JP5448837B2 - マスクプログラム可能なアンチヒューズ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性メモリに対して方向づけられる。更に具体的には、本発明は、不揮発性メモリセルのマスクプログラミングに対して方向づけられる。
この出願は、その全体が参照によってここに組み込まれる、2006年12月22日に出願された米国仮特許出願番号第60/871,519号に対する優先権の利益を主張する。
過去30年間にわたり、アンチヒューズ技術は、多くの発明者、IC設計者、及び製造業者の著しい注意を引き付けた。アンチヒューズは、導電状態に変更できる構造であるか、もしくは、言い換えれば非導電状態から導電状態に状態を変える電子デバイスである。同様に、2進状態は、プログラミング電圧またはプログラミング電流のような電気応力(electric stress)に応答した高い抵抗及び低い抵抗の内の1つであり得る。マイクロエレクトロニクス業界においてアンチヒューズを開発して適用する多くの試みがあったが、しかし、今までで最も成功したアンチヒューズアプリケーションは、アクテル社(Actel)及びクイックロジック社(Quicklogic)によって製造されたFGPAデバイス、そしてミクロン社(Micron)によってDRAMデバイスに使用された冗長性プログラミングまたはオプションプログラミングにおいて見られ得る。アンチヒューズ技術は、当該技術において良く知られていると共に、アンチヒューズトランジスタの例が、図1〜図5bにおいて示される。
アンチヒューズメモリは、1度だけデバイスがデータによって永久に(電気的に)プログラムされ得るワンタイムプログラム可能な(ワンタイムプログラマブル(one-time programmable):OTP)メモリの一種である。このデータは、特定用途のためにエンドユーザによってプログラムされる。使用され得るいくつかの種類のOTPメモリセルがある。あらゆるデータがプログラムされ得るので、OTPメモリは、レベルの柔軟性をユーザに提供する。
アンチヒューズメモリは、RF−IDタグを含む全てのワンタイムプログラム可能なアプリケーションにおいて利用され得る。RF−IDタグ付けアプリケーションは、業界において、例えば特にセールス、セキュリティ、輸送、ロジスティクス、及び軍の用途において、更に多くの支持を獲得している。単純でかつ完全なCMOS互換アンチヒューズメモリは、集積回路製造及び試験工程に対するRF−IDタグ構想の応用を可能にする。従って、全てのウェハー上の、及び/またはウェハー上の全てのダイ上のRF通信インタフェースと組み合わせてアンチヒューズメモリを利用することによって、プリント回路基板アセンブリと同様に、IC製造及びパッケージング(packaging)の間に、チップに特有の情報もしくはウェハーに特有の情報の非接触式プログラミング及び読み取りを可能にし、IC製造の生産性が増加し得る。
図1は、アンチヒューズメモリセルの基本概念を例証する回路図であり、一方、図2及び図3は、それぞれ、図1に示されたアンチヒューズメモリセルの平面図及び横断面図を示す。図1のメモリセルは、ビットラインBLをアンチヒューズデバイス12の下側プレート(bottom plate)に連結するためのパスまたはアクセストランジスタ10を備える。ワードラインWLは、アクセストランジスタ10をターンオンにするために、アクセストランジスタ10のゲートと連結されると共に、セルプレート電圧Vcpは、アンチヒューズデバイスをプログラミングするために、アンチヒューズデバイス12の上側プレート(top plate)に連結される。
アクセストランジスタ10及びアンチヒューズデバイス12のレイアウトが非常に単純で簡単なことが、図2及び図3から分かり得る。アクセストランジスタ10のゲート14及びアンチヒューズデバイス12の上側プレート16は、アクティブ領域18を横断して伸びるポリシリコンの同じ層によって構成される。それぞれのポリシリコン層の下のアクティブ領域18には、下部のアクティブ領域からポリシリコンを電気的に分離するためのゲート誘電体として同じく知られている薄膜ゲート酸化膜20が形成される。ゲート14のそれぞれの側面は、拡散領域22及び拡散領域24であると共に、拡散領域24はビットラインに連結される。図示されないが、当業者は、側壁スペーサ形成(sidewall spacer formation)、低濃度ドープ拡散(lightly doped diffusions:LDD)、そして拡散及びゲートケイ素化(gate silicidation)のような標準のCMOSプロセスが適用され得ると理解することになる。古典的な1つのトランジスタ及びコンデンサのセル形状が広く使用されると同時に、トランジスタだけのアンチヒューズセルは、高密度応用に関して獲得され得る半導体アレイ領域の節約のために更に望ましい。そのようなトランジスタだけのアンチヒューズは、低コストCMOSプロセスによって製造するために簡単である一方、信頼できなければならない。
図4aは、あらゆる標準のCMOSプロセスによって製造され得るアンチヒューズトランジスタの横断面図を示す。このアンチヒューズトランジスタの変形は、その内容が参照によって組み込まれる、2005年10月21日に出願された共同所有される米国特許出願番号第10/553,873号、及び2007年6月13日に出願された共同所有される米国特許出願番号第11/762,552号で開示される。現在示された例において、アンチヒューズトランジスタは、単純な厚膜ゲート酸化膜、または1つのフローティングした拡散端子を有する入出力MOSトランジスタとほとんど同じである。スプリットチャンネルコンデンサ(split-channel capacitor)またはハーフトランジスタ(half-transistor)とも称される開示されたアンチヒューズトランジスタは、ポリシリコンゲートと基板との間のヒューズリンクが予測どおりにデバイスの特定の領域に限定され得るように、確実にプログラムされ得る。図4aの横断面図は、現在示された例ではp−チャンネルデバイスであるデバイスのチャンネル長さに沿って取得される。チャンネルは、一般的に、その上に重なるポリシリコンゲートの下の領域であることが理解され、それぞれの拡散領域に隣接するポリシリコンゲートのエッジによって定義された長さを有する。
アンチヒューズトランジスタ30は、基板チャンネル領域34上に形成される変厚ゲート酸化膜(variable thickness gate oxide)32、ポリシリコンゲート36、側壁スペーサ38、フィールド酸化膜領域40、拡散領域42、及び拡散領域42におけるLDD領域44を備える。ビットライン接点46は、拡散領域42と電気的に接触しているように示される。変厚ゲート酸化膜32は、チャンネル長さの部分が厚膜ゲート酸化膜によって覆われると共に、チャンネル長さの残りの部分が薄膜ゲート酸化膜によって覆われるように、厚膜ゲート酸化膜と薄膜ゲート酸化膜とから構成される。一般的に、薄膜ゲート酸化膜は、酸化膜破壊(oxide breakdown)が発生し得る領域である。一方、拡散領域42に接触する厚膜ゲート酸化膜のエッジ(edge)は、ゲート酸化膜破壊が防止されるアクセスエッジを定義すると共に、ゲート36と拡散領域42との間の電流は、プログラムされたアンチヒューズトランジスタに関して流れることになる。厚膜酸化膜部分がチャンネル領域まで拡張する距離はマスクグレードによって決まると同時に、厚膜酸化膜部分は、好ましくは、同じチップ上に形成される高電圧トランジスタの最小長と少なくとも同じくらいの長さになるように形成される。
この例において、拡散領域42は、ビットライン接点46を通してビットラインに接続されるか、またはポリシリコンゲート36が提供する電流を検知(センス)するための他のラインに接続されると共に、プログラミング電圧またはプログラミング電流に適応するように不純物が添加される。この拡散領域42は、変厚ゲート酸化膜32の厚膜酸化膜部分の最も近くに形成される。更に高電圧ダメージまたは漏電電流からアンチヒューズトランジスタ30のエッジを保護するために、製造工程の間に、サリサイド保護酸化膜(salicide protect oxide)としても知られている抵抗保護酸化膜(resistor protection oxide:RPO)が、側壁スペーサ38のエッジからの金属粒子の間隔をあけるために導入され得る。このRPOは、拡散領域42の部分及びポリシリコンゲート36の部分だけがサリサイド化されないようにするために、好ましくは、サリサイド化処理(salicidation process)の間に使用される。サリサイド化されたトランジスタが更に高い漏れ電流を有すると共に、それ故に、より低い破壊電圧を有するということが知られていることは有名である。従って、サリサイド化されない拡散領域42を有することは、漏れ電流を減少させることになる。拡散領域42は、低電圧トランジスタまたは高電圧トランジスタ、あるいは同じ拡散プロファイル(diffusion profile)もしくは異なる拡散プロファイルに帰着する2つの組み合わせになるように、不純物が添加され得る。
アンチヒューズトランジスタ30の単純化された平面図が図4bで示される。ビットライン接点46は、平面図を対応する図4aの横断面図と適応させるための目視基準点として使用され得る。アクティブ領域48は、チャンネル領域34と拡散領域42とが形成されるデバイスの領域であると共に、それは、製造工程の間に、ODマスクによって定義される。破線の輪郭線50は、製造工程の間にOD2マスクによって厚膜ゲート酸化膜が形成されるべき領域を定義する。更に具体的には、破線の輪郭線50によって囲まれている領域は、厚膜酸化膜が形成されるべき領域を指定する。ODは、単に、酸化膜が形成されるべき基板上の領域を定義するためにCMOSプロセスの間に使用される(第1の)酸化膜定義マスクのことを指すと共に、OD2は、第1の酸化膜定義マスクとは異なる第2の酸化物定義マスクのことを指す。アンチヒューズトランジスタ30を製造するためのCMOSプロセスの手順の詳細は、後で論じられることになる。本発明の実施例によれば、アクティブ領域48のエッジとOD2マスクの最も右側のエッジとによって境界が示される薄膜ゲート酸化膜の領域は最小限にされる。現在示された実施例において、この領域は、最も右側のOD2マスクのエッジをアクティブ領域48の平行なエッジの方へシフトすることによって最小限にされ得る。その内容が参照によってここに組み込まれる、2007年6月13日に出願された共同所有される米国特許出願番号第11/762,552号は、不揮発性メモリデバイスアレイに使用され得る代替の単一トランジスタのアンチヒューズメモリセルについて説明する。2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルが、図5a及び図5bの例において示されたように、当該技術において知られている。
図5bは、本発明の実施例による、あらゆる標準のCMOSプロセスによって製造され得る最小限にされた薄膜ゲート酸化膜領域を有する2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセル60の平面図を示す。図5aは、図5bのメモリセル60の線B−Bに沿って取得された横断面図を示す。2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセル60は、アンチヒューズトランジスタと直列に接続されたアクセストランジスタから構成される。アクセストランジスタは、厚膜ゲート酸化膜64の上に重なるポリシリコンゲート62を備えると共に、厚膜ゲート酸化膜64自身はチャンネル66の上に形成される。チャンネル66の左側は、ビットライン接点70に電気的に接続されている拡散領域68である。チャンネル66の右側は、アンチヒューズトランジスタによって共有される共通拡散領域72である。アンチヒューズトランジスタは、薄膜ゲート酸化膜76の上に重なるポリシリコンゲート74を備えると共に、薄膜ゲート酸化膜76自身はチャンネル78の上に形成される。厚膜ゲート酸化膜64は、高電圧トランジスタに対して使用されるものに対応し得ると共に、一方、薄膜ゲート酸化膜76は、低電圧トランジスタに対して使用されるものに対応し得る。破線の輪郭線77は、製造工程の間にOD2マスクによって厚膜ゲート酸化膜が形成されるべき領域を定義する。更に具体的には、破線の輪郭線77によって囲まれている領域は、厚膜酸化膜が形成されるべき領域を指定する。破線の輪郭線77の右端のエッジが、実質的にポリシリコンゲート74に隣接する側壁スペーサのエッジに位置合わせされるように示される一方、当業者は、このエッジがポリシリコンゲート62の側壁スペーサとポリシリコンゲート74の側壁スペーサとの間のどこにでも位置決めされ得ると理解することになる。ポリシリコンゲート62及びポリシリコンゲート74が独立して制御され得るか、または、その代わりに、図5bで示されたように相互に接続され得ることは、有名である。図5bの例において、ポリシリコンゲート62及びポリシリコンゲート74の両方は、同じポリシリコン構造の一部であると共に、ワードライン接点80を通してワードラインに接続されている。拡散領域68及び拡散領域72の両方は、LDD領域を有することができると共に、それは、使用されるべき所望の作動電圧に応じて、全く同じに不純物を添加され得るか、もしくは異なって不純物を添加され得る。2007年6月13日に出願された共同所有される米国特許出願番号第11の/762,552号は、不揮発性メモリアレイに使用され得る代替の2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルについて説明する。
各プログラミングサイクルが幾らかの数のデータワードを同時にプログラムしようと試みるので、OTPメモリのプログラミングスピードは比較的遅い。各プログラミングサイクルに続くのが、データワードが首尾よくプログラムされたことを保証するためのプログラム検証サイクルである。プログラム検証ステップを通過しないあらゆるビットは、再プログラムされる。全てのメモリセル状態が首尾よくプログラムされるまで、このプロセスは続く。
同じデータが全てのOTPメモリにプログラムされるべきであるアプリケーションが存在する。実際のユーザデータが異なり得る一方、例えばブートブロックデータは、バッチ処理では、全てのチップで同じであり得る。ブートブロックは、エンドユーザによって、もしくは販売者によってプログラムされ得る。いずれにせよ、バッチ処理において全てのOTPメモリデバイスにこのブートブロックデータをプログラミングするために、かなりの数のプログラムサイクルが必要とされることになる。全てのOTPメモリデバイスの一部分が同じデータを保存することになる他のアプリケーションがあり得る。いくつかの場合において、このデータは、エンドユーザによってアクセス可能であるか、または知られていることを意図されていないと共に、それによって、エンドユーザのシステムに対する統合のためのエンドユーザへの引き渡しの前に、プログラミングを必要とする。しかしながら、このプリプログラミングは、望まれない時間のオーバヘッドを追加することになる。
マスクROMメモリは、チップの製造段階の間にデータによってプログラムされる不揮発性メモリデバイスの類である。チップの製造段階において、メモリアレイにおけるどのメモリセルが永久にターンオフにされるべきであるかを定義するために、マスクが使用される。プログラミングがチップ製造中に行われるので、効果的な“プログラミング”スピードは非常に高い。この技術は、必要とされるマスクセットの資本コストの理由から、規模の経済によって費用効率が高い。例えば、既知のビデオゲーム機のゲームカートリッジは、ゲームデータを保存するために、マスクROMチップを使用したと共に、速いチップの製造は、多量のゲームカートリッジが最小の時間で世界中に販売されることを可能にした。
残念なことに、マスクROMは、製造段階でのみプログラム可能であると共に、エンドユーザに、メモリデバイスに対して彼ら自身のデータをプログラムする能力を与えない。米国特許第7,102,926号は、マスクROMメモリアレイが電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)とペアにされるメモリデバイスを開示する。しかしながら、マスクROMのための製造工程はEEPROMの製造工程と実質的に異なるので、そのようなデバイスと関連付けられた追加の複雑さ及びコストが存在する。更に、EEPROMデバイスのための追加費用は、データが一度だけメモリにプログラムされるアプリケーションにとって経済的ではない。
従って、ユーザがプログラム可能でありながら、一方でマスクプログラム可能な低コストOTPメモリデバイスを提供することが望ましい。
少なくとも従来のOTPメモリの欠点を取り除くか、もしくは緩和することが、本発明の目的である。更に具体的には、マスクプログラム可能であると共に電気的にプログラム可能であるアンチヒューズメモリを提供することが、本発明の目的である。
第1の特徴において、本発明は、行及び列に配置され、電気的にプログラム可能であると共にマスクプログラムされたメモリセルを有するハイブリッドメモリを提供する。ハイブリッドメモリアレイは、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルの行と、マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルの行とを備える。各電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルは、ビットラインに接続されると共に、所定のレイアウト、及びゲート酸化膜構造を有する。各マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルは、1つの電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルにつながるビットラインに接続されると共に、実質的に所定のレイアウト、及びゲート酸化膜構造を有する。各マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルは、電源に対する永久結合部を有するように選択的にマスクプログラムされることによって、1つの論理状態を表す。各マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルは、チャンネル領域を省略するように選択的にマスクプログラムされることによって、別の論理状態を表すことができる。本特徴の一実施例によれば、前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルの行は、電気的にプログラム可能なステータスメモリセルを備えると共に、電気的にプログラム可能なステータスメモリセルは、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルのそれぞれと同じである。本特徴の更なる実施例によれば、前記永久結合部は、前記電源と電気的に接続されると共に、対応するワードラインがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される接点と、前記電源に接続されると共に、対応するワードラインがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される拡散領域と、対応するワードラインに接続されると共に、前記対応するワードラインが前記電源に駆動される場合に前記ビットラインに連結される拡散領域とを備え得る。
更なる実施例において、前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルの行は、プログラミング電圧を受け取るワードラインに接続されると共に、前記ハイブリッドメモリは、前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルの行のプログラミングを抑制するために前記ワードラインに接続されたプログラムロック回路を更に備える。前記プログラムロック回路は、ワードラインに接続されると共に、プログラミング電圧における前記ワードラインに応答して、プログラミング電圧をプログラミングに対して効果がない電圧レベルに変更するためのロック状態にプログラムされたマスクプログラム可能な抑制回路を備える。
本特徴の別の実施例において、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルのそれぞれ、及びマスクプログラム可能なアンチヒューズメモリセルのそれぞれは、アクセストランジスタと、電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタとを備える。前記アクセストランジスタは、前記ビットラインに連結された第1の拡散領域、及び第1のポリシリコンゲートを有する。前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタは、前記アクセストランジスタと直列状態にあると共に、前記アクセストランジスタと共有された第2の拡散領域、及び第2のポリシリコンゲートを有する。前記ゲート酸化膜構造は、前記第1のポリシリコンゲートの下の厚膜ゲート酸化膜、及び前記第2のポリシリコンゲートの下の薄膜ゲート酸化膜を含む。本実施例において、前記第1のポリシリコンゲートは、読み取り動作の間、読み取り電圧まで駆動可能であり、前記第2のポリシリコンゲートは、プログラミング動作の間、プログラミング電圧まで駆動可能である。代替の実施例において、前記第1のポリシリコンゲート、及び前記第2のポリシリコンゲートは、相互に電気的に連結されると共に、プログラミング電圧に駆動可能なワードラインに電気的に連結される。前記永久結合部は、前記永久結合部が、前記電源に電気的に接続されると共に、前記アクセストランジスタがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される接点と、前記電源に接続されると共に、前記アクセストランジスタ及び前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される第3の拡散領域と、前記第2のポリシリコンゲートに連結される拡散ラインに接続された第3の拡散領域とを備える。更に、別の論理状態を表す各マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルは、チャンネル領域を省略するように選択的にマスクプログラムされる。
本特徴の更にもう一つの実施例において、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルのそれぞれ、及びマスクプログラム可能なアンチヒューズメモリセルのそれぞれは、電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタを備える。前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタは、ビットラインに連結された拡散領域、及びポリシリコンゲートを有する。前記ゲート酸化膜構造は、前記ポリシリコンゲートと前記ゲート酸化膜構造の下の基板との間に導電チャンネルを形成するように融解可能な酸化膜破壊領域を含む。前記ゲート酸化膜構造は、前記酸化膜破壊領域に対応する薄膜ゲート酸化膜部分を有する薄膜変厚ゲート酸化膜を含む。前記永久結合部は、前記電源に接続されると共に、前記ポリシリコンゲートに連結されたワードラインがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される別の拡散領域を備える。その代わりに、前記永久結合部は、前記ポリシリコンゲートに連結される拡散ラインに接続された別の拡散領域を備える。別の論理状態を表す各マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルは、チャンネル領域を省略するように選択的にマスクプログラムされ得る。
第2の特徴において、本発明は、ハイブリッドメモリを提供する。前記ハイブリッドメモリは、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルと、マスクプログラムされたメモリセルとを備える。前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルは、対応するビットライン及び共通のワードラインに接続される。前記マスクプログラムされたメモリセルは、有効性ビットを保存するために、別のビットライン及び共通のワードラインに接続される。前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルは、前記ビットラインに連結された拡散領域を有する電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタと、ゲート酸化膜構造の上に重なるポリシリコンゲートとを備える。前記ゲート酸化膜構造は、前記ポリシリコンゲートと前記ゲート酸化膜構造の下の基板との間に導電チャンネルを形成するように融解可能な酸化膜破壊領域を有する。前記マスクプログラムされたメモリセルは、共通のワードラインの下にあるチャンネル領域を省略し得るか、または電源に対する永久結合部を備え得る。前記永久結合部は、前記電源に接続されると共に、前記ポリシリコンゲートに連結された前記ワードラインがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される別の拡散領域を備え得る。
本特徴の実施例において、前記ハイブリッドメモリは、第2のマスクプログラムされたメモリセルと、第2の電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルとを更に備える。前記第2のマスクプログラムされたメモリセルは、対応するビットライン及び第2の共通のワードラインに接続される。前記第2の電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルは、別のビットライン及び前記第2の共通のワードラインに接続される。電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルの代替の実施例において、前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルは、アクセストランジスタと、電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタとを備える。前記アクセストランジスタは、前記ビットラインに連結された第1の拡散領域、及び第1のポリシリコンゲートを有する。前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタは、前記アクセストランジスタと直列状態にあると共に、前記アクセストランジスタと共有された第2の拡散領域、及び第2のポリシリコンゲートを有する。前記ゲート酸化膜構造は、前記第1のポリシリコンゲートの下の厚膜ゲート酸化膜、及び前記第2のポリシリコンゲートの下の薄膜ゲート酸化膜を含む。
本発明の他の側面及び特徴は、添付の図面と関連した本発明の特定の実施例の以下の説明に基づいて当業者には明白になるであろう。
DRAMタイプのアンチヒューズセルの回路図である。 図1のDRAMタイプのアンチヒューズセルの平面のレイアウト図である。 ラインX−Xに沿った図2のDRAMタイプのアンチヒューズセルの横断面図である。 変厚ゲート酸化膜アンチヒューズトランジスタの横断面図である。 図4aの変厚ゲート酸化膜アンチヒューズトランジスタの平面のレイアウト図である。 2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルの横断面図である。 図5aの2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルの平面のレイアウト図である。 本発明の実施例による、ハイブリッドワンタイムプログラム可能かつマスクプログラムされたメモリの構成図である。 本発明の実施例による、2つのトランジスタのワンタイムプログラム可能なメモリセル及び2つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルを有するハイブリッドメモリアレイを示す平面のレイアウト図である。 本発明の代替の実施例による、2つのトランジスタのワンタイムプログラム可能なメモリセル及び2つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルを有するハイブリッドメモリアレイを示す平面のレイアウト図である。 図7aの代替のマスクプログラミング技術による、代替の2つのトランジスタのワンタイムプログラム可能なメモリセル及び2つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルを有するハイブリッドメモリアレイを示す平面のレイアウト図である。 図7bの代替のマスクプログラミング技術による、代替の2つのトランジスタのワンタイムプログラム可能なメモリセル及び2つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルを有するハイブリッドメモリアレイを示す平面のレイアウト図である。 代替のマスクプログラミング技術を例証するハイブリッドメモリアレイを示す平面のレイアウト図である。 図8aの代替のマスクプログラミング技術を例証するハイブリッドメモリアレイを示す平面のレイアウト図である。 本発明の実施例による、単一のトランジスタのワンタイムプログラム可能なメモリセル及び単一のトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルを有するハイブリッドメモリアレイを示す平面のレイアウト図である。 本発明の実施例による、代替のハイブリッドメモリアレイを示す平面のレイアウト図である。 代替のマスクプログラミング技術を用いてプログラムされた単一のトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルの平面のレイアウト図である。 図10aの代替のマスクプログラミング技術を用いてプログラムされた2つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルの平面のレイアウト図である。 本発明の実施例による、プログラムロック回路の回路詳細を示すハイブリッドメモリの構成図である。 図11において示されたマスクプログラム可能なトランジスタの一例の実施例を示す図である。 代替のマスクプログラム可能なトランジスタの一例の実施例を示す図である。 本発明の別の実施例による、そのようなプログラムロック回路を有するハイブリッドメモリの構成図である。 図13において示されたマスクプログラム可能なインバータの一例の実施例を示す図である。 プログラム可能なステータスアレイを有するハイブリッドメモリアレイの構成図である。 本発明の実施例による、ステータスアレイの列を有するハイブリッドメモリアレイの平面のレイアウト図である。 本発明の代替の実施例による、ステータスアレイの列を有するハイブリッドメモリアレイの平面のレイアウト図である。
本発明の実施例は、添付の図面を参照して、ここでほんの一例として説明されることになる。
一般的に、本発明は、ワードライン及びビットラインに接続されると共に、マスクプログラムが可能で、かつワンタイムプログラムが可能なメモリセルを有するメモリアレイを提供する。メモリアレイの全てのメモリセルは、ワンタイムプログラム可能なメモリセルとして構成される。あらゆる数のこれらのワンタイムプログラム可能なメモリセルは、拡散マスクプログラミングもしくは接点/ビア(contact/via)マスクプログラミングのようなマスクプログラミングによって、マスクプログラム可能なメモリセルに変換できる。両方のタイプのメモリセルが、同じ材料で構成されるので、そのようなハイブリッドメモリアレイの製造は単純化され、従って、わずか1つの共通の製造工程のステップが必要とされる。マスクプログラム可能なメモリセルの不注意なユーザプログラミングは、プログラミングロック回路によって抑制されている。各行のデータは、ユーザによって無効であるというタグをはられ得るが、一方、マスクプログラムされたデータは、ユーザの無効化から保護される。
その結果、ワンタイムプログラム可能なメモリデバイスを製造するために使用されるマスクに対して適切なマスク修正を行うことによって、同じコードが、製造工程の間に多数のメモリデバイスに対してに簡単にマスクプログラムされ得る。更に具体的には、それらのマスクは、メモリアレイの特定のメモリセルのマスクプログラミングを達成するように修正されることになる。製造の後で、メモリデバイスは、その場合に、ユーザに対して、彼ら自身のデータのプログラミングのために、即座に発送され得る。マスクプログラミングのためのオーバーヘッドは、デバイス製作の前に最小化されると共に、各メモリデバイスの製造後の電的気プログラミングのために必要とされる蓄積された時間より、はるかに少ない。更に、マスクプログラムされたロック回路は、マスクプログラムされたメモリセルの製造後のプログラミングに対して安全性を提供する。
図6は、本発明の実施例による、ハイブリッドワンタイムプログラム可能かつマスクプログラムされたメモリの構成図である。ハイブリッドメモリ100は、ハイブリッドメモリアレイ102、ワードラインドライバ回路ブロック104、列デコーダ回路ブロック106、センス増幅器回路ブロック108、プログラムロック回路ブロック110、及び高電圧スイッチ回路112を備える。当業者は、メモリの適切な動作を可能にするために、ハイブリッドメモリが他の回路ブロックを備えることになると理解するであろうが、しかし、それらが本発明の実施例に関連していないので、図6には図示されない。ハイブリッドメモリアレイ102は、メモリセルの行と列から構成されると共に、ここで、メモリセルの各行は、共通のワードラインに接続され、一方メモリセルの各列は、共通のビットラインに接続される。本実施例において、ワンタイムプログラム可能なメモリセル及びマスクプログラムされたメモリセルは、図4a及び図4b、もしくは図5a及び図5bに示されたメモリセル構成を有することができる。図6において例証されたように、メモリセルの異なる行は、1つのタイプのメモリセルから構成されることになる。例えば、Row 0、Row 1、Row 9、Row 11、Row 13、及び最後の行のRow nは、ワンタイムプログラム可能なメモリセル(PROM)のみを備えることになり、一方、Row 2からRow 8、Row 10、Row 12、及びRow 14は、マスクプログラムされたメモリセル(MROM)のみを備えることになる。異なるタイプの行は、相互にインタリーブされるか、または連続した行にグループ化され得る。同じタイプのメモリセルがワンタイムプログラム可能なメモリセルとマスクプログラムされたメモリセルの両方のために使用されるので、ワードラインピッチ及びビットラインピッチは一定であり、それによって、メモリアレイ102の記録密度を最大化する。
ワードラインドライバ回路ブロック104は、ワードラインに読み取り電圧及びプログラム電圧を印加するための個別のワードラインドライバを備える。本実施例において、読み取り電圧及びプログラム電圧は、読み取り動作もしくはプログラム動作が実行されるべきであることを示す制御信号に応答して、高電圧スイッチ回路112によって提供される。高電圧スイッチ回路112は、読み取り電圧及びプログラム電圧を生成し得るか、または受け取った読み取り電圧及びプログラム電圧をワードラインドライバ回路ブロック104に連結する。特定のワードラインが、入力された行アドレスに応答して、読み取り動作もしくはプログラム動作のために選択される。列デコーダ回路ブロック106は、入力された列アドレスに応答して、あらゆるプリセットされた数のビットラインを、センス増幅器回路ブロック108内のそれぞれのビットラインセンス増幅器回路に連結する。列デコーダ回路ブロック106は、ワンタイムプログラム可能なメモリセルのプログラミングを促進するか、もしくは抑制するために、適切なバイアス電圧レベルをビットラインに連結し得る。当業者は、列デコーダ回路ブロック106及びセンス増幅器回路ブロック108に関して、多くの利用可能な構成と回路実現方法があると理解することになる。
マスクプログラムされたメモリセルの行が本質的にワンタイムプログラム可能なメモリセルであるので、ビットラインが適切にバイアスされると共に、ワードラインがプログラム電圧レベルに駆動されるならば、それらはプログラムされ得る。従って、本発明の別の実施例によれば、プログラムロック回路110が、メモリセルのあらゆる行のプログラミングを抑制するための手段として提供され、それによって、その行に保存されるマスクプログラムされたデータを保護する。この抑制は、プログラミング電圧がメモリセルに達するのを中断させることによって達成される。プログラムロック回路110の更なる詳細は、以下で説明されることになる。
図7aは、本発明の実施例による、2つのトランジスタのワンタイムプログラム可能なメモリセル及び2つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルの統合を例証する、図6のメモリアレイ102の一部分の平面のレイアウト図である。この例において、ワードラインWLiに接続されたメモリセルの第1の行120は、ワンタイムプログラム可能なメモリセルであり、一方隣接のワードラインWLi+1に接続されたメモリセルの第2の行122は、マスクプログラムされたメモリセルである。行120及び行122の各メモリセルは、図5a及び図5bに示された同じ所定のレイアウト、及び同じゲート酸化膜構造を有する2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルである。破線の輪郭線123は、製造工程の間にOD2マスクによって厚膜ゲート酸化膜が形成されるべき領域を定義すると共に、図5aに示される破線の輪郭線77に類似している。ゲート酸化膜構造は、アクセストランジスタとアンチヒューズトランジスタから構成される薄膜ゲート酸化及び膜厚膜ゲート酸化膜の両方のことを指す。図7aに示される構成において、行120及び行122が提供するメモリセルの各ペアは、共通の拡散領域124及び共通のビットライン接点126を共有する。この例において、行120のワンタイムプログラム可能なメモリセルは、電気的にプログラム可能であると共に、ビットラインがグランドにバイアスされる間にWLi上のプログラミング電圧が印加される場合に形成されるヒューズリンク128を持つか持たないかにかかわらず、VSSもしくは他の十分に低い電圧レベルは、プログラム電圧の存在下でヒューズリンク128を作成するために有効である。読み取り動作の間、WLiは、VDDに駆動されると共に、ヒューズリンク128を有する行120のあらゆるメモリセルは、WLiが提供するVDDを、その対応するビットラインに連結することになる。ヒューズリンク128が存在しない行120のメモリセルは、その対応するビットラインに対して全く影響を与えないことになる。
行122のマスクプログラムされたセルは、図5aに示される薄膜ゲート酸化膜76のようなメモリセルの薄膜ゲート酸化膜の下のチャンネル領域を介してVDDに対するソース−ドレン経路を作成するために、ソースの拡散領域をVDDのような高電圧レベルに接続することによって、プログラムされる。行122の選択されたメモリセルをVDDと連結された拡散ライン130に連結するための拡散領域を含むように、拡散マスクを修正することによって、その接続は容易に行われる。読み取り動作の間、ワードラインWLi+1がVDDに引き上げられる場合に、拡散領域を有する行122のメモリセルは、その対応するビットラインをVDDと連結された拡散ライン130に連結することになる。一方、拡散領域が存在しない行122のメモリセルは、その対応するビットラインをVDDと連結された拡散ライン130に連結し得ないと共に、それによってビットラインに対して全く影響を与えないことになる。その結果、ヒューズリンク128を有する行120のメモリセルが、VDDの拡散ライン130に接続された拡散領域を有する行122のメモリセルのように作用し、逆もまた同じであるので、行120及び行122のメモリセルに対する読み取り方法は、同じである。
図7aの実施例において、特定の状態にプログラムされるべきアンチヒューズメモリセルの拡散領域のみが、VDDと連結された拡散ライン130に連結されるようにマスクプログラムされ、一方、逆の状態を保存するアンチヒューズメモリセルは、修正されないままである。図7bの代替の実施例において、更なるマスクプログラミングが、逆の状態を保存するそれらのメモリセルに適用される。図7bに示されるように、行122の最も左側のマスクプログラムされたメモリセルは、図5aで示されるポリシリコンゲート74のようなポリシリコンゲートの下にチャンネル領域が存在しないようにマスクプログラムされる。すなわち、チャンネル領域は、製造中に、省略されるか、もしくはポリシリコンゲートの下に存在しない。これは、マスクプログラムされたメモリセルが偶発的に電気的にプログラミングされることを防止するのを助けることになる。偶発的な電気的プログラミングの防止は、更に、図5aの共通の拡散領域72のような共通の拡散領域形状を、それがポリシリコンゲート74のエッジから間隔を開けられるように調整することによって強化される。従って、行122のマスクプログラムされたメモリセルは、行120のメモリセルと同様に、所定のレイアウトを実質的に有しており、その差異は、チャンネル領域とVDDの拡散ライン130に対する接続が存在するかしないかだけである。
図7cは、図7aに示されたハイブリッドメモリアレイの代替の実施例を示す。図7cの実施例において、メモリセル120及びメモリセル122は、セルプレート電圧VCPを伝送する共通のポリシリコンセルプレート129と、ワードライン信号WLを伝送する共通のポリシリコンワードライン131を共有する。図7aの実施例に関連する動作における唯一の差異は、プログラミング動作が、VCPを高電圧プログラミングレベルに駆動すると共に、VSSにバイアスされたビットラインをセルプレート129に隣接する共有された拡散領域に対して連結するために、対応するワードラインをターンオンすることによって実行されることである。読み取り動作は、選択されたワードラインWLに読み取り電圧を印加する間に、VCPを正の電圧レベルにバイアスすることによって実行される。PMOSトランジスタを有するメモリセルアレイの場合には、拡散ライン130が、VDDに、もしくは基準電圧VREFに、もしくはVSSに連結され得るということに、更に注意が必要である。
図7dは、図7bに示されたハイブリッドメモリアレイの代替の実施例を示す。図7dの実施例において、メモリセル120及びメモリセル122は、セルプレート電圧VCPを伝送する共通のポリシリコンセルプレート129と、ワードライン信号WLを伝送する共通のポリシリコンワードライン131を共有する。これは、図7cの以前に示された実施例と類似しており、逆の状態を保存するそれらのメモリセルに更なるマスクプログラミングが適用される更なる修正を備えている。図7dに示されるように、行122の最も左側のマスクプログラムされたメモリセルは、ポリシリコンゲート129の下にチャンネル領域が存在しないようにマスクプログラムされる。すなわち、チャンネル領域は、製造中に、省略されるか、もしくはポリシリコンゲート129の下に存在しない。
図8aは、図7aの平面のレイアウトを示し、ここで2つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルは、代替のマスクプログラミング技術を用いてプログラムされる。メモリセル122の行は、ここでは行120のワンタイムプログラム可能なメモリセルと同じように構成されるマスクプログラムされたメモリセル132の行と交換される。マスクプログラムされたメモリセルの拡散領域を加える代りに、行132のメモリセルの2つのポリシリコンゲートの間の共通の拡散領域72に、金属のVDD接点134を配置するように、接点/ビアマスク(contact/via mask)が修正され得る。もし必要とされるならば、VDD電圧源が接点134に連結されることを保証するために、他の上に重なる金属のマスクが適宜修正され得る。読み取り動作の間、ワードラインWLi+1がVDDに引き上げられるとき、VDD接点134を有する行132のメモリセルは、その対応するビットラインをVDDに連結することになる。一方、VDD接点134が存在しない行132のメモリセルは、その対応するビットラインをVDDに連結し得ないと共に、それによってビットラインに対して全く影響を与えないことになる。図8bは、図7cの平面のレイアウトを示し、ここで2つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルは、図8aに示される代替のマスクプログラミング技術を用いてプログラムされる。
図9aは、本発明の別の実施例による、1つのトランジスタのワンタイムプログラム可能なメモリセル及び1つのトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルの統合を例証する、図6のメモリアレイ102の一部分の平面のレイアウト図である。この例において、それぞれワードラインWLi及びワードラインWLi+3に接続されたメモリセルの第1及び第4の行150は、ワンタイムプログラム可能なメモリセルである。それぞれワードラインWLi+1及びワードラインWLi+2に接続されたメモリセルの第2及び第3の行152は、マスクプログラムされたメモリセルである。行150及び行152の各メモリセルは、図4a及び図4bに示された同じ所定のレイアウト、及び同じゲート酸化膜構造を有する単一のトランジスタのアンチヒューズメモリセルである。ゲート酸化膜構造は、アンチヒューズトランジスタから構成される変厚ゲート酸化膜のことを指す。図9aに示される構成において、行150及び行152のメモリセルの各ペアは、共通の拡散領域154及び共通のビットライン接点156を共有する。破線の輪郭線157は、製造工程の間にOD2マスクによって厚膜ゲート酸化膜が形成されるべき領域を定義すると共に、図4bに示される破線の輪郭線50に類似している。この例において、行150のワンタイムプログラム可能なメモリセルは、電気的にプログラム可能であると共に、対応するビットラインがグランドにバイアスされる間にWLi及びWLi+3上のプログラミング電圧が印加される場合に形成されるヒューズリンク158を持つか持たないかにかかわらず、VSSもしくは他の十分に低い電圧レベルは、プログラム電圧の存在下でヒューズリンク158を作成するために有効である。例えば読み取り動作の間、WLiは、VDDに駆動されると共に、ヒューズリンク158を有する行150のあらゆるメモリセルは、WLiが提供するVDDを、その対応するビットラインに連結することになる。ヒューズリンク158が存在しない行150のメモリセルは、その対応するビットラインに対して全く影響を与えないことになる。
行152のマスクプログラムされたセルは、図4aに示される変厚ゲート酸化膜32のようなメモリセルの変厚ゲート酸化膜の下のチャンネル領域を介してVDDに対するソース−ドレン経路を作成するために、ソースの拡散領域をVDDのような高電圧レベルに接続することによって、プログラムされる。行152の選択されたメモリセルに対してVDDと連結された拡散ライン160に接続するための拡散領域を追加/拡張するように、拡散マスクを修正することによって、その接続は容易に行われる。読み取り動作の間、ワードラインWLi+1がVDDに引き上げられる場合に、拡散領域を有する行152のメモリセルは、その対応するビットラインをVDDと連結された拡散ライン160に連結することになる。一方、拡散領域が存在しない行152のメモリセルは、その対応するビットラインをVDDと連結された拡散ライン160に連結し得ないと共に、それによってビットラインに対して全く影響を与えないことになる。その結果、ヒューズリンク158を有する行150のメモリセルが、VDDの拡散ライン160に接続された拡散領域を有する行152のメモリセルのように作用し、逆もまた同じであるので、行150及び行152のメモリセルに対する読み取り方法は、同じである。
図9bは、本発明の別の実施例による、図9aのハイブリッドメモリアレイの代替の平面のレイアウト図である。図9aの実施例において、特定の状態にプログラムされるべきアンチヒューズメモリセルの拡散領域のみが、VDDと連結された拡散ライン160に連結されるようにマスクプログラムされ、一方、逆の状態を保存するアンチヒューズメモリセルは、修正されないままである。本実施例において、更なるマスクプログラミングが、逆の状態を保存するそれらのメモリセルに適用される。図9bに示されるように、行153のマスクプログラムされたメモリセルは、ワードラインWLi+2のポリシリコンゲートと拡散領域との間にオーバラップがないように、共通の拡散領域154に連結されたメモリセルの状態に対して逆の状態を保存するようにプログラムされる。すなわち、共通の拡散領域154を拡張する代りに、共通の拡散領域及びチャンネル領域は、省略されるか、もしくはポリシリコンゲートの下に存在しない。これは、マスクプログラムされたメモリセルが偶発的に電気的にプログラミングされることを防止するのを更に助けることになる。偶発的な電気的プログラミングの防止は、更に、共通の拡散領域154を、それが図4aに示されるポリシリコンゲート36のようなポリシリコンゲートのエッジから間隔を開けられるように形成することによって強化される。従って、行153のマスクプログラムされたメモリセルは、行150のメモリセルと同様に、所定のレイアウトを実質的に有しており、その差異は、チャンネル領域とVDDの拡散ライン160に対する接続が存在するかしないかだけである。
図10aは、代替のマスクプログラミング技術を用いてプログラムされる単一のトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルの行170の平面図レイアウトを示す。行170の各単一のトランジスタのマスクプログラムされたメモリセルは、図4a、図4b、及び図9aに示されたアンチヒューズメモリセルと類似している。破線の輪郭線173は、製造工程の間にOD2マスクによって厚膜ゲート酸化膜が形成されるべき領域を定義すると共に、図4bに示される破線の輪郭線50に類似している。マスクプログラミングは、選択されたメモリセルが拡散ライン171と電気的に接続される追加の拡散領域172を有するように、マスクを修正することによって達成されると共に、拡散ライン171は、同様に、プログラム結合部174を介してそれらのそれぞれのワードラインと連結される。従って、拡散ライン171に連結される追加の拡散領域172は、第1の論理状態を保存するそれらのメモリセルのために形成されることになる。第2及び逆の論理状態を保存するために、ポリシリコンゲートの下のチャンネル領域は、図9bの実施例に関して以前に説明されたように、製造中に省略され得る。本実施例において、各プログラム結合部174は、拡散ライン171及びワードラインの上に形成された接点と、1つ以上の利用可能な金属層を用いてそれらを一緒に電気的に接続するための導電性の手段を備える。読み取り動作の間、WLiは、VDDに駆動されると共に、拡散ライン171に連結される追加の拡散領域172を有する行170のあらゆるメモリセルは、その対応するビットラインを、ワードラインによって供給されるVDD電圧レベルに連結することになる。もちろん、この技術は、図7a及び図7bに示された2つのトランジスタのメモリセルに適用され得る。
図10bは、図10aに示された代替のマスクプログラミング技術を用いてプログラムされた図7dのハイブリッドメモリアレイの2つの行170の平面図レイアウトを示す。ポリシリコンゲート129は、ここではOTP_WLと呼ばれると共に、それは、読み取り動作の間、正の電圧レベルに駆動される。その結果、拡散ライン130に連結される追加の拡散領域172を有するあらゆる2つのトランジスタセルは、第1の論理状態を保存することになり、一方、ポリシリコンゲート129の下にチャンネル領域が存在しないあらゆる2つのトランジスタセルは、第2及び逆の論理状態を保存することになる。以前に示された実施例において1つのプログラム結合部174だけが示される一方、追加のプログラム結合部が、所定の空間間隔で並列に含まれ得る。
以前の実施例によって示されたように、ワンタイムプログラム可能なアンチヒューズメモリセル、及びマスクプログラムされたワンタイムプログラム可能なアンチヒューズメモリセルは、同じメモリアレイの中に共存し得ると共に、同じ読み取り動作によってアクセスされ得る。更に、ワンタイムプログラム可能なアンチヒューズメモリセルは、その場合に、エンドユーザによってデータをプログラムされ得る。アプリケーションにもよるが、マスクプログラムされたデータは、意図的に、または誤って修正されるべきでない。上述の実施例におけるマスクプログラムされたセルは、それでもやはり、ワンタイムプログラム可能なアンチヒューズメモリセルであるので、ワードラインがプログラミング電圧に駆動されると共に、ビットラインがアンチヒューズメモリセルのプログラミングのための効果的な電圧レベルにバイアスされる場合に、それらはプログラムされ得る。
従って、プログラムロックアウト機能が、マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセル、またはワンタイムプログラム可能なアンチヒューズメモリセルを含み得るメモリセルのあらゆる行のプログラミングを抑制するために提供される。図6において示されたハイブリッドワンタイムプログラム可能かつマスクプログラムされたメモリは、本発明のこの特徴を実現するためのプログラムロック回路ブロック110を備えた。プログラムロックアウト機能は、マスクプログラムされたデータが修正されることができないと共に、テストの間欠陥があるとみなされ得るあらゆる数のワンタイムプログラム可能な行をロックアウト(lock out)するために使用され得ることを保証するために、物理的な安全保護を提供する。
図6を参照すると、プログラムロック回路ブロック110は、ワードラインドライバ回路ブロック104のワードラインドライバがプログラミング電圧を印加する場合に、ワードラインに接続されるあらゆるアンチヒューズメモリセルのプログラミングを自動的に抑制するために、各ワードラインに連結されたマスクプログラム可能な回路素子を含むことになる。更に具体的には、プログラムロック回路ブロック110は、もしマスクプログラム可能な回路素子が特定の状態にプログラムされたならば、プログラミング電圧をアンチヒューズメモリセルにおけるプログラミングを引き起こすために効果がないレベルに合わせることによって、プログラミングを抑制することになる。図11、及び図12は、プログラムロック回路ブロック110の一例の実施例を例証する。
図11は、本発明の実施例による、プログラムロック回路を有するハイブリッドメモリの構成図である。ハイブリッドメモリ200は、図6のハイブリッドメモリ100において示されたのと同じ回路ブロックを備える。ハイブリッドメモリ200は、メモリアレイ202、ワードラインドライバ回路ブロック204、プログラムロック回路ブロック210、及び高電圧スイッチ回路212を備える。それらが本実施例に関連していないので、明瞭にするために、列デコーダ回路ブロック、及びセンス増幅器回路ブロックは、図示されない。メモリアレイ202は、図4a〜図5bに示されるアンチヒューズメモリセルのような、同じタイプのメモリセルの行及び列を備えると共に、メモリセルの各行は、それぞれのワードラインに接続される。各行は、製造中にマスクプログラムされ得るか、またはいつでも電気的にプログラムされることができる。ワードラインドライバ回路214は、Row_Addr[0]及びRow_Addr[n]のようなデコードされた行アドレス信号に応答して選択される場合に、ワードライン電圧VWLをワードラインWL0からWLn(ここで、“n”は“0”より大きい整数値である。)に対して印加する。
ワードライン電圧VWLは、通常の正の電圧供給VDDとプログラミング電圧VPPの両方を受け取る高電圧スイッチ回路212によって制御される。高電圧スイッチ回路212は、選択信号SELの第1の状態に応答して、VWLをVDDに駆動することになると共に、選択信号SELの第2の状態に応答して、VWLをVPPに駆動することになる。読み取り動作が実行されているときに第1の状態がセットされ得ると共に、一方プログラミング動作が実行されているときに第2の状態がセットされ得る。プログラムロック回路ブロック210が自動的に有効にされることになるのは、プログラミング動作の間である。プログラムロック回路ブロック210は、プログラミング電圧を無効にするためのマスクプログラム可能な抑制回路を備えると共に、本実施例においては、一連のダイオードから構成される電圧降下回路220を介して、VWLラインに対して並列に接続される、マスクプログラム可能なトランジスタ216及び218を備える。本実施例には、任意のダイオードで構成されたマスクプログラム可能なマスタロックトランジスタ222が含まれる。図11において示されたように、各マスクプログラム可能なトランジスタ216及び218のゲート端子は、それぞれのワードラインに連結される。マスクプログラム可能なトランジスタ216、218、及び222のソース端子は、共通のノードに並列に接続されると共に、接地トランジスタ224に接続される。接地トランジスタ224は、プログラムロック回路210に対する有効化回路として動作する。
マスクプログラム可能なトランジスタ216、218、及び222は、そのドレイン端子とソース端子とに間に形成されたチャンネル領域を有することになるか、またはチャンネル領域を持たないか、のいずれかである。マスクプログラム可能なトランジスタ218のような、チャンネルと共に形成されたマスクプログラム可能なトランジスタに連結されたあらゆるワードラインは、プログラムされることからロック(lock)されたメモリセルの行であると考えられる。マスクプログラム可能なトランジスタ216のような、チャンネルなしで形成されたマスクプログラム可能なトランジスタに連結されたあらゆるワードラインは、プログラム可能なメモリセルの行であると考えられる。それを通してメモリセルの行のプログラミングが抑制されるメカニズムは、これから説明されることになる。
プログラムロック回路ブロック210のマスクプログラム可能なトランジスタのマスクプログラミングによって、所望の行が製造中にプログラムされることからロックされると推定される。メモリ200の通常の使用中、そして特にプログラム動作の間、SELは、VWLをVPP電圧レベルに駆動するように、高電圧スイッチサーキット212を制御することになる。選択された行は、アクティブ状態のデコードされた行アドレスに応答して、ワードラインドライバ回路214に、VWLを有するそのそれぞれのワードラインをVPPレベルに駆動させることによって、活性化される。プログラミング動作の間、マスクプログラム可能なトランジスタ216、218、及び222のソース端子をVSSに接続するために、信号PGMは“ハイ(high)”の論理レベルに駆動される。マスクプログラム可能なトランジスタ218のような、チャンネル領域を有するマスクプログラム可能なトランジスタに連結された、VPPに駆動されたあらゆるワードラインは、電圧降下回路を介してVWLをVSSに連結するために、マスクプログラム可能なトランジスタをターンオンすることになる。VWLの電圧レベルは、その場合に、メモリアレイ202内のあらゆるアンチヒューズメモリセルのプログラミングに対して不十分な電圧レベルまで下げられることになる。一方、VPPに駆動されたワードラインが、マスクプログラム可能なトランジスタ216のような、チャンネル領域を有していないマスクプログラム可能なトランジスタに連結されるならば、VSSに対する導電経路は形成されない。従って、VWLがVPPレベルを維持するので、VPPに駆動されたワードラインに接続されたアンチヒューズメモリセルがプログラムされ得る。プログラムロック回路ブロック210は、プログラミングの間、プログラミング電圧レベルから非プログラミング電圧レベルまでVWLを調整することによってプログラムされることから行を自動的にロックするためのフィードバックメカニズムを使用する。プログラムロック回路ブロック210の本実施例において、ロジックは必要とされない。
読み取り動作の間、PGMは、プログラムロック回路ブロック210を無効にするために、“ロウ(low)”の論理レベルにあることになると共に、従って、読み取り動作の間、影響を与えない。以前に言及されたように、任意のマスクプログラム可能なマスタロックトランジスタ222は、メモリアレイ202の全ての行をプログラムされることからロックするために提供される。トランジスタ222は、もしチャンネル領域を含むようにプログラムされたならば、VWLがプログラミング動作においてVPPに駆動されるとすぐに、VWLをVSSまで自動的に放電することになる。この特徴は、各ワードラインに連結された全てのマスクプログラム可能なトランジスタをマスクプログラミングする代わりに、単一のトランジスタをマスクプログラミングすることによって、全ての行の簡単なロッキング(locking)を可能にさせる。
以前に言及されたように、プログラムロック回路ブロック210で使用されるマスクプログラム可能なトランジスタは、チャンネル領域を含むか、もしくはチャンネル領域を省略するように、マスクプログラムされ得る。図12aは、図11に示されるマスクプログラム可能なトランジスタ218の一例の実施例である。マスクプログラム可能なトランジスタ218は、ドレイン領域230、ソース領域232、任意のチャンネル領域234、及びワードラインWLnに連結されるポリシリコンゲート236を備えている。マスクプログラミングの間に、トランジスタ218は、任意のチャンネル領域234を備えて、もしくは任意のチャンネル領域234を備えずに、形成され得ると共に、ドレイン領域230とソース領域232との間に永久の開路接続が存在する。任意のチャンネル領域234の長さは、ポリシリコンゲート236の長さを超え得るか、もしくはポリシリコンゲート236の長さ未満であり得る。
図12bは、代替のマスクプログラム可能なトランジスタの一例の実施例である。マスクプログラム可能なトランジスタ240は、WLnに連結されるドレイン領域242、ソース領域244、プログラム信号PGMに連結されると共に、チャンネル領域(図示せず)の上に重なるポリシリコンゲート246、及び任意の拡散領域248を備える。本実施例において、もし任意の拡散領域248がマスクプログラミングの間に含まれるならば、PGMがプログラミング動作の間に“ハイ(high)”の論理レベルに駆動される場合にWLnがVSSに連結されるように、ソース領域244はVSSに電気的に接続されている。一方、もし任意の拡散領域248が製造中に省略されるならば、その場合に、WLnは、決してマスクプログラム可能なトランジスタ240を介してVSSに連結されることができない。任意の拡散領域248は、ソース領域244に含まれ得るか、もしくはドレイン領域242から省略される代わりに、ソース領域244から省略され得る。別の代替のマスクプログラミング技術において、対応するセルの行をプログラムされることからロックするために、ワードラインとドレイン領域242との間に、任意の接点もしくはビア接続部が形成され得る。任意の接点またはビアの存在は、任意の拡散領域248を備えることと同じ効果を有することになる。
任意の拡散領域を備えるか、もしくは省略する前述のマスクプログラミング技術は、マスクプログラム可能なトランジスタ218に適用され得ると共に、一方任意のチャンネル領域のマスクプログラミング技術は、マスクプログラム可能なトランジスタ240に適用され得る。
図11のプログラムロック回路は、ロックされた行のプログラミングを阻止することになると共に、VPPに駆動されたVWLラインをアンチヒューズメモリセルのプログラミングに関して効果がない電圧レベルまで直接放電するために、ロックされた行は、製造中にマスクプログラムされた抑制回路または抑制装置を備えている。本発明の別の実施例によれば、プログラムロック回路は、高電圧スイッチ回路を無効にするように構成される。
図13は、本発明の別の実施例による、そのようなプログラムロック回路を備えるハイブリッドメモリの構成図である。ハイブリッドメモリ300は、図11のハイブリッドメモリ200において示されたのと同じメモリアレイ202、ワードラインドライバ回路ブロック204、高電圧スイッチ回路212、及びワードラインドライバ回路214を備える。プログラムロック回路302は、高電圧スイッチ回路212を無効にするために、論理的スイッチング技術を使用すると共に、更に具体的には、保護された行がプログラミングのためにアクセスされる場合には、VWLをVDDのような読み取り電圧に駆動するように、高電圧スイッチ回路212を制御する。プログラムロック回路302は、各々がそれぞれのワードラインに連結される一連のマスクプログラム可能な抑制回路306、マスタロック回路308、無効化信号線プリチャージ回路310、及び無効化ロジック312を備える。各マスクプログラム可能な抑制回路306は、それぞれのワードラインに連結された入力、及びp−チャンネルプルアップ活性化トランジスタ316のゲートに接続された出力を有するマスクプログラム可能なインバータ314を備える。プルアップトランジスタ316は、マスクプログラム可能なインバータ314の出力が“ロウ(low)”の論理レベルにある場合に、VDDを無効化信号線SEL_0Vに連結するために、ワイヤードOR構成に配置される。通常のインバータとして作動するようにマスクプログラムされたマスクプログラム可能なインバータ314に連結されたあらゆるワードラインは、プログラムされることからロックされたメモリセルの行であると考えられることになる。


マスタロック回路308は、VDDに接続されたその入力と、別のプルアップトランジスタ320のゲートに連結されたその出力を有するマスクプログラム可能なインバータ318を備えると共に、それは、無効化信号線SEL_0Vに関して、p−チャンネルプルアップトランジスタ316と同じように構成される。マスタロック回路308の機能は、図11のマスクプログラム可能なマスタロックトランジスタ222と同じである。無効化信号線プリチャージ回路310は、本質的に、VDDとVSSとの間に直列に接続されると共に、信号PGMによって制御されるp−チャンネルトランジスタ322とn−チャンネルトランジスタ324とから構成される反転回路である。n−チャンネルトランジスタは、長いチャンネルのトランジスタであり得るか、またはSEL_0VとVSSとの間に直列に抵抗手段を有する通常のn−チャンネルトランジスタであり得る。本実施例において、それらのインバータは、任意のチャンネル領域または任意の拡散領域を含むか、もしくは任意のチャンネル領域または任意の拡散領域を省略するように、製造中にマスクプログラム可能である。無効化ロジック312は、選択信号SELを受け取るための第1の入力と、SEL_0Vを受け取るための第2の反転入力とを有するNANDゲートを備える。NANDゲートの出力は、図11の実施例においてSELを直接受け取った、高電圧スイッチ回路212の入力に接続される。
プログラムロック回路302の動作は、以下のとおりである。本実施例において、“ハイ(high)”の論理レベルの無効化ロジック312の出力は、VDDをVWLに連結させることになり、一方、“ロウ(low)”の論理レベルの無効化ロジック312の出力は、VPPをVWLに連結させることになると仮定される。SELは、読み取り動作の間、VDDをVWLに連結するために、“ロウ(low)”の論理レベルに設定され、そして、プログラミング動作の間、VPPをVWLに連結するために、“ハイ(high)”の論理レベルに設定される。PGMは、読み取り動作の間、“ロウ(low)”の論理レベルに設定され、そして、プログラミング動作の間、“ハイ(high)”の論理レベルに設定される。従って、読み取り動作の間、無効化ロジック312の出力は、“ハイ(high)”の論理レベルになることになる。プログラム動作の間、PGMは、n−チャンネルトランジスタ324をターンオンするために、“ハイ(high)”の論理レベルに駆動され、それによって、SEL_0Vを、それがVSSに連結されるので、“ロウ(low)”の論理レベルに設定する。これは、無効化ロジック312が、そのとき“ハイ(high)”の論理レベルに設定されるSELに対して応答することを可能にする。従って、無効化ロジック312の出力は、“ロウ(low)”の論理レベルに変わることになる。VWLは、VPPに駆動されると共に、選択されたワードラインは、そのワードラインドライバ回路214を介して、VPPに駆動される。もし駆動されたワードラインに連結されるマスクプログラム可能なインバータ314が対応する行をロックするための通常のインバータとして動作するようにマスクプログラムされるならば、その場合に、それは、その対応するプルアップトランジスタ316をターンオンすることになる。ここで、SEL_0Vは、“ハイ(high)”の論理レベルに駆動されることになり、それによって、無効化ロジック312の出力を、“ハイ(high)”の論理レベルに上昇させる。
無効化ロジック312の出力の“ハイ(high)”の論理レベルに応答して、高電圧スイッチ回路は、VWLを、行のアンチヒューズメモリセルのプログラミングを抑制するために十分に低いVDDに連結する。トランジスタ324がターンオンされる間にプルアップトランジスタ316がSEL_0VをVDDに駆動することを可能にするための効果的な抵抗値を有するように、長いチャンネルのトランジスタ324、またはインライン抵抗手段(in-line resistance means)の存在が選択されるということに注意が必要である。当業者は、例証されたNANDゲートの代わりに使用され得る、無効化ロジック312の異なる可能な論理構成が存在すると理解することになる。
図14は、図13において示されるマスクプログラム可能なインバータ314または318の一例の実施例である。当業者は、例証されたインバータのレイアウト(設計)を熟知しているべきである。インバータ314は、入力信号“in”を受け取るための共通のポリシリコンゲート354を有する、p−チャンネルトランジスタ350、及びn−チャンネルトランジスタ352を備える。トランジスタ350及び352のソース端子とドレイン端子は、出力信号“out”を提供するために、一緒に接続されている。プログラミング電圧が正である本実施例において、n−チャンネルトランジスタ352は、製造中に含まれ得るか、もしくは省略され得る任意のチャンネル領域356を有することになる。もし任意のチャンネル領域356が含まれるならば、その場合に、インバータ314は、“in”が“ハイ(high)”の論理レベルであるときに、“out”をVSSに連結することになり、それによって、その対応するプルアップトランジスタ316をターンオンする。任意のチャンネル領域356の欠如は、“out”がVSSに連結されることを防止し、それによって、その対応するプルアップトランジスタ316をターンオフの状態に維持する。プログラミング動作または読み取り動作の前にワードラインがVSSに設定され、インバータ314が“ハイ(high)”の論理レベルの出力を提供するので、従ってプルアップトランジスタ316がターンオフされるということに注意が必要である。プルアップトランジスタ316のゲートは、それ故に、もしインバータ314の任意のチャンネル領域356が選択されたワードラインに関して省略されるならば、“ハイ(high)”の論理レベルでフロート(float)することを許される。
代替の実施例において、マスクプログラム可能なインバータ314及び318は、通常のインバータと交換されると共に、プルアップトランジスタ316は、図12a及び図12bに示された領域のような、任意の拡散領域か、または任意のチャンネル領域のいずれかが、マスクプログラミングによって含まれ得るか、もしくは省略され得るマスクプログラム可能なトランジスタになる。従って、任意のチャンネル領域か、または任意の拡散領域を有するあらゆるマスクプログラム可能なプルアップトランジスタ316は、選択されたワードラインのVPPレベルに応答して、それがSEL_0Vの論理状態を変えることができるので、その対応する行をプログラムされることからロックすることになる。
図11及び図13に示されたプログラムロック回路の実施例は、マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルの行の偶然のプログラミングを防止するために効果的である。しかしながら、安全性が必要とされるアプリケーションに関して、マスクプログラム可能なメモリセルに保存されたコードの意図的な変更が発生し得る。もしそのプログラムロック回路がどういうわけか無効にされるならば、または利用可能なプログラムロック回路が存在しないならば、それは首尾よいプログラミングによって変更されるコードに帰着し、その場合に、システムまたはユーザに対して、変更された行に保存されたデータは、もはや有効ではないという、いくらかの指示があるべきである。これは、ハイブリッドメモリアレイの中にアンチヒューズメモリセルの少なくとも1つの追加の列を備えることによって行われ得る。
図15は、ハイブリッドメモリアレイの各行に対応する少なくとも1つのステータスビットを提供するプログラム可能なステータスアレイを有するハイブリッドメモリアレイの構成図である。少なくとも1つのステータスビットが、1行のデータがデータの有効性を示す準備が整っている場合に、一緒に読み取られる。ハイブリッドメモリ400は、図11に示されたのと同じ回路素子を備える。メモリアレイ202は、ここで、各ワードラインに接続された電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルの少なくとも1つの追加の列から構成されるステータスアレイ402を備える。一般的な動作において、プログラミング電圧で支配されたマスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルのあらゆる行は、意図的にまたは無意識に、ステータスアレイ402のアンチヒューズメモリセルを本質的にプログラムすることになる。従って、特にその行が読み取られる場合に、ステータスアレイ402における対応するプログラムされたメモリセルが読み取られる。プログラムされたステータスビットは、システムまたはユーザに対して、行が変更されたことを示すことになり、それによって、データがもはや有効ではない可能性があるので、ユーザがデータを無視することを可能にする。
図16aは、メモリアレイ202及びステータスアレイ402の一部分を示す平面のレイアウト図である。ハイブリッドメモリアレイ500は、行508に対応するワードラインWLi及びWLi+1に連結された1つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルと、行506に対応するワードラインWLi+2及びWLi+3に連結されたマスクプログラム可能な1つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルとを備える。破線の輪郭線510は、製造工程の間にOD2マスクによって厚膜ゲート酸化膜が形成されるべき領域を定義すると共に、図4bに示される破線の輪郭線50に類似している。ハイブリッドメモリアレイ500は、列方向(column-wise)に、図15のメモリアレイ202に対応するメモリアレイ502と、図15のステータスアレイ402に対応するステータスアレイ504に分割される。メモリアレイ502は、図9bに示されるメモリアレイと類似しており、それは、同じマスクプログラム可能でかつ電気的にプログラム可能な1つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルを備える。従って、メモリアレイ502の詳細は必要とされない。ステータスアレイ504は、メモリアレイ502に使用したのと同じであり得る、マスクプログラム可能な1つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルと電気的にプログラム可能な1つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルの両方の組み合わせを備える。更に具体的には、ステータスアレイ504は、WLi+2及びWLi+3に連結された電気的にプログラム可能なアンチヒューズステータスメモリセルと、WLi及びWLi+1に連結されたマスクプログラムされたアンチヒューズステータスメモリセルとを備えることになる。従って、電気的にプログラム可能なメモリセルの行と関連付けられたステータスアレイ504のステータスメモリセルは、有効なステータスビットを保存するようにマスクプログラムされ、一方、初期設定によって、マスクプログラムされたメモリセルの行に関連付けられたステータスアレイ504のステータスメモリセルは、電気的にプログラム可能なメモリセルとして製造される。
この例において、WLi及びWLi+1に連結されたステータスメモリセルは、ポリシリコンのワードラインの下にチャンネル領域を有していないので、それらはプログラム不可能である。しかしながら、プログラミング電圧がワードラインWLi+2またはWLi+3に印加されるならば、その場合に、対応する電気的にプログラム可能なステータスメモリセルは、無効なステータスビットを保存するようにプログラムされることになる。全てのステータスメモリセルに接続されたビットラインは、ワードライン上のプログラミング電圧の存在下において、接地されるか、またはアンチヒューズメモリセルのプログラミングに対して効果的な電圧レベルに設定される、と仮定されている。従って、WLi+2またはWLi+3の次の読み取り動作において、データの無効な状態を示すために、無効なステータスビットが、マスクプログラムされたデータと共に読み取られる。WLi及びWLi+1に連結されたメモリアレイ502のアンチヒューズメモリセルが電気的にプログラム可能であることを意図しているので、ステータスアレイ504のそれらの対応するステータスメモリセルは、有効なステータスビットを常に提供するようにマスクプログラムされる。
従って、図16aのハイブリッドメモリアレイの実施例は、行のセルの内の1つが電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルである、マスクプログラム可能なアンチヒューズメモリセルの行と、行のセルの内の1つがマスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルである、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルの行とを有することができる。代替の実施例において、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルの行は、対応するマスクプログラムされたアンチヒューズステータスメモリセルを有していないことになり、それは、ワードラインの下にチャンネル領域を有していないマスクプログラムされたアンチヒューズステータスメモリセルと、対応するビットラインに対して同じ影響を与えることになる。十分なロバスト性(robustness)が、図11及び図13のプログラムロック回路の実施例のいずれかを、ステータスアレイ504を有する図16aのハイブリッドメモリアレイの実施例と組み合わせることによって、提供される。すなわち、もしプログラムロック回路が変更を通して無効にされると共に、プログラム電圧がマスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルのワードラインに強制的に印加されるならば、その場合に、その行に関するプログラムされたステータスビットが、同様にプログラムされることになる。従って、そのシステムは、読み取りの際に、対応するデータの無効なステータスを検出することになる。
図16bは、図16aに示されるハイブリッドメモリアレイ500の代替の平面のレイアウト図である。ハイブリッドメモリアレイ550は、ステータスアレイ504が変更されたステータスアレイ552と交換されるということを除けば、ハイブリッドメモリアレイ500と同じである。ここで、メモリアレイ502の電気的にプログラム可能なメモリセルに連結されるステータスアレイ504のステータスメモリセルは、電気的にプログラム可能なメモリセルである。従って、電気的にプログラム可能なメモリセルの行がプログラムされる場合に、ステータスアレイ504に連結されたビットラインは、行に連結されたステータスメモリセルが同時にプログラムされることを可能にするように、接地されることになる。ステータスメモリセルの状態は、対応する行が少なくとも1度プログラムされたことを示すことができる。読み取り動作において、有効性ビットは、対応する行に保存されるデータが潜在的に無効であることを示すことになる。例えば、行におけるデータは、全て論理ゼロであることを意図され、従って全くプログラムされるべきではない。その代わりに、有効性ビットは、プログラミング動作が、少なくとも1つの論理ゼロでないデータを保存すると想定されていた行に関して実行されたと共に、従ってプログラムされたデータは潜在的に有効である、ということを示すことになる。
図16a及び図16bに示される実施例が1つのトランジスタのアンチ−ヒューズメモリセルを使用する一方、ハイブリッドアレイは、対応する2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルから成るステータスアレイ504または552を有する、以前に示された2つのトランジスタのアンチヒューズメモリセルのいずれかから構成されることができる。アンチヒューズメモリセルの単一の列は、マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルの対応する行のステータスにタグを付けるのに十分であろうが、追加の列が、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルのプログラム能力(programmability)のような他のパラメータを監視するために、使用され得る。
以前に示され、そして説明されたハイブリッドメモリアレイの実施例は、プリセットされたデータを保存するためのマスクROMのプログラム能力と、ユーザデータを保存するためのOTPのプログラム能力の両方を組み合わせる。ハイブリッドメモリアレイは、いかなる追加の処理段階も持たず、そしてスイッチング素子の制限された過電圧露光(over-voltage exposure)による、標準のCMOS技術における実装に適当な、シンプルで、かつ信頼できる高密度のアンチヒューズアレイ構造である。
前述の説明では、説明の目的において、多数の詳細が本発明の実施例の完全な理解を提供するために説明される。しかしながら、本発明を実施するためにこれらの特定の詳細が必要とされないことは、当業者にとって明白であろう。他の例では、周知の電気的な構造及び回路は、本発明を不明瞭にしないために、ブロック図の形式で示される。例えば、ここで説明された本発明の実施例が、ソフトウェアルーチン、ハードウェア回路、ファームウェア、またはそれらの組み合わせとして実施されるかどうかに関して、特定の詳細は提供されない。
本発明の上述の実施例は、一例であることだけが意図される。変更物、修正物、及び変化物が、添付された請求項によって唯一定義される本発明の範囲からはずれることなく、当業者によって特定の実施例にもたらされ得る。
10 アクセストランジスタ
12 アンチヒューズデバイス
14 アクセストランジスタのゲート
16 アンチヒューズデバイスの上側プレート
18 アクティブ領域
20 薄膜ゲート酸化膜
22、24 拡散領域
30 アンチヒューズトランジスタ
32 変厚ゲート酸化膜
34 基板チャンネル領域
36 ポリシリコンゲート
38 側壁スペーサ
40 フィールド酸化膜領域
42 拡散領域
44 LDD領域
46 ビットライン接点
48 アクティブ領域
50 破線の輪郭線
60 アンチヒューズメモリセル
62 ポリシリコンゲート
64 厚膜ゲート酸化膜
66 チャンネル
68 拡散領域
70 ビットライン接点
72 共通拡散領域
74 ポリシリコンゲート
76 薄膜ゲート酸化膜
77 破線の輪郭線
78 チャンネル
80 ワードライン接点
100 ハイブリッドメモリ
102 ハイブリッドメモリアレイ
104 ワードラインドライバ回路ブロック
106 列デコーダ回路ブロック
108 センス増幅器回路ブロック
110 プログラムロック回路ブロック
112 高電圧スイッチ回路
120 メモリセルの第1の行
122 メモリセルの第2の行
123 破線の輪郭線
124 共通の拡散領域
126 共通のビットライン接点
128 ヒューズリンク
129 共通のポリシリコンセルプレート
130 拡散ライン
131 共通のポリシリコンワードライン
132 マスクプログラムされたメモリセル
134 金属のVDD接点
150 メモリセルの第1及び第4の行
152 メモリセルの第2及び第3の行
153 行
154 共通の拡散領域
156 共通のビットライン接点
157 破線の輪郭線
158 ヒューズリンク
160 拡散ライン
170 マスクプログラムされたメモリセルの行
171 拡散ライン
172 追加の拡散領域
173 破線の輪郭線
174 プログラム結合部
200 ハイブリッドメモリ
202 メモリアレイ
204 ワードラインドライバ回路ブロック
210 プログラムロック回路ブロック
212 高電圧スイッチ回路
214 ワードラインドライバ回路
216、218 マスクプログラム可能なトランジスタ
220 電圧降下回路
222 マスクプログラム可能なマスタロックトランジスタ
224 接地トランジスタ
230 ドレイン領域
232 ソース領域
234 任意のチャンネル領域
236 ポリシリコンゲート
240 マスクプログラム可能なトランジスタ
242 ドレイン領域
244 ソース領域
246 ポリシリコンゲート
248 任意の拡散領域
300 ハイブリッドメモリ
302 プログラムロック回路
304 高電圧スイッチ回路
306 マスクプログラム可能な抑制回路
308 マスタロック回路
310 無効化信号線プリチャージ回路
312 無効化ロジック
314 マスクプログラム可能なインバータ
316 p−チャンネルプルアップ活性化トランジスタ
318 マスクプログラム可能なインバータ
320 別のプルアップトランジスタ
322 p−チャンネルトランジスタ
324 n−チャンネルトランジスタ
350 p−チャンネルトランジスタ
352 n−チャンネルトランジスタ
354 共通のポリシリコンゲート
356 任意のチャンネル領域
400 ハイブリッドメモリ
402 ステータスアレイ
500 ハイブリッドメモリアレイ
502 メモリアレイ
504 ステータスアレイ
506、508 行
510 破線の輪郭線

Claims (23)

  1. 行及び列に配置され、電気的にプログラム可能であると共にマスクプログラムされたメモリセルを有するハイブリッドメモリであって、
    プログラミング電圧を受け取るように構成されると共に、電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルに接続された第1のワードラインと、
    前記プログラミング電圧を受け取るように構成されると共に、マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルに接続された第2のワードラインと、
    前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセル及び前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルに接続されたビットラインと、
    前記第1のワードライン及び前記第2のワードラインに連結されると共に、前記プログラミング電圧の電圧レベルを変更することによって、前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルのプログラミングを阻止するように構成されたプログラムロック回路とを備え、
    前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルが、第1の論理状態または第2の論理状態のいずれかを表すようにマスクプログラムされている
    ことを特徴とするハイブリッドメモリ。
  2. 前記第2のワードラインが、電気的にプログラム可能なステータスメモリセルに接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッドメモリ。
  3. 前記電気的にプログラム可能なステータスメモリセルが、前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセルによって構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッドメモリ。
  4. 前記第1の論理状態を表す前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルが、電源に対する永久結合部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッドメモリ。
  5. 前記永久結合部が、前記電源と電気的に接続されると共に、対応するワードラインがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される接点を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のハイブリッドメモリ。
  6. 前記永久結合部が、前記電源に接続されると共に、前記第2のワードラインがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される拡散領域を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のハイブリッドメモリ。
  7. 前記永久結合部が、前記第2のワードラインに接続されると共に、前記第2のワードラインが前記電源に駆動される場合に前記ビットラインに連結される拡散領域を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のハイブリッドメモリ。
  8. 前記第2の論理状態を表す前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルが、チャンネル領域を省略するように選択的にマスクプログラムされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッドメモリ。
  9. 前記プログラムロック回路が、前記第2のワードラインに連結されると共に、前記第2のワードラインによって印加される前記プログラミング電圧に応答して前記プログラミング電圧をプログラミングに対して効果がない電圧レベルに変更するためのロック状態にプログラムされたマスクプログラム可能な阻止回路を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッドメモリ。
  10. 前記マスクプログラム可能な阻止回路が、第1のマスクプログラム可能な阻止回路であり、前記プログラムロック回路が、前記第1のワードラインに連結されると共に、前記第1のワードラインによって印加される前記プログラミング電圧に応答して前記プログラミング電圧を前記電圧レベルに変更するためのロック状態にプログラムされた第2のマスクプログラム可能な阻止回路を備える
    ことを特徴とする請求項9に記載のハイブリッドメモリ。
  11. 前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセル、及び前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルが
    前記ビットラインに連結された第1の拡散領域、及び第1のポリシリコンゲートを有するアクセストランジスタと、
    前記アクセストランジスタと直列状態にあると共に、前記アクセストランジスタと共有された第2の拡散領域、及び第2のポリシリコンゲートを有する、電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタとを備え、
    前記ゲート酸化膜構造が、前記第1のポリシリコンゲートの下の厚膜ゲート酸化膜、及び前記第2のポリシリコンゲートの下の薄膜ゲート酸化膜を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のハイブリッドメモリ。
  12. 前記第1のポリシリコンゲートが、読み取り動作の間、読み取り電圧まで駆動可能である
    ことを特徴とする請求項11に記載のハイブリッドメモリ。
  13. 前記第2のポリシリコンゲートが、プログラミング動作の間、前記プログラミング電圧まで駆動可能である
    ことを特徴とする請求項11に記載のハイブリッドメモリ。
  14. 前記第1のポリシリコンゲート、及び前記第2のポリシリコンゲートが、相互に電気的に連結されると共に、前記プログラミング電圧に駆動可能なワードラインに電気的に連結される
    ことを特徴とする請求項11に記載のハイブリッドメモリ。
  15. 前記永久結合部が、前記電源に電気的に接続されると共に、前記アクセストランジスタがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される接点を備える
    ことを特徴とする請求項11に記載のハイブリッドメモリ。
  16. 前記電源に対する前記永久結合部を有するように選択的にマスクプログラムされた各マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルに関して、前記永久結合部が、前記電源に接続されると共に、前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルの前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタに対して直列に連結された第3の拡散領域を備え、
    前記第3の拡散領域が、前記アクセストランジスタ及び前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される
    ことを特徴とする請求項11に記載のハイブリッドメモリ。
  17. 前記永久結合部が、前記第2のポリシリコンゲートに連結される拡散ラインに接続された第3の拡散領域を備える
    ことを特徴とする請求項11に記載のハイブリッドメモリ。
  18. 前記第2の論理状態を表す前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルが、チャンネル領域を省略するように選択的にマスクプログラムされる
    ことを特徴とする請求項11に記載のハイブリッドメモリ。
  19. 前記電気的にプログラム可能なアンチヒューズメモリセル、及び前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルが
    前記ビットラインに連結された拡散領域、及びポリシリコンゲートを有する、電気的にプログラム可能なアンチヒューズトランジスタを備え、
    前記ゲート酸化膜構造が、前記ポリシリコンゲートと前記ゲート酸化膜構造の下の基板との間に導電チャンネルを形成するように融解可能な酸化膜破壊領域を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のハイブリッドメモリ。
  20. 前記ゲート酸化膜構造が、前記酸化膜破壊領域に対応する薄膜ゲート酸化膜部分を有する薄膜変厚ゲート酸化膜を含む
    ことを特徴とする請求項19に記載のハイブリッドメモリ。
  21. 前記永久結合部が、前記電源に接続されると共に、前記ポリシリコンゲートに連結されたワードラインがアクティブ状態にされる場合に前記ビットラインに連結される別の拡散領域を備える
    ことを特徴とする請求項19に記載のハイブリッドメモリ。
  22. 前記永久結合部が、前記ポリシリコンゲートに連結される拡散ラインに接続された別の拡散領域を備える
    ことを特徴とする請求項19に記載のハイブリッドメモリ。
  23. 前記第2の論理状態を表す前記マスクプログラムされたアンチヒューズメモリセルが、チャンネル領域を省略するように選択的にマスクプログラムされる
    ことを特徴とする請求項19に記載のハイブリッドメモリ。
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