JP5452073B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
また、特許文献2,3には、底辺が山形とされた3枚の側面部材を有し、山形の部分を内方に折り込んでその端部同士をシールすることにより三角形状の底面を構成した自立性の包装容器が記載されている。
また、特許文献2,3には、記載された三角底型の包装袋は、底面のシール部が底面の中心に向かって形成され、底面の中心が尖った形状になっているので、内容物の残量が少なくなると底面のシール部が内容物の重量によっては押しつぶされにくくなり、その底面のシール部がフィルムの弾性によって立ち上がると、安定性が悪化するおそれがある。
前記底面壁が、矩形のシートからなる構成を採用することも可能である。
前記一方の側縁の上側の隅部に注出口が形成された構成を採用することも可能である。
前記注出口は、前記前面壁と前記後面壁とをシールしてなる流路形成シール部によって流路が包装袋の斜め上方を向くように区画されている構成を採用することも可能である。
また、底面壁の一対の長辺および他方の側縁側の短辺がそれぞれ前面壁、後面壁、側面壁に接してシールされるので、底面のシール部が三角形状底面の周縁に形成されることにより、内容物の性状や重量によらず安定性を保つことができ、内容品の残量が少なくなっても安定性を損ねるおそれがない。
また、一方の側縁の上側の隅部に注出口を設けた場合には、流路の出口を上向きとしたまま、本発明の包装袋を底面壁で、また側面壁で自立させることができる。
図1(a)および図2に、本発明の第1形態例に係る包装袋10を示す。この包装袋10は、図1(b)に示すように、前面壁11、後面壁12、側面壁13、および底面壁15の4つの部材で構成されている。
側面壁13を構成するフィルムとして、前面壁11および後面壁12よりも厚みの薄い材料を用いることも好ましい。この場合、側面壁13を側面折線13aに沿って2つ折りにしやすくなるとともに、図2に示すように平面状に折り重ねたときにも厚ぼったくなりにくい。
底面壁15を構成するフィルムとして、前面壁11および後面壁12よりも厚みの薄い材料を用いることも好ましい。この場合、底面折線16や舟形折込部17を形成しやすくなるとともに、図2に示すように平面状に折り重ねたときにも厚ぼったくなりにくい。
この舟形折込部17において、底面折線16をもとの折り方向とは逆に折り返してなる折返線17bは、折返端17aから側面壁13に接する短辺15dまでの間の部分である。折返端17aには、さらに短辺15dの両端に位置する各頂点17d,17d(または頂点17dの近傍)との間に斜めの折線17c,17cが形成される。
舟形折込部17を折り込んだときに、短辺15dが両長辺15a,15bにぴったり沿うようにしたときには、長辺15a,15bと斜めの折線17c,17cとがなす角度αは、45°となる。
包装袋10の下部において前面壁11と後面壁12とを直接シールすることができるように、底面壁15にはパンチ穴等の切欠(図示せず)を設けることも好ましい。この切欠は、底面壁15の一方の短辺15cにつながっていても、つながっていなくてもかまわない。
包装袋10の上部に厚みがでるため、側面壁13側の上部を手でつかみやすくなる。側面壁13を広げることで容量を確保できるため、同容量でサイズを小さくしたり、側面壁13の幅に応じて前面壁11および後面壁12の幅を細くしたりするなど、包装袋の形状の自由度を高めることができる。
本形態例の包装袋20の場合、一方の側縁11a,12aの上側の隅部に注出口21が形成されている。この注出口21は、前面壁11と後面壁12とをシールしてなる流路形成シール部23,24によって流路22が包装袋20の斜め上方を向くように区画されている。
本形態例の場合、第2の側縁シール部14bおよび第3の側縁シール部14cのシール幅は略一定であるが、第1の底部シール部18aや第2の底部シール部18bのように、側面壁13の上縁13dが挟み込まれる上部シール部25に近づくほどシール幅が大きくなる、略円弧状(図示せず)に形成することもできる。このとき、側面壁13が前面壁11と後面壁12との間に挟みこまれた部分において前面壁11と後面壁12とを直接シールすることができるように、側面壁13の上部にはパンチ穴等の切欠(図示せず)を設けることも好ましい。この切欠は、側面壁13の上縁13dにつながっていても、つながっていなくてもかまわない。
この保形材を構成する材料としては、前面壁11や後面壁12の内面のシーラント層とヒートシールで熱接着する観点から、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)などのポリオレフィン系樹脂が好適である。保形材の形状としては、円筒体、楕円筒体、断面が四角形等の多角形である角筒体などの両端が開口したチューブに限定されるものではなく、このほか、断面が円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形等である棒状体、断面コ字状、H字状、T字状の部材など、種々の形態が採用可能である。
注出口21には、その開封を容易にするため、ノッチやハーフカット溝などを設けることができる。
スパウト31の材質は、基端部33を前面壁11や後面壁12の内面のシーラント層とヒートシールで熱接着する観点から、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)などのポリオレフィン系樹脂が好適である。
キャップ34は、ネジ、折り取り可能な薄肉部、はめ込み等によってスパウトから分離可能に設けることができる。キャップ34は、スパウト31から分離した後、再封可能に設けることもできる。キャップ34を開封しやすくするため、その周囲にローレット状の縦溝を設けたり、リング状や蝶羽状などのつまみ部を突出させたりすることも可能である。スパウト31の構成、形状等は特に限定されるものではなく、また、キャップ34は、先端部32と別体でも、一体に成形されたものでも構わない。
また、注出口は、胴部フィルム11,12の間に挟み込む形態に限られるものではなく、例えば、いずれかのフィルムに設けた穴を注出口としたり、あるいはその穴にスパウトを取り付けたりして形成することもできる。
密閉室38を開封するため、その周囲にノッチやハーフカット溝などを設けることができる。開封補助線がハーフカット溝からなる場合、ハーフカット溝を通して密閉室38の内部が外気と通じることがないので、スパウト31を横断するようにフィルム11,12上にハーフカット溝を形成し、開封しやすくすることができる。
なお、図7に示すようにスパウト31が上向きの場合にも、基端部33の外面をシールする上部シール部35より上側まで胴部フィルム11,12を突出させ、その周囲に周囲シール部37を形成して密閉室38を設けることができる。スパウト31が上向きの場合の密閉室38は、その左右をトリミングで除去して形成することもできる。
Claims (5)
- 一方の側縁で連結されて対をなす前面壁および後面壁と、
前記一方の側縁とは反対側である他方の側縁の側で、内向きに2つ折りにされて前記前面壁と後面壁との間に配置された側面壁と、
前面壁および後面壁と前記側面壁との底部を塞ぐ底面壁を備える包装袋であって、
前記底面壁は、前記前面壁および前記後面壁の底縁に接する辺を長辺とし、この長辺方向に沿う中心線で折り返して底面折線が形成され、前記底面壁の一方の長辺は前記前面壁の底縁とシールされ、前記底面壁の他方の長辺は前記後面壁の底縁とシールされ、
前記前面壁および前記後面壁の前記一方の側縁に接する前記底面壁の一方の短辺は、前記底面折線が内向きに2つ折りとされたまま前記前面壁と前記後面壁との間に挟みこまれて、前記底面壁の一方の短辺と前記前面壁および前記後面壁の一方の側縁とがシールされ、
前記側面壁の両側縁は、それぞれ前記前面壁または前記後面壁の他方の側縁とシールされ、
前記側面壁の底縁に接する前記底面壁の他方の短辺の側では、前記底面折線をもとの折り方向とは逆に折り返して略直角方向に方向転換することで、前記側面壁の折線に対応するように舟形形状に折り畳んでなる舟形折込部が形成され、前記側面壁の底縁と前記底面壁の他方の短辺とがシールされていることを特徴とする包装袋。 - 前記側面壁は、底部とは反対側の上部において、底部よりも幅が狭く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記底面壁が、矩形のシートからなることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
- 前記一方の側縁の上側の隅部に注出口が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の包装袋。
- 前記注出口は、前記前面壁と前記後面壁とをシールしてなる流路形成シール部によって流路が包装袋の斜め上方を向くように区画されていることを特徴とする請求項4に記載の包装袋。
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