを半波整流した出力電圧であるため負電圧側にピーク電圧値V4[V]を有する。このため、ランプ60にバッテリ50を供給する制御信号の幅Wは、時刻t18〜t19の期間である。
なお、回転数は、例えば、2000[rpm」である。
図6(a)に示すように、交流電圧VAの最大値は、時刻t31〜t33の期間、及び時刻t33〜t34の期間、正電圧側にV5[V]であり、時刻t33〜t35の期間、及び時刻t34〜t35の期間、負電圧側にV5[V]である。なお、電圧値V5は、図5(a)の電圧値V4より大きく、周期t4=t33−t31は、図5(a)の周期t3=t21−16より短いものとする。
図6(b)に示すように、時刻t31〜t32、及び時刻t33〜t34の期間、交流電圧VAが正電圧のため第2ゲート制御回路24の制御信号dは、ローレベルである。また、時刻t32〜t33、及び時刻t34〜t35の期間、交流電圧VAが負電圧のため第2ゲート制御回路24の制御信号dは、ハイレベルである。
図6(e)に示すように、時刻t31〜t32の期間、及び時刻t33〜t34の期間、制御信号bがローレベルのためスイッチ25がオフ状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、交流電圧VAを半波整流した出力電圧であるため0[V]である。時刻t32〜t33の期間、及び時刻t34〜t35の期間、制御信号bがローレベルのためスイッチ25がオフ状態であるので、ランプ60に供給される電圧VGは、交流電圧VAを半波整流した出力電圧であるため負電圧側にピーク電圧値V5[V]を有する。
なお、基準電圧発生回路26−3の基準電圧値、増幅回路26−5の増幅率は、発電機10の回転数に基づき、加算するバッテリ電圧の電圧レベルと発電機10の交流電圧レベルに応じて、予め設計時に実験等により設定するようにしてもよい。
図7(a)は、交流電流VAと方形波Sの波形図であり、図7(b)は、三角波電圧VBの生成を説明する図である。
一般には発電機10が出力する交流電圧の周波数は急激に変化しないので、1サイクル前の波形と現在のサイクルの波形はほとんど同じと考えることができる。例えば、図7において、波形2が現在のサイクルの波形だとすれば、波形2の半周期T2と、その1サイクル前の波形1の半周期T1とはほとんど同じである。
(手順1)図7(a)に示すように、波形1のサイクルにおいて、発電機10が出力する交流電圧VAから方形波Sを生成する。この波形1に対応する方形波Sの半周期は、波形1のサイクルにおける交流電圧VAの半周期T1と一致する。
(手順2)続いて、方形波Sの半周期T1の時間をカウントする。
(手順3)続いて、半周期T1の時間のカウント数を所定の分解能nで除算して、時間t1(=T1/n)を得る。ここで、分解能nは、三角波電圧VBのスロープの滑らかさを規定する量であり、分解能nが高い程、三角波電圧VBのスロープが滑らかになる。
(手順4)続いて、三角波電圧VBのピーク電圧Vpを所定の分解能nで除算して、電圧v1(=Vp/n)を得る。
(手順5)続いて、図7(b)に示すように、次のサイクルの波形2の立ち上がりタイミング(T2をカウントし始めるタイミング)で、上記電圧v1だけ三角波電圧VBを上昇させ、この三角波電圧VBを上記時間t1の間だけ維持する。
以上の手順により、1サイクル前の交流電圧VAの波形を用いて、交流電圧VAの各周期に対応した三角波電圧であって、ピーク電圧Vpが一定の電圧波形を生成する。
図8は、本実施形態に係る回転数が数百回転時のランプ電圧と、発電機の交流電圧の波形図である。図9は、本実施形態に係る回転数が約1000回転時のランプ電圧と、発電機の交流電圧の波形図である。図10は、本実施形態に係る回転数が約2000回転時のランプ電圧と、発電機の交流電圧の波形図である。
図8〜図10において、横軸は時間を表し、縦軸は電圧レベルを表している。また、図8〜図10において、波形S301、311、321は、ランプ60の電圧波形であり、波形302、312、322は、発電機10の交流電圧の波形である。なお、図8〜図10において、ランプ60の電圧波形は、発電機10の交流電圧の表示レンジの半分である。
図8に示すように、発電機10の回転数が数百回転の場合、図4で説明したように、ランプ60に供給される電圧波形301は、交流電圧の正電圧時に、バッテリ電圧が供給されている。なお、発電機10の交流波形302が、図4と異なり正電圧時にバッテリ電圧が供給されている波形になっているのは、バッテリなどの負荷の影響である。
図9に示すように、発電機10の回転数が約1000回転の場合、図5で説明したように、ランプ60に供給される電圧波形311は、交流電圧の正電圧時に、バッテリ電圧の幅が調整されている。なお、発電機10の交流波形312が、図5と異なり正電圧時にバッテリ電圧が供給されている波形になっているのは、バッテリなどの負荷の影響である。
図10に示すように、発電機10の回転数が約2000回転の場合、図6で説明したように、ランプ60に供給される電圧波形321は、交流電圧の正電圧時に、バッテリ電圧が供給されていず、発電機10の交流電圧の負電圧側のみである。なお、発電機10の交流波形322が、図6と異なり正電圧時にパルス状の波形が供給されている波形になっているのは、バッテリなどの負荷の影響である。
図11に示すように、第1ゲート制御回路22は、分圧回路410、電圧変換回路420、基準電圧発生回路430、差動回路440、増幅回路450、三角波発生回路460、比較回路470を備えている。
電圧変換回路420は、分圧回路410で分圧された電圧VRを、その実効値を表す電圧VR’に変換し、変換した電圧VR’を差動回路440の一方の入力端子に出力する。この電圧VR’は、出力電圧VOの検出値として取り扱われる。
基準電圧発生回路430は、負荷30とバッテリ50に電力を供給するための目標電圧VTを発生させ、発生させた目標電圧VTを 差動回路440の他方の入力端子に出力する。
差動回路440は、電圧VR’と目標電圧VTとの差分電圧VD(=VR’−VT)を生成し、生成した差分電圧VDを増幅回路450に出力する。
増幅回路450は、差分電圧VDを増幅した差分電圧VD’を比較回路470の一方の端子に出力する。
比較回路470は、差分電圧VD’と三角波電圧VBとを比較し、この比較の結果に基づき第1サイリスタ21の導通タイミングを規定する制御信号cを生成する。
第1ゲート制御回路22内の差動回路440では、基準電圧発生回路430で発生された目標電圧VTと、電圧変換回路420から出力された電圧VR’とを入力し、これらの差分電圧VDを生成する。増幅回路450は差分電圧VDをM倍に増幅して、比較回路470に電圧VD’(=M×VD)を供給する。
図6で説明したように、発電機10の周期が予め定められた周期より高くなった場合、スイッチ制御回路26により、交流電圧VAの正電圧側の期間、バッテリ50の電圧が供給されなくなる。そして、発電機10の周期が予め定められた周期より高くなった場合、交流電圧VAの負電圧側の期間、ランプ60に供給される電圧は、第1ゲート制御回路22及び第2ゲート制御回路24により第1サイリスタ21及び第2サイリスタ23による電圧の位相が制御されることにより、ランプ60に供給される電圧の実効値の変動を防ぐことができる。
そして、スイッチ制御回路26は、バッテリ50が外れたことを検出した後、スイッチ25をオン状態に制御することで、バッテリ50外れによる急激な電圧のピークをランプ60に強制的に供給することで、急激な電圧のピークが負荷30に供給されることを防ぐことができる。
さらに、ランプ60は、正電圧側の期間、交流電圧の周期に応じた期間だけバッテリ50により点灯し、交流電圧の負電圧側の期間、交流電圧により点灯している。仮に、ランプ60を制御回路20の出力側に接続した場合、発電器10が回転してない場合にもランプ60を点灯させることができるが、バッテリの消費電力が大きい。一方、本実施形態によれば、スイッチ25を介して正側の期間、周期に合わせてバッテリ50の電圧をランプ60に供給しているので、バッテリ50のみでランプ60を点灯させる場合と比較して、バッテリ50のランプ60による消費電力を軽減する効果もある。
また、本実施形態では、発電機10から出力される交流電力の正相成分についてのみ第1サイリスタ21を介して負荷に電力を供給し、交流電力の負相成分についてのみ第2サイリスタ23を介してランプ60に供給するものとし、発電機10の出力を半波整流する場合を説明した。しかしながら、これに限定されることなく、発電機10から出力された交流電力の負相成分について同様に半波整流することにより、全波整流するように構成することもできる。また、発電機10から出力される交流電力の負相成分についてのみ第1サイリスタ21を介して負荷に電力を供給し、交流電力の正相成分についてのみ第2サイリスタ23を介してランプ60に供給するものとし、発電機10の出力を半波整流するようにしてもよい。また、本実施形態では、単相の交流電力を変換するものとしたが、多相の交流電力に対しても適用することができる。
20・・・制御回路、21・・・第1サイリスタ、23・・・第2サイリスタ、
22・・・第1ゲート制御回路、24・・・第2ゲート制御回路、
25・・・スイッチ、26・・・スイッチ制御回路、30・・・負荷、
40・・・ヒューズ、50・・・バッテリ、60・・・ランプ
Claims (6)
- 発電機から出力された交流電圧を整流してバッテリの充電とランプの点灯を制御する制御回路であって、
前記発電機の出力部と前記バッテリとの間に接続される第1のスイッチと、
前記発電機の出力と前記ランプとの間に接続される第2のスイッチと、
前記第1のスイッチと前記バッテリとの接続点、および前記第2のスイッチと前記ランプとの接続点の間に接続される第3のスイッチと、
を備え、
前記第1のスイッチは、
前記交流電圧の一方の相の電圧を前記バッテリに供給し、
前記第2のスイッチは、
前記交流電圧の他方の相の電圧を前記ランプに供給し、
前記第3のスイッチは、
前記発電機から前記一方の相の電圧が出力される期間において前記バッテリの電圧を前記ランプに供給する
ことを特徴とする制御回路。 - 前記交流電圧の周期が短いほど前記バッテリの電圧を前記ランプに供給する期間を短くするように制御するスイッチ制御部
を備えることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。 - 前記スイッチ制御部は、
前記発電機から交流電圧が出力されていない場合、前記第3のスイッチをオン状態にして前記バッテリの電圧を前記ランプに供給するように制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の制御回路。 - 前記スイッチ制御部は、
前記発電機から出力された交流電圧の各周期に対応したピーク電圧一定の三角波電圧を発生する三角波発生回路と、
前記負荷に印加される出力電圧の実効値電圧の信号を生成する電圧変換回路と、
前記負荷に印加される実効値電圧と所定の目標電圧との差分電圧に基づき、前記スイッチの導通状態を制御するための第1の電圧信号を生成する差動増幅回路と、
前記第1の電圧信号と前記三角波電圧とを比較し、前記スイッチの導通状態を制御する比較回路と、
を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の制御回路。 - 前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチがサイリスタ素子であり、
前記第3のスイッチが電界効果トランジスタである
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の制御回路。 - 発電機から出力された交流電圧を整流してバッテリの充電とランプの点灯を制御する制御回路の制御方法であって、
前記発電機の出力部と前記バッテリとの間に接続される第1のスイッチを介して、前記交流電圧の一方の相の電圧を前記バッテリに供給する手順と、
前記発電機の出力と前記ランプとの間に接続される第2のスイッチを介して、前記交流電圧の他方の相の電圧を前記ランプに供給する手順と、
前記第1のスイッチと前記バッテリとの接続点、および前記第2のスイッチと前記ランプとの接続点の間に接続される第3のスイッチを、前記発電機から前記一方の相の電圧が出力される期間において前記バッテリの電圧を前記ランプに供給するように制御する手順と、
を含むことを特徴とする制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011102388A JP5452543B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 制御回路、及び制御方法 |
PCT/JP2012/060252 WO2012147552A1 (ja) | 2011-04-28 | 2012-04-16 | 制御回路、及び制御方法 |
TW101113450A TWI459860B (zh) | 2011-04-28 | 2012-04-16 | 控制電路、及控制方法 |
EP12777101.2A EP2665345B1 (en) | 2011-04-28 | 2012-04-16 | Control circuit and control method |
CN201280010914.5A CN103959906B (zh) | 2011-04-28 | 2012-04-16 | 控制电路以及控制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011102388A JP5452543B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 制御回路、及び制御方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012234705A JP2012234705A (ja) | 2012-11-29 |
JP2012234705A5 JP2012234705A5 (ja) | 2013-01-31 |
JP5452543B2 true JP5452543B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=47072074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011102388A Active JP5452543B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 制御回路、及び制御方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2665345B1 (ja) |
JP (1) | JP5452543B2 (ja) |
CN (1) | CN103959906B (ja) |
TW (1) | TWI459860B (ja) |
WO (1) | WO2012147552A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014087247A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | バッテリ充電装置、及び制御方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014061127A1 (ja) * | 2012-10-18 | 2014-04-24 | 新電元工業株式会社 | Ledランプ点灯制御回路、および、ledランプ点灯制御方法 |
JP5975865B2 (ja) * | 2012-12-19 | 2016-08-23 | 新電元工業株式会社 | バッテリ充電装置、及び制御方法 |
JP6269336B2 (ja) * | 2014-06-13 | 2018-01-31 | スズキ株式会社 | 車両用電力供給システム |
CN104571247B (zh) * | 2015-01-09 | 2016-04-06 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 汽车发电机的电压调节模块及电压调节电路 |
CN104571248B (zh) * | 2015-01-09 | 2016-03-30 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 汽车发电机的电压调节模块及电压调节电路 |
JP6290511B2 (ja) * | 2015-05-22 | 2018-03-07 | 新電元工業株式会社 | 車両用ledランプ点灯回路、車両用ledランプ点灯装置、および車両用ledランプ点灯回路の制御方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0936720B1 (en) * | 1998-02-12 | 2007-04-18 | Mitsuba Corporation Co., Ltd. | Lamp lighting and battery charging control system for a vehicle |
JP2001130314A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-05-15 | Miyata Ind Co Ltd | 自転車用照明制御装置 |
JP4480817B2 (ja) | 1999-09-22 | 2010-06-16 | 株式会社ミツバ | ランプ点灯制御回路 |
CN100477876C (zh) * | 2001-02-16 | 2009-04-08 | 株式会社美姿把 | 灯点亮控制电路 |
JP2003212172A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-30 | Tsugunori Toyoda | 自転車用点灯照明装置 |
JP2006103646A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Masashi Watanabe | 無電池式照度維持電源回路 |
JP2009218084A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Kuroi Electric Co Ltd | 誘導灯装置 |
-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011102388A patent/JP5452543B2/ja active Active
-
2012
- 2012-04-16 CN CN201280010914.5A patent/CN103959906B/zh active Active
- 2012-04-16 TW TW101113450A patent/TWI459860B/zh active
- 2012-04-16 WO PCT/JP2012/060252 patent/WO2012147552A1/ja active Application Filing
- 2012-04-16 EP EP12777101.2A patent/EP2665345B1/en active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014087247A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | バッテリ充電装置、及び制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2665345A1 (en) | 2013-11-20 |
JP2012234705A (ja) | 2012-11-29 |
TW201247028A (en) | 2012-11-16 |
CN103959906B (zh) | 2016-04-13 |
EP2665345B1 (en) | 2019-08-07 |
EP2665345A4 (en) | 2014-11-26 |
CN103959906A (zh) | 2014-07-30 |
TWI459860B (zh) | 2014-11-01 |
WO2012147552A1 (ja) | 2012-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5452543B2 (ja) | 制御回路、及び制御方法 | |
TWI566506B (zh) | 具有改良的功率因數和降低的能量儲存之升壓轉換器的前饋系統和方法 | |
JP4718598B2 (ja) | 電力変換装置及び方法並びに三角波発生回路 | |
US10536082B2 (en) | Power supply device, semiconductor integrated circuit, and method for suppressing ripple component | |
US20130313991A1 (en) | Flicker-free linear led driver circuit with high power factor | |
US20120195073A1 (en) | Control device, control method, and power supply device | |
KR20070093636A (ko) | 직류 전원 공급 장치 및 그 방법 | |
JP5624952B2 (ja) | 制御装置、及び制御方法 | |
US9000736B2 (en) | Power factor correction algorithm for arbitrary input waveform | |
TW201251516A (en) | Static eliminator and static elimination control method | |
EP3346804A1 (en) | Light-dimming device | |
JPWO2003065560A1 (ja) | 電源装置およびこの電源装置を構成するコンバータ部のスイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング信号の作成方法 | |
KR101883708B1 (ko) | 고정 온타임 제어 절연된 컨버터 | |
KR101941349B1 (ko) | Led 드라이버용 전류 제어 회로 | |
KR101892059B1 (ko) | 고정 온타임 제어 절연된 컨버터 | |
JP2020114165A (ja) | 交流発電機およびその整流器 | |
JP6016298B2 (ja) | バッテリ充電装置、及び制御方法 | |
JP2018181438A (ja) | Led電源装置及びled照明装置 | |
TW201123682A (en) | Solar storage system and method of charge using the same | |
JP2017010686A (ja) | 点灯装置、及びこれを用いた照明器具 | |
KR101915057B1 (ko) | 고정 온타임 제어 절연된 컨버터 | |
JP5658996B2 (ja) | 電力変換装置及び出力電圧制御方法 | |
JP2012090418A (ja) | 高電圧発生回路、イオン発生装置及び静電霧化装置 | |
JP6567908B2 (ja) | 発電機 | |
JP2007244077A (ja) | キャパシタ充電装置およびその制御回路、制御方法、ならびにそれらを用いた発光装置および電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121210 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5452543 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |